JPH0515695A - 洗濯機における注水すすぎ制御方法 - Google Patents
洗濯機における注水すすぎ制御方法Info
- Publication number
- JPH0515695A JPH0515695A JP3174054A JP17405491A JPH0515695A JP H0515695 A JPH0515695 A JP H0515695A JP 3174054 A JP3174054 A JP 3174054A JP 17405491 A JP17405491 A JP 17405491A JP H0515695 A JPH0515695 A JP H0515695A
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- Japan
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- water
- water level
- supply valve
- water supply
- level
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- Pending
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水槽内の水位の異常が生じたときに、これが
使用者にすぐにわかるようにし、無駄な動作や時間の浪
費をなくする。 【構成】 洗濯機は、水槽(1) 、給水弁(13)、水位検出
装置(11)および制御装置(21)を備えている。水槽(1) の
溢水口(14)より高い位置に、給水弁オフ水位とこれより
低い給水弁オン水位を設定し、注水すすぎ時に、水槽
(1) 内の水位が給水弁オフ水位まで上がると給水弁(13)
をオフし、水位が給水弁オン水位まで下がると給水弁を
オンし、水位が給水弁オフ水位まで上がって給水弁(13)
をオフしてから所定時間経過後に水位を検出し、水位が
給水弁オフ水位より下がっていなければ洗濯機の動作を
停止して警報を発する。
使用者にすぐにわかるようにし、無駄な動作や時間の浪
費をなくする。 【構成】 洗濯機は、水槽(1) 、給水弁(13)、水位検出
装置(11)および制御装置(21)を備えている。水槽(1) の
溢水口(14)より高い位置に、給水弁オフ水位とこれより
低い給水弁オン水位を設定し、注水すすぎ時に、水槽
(1) 内の水位が給水弁オフ水位まで上がると給水弁(13)
をオフし、水位が給水弁オン水位まで下がると給水弁を
オンし、水位が給水弁オフ水位まで上がって給水弁(13)
をオフしてから所定時間経過後に水位を検出し、水位が
給水弁オフ水位より下がっていなければ洗濯機の動作を
停止して警報を発する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗濯機における注水
すすぎ制御方法に関する。
すすぎ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯機として、水槽、給水弁を有する水
槽への給水手段、水槽内の水位検出手段、および水位検
出手段からの信号に基づいて給水手段の給水弁をオン・
オフ制御する制御手段を備え、水槽の溢水口より高い位
置に給水弁オフ水位を設定し、注水すすぎ時に、水槽内
の水位が給水弁オフ水位まで上がると給水弁を所定時間
(15秒間)オフし、この所定時間経過後に水位を検出
し、給水弁オフ水位からの水位の低下が所定量(30m
m)以上であれば給水弁を再度オンし、水位の低下が上
記所定量より小さい間は、上記所定時間周期で水位を検
出し、水位の低下が上記所定量以上になるまで給水弁を
オフし続けるようになされたものが知られている(特公
平2−26999号公報参照)。
槽への給水手段、水槽内の水位検出手段、および水位検
出手段からの信号に基づいて給水手段の給水弁をオン・
オフ制御する制御手段を備え、水槽の溢水口より高い位
置に給水弁オフ水位を設定し、注水すすぎ時に、水槽内
の水位が給水弁オフ水位まで上がると給水弁を所定時間
(15秒間)オフし、この所定時間経過後に水位を検出
し、給水弁オフ水位からの水位の低下が所定量(30m
m)以上であれば給水弁を再度オンし、水位の低下が上
記所定量より小さい間は、上記所定時間周期で水位を検
出し、水位の低下が上記所定量以上になるまで給水弁を
オフし続けるようになされたものが知られている(特公
平2−26999号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の洗濯機の場合、
