JP5213360B2 - 照明光学系及び画像投射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、反射型画像形成素子を用いた画像投射装置の光学系に関する。
反射型液晶パネル等の反射型画像形成素子を用いた画像投射装置において、投射画像のコントラストを向上させるために、光学系における直交する2断面間で、画像形成素子を照明する光束の収束角度を異ならせる技術が、特許文献1にて開示されている。
この技術では、照明光を反射型画像形成素子に導き、反射型画像表示素子からの投射光の偏光状態を検光するために用いられる偏光ビームスプリッタの偏光分離膜において、照明光又は投射光を90度曲げる方向(特定方向)の光束の収束角度を小さくする。これにより、偏光分離膜の特性の角度変動を小さく抑え、偏光分離膜でのいわゆる漏れ光量を少なくすることで、投射画像のコントラストを向上させる。
但し、上記特定方向の照明光又は投射光の収束角度を小さくし過ぎると、投射光量が減少し、投射画像が暗くなる。特許文献1にて開示された技術では、照明光束を、互いに直交する2方向の開口幅が異なる開口絞りを用いて制限している。しかし、この方法では、光束の収束角度を小さくするために絞り開口の幅を狭くしなければならず、光量の低下が著しい。
また、特許文献2では、シリンドリカルレンズなどのレンズ作用によって光束の収束角度を小さくする方法が示唆されている。このような光学系は、特許文献3などにも開示されている。
具体的には、照明光学系のうち特定方向にのみ正の光学パワー(φ+)を有するレンズと、負の光学パワー(φ−)を有するレンズを設けてアフォーカル系を構成する。このようなアフォーカル系を構成することにより、光束を|φ−/φ+|に圧縮することができ、この圧縮された光束をレンズで集光することによって、照明光束の収束角度を特定方向においてのみ小さくすることができる。
特開2000−206463号公報(段落0012〜0024等) 特開2001−83604号公報(段落0036等) 特開2000−137290公報(段落0024等)
上記特許文献3にて開示された光学系では、光束を圧縮するので光量の損失がないようにも考えられる。しかし、実際の照明光束は平行光束だけでなく様々な角度の光線を含むので、上記|φ−/φ+|の比に反比例して照明光束の角度成分が増大する。そして、照明光束の角度の増大は、画像形成素子を重畳的に照明するための複数の光束を生成するためのレンズアレイや、光源からの無偏光光を所定の直線偏光に変換する偏光変換素子での効率低下を引き起こす。したがって、実際には光量の低下が発生する。
本発明は、光量の低下を抑えながらもコントラストを向上させることができる画像投射用光学系及びこれを有する画像投射装置を提供する。
本発明の一側面としての照明光学系は、光源からの光束を反射型画像形成素子に向けて収束させる集光光学系と、該集光光学系からの第1偏光方向を持つ入射光束を透過して反射型画像形成素子に導き、該反射型画像形成素子からの射出光束のうち、第1偏光方向と直交する第2偏光方向を持つ光を投射光学系に導く偏光分離面とを有する。偏光分離面の法線と反射型画像形成素子の入射出面の法線とに平行な第1断面において、集光光学系は、上記射出光束の重心を通る光線の偏光分離面への入射角度が、上記入射光束の重心を通る光線の偏光分離面への入射角度よりも大きくなるように、一部が他の部分に対して偏心した構成及び該入射出面の法線に対して傾いた構成のうち一方を有し、集光光学系は、光源からの光束を複数の光束に分割するレンズアレイと、レンズアレイからの無偏光光を特定の偏光方向を有する直線偏光光に変換する偏光変換素子と、偏光変換素子からの複数の光束を反射型画像形成素子上で重ね合わせるコンデンサレンズと、光源とコンデンサレンズとの間に、第1断面と第1断面と直交し反射型画像形成素子の入射出面の法線と平行な第2断面とで光学パワーが異なり、第1断面における光束径が、第2断面における光束径よりも狭い光束を出射させる複数の光学素子を有することを特徴とする。
なお、上記画像投射用光学系を有する画像投射装置、さらに該画像投射装置とこれに画像情報を供給する画像供給装置とを有する画像表示システムも本発明の他の側面を構成する。
