JP5225000B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

本発明は、リプレイの入賞に応じて再遊技可能なスロットマシンに関する。
従来より、例えば、リプレイが入賞した場合にメダルが自動的に投入(自動投入)され、遊技者が改めて新たなメダルを投入しなくても次のゲームを開始できるスロットマシンが知られている。また、リプレイの入賞を判定してからメダルの自動投入を開始するまでの間に所定の待機状態を発生させると共にリプレイの入賞に応じた遊技演出を発生させ、その待機状態及び遊技演出の終了後に自動投入を開始するスロットマシンの提案もある(例えば、特許文献1参照。)。このようなスロットマシンは、リプレイの入賞に応じて発生する遊技演出により遊技の興趣を高めようとしている。
しかしながら、前記従来のスロットマシンでは、次のような問題がある。すなわち、リプレイの入賞に応じた遊技演出を見慣れた遊技者にとって待機状態は円滑な遊技進行を阻害するだけであり却って遊技の興趣を損ねてしまうおそれがある。
特開2007−185259号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、リプレイの入賞後に待機状態を発生させるスロットマシンにおいて、待機状態の発生に応じて遊技の興趣を高めることが可能な優れた特性のスロットマシンを提供しようとするものである。
本発明は、図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
遊技媒体の投入が完了した投入完了状態においてゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
該ゲーム開始操作手段の操作に応じて、リプレイを含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、決定された内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、
前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段の操作に応じて前記図柄表示領域における図柄の変動表示を開始する一方、前記停止操作手段の操作に応じて前記内部当選フラグに対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
前記図柄表示領域に停止表示された図柄がいずれかの役の内部当選フラグに対応する図柄であるかを判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段によりリプレイの内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合に所定の待機状態を発生させる待機状態発生手段と、
前記待機状態発生手段による前記待機状態の継続時間である再遊技待機時間を成立中の内部当選フラグに応じて決定する待機時間決定手段と、
前記待機状態の終了後に前記投入完了状態を設定する再遊技設定手段と
前記待機状態が終了してから前記投入完了状態の設定が完了するまでの設定期間内に前記ゲーム開始操作手段が操作された場合に当該ゲーム開始操作を有効とするか否かを抽選により決定する受付抽選手段と、
前記入賞判定手段により特別役の内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合に遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、を備え、
前記受付抽選手段は、特別役の内部当選フラグが成立している場合には、成立していない場合よりも高い確率で前記設定期間における前記ゲーム開始操作を有効とし、
前記表示制御手段は、前記受付抽選手段が前記設定期間における前記ゲーム開始操作手段の操作を有効と決定した場合には、当該ゲーム開始操作に応じた図柄の変動表示を前記設定期間の終了後に開始するように構成されていることを特徴とするスロットマシンにある(請求項1)。
本発明のスロットマシンは、前記待機状態を発生させる前記待機状態発生手段と、前記再遊技待機時間を決定する前記待機時間決定手段と、前記投入完了状態を設定する前記再遊技設定手段とを備えている。前記待機状態発生手段は、リプレイが入賞した場合に前記待機状態を発生させる。前記再遊技設定手段は、前記待機状態の終了後に前記投入完了状態を設定する。このとき、前記待機状態決定手段が、成立中の前記内部当選フラグの種類に応じて前記待機時間の継続時間である前記再遊技待機時間を決定する。前記スロットマシンにおける遊技では、リプレイが入賞した場合の前記再遊技待機時間に基づいて、リプレイと同時当選した内部当選役の種類を推測できるようになる。
以上のように、本発明のスロットマシンは、リプレイの入賞後に待機状態を発生させるスロットマシンであって、待機状態を活用した新たな遊技性を実現して遊技の興趣を高めた優れた特性のスロットマシンである。
本発明のスロットマシンとしては、メダルやコインを遊技媒体とした狭義のスロットマシンのほか、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)などであっても良い。
また、前記入賞判定手段によりリプレイの内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合にリプレイの入賞を報知する演出であるリプレイ入賞演出を実行する演出手段を備え、
前記再遊技設定手段は、前記待機状態が終了した場合には前記リプレイ入賞演出の継続中であっても前記投入完了状態を設定することが好ましい(請求項2)。