たとえば排水ホースを立てたままにしていた誤操作の場
合や排水ホースが詰まった異常の場合などに、水槽内の
水位が給水弁オフ水位から下がらないため、給水弁がオ
フになったままになり、これが使用者にわからないの
で、時間を浪費することになる。
たとえば排水ホースを立てたままにしていた誤操作の場
合や排水ホースが詰まった異常の場合などに、水槽内の
水位が給水弁オフ水位から下がらないため、給水弁がオ
フになったままになり、これが使用者にわからないの
で、時間を浪費することになる。
【0004】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
水位の異常発生時にすぐにこれがわかる洗濯機における
注水すすぎ制御方法を提供することにある。
水位の異常発生時にすぐにこれがわかる洗濯機における
注水すすぎ制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による洗濯機に
おける注水すすぎ制御方法は、水槽、給水弁を有する水
槽への給水手段、水槽内の水位検出手段、および水位検
出手段からの信号に基づいて給水手段の給水弁をオン・
オフ制御する制御手段を備えている洗濯機において、水
槽の溢水口より高い位置に、給水弁オフ水位とこれより
低い給水弁オン水位を設定し、注水すすぎ時に、水槽内
の水位が給水弁オフ水位まで上がると給水弁をオフし、
水槽内の水位が給水弁オン水位まで下がると給水弁をオ
ンし、水槽内の水位が給水弁オフ水位まで上がったこと
を検知して給水弁をオフしてから所定時間経過後に水槽
内の水位を検出し、水位が給水弁オフ水位より下がって
いなければ洗濯機の動作を停止して警報を発するように
したことを特徴とするものである。
おける注水すすぎ制御方法は、水槽、給水弁を有する水
槽への給水手段、水槽内の水位検出手段、および水位検
出手段からの信号に基づいて給水手段の給水弁をオン・
オフ制御する制御手段を備えている洗濯機において、水
槽の溢水口より高い位置に、給水弁オフ水位とこれより
低い給水弁オン水位を設定し、注水すすぎ時に、水槽内
の水位が給水弁オフ水位まで上がると給水弁をオフし、
水槽内の水位が給水弁オン水位まで下がると給水弁をオ
ンし、水槽内の水位が給水弁オフ水位まで上がったこと
を検知して給水弁をオフしてから所定時間経過後に水槽
内の水位を検出し、水位が給水弁オフ水位より下がって
いなければ洗濯機の動作を停止して警報を発するように
したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】注水すすぎ時に、水槽内の水位が給水弁オフ水
位まで上がると給水弁をオフし、水槽内の水位が給水弁
オン水位まで下がると給水弁をオンするので、水位を所
定の範囲に保って、水が洗濯機から溢れることを未然に
防止することができる。
位まで上がると給水弁をオフし、水槽内の水位が給水弁
オン水位まで下がると給水弁をオンするので、水位を所
定の範囲に保って、水が洗濯機から溢れることを未然に
防止することができる。
【0007】また、水槽内の水位が給水弁オフ水位まで
上がったことを検知して給水弁をオフしてから所定時間
経過後に水槽内の水位を検出し、水位が給水弁オフ水位
より下がっていなければ洗濯機の動作を停止して警報を
発するので、異常が発生したことが使用者にすぐにわか
り、時間の浪費をなくして、注水すすぎを確実に実行す
ることができる。
上がったことを検知して給水弁をオフしてから所定時間
経過後に水槽内の水位を検出し、水位が給水弁オフ水位
より下がっていなければ洗濯機の動作を停止して警報を
発するので、異常が発生したことが使用者にすぐにわか
り、時間の浪費をなくして、注水すすぎを確実に実行す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0009】図1は洗濯機の構造を概略的に示し、図2
はその制御系の構成を示している。
はその制御系の構成を示している。
【0010】図1において、(1) は水槽、(2) は水槽
(1)内に設けられて周囲に多数の脱水孔(3) を有する内
槽(洗濯兼脱水槽)、(4) は内槽(2) の底部に設けられ
たパルセータ、(5) は駆動モータである。モータ(5)
は、内槽(2) およびパルセータ(4) に動力伝達機構(6)
を介して連結され、洗濯時にはパルセータ(4) を回転さ
せ、脱水時には内槽(2) とパルセータ(4) を高速回転さ
