JP5221221B2 - 洗濯機 - Google Patents

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本発明は、槽内に連続注水して洗濯物をすすぐ注水すすぎを行い得るようにした洗濯機に関する。
従来より、上記洗濯機は、例えば周知のように内外二重の洗濯槽を備えており、洗い、すすぎ、脱水等の各工程を順次運転可能としている。具体的には、貯水可能な外槽(水槽)の内部に内槽(洗濯兼脱水槽)が回転可能に設けられると共に、当該内槽の内方下部に撹拌体が回転可能に配設されている。そして、前記すすぎ行程における注水すすぎは、内槽内に連続注水しながら洗濯物の撹拌をし、それによって洗濯物から出た洗剤分を含む水を、外槽上部の溢水口から溢水ホース(溢水経路)を通して機外に排出するもので、効果的にすすぎ得るようになっている。
ところで、この種の洗濯機にあっては、洗いや、すすぎで設定される最高規定水位より高い位置に異常水位点を有し、洗いやすすぎの撹拌中に水位を検知する水位センサにより異常水位点を検知するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この洗濯機では、洗いやすすぎ時に前記水位センサによって異常水位点を検知した場合、一旦撹拌を停止して水位を検知し、再度異常水位を検知した場合には運転を停止するように構成されており、槽上縁から水が溢れ出て電気部品へ伝わり感電するという事態が発生するのを防止している。
特許第3168628号公報
上記のように特許文献1の洗濯機において、撹拌を停止してもなお異常水位が検知される場合、運転を停止することで槽上縁からの溢水を防止することはできる。しかしながら、この異常水位の原因は、給水弁の故障、溢水ホースの詰り、排水部の詰り(或は排水弁の故障)等、種々の要素が考えられるため、従来の構成では、その異常箇所を検知できないのはもちろん、ユーザ(使用者)側も異常水位となった原因を特定できないのが実情である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、洗濯槽上縁から水が溢れ出るのを防止することができると共に、異常箇所の特定も可能にする洗濯機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機は、洗い、すすぎ、脱水等の各工程を順次運転可能とし、且つ前記すすぎ行程で槽内に連続注水して洗濯物をすすぐ注水すすぎを行い得るようにしたものであって、前記槽内の水位を検出する水位検出手段と、前記槽内の最高規定水位より高位置に設けられ、溢水水位を形成する溢水口と、前記溢水口から流出した水を機外に排出する溢水経路と、前記各工程での運転を制御する制御手段であって、前記水位検出手段の検出する水位に基づいて、前記注水すすぎの前の工程と当該注水すすぎ時とで夫々前記水位の異常の有無を判断するとともに、前記注水すすぎの前の工程で前記水位の異常が無く且つ当該注水すすぎ時に前記溢水水位より高位置に設定された危険水位が検出された場合に、前記溢水口或は前記溢水経路が詰まった溢水口詰りと判断する制御手段とを備えたことを特徴とする。
異常箇所が溢水口や溢水経路の詰りだけで、その他、洗濯機に不具合が無い場合、注水すすぎ時に初めて危険水位まで上昇する事態が生じうる。この点、制御手段は、水位検出手段によって、注水すすぎの前の工程で水位の異常が検出されることなく、注水すすぎ時に危険水位が検出された場合に溢水口詰りと判断するように構成されているため、異常箇所たる溢水口や溢水経路の詰りを正確に特定することができる。また、制御手段によって、溢水口詰りに応じて各工程での運転が制御されることで、水槽上縁からの溢水を確実に防止しうる。
<第1実施例>
以下、本発明の洗濯機を乾燥機能付洗濯機に適用した第1実施例につき、図1〜図5を参照して説明する。図1は上記洗濯機の全体構成を示す縦断面図である。
