JP2000198903A - レ―ザ―マ―キング用樹脂組成物およびそれからなる成形品 - Google Patents

レ―ザ―マ―キング用樹脂組成物およびそれからなる成形品

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JP2000198903A
JP2000198903A JP11000869A JP86999A JP2000198903A JP 2000198903 A JP2000198903 A JP 2000198903A JP 11000869 A JP11000869 A JP 11000869A JP 86999 A JP86999 A JP 86999A JP 2000198903 A JP2000198903 A JP 2000198903A
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rubber
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Takayuki Hase
隆行 長谷
Kozo Kitano
幸三 北野
Akihiro Omura
昭洋 大村
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レーザー光照射によって鮮明な白色マーキング
を呈することができる、熱可塑性樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】ゴム粒子径が特定範囲にあるゴム質重合体
に、不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体を含む単
量体混合物をグラフトさせたグラフト共重合体と特定の
組成を有する共重合体およびビニル系共重合体を特定割
合で組み合わせ、かつ特定範囲の1次平均粒子径を持つ
カーボンブラックを含有することを特徴とするレーザー
マーキング用樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光照射に
よって鮮明な白色マーキングを呈することができる樹脂
組成物およびそれからなる成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】ジエン系ゴムにアクリロニトリル、メタ
アクリロニトリル等のシアン化ビニルとスチレン、α−
メチルスチレン等の芳香族ビニルから選ばれた2種類以
上の化合物を共重合したABS樹脂は、優れた耐衝撃
性、機械的強度、および成形加工性に優れ、OA機器や
家電製品向けの用途に幅広く利用されている。このよう
な成形品には、文字等がマーキングされており、従来は
シルク印刷やタンポ印刷等のインキなどを用いた印刷が
中心に行われてきた。ところが、近年になって、レーザ
ー光線によるマーキング手法が簡便かつ効率的に行える
ため、注目を集めている。
【0003】これらの技術的方法として、カーボンブラ
ックまたはグラファイトを材料にブレンドする方法(特
開昭57−116620号公報)(メタ)アクリル酸エ
ステル系単量体とビニル系単量体からなる共重合体をゴ
ム含有スチレン系樹脂にブレンドする方法(特開平8−
112968号公報)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カーボ
ンブラックを単に材料にブレンドすると、レーザー光照
射部分が直ちに炭化して、マーキング部分が焼けこげた
状態となり、照射部分の白色度が低下する問題があっ
た。また、(メタ)アクリル酸エステル系単量体とビニ
ル系単量体からなる共重合体をゴム含有スチレン系樹脂
にブレンドする方法では、マーキング部分の輪郭がぼや
けて鮮明性に欠ける問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決するためにゴム含有スチレン系樹脂にブレンドす
る重合体成分について鋭意検討した結果、ゴム粒子径が
特定範囲にあるゴム質重合体に不飽和カルボン酸アルキ
ルエステル単量体を含む単量体混合物をグラフトさせた
グラフト共重合体を用い、特定の粒子径を有するカーボ
ンブラックを特定の割合で配合することにより、鮮明な
白色マーキングを呈することができることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、「重量平均粒子径が
0.1〜2.0μmであるゴム質重合体(a)20〜8
0重量部に対し、不飽和カルボン酸アルキルエステル系
単量体(b)50〜90重量%、芳香族ビニル系単量体
(c)10〜50重量%およびシアン化ビニル系単量体
