JP5226559B2 - レーザー出力自動制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、バーストON/OFF信号に応じて間欠送信する光送信器のレーザー駆動回路において、レーザー出力を最適な強度に制御するレーザー出力自動制御回路に関する。
光送信器のレーザー駆動回路には、レーザー出力を最適な強度に制御するために、レーザー出力自動制御回路(以下「APC(Automatic Power Control) 回路」という)が用いられる。このAPC回路には、レーザーバイアス電流を制御してレーザー出力が所定の強度になったときの制御レベルを保持するアナログホールド回路を含むアナログ式APC回路がある。
アナログ式APC回路は、制御レベルの保持時間を長くするため、ホールド容量を大きくすると充電時間が長く必要になり、APCセットアップ時間が長くなる。逆に、ホールド容量を小さくするとリーク電流の影響が大きくなり、必要な保持時間を確保できないことになる。このようなトレードオフは、データが間欠送信され、発光期間と消光期間が存在するバースト通信において特に問題になる。この問題を解決し、主にバースト通信に適するAPC回路として、保持する制御レベルをデジタル値としてレジスタに記録し、その値を再びアナログ電圧に変換するデジタルホールド回路を含むデジタル式APC回路がある。
図8は、従来のデジタル式APC回路の構成例を示す。
図8(1) のデジタル式APC回路は、レーザー出力強度をモニタするフォトダイオード(PD)の出力電流を増幅する増幅器81と、増幅器出力と所定の参照電圧Vref とを比較し、例えば増幅器出力が参照電圧Vref より低ければUP信号を出力し、高ければDOWN信号を出力する比較回路82と、UP/DOWN信号をデジタル値に変換するデジタルフィルタ83と、デジタルフィルタ83の出力値を一時的に保持するレジスタ84と、レジスタ84の出力値をアナログ電圧に変換し、レーザーバイアス制御信号として図外のレーザー駆動回路のレーザーバイアス回路に送出するデジタル/アナログ(D/A)変換器85とにより構成される(非特許文献1)。このデジタル式APC回路は、レーザー出力に対応する電圧と参照電圧Vref との比較結果をUP/DOWN信号に変換し、デジタルフィルタ83を介してレジスタ84の値を初期値から1ビットずつ変化させることにより、APCループを構成している。本構成をバースト信号に対応させるためには、バーストON/OFF信号によってレジスタ84の更新開始と更新停止(保持)を制御する構成になる。
図8(2) のデジタル式APC回路は、アナログ信号プロセッサ(ASP:Analog Signal Processor )86とデジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)87を組み合わせた構成である(非特許文献2)。ASP86は、ASP86に接続される抵抗Rによって設定された所定の電流値と、PDの出力電流が一致するように出力を制御する。ASP86の出力はDSP87でデジタル値として保持され、DSP87の出力はD/A変換器85で再びアナログ信号に変換してレーザー駆動回路のレーザーバイアス回路に送出される。
このようなデジタル式APC回路では、バーストON、すなわちレーザー発光時にAPCループは一定のレーザー出力を保持するように動作し、バーストOFF、すなわちレーザー消光時に直前のレーザーバイアス制御値を保持し続ける。そのため、デジタル式APC回路は、電源がオンである間は保持時間がほぼ無限とみなすことができる。
ところで、PON(Passive Optical Network) システムにおける宅内装置ONU(Optical Network Unit) のレーザーは、局内装置OLT(Optical Line Terminal)から論理識別子LLID(Logical Link Identification )を取得するまで発光することができない。また、LLIDの獲得機会はディスカバリ・プロセスの段階によるが、このプロセスの発生間隔が数十〜数百m秒以上になることがある。このとき、コンデンサで電圧を保持するアナログホールド回路を用いたアナログ式APC回路では、レーザー発光強度が所定値に達することなく1度LLIDの取得に失敗すると、次のプロセスまでに保持容量の電荷が放電してしまい、何度プロセスを繰り返しても通信が確立できないことがある。そのため、PONシステムでは、保持時間に制約のないデジタル式APC回路が好適である。