本発明によれば、反射型画像表示素子を照明する光束の角度強度分布の重心を第1断面内において偏らせることにより、光量の低下を抑えながらも偏光分離面での漏れ光量を減少させることができる。したがって、明るくコントラストの高い画像を投射することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1および図2には、本発明の実施例1である画像投射光学系の構成を示している。本実施例では、コンデンサレンズ6の光軸をOcとする。この光軸Ocは、コンデンサレンズ6の中心と反射型液晶パネル8の入射出面(以下、パネル面という)の中心を通る軸(光軸)でもある。また、光源ランプLPからの光束がコンデンサレンズ6および偏光ビームスプリッタ7を介して液晶パネル8に向かって進む上記光軸Ocに沿った方向を、光の進行方向(Z軸方向)ともいう。
図1は、コンデンサレンズ6の光軸Ocを含み、かつ互いに直交する2つの面である第1断面であるxz面と第2断面であるyz面のうち、液晶パネル8の短辺が延びる方向に平行な断面であるxz面での光学構成を示す。なお、第1断面としてのxz面は、偏光ビームスプリッタ7の偏光分離面7aの法線と液晶パネル8のパネル面(入射出面)8aの法線とに平行な断面でもある。
また、図2には、液晶パネル8の長辺が延びる方向に平行な第2断面としてのyz断面での光学構成を示す。これらxz断面およびyz断面の意味は、後述する以下の実施例でも同じである。
高圧水銀放電管等からなる発光管1から放射された白色の照明光束は、リフレクタ2で集光されて第1のレンズアレイ3に入射する。発光管1とリフレクタ2とにより光源ランプLPが構成される。第1のレンズアレイ3に入射した光束は、該第1のレンズアレイ3を形成する複数のレンズセルによって複数の光束に分割される。各分割光束は、第2のレンズアレイ4の入射面の位置又はその近傍に向けて集光され、ここに2次光源像を形成する。第2のレンズアレイ4を射出した複数の分割光束は、偏光変換素子5に入射する。
偏光変換素子5は、図2に示すように、複数の偏光分離膜5aと複数の反射膜5bと複数の1/2位相差板5cとにより構成されている。偏光変換素子5に入射した無偏光光のうちP偏光(第1偏光方向を持つ光)は、偏光分離膜5aを透過してそのまま偏光変換素子5から射出する。一方、S偏光(第2偏光方向を持つ光)は、偏光分離膜5aで反射され、さらに反射膜5bで反射された後、1/2位相差板5cによってその偏光方向が90度回転されてP偏光となる。そして、偏光変換素子5から射出する。これにより、偏光変換素子5に入射した無偏光光がP偏光(特定)の偏光方向を有する直線偏光光に変換される。
偏光変換素子5から射出した複数の分割光束は、コンデンサレンズ6によって集光され、反射型液晶パネル8上で重ね合わされる。これにより、液晶パネル8上に均一な分布の照明領域が形成される。このように光源ランプLPからの照明光束を液晶パネル8に導く光学系(本実施例では、第1のレンズアレイ3からコンデンサレンズ6又は偏光ビームスプリッタ7)までを集光光学系としての照明光学系という。
図1および図2には、照明光が偏光ビームスプリッタ7の偏光分離面(多層膜)7aを透過して反射型液晶パネル8に到達する構成を示している。このような構成は、照明光に含まれる偏光変換素子5で揃えられた偏光成分とは異なる偏光成分をカットするのに優れている。
反射型画像形成素子としての反射型液晶パネル8には、駆動回路80が接続され、駆動回路80には、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、テレビチューナ等の画像供給装置81が接続されている。駆動回路80は、画像供給装置81から入力された画像(映像)情報に基づいて反射型液晶パネル8を駆動し、これに原画を形成させる。これにより、反射型液晶パネル8に入射した光は、反射されるとともに原画に応じて変調(画像変調)される。このことは、後述する他の実施例でも同じである。本実施例の画像投射光学系は、プロジェクタ(画像投射装置)に搭載される。プロジェクタと画像供給装置81により画像表示システムが構成される。このことは、後述する他の実施例でも同じである。
反射型液晶パネル8で画像変調された投射光は、偏光ビームスプリッタ7に再び入射し、その偏光分離面7aで反射して偏光状態が検光される。
