JP5217107B2 - タイヤの性能予測用コンピュータプログラム - Google Patents
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Description
実施形態1は、路面モデルと、材料の物性値を変更した基準タイヤモデルとを接触させて得られた第2の物理量と、路面モデルと基準タイヤモデルとを接触させて得られた第1の物理量とに基づいて物理量初期値を得る。そして、得られた物理量初期値を基準タイヤモデルの初期特性として与えてフラットスポットモデルを作成し、このフラットスポットモデルを用いてフラットスポットの特性を評価する。
実施形態2は、フラットスポットの回復をシミュレーションによって評価するものである。この実施形態では、実施形態1で作成したフラットスポットモデルに、このフラットスポットモデルを作成する際に与えた物理量初期値の方向とは逆の方向で、かつ前記物理量初期値と同種の物理量を、前記物理量初期値を与えた要素に初期特性として与える。同時に、各要素の材料特性として粘弾性特性を設定する。これによって、フラットスポットの回復を評価する。
2 カーカス
3 ベルト
4 ベルトカバー
5 ビードコア
6 ビードフィラー
10 基準タイヤモデル
11 常温タイヤモデル(第1のタイヤモデル)
12 高温タイヤモデル(第2のタイヤモデル)
13 フラットスポットモデル
13a 形状固定フラットスポットモデル
20 路面モデル
50 タイヤの性能予測装置
52 処理部
52a 解析モデル作成部
52b 解析部
53 入力手段
54 記憶部
Claims (13)
- タイヤを有限個の要素に分割して、基準タイヤモデルを作成するとともに、前記タイヤが接触する路面を有限個の要素に分割して、路面モデルを作成するモデル作成手順と、
前記路面モデルと、前記基準タイヤモデルとを接触させて第1の変形計算を実行するとともに、前記路面モデルと、材料の物性値を変更した前記基準タイヤモデルとを接触させて第2の変形計算を実行する予備演算手順と、
前記第2の変形計算で得られた第2の物理量と、前記第1の変形計算で得られた第1の物理量とに基づいて、前記基準タイヤモデルの初期値とする物理量初期値を得る物理量初期値演算手順と、
前記物理量初期値を前記基準タイヤモデルの初期特性として与えて、フラットスポットモデルを作成するフラットスポットモデル作成手順と、
前記フラットスポットモデルを用いてタイヤの性能を評価する手順と、
を含み、
前記物理量初期値演算手順においては、前記第2の変形計算で得られた第2の物理量と、前記第1の変形計算で得られた第1の物理量との差分を、前記物理量初期値とするタイヤの性能予測方法をコンピュータに実行させることを特徴とするタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。 - 前記物性値は、前記第1の変形計算における温度よりも高い温度における弾性率であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。
- 前記第1の変形計算における温度条件と、前記第2の変形計算における温度条件とは、30℃以上の温度差が設けられることを特徴とする請求項2に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。
- 前記予備演算手順においては、
前記基準タイヤモデルの有機繊維による補強材の物性値を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。 - 前記予備演算手順の前記第2の変形計算においては、
前記第1の変形計算において前記基準タイヤモデル内に負荷した空気圧に、前記第1の変形計算における温度と、前記第2の変形計算における温度との温度差に相当する空気圧を加算した空気圧を、前記基準タイヤモデル内に負荷することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。 - 前記タイヤの性能を評価する際には、
前記基準タイヤモデルの振動特性と、前記フラットスポットモデルの振動特性とから、前記基準タイヤモデルの特定の振動の影響を取り除くことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。 - 前記タイヤの性能を評価する際には、
前記基準タイヤモデルの振動特性と、前記フラットスポットモデルの振動特性とから、前記タイヤの特定の振動を減衰させる粘弾性材料定数を設定して、前記基準タイヤモデルの特定の振動の影響を取り除くことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。 - 前記タイヤの性能を評価する際には、
前記フラットスポットモデルの回転軸の上下方向振動をフラットスポットの評価値として用い、かつ、前記回転軸の上下方向における弾性共振の少なくとも一つの影響を取り除くことを特徴とする請求項6又は7に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。 - 前記タイヤの性能を評価する際には、
前記フラットスポットモデルの回転軸の前後方向振動をフラットスポットの評価値として用い、かつ、前記回転軸の前後方向における弾性共振の少なくとも一つの影響を取り除くことを特徴とする請求項6又は7に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。 - 前記タイヤの性能を評価する際には、
前記フラットスポットモデルの回転軸と平行な方向の振動をフラットスポットの評価値として用い、かつ、前記回転軸と平行な方向における弾性共振の少なくとも一つの影響を取り除くことを特徴とする請求項6又は7に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。 - タイヤを有限個の要素に分割して、基準タイヤモデルを作成するとともに、前記タイヤが接触する路面を有限個の要素に分割して、路面モデルを作成するモデル作成手順と、
前記路面モデルと、前記基準タイヤモデルとを接触させて第1の変形計算を実行するとともに、前記路面モデルと、材料の物性値を変更した前記基準タイヤモデルとを接触させて第2の変形計算を実行する予備演算手順と、
前記第2の変形計算で得られた第2の物理量と、前記第1の変形計算で得られた第1の物理量とに基づいて、前記基準タイヤモデルの初期値とする物理量初期値を得る物理量初期値演算手順と、
前記物理量初期値を前記基準タイヤモデルの初期特性として与えて、フラットスポットモデルを作成するフラットスポットモデル作成手順と、
前記フラットスポットモデルを構成する材料に粘弾性特性を設定するとともに、前記フラットスポットモデル作成手順において与えた前記物理量初期値の方向とは逆の方向で、前記物理量初期値を与えた要素に前記物理量初期値と同種の物理量を付与する変形回復手順と、
を含み、
前記物理量初期値演算手順においては、前記第2の変形計算で得られた第2の物理量と、前記第1の変形計算で得られた第1の物理量との差分を、前記物理量初期値とするタイヤの性能予測方法をコンピュータに実行させることを特徴とするタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。 - 前記変形回復手順において、前記フラットスポットモデルの形状を取り出し、
前記フラットスポットモデルの1周分における前記フラットスポットモデルの接地面における変位量の差を取り出すことを特徴とする請求項11に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。 - 前記変形回復手順において、前記フラットスポットモデルの形状を取り出し、
前記フラットスポットモデルを転動させ、前記フラットスポットモデルの回転軸に現れる出力の変化に基づいてフラットスポットの回復を評価することを特徴とする請求項11又は12に記載のタイヤの性能予測用コンピュータプログラム。
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