従来のデジタル式APC回路は、レーザーバイアス制御値の保持時間はほぼ無限であるが、デジタル化したレーザーバイアス制御値をD/A変換器でアナログ信号に変換してレーザーバイアス回路に印加するため、高速なデジタル信号処理が要求される。
例えば、10GEPON(IEEE802.3av)における最短発光時間は約1μ秒である。ONUが通信を確立するために最初にレーザーを発光させるディスカバリ・プロセスにおいて、最初の発光パケットはRegistry Requestの送信であり、これも約1μ秒である。したがって、APC回路は、この1μ秒の発光期間以内にフィードバックループを確立し、所定のレーザーバイアスを得るための制御電圧を出力する必要がある。しかし、フィードバックループのセットアップ時間やデジタル回路の動作クロック周波数を考慮すると、APCループの確立(APCの初期化)までに数μ秒かかる場合もあり、非特許文献2に記載のバースト通信対応のAPC回路でも約 1.6μ秒である。
したがって、LLIDを取得するためには数回のディスカバリ・プロセスを必要とするときに、従来のデジタル式APC回路では、アナログループの時定数と、デジタル処理時間分の遅延が発生する。この遅延は、デジタル処理の高速化や、アナログループの高速化によって短くできるが、前者はデジタル回路を構成するデバイスの動作速度の制約を受けるとともに消費電力が増大し、後者はループの安定性を損なうおそれがある。
一方、アナログ式APC回路は、上述したようにレーザーバイアス制御値の保持時間を長くできない。例えば、ホールド容量をCHとし、リーク抵抗をRdとすると、充電された電圧の放電時間tは、
t=−CH・Rd・ln(VH/VH0) …(1)
となる。ここで、VHはtにおけるCHの電圧であり、VH0はt=0における初期電圧である。ディスカバリ・プロセスの間隔を約 100m秒とし、Rdを1meg Ωとすると、放電による電圧低下を1%未満に抑制するために必要なCHは約10μFと巨大になる。
一方、10μFの容量へ充電するために必要なスルーレートSは、
S=I/CH …(2)
である。ここで、IはCHに充電する電流であり、最短発光期間である1μ秒で例えば1Vまで昇圧するためには、
1000[mV/μsec]×10 [μF] =10 [A] …(3)
となる。10Aも出力できるバッファは現実的でなく、アナログホールド回路の限界を示している。なお、現実的な出力を20mA程度とすると、1μ秒で1Vまで充電可能なホールド容量CHは0.02μFとなり、ホールド時間は約 200μ秒となる。
このように、アナログ式APC回路の初期化は、ホールド容量の調整で短縮可能であるが、保持時間を犠牲にしなければならず、デジタル回路で符号化してレーザーバイアス制御値を保持しようとすると、デジタル処理時間がAPC初期化を支配してしまう問題があった。すなわち、デジタル処理時間が遅い場合、初期化における最短バースト期間内に必要な制御値をデジタル変換して記憶できないため、レーザー発光がバースト送信期間内に開始できない可能性があるだけでなく、次の発光時にレーザーバイアス制御値が初期値に固定され、何度ディスカバリ・プロセスを繰り返しても通信が確立できない可能性があった。
さらに、デジタル化の過程で、A/D変換やD/A変換の直線性誤差が影響するため、バイアス制御電圧に対する電流ゲインが高いレーザーバイアス回路の制御では、レーザーの発光出力に大きな誤差が生じ、場合によってはレーザー素子の破壊のおそれがあった。
本発明は、APC初期化を高速に行うことができるとともに、レーザーバイアス制御値を長時間保持できるレーザー出力自動制御回路を提供することを目的とする。