洗濯機本体は、金属製の外箱1と、該外箱1の上部開口に装着したトップカバー2と、該外箱1の背面開口を覆う背面板3とにより構成されていて、外箱1内に、内外二重の洗濯槽4を備えている。洗濯槽4の外槽(以下、水槽4aと称す)は、上面を開口した有底円筒状をなし無孔状で貯水可能に構成され、弾性支持機構5により弾性支持されている。水槽4aの底部には排水口6が形成され、この排水口6に排水弁7を介して排水ホース8が接続されていて、排水弁7を開くと水槽4a内の水が機外に排出されるようになっている。排水口6の近傍には、水位検出用のエアトラップ9が設けられており、このエアトラップ9に水位検出手段として、例えば圧力センサからなる水位センサ10(図4参照)がエアチューブ10aを介して接続されている。また、排水口6の近傍には、例えば水の有無に応じて検出出力が変化する導電度センサ(以下、給水センサ11(図4参照)と称する)が設けられており、洗濯槽4内への給水の検出が可能とされている。水槽4aの上面には、その開口を閉塞する円板状の水槽カバー12が気密的に被着されている。この水槽カバー12の略中央部には、洗濯物の出し入れを可能とすべく、内蓋12aが開閉可能に設けられている。
洗濯槽4の内槽(以下、洗濯兼脱水槽4bと称す)は、水槽4aの内側に垂直軸周りの所謂縦軸回転可能に設けられている。洗濯兼脱水槽4bの周壁には、多数の脱水孔13(図1ではその一部を図示)が形成されている。この洗濯兼脱水槽4bの内底部に、撹拌体14が配設されている。また、前記水槽4aの外底部には、洗濯兼脱水槽4bおよび撹拌体14を回転駆動する駆動機構15が設けられている。この駆動機構15は、例えばアウタロータ形モータ15a(図4参照)と該モータ15aの回転を洗濯兼脱水槽4b及び撹拌体14に選択的に伝達するクラッチとから構成されている。この駆動機構15によって、洗いやすすぎ行程では撹拌体14のみが回転駆動され、脱水や乾燥工程では撹拌体14と共に洗濯兼脱水槽4bが回転駆動されるようになっている。また、駆動機構15のクラッチは前記排水弁7と連動して制御されるようになっており、排水弁7がON(弁開)になると、撹拌体14と共に洗濯兼脱水槽4bが回転する状態に切換わり、排水弁7がOFF(弁閉)になると、撹拌体14のみが回転する状態に切換わる。
前記トップカバー2は、前記洗濯兼脱水槽4bへの洗濯物の出し入れが可能な開口部2aを有するとともに、例えば二つ折り構造の洗濯蓋16が開閉可能に取付けられている。一方、トップカバー2の前部には、上面に位置して後述する操作パネル17が設けられると共に、その背面側に位置して制御装置18が設けられている。また、トップカバー2の後部には、ヒータやファンを有する温風供給手段たる温風装置19、給水弁20aを有する給水装置20などが配設されている。この温風装置19と連結した蛇腹状の送風ダクト19aと、給水装置20と連結した注水ホース20bは、何れも前記水槽カバー12に接続固定されている。
トップカバー2の後端部にはフィルター装置(図示せず)が配設されており、外気は、当該フィルター装置を介して取り込まれ、温風装置19を経て送風ダクト19aから洗濯槽4(洗濯兼脱水槽4b)内へ供給される。他方、給水装置20の給水弁20aは、トップカバー2の後部上面の給水口20cから外部水源として水道水を取り入れ、注水ホース20bを介して洗濯槽4(洗濯兼脱水槽4b)内に上方から注水(給水)するようになっている。
ここで、図2は水槽4a上部の縦断側面図であり、同図に示すように、水槽4a上部には溢水口21が設けられている。この溢水口21は、後述する洗いやすすぎで設定される水位のうち最も高い水位(最高規定水位HL)より上位に開口し、溢水水位FLを形成する。洗濯兼脱水槽4bの外周部には溢水口21に臨む部位に溢水受部22aが設けられると共に、溢水受部22aと排水ホース8とを連通接続する溢水ホース22b(図1参照)が配設されている。これら溢水受部22a及び溢水ホース22bは、溢水口21から流出した水を機外に排出するための溢水経路22を構成する。尚、溢水ホース22bは、機外に水を排出するように配されていればよく、排水弁7の下流側であれば当該排水弁7のケース(図示略)に接続してもよい。
