JPH057694A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH057694A
JPH057694A JP3161169A JP16116991A JPH057694A JP H057694 A JPH057694 A JP H057694A JP 3161169 A JP3161169 A JP 3161169A JP 16116991 A JP16116991 A JP 16116991A JP H057694 A JPH057694 A JP H057694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
overflow
temperature
temperature sensor
water receiving
Prior art date
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Pending
Application number
JP3161169A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Imai
徹 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3161169A priority Critical patent/JPH057694A/ja
Publication of JPH057694A publication Critical patent/JPH057694A/ja
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水ホースの詰り等による溢水を確実に検出
することができ、そのための構成を安価に済ませること
ができる洗濯機を提供する。 【構成】 水受槽2の上部に設けられた槽カバー5に、
水受槽2から溢れた水が外側に排出される切欠部18を
形成すると共に、洗い運転及び脱水運転の制御のために
水温を検出する温度センサ17をその下方に配置する。
制御装置16は、温度センサ17の検出温度を監視し、
検出温度の変化の度合いが急激であったときには、溢水
があったと判定し、給水の停止及び異常報知を行うよう
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水受槽の外壁部に設け
られた温度センサの出力信号に基づいて運転を制御する
ようにした洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯を行う場合、使用する水の温度によ
り、例えば洗剤の溶け具合など洗浄効果が異なってくる
ことが知られている。そこで、近年、例えば全自動洗濯
機において、水受槽の外壁底部に水温を検出するための
温度センサを設け、その水温の高低に応じた最適な洗い
時間で洗い運転を実行するように構成されたものが供さ
れてきている。
【0003】ところで、かかる全自動洗濯機では、水受
槽内の水位が高くなったときには、水受槽の上部に設け
られた溢水口からオーバーフローした水が排水ホースを
介して排水されるようになっている。ところが、もし排
水ホースが詰まったりした場合には、水受槽から水が溢
れて水受槽の底部外壁部分に配設されたモータなどの電
装部品を濡らしてしまう虞があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、近年では、水
受槽と連通する検出室内の圧力が水位により変化するこ
とを利用した水位センサを、水受槽からの溢水を検出す
る手段として用いることが考えられている。
【0005】しかしながら、このものは、検出室内の圧
力変化といういわば間接的なデータにより溢水を検出す
るようにしているため、水受槽内に収容されている布質
により水位面の変化が多様であり、さらに、溢水が起こ
っているのか高水位でオーバーフローしているだけなの
かの判断基準の設定が難しいなどの事情があり、溢水の
検知の確実性に劣るといった欠点があった。
【0006】また、溢水を検出するためのセンサを別途
に設けることも考えられるが、それでは、部品数が多く
なってコスト高となってしまう。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、溢水の有無を確実に検出することがで
き、しかもそのための構成を安価に済ませることができ
る洗濯機を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機は、水受
槽の上部に該水受槽から溢れた水を外側に排出するため
の溢水部を形成すると共に、温度センサを前記溢水部の
下方に配置するようにし、温度センサの検出温度に基づ
いて溢水の有無を判定する溢水判定手段を設けたところ
に特徴を有するものである。
【0009】
【作用】上記手段によれば、排水ホースの詰り等により
溢水があった場合には、水受槽から溢れた水は溢水部か
ら水受槽の外側を下方に流れ落ちるようになり、その水
が温度センサ部分にかかるようになる。このとき、水が
かかることにより、温度センサの検出温度は急激に変化
するようになる。
【0010】従って、この温度変化を監視することによ
り、溢水判定手段は、溢水の有無を判定することができ
る。この場合、実際に溢水があったことをいわば直接的
に検出するものであるから、溢水の有無を確実に検出す
ることができる。
【0011】そして、水温を検出して運転を制御するた
めに設けられた温度センサを、溢水の有無の判定にも利
用するものであるから、部品数を増加させることなく安
価に済ませることができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。まず、図3は本実施例に係る洗濯機たる
全自動洗濯機の全体構成を示している。ここで、洗濯機
の外箱1内には、円筒桶状の水受槽2が設けられ、さら