本発明は、LDの発光/消光をバーストON/OFF信号に応じて制御するレーザー駆動回路に対して、LDのレーザー出力強度を所定値に制御するレーザーバイアス制御信号を出力し、LDのバイアス電流を制御するレーザー出力自動制御回路において、バーストON/OFF信号に応じて、バーストONのときにレーザー出力強度が所定値に達するまでレーザーバイアス制御信号のレベルを操作し、バーストOFFでレーザーバイアス制御信号のレベルをホールド容量に保持するアナログホールド回路と、バーストONのときのレーザーバイアス制御信号のレベルを入力し、バーストOFFになったときにレーザーバイアス制御信号のレベルを保持し、ここで保持したレーザーバイアス制御信号のレベルを、バーストOFFからバーストONまでの間にアナログホールド回路のホールド容量に供給するデジタルホールド回路とを備え、デジタルホールド回路は、バーストOFFのタイミングに所定時間だけ遅延させたタイミングでレーザーバイアス制御信号のレベルを保持し、ここで保持したレーザーバイアス制御信号のレベルを、バーストOFFのタイミングから所定時間だけ遅延させたタイミングまたはさらに遅延させたタイミングからバーストONまでの間にアナログホールド回路のホールド容量に供給する構成である。
また、デジタルホールド回路は、アナログホールド回路が出力するレーザーバイアス制御信号をデジタル値に変換して保持し、再度アナログ信号に変換して出力するまでのデジタル処理遅延が、バーストOFFのタイミングから遅延させる所定時間より短いか等しい構成である。
また、デジタルホールド回路は、アナログホールド回路が出力するレーザーバイアス制御信号をデジタル値に変換して保持し、再度アナログ信号に変換して出力するまでのデジタル処理遅延がバーストONの期間より短い構成である。
本発明のレーザー出力自動制御回路は、バーストONのときにアナログホールド回路が出力するレーザーバイアス制御信号のレベルを、バーストOFFのときにアナログホールド回路のホールド容量およびデジタルホールド回路で保持し、さらにバーストOFFからバーストONまでの間に、デジタルホールド回路が保持したレーザーバイアス制御信号のレベルをアナログホールド回路のホールド容量に供給することにより、バーストOFFのときのアナログホールド回路のホールド容量からリークした電荷を補うことができる。これにより、アナログホールド回路のホールド容量の保持時間を長くでき、バーストONになったときにデジタルホールド回路が保持したレベル(前回のアナログホールド回路の保持したレベル)からレーザーバイアス制御信号の制御を開始することができる。
また、本発明のレーザー出力自動制御回路は、バーストONのときにアナログホールド回路が出力するレーザーバイアス制御信号でLDのバイアス電流を制御する構成であり、デジタルホールド回路の出力はバーストOFFのときに利用されるので、デジタルホールド回路がリアルタイムでレーザーバイアス制御信号を出力し、保持する必要がない。したがって、デジタルホールド回路の動作速度を遅くでき、また十分なフィルタ処理(A/D変換出力の平均化)によって誤差を最小限に抑えることができる。
また、バーストON(レーザー発光)のときは、アナログホールド回路によるレーザー出力制御になるので、デジタルホールド回路における量子化ビット数による分解能の制約を受けない。また、デジタルホールド回路の出力値が誤差があっても、バーストOFFであるので支障がなく、さらにバーストONのときにアナログホールド回路によって適正値に自動補正されるので、デジタル回路の設計に高度な精度補償が不要になる。
本発明のレーザー出力自動制御回路の実施例1の構成例を示す図である。 実施例1の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明のレーザー出力自動制御回路の実施例2の構成例を示す図である。 実施例2の動作例を示すタイミングチャートである。 実施例2の遅延回路24の構成例を示す図である。 本発明のレーザー出力自動制御回路の実施例3の構成例を示す図である。 レーザーバイアス回路53の構成例を示す図である。 従来のデジタル式APC回路の構成例を示す図である。
図1は、本発明のレーザー出力自動制御回路の実施例1の構成例を示す。
図において、実施例1のレーザー出力自動制御回路は、フォトダイオード(PD)51の出力に応じたレーザーバイアス制御信号APC−Aを出力するアナログホールド回路10、アナログホールド回路10の出力端に接続されるデジタルホールド回路20A、デジタルホールド回路20Aの出力端とアナログホールド回路10の出力端との接続をON/OFFするスイッチ31および抵抗32により構成される。アナログホールド回路10は、電流−電圧(I−V)変換回路11、比較回路12、スイッチ13、電圧−電流(V−I)変換回路14およびホールド容量(CH)15により構成される。デジタルホールド回路20Aは、アナログ/デジタル(A/D)変換器21、記憶回路22、デジタル/アナログ(D/A)変換器23により構成される。