この場合には、前記リプレイ入賞演出の継続中に前記投入完了状態を設定できるため、前記再遊技待機時間を短縮でき、遊技者の不満を抑制できる。
また、前記入賞判定手段によりリプレイの内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合に、前記待機時間決定手段により決定された前記再遊技待機時間に渡ってリプレイの入賞を報知する演出であるリプレイ入賞演出を実行する演出手段を備えていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、前記リプレイ入賞演出の演出期間に基づいて前記再遊技待機時間を把握できるようになる。
また、前記再遊技設定手段は、遊技媒体を自動投入することにより前記投入完了状態を設定するように構成され、
前記待機状態が終了してから前記再遊技設定手段による遊技媒体の自動投入により前記投入完了状態の設定が完了するまでの自動投入状態である旨を表す投入報知手段を備えていることが好ましい(請求項4)。
この場合には、遊技者が前記自動投入状態を把握できるようになるため、前記待機状態の終期をより正確に把握できるようになる。
また、前記待機状態が終了してから前記投入完了状態の設定が完了するまでの設定期間内に前記ゲーム開始操作手段が操作された場合に当該ゲーム開始操作を有効とするか否かを抽選により決定する受付抽選手段と、
前記入賞判定手段により特別役の内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合に遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、を備え、
前記受付抽選手段は、特別役の内部当選フラグが成立している場合には、成立していない場合よりも高い確率で前記設定期間における前記ゲーム開始操作を有効とし、
前記表示制御手段は、前記受付抽選手段が前記設定期間における前記ゲーム開始操作手段の操作を有効と決定した場合には、当該ゲーム開始操作に応じた図柄の変動表示を前記設定期間の終了後に開始する
この場合には、前記待機状態が終了してから前記投入完了状態が設定されるまでの前記設定期間内の前記ゲーム開始操作が有効であれば特別役の内部当選フラグが成立している確率が高いことになる。前記設定期間内の前記ゲーム開始操作が有効であるか否かに応じて、特別役の内部当選フラグの成立状態を推測するという新しい遊技性を実現でき、新たな楽しみを提供できる。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、リプレイの入賞後に待機状態を発生させるスロットマシン1に関する例である。この内容について、図1〜図11を用いて説明する。
まず、本例のスロットマシン1の遊技性の概略を説明する。スロットマシン1の遊技では、リプレイの入賞後に待機状態が発生し、当該待機状態の終了後にメダル(遊技媒体)の自動投入が開始される。自動投入では、新たなメダルの投入やクレジットされたメダル引き落とすことなくメダルが1枚ずつ投入される投入動作が実行され、3枚が投入された時点で投入完了状態が設定されて投入動作が終了される。
本例のスロットマシン1の遊技では、ボーナス役(特別役)に対応する内部当選フラグ(ボーナスフラグ)の成立状況に応じた抽選により待機状態の継続期間である再遊技待機時間が決定される。さらに、スロットマシン1の遊技では、待機状態の終了後、メダルの投入完了状態が設定されるまでの自動投入期間(設定期間)におけるゲーム開始操作を有効とするか無効とするかがボーナスフラグの成立状況に応じた抽選により決定される。それ故、スロットマシン1の遊技では、再遊技待機時間、及び自動投入期間におけるゲーム開始操作の受付状況からボーナスフラグが成立している可能性を推測可能となっている。
次に、本例のスロットマシン1では、図3に示すごとく、役、内部当選役、入賞役が設定されている。スロットマシン1では、遊技者にとって有利なボーナス役のほか、オレンジ役、ベル役を含む4種類の小役、リプレイが設定されている。図3では、左列に各役の名称を、中列に各役に対応する図柄20の組合せである入賞図柄を、右列に入賞に応じて遊技者に付与される特典(利益)を示してある。スロットマシン1では、内部抽選手段41により内部当選した役が内部当選役になる。そして、内部当選役に対応する入賞図柄が入賞ラインに沿って成立したとき、その役が入賞役となる。
次に、本例のスロットマシン1の外観的な構成について、図1を参照して説明する。スロットマシン1では、遊技者に対面する前面部分が、略矩形状の図柄表示窓11を略中央に設けた前面枠体10によって形成されている。前面枠体10は、図柄表示窓11の上側に、液晶表示部53、左右一対のスピーカ520及び装飾ランプ部56を配置してなる。図柄表示窓11の下側には、スロットマシン1の基部をなすベース部100が形成されている。図柄表示窓11の右側には、メダル払出数を表示する払出数表示部551、クレジット数を表示するクレジット数表示部552、及びメダルの投入数を表示するベット数表示部553(投入報知手段)が配置されている。
ベース部100は、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓11に対して相対的に張り出すように形成されている。ベース部100は、図柄表示窓11に隣り合う上端部にテーブル状の操作面14を有し、メダルを払い出すメダル受け皿15を下端部に有し、操作面14とメダル受け皿15との間に操作パネル13を有している。