(d)0〜20重量%からなる単量体混合物80〜20
重量部を配合してなる、ゴム含有グラフト共重合体
(I)10〜50重量部、不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル系単量体(b)50〜90重量%、芳香族ビニル
系単量体(c)10〜50重量%およびシアン化ビニル
系単量体(d)0〜20重量%からなる不飽和カルボン
酸アルキルエステル系共重合体(II)10〜90重量
部、および芳香族ビニル系単量体(c)75〜35重量
%、シアン化ビニル系単量体(d)5〜40重量%およ
びこれらと共重合可能な他のビニル系単量体(e)0〜
60重量%からなるビニル系共重合体(III)の1種
または2種以上の混合物0〜50重量部からなる(I)
+(II)+(III)=100重量部に対して1次平
均粒子径が10〜50nmであるカーボンブラック(I
V)0.001〜5重量部を含有してなるレーザーマー
キング用樹脂組成物。」である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
説明する。
【0008】本発明に用いるゴム含有グラフト共重合体
(I)に用いられるゴム質重合体(a)としては、ジエ
ン系ゴム、アクリル系ゴム、エチレン系ゴムなどであ
り、具体的にはポリブタジエン、ポリ(ブタジエン−ス
チレン)、ポリ(ブタジエン−アクリロニトリル)、ポ
リイソプレン、ポリ(ブタジエン−アクリル酸ブチ
ル)、ポリ(ブタジエン−メタクリル酸メチル)、ポリ
(アクリル酸ブチル−メタクリル酸メチル)、ポリ(ブ
タジエン−アクリル酸エチル)、エチレン−プロピレン
ラバー、エチレン−プロピレン−ジエンラバー、ポリ
(エチレン−イソプレン)、ポリ(エチレン−アクリル
酸メチル)などが挙げられる。これらのゴム質重合体
は、1種または2種以上の混合物で使用される。これら
のゴム質重合体のうち、ポリブタジエン、ポリ(ブタジ
エン−スチレン)、ポリ(ブタジエン−アクリロニトリ
ル)、エチレン−プロピレンラバーが耐衝撃性の点で好
ましく用いられる。
【0009】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)および不飽和カルボン酸アルキルエステル系共重
合体(II)に用いる不飽和カルボン酸アルキルエステ
ル系単量体(b)としては、炭素数1〜6のアルキル基
または置換アルキル基を持つアクリル酸エステルおよび
/またはメタクリル酸エステルが好適であり、1種また
は2種以上を用いることができる。具体的には、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸
n−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)
アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘ
キシル、(メタ)アクリル酸クロロメチルおよび(メ
タ)アクリル酸2−クロロエチル等が挙げられるが、な
かでもメタクリル酸メチルが好ましく使用できる。
【0010】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)、不飽和カルボン酸アルキルエステル系共重合体
(II)およびビニル系共重合体(III)に用いる芳
香族ビニル系単量体(c)の具体例としては、スチレ
ン,α−メチルスチレン,オルソメチルスチレン,パラ
メチルスチレン,パラ−t−ブチルスチレンおよびハロ
ゲン化スチレンなどが挙げられ、1種または2種以上用
いることができる。スチレン,α−メチルスチレンが好
ましく、さらに好ましくはスチレンである。
【0011】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)、不飽和カルボン酸アルキルエステル系共重合体
(II)およびビニル系共重合体(III)に用いるシ
アン化ビニル系単量体(d)の具体例としては、アクリ
ロニトリルおよびメタクリロニトリルなどが挙げられ、
1種または2種以上用いることができる。中でもアクリ
ロニトリルが耐衝撃性の点で好ましい。
【0012】本発明におけるビニル系共重合体(II
I)に用いる共重合可能な他のビニル系単量体(e)の
具体例としては、N−メチルマレイミド、N−シクロヘ
キシルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のマレイ
ミド化合物、マレイン酸等の不飽和ジカルボン酸、無水
マレイン酸等の不飽和ジカルボン酸無水物およびアクリ
ルアミド等の不飽和アミド化合物に代表される共重合可
