JP5229173B2 - ミキシングコンソール - Google Patents

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Description

この発明は、メインディスプレイ上の操作対象のパラメータに対する補助的なメニューを常に表示しているサブディスプレイを備えるミキシングコンソールに関する。
従来、ステージ等に配置された多数のマイクロホンや電気・電子楽器などから出力されるオーディオ信号のレベルや周波数特性を調整してミキシングし、パワーアンプに送り出すコンサートホール等で使用されるミキシングコンソールが知られている。ミキシングコンソールを操作するユーザは、楽器音や歌唱の各オーディオ信号の音量や音色を、ディジタルミキサにおける各種パネル操作子を操作することにより、演奏を最もふさわしく表現していると思われる状態に調整している。ミキシングコンソールは、入力チャンネルからの音響信号をミキシングするバスと、ミキシングされた音響信号を出力する出力チャンネルを備えている。各入力チャンネルはそれぞれ入力される音響信号の周波数特性やミキシングレベル等を制御して各ミキシングバスに出力し、各ミキシングバスは入力された音響信号をミキシングして対応する出力チャンネルに出力する。出力チャンネルからの出力は増幅されてスピーカ等から放音される。
従来のミキシングコンソールでは、ユーザの操作に従って信号処理に使用するパラメータの値を編集できるようにすることが行われている。例えば、主表示器にパラメータの設定を受け付けるためのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)画面を表示させ、編集操作の受け付けをこの画面を用いて行うミキシングコンソールが知られている。また、このミキシングコンソールにおいては、主表示器にタッチパネルを設け、ユーザが画面に直接タッチしてGUIを操作できるようにすることも行われている。このような、ミキシングコンソールでは、主表示器に表示させる主画面上で特定のパラメータに対応するボタンやフィールドを操作することで、そのパラメータの詳細や一覧を表示するポップアップウィンドウを表示させ、そのポップアップウィンドウ中で、パラメータに関する詳細な編集操作を行うことができるようにしている。これは、主画面だけでは、パラメータに関する詳細な編集操作を受け付けるためのGUIを表示することが困難であり、表示させた場合には、編集操作を受け付けるための表示が細かくなって、視認性や操作性が低下するためである。
しかし、主表示器にポップアップウィンドウを表示させると、その表示を行っている間は、下の主画面が見えなくなってしまうようになる。この場合、単に主画面とポップアップ画面とを別の位置に表示させようとすると、主画面で編集するパラメータを選択した後に、別の場所に表示されたポップアップ画面で編集指示の操作を行うことになり、別々の場所で操作することから操作性が悪くなってしまうことになる。そこで、これを解決するミキシングコンソールが従来提案されている。このミキシングコンソールでは、主画面を表示させる表示パネルとは別に、詳細編集画面を表示させるタッチパネルを設け、主画面においてパラメータに関連する操作子やブロックをダブルクリックすることにより、クリックされた操作子またはブロックと対応する詳細編集画面をタッチパネルに表示させる。そして、タッチパネルに表示された詳細編集画面上には複数のパラメータを編集するボタン等が表示されており、ボタン等を操作することにより複数の各パラメータを編集することができるようになる。
特開2007−267135号公報
しかし、従来のミキシングコンソールではタッチパネル上で複数のパラメータを編集することを目的として、主画面上での特別な操作(ダブルクリック)がなされた場合のみ、タッチパネルに詳細編集画面が表示されるが、詳細編集画面は常に表示されているものではない。また、詳細編集画面ではパラメータそのものが表示されているだけであって、選択した1つのパラメータの状態をコピーしたりペーストしたりする補助的な操作機能をタッチパネルに表示するようにはされておらず、タッチパネルを利用して補助的な操作機能を実行することができないものであった。さらに、従来のミキシングコンソールでは、操作対象とされた1つのパラメータの種類に応じて特化された画面がタッチパネルに表示されないことから、パラメータの編集を簡単に行えないという問題点があった。
そこで、本発明は、メインディスプレイ上の表示画面において操作対象とされているパラメータの種類に応じて特化された画面がサブディスプレイに表示されるようにしたミキシングコンソールを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のミキシングコンソールは、タッチパネル機能を有し、チャンネルに関する複数のパラメータを複数のチャンネルについて表示することができる第1の表示手段と、前記第1の表示手段に対するタッチ操作を検出することにより、前記第1の表示手段に表示された複数のパラメータのうちの前記タッチ操作に対応するパラメータを選択すると共に、チャンネルを選択する操作子の操作を検出することにより、前記複数のチャンネルのうちの前記操作された操作子に対応するチャンネルを選択することにより、操作対象とする1つのパラメータを決定する選択手段と、タッチパネル機能を有し、前記選択手段において操作対象とするパラメータが決定された際に、該パラメータに関する値を入力する画面であって、前記第1の選択手段で決定された操作対象のパラメータの種類に応じて値を入力する態様が異なる画面を常に表示する第2の表示手段と、前記第1の表示手段に表示された複数のパラメータに対して前記第2の表示手段の表示状態とは独立して編集することができる第1の編集手段と、前記第2の表示手段に表示された画面において前記操作対象のパラメータに関する値の入力があった場合に、その入力値を前記操作対象として決定されているパラメータに反映させる第2の編集手段とを備えることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、操作対象とするパラメータが決定された際に、該パラメータに関する値を入力する画面であって、操作対象のパラメータの種類に応じた異なる画面が第2の表示手段に表示されるようになる。これにより、操作対象とされた1つのパラメータの値を入力するに特化した入力画面を第2の表示手段に常に表示することができるようになる。従って、数値入力やサラウンドパンの設定などが簡単に行えると共に、第2の表示手段の表示状態にかかわらずに第1の表示手段に表示されているパラメータに対する操作を常に行なうことができる。