アナログホールド回路10が出力するレーザーバイアス制御信号APC−Aは、レーザー駆動回路のバッファ回路52を介してレーザーバイアス回路53に入力する。ここで、抵抗32は、スイッチ31のデジタルホールド回路20Aの出力端側またはアナログホールド回路10の出力端側のいずれでもよいが、アナログホールド回路10の出力端とバッファ回路52との間に直列挿入される構成は除く。
レーザーバイアス回路53は、レーザー(LD)54のバイアス電流を調整してレーザー出力強度を制御するとともに、バーストON/OFF信号に応じてLD54の発光動作をON/OFFする。PD51は、LD54が出力するレーザー光を受光し、レーザー出力強度の平均値に応じた受光電流を出力する。この受光電流は、アナログホールド回路10に入力してI−V変換回路11で電圧レベルに変換される。比較回路12は、この電圧レベルと所定の参照電圧Vref を比較して規定値に達するまで出力電圧を上昇させる。比較回路12の出力電圧は、バーストON/OFF信号に同期して開閉するスイッチ13を介してV−I変換回路14に入力して電流に変換され、ホールド容量15を充電する。なお、スイッチ13は、バーストONのときONとなり、バーストOFFのときOFFとなる。これは、バーストOFFでLD54がOFF(レーザー消光)のときに、比較回路12がレーザー出力強度不足と判断して出力電圧を上昇させてしまうことを防ぐためである。
ホールド容量15の端子電圧は、 アナログホールド回路10が出力するレーザーバイアス制御信号APC−Aとして、バッファ回路52を介してレーザーバイアス回路53に入力するとともに、デジタルホールド回路20AのA/D変換器21に入力してデジタル値に変換される。
デジタルホールド回路20Aの記憶回路22は、バーストON/OFF信号に同期して更新/保持が制御され、バーストONのときにレーザーバイアス制御信号APC−Aのデジタル値を記憶および更新し、バーストOFFのときにその更新を停止してデジタル値を保持する。記憶回路22に記憶されたデジタル値は、バーストON/OFF信号に依らず、D/A変換器23によって再びアナログ電圧に変換され、デジタルホールド回路20Aが出力するレーザーバイアス制御信号APC−Dとなる。このレーザーバイアス制御信号APC−Dは、バーストON/OFF信号に同期して開閉するスイッチ31および抵抗32を介してアナログホールド回路10の出力端に接続される。なお、スイッチ31は、バーストONのときOFFとなり、バーストOFFのときONとなる。
すなわち、バーストONのとき、アナログホールド回路10から出力されるレーザーバイアス制御信号APC−Aはデジタル値に変換され、記憶回路22に記憶および更新しながら、D/A変換器23から逐次アナログ電圧に変換して出力されるが、スイッチ31で遮断される。次に、バーストOFFになると、アナログホールド回路10のスイッチ13がOFF、スイッチ31がONになる。記憶回路22はその時点のホールド容量15の端子電圧(レーザーバイアス制御信号APC−A)のデジタル値を保持し、そのデジタル値をアナログ電圧に変換したレーザーバイアス制御信号APC−Dは、スイッチ31、抵抗32を介してアナログホールド回路10の出力端からホールド容量15に印加される。
なお、このときのレーザーバイアス制御信号APC−Dは、再度デジタルホールド回路20AのA/D変換器21を介して記憶回路22に入力するが、記憶回路22は更新動作を停止しているので無視される。また、レーザーバイアス制御信号APC−Dは、バッファ回路52を介してレーザーバイアス回路53にも印加されるが、LD54が消光状態にあるのでバッファ回路52の出力は通信に影響を与えない。したがって、バーストOFF(レーザー消光)になると、その直前のホールド容量15の端子電圧(レーザーバイアス制御信号APC−A)がデジタルホールド回路20Aに保持され、バーストON(レーザー発光)になるまで保持状態が継続し、レーザーバイアス制御信号APC−Dとしてホールド容量15の充電のみに使われる。その後、バーストONになると、ホールド容量15はレーザーバイアス制御信号APC−Dの電圧値から充電を開始することになる。
