JP5454271B2 - 音響信号処理装置 - Google Patents
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Description
音響信号処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)10が管理プログラム(OS:Operating System)を実行しており、音響信号処理装置1の全体の動作をOS上で制御している。音響信号処理装置1は、CPU10が実行するミキシング制御プログラム等の動作ソフトウェアが格納されている不揮発性のROM(Read Only Member)11と、CPU10のワークエリアや各種データ等が記憶されるRAM(Random Access Memory)12を備えている。CPU10は、ミキシング制御プログラムを実行することにより、入力された複数の音響信号に音響信号処理をDSP(ディジタル信号処理装置:Digital Signal Processor)19により施して混合処理を行っている。なお、ROM11をフラッシュメモリ等の書き換え可能なROMとすることで、動作ソフトウェアの書き換えを可能とすることができ、動作ソフトウェアのバージョンアップを容易に行うことができる。DSP19はCPU10の制御の基で、入力された音響信号の音量レベルや周波数特性を設定されたパラメータに基づいて調整してミキシングし、音量、パン、効果などの音響特性をそのパラメータに基づいて制御するディジタル信号処理を行っている。エフェクタ(EFX)18はCPU10の制御の基で、ミキシングされたオーディオ信号にリバーブ、エコーやコーラス等のエフェクトを付加している。
図2において、複数の入力ポートから入力されたディジタル信号とされた音響信号は入力パッチ(Input Patch)30に入力される。入力パッチ30では、複数の入力ポートをNチャンネル(Nは1以上の整数)とされる入力チャンネル部31の各入力チャンネル(Input Channel)31−1,31−2,31−3,・・・・,31−Nに選択的にパッチ(結線)している。各入力チャンネル31−1〜31−Nでは、各入力チャンネルに入力された音響信号In.1,In.2,In.3,・・・,In.Nの音響特性等が調整される。すなわち、入力チャンネル部31における各入力チャンネル31−1〜31−Nに入力された各入力チャンネル信号は、入力チャンネル毎にイコライザやコンプレッサにより音響信号の特性が調整されると共に送り出しレベルが制御されてM本(Mは1以上の整数)の混合バス(Mix Bus)35およびL,Rのステレオのキューバス(Cue Bus)36へ送出される。この場合、入力チャンネル部31から出力されるN入力チャンネル信号は、M本の混合バス35の1ないし複数に選択的に出力される。
そして、スロットインSlot#1とスロットアウトSlot#2との間に使用するコンポーネントを配置していく。この場合、複数種類のコンポーネントがコンポーネント表示部2aに用意されており、使用するコンポーネントをコンポーネント表示部2aから選択してデザイナ表示部2bの所定位置にドラッグ&ドロップすることにより使用するコンポーネントが決定される。そして、決定されたコンポーネント間の出力ポートと入力ポート間の結線を行う。このようなコンポーネントの配置と、配置されたコンポーネント間の結線の設定を使用する全てのコンポーネントについて行うと、図3のデザイナ表示部2bに示される回路図の信号処理の構成が設定される。
なお、トランスファの選択モード時において、左クリックすることによりスタートポイントにフォーカスを当てられたり、右クリックすることによりエンドポイントにフォーカスを当てられたりすることができる。また、コンポーネントのポートをクリックすることによりフォーカスされているポイントを設定することもできる。
このように、音響信号処理装置1が動作中の場合においても、システムツール画面2のデザイナ表示部2bにおいてトランスファの追加や削除、各トランスファのスタートポイントやエンドポイントの設定をし直すことができることから、動作中においてもモニタリングポイントを変更して変更したスタートポイントとエンドポイント間の周波数特性をトランスファウィンドウ画面4に表示することができるようになる。
上記したようにTABキーを操作することによりスタートポイント1Sのフォーカス候補を順次所定の順序で結線をたどったポートに移動することができる。また、TABキーを操作することに替えて上下キーや左右キーの方向キーを操作することによってもスタートポイント1Sのフォーカス候補を操作したキーで示される結線上の方向にあるポート移動することができる。
ポート移動処理1は、ポートにフォーカスがある場合に「↑」キーまたは「↓」キーの上下キーが操作された際にスタートされ、フォーカスがあるポートが入力ポートの場合は入力ポート数、出力ポートの場合は出力ポート数が「1」か「2以上」かがステップS10にて判断される。ここで、フォーカスがあるポートのポートのポート数が「1」と判断された場合は、フォーカスを移動するポートがないことからステップS11へ分岐してポートを移動することができない旨のエラーメッセージが表示されてポート移動処理1は終了する。また、フォーカスがあるポートのポートのポート数が「2以上」と判断された場合は、ステップS12に進み操作された「↑」キーまたは「↓」キーの上下キーに応じた方向にあるポートにフォーカスが移動する。次いで、ポート移動処理1は終了する。