本発明の実施例にかかるミキシングコンソールの構成を示すブロック図である。 本発明にかかるミキシングコンソールにおいて実行される混合処理アルゴリズムを等価的なハードウェア構成として示すブロック図である。 本発明のミキシングコンソールにおける表示部の構成およびパネルに配置された操作子の構成を示す図である。 本発明のミキシングコンソールのメインディスプレイにおける表示態様の一例を示す図である。 本発明のミキシングコンソールのメインディスプレイにおける表示態様の他の例を示す図である。 本発明のミキシングコンソールのサブディスプレイにおけるユーティリティエリアにCONTEXT MENUを表示した表示態様の一例を示す図である。 本発明のミキシングコンソールのサブディスプレイにおけるユーティリティエリアにCONTEXT MENUを表示した他の表示態様を示す図である。 図7に示す表示態様において、切り換えられた表示態様を示す図である。 本発明のミキシングコンソールのサブディスプレイにおけるユーティリティエリアにCONTEXT PADを表示した表示態様の一例を示す図である。 本発明のミキシングコンソールのサブディスプレイにおけるユーティリティエリアにCONTEXT PADを表示した他の表示態様を示す図である。 本発明のミキシングコンソールにおいて実行される操作対象のパラメータ決定処理のフローチャートである。 本発明のミキシングコンソールにおいて実行されるCONTEXT MENU/PADの描画処理のフローチャートである。 本発明のミキシングコンソールにおけるメモリイメージを示す図である。
本発明の実施例にかかるミキシングコンソールの構成を示すブロック図を図1に示す。
図1に示すミキシングコンソール1は、CPU(Central Processing Unit)10が管理プログラム(OS:Operating System)を実行しており、ミキシングコンソール1の全体の動作をOS上で制御している。ミキシングコンソール1は、CPU10が実行するミキシング制御プログラム等の動作ソフトウェアが格納されている不揮発性のROM(Read Only Member)11と、CPU10のワークエリアや各種データ等が記憶されるRAM(Random Access Memory)12を備えている。CPU10は、ミキシング制御プログラムを実行することにより、入力された複数の音響信号に音響信号処理をDSP(ディジタル信号処理装置:Digital Signal Processor)20により施して混合処理を行っている。なお、ROM11をフラッシュメモリ等の書き換え可能なROMとすることで、動作ソフトウェアの書き換えを可能とすることができ、動作ソフトウェアのバージョンアップを容易に行うことができる。DSP20はCPU10の制御の基で、入力された音響信号の音量レベルや周波数特性を設定されたパラメータに基づいて調整してミキシングし、音量、パン、効果などの音響特性をそのパラメータに基づいて制御するディジタル信号処理を行っている。エフェクタ(EFX)19はCPU10の制御の基で、ミキシングされたオーディオ信号にリバーブ、エコーやコーラス等のエフェクトを付加している。
表示IF13は、表示部14にミキシングに関する種々の画面を表示させる表示インタフェースである。表示部14は、図2に示すようにタッチパネル機能を有するメインディスプレイ14a,14bと、タッチパネル機能を有するサブディスプレイ14cとから構成されている。検出IF15は、ミキシングコンソール1のパネルに設けられているフェーダ、ノブやスイッチ等の操作子16をスキャンして、操作子16に対する操作を検出しており、検出された操作信号に基づいて音響信号処理に用いるパラメータの編集や操作を行うことができる。通信IF17は、通信I/O18を介して外部機器と通信を行うための通信インタフェースであり、イーサネット(登録商標)などのネットワーク用のインタフェースとされる。CPU10、ROM11、RAM12、表示IF13、検出IF15、通信IF17、EFX19、DSP20は通信バス21を介してデータ等の授受を行っている。
EFX19およびDSP20は音声バス25を介してAD22、DA23、DD24とデータ等の授受を行っている。AD22は、ミキシングコンソール1にアナログ信号を入力する複数のアナログ入力ポートであり、AD22において入力されたアナログ入力信号はディジタル信号に変換されて音声バス25に送出される。DA23は、ミキシングコンソール1からミキシングされた混合信号を外部へ出力する複数のアナログ出力ポートであり、DA23において音声バス25を介して受け取ったディジタル出力信号はアナログ信号に変換されて、会場やステージに配置されたスピーカから出力される。DD24は、ミキシングコンソール1にディジタル信号を入力すると共に、外部にミキシングされたディジタル信号を出力する複数のディジタル入力/出力ポートであり、DD24において入力されたディジタル入力信号は音声バス25に送出され、音声バス25を介して受け取ったディジタル出力信号はディジタルレコーダ等に出力される。なお、AD22およびDD24から音声バス25へ送出されたディジタル信号はDSP20が受け取って上記したディジタル信号処理が施される。また、DSP20から音声バス25に送出されたミキシングされたディジタル信号はDA23あるいはDD24が受け取るようになる。
次に、ミキシングコンソール1において実行される混合処理アルゴリズムを等価的なハードウェア構成として示すブロック図を図2に示す。
図2において、複数のアナログ入力ポート(AD22)に入力された複数のアナログ信号はディジタル信号に変換されて入力パッチ(Input Patch)30に入力される。また、複数のディジタル入力ポート(DD24)に入力された複数のディジタル信号は、そのまま入力パッチ30に入力される。入力パッチ30では、信号の入力元である複数の入力ポートの何れか1つの入力ポートを、Nチャンネル(Nは1以上の整数:例えば96チャンネル)とされる入力チャンネル部31の各入力チャンネル(Input Channel)31−1,31−2,31−3,・・・・,31−Nに選択的にパッチ(結線)している。各入力チャンネル31−1〜31−Nには、入力パッチ30でパッチされた入力ポートからのオーディオ信号In.1,In.2,In.3,・・・,In.Nがそれぞれ供給される。