図2は、実施例1の動作例を示す。スイッチ13のON/OFFおよび記憶回路22の更新/保持と、スイッチ31のON/OFFは、バーストON/OFF信号に応じて相補的に制御される。ここでは、アナログホールド回路10がレーザーバイアス制御信号APC−Aを出力するタイミングに対して、デジタルホールド回路20Aがレーザーバイアス制御信号APC−Dを出力するタイミングにデジタル処理遅延があることを想定している。
ディスカバリ・プロセス区間において、バーストON(レーザーON)期間にAPC−Aが上昇するが、デジタルホールド回路20Aが記憶するデジタル値は、デジタル処理遅延のためにAPC−Aのレベルより少し低くなる。次のバーストOFF(レーザーOFF)期間で消光すると、スイッチ13がOFFになるので、APC−Aが図中破線のレベルからホールド容量15の放電によってAPC−Dのレベルまで低下する。次のバーストON(レーザーON)の期間では、アナログホールド回路10はAPC−DのレベルからAPC−Aを上昇させる。したがって、バーストON(レーザーON)の期間に、APC−Dがわずかでも上昇すれば、ディスカバリ・プロセスを繰り返すことにより、APC−Aは設定レベルに到達することができる。
なお、バーストON(レーザーON)の期間にAPC−Dが上昇するための要件は、デジタルホールド回路20のデジタル処理遅延がバーストONの期間より短いことである。また、この条件において、デジタルホールド回路20のデジタル処理遅延は、APC−Dのレベル(>0)を決め、さらにバーストOFF期間におけるAPC−Aの下限値を決める。ここで、バーストONからバーストOFFになった時点のAPC−Aのレベルに対してa%低下したレベルをAPC−Aの許容値とすると、デジタル処理遅延が長くなるとAPC−Dのレベル(バーストOFF期間におけるAPC−Aの下限値)がAPC−Aの許容値を下回ることになる。したがって、そうならないようなデジタル処理遅延の上限値が存在する。
また、図2の例では、複数回のRegistry Requestの発行を経て、APC−AおよびAPC−Dがともに設定レベルに達する過程を示している。このように、ディスカバリ・プロセスにおいてAPC−AとAPC−DがバーストONの期間に必ず設定レベルに達することが望ましい。
以上説明したように、バーストONのとき、アナログホールド回路10はレーザー出力強度が設定値になるまでホールド容量15を充電(APC初期化)し、デジタルホールド回路20Aはホールド容量15の電圧をデジタル値に変換して記憶し更新する。バーストOFFになると、デジタルホールド回路20Aはホールド容量15の電圧値を保持し、スイッチ31および抵抗32を介してホールド容量15の放電を補うようにホールド容量15を充電する。そして、再びバーストONになると、アナログホールド回路10はデジタルホールド回路20Aの保持電圧からAPC初期化を再開する。また、デジタルホールド回路20Aもホールド容量15の電圧値の更新を再開する。
ここで、V−I変換回路14とホールド容量15との間にダイオードを挿入することにより、ホールド容量15に充電した電荷がV−I変換回路14を介してリークするのを防ぐことができる。このダイオードは、バーストON/OFF信号に同期して開閉するスイッチに置き換えてもよい。すなわち、バーストONの時はスイッチをONとし、ホールド容量15を充電するとともに、バーストOFFになるとスイッチをOFFとしてホールド容量15の放電を抑制する構成である。なお、ダイオードを介した充電構成の場合は、アナログホールド回路10はアナログトップホールド回路となる。したがって、参照電圧Vref で規定したレーザー出力強度になるまで充電が行われるが、何らかの原因でレーザー出力強度が規定レベルより増加してしまった場合、レーザー出力強度を弱める手段がないので注意を要する。
また、V−I変換回路14とホールド容量15との間にダイオードを挿入してアナログトップホールド回路を構成した場合、デジタルホールド回路20Aがデジタル回路の直線性誤差により、本来のホールド電圧より高い電圧を出力すると、APCループ全体が正帰還を構成してしまい、ホールド容量15の端子電圧が上昇しつづける不具合が生じる。このため、デジタル回路の直線性誤差を考慮し、デジタルホールド回路20Aが出力するレーザーバイアス制御信号APC−Dを本来のホールド電圧より低く設定することが望ましい。この場合、デジタルホールド回路20Aの出力端にダイオードを挿入しておけば、アナログホールド回路10のトップホールド特性を維持することができる。