ポート移動処理2は、ポートにフォーカスがある場合に「→」キーまたは「←」キーの左右キーが操作された際にスタートされ、フォーカスがあるポートが入力ポートあるいは出力ポートのいずれであるかがステップS20にて判断される。ここで、現在フォーカスがあるポートが出力ポートであると判断された場合は、ステップS21に分岐して操作されたキーが「→」キーか「←」キーかのいずれの左右キーであるかが判断される。この場合、「←」キーが操作されたと判断された場合はステップS23に進み、出力ポートの左側にある同じコンポーネントの入力ポートへフォーカスが移動される。また、ステップS20にて現在設定されているポートが入力ポートと判断された場合は、ステップS22へ分岐して操作されたキーが「→」キーか「←」キーかのいずれの左右キーであるかが判断される。ここで、「→」キーが操作されたと判断された場合はステップS23に進み、入力ポートの右側にある同じコンポーネントの出力ポートへフォーカスが移動される。
Claims (5)
- 音響信号に信号処理を施す複数のコンポーネントを組み合わせて構成され、構成に使用されている前記複数のコンポーネントの機能が、内蔵された信号処理部のリソースがそれぞれ割り当てられることにより実現されている音響信号処理装置であって、
前記複数のコンポーネントの組み合わせ、および、組み合わせた前記コンポーネント間の結線を示す回路図が表示される表示部と、
該表示部に表示された前記回路図において、前記複数のコンポーネントの組み合わせの設定、および、組み合わせた前記コンポーネント間の結線の設定の操作を行う操作子手段と、
該操作子手段により設定された各コンポーネントの機能および結線の情報からなるコンフィグレーションに基づいて、前記コンポーネントおよび結線にかかる処理を実行させるように、前記信号処理部のリソースをそれぞれ割り当てるコンパイル手段と、
前記表示部に表示された前記回路図上のポイント間の音響特性を測定および表示するプラグインとされるトランスファ手段とを備え、
前記トランスファ手段が音響特性を測定および表示するためのモニタリングポイントを、前記操作子手段を用いて前記回路図上における一のコンポーネントのポートから所望のコンポーネントのポートに移動させることができることを特徴とする音響信号処理装置。 - 前記モニタリングポイントは、第1のポイントと第2のポイントとからなり、いずれかのポイントにおけるポートの音響特性が基準とされて残るポイントにおけるポートの基準に対する音響特性が、前記トランスファ手段において測定および表示されることを特徴とする請求項1記載の音響信号処理装置。
- 前記モニタリングポイントのうちのフォーカスされて設定可能状態とされているポイントを、前記操作子手段における方向キーを操作することにより方向キーに応じた一のコンポーネントのポートから所望のコンポーネントのポートに移動させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の音響信号処理装置。
- 前記コンポーネントの1出力ポートが続く複数の前記コンポーネントの入力ポートに結線される1対多結線に属するポートの一つに設定されたポイントがフォーカスされた場合は、当該1対多結線の中途の前記複数のコンポーネントの入力ポートに分岐する分岐部にフォーカスされたポイントが移動し、前記操作子手段における予め定めた特定のキーを操作することにより、前記モニタリングポイントのポイント候補が前記1対多結線に属する複数のポートに順次移動していき、確定するキーを操作した際の前記ポイント候補のポートにフォーカスされたポイントが移動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の音響信号処理装置。
- 前記1対多結線に属するポートの一つあるいは分岐点がフォーカスされた際に、当該1対多結線に属する複数のポートが強調表示されることを特徴とする請求項4記載の音響信号処理装置。
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JP2010064605A JP5454271B2 (ja) | 2010-03-19 | 2010-03-19 | 音響信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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US11900008B2 (en) | 2017-12-29 | 2024-02-13 | Harman International Industries, Incorporated | Advanced audio processing system |
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2010
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