入力チャンネル部31における各入力チャンネル31−1〜31−Nにおける各入力チャンネル信号は、イコライザやコンプレッサにより音響信号の特性が調整されると共に送り出しレベルが制御されてM本(Mは1以上の整数:例えば24本)の混合バス(Mix Bus)34へ送出される。この場合、入力チャンネル部31から出力されるN入力チャンネル信号は、M本の混合バス34の1ないし複数に選択的に出力される。混合バス34においては、M本の各バスにおいて、N入力チャンネルのうちの任意の入力チャンネルから選択的に入力された1ないし複数の入力チャンネル信号が混合されて、合計M通りの混合出力が出力される。M本の混合バス34の各バスからの混合出力は、Mチャンネルとされる出力チャンネル部32の各出力チャンネル(Output Channel)32−1,32−2,32−3,・・・・,32−Mにそれぞれ出力される。各出力チャンネル32−1〜32−Mでは、イコライザやコンプレッサにより周波数バランス等の音響信号の特性が調整されて、出力チャンネル信号Mix.1,Mix.2,Mix.3,・・・,Mix.Mとして出力され、このM出力チャンネル信号Mix.1〜Mix.Mは、出力パッチ(Output Patch)33に出力される。
また、出力チャンネル部32からのM出力チャンネル信号Mix.1〜Mix.Mのうちの1ないし複数の出力チャンネル信号が選択的にマトリクスバスとされるP本(Pは1以上の整数:例えば8本)のMTRXバス(MTRX Bus)35に送出される。MTRXバス35においては、P本の各バスにおいて、M出力チャンネルのうちの任意の出力チャンネルから選択的に入力された1ないし複数の出力チャンネル信号が混合されて、合計P通りの混合出力MRX.1,MRX.2,MRX.3,・・・,MRX.Pが出力パッチ33に出力される。このように、MTRXバス35では混合バス34により混合された信号が、さらに混合(サブミックス)されてP通りに混合されたサブミックス信号MRX.1〜MRX.Pが出力される。サブミックス信号は次のような場合に使用できる。例えば、演奏会場がコンサートホールとされて、第1出力チャンネルにボーカル、第2出力チャンネルにギター、第3出力チャンネルにドラム、・・・が出力されている場合に、ホールのロビーや廊下に設置したスピーカから放音する音響信号は、ボーカル、ギター、ドラム、・・・を混合した音響信号が好適となる。そこで、出力ch部32から出力されるボーカル、ギター、ドラム、・・・の出力チャンネル信号Mix.1〜Mix.MをMTRXバス35により混合することにより、MTRXバス35から出力されるサブミックス信号MRX.1〜MRX.Pをロビーや廊下に設置したスピーカから放音させることができる。
出力パッチ33では、出力チャンネル部32からのM出力チャンネル信号Mix.1〜Mix.MおよびMTRXバス35からのPサブミックス信号MRX.1〜MRX.Pの何れかを、複数の出力ポート(DA23およびDD24)のいずれかに選択的にパッチ(結線)することができ、各出力ポートには、出力パッチ33でパッチされた出力チャンネル信号が供給される。DA23の出力ポートにおいて、ディジタルの出力チャンネル信号はアナログ出力信号に変換され、アンプにより増幅されて会場に配置された複数のスピーカから放音される。さらに、このアナログ出力信号はステージ上のミュージシャン等が耳に装着するインイヤーモニタに供給されたり、その近傍に置かれたステージモニタスピーカで再生される。また、複数のディジタル出力ポートを備えるディジタル出力ポート部(DD24)から出力されるディジタルオーディオ信号は、レコーダや外部接続されたDAT等に供給されてディジタル録音することができるようにされている。
次に、図3に本発明のミキシングコンソール1における表示部14の構成およびパネルに配置された操作子16の構成を示す。
表示部14は、タッチパネルとされたメインディスプレイ(Left)14aおよびメインディスプレイ(Right)14bの2つからなるメインディスプレイと、タッチパネルとされたサブディスプレイ14cとから構成されている。メインディスプレイ(Left)14aの下には、例えば8チャンネル分のチャンネルストリップを構成する複数の操作子16が設けられた物理パネル(Left)16aが配置され、メインディスプレイ(Right)14bの下には、例えば8チャンネル分のチャンネルストリップを構成する複数の操作子16が設けられている物理パネル(Right)16bが配置されている。さらに、物理パネル(Left)16aの左側には、複数の操作子16が設けられている物理パネル(SELECTED CHANNEL SECTION)16cが配置されている。メインディスプレイでは、タッチパネルによる直感的な操作が実現されている。この場合、メインディスプレイでは設定系画面と運用系画面とが表示されるエリアが明確に分けられており、必要な時に必要なものだけを表示することで、直感的な操作を保ちつつもタッチパネルによる誤操作を防止するようにしている。
具体的には、メインディスプレイ(Left)14aの中央部のエリアは、設定系画面が表示されるOVERVIEW AREA L-1とされ、OVERVIEW AREA L-1では物理パネル(Left)16a上の8チャンネル分のチャンネルストリップが扱われ、メインディスプレイ(Left)14a上に表示されたイメージ操作子と物理パネル(Left)16a上の複数の操作子16がシームレスに縦方向につながっているようにチャンネルストリップが構成され、後述する図4に示す表示態様の一例の画面を表示することができる。また、OVERVIEW AREA L-1の上側のエリアは設定系画面が表示されるNAVIGATION AREA L-2とされ、物理パネル(Left)16aにアサインされるチャンネルブロックのブロック切り替えを行うことができる。このチャンネルブロックは、所定数例えば8チャンネルからなるチャンネルブロックとされ、NAVIGATION AREA L-2には、常に全てのチャンネルブロックが表示され、所望のチャンネルブロックにタッチすることで所望のチャンネルブロックをOVERVIEW AREA L-1および物理パネル(Left)16aにアサインすることができる。表示された各チャンネルブロックには、入出力メータとフェーダ位置が常に表示され、チャンネル全体の概要を見ることができる。