せる。(7) は水槽(1) の底部に設けられた排水口、(8)
は排水弁(電磁弁)、(9) は排水ホースである。(10)は
水槽(1) の底部一角に設けられたエアトラップであり、
水位検出器(水位検出手段)(11)に導圧パイプ(12)を介
して連通している。(13)は給水弁(電磁弁)であり、水
槽(1) への給水手段の一部を構成している。(14)は水槽
(1) の上部に設けられた溢水口、(15)は溢水ホースであ
る。
(1)内に設けられて周囲に多数の脱水孔(3) を有する内
槽(洗濯兼脱水槽)、(4) は内槽(2) の底部に設けられ
たパルセータ、(5) は駆動モータである。モータ(5)
は、内槽(2) およびパルセータ(4) に動力伝達機構(6)
を介して連結され、洗濯時にはパルセータ(4) を回転さ
せ、脱水時には内槽(2) とパルセータ(4) を高速回転さ
せる。(7) は水槽(1) の底部に設けられた排水口、(8)
は排水弁(電磁弁)、(9) は排水ホースである。(10)は
水槽(1) の底部一角に設けられたエアトラップであり、
水位検出器(水位検出手段)(11)に導圧パイプ(12)を介
して連通している。(13)は給水弁(電磁弁)であり、水
槽(1) への給水手段の一部を構成している。(14)は水槽
(1) の上部に設けられた溢水口、(15)は溢水ホースであ
る。
【0011】水位検出器(11)は、水位変化に伴うエアト
ラップ(10)内の圧力変化を電気信号に変換するものであ
ればよいが、たとえば次のように構成されている。
ラップ(10)内の圧力変化を電気信号に変換するものであ
ればよいが、たとえば次のように構成されている。
【0012】プラスチックケース(16)内にこれを導圧パ
イプ(12)側の室と反対側の室に分割するダイヤフラム(1
7)が設けられており、導圧パイプ(12)と反対側の室内に
コイル(18)が設けられ、ダイヤフラム(17)に鉄心(19)が
コイル(18)内を移動しうるように取付けられている。コ
イル(18)は、図示しないコンデンサとともにLC発振器
(20)を構成している。
イプ(12)側の室と反対側の室に分割するダイヤフラム(1
7)が設けられており、導圧パイプ(12)と反対側の室内に
コイル(18)が設けられ、ダイヤフラム(17)に鉄心(19)が
コイル(18)内を移動しうるように取付けられている。コ
イル(18)は、図示しないコンデンサとともにLC発振器
(20)を構成している。
【0013】水槽(1) 内の水位が変化すると、エアトラ
ップ(10)内の圧力が変化し、これが導圧パイプ(12)を介
してケース(16)に伝えられ、ダイヤフラム(17)が変位す
る。ダイヤフラム(17)が変位すると、鉄心(19)がコイル
(18)内を移動して、コイル(18)のインダクタンスが変化
し、これにより発振器(20)の発振周波数が変化する。そ
して、発振器(20)の発振周波数の変化により、水槽(1)
内の水位を検出することができる。
ップ(10)内の圧力が変化し、これが導圧パイプ(12)を介
してケース(16)に伝えられ、ダイヤフラム(17)が変位す
る。ダイヤフラム(17)が変位すると、鉄心(19)がコイル
(18)内を移動して、コイル(18)のインダクタンスが変化
し、これにより発振器(20)の発振周波数が変化する。そ
して、発振器(20)の発振周波数の変化により、水槽(1)
内の水位を検出することができる。
【0014】なお、図示は省略したが、これらの機構は
防振手段を介して外槽に収められており、この外槽の上
部には後述の制御装置(21)などが配置されている。
防振手段を介して外槽に収められており、この外槽の上
部には後述の制御装置(21)などが配置されている。
【0015】制御装置(21)はマイクロコンピュータを使
用してモータ(5) の回転制御、排水弁(8) および給水弁
(13)のオン・オフ制御などを行なうものであり、制御手
段を構成している。図2に示すように、制御装置(21)は
電源(22)に接続されている。制御装置(21)の出力側端子
に、発光ダイオードなどが複数配置された表示器(23)、
ブザー(24)が接続されるとともに、ドライバ(25)を介し
てモータ(5) 、排水弁(8) 、給水弁(13)が接続されてい
る。一方、制御装置(21)の入力側端子に、操作スイッチ
群(26)、上蓋の開閉を検知する蓋スイッチや脱水時の内
槽(2) のアンバランスを検知するスイッチなどを含むセ
ンサー群(27)、水位検出器(11)が接続されている。そし
て、制御装置(21)は、水位検出器(11)の発振器(20)の発