能なビニル化合物などを挙げることができ、これらは単
独ないし2種以上を用いることができる。
【0013】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)におけるゴム質による変性手段としては主として
ゴム質の存在下で樹脂相を形成する単量体を乳化重合
法、乳化−懸濁重合法、塊状重合法などでグラフト重合
する方法が採用される。この際、機械的特性の観点か
ら、グラフト率は15〜100%であることが好まし
く、より好ましくは20〜70%である。こうして得ら
れるグラフト重合体はゴム質を熱可塑性樹脂とブレンド
して変性することも可能である。
【0014】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)におけるゴム質重合体(a)の重量平均粒子径は
0.1〜2.0μmであることが必要であり、0.1〜
0.4μmの範囲にあることが好ましい。重量平均粒子
径が0.1未満だと衝撃強度が劣り、2.0μmを越え
るとレーザーマーキング性が不充分である。
【0015】ゴム含有グラフト共重合体(I)における
ゴム質重合体(a)の含有量は、20〜80重量部であ
ることが必要である。20重量部未満だと衝撃強度が低
く、80重量部を越えると成形加工性が悪くなる。中で
も30〜70重量部が好ましい。
【0016】また、ゴム含有グラフト共重合体(I)に
おける単量体混合物中の不飽和カルボン酸アルキルエス
テル系単量体(b)の割合は、50〜90重量%である
ことが必要である。50重量%未満だとレーザーマーキ
ング性が劣り、90重量%を越えると衝撃強度が劣る。
中でも60〜80重量%が好ましい。
【0017】また、ゴム含有グラフト共重合体(I)に
おける単量体混合物中の芳香族ビニル系単量体(c)の
割合は、10〜50重量%であることが必要である。1
0重量%未満だと成形加工性が悪く、50重量%を越え
ると衝撃強度が低くなる。中でも20〜40重量%が好
ましい。
【0018】また、ゴム含有グラフト共重合体(I)に
おける単量体混合物中のシアン化ビニル系単量体(d)
の割合は、0〜20重量%であることが必要である。2
0重量%を越えると成形加工性が悪くなる。中でも0〜
10重量%が好ましい。
【0019】本発明における不飽和カルボン酸アルキル
エステル系共重合体(II)は、不飽和カルボン酸アル
キルエステル系単量体(b)50〜90重量%、芳香族
ビニル系単量体(c)10〜50重量%およびシアン化
ビニル系単量体(d)0〜20重量%である。不飽和カ
ルボン酸アルキルエステル系単量体(b)が50重量%
未満だとレーザーマーキング性が劣り、90重量%を越
えると衝撃強度が劣る。また、芳香族ビニル系単量体
(c)が10重量%未満であると、成形加工性が低下
し、50重量%を越えると耐衝撃性が低下する。また、
シアン化ビニル系単量体(d)が20重量%を越えると
成形加工性が低下する。中でも、不飽和カルボン酸アル
キルエステル系単量体(b)60〜80重量%、芳香族
ビニル系単量体(c)20〜40重量%、シアン化ビニ
ル系単量体(d)0〜10重量%のものが好ましい。
【0020】また、本発明におけるビニル系共重合体
(III)は芳香族ビニル系単量体(c)75〜35重
量%、シアン化ビニル系単量体(d)5〜40重量%お
よびこれらと共重合可能な他のビニル系単量体(e)0
〜60重量%である。芳香族ビニル系単量体(c)が3
5重量%未満だと成形加工性が劣り、75重量%を越え
ると耐衝撃性が十分でない。また、シアン化ビニル系単
量体(d)が5重量%未満だと耐衝撃性が十分でなく、
40重量%を越えると得られる成形加工性が低下する。
また、必要に応じて共重合可能な他のビニル系単量体
(e)を構成成分とすることができるが、60重量%を
越えるとレーザーマーキング性を維持することが困難に
なるため、かかる共重合可能な他のビニル系単量体
(e)は0〜60重量%であることが必要である。特
に、芳香族ビニル系単量体(c)70〜40重量%、シ
アン化ビニル系単量体(d)10〜35重量%およびこ
れらと共重合可能な他のビニル系単量体(e)0〜50
重量%の範囲のものが好ましい。
【0021】本発明のレーザーマーキング用樹脂組成物
は(I)+(II)+(III)=100重量部であ
り、各共重合体の配合割合は、ゴム含有グラフト共重合
体(I)10〜50重量部、不飽和カルボン酸アルキル
エステル系共重合体(II)10〜90重量部、ビニル
系共重合体(III)0〜50重量部である。ゴム含有
グラフト共重合体(I)が10重量部未満だと衝撃強度
が十分ではなく、50重量部を越えると成形加工性が劣