さらに、OVERVIEW AREA L-1およびNAVIGATION AREA L-2の左側のエリアは運用系画面が表示されるSelected Channel Area L-3とされ、Selected Channel Area L-3には現在選択されている1チャンネルに対し、重要なパラメータを常に操作可能とするイメージ操作子が表示されている。Selected Channel Area L-3は物理パネル(SELECTED CHANNEL SECTION)16cと連携しており、物理パネル16cに設けられている操作子16によりSelected Channel Area L-3にアサインされているチャンネルに対して、リアルタイムでオペレーションが必要な項目の全てを操作することができる。SELECTED CHANNEL AREA L-3には、チャンネルパラメータのうち物理パネル(SELECTED CHANNEL SECTION)16cで表現しきれないものが表示される。これらは、大きく分けて「音自体を作り込むパラメータ」、「ルーティング用のパラメータ」、「その他のパラメータ」に分類できる。SELECTED CHANNEL AREA L-3では、原則的に他のエリアの状態に依存せず、常にアサインされたチャンネルのパラメータに対する操作および表示機能が提供されている。
次に、メインディスプレイ(Right)14bの中央部のエリアは、設定系画面が表示されるOVERVIEW AREA R-1とされ、このエリアは前記したOVERVIEW AREA L-1と同様とされているので、その説明は省略する。また、OVERVIEW AREA R-1の上側のエリアは設定系画面が表示されるNAVIGATION AREA R-2とされ、前記したNAVIGATION AREA L-2と同様とされているので、その説明は省略する。さらに、OVERVIEW AREA R-1およびNAVIGATION AREA R-2の右側のエリアは運用系画面が表示されるADMINISTRATION AREA R-3とされる。ADMINISTRATION AREA R-3は、全体の制御エリアとしてミキシングコンソール1の全体のモードを司り、他のエリアの状態には依存しない。ミキシングコンソール1におけるコンフィグレーション等、チャンネルのパラメータだけでは表現できない機能はこのエリアから呼び出される。
ここで、本発明にかかるミキシングコンソール1のメインディスプレイに表示される画面の表示態様の一例を図4に示す。図4においては、メインディスプレイ(Left)14aにおけるOVERVIEW AREA L-1の表示態様の一例と物理パネル(Left)16aの構成が示されているが、メインディスプレイ(Right)14bにおけるOVERVIEW AREA R-1にも同様の表示態様で表示されると共に、物理パネル(Right)16bの構成も同様とされる。
図4に示すメインディスプレイ(Left)14aにおけるOVERVIEW AREA L-1上には、当該エリアにアサインされたチャンネルブロックを構成する8チャンネル分のパラメータ毎のイメージ操作子41が表示されている。各チャンネルのイメージ操作子41は縦方向に2列に並んで細長く16個配置されており、チャンネルに重要なパラメータやリアルタイムで操作するパラメータがそれぞれのイメージ操作子41に割り当てられている。そして、OVERVIEW AREA L-1に表示された各チャンネルの細長く配列されたイメージ操作子41と物理パネル(Left)16aの縦方向に細長く配列された操作子16が縦方向にシームレスにつながっているように1チャンネル分のチャンネルストリップ42が構成され、図4に示す場合は8チャンネル分のチャンネルストリップ42が構成されている。OVERVIEW AREA L-1には表示されたイメージ操作子41のいずれかにタッチすることにより、タッチされたイメージ操作子41に割り当てられたパラメータが選択される。例えば、いずれかのチャンネルにおいてパラメータ「VoFB」のイメージ操作子41にタッチすると、パラメータ「VoFB」が選択されて、選択されたパラメータのイメージ操作子41を囲む矩形枠40が表示される。そして、1つのイメージ操作子41にタッチすることで、OVERVIEW AREA L-1に表示されている各チャンネルにおいて同じパラメータが選択されたことになり、図示するように各チャンネルにおいてパラメータ「VoFB」のイメージ操作子41を囲む矩形枠40がそれぞれのチャンネルにおいてオーバラップして表示されるようになる。
上記のようにしていずれかのパラメータが選択されると、選択されたパラメータの値を物理パネル(Left)16aにおける上段の操作子43を操作することにより、操作子43において変更することができる。操作子43により変更されるのは、その操作子43が属するチャンネルストリップ42にアサインされたチャンネルの選択されたパラメータとされる。なお、操作子43によるパラメータの編集は、後述するサブディスプレイ14cの表示状態にかかわらず編集することができる。また、物理パネル(Left)16aに設けられたSELキー44を操作すると、Selected Channel Area L-3および物理パネル(SELECTED CHANNEL SECTION)16cに、操作されたSELキー44が属するチャンネルストリップ42に割り当てられているチャンネルがアサインされる。そして、物理パネル(SELECTED CHANNEL SECTION)16cに設けられた操作子16を操作することにより、アサインされたチャンネルのパラメータを編集することができる。さらに、物理パネル(Left)16aに設けられたチャンネルフェーダ45を操作すると、操作されたチャンネルフェーダ45が属するチャンネルストリップ42に割り当てられているチャンネルのレベルを編集することができる。