このとき、偏光ビームスプリッタ7と反射型液晶パネル8との間に設けられた1/4位相差9は、投射光の進行方向と偏光方向との幾何学的な傾きを補正している。これにより、反射型液晶パネル8が黒を表示する状態での偏光ビームスプリッタ7(偏光分離面7a)での漏れ光を抑制する。
偏光分離面7aで反射して偏光ビームスプリッタ7から射出した光は、偏光板10でさらに検光される。そして、偏光板10を透過した光は、投射レンズ11によって不図示のスクリーン等の被投射面に投射される。
このように構成された光学系では、光源ランプLPから投射レンズ11に向かう光路が、偏光ビームスプリッタ7(偏光分離面7a)で折り曲げられる。この光路が折れ曲がる方向が第1の方向としてのx方向であり、該x方向および液晶パネル8の入射出面、すなわち受光面としてのパネル面8aの法線に直交する方向がy方向である。
図3には、偏光変換素子5における照明光の強度分布を示す。リフレクタ2で反射された放射された照明光は、第1のレンズアレイ3により分割され、さらに偏光変換素子5で分割される。このため、偏光変換素子5では、放射状に光源像群が分布した光強度分布が得られる。
本実施例では、図1および図2に示すように、偏光変換素子5に隣接する位置に、図4に示す開口絞り12を設け、照明光束の一部をカットしている。これは、偏光ビームスプリッタ7で検光されたときに漏れ光となることが多い角度成分の光が反射型液晶パネル8に入射しないように制限するためである。
そして、本実施例では、図1に示すように、光源ランプLP(リフレクタ2)から偏光変換素子5および開口絞り12に至る光学系部分を、コンデンサレンズ6および偏光ビームスプリッタ7(偏光分離面7a)以降の光学系部分(反射型液晶パネル8を含む)に対してx方向に所定量Δだけシフト、すなわち偏心させている。これにより、偏光変換素子5においては、図5に示すように、照明光束の強度分布の重心Cをコンデンサレンズ6の光軸Ocからx方向に所定量Δだけずらすことができる。この偏心により、開口絞り12の開口は、コンデンサレンズ6の光軸Ocに対してx方向に偏った形状を有することになる。
ここで、シフト、すなわち偏心のさせ方について簡単に説明する。以下に行う説明は、偏光ビームスプリッタ7の偏光分離面7aの法線と反射型液晶パネル8の入射出面(パネル面)の法線とに平行な断面(第1断面)においての説明である。
まず、集光光学系(照明光学系)は、偏光分離面7aを介して液晶パネル8の入出射面8a上の同一の入射点に向かって収束する照明光束の収束角度方向での強度分布の重心Cを該入射点における入出射面8aの法線に対して偏らせる。集光光学系は、このような偏心した構成及び入射出面8aの法線に対して傾いた構成のうち一方を採用している。
ここで、前述の強度分布の重心Cを通る光線の、液晶パネル8に到達する前に偏光分離面7aに対して入射する入射角度よりも、液晶パネル8で反射された後に偏光分離面7aに対して入射する入射角度の方が大きくなるように集光光学系を構成する。
尚、ここで言う強度分布の重心Cを通る光線とは、前述の同一の入射点に入射する光束のうち照明光学系(集光光学系)の瞳位置での重心を通る光線のことである。
このように構成すると、液晶パネル8で反射されて偏光分離面7aに入射する光線の入射角度を大きくすることができ、画像光となる光束の光量を多くすることができる。言い換えれば、偏光分離面7aでのS偏光の反射率を向上させることができる。
偏光変換素子5における照明光の強度分布と反射型液晶パネル8に向かって収束する光束の角度強度分布との関係について説明する。反射型液晶パネル8は、コンデンサレンズ6の焦点位置近傍に設けられているので、コンデンサレンズ6に入射する照明光束と反射型液晶パネル8に向かって集光する照明光束との関係は図6に示すようになる。図6には、xz断面を示している。
図6において、コンデンサレンズ6に、該コンデンサレンズ6の光軸Ocに対して平行に入射する光束aは、反射型液晶パネル8のパネル面8aの中心8oに向かって、コンデンサレンズ6の光軸Ocに対して角度θをなすように集光する。この角度θと照明光学系との関係は、平行光束の幅をQとし、コンデンサレンズ6の焦点距離をfcとすると、
θ=tan−1(Q/2fc)
により表される。
また、コンデンサレンズ6に角度βで入射する光束bは、反射型液晶パネル8における中心8oからずれた位置8pに、光束aと同じ角度θをなすように集光する。