最高規定水位HLは具体的には、水槽4a上端TLから例えば120mm〜130mm下方の位置に設定され、溢水水位FLは水槽4a上端TLから例えば80mm下方の位置に設定されている。そして、溢水水位FLより高位置であって水槽4a上端TLから例えば30mm〜40mm下方の位置に後述する危険水位DLが設定されている。
前記操作パネル17は、図3に示すように大略、運転コース等を設定する操作部28(設定入力手段)と表示部29を有した構成としている。操作部28には、電源スイッチ30、一時停止スイッチ兼用のスタートスイッチ31、「洗濯」「洗乾」「乾燥」の各運転コースを設定、選択するためのコーススイッチ32a,32b,32c、洗い行程の実行時間を設定するための設定スイッチ33a、すすぎ行程のすすぎ動作の実行回数を設定するための設定スイッチ33b、脱水行程の実行時間を設定するための設定スイッチ33c、水位を設定するため水位スイッチ34、水流を設定するための水流スイッチ35、ふろ水を給水するためのふろ水スイッチ36等が含まれている。尚、詳細は省略するが、水流スイッチ35は、モータ15aの駆動に基づき撹拌体14により生成される水流の強さ(例えば水流1〜水流5)を設定するものであり、「水流1」が最も弱く「水流5」に向けて徐々に強くなる水流パターンを構成している。
表示部29には、例えば複数のLEDにより「洗い」「注水」「すすぎ」「脱水」を夫々点灯表示する設定表示部29aや、数値表示部29bが含まれている。設定表示部29aの表示において、「すすぎ」と「注水」のうち、「注水」が点灯せず「すすぎ」が点灯した場合には、ためすすぎが行われ、「すすぎ」と「注水」の両方が点灯した場合には、注水しながらのすすぎである、注水すすぎが行われる。この注水すすぎの有無(乃至回数)は、設定スイッチ33b、ふろ水スイッチ36、コーススイッチ32a〜32cの押圧操作や、後述する溢水口詰りの有無により決定される。数値表示部29bは、例えば7セグメント形表示素子からなり、洗い行程,脱水行程の実行時間やすすぎ行程におけるすすぎ動作の実行回数を表示すると共に、注水すすぎ動作時に水位センサ10により危険水位DLが検出された場合等にエラー表示を行う報知手段として機能する。
続いて、本実施例の電気的構成について説明する。制御手段たる制御装置18は例えば、マイクロコンピュータを主体に構成され、洗濯機の作動全般を制御する。即ち、制御装置18には、操作パネル17の操作部28にて設定された操作信号、水位センサ10、給水センサ11、後述する重量センサ38からの各検知信号等が入力される。そして制御装置18は、各種運転コースプログラム等の予め記憶された制御プログラムに基づき、表示部29を制御すると共に、駆動回路39を介してモータ15a、給水弁20a、排水弁7、ブザー(報知手段に相当する)40、温風装置19等を駆動制御することで、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を順次運転可能としている。
詳しくは後述するように、制御装置18は、水位センサ10によって、注水すすぎの前の工程で水位の異常が検出されることなく当該注水すすぎ時に初めて危険水位DLが検出された場合に、溢水口21或は溢水経路22が詰まった溢水口詰りと判断する。また、制御装置18には不揮発性の記憶手段として例えばEPROM30が設けられており、制御装置18は、各コースの運転に関する情報として前記溢水口詰りなどをEPROM30に書き込み、記憶させるようになっている。
次に、上記構成の洗濯乾燥機の作用について説明する。
洗濯から乾燥まで自動で行う標準的な運転コースを選択する場合、操作部28の「洗乾」コースのスイッチ32bを押圧操作する。この場合、設定表示部29aには「洗い」「注水」「すすぎ」「脱水」が何れも点灯表示されており、スタートスイッチ31が押圧操作されることで、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各行程が自動的に順次実行される。この洗い及びすすぎ行程において、制御装置18は図5のフローチャートに示すような制御を実行する。