る。不飽和カルボン酸アルキルエステル系共重合体(I
I)が10重量部未満だとレーザーマーキング性が低下
し、90重量部を越えると衝撃強度が低下する。ビニル
系共重合体(III)は1種または2種以上用いること
ができるが、50重量部を越えるとレーザーマーキング
性が低下する。
【0022】なお、これら(I)、(II)、(II
I)の共重合体の製造方法は、乳化重合、懸濁重合、塊
状重合、溶液重合等のいずれの重合方法を用いても良
く、特に制限されない。また、単量体の仕込方法につい
ても特に制限はなく、初期一括仕込み、あるいは共重合
体の組成分布の生成を抑えるために仕込み単量体の一部
または全部を連続的または分割して仕込みながら重合し
てもよい。
【0023】本発明におけるカーボンブラック(IV)
としては、サーマルブラック、ファーネスブラック、チ
ャネルブラックなどが挙げられるが、1次平均粒子径が
10〜50nmであるものを使用することが必須であ
る。10nm未満の場合にはカーボンブラック同士の凝
集力が高くなり十分に分散することができず成形品外観
が劣り、50nmを越えるとレーザーエネルギーを成形
品に均一に吸収することができず、白色度(レーザーマ
ーキング性)が劣る。中でも10〜40nmが好まし
く、より好ましくは10〜30nmである。
【0024】本発明におけるカーボンブラック(IV)
の割合は(I)+(II)+(III)=100重量部
に対し、0.001〜5重量部である。0.001重量
部未満であるとレーザーエネルギーを効率よく吸収する
ことができず鮮明なマーキングを行うことができない。
また5重量部を越えると成形品の衝撃強度が劣るだけで
なく、レーザーエネルギーを吸収しすぎて白色度が劣
る。中でも0.001〜3重量部が好ましい。
【0025】更に本発明のレーザーマーキング用樹脂組
成物には、本発明の目的を損なわない範囲で塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリシクロヘキサンジメチルテレフタレート等のポリエ
ステル、ポリカーボネート、各種エラストマー類を加え
て成形用樹脂としての性能を改良することができる。
【0026】また必要に応じてヒンダードフェノール
系、含硫黄有機化合物系、含リン有機化合物系等の酸化
防止剤、フェノール系、アクリレート系等の熱安定剤、
ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、サリシレー
ト系等の紫外線吸収剤、有機ニッケル系、ヒンダードア
ミン系等の光安定剤等の各種安定剤、高級脂肪酸の金属
塩類、高級脂肪酸アミド類等の滑剤、フタル酸エステル
類、リン酸エステル類等の可塑剤、ポリブロモジフェニ
ルエーテル、テトラブロモビスフェノール−A、臭素化
エポキシオリゴマー、臭素化ポリカーボネートオリゴマ
ー等の含ハロゲン系化合物、リン系化合物、三酸化アン
チモン等の難燃剤・難燃助剤を添加することができる。
更に、ガラス繊維、ガラスフレーク、ガラスビーズ、炭
素繊維、金属繊維等の補強剤や充填剤および抗菌剤など
を添加することもできる。
【0027】本発明のレーザーマーキング用樹脂組成物
の製造方法に関しては、バンバリーミキサー、ロールお
よび単軸または多軸押出機で溶融混練するなど種々の方
法を採用することができる。
【0028】本発明のレーザー光はエキシマレーザー、
窒素レーザー、Nd:YAGレーザー、クリスタルレー
ザー、CO2レーザー等公知なレーザー光を用いてマー
キングすることができる。
【0029】本発明のレーザーマーキング用樹脂組成物
は、射出成形、押出成形、ブロー成形、真空成形、圧縮
成形、ガスアシスト成形等の現在熱可塑性樹脂の成形に
用いられる公知の方法によって成形することができ、特
に制限されるものではない。
【0030】これらの成形品の用途については、電気、
電子、自動車、機械、雑貨など特に制限はないが、本発
明の成形品の特徴から、文字や記号等が印字・表示され
る用途に有効である。なかでもOA機器・電気・電子製
品のハウジングおよび冷蔵庫の構造体部品、パチンコの
受け皿等の雑貨用途、トイレ・台所等のサニタリー用
途、自動車用内外装材の文字や記号等を印字・表示され
る部位に適用することができる。
【0031】
【物性の測定法】本発明のレーザーマーキング用樹脂組
成物に関する特性の測定方法を下記する。レーザーマー
キング性、耐衝撃性等の一般的な特性については、射出
成形によりテストピースを成形し、下記試験法に準拠し
測定した。
【0032】(1)ゴム重量平均粒子径 「Rubber Age Vol.88 p.484〜
490(1960)by E.Schmidt, P.