振周波数信号から水槽(1) 内の水位を検出する。
用してモータ(5) の回転制御、排水弁(8) および給水弁
(13)のオン・オフ制御などを行なうものであり、制御手
段を構成している。図2に示すように、制御装置(21)は
電源(22)に接続されている。制御装置(21)の出力側端子
に、発光ダイオードなどが複数配置された表示器(23)、
ブザー(24)が接続されるとともに、ドライバ(25)を介し
てモータ(5) 、排水弁(8) 、給水弁(13)が接続されてい
る。一方、制御装置(21)の入力側端子に、操作スイッチ
群(26)、上蓋の開閉を検知する蓋スイッチや脱水時の内
槽(2) のアンバランスを検知するスイッチなどを含むセ
ンサー群(27)、水位検出器(11)が接続されている。そし
て、制御装置(21)は、水位検出器(11)の発振器(20)の発
振周波数信号から水槽(1) 内の水位を検出する。
【0016】この洗濯機にはいくつかの水位が設定され
ており、その具体例を挙げると次のとおりである。脱水
工程を開始するリセット水位は50mmに設定されてい
る。また、水位を少量、低、中、高の4段階に設定でき
るようになっており、少量水位は214mm、低水位は2
43mm、中水位は380mm、高水位は380mmである。
注水すすぎ工程の溢水水位は400mmである。そして、
この溢水水位よりも上位に、給水弁オン水位(415m
m)とこれよりさらに上位の給水弁オフ水位(430m
m)が設定されている。
ており、その具体例を挙げると次のとおりである。脱水
工程を開始するリセット水位は50mmに設定されてい
る。また、水位を少量、低、中、高の4段階に設定でき
るようになっており、少量水位は214mm、低水位は2
43mm、中水位は380mm、高水位は380mmである。
注水すすぎ工程の溢水水位は400mmである。そして、
この溢水水位よりも上位に、給水弁オン水位(415m
m)とこれよりさらに上位の給水弁オフ水位(430m
m)が設定されている。
【0017】この洗濯機を使用して洗濯を行なう場合、
初めに洗濯物と一定量の洗剤を内槽(2) 内に投入し、ス
タートキーを押す。
初めに洗濯物と一定量の洗剤を内槽(2) 内に投入し、ス
タートキーを押す。
【0018】スタートキーが押されると、給水弁(13)が
オンされて(開かれて)、給水が開始され、水槽(1) お
よび内槽(2) 内に給水されると、水位検出器(17)の出力
を制御装置(21)に取り込むことによって水槽(1) 内の水
位が検出される。そして、水位が規定の値に達したなら
ば、給水弁(13)がオフされて(閉じられて)、給水が停
止され、制御装置(21)によりモータ(5) に通電して正反
転の動作を行なうようなモータ制御工程が開始され、こ
のモータ(5) の正反転の動作は動力伝達機構(6) を介し
てパルセータ(4) に伝えられ、パルセータ(4) が揺動し
て洗濯物を攪拌し、洗濯が行なわれる。
オンされて(開かれて)、給水が開始され、水槽(1) お
よび内槽(2) 内に給水されると、水位検出器(17)の出力
を制御装置(21)に取り込むことによって水槽(1) 内の水
位が検出される。そして、水位が規定の値に達したなら
ば、給水弁(13)がオフされて(閉じられて)、給水が停
止され、制御装置(21)によりモータ(5) に通電して正反
転の動作を行なうようなモータ制御工程が開始され、こ
のモータ(5) の正反転の動作は動力伝達機構(6) を介し
てパルセータ(4) に伝えられ、パルセータ(4) が揺動し
て洗濯物を攪拌し、洗濯が行なわれる。
【0019】このような洗い工程が終了すると、排水、
中間脱水工程後、すすぎ工程に移行する。
中間脱水工程後、すすぎ工程に移行する。
【0020】注水すすぎ工程においては、正常な注水す
すぎ動作は溢水水位で行なわれるが、給水能力が溢水口
(14)からの溢水能力よりも高い場合、水位が溢水水位よ
りも上昇し、水槽(1) 上部から機外に溢れ出るおそれが
ある。このため、制御装置(21)は、すすぎ工程中、常
時、水槽(1) 内の水位を監視しており、水位が溢水水位
を越えて給水弁オフ水位に達したならば、直ちに給水弁
(13)をオフする。これにより給水は停止するが、その
間、すすぎ動作は続行している。水位が給水弁オン水位
まで下がると、再び給水弁(13)をオンし、給水を再開す
る。このとき、水位を検出し、給水弁(13)をオフしてか
ら10秒経過しても給水弁オフ水位よりも水位が下がら
ない場合は、表示器(23)にたとえば「E9」の異常表示