ここで、中心8oから位置8pまでのx方向距離pは、
p=fc×tan(β)
で表される。
このことから、偏光変換素子5上の強度分布はコンデンサレンズ6によって集光されることにより、パネル面8a上の任意の点(同一の入射点)に向かって集光する光束の角度強度分布に置き換えられる。ここにいう「角度強度分布」は、パネル面8a上の任意の点に向かって集光する光束の収束角度方向での強度分布を意味する。また、後述するその重心とは、該強度分布において最も強度が高い収束角度方向での位置を意味する。
さらに、「角度強度分布」とは、角度に関する強度分布であり、角度を横軸に、強度を縦軸にとった時の強度分布のことである。具体的には、ある点に入射する光束の、入射角度に関する強度分布のことを意味しており、後述する「重心」とは、その角度に関する強度分布の重心(を通る光線)のことである。
ここで、偏光変換素子5がコンデンサレンズ6の入射側の焦点位置近傍に設けられることで、照明光束はテレセントリックな状態となっている。このため、偏光変換素子5の近傍における光束の制限(開口絞り12)や、光学素子(レンズアレイ3,4および偏光変換素子5)の偏心が、反射型液晶パネル8上に集光する照明光束の角度強度分布の制御に有効となる。
図6に示すコンデンサレンズ6に入射する光束の幅Qは、偏光変換素子5から照明光束が透過して射出する範囲と考えることができるので、図5においては、Qxがx方向での光束幅、Qyがy方向での光束幅である。
図5において、
Qx<Qy
である。このため、x方向での照明光束の収束角度をθx(=θ1)とし、y方向での照明光束の収束角度をθy(=θ2)とすると、
θx<θy
となる。しかも、x方向での照明光束の収束角度はx方向に偏った状態となり、これにより、パネル面8aの任意の点に向かって集光する光束の角度強度分布の重心(以下、角度強度重心という)もx方向に偏る。言い換えれば、該光束の角度強度重心から上記任意の点に向う方向(以下、重心方向という)が、該任意の点でのパネル面8aの法線方向に対して傾く。
ここで、上記重心方向とパネル面8aの法線方向のなす角(以下、重心方向の傾き角という)をαとすると、αは、
1°≦ α ≦3° …(1)
の範囲に設定するのが望ましい。この条件式の下限値よりαが小さいと、収束する光束における角度強度重心を偏らせる効果が得られにくくなる可能性が生じる。また、上限値よりもαが大きいと、偏光ビームスプリッタ7での検光性能が低下し、高コントラストが望めなくなる可能性が生じる。
さらに、前述したように、
θx<θy …(2)
であると、偏光ビームスプリッタ7における光漏れ特性(光漏れ量)を最小な状態に合わせることができる。この場合のθxとθyとの比率は、
0.6 < θx/θy < 0.9 …(3)
であることが望ましい。該比率が下限値より小さいと、光量の損失が大きくなり、投射画像が暗くなってしまう可能性が生じる。また、該比率が上限値より大きいと、角度強度重心の偏る方向が検光における漏れ光量を多くする方向になるため、コントラストが向上せず、角度強度重心を偏らせる効果が得られにくくなってしまう可能性が生じる。
なお、これらの条件(1)〜(3)は、満足すべきことが好ましい条件であり、必ずしも満足する必要はない。また、上記(1)〜(3)の条件式は、後述する他の実施例でも満足するとよい。
図7には、偏光ビームスプリッタ7と偏光板10とによる光(投射光)の検光性能を示す。図7中のx軸およびy軸はそれぞれ。図1のx方向および図2のy方向に対応する。
偏光ビームスプリッタ7に設けられた偏光分離膜7aを構成する多層薄膜は、そこへの入射角度に応じて特性(角度特性:反射率特性や透過率特性)が変化する。図7は、反射型液晶パネル8に入射する角度を0度(図中のx軸とy軸との交点)としたときの偏光分離面7aの2次元角度特性を表しており、0度に近いほど漏れ光が少なく、周辺に向かって漏れ光が増加することを表している。
発明者らの検討によると、この角度特性は中心(0度)に対して対称ではなく、x方向での角度特性がy方向に比べて悪い。言い換えれば、角度特性は、x方向において非対称である。