操作面14には、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダルを投入するためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるための精算ボタン65と、メダルを直接投入するためのメダル投入口630とが配置されている。操作パネル13には、リール21の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62(ゲーム開始操作手段)と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61(停止操作手段)とが配置されている。
ベットボタン64は、クレジットされたメダルの中から3枚のメダルを投入するためのボタンである。ベットボタン64は、投入数3を表す3ベット信号を発生する。ただし、残りのクレジットが2又は1である場合には、2ベット信号又は1ベット信号を発生し、クレジットがゼロの場合は、ベット信号を発生しない。
スタートレバー62は、遊技者によるゲーム開始操作に応じてリール21の制御信号であるゲーム開始信号を発生する操作レバーである。
図柄表示窓11は、図柄表示領域110L、C、Rを含む表示窓である。各図柄表示領域110L、C、Rは、いずれも縦3図柄分の図柄表示領域である。図柄表示窓11全体では、3行3列よりなる2次元マトリクス状に配置された9図柄分の図柄表示領域が形成されている。図柄表示窓11は、遊技者側から図柄20が見えるように、窓全体が透明な樹脂プレートにより形成されている。2次元マトリクス状に配置された9個の図柄20に対しては、入賞の対象となる入賞図柄の並び方向である入賞ライン211〜215が設定されている。入賞ラインとしては、水平方向の入賞ライン211〜213と、対角方向の入賞ライン214、215とがある。
各図柄表示領域110L、C、Rの裏側には、図柄変動表示手段2を構成するリール21L、C、Rがそれぞれ配置されている。リール21L、C、Rは、図2に示すごとく、円柱形状をなし、その外周面に略一定の間隔を空けて21個の図柄20が配置された回転式のリールである。本例の各リール21L、C、Rでは、リプレイの入賞図柄を構成する「R」の最大間隔がいずれも4図柄となっている。一方、後述するごとく本例のスロットマシン1では、リール21を停止する際の引込範囲として4図柄分に相当する範囲が設定されている。各リール21L、C、Rでは、どのようなタイミングでストップボタン61L、C、Rを操作しても必ず「R」が引込範囲内に含まれることになる。それ故、スロットマシン1では、リプレイが内部当選した場合には、必ずリプレイが入賞することになる。なお、リール21としては、本例の回転式のリールに代えて、液晶ディスプレイに図柄を変動表示する画像式のリールを採用することもできる。
ストップボタン61は、図1に示すごとく、遊技者の停止操作に応じてリール21の制御信号である変動停止信号を発生させる操作ボタンである。本例のストップボタン61は、左リール21Lに対応する左ストップボタン61L、中リール21Cに対応する中ストップボタン61C、及び右リール21Rに対応する右ストップボタン61Rを組み合わせてなる。
スピーカ520及び装飾ランプ部56は、音あるいは光により遊技を演出するための演出手段である。
払出数表示部551は、入賞時のメダル払出数を表示する表示部である。
クレジット数表示部552は、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダル数を表示する表示部である。
ベット数表示部553は、メダルの投入数を表示する表示部である。ベット数表示部553は、縦方向に配列された3個のLEDよりなる。ベット数表示部553は、最下段のLEDからの点灯数によりメダルの投入数を表示する。本例のスロットマシン1では、このベット数表示部553が、メダルの自動投入状態を表す投入報知手段としての機能を実現している。
液晶表示部53は、液晶ディスプレイよりなる。液晶表示部53は、リプレイ入賞を報知する図示しないリプレイ入賞演出画面のほか、各種の演出画面を表示する演出手段530としての機能を備えている。
次に、本例のスロットマシン1の電気的な構成について、図4を参照して説明する。スロットマシン1の全体動作を制御するメイン基板3に対しては、既出の構成のほか、メダル投入口630を介して直接投入されたメダルを検知する投入メダル検知部63、リール21と共に図柄変動表示手段2を構成するリール駆動部22、リール21の回転位置を検知する基準位置検知部66、メダルを払い出すメダル払出部54、払出数表示部551やクレジット数表示部552やベット数表示部553を含む各種表示部55、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定するための設定値操作部68、及びスピーカ520を制御する音声出力部52等が電気的に接続されている。
投入メダル検知部63は、メダル投入口630から直接投入されたメダルの検知部である。投入メダル検知部63は、メダル投入口630から投入されたメダルを検知する毎に検知信号である投入信号を出力する。
リール駆動部22は、ステップ単位で制御可能なステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール21を回転駆動する手段である。
基準位置検知部66は、各リール21L、C、Rについて基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力する検知部である。