を行なうとともに、ブザー(24)で10秒間急速断続音を
報知し、すすぎ動作を停止し、水位に異常があることを
知らせる。なお、この状態で給水弁オン水位まで水位が
下がったことを検知すると、すすぎ動作を再開する。
すぎ動作は溢水水位で行なわれるが、給水能力が溢水口
(14)からの溢水能力よりも高い場合、水位が溢水水位よ
りも上昇し、水槽(1) 上部から機外に溢れ出るおそれが
ある。このため、制御装置(21)は、すすぎ工程中、常
時、水槽(1) 内の水位を監視しており、水位が溢水水位
を越えて給水弁オフ水位に達したならば、直ちに給水弁
(13)をオフする。これにより給水は停止するが、その
間、すすぎ動作は続行している。水位が給水弁オン水位
まで下がると、再び給水弁(13)をオンし、給水を再開す
る。このとき、水位を検出し、給水弁(13)をオフしてか
ら10秒経過しても給水弁オフ水位よりも水位が下がら
ない場合は、表示器(23)にたとえば「E9」の異常表示
を行なうとともに、ブザー(24)で10秒間急速断続音を
報知し、すすぎ動作を停止し、水位に異常があることを
知らせる。なお、この状態で給水弁オン水位まで水位が
下がったことを検知すると、すすぎ動作を再開する。
【0021】次に、図3および図4のフローチャートを
参照して、上記のすすぎ動作をさらに詳しく説明する。
参照して、上記のすすぎ動作をさらに詳しく説明する。
【0022】すすぎ動作に入ると、まず、給水弁(13)を
オンし(ステップ1)、水槽(1) への給水を開始する。
そして、水位検出器(11)により水槽(1) 内の水位を検出
し、これが設定水位に達したかどうかを調べ(ステップ
2)、設定水位に達するまでステップ1と2を繰返す。
ステップ2において設定水位に達すると、注水すすぎで
あるか溜めすすぎであるかを調べ(ステップ3)、溜め
すすぎであれば、給水弁(13)をオフして(ステップ
4)、給水を停止したのち、モータ(5) をオンする(ス
テップ5)。これにより、給水を停止した状態でパルセ
ータ(4) が回転する溜めすすぎが開始される。ステップ
3において注水すすぎであれば、給水弁(13)をオフせず
にそのままステップ5に進み、モータ(5) をオンする。
これにより、給水を行ないながらパルセータ(4) が回転
する注水すすぎが開始される。
オンし(ステップ1)、水槽(1) への給水を開始する。
そして、水位検出器(11)により水槽(1) 内の水位を検出
し、これが設定水位に達したかどうかを調べ(ステップ
2)、設定水位に達するまでステップ1と2を繰返す。
ステップ2において設定水位に達すると、注水すすぎで
あるか溜めすすぎであるかを調べ(ステップ3)、溜め
すすぎであれば、給水弁(13)をオフして(ステップ
4)、給水を停止したのち、モータ(5) をオンする(ス
テップ5)。これにより、給水を停止した状態でパルセ
ータ(4) が回転する溜めすすぎが開始される。ステップ
3において注水すすぎであれば、給水弁(13)をオフせず
にそのままステップ5に進み、モータ(5) をオンする。
これにより、給水を行ないながらパルセータ(4) が回転
する注水すすぎが開始される。
【0023】溜めすすぎまたは注水すすぎが開始された
ならば、設定されたすすぎ時間が経過したかどうかを調
べ(ステップ6)、これが経過していなければ、水位を
検出し(ステップ7)、これが給水弁オフ水位以上にな
ったかどうかを調べる(ステップ8)。
ならば、設定されたすすぎ時間が経過したかどうかを調
べ(ステップ6)、これが経過していなければ、水位を
検出し(ステップ7)、これが給水弁オフ水位以上にな
ったかどうかを調べる(ステップ8)。
【0024】給水能力が溢水口(14)からの溢水能力以下
である正常な場合、注水すすぎ動作は溢水水位で行なわ
れ、水位が給水弁オフ水位に達することがない。このた
め、ステップ8からステップ6に戻り、すすぎ時間が経
過するまで、ステップ7、8および6が繰返される。そ
して、ステップ6においてすすぎ時間が経過すると、給
水弁(13)をオフして(ステップ9)、給水を停止したの
ち、モータ(5) をオフして(ステップ10)、パルセータ
(4) を停止させ、排水、脱水工程に移る。
である正常な場合、注水すすぎ動作は溢水水位で行なわ
れ、水位が給水弁オフ水位に達することがない。このた
め、ステップ8からステップ6に戻り、すすぎ時間が経
過するまで、ステップ7、8および6が繰返される。そ
して、ステップ6においてすすぎ時間が経過すると、給