なお、V−I変換回路14とホールド容量15との間に挿入するダイオードをスイッチに置き換える構成では、レーザーがONの期間中にAPCループに負帰還が働き、仮にデジタルホールド回路20Aが間違った電圧を出力しても自動的に補正されるので、デジタルホールド回路20Aが出力するレーザーバイアス制御信号APC−Dを本来のホールド電圧より低く設定する措置は不要である。なお、このダイオードに代わるスイッチを用いる場合には、スイッチ13を省略することができる。
図3は、本発明のレーザー出力自動制御回路の実施例2の構成例を示す。
図において、実施例2のレーザー出力自動制御回路を構成するアナログホールド回路10、デジタルホールド回路20B、スイッチ31および抵抗32は実施例1と同様の構成であり、アナログホールド回路10を構成するI−V変換回路11、比較回路12、スイッチ13、V−I変換回路14およびホールド容量(CH)15、デジタルホールド回路20Bを構成するA/D変換器21、記憶回路22、D/A変換器23も同様の構成である。
実施例2の特徴は、デジタルホールド回路20Bの記憶回路22およびスイッチ31を制御するバーストON/OFF信号を遅延させる遅延回路24を設け、バーストON/OFF信号に応じたレーザーバイアス回路53およびスイッチ13の切り替えタイミングより遅らせるところにある。
バーストONからバーストOFFに切り替わると、やや遅れて記憶回路22がデータ更新を停止し、スイッチ31がONになってデジタルホールド回路20Bの出力をアナログホールド回路10のホールド容量15に接続する。次に、バーストOFFからバーストONに切り替わると、やや遅延して記憶回路22のデータ更新が開始し、スイッチ31がOFFになってデジタルホールド回路20Bの出力が切り離される。
ただし、遅延回路24としてリセット機能つきのカウンタ回路などを用いれば、 バーストONからバーストOFFに切り替わったときに記憶回路22の更新停止およびスイッチ31のONに遅延が生じ、バーストOFFからバーストONに切り替わったときは記憶回路22の更新開始およびスイッチ31のOFFに遅延が生じないように設定できる。これは、 発光時間が遅延時間より短い場合に、 バーストONになってもスイッチ31がONのままになる状態を回避するのに有効である。
また、遅延回路24を記憶回路22の制御用とスイッチ31の制御用に分けて用意してもよい。例えば、バーストOFFのタイミングに対する記憶回路22の制御用のタイミングの遅延をD1、スイッチ31の制御用のタイミングの遅延をD2としたときに、D1=D2またはD1<D2であればよい。
本発明のレーザー出力自動制御回路は、あくまでアナログホールド回路10が主回路であり、デジタルホールド回路20Bは長い消光時間が続いてアナログホールド回路10のホールド能力では足りなくなった場合の補助的な機能を担うものである。したがって、消光時間が短ければ、デジタルホールド回路20Bを接続せず、アナログホールド回路10だけでAPCループが構成されるほうが望ましい。
図4は、実施例2の動作例を示す。バーストON(レーザーON)になると、アナログホールド回路10が出力するレーザーバイアス制御信号APC−Aのレベルも上昇する。バーストOFF(レーザーOFF)になると、遅延回路24で設定される遅延時間後に、デジタルホールド回路20Bの記憶回路22がレーザーバイアス制御信号APC−Aのデジタル値の更新を停止して保持し、スイッチ31がONとなってデジタルホールド回路20Bが出力するレーザーバイアス制御信号APC−Dをアナログホールド回路10のホールド容量15に接続する。これにより、デジタルホールド回路20Bは、バーストOFFのときに実施例1の場合より高いレベルのレーザーバイアス制御信号APC−Dを出力でき、アナログホールド回路10のホールド容量15の充電に供することができる。
なお、遅延回路24で設定する遅延Dをデジタル処理遅延より長くすることにより、APC−AのレベルとAPC−Dのレベルを合せることができる。