この場合において、本実施例では、前述したように、偏光変換素子5の近傍に開口絞り12を設ける。さらに、リフレクタ2から偏光変換素子5に至る光学系部分を、コンデンサレンズ6以降の光学系部分に対して所定量Δだけ偏心させて、角度強度重心Cをコンデンサレンズの光軸Oc上からx方向にずらす。これにより、重心方向をパネル面8aの法線方向に対して傾けた状態となり、図7に示した検光特性に照明光学系からの光束の強度分布を合わせることができる。なお、パネル面8a上の任意の点での法線は、コンデンサレンズ6の光軸Ocに対して平行である。
以上により、従来例で示した絞りだけでコントラストを向上させようとする構成に比べて、光量の損失が少なくなる。
ここで、上記角度強度分布は、偏光変換素子5上の照明光の強度分布から導くことができるが、偏光変換素子5上の強度分布は、該偏光変換素子5を透過する光束の空中での強度分布であるので、該分布を確認し難い場合がある。このような場合には、図8に示すように、投射レンズ11を外して偏光板10からの光をそのままスクリーン14に導くことで、同様な強度分布を得ることができる。このような場合には、図8に示すように、投射レンズ11を外して偏光板10からの光をそのままスクリーン14に導くことで、偏光変換素子5上と同様な強度分布を得ることができる。
このときの液晶パネルに対して垂直に反射した光線に対応する位置を基準に分布を調べることにより照明光束の偏りを求めることができる。15は光路を折り返すためのミラーである。
図9および図10には、本発明の実施例2である画像投射光学系の構成を示している。本実施例では、実施例1における照明光学系に、アナモフィックな光束圧縮系を設けたものに相当する。本実施例において、実施例1と共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。
本実施例では、光源ランプLPと第1のレンズアレイ3との間に、ランプ側から順に、凸シリンダーレンズ21と凹シリンダーレンズ22とを配置している。凸シリンダーレンズ21は、x方向に正の屈折力を有し、y方向に屈折力を持たないトーリックレンズである。また、凹シリンダーレンズ22は、x方向に負の屈折力を有し、y方向に屈折力を持たないトーリックレンズである。
図9は、xz断面であって、凸シリンダーレンズ21と凹シリンダーレンズ22とにより光束を圧縮する断面を示す。図10は、yz断面であって、両シリンダーレンズ21,22による屈折作用を受けない断面を示す。
本実施例では、光源ランプLPの発光管1から放射された白色の照明光束は、リフレクタ2で平行光束とされ、凸シリンダーレンズ21に入射する。該凸シリンダーレンズ21に入射した平行光束は、図9の断面において収束され、その後凹シリンダーレンズ22に入射する。凹シリンダーレンズ22に入射した収束光束は、凹シリンダーレンズ22が凸シリンダーレンズ21とほぼアフォーカルな状態を生成するように屈折力が設定されることで、再度平行光束に変換されて(すなわち圧縮されて)、第1のレンズアレイ3に入射する。
第1のレンズアレイ3に入射した光束は、該第1のレンズアレイ3を形成する複数のレンズセルによって複数の光束に分割され、第2のレンズアレイ4を透過して偏光変換素子5に入射する。
偏光変換素子5に入射した無偏光光は、実施例1で説明したように所定の偏光方向を有する直線偏光に変換される。
そして、偏光変換素子5から射出した複数の光束は、コンデンサレンズ6によって集光され、反射型液晶パネル8上で重ね合わされる。
本実施例でも、実施例1と同様に、照明光束は偏光ビームスプリッタ7の偏光分離面7aを透過して反射型液晶パネル8に到達する。
反射型液晶パネル8で画像変調された光は、偏光ビームスプリッタ7の偏光分離面7aで反射されて偏光状態が検光される。1/4位相差板9の役割は実施例1と同様である。
偏光ビームスプリッタ7で反射されて射出した光は、偏光板10でさらに検光される。そして、偏光板10を透過した光は投射レンズ11によりスクリーン(不図示)に投射される。
図11には、偏光変換素子における光の強度分布を示す。リフレクタ2から放射された光束(図9,10に「l」で示す)は、凸凹のシリンダーレンズ21,22で圧縮され、第1のレンズアレイ3により複数に分割され、さらに偏光変換素子5で分割される。このため、偏光変換素子5では、扁平な光源像群が分布した強度分布が得られる。