即ち、制御装置18は、ステップA1にて重量センサ38による洗濯物の重量検知を実行した後、水位を設定すると共に給水弁20aを開放して洗濯槽4に給水する。この給水の際、制御装置18は、給水センサ11からの出力信号に基づいて洗濯槽4内に給水されているか否かを判断し(ステップA2)、給水されていない場合には給水異常であると判断して運転を停止し、ブザー40を鳴動させると共に数値表示部29bに給水異常の旨を表示する(ステップA3)。尚、給水センサ11に代えて水位センサ10により給水異常の検出を行うようにしてもよい。

制御装置18は、ステップA2で給水されていると判断した場合には、ステップA4へ移行して水位センサ10の検出信号に基づき、設定した水位まで所定時間内に給水されたか否かを判断する(ステップA4)。ここで、設定水位まで給水が完了しない場合には(ステップA4にてNO)水位異常であると判断して運転を停止し、ブザー40を鳴動させると共に数値表示部29bに水位異常の旨を表示する(ステップA5)。
一方、設定水位までの給水が完了した場合(ステップA4にてYES)、洗い行程つまり撹拌体14(モータ15a)の正逆回転による洗濯水及び洗濯物の撹拌が開始される(ステップA6)。洗い行程が終了して排水動作が実行されると(ステップA7)、制御装置18は、水位センサ10からの検出信号に基づいて水位が低下しているか、つまり排水されたか否かを判断する(ステップA8)。そして、水位が低下していない場合には(ステップA8にてNO)、排水異常であると判断して運転を停止し、ブザー40を鳴動させると共に数値表示部29bに排水異常の旨を表示する(ステップA9)。
前記排水動作により洗濯槽4内の水を排出した場合(ステップA8にてYES)、撹拌体14及び洗濯槽4を回転駆動して洗濯物を脱水する脱水動作が実行され(ステップA10)、その後、ステップA11ですすぎ行程が実行される。このすすぎ行程では、給水弁20aを連続開放させて洗濯槽4内に連続注水し、この状態で撹拌体14を回転させて洗濯物を撹拌する注水すすぎが行われる。このとき、制御装置18は、水位センサ10からの検出信号に基づいて溢水水位FLに達したか否かを判断する(ステップA12)。この溢水水位FLに達していない場合には、すすぎ行程の所定の運転時間が経過したか否かが判断され(ステップA13)、当該運転時間が経過したと判断されるまでステップA12,A13を繰り返し、当該運転時間が経過したところで次工程に移行する(ステップA14)。
これに対し、制御装置18は、ステップA12で溢水水位FLに達した場合、撹拌体14により生成される水流を弱める制御を行う(ステップA15)。具体的には例えば、このすすぎ行程において水流の強さが「水流3」に設定されていた場合「水流2」に変更する。そして、ステップA16にて水位センサ10からの検出信号に基づいて危険水位DLに達したか否かを判断し、危険水位DLに達していない場合にはステップA13に戻り、危険水位DLに達した場合には溢水口詰りと判断する(ステップA17)。
こうして制御装置18により、溢水口詰りが判断されたとき、モータ15aの駆動及び注水動作(給水弁20aの駆動)を含め運転が停止され(ステップA18)、ブザー40を鳴動させると共に数値表示部29bに溢水口詰りの旨を表示する(ステップA19)。これらの報知は、上記ステップA3,A5,A9における異常報知と互い異ならせることにより、故障箇所の特定ができるものであればよい。例えば、ブザー40に代えて「溢水口つまりです」という音声を出力するスピーカを用いてもよいし、数値表示部29bに「C1」等、夫々の異常に対応した異なる内容を表示することでユーザやサービスマンに異常の内容を見分けることができる種々の表示であってもよい。