にその水受槽2の内部には、周壁に多数個の孔3aを有
し図示しない洗濯物が収容される回転槽3が設けられて
いると共に、その底部に洗濯水流生成用の撹拌体4が設
けられている。また、図1にも示すように、水受槽2の
上端部には、リング状の槽カバー5が該水受槽2の上縁
部に沿って嵌め込まれるようにして設けられている。
【0013】そして、前記水受槽2の底部外壁部分には
モータ6及び機構部7が設けられ、これにより、洗い及
びすすぎ運転時には、撹拌体4が正逆回転されるように
なっており、脱水運転時には、前記回転槽3が撹拌体4
と共に高速回転されるようになっている。また、水受槽
2の底部の排水口8は、マグネット9により駆動される
排水弁10により開閉されるようになっており、この排
水弁10の開放により、水受槽2内の水が排水ホース1
1を通って排出されるようになっている。尚、図示はし
ないが、水受槽2の上部には溢水口が設けられ、水受槽
2の水位が最大水位を越えて高水位となったときに、オ
ーバーフローした水を直接排水ホース11を通して排出
させるようになっている。
【0014】一方、外箱1の上部にはトップカバー12
が設けられている。このトップカバー12内には、水受
槽2内への給水を行うための給水弁13が設けられると
共に、前記水受槽2の底部に連通する検出室14内の圧
力に基づいて水位を検出する水位センサ15が設けられ
ている。そして、このトップカバー12内には、マイク
ロコンピュータ等からなる制御装置16が設けられてい
る。
【0015】この制御装置16は、使用者のキー操作並
びに水位センサ15及び後述する温度センサ17の検出
信号等に基づいて、前記給水弁13,排水弁10,モー
タ6等を制御し、以て、洗い,すすぎ,脱水の各行程を
順次自動的に実行するようになっている。
【0016】さて、図1に示すように、前記水受槽2の
上端部の槽カバー5には、切欠部18が形成されてい
る。この切欠部18は、該水受槽2の周縁部に立上がる
壁部の上部が切欠かれて形成され、これにより、水受槽
2に水が一杯になって溢れるときには、図1に矢印で示
すように、その水はこの切欠部18から外側に排出さ
れ、水受槽2の外側を下方に流れ落ちるようになってい
る。これにて、この切欠部18が本発明にいう溢水部と
して機能するようになっている。また、この場合、切欠
部18は、水受槽2のうちの前記モータ6やマグネット
9が設けられていない部位に対応して形成されている。
【0017】一方、水受槽2の外壁部の下端部には、前
記切欠部18の下方に位置して例えばサーミスタからな
る温度センサ17が設けられている。図2にも示すよう
に、この温度センサ17は、水受槽2の底部に形成され
た下面が開口するポケット状の取付部19に下方から挿
入した状態に取付けられている。これにて、温度センサ
17は、水受槽2内の水温を側壁部を通して検出するよ
うになっており、その検出信号は、リード線17aを介
して前記制御装置16に入力されるようになっている。
【0018】詳しい説明は省略するが、制御装置16
は、この温度センサ17の検出信号を受け、水温に応じ
た最適な洗い時間や脱水時間を決定して運転制御を行う
ようになっている。そして、後述するフローチャートの
説明にて明らかとなるように、この制御装置16は、そ
のソフトウエア構成により、温度センサ17の検出温度
に基づいて溢水の有無を判定する溢水判定手段としての
機能をも果たすようになっている。
【0019】次に、上記構成の作用について説明する。
今、全自動のコースが選択された状態で洗濯運転が開始
されると、制御装置16は、図4のフローチャートに示
すように運転を制御する。
【0020】即ち、まず、給水が行われ(ステップS
1)、洗い運転が開始されると(ステップS2)、洗い
開始から所定時間(例えば4分15秒)経過後に温度セ
ンサ17により水温が検知される(ステップS3)。そ
して。次のステップS4にて、その水温に基づいて洗い
時間T1が決定される。この洗い時間T1の決定は、例
えば検出水温が20℃以上の場合は基準時間とし、20
℃に満たない場合には、その水温に応じて基準時間より
も所定時間だけ長くするといった方法により行われる。
【0021】次のステップS5では、洗い時間T1が経
過したかどうかが判断され、洗い時間T1が経過すれば
洗い行程を終了し(ステップS6)、排水が行われる
(ステップS7)。
【0022】排水が行われると、次に給水が行われて
(ステップS8)、すすぎが開始される(ステップS
9)。図示はしていないが、このすすぎは、数回繰返し
て行われるようになっており、1回目のすすぎが終了し
て給水された後に、温度センサ17による水温検知が行
われる(ステップS10)。
【0023】そして、ステップS11にて、ステップS
10で検出した水温に基づいて、後に行われる脱水時間
T2が決定される。この脱水時間T2の決定も、水温に
応じて基準時間に所定時間を加算するといった方法によ
り行われる。
【0024】すすぎの行程が終了すると(ステップS1
2)、排水が行われ(ステップS13)、脱水運転が開
始される(ステップS14)。脱水時間T2が経過する
と(ステップS15)、脱水が終了し(ステップS1
6)、洗濯の全ての行程が終了する。
【0025】以上のように、温度センサ17により水温
を検知し、その水温に基づいて洗い時間T1及び脱水時
間T2を決定するようにしているので、その水温の高低
に応じた最適な洗い及び脱水時間で運転を実行すること
ができるのである。
【0026】而して、上記した洗い及びすすぎの実行
中、例えば排水ホース11が詰るようなことがあると、
水受槽から水が溢れる事態が起こる可能性がある。そこ
で、本実施例では、上述の各行程の実行時に、制御装置
16は、常時温度センサ17の検出温度を監視し、検出
温度の変化の度合いに基づいて溢水の有無を判定するよ
うにしている。この溢水の有無の判定のルーチンを図5