メダル払出部54は、入賞に応じて所定数(図2参照。)のメダルをメダル受け皿15に払い出す払出部である。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役等の当選確率が異なる6段階の設定値を変更するための操作部である。
メイン基板3は、図4に示すごとく、CPU31と、メモリ手段であるROM33、RAM34と、入出力インターフェースとしてのI/O部32と、内部抽選用の乱数を抽出する乱数抽出部35とを有している。CPU31は、ROM33から読み込みしたソフトウェアプログラムを実行することにより、内部当選役を抽選する内部抽選手段41、内部当選役に対応する内部当選フラグを制御するフラグ制御手段42、リール21を制御する表示制御手段43、入賞図柄を判定する入賞判定手段44、入賞に応じて利益を付与する利益付与手段45、リプレイ入賞時に待機状態を発生させる待機状態発生手段46、待機状態の終了後に投入完了状態を設定する再遊技設定手段48、ボーナス状態(特別遊技状態)など各種の遊技状態を発生させる遊技状態発生手段47、前記自動投入期間内のゲーム開始操作を有効とするか否かを決定する受付抽選手段49としての各機能を実現する。
メモリ手段であるROM33は、図5〜図7に示すごとく、内部抽選手段41が内部当選役の抽選に用いる内部当選役抽選テーブルと、再遊技待機時間の抽選に用いる再遊技待機時間抽選テーブルと、前記自動投入期間内のゲーム開始操作を有効とするか否かの抽選に用いる開始操作受付抽選テーブルとを記憶している。
内部当選役抽選テーブルは、図5に示すごとく0〜65535の抽選用乱数のうち、各役の当選乱数の範囲が規定されたデータテーブルである。内部当選役の抽選テーブルとしては、通常状態に適用される内部当選役抽選テーブルと、ボーナス状態に適用される内部当選役抽選テーブルとがある。
通常状態用の内部当選役抽選テーブルでは、ボーナス役、オレンジ役、ベル役、スイカ役、チェリー役、及びリプレイの当選乱数が規定されている。この内部当選役抽選テーブルでは、ボーナス役とリプレイとが同時に内部当選する当選乱数が規定されている。それ故、この内部当選役抽選テーブルが適用される通常状態では、リプレイが入賞した場合にボーナス役が同時に内部当選している可能性がある。ボーナス状態用の内部当選役抽選テーブルでは、0〜65535の乱数範囲の大部分が小役の当選乱数として規定されている。それ故、この内部当選役抽選テーブルが適用されるボーナス状態は、小役(特にベル役)が高確率で内部当選し得る非常に有利な遊技状態となっている。
再遊技待機時間抽選テーブルは、図6に示すごとく0〜127の抽選用乱数のうち、0〜3000m秒までの5種類の再遊技待機時間の当選乱数がそれぞれ規定されたデータテーブルである。再遊技待機時間抽選テーブルとしては、ボーナスフラグが成立している場合に適用される再遊技待機時間抽選テーブルと、ボーナスフラグが成立していない場合に適用される再遊技待機時間抽選テーブルとがある。2種類の再遊技待機時間抽選テーブルでは、当選乱数の配分が若干異なっている。例えば、再遊技待機時間0m秒に対応する当選乱数としては、ボーナスフラグが成立している場合の抽選テーブルでは0〜9の10個が規定されている一方、ボーナスフラグが成立してない場合の抽選テーブルでは0〜2の3個が規定されているのみである。それ故、再遊技待機時間が0m秒であった場合、すなわち待機状態がなかった場合には、再遊技待機時間が500m秒又は1000m秒の場合と比較してボーナスフラグが成立している可能性が高いということになる。
開始操作受付抽選テーブルは、図7に示すごとく0〜127の抽選用乱数のうち、前記自動投入期間におけるゲーム開始操作を有効とする当選乱数、及びゲーム開始操作を無効とする当選乱数がそれぞれ規定されたデータテーブルである。開始操作受付抽選テーブルとしては、ボーナスフラグが成立している場合に適用される開始操作受付抽選テーブルと、ボーナスフラグが成立していない場合に適用される開始操作受付抽選テーブルとがある。2種類の開始操作受付抽選テーブルでは、当選乱数の配分が異なっている。ゲーム開始操作を有効とする当選乱数としては、ボーナスフラグが成立している場合の抽選テーブルでは0〜63が規定されている一方、ボーナスフラグが成立していない場合の抽選テーブルでは、0(ゼロ)が規定されているのみである。それ故、自動投入期間におけるゲーム開始操作が有効であった場合には、無効であった場合と比べてボーナスフラグが成立している可能性が高いということになる。
乱数抽出部35は、図4に示すごとく、各種抽選用の乱数を抽出する部分である。乱数抽出部35は、乱数発生部350が発生する整数の中から乱数を抽出する。乱数発生部350は、所定範囲に属する整数を発生する部分である。乱数抽出部35は、乱数発生部350が発生する整数を乱数として抽出する。乱数抽出部35が抽出する乱数としては、内部当選役を抽選するための0〜65535の範囲の乱数と、再遊技待機時間を抽選するための0〜127の範囲の乱数と、自動投入期間内のゲーム開始操作を有効とするか否かを抽選するための0〜127の範囲の乱数とがある。
乱数抽出部35は、ゲーム開始操作に応じたゲーム開始信号を契機として内部当選役を抽選するための乱数を抽出する。また、乱数抽出部35は、リプレイの入賞に応じて再遊技待機時間を抽選するための乱数、及び自動投入期間内のゲームの開始操作の受付を有効とするか否かを抽選するための乱数を抽出する。
内部抽選手段41は、内部抽選により内部当選役を決定し、その内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる手段である。内部抽選手段41は、図5の内部当選役抽選テーブルに規定された各役の当選乱数に対して内部抽選用の乱数を照合し、内部当選役を決定する。内部抽選手段41は、図5に示す抽選テーブルのうちのいずれかを、遊技状態に応じて選択的に利用する。