尚、図示は省略するが、上記注水すすぎ時に水位が溢水水位FLと危険水位DLとの間にある場合、ステップA12,A15,A16が繰り返し実行されることとなるが、水流を弱める変更(ステップA15)を2回以上行わないように構成してもよい。また、操作パネル17の設定スイッチ33b等の設定操作に基づき、すすぎ行程において上記注水すすぎを複数回実行してもよいし、注水すすぎに前後してシャワーすすぎ(或はためすすぎ)を行う等、適宜変更してもよい。尚、シャワーすすぎとは、洗濯槽4内に注水して洗濯物に水をしみこませた後、脱水を行なうもので、ためすすぎは、洗濯槽4内に水を溜めた状態(注水を停止した状態)ですすぎを行なうものである。
上記した実施例によれば、次のような効果を奏する。
仮に、給水弁20aや排水弁7の故障あるいは排水口6の詰まりが発生すると、洗い行程等、注水すすぎの前の工程で所定の水位を超えて危険水位DLに達したり、所定の水位まで給水できず、異常水位を来すことになる。これに対し、異常箇所が溢水口21や溢水経路22の詰りだけで、給水弁20a、排水弁7、排水口6等に不具合が無い場合、注水すすぎ時に初めて危険水位DLまで上昇する事態が生じうる。
この点、制御装置18は、水位センサ10によって、注水すすぎの前の工程で水位の異常が検出されることなく、注水すすぎ時に危険水位DLが検出された場合に溢水口詰りと判断するように構成されているため、異常箇所たる溢水口21や溢水経路22の詰りを正確に特定することができる。また、制御装置18は、この溢水口詰りの判断に基づき各工程での運転を制御することから、水槽4a上縁からの溢水を抑制することができる。
本実施例では、制御装置18は、溢水口詰りと判断したときに、注水も含め運転を中止するため、注水すすぎにおける水槽4a上縁からの溢水を確実に防止できる。
また、本実施例の洗濯機は、溢水口詰りを報知する報知手段としてブザー40と数値表示部29bとを備えている。これによれば、使用者に溢水口詰りを明確に知らしめることができ且つサービスマンによる故障箇所の特定に役立ち、又、その故障箇所の特定が速やかにできる。
制御装置18は、水位が溢水水位FLに達しているときに洗濯兼脱水槽4bに発生させる水流を弱めるようにモータ15aを制御するため、注水すすぎ時に水位が危険水位DLまで高まるのを抑制することができる。
更には、本実施例の洗濯機は、温風装置19を備えた乾燥機能付洗濯機として構成されている。この種の洗濯機は、乾燥工程でリントが発生しやすく、乾燥機能が無いものに比し溢水口21や溢水経路22が詰る可能性が高まるため、これらの詰りを正確に特定することができるという前述した効果の有益性が一段と高まることになる。
図6〜図9は、第2実施例〜第5実施例を示すものであり、第1実施例とは異なり溢水口詰りが生じても運転を継続するようになっている。図6〜図9のフローチャートでは、すすぎ行程の前の工程(ステップA10)まで、第1実施例と同じ処理が行われるものとしてその図示を省略し、第1実施例と異なる点につき説明する。
<第2実施例>
図6のフローチャートに示すように、ステップB11ですすぎ行程が実行され注水すすぎが開始されると、水位センサ10からの検出信号に基づいて溢水水位FLに達したか否かが判断される(ステップB12)。この溢水水位FLに達していない場合には、すすぎ行程の所定の運転時間が経過したと判断される(ステップB13にてYES)まで、ステップB12,B13を繰り返し、当該運転時間が経過したところで次工程に移行する(ステップB14)。
これに対し、溢水水位FLに達した場合には、撹拌体14により生成される水流を弱める制御が行われる(ステップB15)。そして、制御装置18は、ステップB16にて、水位センサ10からの検出信号に基づいて危険水位DLに達したか否かを判断し、危険水位DLに達していない場合にはステップB13に移行する。一方、制御装置18は、ステップB16にて危険水位DLに達した場合に溢水口詰りと判断し(ステップB17)、給水弁20aの駆動を停止し(ステップB18)且つ撹拌体14により生成される水流を更に弱め(ステップB19)、ステップB13に移行する。尚、第1実施例と同様、注水すすぎ時に水位が溢水水位FLと危険水位DLとの間にある場合、ステップB12,B15,B16が繰り返し実行されることとなるが、水流を弱める変更(ステップB15)を2回以上行わないように構成してもよい。