図4に示す例では、物理パネル(Left)16aにおいて左側から3番目のチャンネル3のSELキー44が選択されて点灯されている。これにより、選択されたパラメータ「VoFB」の内のチャンネル3におけるパラメータ「VoFB」がフォーカスされ、フォーカスされたパラメータ「VoFB」が操作対象のパラメータとされて、操作対象のパラメータに対する操作の項目からなるサブメニュー(CONTEXT MENU)や入力用の画像(CONTEXT PAD)がサブディスプレイ14cに常に表示されるようになる。表示モードには、CONTEXT MENU モードおよびCONTEXT PAD モードがあり、CONTEXT MENU モードでは、フォーカスされたパラメータに対してコピーしたりペーストしたりする補助的な操作機能の項目からなるCONTEXT MENUが表示される。この場合のCONTEXT MENUにおける項目は、フォーカスされたパラメータの種類に応じた項目のメニューが表示される。また、CONTEXT PAD モードでは、フォーカスされたパラメータに対して数値入力を行うソフトウェアキーボードや、パンのパラメータがフォーカスされていた場合はサラウンドパンの表示画面がCONTEXT PADとして表示されるようになる。なお、フォーカスすることで特定されるパラメータは1つのパラメータであり、サブディスプレイ14cには、フォーカスした1つのパラメータに対する操作を行えるCONTEXT MENUやCONTEXT PADが表示される。サブディスプレイ14cに表示される画面の表示態様については後述する。
また、OVERVIEW AREA L-1およびOVERVIEW AREA R-1には、選択されたチャンネルの詳細編集画面を表示することができ、この詳細編集画面において選択されたチャンネルに対して詳細な設定を行うことができる。OVERVIEW AREA L-1に詳細編集画面が表示された表示態様を図5に示す。図5に示す表示画面では、チャンネル3のSELキー44が操作されて点灯しており、選択されたチャンネル3の詳細編集画面がOVERVIEW AREA L-1に表示されている。図示するようにチャンネル3は入力チャンネルとされており、詳細編集画面にはヘッドアンプ(HA)のレベル、アッテネータ(ATT)の減衰レベル、イコライザ(EQ)の周波数特性のカーブ、コンプレッサ(Comp)のカーブ、混合バス34へのセンドレベルやマスターレベルを調整するイメージ操作子41がそれぞれ表示されている。そして、ヘッドアンプ(HA)のイメージ操作子41にタッチされて、そのイメージ操作子41を囲む矩形枠40が表示されている。この場合、ヘッドアンプ(HA)のレベルのパラメータがフォーカスされて、サブディスプレイ14cにフォーカスした当該パラメータに対する操作を行えるCONTEXT MENUやCONTEXT PADが常に表示される。なお、図4に示すOVERVIEW AREA L-1の表示画面において、任意のチャンネルのSELキー44を操作することにより、OVERVIEW AREA L-1の表示画面が任意のチャンネルの図5に示す詳細編集画面に切り替わるようになる。この場合、OVERVIEW AREA L-1に詳細編集画面をポップアップして重ねて表示するようにしても良い。
サブディスプレイ14cに表示される表示態様の一例を図6に示す。サブディスプレイ14cは、メインディスプレイ14a,14bの補助操作用の表示部とされ、ユーザの操作性を向上している。また、サブディスプレイ14cはタッチパネルによる直感的な操作が実現されている。
サブディスプレイ14cの表示エリアは図6に示すように左側の細長いチャンネルストリップファンクションエリアS−1と、上部のユーティリティエリアS−2と、ユーザデファインドキーエリアS−3との3つのエリアに分かれている。チャンネルストリップファンクションエリアS−1には、フォーカスされたパラメータが属するチャンネルストリップの各操作子のうち、ASSIGNABLE FUNCTION ENCODER、Fn KEY、CUE KEY、CHANNEL METERが割り当てられて、フォーカスされたパラメータに応じてその機能が表示されている。図6に示す場合は、ASSIGNABLE FUNCTION ENCODERにInput Gainが割り当てられた状態が表示され、Fn KEY(Function KEY)は表示されていないが、CUE KEY、CHANNEL METERは表示されている。また、ユーティリティエリアS−2には、メインディスプレイ14a,14bでフォーカスされているパラメータに対して、CONTEXT MENUやCONTEXT PADが表示され、CONTEXT PADでは値を直接入力するなどのインターフェースを有している。図6に示す場合は、ユーティリティエリアS−2にCONTEXT MENUが表示されている。
ユーティリティエリアS−2には、ユーザが当該エリアの上部に設けられた「CONTEXT MENUタブ」あるいは「CONTEXT PADタブ」のいずれかにタッチすることにより、タッチされたタブに対応するCONTEXT MENUあるいはCONTEXT PADのいずれかが表示される。この場合、CONTEXT MENUあるいはCONTEXT PADのどちらを優先的に表示させるかを、フォーカスされるパラメータの種類に応じて予め決めておくようにしてもよい。図6に示す場合は、CONTEXT MENUモードに設定されて、CONTEXT MENUが表示されている。さらに、ユーザデファインドキーエリアS−3には、最大24個のユーザ定義キー(USER DEFINED KEY)が画面上に配置されている。ユーザ定義キーの上部には、バンクA、B、C、Dを切り換える4個の切換キーが配置されていることから、最大24×4のユーザ定義を各キーに設定することができる。切換キーの隣には「Edit」キーが配置されている。図示する例ではバンクAのキーが点灯されて、バンクAが選択されている。また、サブディスプレイ14cの下に4個の物理操作子50が配置されており、この物理操作子50のそれぞれにもユーザ定義の機能を割り当てることができるようにされている。ユーザデファインドキーエリアS−3では、ユーザが定義した任意の機能がGUI上のイメージ操作子もしくはハードウェア操作子に割り当てられて、選択されたユーザ定義キーに応じた機能を使うことができる。なお、「Edit」キーにタッチすることにより、ユーザ定義キーを設定する画面が開いて、各ユーザ定義キーを設定することができる。