フラグ制御手段42は、ボーナス役以外の他の役の内部当選フラグについては、当該内部当選フラグが初めて成立したゲームで入賞したか否かに関わらず次のゲームを開始するまでにオフ状態(ゼロ)にリセットする。したがって、ボーナス役以外の各役が内部当選したゲームで入賞しなかった場合、全て取りこぼしとなる。一方、ボーナス役の内部当選フラグであるボーナスフラグについては、入賞するまで、内部当選フラグの成立状態が次回のゲームに順次、持ち越され、入賞に応じてオフ状態にリセットされる。
待機状態発生手段46を構成する待機時間決定手段460は、再遊技待機時間を抽選により決定する手段である。待機状態決定手段460は、図6の再遊技待機時間抽選テーブルで規定された各再遊技待機時間の当選乱数に対して乱数抽出部35が抽出した乱数を照合し、再遊技待機時間を決定する。待機時間決定手段460は、図6に示す再遊技待機時間抽選テーブルのいずれかをボーナスフラグの成立状況、すなわちボーナス役が同時当選しているか否かに応じて選択的に利用する。このように本例のスロットマシン1では、ボーナス役が同時当選しているか否かに応じて再遊技待機時間が決定される。
受付抽選手段49は、リプレイの入賞に応じて自動投入期間内のゲーム開始操作を有効とするか否かを抽選により決定する手段である。受付抽選手段49は、前記開始操作受付抽選テーブル(図7)に規定された当選乱数に対して乱数抽出部35が抽出した乱数を照合し、ゲーム開始操作を有効とするか無効とするかを決定する。受付抽選手段49は、図7に示す開始操作受付抽選テーブルのうちのいずれかをボーナスフラグの成立状況に応じて選択的に利用する。
再遊技設定手段48は、待機状態の終了後に投入完了状態を設定する手段である。再遊技設定手段48は、待機状態の終了に応じてメダルの自動投入を開始し、3枚分の投入により投入完了状態を設定する。再遊技設定手段48は、300m秒の間隔で1回ずつ自動投入信号を出力する。なお、再遊技設定手段48は、リプレイ入賞に応じたリプレイ入賞演出が継続中であるか否かに関わらず、待機状態の終了に応じて自動投入を開始するように構成されている。自動投入状態の継続期間である自動投入期間においては、自動投入信号の出力に応じてベット数表示部553のLEDが下から順番に300m秒の間隔で1個ずつ点灯していくことになる。それ故、本例のスロットマシン1では、前記ベット数表示部553によるベット数の表示により、再遊技設定手段48がメダルを自動投入する様子を視認可能である。
表示制御手段43は、前記ゲーム開始信号に応じてリール21の図柄変動を開始させると共に、前記変動停止信号に応じてリール21の図柄変動を停止させる手段である。表示制御手段43では、受信したゲーム開始信号を有効とする制御フラグである受付有効フラグが設定されている。この受付有効フラグは、原則的には投入完了状態の設定に応じてオン状態に設定されると共に、ゲーム開始操作の受付に応じてゼロリセットされるフラグである。ただし、前記受付抽選手段49によりゲーム開始操作を有効とすることが決定された場合には、メダルの投入完了状態が成立する前の前記自動投入期間においても受付有効フラグがオン状態に設定される。なお、投入完了状態は、メダル投入に応じた投入信号、ベットボタン64の操作に応じたベット信号、再遊技設定手段48による自動投入信号に応じて3枚分のメダルが投入されたときに設定される。
表示制御手段43は、前記投入完了状態であって、かつ、受付有効フラグがオン状態であるときのゲーム開始信号の受信に応じて直ちにリール21の図柄の変動表示を開始させる。また、表示制御手段43は、前記自動投入期間であって、かつ、受付有効フラグがオフ状態であるときにゲーム開始信号を受信した場合には、自動投入期間の終了後、すなわち投入完了状態の設定後にリール21の図柄変動を開始させる。
表示制御手段43は、リール駆動部22を構成するステッピングモータに制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップずつステッピングモータを回転させる。表示制御手段43は、リール駆動部22に入力した制御パルス数、すなわちステッピングモータが回転したステップ数をカウントする。特に、本例の表示制御手段43は、各リール21の基準位置片の検知信号を取り込むごとにステップ数をゼロリセットすることで、直近の検知信号の後に生じたステップ数をカウントしている。
表示制御手段43は、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める所定の引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実行する手段である。本例では、前記のごとく、引込範囲として4図柄分に相当する範囲が設定されている。表示制御手段43は、変動停止信号を取り込みした際のステップ数に基づいて、入賞ライン212上に瞬間的に位置する図柄20であるビタ図柄を計算する。さらに、そのビタ図柄及び引込範囲に属する4図柄の合計5図柄の中から停止すべき図柄を決定する。表示制御手段43は、以上のように決定した停止すべき図柄を引き込んでリール21を停止させる。
入賞判定手段44は、3基のリール21L、C、Rが停止表示する図柄の組合せが所定の入賞図柄であるか否かを判定する手段である。具体的には、入賞判定手段44は、3基のリール21L、C、Rを横断するように設定された入賞ライン211〜215上に停止した図柄の組合せに応じて入賞役を判定する。入賞判定手段44は、各リール21L、C、Rが停止した後、各リール21L、C、Rに対応するステッピングモータ(リール駆動部22)のステップ数を取り込む。入賞判定手段44は、このステップ数を基にして入賞ライン211〜215上に停止した図柄20の種類を求め、その図柄20の組合せについて入賞役が成立するか否かを判定する。