本実施例によれば、水位が溢水水位FLに達したところで水流を弱めるだけでなく、危険水位DLに達すると注水を停止して水流を更に弱めるように制御するため、すすぎ行程における水槽4a上縁からの溢水を確実に防止することができる。また、このように水位が危険水位DLに達した場合、注水すすぎの実行を中止し所謂ためすすぎが行われ、その後も運転を継続することができる。即ち、溢水口詰りと判断した場合、異常箇所が特定されているため、注水すすぎ時の注水動作等、一部の機能を制限すれば足りる。従って、水位が危険水位DLに達しても洗濯機を継続して使用することができ、洗濯機が使えなくなる不便を解消することができる。
<第3実施例>
第3実施例の図7のフローチャートは、第2実施例の図6のフローチャートと以下の点で相違する。即ち、図7に示すように、制御装置18は、ステップB17にて溢水口詰りと判断した場合、注水すすぎ時の注水を停止するだけで(ステップB18)、その時の水流を変更することなく、ステップB13に移行する。換言すれば、第2実施例のステップB19が省略されている。
上記のすすぎ、脱水行程(ステップB14)を経て、最終工程たる乾燥工程が終了する際(ステップB20)、注水すすぎ時に危険水位DLに達したか否かを判断し(ステップB21)、危険水位DLに達していた場合には、ブザー40を鳴動させると共に数値表示部29bに溢水口詰りの旨を表示して(ステップB22)、全工程の運転を終了する(ステップB24)。他方、危険水位DLに達していない場合(ステップB21にてNO)、ブザー40を鳴動させて運転終了を報知し(ステップB23)、全工程の運転を終了する(ステップB24)。尚、ステップB21以降の処理は、最終工程が終了する際に行われればよく、洗い、すすぎ、脱水の各工程を順次自動で行う「洗濯」コースの場合には、脱水行程が終了する際に行われることとなる。
本実施例によれば、第2実施例と同様、水位が危険水位DLに達しても、水槽4a上縁から水を溢れさせることなく以降の工程も継続して運転できる。また、全工程が終了する際にブザー40と数値表示部29bにより報知することで、使用者が溢水口詰りに容易に気づくようになるので溢水口詰りの速やかな解消等に寄与できる。
<第4実施例>
本実施例では、制御装置18によって溢水口詰りと判断された場合、EPROM30の記憶内容に基づき、次回以降の運転からは注水すすぎ時に排水弁7を駆動させることで水槽4a上縁からの溢水を防止するように構成されている。以下、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップC11ですすぎ行程が実行され注水すすぎが開始されると、水位センサ10からの検出信号に基づいて溢水水位FLに達したか否かが判断される(ステップC12)。この溢水水位FLに達していない場合には、すすぎ行程の所定の運転時間が経過したと判断される(ステップC13にてYES)まで、ステップC12,C13を繰り返し、当該運転時間が経過したところで次工程に移行する(ステップC14)。
これに対し、溢水水位FLに達した場合には、撹拌体14により生成される水流を弱める制御が行われる(ステップC15)。そして、制御装置18は、ステップC16にて、EPROM30に記憶されている情報から溢水口詰りの有無を読み出すことで、過去の運転時に危険水位DLを検知したか否かを判断する。過去に溢水口詰りが生じたことが無い場合には(ステップC16にてNO)、水位センサ10からの検出信号に基づいて危険水位DLに達したか否かを判断し(ステップC17)、危険水位DLに達していない場合にはステップC13に移行する。ステップC17にて危険水位DLに達した場合、制御装置18は溢水口詰りと判断し(ステップC18)、給水弁20aの駆動を停止して(ステップC19)、ステップC13に移行する。