水弁(13)をオフして(ステップ9)、給水を停止したの
ち、モータ(5) をオフして(ステップ10)、パルセータ
(4) を停止させ、排水、脱水工程に移る。
【0025】給水能力が溢水口(14)からの溢水能力より
も高い場合など、水位が溢水水位よりも上昇して給水弁
オフ水位以上になることがある。このような場合、ステ
ップ8からステップ11に進み、給水弁(13)をオフして、
給水を一時停止したのち、水位を検出し(ステップ1
2)、これが給水弁オン水位より下がったかどうかを調
べる(ステップ13)。水位が給水弁オン水位より下がっ
ていなければ、計時を行ない(ステップ14)、ステップ
11で最初に給水弁(13)をオフしてから10秒経過したか
どうかを調べる(ステップ15)。そして、10秒経過し
ていなければ、ステップ11に戻り、ステップ13で水位が
給水弁オン水位より下がるかステップ15で10秒経過す
るまでステップ11〜15の動作を繰返す。水位が給水弁オ
ン位置より下がる前に10秒経過した場合、ステップ15
からステップ16に進み、水位を検出して、これが給水弁
オフ以上であるかどうかを調べる(ステップ17)。ステ
ップ8において水位が給水弁オフ水位以上になったとし
ても、ステップ11で給水弁(13)をオフすることにより、
異常がなければ、水位は給水弁オフ水位より下がる。こ
の場合、ステップ17からステップ11に戻り、上記の動作
を繰返す。
も高い場合など、水位が溢水水位よりも上昇して給水弁
オフ水位以上になることがある。このような場合、ステ
ップ8からステップ11に進み、給水弁(13)をオフして、
給水を一時停止したのち、水位を検出し(ステップ1
2)、これが給水弁オン水位より下がったかどうかを調
べる(ステップ13)。水位が給水弁オン水位より下がっ
ていなければ、計時を行ない(ステップ14)、ステップ
11で最初に給水弁(13)をオフしてから10秒経過したか
どうかを調べる(ステップ15)。そして、10秒経過し
ていなければ、ステップ11に戻り、ステップ13で水位が
給水弁オン水位より下がるかステップ15で10秒経過す
るまでステップ11〜15の動作を繰返す。水位が給水弁オ
ン位置より下がる前に10秒経過した場合、ステップ15
からステップ16に進み、水位を検出して、これが給水弁
オフ以上であるかどうかを調べる(ステップ17)。ステ
ップ8において水位が給水弁オフ水位以上になったとし
ても、ステップ11で給水弁(13)をオフすることにより、
異常がなければ、水位は給水弁オフ水位より下がる。こ
の場合、ステップ17からステップ11に戻り、上記の動作
を繰返す。
【0026】上記の10秒経過前または経過後にステッ
プ13において現水位が給水弁オン水位より下がった場
合、ステップ18に進み、給水弁(13)をオンして、給水を
再開したのち、ステップ6に戻り、上記の動作を繰返
す。
プ13において現水位が給水弁オン水位より下がった場
合、ステップ18に進み、給水弁(13)をオンして、給水を
再開したのち、ステップ6に戻り、上記の動作を繰返
す。
【0027】異常が生じた場合、ステップ8において現
水位が給水弁オフ水位以上になって、ステップ11で給水
弁(13)をオフしてから10秒経過しても、水位が給水弁
オフ水位より下がらない場合がある。この場合は、ステ
ップ17からステップ19に進んで、前記のような異常報知
を行なうとともに、モータ(5) をオフしてすすぎ動作を
停止したのち、水位を検出して(ステップ20)、これが
給水弁オン水位より下がったかどうかを調べる(ステッ
プ21)。そして、給水弁オン水位より下がっていなけれ
ば、ステップ19に戻り、ステップ19〜21の動作を繰返
す。異常状態が続いて、水位が給水弁オフ水位より下が
らない限り、ステップ19〜21の動作が繰返され、洗濯機
は動作を停止する。
水位が給水弁オフ水位以上になって、ステップ11で給水
弁(13)をオフしてから10秒経過しても、水位が給水弁
オフ水位より下がらない場合がある。この場合は、ステ
ップ17からステップ19に進んで、前記のような異常報知
を行なうとともに、モータ(5) をオフしてすすぎ動作を
停止したのち、水位を検出して(ステップ20)、これが
給水弁オン水位より下がったかどうかを調べる(ステッ
プ21)。そして、給水弁オン水位より下がっていなけれ
ば、ステップ19に戻り、ステップ19〜21の動作を繰返
す。異常状態が続いて、水位が給水弁オフ水位より下が
らない限り、ステップ19〜21の動作が繰返され、洗濯機
は動作を停止する。