利益付与手段45は、入賞判定手段44により判定された入賞役に応じた利益を付与する手段である。例えば、リプレイが入賞役である場合にはメダルの自動投入による無償のゲームの提供という利益を付与する。本例のスロットマシン1では、無償のゲームを提供するための制御フラグとしてリプレイゲームフラグが設定されている。リプレイゲームフラグは、リプレイの入賞に応じてオン状態に設定される。
遊技状態発生手段47は、各種の遊技状態を発生させる手段である。遊技状態発生手段47では、スロットマシン1が発生する遊技状態を制御するための制御フラグが設定されている。制御フラグとしては、ボーナス状態に対応するボーナス状態フラグ等がある。遊技状態発生手段47は、ボーナス状態を発生させる特別遊技状態発生手段470としての機能を含んでいる。
特別遊技状態発生手段470は、ボーナス状態フラグがオン状態であるとき、内部当選役の抽選に当たって図5に示すボーナス状態用の抽選テーブルを選択する。特別遊技状態発生手段470は、ボーナス役の入賞に応じてボーナス状態フラグをオン状態に設定する一方、ボーナス状態終了条件の成立に応じてボーナス状態フラグをオフ状態にリセットする。本例のボーナス状態終了条件は、465枚超のメダルの払い出しとなっている。
待機状態発生手段46は、リプレイ役の入賞に応じて待機状態を発生させる手段である。待機状態発生手段46は、前記待機時間決定手段460が抽選により決定した再遊技待機時間に渡る待機状態を発生させる。待機状態発生手段46では、待機状態に対応する待機フラグが設定されている。待機状態発生手段46は、リプレイの入賞に応じて待機フラグをオン状態に設定する一方、再遊技待機時間の経過に応じて待機フラグをオフ状態にリセットする。待機状態発生手段46は、待機フラグがオン状態であるとき待機状態を発生させる。
次に、以上のように構成された本例のスロットマシン1の動作について、図8及び図9のフロー図を用いて説明する。図8は、本例のスロットマシン1におけるゲーム開始処理の流れを示すフロー図である。図9は、本例のスロットマシン1における入賞処理の流れを示すフロー図である。
図8に示すゲーム開始処理では、まず、リプレイの入賞を表すリプレイゲームフラグのフラグ状態が判断される(S102)。リプレイゲームフラグのフラグ状態がゼロに設定されている場合には(S102:YES)、メダルの投入数を表すベットカウンタの値が判断される(S103)。ベットカウンタの値が投入完了状態を表す3に達している場合には(S103:YES)、スタートレバー62によるゲーム開始操作の検出が判断される(S104)。一方、ベットカウンタの値が投入完了状態を表す3に達していない場合には(S103:NO)、ベット信号の受信が判断される(S111)。ベット信号が受信された場合には(S111:YES)、ベットカウンタの値が1ずつ加算される(S112)。
その後、ゲーム開始操作が検出された場合には(S104:YES)、内部当選役の抽選(S105)に応じて内部当選したフラグが1に設定され(S106)、ベットカウンタがゼロリセットされる(S116)。前回ゲーム開始後の経過時間を計測するウェイトタイマによる計測時間が4.1秒を超えた場合には(S107:YES)、リール21の回転を開始させると共に(S108)、ウェイトタイマがゼロスタートされる(S109)。
一方、リプレイゲームフラグのフラグ状態が1に設定されている場合には(S102:NO)、再遊技待機時間の抽選が実行される(S121)。抽選により決定された再遊技待機時間がゼロ秒でない場合には(S122:YES)、再遊技待機時間の経過が判断される(S123)。再遊技待機時間の経過、あるいは再遊技待機時間がゼロ秒の場合には(S123:YES、S122:NO)、メダルの自動投入期間内のゲーム開始操作を有効とするか否かの抽選が実行される(S124)。受付有効と決定された場合には(S125)、前記受付有効フラグが1に設定され(S126)、ベットカウンタの値に1が加算される(S127)。ベットカウンタの値が判断される(S128)。
ベットカウンタの値が3に達していない場合には(S128:NO)、受付有効フラグのフラグ状態が判断される(S141)。受付有効フラグが1に設定されている場合には(S141:YES)、ゲーム開始操作の検出に応じて(S142:YES)内部当選役の抽選が実行され(S143)、内部当選役に対応する内部当選フラグが1に設定される(S144)。その後、ベットカウンタの値が3に達するまでの自動投入期間において(S128:YES)、前記S141〜S144の処理が繰り返し実行される。
ベットカウンタの値が投入完了状態を表す3に達した場合には(S128:YES)、受付有効フラグがゼロリセットされ(S129)、内部当選役の抽選状況が判断される(S130)。内部当選役を未抽選である場合には(S130:YES)、ゲーム開始操作が待機される(S131)。ゲーム開始操作が検出された場合には(S131:YES)、内部当選役の抽選(S105)に応じて内部当選したフラグが1に設定され(S106)、ベットカウンタがゼロリセットされる(S116)。その後、前記ウェイトタイマによる計測時間が4.1秒を超えた場合には(S107:YES)、リール21の回転を開始させると共に(S108)、ウェイトタイマがゼロスタートされる(S109)。内部当選役の抽選が済んでいる場合には(S130:YES)、そのまま前記S116〜S109の処理が実行される。