一方、ステップC16にて、過去の運転時に危険水位DLを検知したと判断された場合には、排水弁7を駆動させる(ステップC20)。これにより、洗濯槽4内の水を所定量、排水した後、排水弁7の駆動が停止され(ステップC21)、ステップC13に移行する。尚、過去の運転時に危険水位DLに達し、ステップC12,C15,C16,C20,C21が繰り返し実行される場合には排水弁7が間欠的に動作することとなるが、第1実施例と同様、水流を弱める変更(ステップC15)を2回以上行わないように構成してもよい。
上記のすすぎ、脱水行程(ステップC14)を経て、最終工程(脱水行程或は乾燥工程)が終了する際(ステップC22)、上記の注水すすぎ時に危険水位DLに達したか否かを判断する(ステップC23)。危険水位DLに達していた場合には、ステップC24にてブザー40を鳴動させると共に数値表示部29bに溢水口詰りの旨を表示し、ステップC25にてEPROM30に溢水口詰り有り(危険水位DLに達したこと)を記憶して、全工程の運転を終了する(ステップC27)。他方、危険水位DLに達していない場合(ステップC23にてNO)、ブザー40を鳴動させて運転終了を報知し(ステップC26)、全工程の運転を終了する(ステップC27)。
上記実施例によれば、溢水口詰りが生じても、次回以降の運転からは注水すすぎ時にEPROM30の記憶内容に基づき排水弁7を動作させることで、注水を中止することなく注水すすぎを継続して行うことができると共に、水槽4a上縁からの溢水を確実に防止することができる。この場合、水槽4a内の水は、溢水口21ではなく排水口6から排出され本来の注水すすぎ時の溢水経路と異なるが、注水を継続できることから効果的にすすぎ得る。この他、洗濯機が使えなくなる不便を解消することができる等、上記実施例と同様の効果を奏する。
<第5実施例>
本実施例では、制御装置18によって溢水口詰りと判断された場合、EPROM30の記憶内容に基づき、次回以降の運転からは操作部28で注水すすぎを含む運転コースを設定できないように構成されている。以下、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
すすぎ行程の直前の脱水動作が終了すると、制御装置18は、ステップD10にて、EPROM30に記憶されている情報から溢水口詰りの有無を読み出すことで、過去の運転時に危険水位DLを検知したか否かを判断する。過去に溢水口詰りが生じたことが無い場合には(ステップD10にてNO)、ステップD11で注水すすぎを含むすすぎ行程が開始される。この注水すすぎでは、前記実施例と同様、水位センサ10からの検出信号に基づき溢水水位FLに達したか否かが判断され(ステップD12)、の溢水水位FLに達していない場合には所定の運転時間が経過したと判断される(ステップD13にてYES)まで、ステップD12,D13を繰り返し、当該運転時間が経過したところで次工程に移行する(ステップD14)。また、前記実施例と同様、溢水水位FLに達した場合には(ステップD12にてYES)、水流を弱める制御が行われ(ステップD15)、水位センサ10からの検出信号に基づき危険水位DLに達したか否かが判断され(ステップD16)、危険水位DLに達していない場合にはステップD13に移行し、危険水位DLに達した場合には溢水口詰りと判断し(ステップD17)、給水弁20aの駆動を停止して(ステップD18)、ステップD13に移行する。
これに対し、上記ステップD10で過去の運転時に危険水位DLを検知したと判断された場合には、注水すすぎ以外のすすぎとして、例えばためすすぎ(或はシャワーすすぎ)が行われるようになっている(ステップD19)。このすすぎは所定の運転時間が経過したところで終了し、次工程に移行する(ステップD14)。
上記のすすぎ、脱水行程(ステップD14)を経て、最終工程が終了する際(ステップD20)、上記の注水すすぎ時に危険水位DLに達したか否かを判断する(ステップD21)。危険水位DLに達していた場合には、ステップD22にてブザー40を鳴動させると共に数値表示部29bに溢水口詰りの旨を表示し、ステップD23にてEPROM30に溢水口詰り有りを記憶して、全工程の運転を終了する(ステップD25)。他方、危険水位DLに達していない場合(ステップD21にてNO)、ブザー40を鳴動させて運転終了を報知し(ステップD24)、全工程の運転を終了する(ステップD25)。