次に、バーストONになると、直ちにスイッチ31がOFFとなってデジタルホールド回路20Bとアナログホールド回路10が切断され、デジタルホールド回路20Bの記憶回路22のデータ更新が再開する。すなわち、バーストOFFからバーストONに切り替わるときは、ちょうどリセットがかかったのと同様な機序となり、遅延なくスイッチ31がOFFとなり、記憶回路22が更新状態に遷移する。このため、図4に示すように消光時間Tが遅延回路24で設定する遅延Dより短い場合には、遅延中にリセットされるため、スイッチ31のONと記憶回路22の更新停止は実施されない。すなわち、短い消光期間ではアナログホールド回路10のみでレーザーバイアス制御信号APC−Aの保持が実施されるが、それは上記のように望ましいことである。なお、アナログホールド回路10がAPC−Aのレベルを保持できる時間は、消光時間Tよりも長いことが必要である。
図5は、実施例2の遅延回路24の構成例を示す。
図において、遅延回路24はリセット端子Rを有するカウンタで構成される。データ端子Dに入力されるバーストON/OFF信号は、リセット端子Rに入力するリセット信号も兼ねており、バーストONのときにリセットが有効となって出力端子QにバーストONがそのまま出力される。バーストOFFになるとリセットが無効となり、回路内部で一定の数だけCLK端子に入力されるクロックパルスがカウントされる。なお、クロックパルスは、バーストONとなっている最小の期間、すなわちレーザー発光が持続する最小時間(最小パケット時間)よりも充分に短いものとする。例えば、最小パケット時間が1μ秒であれば、クロックの周波数は10MHz以上が望ましい。
クロックパルスがカウントされている間はQ端子のレベルが保持され、バーストONが維持される。このカウントが予め設定したカウント数に達すると、Q端子にD端子のレベルが転写され、バーストOFFが出力される。これにより、記憶回路22はデータ更新を停止して保持動作に入り、スイッチ31はONになる。なお、バーストONからバーストOFFに切り替わってカウントを開始したものの、カウントが終了する前に再びバーストONに切り替わると、リセットが有効となるのでQ端子の値はバーストONのまま変化しない。
なお、実施例2において、バーストON/OFF信号を単純に遅延させた信号でスイッチ31を制御すると、短い消光時間が存在した場合、発光期間に入ってからスイッチ31がONからOFFに遷移し、この動作が無用なノイズとなる危険があるが、上記のような遅延回路24を用いればこの問題を解決できる。
また、上記のような遅延回路24を用いたとしても、バーストOFFの期間が設定した遅延時間より僅かに長い場合は、 スイッチ31がONになっても短い期間でOFFに遷移する場合が存在する。しかし、 この動作はバーストOFFの期間、すなわち消光期間であるので、通信そのものに影響を与えることはない。
図6は、本発明のレーザー出力自動制御回路の実施例3の構成例を示す。
実施例1および実施例2において、アナログホールド回路10およびデジタルホールド回路20A,20Bはモノリシック構造で、それぞれ専用の集積回路として構成する場合を想定している。実施例3は、デジタルホールド回路20Cを汎用のマイクロプロセッサで実現する例を示す。
マイクロプロセッサでは、D/A変換器23から出力する、出力しないという動作は、D/A変換器またはマイクロプロセッサの出力バッファを制御する設定レジスタで制御できるので、D/A変換器23にスイッチ31の機能をもたせることがでる。また、バーストON/OFF信号を入力してから、このイベントをトリガとするタイマで数マイクロ秒以上の遅延を自由に設定できるので、実施例2の遅延回路24に代えてタイマ25を用いる。このようなマイクロプロセッサを用いた構成では、バーストOFF信号を入力してから、デジタルホールド回路20Cの出力をONにするまでの時間を、アナログホールド回路10のホールド容量15の保持能力が予め設定した許容値以下になる直前までといった設定が、プログラムによって任意に可能になる。
図7は、レーザーバイアス回路53の構成例を示す。ここでは、バイポーラトランジスタを用いた差動回路構成の例で示すが、CMOSデバイスを用いてもよい。なお、レーザーバイアス回路53は、変調回路やバッファ回路等を含むレーザー駆動回路の一部を構成している。
図において、差動対のトランジスタQ1,Q2の各コレクタ端子にインダクタL1を介して端子LDKを接続し、抵抗R1を介して電源VCCを接続する。トランジスタQ1,Q2の各エミッタ端子は、抵抗R2,R3を介してトランジスタQ3のコレクタ端子に接続される。トランジスタQ3のエミッタ端子は、抵抗RBを介して接地される。トランジスタQ1,Q2の各ベース端子には、相補的なバーストON/OFF信号(P),(N)が入力する。トランジスタQ3のベース端子には、レーザーバイアス制御信号APCが入力する。