H.Biddison」記載のアルギン酸ナトリウム法
(アルギン酸ナトリウムの濃度によりクリーム化するポ
リブタジエン粒子径が異なることを利用して、クリーム
化した重量割合とアルギン酸ナトリウム濃度の累積重量
分率より累積重量分率50%の粒子径を求める)。
【0033】(2)グラフト率 グラフト共重合体所定量(m)にアセトンを加え、3時
間還流し、この溶液を8800r.p.m.(1000
0G)で40分間遠心分離後、不溶分を濾過し、この不
溶分を60℃で5時間減圧乾燥し、重量(n)を測定し
た。グラフト率は、下記式より算出した。ここで、Lは
グラフト共重合体のゴム含有量である。 グラフト率(%)={[(n)−(m)×L]/
[(m)×L]}×100
【0034】(3)カーボンブラックの1次平均粒子径 透過型電子顕微鏡(TEM)によるカーボンブラックの
写真から直接個々の1次粒子径(長径)を測定した。写
真倍率は10万倍であり、測定は統計的に処理するた
め、1000個以上の1次粒子を計測し、算術平均によ
り求めた。
【0035】(4)レーザーマーキング性 測定サンプルをNd:YAGレーザー(electro
x社製“Scriba2”)により、波長1064nm
でマーキングを行い測定した。 白色度:レーザーマーク部分の白色度は大日精化工業社
製カラーコンピューター(“カラコムシステム”)を用
いて、白色度指数WIを測定した。 鮮明度:レーザーによりマーキングした部分を目視によ
り判定し、細い線がはっきりとマーキングされ、ベース
色とマーキング文字色のコントラストが良好なものを
(○)、やや良好なものを(△)、不良なものを(×)
とした。
【0036】(5)成形品外観性 成形温度230℃で射出成形した成形品(角板50×9
0×3mm)の外観を表面の光沢およびくもりについて
目視により判定し、良好なものを(○)、やや良好なも
のを(△)、不良なものを(×)とした。
【0037】(6)流動性(MFR):ISO1133
(220℃、98N荷重)。
【0038】(7)耐衝撃性(Izod衝撃):AST
M D256(12.7mmノッチ付き、23℃)。
【0039】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明するが、
本発明はこれら実施例に制限されるものではない。
【0040】[参考例1]ゴム含有グラフト共重合体
(I)A1の製造 窒素置換した反応器に純水120部、ブドウ糖0.5
部、ピロリン酸ナトリウム0.5部、硫酸第一鉄0.0
05部および重量平均粒子径が0.2μmであるポリブ
タジエンラテックス50部(固形分換算)を仕込み、撹
拌しながら反応器内の温度を65℃に昇温した。内温が
65℃に達した時点を重合開始としてメタクリル酸メチ
ル36部,スチレン12部、アクリロニトリル2部およ
びt−ドデシルメルカプタン0.3部からなる混合物を
5時間かけて連続滴下した。同時に並行してクメンハイ
ドロパーオキサイド0.25部,オレイン酸カリウム
2.5部および純水25部からなる水溶液を7時間かけ
て連続滴下し、反応を完結させた。得られたゴム含有グ
ラフト共重合体ラテックスを硫酸で凝固し、苛性ソ−ダ
で中和後、洗浄、濾過、乾燥してゴム含有グラフト共重
合体(I)A1を得た。このゴム含有グラフト共重合体
(I)A1のグラフト率等を表1に示した。
【0041】[参考例2]ゴム含有グラフト共重合体
(I)A2の製造 参考例1のポリブタジエンラテックスを重量平均粒子径
0.5μmであるポリブタジエンラテックス50部(固
形分換算)に変えた以外は、参考例1と同様に行い、表
1記載のゴム含有グラフト共重合体(I)A2を得た。
【0042】[参考例3]ゴム含有グラフト共重合体
(I)A3の製造 参考例1のポリブタジエンラテックスを重量平均粒子径
が0.05μmであるポリブタジエンラテックス50部
(固形分換算)に変えた以外は、参考例1と同様に行
い、表1記載のゴム含有グラフト共重合体(I)A3を
得た。
【0043】[参考例4]ゴム含有グラフト共重合体
(I)A4の製造 参考例1のうち、スチレンを36部、アクリロニトリル
を14部とし、あとは参考例1と同様の方法で重合を行
い、表1記載のゴム含有グラフト共重合体(I)A4を
得た。
【0044】[参考例5]ゴム含有グラフト共重合体
(I)A5の製造 参考例1のポリブタジエンラテックスを重量平均粒子径
が2.5μmであるポリブタジエンラテックス60部
(固形分換算)に変え、メタクリル酸メチルを24部、
スチレンを12部、アクリロニトリルを4部とし、あと
は参考例1と同様の方法で重合を行い、表1記載のゴム
含有グラフト共重合体(I)A5を得た。
【0045】[参考例6]不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル系共重合体(II)B1の製造 容量が20Lで、バッフルおよびファウドラ型攪拌翼を