図6においてユーティリティエリアS−2に表示されているCONTEXT MENUでは以下の項目のボタンを表示することができ、以下に項目毎に説明する。
「COPY」:操作対象のパラメータをコピーバッファへ待避する。
「CHANNEL COPY」:操作対象のパラメータを含んでいるチャンネルストリップ全体のパラメータをコピーバッファへ待避する。
「PASTE」:コピーバッファから操作対象のパラメータ(または、当該パラメータを含んでいるチャンネル)へパラメータを反映(ペースト)する。なお、パラメータにはレベルや周波数等のタイプがあることから、現在の操作対象のパラメータのタイプが、コピーされたパラメータのタイプと同等の場合のみペースト可能となり、タイプが異なる場合はペースト不可とされる。
「COPY TO [ALL xxx↑↓]( xxx:MIX/MATRIX )」:操作対象のSend Level/On/Pan/Follow Faderのパラメータを、同じチャンネルにおける混合バス34あるいはMTRXバス35の各バスへの全センドへ反映する。コピーバッファは用いない。「xxx」の部分は、操作対象が混合バス34とされる場合は「MIX」とされ、操作対象がMTRX35とされる場合は「MATRIX」とされる。ミキサの各バスは、一般に図2に示すMTRXバス35のように列方向に配置され、コピーする方向が上下方向となることから「↑↓」が項目中に示されている。
「COPY TO [ALL xxx]( xxx:CH/MIX/MATRIX/ST/DCA など)」:操作対象のパラメータを直接全チャンネルへ反映する。コピーバッファは用いない。「xxx」の部分は、操作対象に応じて変わる。また、操作対象がセンドパラメータの場合は、「COPY TO [ALL xxx←→]」と「←→」が付け加わる。これは、ミキサの各バスは、一般に図2に示すMTRXバス35のように列方向に配置され、コピーするチャンネル方向が横方向となることから「←→」が項目中に示されるようになる。
「COPY TO [ALL xxx ×ALL xxx]」:操作対象のSend Level/On/Pan/Follow Faderのパラメータを全チャンネルの全センドへ反映する。コピーバッファは用いない。「xxx」の部分は、操作対象に応じて変わる。例えば、「COPY TO [ALL CH×ALL MIX] とされる。
「UNDO」:直近のUNDOの起点へ状態を戻す。起点が作成されるタイミングは、UNDO対象のCONTEXT MENUを実行した際には、その直前が起点となるか、ポップアップを開いた直後が起点となる(ただし、一部のポップアップは除く)。起点は最大10個まで記憶され、起点を記憶する度に一番古い起点の情報は順次削除される。起点において保持されるパラメータは、UNDO対象のCONTEXT MENUを実行する際では、その実行対象となる全パラメータとなり、ポップアップを開いた際では、そのポップアップが扱う全パラメータとなる。なお、UNDOの際は起点として記憶されたパラメータ群が強制リコール(ただし、リコールセーフはできない)されることで、UNDOが行われる。また、UNDO実行の対象となるパラメータは、UNDO実行直前にREDOの起点として記憶される。
「REDO」:直近のRedoの起点へ状態を戻す。UNDO実行直前に起点が作成され、UNDO実行の対象となる全パラメータの状態が保持される。また、起点の数は制限されていないが、UNDOを行うことで起点が作成されることから、実際にはUNDOの可能回数に依存する。なお、UNDOを行った際にREDOは有効となるが、有効状態で何かパラメータ変更を行うとREDOの起点は全て削除されてREDOは無効状態になる。
「SET DEFAULT」:フォーカスされた操作対象のパラメータをデフォルト値に戻す。
「SET NOMINAL」:フォーカスされた操作対象のパラメータをノミナル値(0dB)にする。
「SET DEFAULT ( CHANNEL )」:操作対象を含んでいるチャンネルストリップ全体のパラメータをデフォルト値に戻す。
「GLOBAL PASTE」:GLOBAL PASTE画面が開かれ、フォーカスされた操作対象のパラメータのみ既存のSnapshotに貼り付け(上書き)られる。貼り付け先のSnapshotは複数選択することができる。Snapshotとは、DSP20が信号処理用のパラメータセットを用いて信号処理を行う際に作り出される音響の設定状態をいう。
「GLOBAL PASTE ( CHANNEL )」:GLOBAL PASTE画面が開かれ、操作対象を含んでいるチャンネルストリップのみ既存のSnapshotに貼り付け(上書き)られる。貼り付け先のSnapshotは複数を選択することができる。
「LR-MONO TYPE」:LR-MONO TYPE SELECT画面が表示され、ステレオかモノラルかのTYPEを選択することができる。フォーカスされた操作対象がSTEREO TYPEの入力チャンネル時のみ選択できる。
「IDENTIFY」:フォーカスされているデバイスにあたる実機の表示部14を点滅表示させることにより、デバイスが複数台ある場合にフォーカスされているデバイスを特定することができる。再度選択すると点滅終了。
「HELP」:ヘルプ画面を表示して、選択した要素のヘルプにジャンプする。
上記したユーティリティエリアS−2に表示されるCONTEXT MENUの項目は、パラメータに対応する項目が含まれていることから、フォーカスされているパラメータ毎にCONTEXT MENUの内容が変わる。ただし、所定のパラメータはメニュー内容が共通とされる。この場合、ユーティリティエリアS−2には、フォーカスされたパラメータに対応する項目が多くなって、限られたエリアの大きさとされているユーティリティエリアS−2に項目の全てを表示できない場合が生じる。このような場合に、CONTEXT MENUを表示したユーティリティエリアS−2における他の表示態様を図7および図8に示す。