その後、洗濯機を使用するにあたり、操作パネル17の電源スイッチ30が操作されると、制御装置18は、EPROM30の「溢水口詰り有り」が記憶されている場合、設定表示部29aの表示において「注水」を点灯させず「すすぎ」を点灯させ、注水すすぎを含む運転を実行させるための選択操作ができないようになっている。
以上のように、制御装置18は溢水口詰りと判断した場合、次回以降の運転からは注水すすぎを含まない運転のみの実行が可能に構成されている。従って、溢水口詰りが生じても、本実施例のように注水すすぎに代えてためすすぎ等を行うことにより、水槽4a上縁からの溢水を確実に防止することができると共に、洗濯機が使えなくなる不便を解消することができる。
本発明は、上記し且つ図面に示した実施例に限定されることなく種々変更して実施できるもので、上記実施例では乾燥機能付洗濯機として温風装置19を設けたが乾燥機能を有しない洗濯機にも広く適用できることは言うまでもない。また、水位検出手段は、水位センサ10に限定するものではなく、給水センサ11等、洗濯槽4内の水位検出が可能なものであればよい。
本発明を乾燥機能付洗濯機に適用した第1実施例を示す全体構成の断面図 溢水口近傍部の拡大図 操作パネルの拡大図 電気的構成を示すブロック図 各行程が順次実行される際の動作を説明するためのフローチャート 本発明の第2実施例を示すものであって、すすぎ行程の動作を説明するためのフローチャート 本発明の第3実施例を示す図6相当図 本発明の第4実施例を示す図6相当図 本発明の第5実施例を示す図6相当図
符号の説明
図面中、4は洗濯槽、10は水位センサ(水位検出手段)、18は制御装置(制御手段)、21は溢水口,22は溢水経路、29bは数値表示部(報知手段)、40はブザー(報知手段)を示す。

Claims (5)

  1. 洗い、すすぎ、脱水等の各工程を順次運転可能とし、且つ前記すすぎ行程で槽内に連続注水して洗濯物をすすぐ注水すすぎを行い得るようにしたものであって、
    前記槽内の水位を検出する水位検出手段と、
    前記槽内の最高規定水位より高位置に設けられ、溢水水位を形成する溢水口と、
    前記溢水口から流出した水を機外に排出する溢水経路と、
    前記各工程での運転を制御する制御手段であって、前記水位検出手段の検出する水位に基づいて、前記注水すすぎの前の工程と当該注水すすぎ時とで夫々前記水位の異常の有無を判断するとともに、前記注水すすぎの前の工程で前記水位の異常が無く且つ当該注水すすぎ時に前記溢水水位より高位置に設定された危険水位が検出された場合に、前記溢水口或は前記溢水経路が詰まった溢水口詰りと判断する制御手段とを備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 制御手段は、溢水口詰りと判断したときに、少なくとも注水すすぎの注水を中止することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 溢水口詰りを報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の洗濯機。
  4. 制御手段は、溢水口詰りと判断したときに、注水すすぎの注水を中止して運転を継続する制御を行い、その運転終了後に報知手段を報知動作させることを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  5. 前記制御手段は、溢水口詰りと判断した場合、次回以降の運転からは注水すすぎを含まない運転を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の洗濯機。
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