端子LDKにレーザダイオード(LD54)のカソード端子が接続される。インダクタL1は抵抗素子であってもよい。LD54に流れるバイアス電流は、APCの電圧と抵抗RBの関係で決定される。すなわち、APCの電圧からQ3のベース−エミッタ電圧Vbeを差し引いた電圧をRBで除した量の電流が流れる。レーザーバイアス制御信号APCは、LD54のON/OFFにかかわらず常にQ3へ印加されている。LD54を発光させるには、バーストON/OFF信号(P)をハイレベル、バーストON/OFF信号(N)をローレベルに設定する。LD54の発光を停止するには、バーストON/OFF信号(P)をローレベル、バーストON/OFF信号(N)をハイレベルに切り替える。バイアス電流はVCCから供給されてLD54には流れないので、LD54の発光が停止する。
本発明のレーザー出力強度自動制御回路は、高速応答が可能で、かつホールド時間が極めて長いので、バーストOFFの時間が長い間欠動作に適する光通信システムのレーザー駆動回路として用いることができる。
10 アナログホールド回路
11 I−V変換回路
12 比較回路
13 スイッチ
14 V−I変換回路
15 ホールド容量
20A,20B,20C デジタルホールド回路
21 A/D変換器
22 記憶回路
23 D/A変換器
24 遅延回路
25 タイマ
31 スイッチ
32 抵抗
51 フォトダイオード(PD)
52 バッファ回路
53 レーザーバイアス回路
54 レーザダイオード(LD)
旭化成株式会社 バースト対応・直接変調LD用APC回路 AK2572データシート Maxim Integrated Products,Inc. 155Mbps to 2.5Gbps Burst-Mode Laser Driver MAX3656 Data sheet

Claims (3)

  1. レーザダイオード(以下「LD」という)の発光/消光をバーストON/OFF信号に応じて制御するレーザー駆動回路に対して、LDのレーザー出力強度を所定値に制御するレーザーバイアス制御信号を出力し、LDのバイアス電流を制御するレーザー出力自動制御回路において、
    前記バーストON/OFF信号に応じて、バーストONのときに前記レーザー出力強度が所定値に達するまで前記レーザーバイアス制御信号のレベルを操作し、バーストOFFで前記レーザーバイアス制御信号のレベルをホールド容量に保持するアナログホールド回路と、
    前記バーストONのときの前記レーザーバイアス制御信号のレベルを入力し、前記バーストOFFになったときに前記レーザーバイアス制御信号のレベルを保持し、ここで保持した前記レーザーバイアス制御信号のレベルを、前記バーストOFFから前記バーストONまでの間に前記アナログホールド回路の前記ホールド容量に供給するデジタルホールド回路と
    を備え、
    前記デジタルホールド回路は、前記バーストOFFのタイミングに所定時間だけ遅延させたタイミングで前記レーザーバイアス制御信号のレベルを保持し、ここで保持した前記レーザーバイアス制御信号のレベルを、前記バーストOFFのタイミングから前記所定時間だけ遅延させたタイミングまたはさらに遅延させたタイミングから前記バーストONまでの間に前記アナログホールド回路の前記ホールド容量に供給する構成である
    ことを特徴とするレーザー出力自動制御回路。
  2. 請求項に記載のレーザー出力自動制御回路において、
    前記デジタルホールド回路は、前記アナログホールド回路が出力する前記レーザーバイアス制御信号をデジタル値に変換して保持し、再度アナログ信号に変換して出力するまでのデジタル処理遅延が、前記バーストOFFのタイミングから遅延させる所定時間より短いか等しい構成である
    ことを特徴とするレーザー出力自動制御回路。
  3. 請求項1に記載のレーザー出力自動制御回路において、
    前記デジタルホールド回路は、前記アナログホールド回路が出力する前記レーザーバイアス制御信号をデジタル値に変換して保持し、再度アナログ信号に変換して出力するまでのデジタル処理遅延が前記バーストONの期間より短い構成である
    ことを特徴とするレーザー出力自動制御回路。
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