【0028】なお、異常が解消して、ステップ21におい
て水位が給水弁オン水位より下がった場合、ステップ22
に進んでモータ(5) をオンしたのち、ステップ18に進
み、給水弁(13)をオンして、注水すすぎ動作を再開す
る。そして、ステップ6に戻り、上記の動作を繰返す。
て水位が給水弁オン水位より下がった場合、ステップ22
に進んでモータ(5) をオンしたのち、ステップ18に進
み、給水弁(13)をオンして、注水すすぎ動作を再開す
る。そして、ステップ6に戻り、上記の動作を繰返す。
【0029】このように、注水すすぎの場合、正常であ
れば、溢水水位または給水弁オフ水位とオン水位の間に
水位が保たれ、水が洗濯機から溢れることが防止され
る。そして、異常が発生して水位が給水弁オフ水位より
下がらなくなった場合は、警報が発せられて動作が停止
するので、異常が発生したことが使用者にすぐにわか
る。
れば、溢水水位または給水弁オフ水位とオン水位の間に
水位が保たれ、水が洗濯機から溢れることが防止され
る。そして、異常が発生して水位が給水弁オフ水位より
下がらなくなった場合は、警報が発せられて動作が停止
するので、異常が発生したことが使用者にすぐにわか
る。
【0030】また、溜めすすぎの場合でも、何らかの理
由で水位が上昇して給水弁オフ水位まで上がり、10秒
経過してもこれより下がらなくなったときに、警報を発
して使用者に知らせることができる。
由で水位が上昇して給水弁オフ水位まで上がり、10秒
経過してもこれより下がらなくなったときに、警報を発
して使用者に知らせることができる。
【0031】さらに、洗い工程においても、同じように
水位を監視するようにすれば、何らかの理由で水位が上
昇して給水弁オフ水位まで上がり、10秒経過してもこ
れより下がらなくなったときに、警報を発して使用者に
知らせることができる。
水位を監視するようにすれば、何らかの理由で水位が上
昇して給水弁オフ水位まで上がり、10秒経過してもこ
れより下がらなくなったときに、警報を発して使用者に
知らせることができる。
【0032】
【発明の効果】この発明の洗濯機における注水すすぎ制
御方法によれば、上述のように、注水すすぎ時に、水が
洗濯機から溢れることを未然に防止することができ、し
かも異常が発生したことが使用者にすぐにわかり、無駄
な動作や時間の浪費をなくして、注水すすぎを確実に実
行することができる。
御方法によれば、上述のように、注水すすぎ時に、水が
洗濯機から溢れることを未然に防止することができ、し
かも異常が発生したことが使用者にすぐにわかり、無駄
な動作や時間の浪費をなくして、注水すすぎを確実に実
行することができる。
【図1】この発明の実施例を示す洗濯機の要部断面およ
び機構図である。
び機構図である。
【図2】洗濯機の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】洗濯機のすすぎ工程時の動作の前半を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】洗濯機のすすぎ工程時の動作の後半を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
(1) 水槽 (11) 水位検出器 (13) 給水弁 (21) 制御装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】水槽、給水弁を有する水槽への給水手段、
水槽内の水位検出手段、および水位検出手段からの信号
に基づいて給水手段の給水弁をオン・オフ制御する制御
手段を備えている洗濯機において、 水槽の溢水口より高い位置に、給水弁オフ水位とこれよ
り低い給水弁オン水位を設定し、注水すすぎ時に、水槽
内の水位が給水弁オフ水位まで上がると給水弁をオフ
し、水槽内の水位が給水弁オン水位まで下がると給水弁
をオンし、水槽内の水位が給水弁オフ水位まで上がった
ことを検知して給水弁をオフしてから所定時間経過後に
水槽内の水位を検出し、水位が給水弁オフ水位より下が
っていなければ洗濯機の動作を停止して警報を発するよ
うにしたことを特徴とする洗濯機における注水すすぎ制