図7および図8に示す表示態様においては、表示切替ボタン51が設けられており表示切替ボタン51を操作することにより、図7あるいは図8の表示態様から図8あるいは図7の表示態様に切り換えることができる。図7に示す表示態様においては、ユーザデファインドキーエリアS−3に表示されているユーザ定義キーの表示態様を替えることなく、ユーティリティエリアS−2に表示されているCONTEXT MENUをスクロールして表示している。このため、ユーティリティエリアS−2には上下にスクロールするスクロールボタン52が表示されていると共に、右脇にスクロール状態を示すスクロールバー53が表示されている。ユーザは、スクロールボタン52にタッチすることによりCONTEXT MENUにおける隠れている項目が、ユーティリティエリアS−2に表示されるようスクロールしてみることができるようになる。
また、図8に示す表示態様においては、ユーティリティエリアS−2のエリアが拡大されて表示されているCONTEXT MENUに多くの項目が表示されている。そして、ユーザデファインドキーエリアS−3のエリアは小さくされてユーザ定義キーをスクロールして表示している。このため、ユーザデファインドキーエリアS−3には上下にスクロールするスクロールボタン54が表示されていると共に、右脇にスクロール状態を示すスクロールバー55が表示されている。ユーザは、スクロールボタン54にタッチすることにより隠れているユーザ定義キーが、ユーザデファインドキーエリアS−3に表示されるようスクロールしてみることができるようになる。
次に、CONTEXT PAD モードとされた場合に、サブディスプレイ14cに表示されるCONTEXT PADの表示態様の一例を図9に示す。
図9に示すように、CONTEXT PAD モードとされた場合にはユーティリティエリアS−2にCONTEXT PADが表示されるが、チャンネルストリップファンクションエリアS−1およびユーザデファインドキーエリアS−3の表示態様は変化しない。図9に示す表示態様では、ユーティリティエリアS−2にCONTEXT PADとしてソフトウェアのテンキー56が表示され、テンキー56の左側の数値表示部57には、フォーカスされているパラメータの値とその単位が表示される。フォーカスを移動した直後は、現在の値が数値表示部57に表示される。図9に示す場合はディレイのパラメータがフォーカスされている場合であり、数値表示部57に表示されている26.5mは、メインスピーカからオペレータルームまでの距離が設定されている。テンキー56にタッチすることにより数値表示部57に任意の数値を設定することができ、設定後に「ENTER」キーにタッチすることにより設定値が確定される。また、数値表示部57にキャンセルボタンを兼用させて任意の数値を設定した後に、数値表示部57にタッチすることで設定値をキャンセルするようにしてもよい。さらに、レベルのパラメータがフォーカスされている場合は、テンキー56により単位がdBとされたレベルを設定することができ、周波数のパラメータがフォーカスされている場合は、テンキー56により単位がHzやkHzとされた周波数を設定することができる。
次に、CONTEXT PAD モードとされた場合に、サブディスプレイ14cに表示されるCONTEXT PADの表示態様の他の例を図10に示す。
図10に示すCONTEXT PADの表示態様は、サラウンドのミニグラフがフォーカスされている場合に表示され、ユーティリティエリアS−2にCONTEXT PADとして2次元のパンポット58が表示されている。パンポットとは複数のバスに対して信号を分割配分し、バス間のレベル差によって音像の定位を設定する機構である。パンポット58の左側には各サラウンドバスへのSEND ONのトグルとされたボタン59が表示されている。パンポット58をタッチすると、タッチ位置にパンが移動し、ドラッグすることによってもパンが移動するようになる。パンポット58の範囲外にドラッグした場合は、範囲内に収まるようクリッピングされてパンが移動するようになる。
次に、本発明のミキシングコンソール1において実行される操作対象のパラメータ決定処理のフローチャートを図11に示す。
メインディスプレイ14a,14b上で、フォーカスされているパラメータが変わったとき、あるいは、SELキー44により他のチャンネルが選択されたときに操作対象のパラメータ決定処理がスタートされ、ステップS10にてSELキー44により選択されているチャンネル(a)が取得される。次いで、ステップS11にてメインディスプレイ14a,14b上に表示されている複数チャンネルで共通に選択されているパラメータ(b)が取得される。共通に選択されているパラメータ(b)は、例えば図4において矩形枠40で囲まれているイメージ操作子41に割り当てられているパラメータである。ステップS11の処理が終了すると、ステップS12にてチャンネル(a)のパラメータ(b)がフォーカスされた操作対象のパラメータとして決定され、操作対象のパラメータ決定処理は終了する。
次に、本発明のミキシングコンソール1において実行されるCONTEXT MENU/PADの描画処理のフローチャートを図12に示す。
CONTEXT MENU/PADの描画処理は、上記した操作対象のパラメータ決定処理により操作対象のパラメータが決定された際にスタートされると共に、「CONTEXT MENUタブ」あるいは「CONTEXT PADタブ」のいずれかにタッチされたときにスタートし、ステップS20にてフォーカスされた操作対象のパラメータの各種情報が取得される。次いで、ユーティリティエリアS−2に表示するのはCONTEXT MENUかCONTEXT PADかが判断される。ここで、操作対象のパラメータにおいてCONTEXT MENUが優先的とされていたり、「CONTEXT MENUタブ」がタッチされた場合は、CONTEXT MENUをユーティリティエリアS−2に表示すると判断されて、ステップS22に分岐して取得された操作対象のパラメータに応じた内容のCONTEXT MENUをユーティリティエリアS−2に表示する。また、操作対象のパラメータにおいてCONTEXT PADが優先的とされていたり、「CONTEXT PADタブ」にタッチした場合は、ステップS21にてCONTEXT PADをユーティリティエリアS−2に表示すると判断され、ステップS22に分岐して取得された操作対象のパラメータに応じた内容のCONTEXT PADをユーティリティエリアS−2に表示する。ステップS22あるいはステップS23の処理が終了すると、CONTEXT MENU/PADの描画処理は終了する。
次に、本発明のミキシングコンソール1のRAM12に格納されている各種パラメータのメモリイメージ(データ構造)を図13に示す。