図9に示す入賞処理では、まず、ストップボタン61によるリール21の停止操作の検出が判断される(S201)。リール21の停止操作が検出された場合には(S201:YES)、対応するリール21の回転が停止される(S202)。その後、全リール21の回転が停止した場合には(S203:YES)、図柄表示領域110に停止表示された図柄組合せが入賞図柄であるか否か判定され(S204)、各役の入賞が判断される。
リプレイが入賞した場合には(S205:YES)、リプレイの内部当選フラグであるリプレイフラグがゼロリセットされる一方(S206)、リプレイの入賞を表すリプレイゲームフラグが1に設定される(S207)。ボーナス役が入賞した場合には(S211)、ボーナス状態フラグが1に設定されると共に(S212)、ボーナスフラグがゼロリセットされる(S213)。
小役のいずれかが入賞した場合には(S221:YES)、各小役の種類に応じた払出処理Pが実行されると共に、各小役の内部当選フラグがゼロリセットされる(S222)。その後、ボーナス状態終了条件の成立に応じて(S208:YES)、ボーナス状態フラグがゼロリセットされる(S209)。
ここで、前記のごとく構成されたスロットマシン1におけるリプレイ入賞から次のゲームが開始されるまでの遊技の流れについて図10及び図11を用いて説明する。
まず、自動投入期間内のゲーム開始操作が有効となる場合について、図10を参照して遊技の流れを説明する。同図は、リプレイの入賞に応じて再遊技待機時間として3秒が決定されると共に自動投入期間におけるゲーム開始操作が有効と決定された場合の遊技の流れを示している。
この遊技では、リプレイ入賞後のリール21の回転停止(遊技時点A)に応じてスタートする3秒間の待機状態の終了に応じ(遊技時点B)、自動投入期間がスタートしている。自動投入期間がスタートする際、ゲーム開始操作を受付可能な状態を表す受付有効フラグがオン状態に設定されている。それ故、自動投入期間内の遊技時点Cのゲーム開始操作が有効に受け付けられ、自動投入期間の終了(遊技時点D)、すなわち投入完了状態の設定に応じてリールの回転が開始されている。
次に、自動投入期間内のゲーム開始操作が無効となる場合について、図11を参照して遊技の流れを説明する。同図は、リプレイの入賞に応じて再遊技待機時間として1秒が決定されると共に自動投入期間におけるゲーム開始操作が無効と決定された場合の遊技の流れを示している。
この遊技では、リプレイ入賞後のリール21の回転停止(遊技時点A)に応じてスタートする1秒間の待機状態の終了に応じ(遊技時点B)、自動投入期間がスタートしている。ゲーム開始操作が無効となる自動投入期間では、受付有効フラグがオフ状態のままとなる。それ故、この自動投入期間内の遊技時点C1におけるゲーム開始操作が無視されている。その後、自動投入期間の終了(遊技時点D)、すなわち投入完了状態の設定に応じて、受付有効フラグがオン状態に設定されている。その後、投入完了状態における再度のゲーム開始操作により(遊技時点C2)、リールの回転が開始されている。
本例のスロットマシン1では、ボーナス役の内部当選フラグであるボーナスフラグの成立状況に応じて待機状態の継続時間である再遊技待機時間や、自動投入期間におけるゲーム開始操作の有効無効が決定される。したがって、スロットマシン1の遊技では、リプレイ入賞後の待機状態の時間的な長さや、自動投入期間におけるゲーム開始操作の取り扱いに応じて、ボーナスフラグの成立状況を推測するという楽しみがある。
以上のように、本例のスロットマシン1は、リプレイ入賞後の待機状態を積極的に活用することで新たな遊技性を実現し、遊技の興趣を高めた優れた特性のスロットマシンである。
なお、本例は、ボーナスフラグの成立状況に応じて再遊技待機時間を決定した例であるが、他の役の内部当選の成立状況や遊技状態に応じて再遊技待機時間が決定されるようにしても良い。
さらに、リプレイに入賞した際、次回のゲームのための内部当選役の抽選を実行し、その抽選結果に応じて再遊技待機時間を決定して待機状態を発生させることも良い。
なお、本例の構成から待機状態の実行を省略することも可能である。この場合には、自動投入期間内のゲーム開始操作の受付状況からボーナスフラグの成立状況を推測できる。
なお、本例では、リプレイ入賞時に一旦ゲームを終了させているが、これに代えて、リプレイが入賞したゲームと、次回のゲームであるリプレイゲームとを合わせて1ゲームとしても良い。
また、本例では、リプレイ入賞演出の継続中に再遊技待機時間が経過して待機状態が終了してもリプレイ入賞演出を継続させているが、これに代えて、待機状態の終了に応じてリプレイ入賞演出を終了させることもできる。
また、自動投入期間において受付有効フラグが1の状態でゲーム開始操作が行われ、有効に受付された場合には、例えば、効果音を発生させるなどして遊技者にその旨を報知しても良い。これにより、自動投入期間内のゲーム開始操作が有効に受付されたか否かを確実性高く遊技者に報知でき、ボーナス役に対する遊技者の期待感を煽ることができるようになる。さらに、自動投入期間内のゲーム開始操作が受付されなかった場合(受付有効フラグがゼロであった場合)には、効果音が発生しなかったことをもって再度のゲーム開始操作を促し、円滑な遊技を行わせることができるようになる。
以上、実施例1のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形あるいは変更した技術を包含している。