に示す。尚、この図5に示すルーチンは、図4に示すメ
インのルーチンの実行時に例えば数秒毎に割込まれるよ
うになっている。
【0027】即ち、ステップS21では温度センサ17
による水温の検知が行われる。そして、次のステップS
22にて、前回に検出した水温との温度変化度合いが、
予め設定されるΔT以上かどうかが判断される。ここ
で、温度変化度合いがΔTに満たない場合には(N
o)、溢水が起こっていないと判断され、メインルーチ
ンに戻る。
【0028】一方、万一、排水ホース11の詰り等によ
り溢水があった場合には、水受槽2から溢れた水は切欠
部18から水受槽2の外側を下方に流れ落ちるようにな
り、その水が温度センサ17部分にかかるようになる。
このとき、水がかかることにより、温度センサ17の検
出温度は急激に変化するようになり、従って温度変化度
合いがΔT以上(ステップS22にてYes)となる。
【0029】このように、温度変化度合いがΔT以上で
あったときには、制御装置16は、溢水があったと判定
し、直ちに給水を停止すると共に(ステップS23)、
例えばブザー等により使用者に異常を報知するものであ
る(ステップS24)。
【0030】本実施例によれば、溢水時に水が溢れ出る
切欠部18の下方に温度センサ17を配置した構成とし
たので、温度センサ17の検出温度の変化を監視するこ
とにより、溢水の有無を判定することができるようにな
った。この場合、実際に溢水があったことをいわば直接
的に検出するものであるから、従来考えられていた検出
室内の圧力変化といういわば間接的なデータにより溢水
を検出するものと異なり、溢水の有無を確実に検出する
ことができるものである。
【0031】そして、、水温を検出して洗いや脱水運転
を制御するために設けられた温度センサ17を、溢水の
有無の判定にも兼用して利用するものであるから、溢水
を検出するためのセンサを別途に設けるものと比較し
て、部品数を増加させることもなく安価に済ませること
ができるものである。
【0032】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の洗濯機によれば、水受槽の上部に該水受槽から溢れた
水を外側に排出するための溢水部を形成すると共に、温
度センサを溢水部の下方に配置するようにし、温度セン
サの検出温度に基づいて溢水の有無を判定する溢水判定
手段を設けたので、溢水の有無を確実に検出することが
でき、しかもそのための構成を安価に済ませることがで
きるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す水受槽の斜視図
【図2】温度センサ部分の縦断正面図
【図3】洗濯機の縦断側面図
【図4】洗濯運転の行程を示すフローチャート
【図5】溢水判定のルーチンを示すフローチャート
【符号の説明】
図面中、1は外箱、2は水受槽、5は槽カバー、6はモ
ータ、11は排水ホース、12はトップカバー、13は
給水弁、15は水位センサ、16は制御装置(溢水判定
手段)、17は温度センサ、18は切欠部(溢水部)、
19は取付部を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 水受槽の外壁部に該水受槽内の水温を検
    出するための温度センサを設け、この温度センサの出力
    信号に基づいて運転を制御するようにしたものであっ
    て、前記水受槽の上部に該水受槽から溢れた水を外側に
    排出するための溢水部を形成すると共に、前記温度セン
    サを前記溢水部の下方に配置するようにし、前記温度セ
    ンサの検出温度に基づいて溢水の有無を判定する溢水判
    定手段を設けたことを特徴とする洗濯機。
JP3161169A 1991-07-02 1991-07-02 洗濯機 Pending JPH057694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3161169A JPH057694A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 洗濯機

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JP3161169A JPH057694A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH057694A true JPH057694A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15729907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3161169A Pending JPH057694A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 洗濯機

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JP (1) JPH057694A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336393B1 (ko) * 1999-04-12 2002-05-11 구자홍 투과세탁기용 터브커버의 세탁수 안내구조
JP2010005009A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Toshiba Corp 洗濯機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336393B1 (ko) * 1999-04-12 2002-05-11 구자홍 투과세탁기용 터브커버의 세탁수 안내구조
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