御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3174054A JPH0515695A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 洗濯機における注水すすぎ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3174054A JPH0515695A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 洗濯機における注水すすぎ制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515695A true JPH0515695A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15971814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3174054A Pending JPH0515695A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 洗濯機における注水すすぎ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515695A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107268232A (zh) * | 2017-07-07 | 2017-10-20 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机的溢水漂洗控制方法及洗衣机 |
CN108914488A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-30 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 洗衣机溢水漂洗控制方法和洗衣机 |
CN109338658A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-02-15 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 用于洗衣机的控制方法及洗衣机 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6392386A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-22 | シャープ株式会社 | 洗濯機の注水すすぎ制御方法 |
JPH0194895A (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-13 | Sharp Corp | 洗濯機の給水制御装置 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP3174054A patent/JPH0515695A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6392386A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-22 | シャープ株式会社 | 洗濯機の注水すすぎ制御方法 |
JPH0194895A (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-13 | Sharp Corp | 洗濯機の給水制御装置 |
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CN107268232A (zh) * | 2017-07-07 | 2017-10-20 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机的溢水漂洗控制方法及洗衣机 |
CN108914488A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-30 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 洗衣机溢水漂洗控制方法和洗衣机 |
CN109338658A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-02-15 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 用于洗衣机的控制方法及洗衣机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990209 |