実施例1における、スロットマシンの外観を示す正面図。 実施例1における、スロットマシンの役、入賞図柄、特典を示す説明図。 実施例1における、リールの外周に配置された図柄の配列を展開して示す展開図。 実施例1における、スロットマシンのシステム構成を示すブロック図。 実施例1における、内部当選役抽選テーブルを示す説明図。 実施例1における、再遊技待機時間抽選テーブルを示す説明図。 実施例1における、開始操作受付抽選テーブルを示す説明図。 実施例1における、ゲーム開始処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、入賞処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、リプレイ入賞後、次回のゲームが開始されるまでの遊技の流れを説明する説明図。 実施例1における、リプレイ入賞後、次回のゲームが開始されるまでの遊技の流れを説明する説明図。
符号の説明
1 スロットマシン
11 図柄表示窓
110 図柄表示領域
2 図柄変動表示手段
21 リール
20 図柄
3 メイン基板
35 乱数抽出部
41 内部抽選手段
42 フラグ制御手段
43 表示制御手段
44 入賞判定手段
45 利益付与手段
46 待機状態発生手段
460 待機時間決定手段
47 遊技状態発生手段
470 特別遊技状態発生手段
48 再遊技設定手段
49 受付抽選手段
530 演出手段
553 ベット数表示部(投入報知手段)
61 ストップボタン(停止操作手段)
62 スタートレバー(ゲーム開始操作手段)

Claims (4)

  1. 図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体の投入が完了した投入完了状態においてゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    該ゲーム開始操作手段の操作に応じて、リプレイを含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、決定された内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記ゲーム開始操作手段の操作に応じて前記図柄表示領域における図柄の変動表示を開始する一方、前記停止操作手段の操作に応じて前記内部当選フラグに対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄表示領域に停止表示された図柄がいずれかの役の内部当選フラグに対応する図柄であるかを判定する入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段によりリプレイの内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合に所定の待機状態を発生させる待機状態発生手段と、
    前記待機状態発生手段による前記待機状態の継続時間である再遊技待機時間を成立中の内部当選フラグに応じて決定する待機時間決定手段と、
    前記待機状態の終了後に前記投入完了状態を設定する再遊技設定手段と
    前記待機状態が終了してから前記投入完了状態の設定が完了するまでの設定期間内に前記ゲーム開始操作手段が操作された場合に当該ゲーム開始操作を有効とするか否かを抽選により決定する受付抽選手段と、
    前記入賞判定手段により特別役の内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合に遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、を備え、
    前記受付抽選手段は、特別役の内部当選フラグが成立している場合には、成立していない場合よりも高い確率で前記設定期間における前記ゲーム開始操作を有効とし、
    前記表示制御手段は、前記受付抽選手段が前記設定期間における前記ゲーム開始操作手段の操作を有効と決定した場合には、当該ゲーム開始操作に応じた図柄の変動表示を前記設定期間の終了後に開始するように構成されていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記入賞判定手段によりリプレイの内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合にリプレイの入賞を報知する演出であるリプレイ入賞演出を実行する演出手段を備え、
    前記再遊技設定手段は、前記待機状態が終了した場合には前記リプレイ入賞演出の継続中であっても前記投入完了状態を設定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記入賞判定手段によりリプレイの内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合に、前記待機時間決定手段により決定された前記再遊技待機時間に渡ってリプレイの入賞を報知する演出であるリプレイ入賞演出を実行する演出手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  4. 前記再遊技設定手段は、遊技媒体を自動投入することにより前記投入完了状態を設定するように構成され、
    前記待機状態が終了してから前記再遊技設定手段による遊技媒体の自動投入により前記投入完了状態の設定が完了するまでの自動投入状態である旨を表す投入報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
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