備えたステンレス製オートクレーブに、メタクリル酸メ
チル/アクリルアミド共重合体(特公昭45−2415
1号公報記載)0.05部をイオン交換水165部に溶
解した溶液を400rpmで攪拌し、系内を窒素ガスで
置換した。次にメタクリル酸メチル72部、スチレン2
4部、アクリロニトリル4部およびt−ドデシルメルカ
プタン0.2部、2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ル0.4部の混合溶液を反応系を攪拌しながら添加し、
60℃に昇温し重合を開始した。15分かけて反応温度
を65℃まで昇温したのち、50分かけて100℃まで
昇温した。以降は、通常の方法に従って、反応系の冷
却、ポリマーの分離、洗浄、乾燥を行ない、表2記載の
不飽和カルボン酸アルキルエステル系共重合体(II)
B1を得た。
【0046】[参考例7]不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル系共重合体(II)B2の製造 参考例5の条件のうち、メタクリル酸メチルを60部、
スチレンを30部、アクリロニトリルを10部にした以
外は、参考例5と同様の方法で重合を行い、表2記載の
不飽和カルボン酸アルキルエステル系共重合体(II)
B2を得た。
【0047】[参考例8]不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル系共重合体(II)B3の製造 参考例5の条件のうち、メタクリル酸メチルを5部、ス
チレンを90部、アクリロニトリルを5部にした以外
は、参考例5と同様の方法で重合を行い、表2記載の不
飽和カルボン酸アルキルエステル系共重合体(II)B
3を得た。
【0048】[参考例9]ビニル系共重合体(III)
C1の製造 参考例5の条件のうち、メタクリル酸メチル72部、ス
チレン24部、アクリロニトリル4部に代えて、アクリ
ロニトリル10部、スチレン50部、N−フェニルマレ
イミド40部とし、あとは参考例5と同様の方法で重合
を行い、表3記載のビニル系共重合体(III)C1を
得た。
【0049】[参考例10]ビニル系共重合体(II
I)C2の製造 参考例5の条件のうち、メタクリル酸メチル72部、ス
チレン24部、アクリロニトリル4部に代えて、アクリ
ロニトリル30部、スチレン70部とし、あとは参考例
5と同様の方法で重合を行い、表3記載のビニル系共重
合体(III)C2を得た。
【0050】[参考例11]ビニル系共重合体(II
I)C3の製造 参考例5の条件のうち、メタクリル酸メチル72部、ス
チレン24部、アクリロニトリル4部に代えて、アクリ
ロニトリル10部、スチレン90部とし、あとは参考例
5と同様の方法で重合を行い、表3記載のビニル系共重
合体(III)C3を得た。
【0051】[参考例12]カーボンブラック(IV) D1:1次平均粒子径が8nmのカーボンブラック D2:1次平均粒子径が16nmのカーボンブラック
(三菱化学(株)製三菱カーボンブラック#960) D3:1次平均粒子径が24nmのカーボンブラック
(三菱化学(株)製三菱カーボンブラック#44) D4:1次平均粒子径が84nmのカーボンブラック
(三菱化学(株)製三菱カーボンブラック#10)
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】実施例1〜5、比較例1〜13 参考例1〜12にて製造された各共重合体およびカーボ
ンブラックを表4および5に示す配合割合にてヘンシェ
ルミキサーで混合後、40mmφ押出機により押出し、
レーザーマーキング用樹脂組成物を得た。その評価結果
は表4および5に示すとおりである。
【0056】
【表4】
【0057】
【表5】
【0058】表4および5から、本発明のレーザーマー
キング用樹脂組成物は、レーザーマーキング性、成形加
工性および耐衝撃性のバランスに優れていることがわか
る。
【0059】一方、カーポンブラック(IV)の一次平
均粒子径が、10nm未満のものは成形品外観性が劣り
(比較例1)、50nmを越えるものはレーザーマーキ
ング性が劣っていることがわかる(比較例2)。カーポ
ンブラック(IV)の配合量が5重量部を越えるもの
は、レーザーマーキング性、耐衝撃性ともに劣り(比較
例3)、全く配合しなかったものはレーザーマーキング
性が極めて悪いことがわかる。
【0060】また、ビニル系共重合体(III)を構成
するスチレンが75重量%を越えるものは耐衝撃性が十
分でなく(比較例5、7)、さらに不飽和カルボン酸ア
ルキルエステル系共重合体(II)を構成するスチレン
が50重量%を越えているものは、耐衝撃性だけでな