この場合において、本実施例では、光源ランプLP(リフレクタ2)から偏光変換素子5に至る光学系部分を、コンデンサレンズ6および偏光ビームスプリッタ7(偏光分離面7a)以降の光学系部分に対してx方向に所定量Δだけシフト(偏心)させている。これにより、照明光束の強度分布の重心Cをコンデンサレンズ6の光軸Ocからx方向に所定量Δだけずらすことができる。
そして、これにより、パネル面8a上の任意の点に向かって収束する光束は、偏光変換素子5での強度分布を角度分布に置き換えた状態で集光する。このため、パネル面8aの任意の点に向かって収束する光束の角度強度重心Cを、該任意点におけるパネル面8aの法線に対してx方向に偏らせる(重心方向をパネル面8aの法線に対して傾ける)ことができる。
以上のように、本実施例では、凸凹のシリンダーレンズ21,22で照明光の角度強度分布を扁平にする。さらに、リフレクタ2から偏光変換素子5に至る光学系部分を、コンデンサレンズ6以降の光学系部分に対して所定量Δだけシフトさせて、角度強度重心Cをコンデンサレンズの光軸Oc上からx方向にずらす。これにより、図7に示した検光特性に照明光学系からの光束の強度分布を合わせることができ、従来例で示した凸凹のシリンダーレンズだけでコントラストを上げようとする構成よりも光量の損失を少なくすることができる。しかも、x方向において光束を圧縮することにより、さらに光量の損失を少なくするように角度強度重心を偏らせることができる。
ここで、シフト、すなわち偏心のさせ方について簡単に説明する。以下の説明は、偏光ビームスプリッタ7の偏光分離面7aの法線と反射型液晶パネル8の入射出面(パネル面)8aの法線とに平行な断面(第1断面)においての説明である。尚、この断面は、この実施例2における圧縮する方向と平行である。
まず、集光光学系(照明光学系)は、偏光分離面7aを介して液晶パネル8の入出射面8a上の同一の入射点に向かって収束する光束の収束角度方向での強度分布の重心Cを入射点における入出射面8aの法線に対して偏らせる。集光光学系は、このような偏心した構成及び入射出面8aの法線に対して傾いた構成のうち一方を採用している。
ここで、前述の強度分布の重心Cを通る光線の、液晶パネル8に到達する前に偏光分離面7aに対して入射する入射角度よりも、液晶パネル8で反射された後に偏光分離面7aに対して入射する入射角度の方が大きくなるように集光光学系を構成する。尚、ここで言う強度分布の重心を通る光線とは、前述の同一の入射点に入射する光束のうち照明光学系(集光光学系)の瞳位置での重心を通る光線のことである。
このように構成すると、液晶パネルで反射されて偏光分離面に入射する光線の入射角度を大きくすることができ、画像光となる光束の光量を多くすることができる。言い換えれば、偏光分離面7aでのS偏光の反射率を向上させることができる。
以下、本実施例に関する発明者らによる具体的な検討結果について説明する。ここでは、図9および図10に示すように、比較的小さい反射型液晶パネルを用いた明るさを優先した構成と、図12および図13に示すように、比較的大きな反射型液晶パネルを用いたコントラストを優先した構成とを検討した。図12および図13に示す構成要素は、図9および図10に示す構成要素と同じである。
上記2つの構成は、コンデンサレンズ6の焦点距離と、第1および第2のレンズアレイ3,4の個々のレンズセルの大きさにおいて異なる。コンデンサレンズ6の焦点距離を変えることで、反射型液晶パネル8上に収束する光束の角度を変えて、明るさ優先の状態とコントラスト優先の状態を制御している。また、コンデンサレンズ6の焦点距離と第1および第2のレンズアレイ3,4の個々のレンズセルの大きさを変えることで、反射型液晶パネル8の大きさに応じた均一照明領域の大きさを制御している。
図9および図10に示す構成では、
fc=67mm
Δ =1.5mm
Q =21mm
で、良好なコントラストとなり α=1.28°であった。
また、図12および図13に示す構成では、
fc=134mm
Δ =3.5mm
Q =28.4
で、良好なコントラストとなり α=1.50°であった。
このように、本実施例は、照明光学系の構成が実施例1と大きく異なるが、コントラストに関係するのは図7に示した検光性能であるので、重心方向の傾き角αは実施例1で説明した条件式(1)を満たすことが望ましい。