図13に示すように、ミキシングコンソール1における信号処理用の複数のカレントパラメータとされるParameter 1、Parameter 2、Parameter 3、・・・がRAM12上に記憶されている。各パラメータには、Parameter 1に示すようにパラメータの「Name」、「Type」、「Value」、「Context」、「Nominal Value」、「Default Value」、・・・が含まれている。そして、このうちの「Context」の情報には、「Menu」、「Pad」、・・・の情報が含まれている。さらに、「Menu」は項目の情報とされており、「Copy」、「Channel Copy」、「Paste」、「Copy to [All xxx]」、「Copy to [All xxx×All xxx]」、「Undo」、「Redo」、「Set Default」、「Set Nominal」、「Set Default ( Channel )」、「Global Paste」、「Global Paste ( Channel )」、「LR-Mono Type」、「Indentify」、「Help」、・・・の上記した項目が含まれている。これらの項目の内のフォーカスされたパラメータに応じた項目が、CONTEXT MENU/PADの描画処理におけるステップS22の処理においてユーティリティエリアS−2に表示される。また、「Pad」にはテンキー56を表示するタイプやパンポット58を表示するタイプの「Pad Type」が含まれており、これらのタイプの内のフォーカスされたパラメータに応じたタイプのPADが、CONTEXT MENU/PADの描画処理におけるステップS23の処理においてユーティリティエリアS−2に表示される。
以上説明した本発明のミキシングコンソールでは、第1の表示手段とされるタッチパネルとされたメインディスプレイに、複数チャンネルの各チャンネルに関する複数のパラメータが表示可能とされ、メインディスプレイ上において表示されているイメージ操作子にタッチすることにより、タッチされたイメージ操作子に対応するパラメータが選択され、さらに、SELキーが操作されてチャンネルが選択されることにより、操作対象とする1つのパラメータが決定される。そして、操作対象とするパラメータが決定された際に、該パラメータに関する値を入力する画面であるCONTEXT PADが第2の表示手段とされるサブディスプレイに表示され、CONTEXT PADへの入力があった場合に、その入力値が操作対象とするパラメータに対して反映されるようになる。この場合、サブディスプレイの表示状態とは独立して、メインディスプレイに表示されている各チャンネルに関するパラメータを物理パネルの操作子を用いて編集することができる。
以上の説明では、本発明はミキシングコンソールとして説明したが、これに限ることはなく、2チャンネル以上の入力チャンネルを備え、入力チャンネルに入力された音響信号をミックスして出力する音響装置であればよい。また、OVERVIEW AREAに、各チャンネルのイメージ操作子41が2列に並んで16個配置されているとしたが、これに限るものではなく16個より少なくてもよいし、16個を超えて配置されていてもよい。さらに、ユーザデファインドキーエリアには、24個のユーザ定義キーを配置するようにしたが、これに限るものではなく24個より少なくてもよいし、24個を超えて配置されていてもよい。
1 ミキシングコンソール、10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 表示IF、14 表示部、14a,14b メインディスプレイ、14c サブディスプレイ、15 検出IF、16 操作子、16a,16b,16c 物理パネル、17 通信IF、18 通信I/O、19 EFX、20 DSP、21 通信バス、22 AD、23 DA、24 DD、25 音声バス、30 入力パッチ、31 入力チャンネル部、31−1〜31−N 入力チャンネル、32 出力チャンネル部、32−1〜32−M 出力チャンネル、33 出力パッチ、34 混合バス、35 MTRXバス、40 矩形枠、41 イメージ操作子、42 チャンネルストリップ、43 操作子、44 SELキー、45 チャンネルフェーダ、50 物理操作子、51 表示切替ボタン、52 スクロールボタン、53 スクロールバー、54 スクロールボタン、55 スクロールバー、56 テンキー、57 数値表示部、58 パンポット、59 ボタン

Claims (3)

  1. タッチパネル機能を有し、チャンネルに関する複数のパラメータを複数のチャンネルについて表示することができる第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段に対するタッチ操作を検出することにより、前記第1の表示手段に表示された複数のパラメータのうちの前記タッチ操作に対応するパラメータを選択すると共に、チャンネルを選択する操作子の操作を検出することにより、前記複数のチャンネルのうちの前記操作された操作子に対応するチャンネルを選択することにより、操作対象とする1つのパラメータを決定する選択手段と、
    タッチパネル機能を有し、前記選択手段において操作対象とするパラメータが決定された際に、該パラメータに関する値を入力する画面であって、前記第1の選択手段で決定された操作対象のパラメータの種類に応じて値を入力する態様が異なる画面を常に表示する第2の表示手段と、
    前記第1の表示手段に表示された複数のパラメータに対して前記第2の表示手段の表示状態とは独立して編集することができる第1の編集手段と、
    前記第2の表示手段に表示された画面において前記操作対象のパラメータに関する値の入力があった場合に、その入力値を前記操作対象として決定されているパラメータに反映させる第2の編集手段と、
    を備えることを特徴とするミキシングコンソール。
  2. 前記第2の表示手段に表示される値を入力する画面が、数値入力画面とされていることを特徴とする請求項1記載のミキシングコンソール。
  3. 前記第2の表示手段に表示される値を入力する画面が、パンの位置を設定する2次元の画面とされていることを特徴とする請求項1記載のミキシングコンソール。
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