く、レーザーマーキング性も劣っている(比較例7)。
【0061】ゴム含有グラフト共重合体(I)を構成す
るゴムの重量平均粒子径が0.1μm未満ののものは耐
衝撃性に劣り(比較例11)、ゴムの重量平均粒子径が
2.0μmを越えるものは、成形品外観、レーザーマー
キング性、流動性に劣る(比較例13)。また、ゴム含
有グラフト共重合体(I)にメタクリル酸メチルを配合
しないものは、レーザーマーキング性が劣っていること
がわかる(比較例12)。
【0062】各共重合体の配合割合に関し、ビニル系共
重合体(III)の配合量が50重量部を越えるもの
(比較例6)、不飽和カルボン酸アルキルエステル系共
重合体(II)の配合量が10重量部未満のもの(比較
例8)は、レーザーマーキング性に劣ることが分かる。
【0063】ゴム含有グラフト共重合体(I)の配合量
が50重量部を越えるものは、成形加工性が劣り(比較
例10)、ゴム含有グラフト共重合体(I)の配合量が
10重量部未満であり、不飽和カルボン酸アルキルエス
テル系共重合体(II)の配合量が90重量部を越える
ものは耐衝撃性が大きく低下していることがわかる(比
較例9)。
【0064】
【発明の効果】本発明のレーザーマーキング用樹脂組成
物または成形品は、レーザーマーキング性、成形加工性
および耐衝撃性のバランスに優れていることから、文字
・記号等を表示する部品に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33/18 C08L 51/04 51/04 B41M 5/26 S Fターム(参考) 2H111 HA14 HA23 HA32 4F071 AA12X AA15X AA20X AA22X AA33X AA34X AA35X AA36X AA77 AB03 AD06 AE22 AF29 AH07 AH12 AH17 AH19 BB03 BB05 BB06 BB13 4J002 BC04Y BC06Y BC08Y BC09Y BC11Y BG04W BG05W BG06W BG08W BG09Y BG10Y BG12Y BH02Y BN03X BN06X BN12X BN14X DA036 FD010 FD130 GC00 GM00 GN00 GQ00 GT00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量平均粒子径が0.1〜2.0μmであ
    るゴム質重合体(a)20〜80重量部に対し、不飽和
    カルボン酸アルキルエステル系単量体(b)50〜90
    重量%、芳香族ビニル系単量体(c)10〜50重量%
    およびシアン化ビニル系単量体(d)0〜20重量%か
    らなる単量体混合物80〜20重量部を配合してなる、
    ゴム含有グラフト共重合体(I)10〜50重量部、不
    飽和カルボン酸アルキルエステル系単量体(b)50〜
    90重量%、芳香族ビニル系単量体(c)10〜50重
    量%およびシアン化ビニル系単量体(d)0〜20重量
    %からなる不飽和カルボン酸アルキルエステル系共重合
    体(II)10〜90重量部、および芳香族ビニル系単
    量体(c)75〜35重量%、シアン化ビニル系単量体
    (d)5〜40重量%およびこれらと共重合可能な他の
    ビニル系単量体(e)0〜60重量%からなるビニル系
    共重合体(III)の1種または2種以上の混合物0〜
    50重量部からなる(I)+(II)+(III)=1
    00重量部に対して1次平均粒子径が10〜50nmで
    あるカーボンブラック(IV)0.001〜5重量部を
    含有してなるレーザーマーキング用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】不飽和カルボン酸アルキルエステル系単量
    体(b)が、メタクリル酸メチルである請求項1記載の
    レーザーマーキング用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】ゴム含有グラフト共重合体(I)が、重量
    平均粒子径が0.1〜0.4μmであるポリブタジエン
    ゴム30〜60重量部に対し、メタクリル酸メチル60
    〜80重量%、スチレン20〜40重量%およびアクリ
    ロニトリル0〜10重量%からなる単量体混合物70〜
    40重量部を配合したものである請求項1記載のレーザ
    ーマーキング用樹脂組成物。
  4. 【請求項4】請求項1〜3いずれかに記載のレーザーマ
    ーキング用樹脂組成物を成形してなる成形品。
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