図14および図15には、本発明の実施例3である画像投射光学系の構成を示す。本実施例は、実施例2の変形例であり、本実施例において、実施例2と共通する構成要素には実施例2と同符号を付す。
本実施例では、実施例2の構成に、偏光変換素子5に隣接する位置に開口絞り31を設けている。
図14は、xz断面であって、凸シリンダーレンズ21と凹シリンダーレンズ22とにより光束を圧縮する断面を示す。図15は、yz断面であって、両シリンダーレンズ21,22による屈折作用を受けない断面を示す。
発光管1から放射された白色の照明光束は、リフレクタ2で平行光束とされ、凸シリンダーレンズ21に入射する。該凸シリンダーレンズ21に入射した平行光束は、図14の断面において収束され、その後凹シリンダーレンズ22に入射する。凹シリンダーレンズ22に入射した収束光束は、凹シリンダーレンズ22が凸シリンダーレンズ21とほぼアフォーカルな状態を生成するように屈折力が設定されることで、再度平行光束に変換されて(圧縮されて)、第1のレンズアレイ3に入射する。
第1のレンズアレイ3に入射した光束は、該第1のレンズアレイ3を形成する複数のレンズセルによって複数の光束に分割され、第2のレンズアレイ4を透過して偏光変換素子5に入射する。
偏光変換素子5に入射した無偏光光は、実施例1,2で説明したように所定の偏光方向を有する直線偏光に変換される。
そして、偏光変換素子5から射出した複数の光束は、コンデンサレンズ6によって集光され、反射型液晶パネル8上で重ね合わされる。
本実施例でも、実施例1,2と同様に、照明光束は偏光ビームスプリッタ7の偏光分離面7aを透過して反射型液晶パネル8に到達する。
反射型液晶パネル8で画像変調された光は、偏光ビームスプリッタ7の偏光分離面7aで反射されて偏光状態が検光される。1/4位相差板9の役割は実施例1と同様である。
偏光ビームスプリッタ7で反射されて射出した光は、偏光板10でさらに検光される。そして、偏光板10を透過した光は投射レンズ11によりスクリーン(不図示)に投射される。
偏光変換素子5における光の強度分布は、実施例2の図11で説明したものと同じであり、扁平な光源像群の分布を有する強度分布となる。
本実施例では、偏光変換素子5に隣接する位置に開口絞り31を設け、図16に示すように、照明光束の一部をカットしている。
そして、この場合において、本実施例では、光源ランプLP(リフレクタ2)から偏光変換素子5および開口絞り31に至る光学系部分を、コンデンサレンズ6以降の光学系部分に対して、図14に示すようにx方向に所定量Δだけシフト(偏心)させている。これにより、図16に示すように、偏光変換素子5における照明光束の強度分布の重心Cをコンデンサレンズ6の光軸Ocからx方向にずらすことができる。
反射型液晶パネル8(パネル面8a)の任意の点に向かって収束する光束は、偏光変換素子5での強度分布を角度分布に置き換えた状態で収束する。このため、反射型液晶パネル8に向かって収束する光束の重心方向は、パネル面8aの法線に対してx方向に傾く。
このように、本実施例では、凸凹のシリンダーレンズ21,22によって照明光束の角度強度分布を扁平にする。さらに、偏光変換素子の近傍に開口絞り31を設けた上で、リフレクタ2から偏光変換素子5に至る光学系部分をコンデンサレンズ6以降の光学系部分に対して所定量Δだけx方向にシフトさせる。
これにより、パネル面8aの任意の点に向かって収束する光束の角度強度重心Cを、該任意点におけるパネル面8aの法線に対してx方向に偏らせる(重心方向をパネル面8aの法線に対して傾ける)ことができる。このため、図7に示した検光特性に照明光学系からの光束の強度分布を合わせることができる。
図17および図18には、本発明の実施例4である画像投射光学系の構成を示す。本実施例において、実施例2と共通する構成要素には実施例2と同符号を付す。
本実施例では、光源ランプLP側から順に、x方向およびy方向に正の屈折力(すなわち光学パワー)を有する凸レンズ41と、複数のレンズセルを有し、y方向にて負の屈折力を有する凹シリンダーレンズ面を有する第1のレンズアレイ42とを備えている。さらに、複数のレンズセルを有し、かつx方向に負の屈折力を有する凹シリンダーレンズ面を有する第2のレンズアレイ43を備えている。
図17は、xz断面であって、第2のレンズアレイ43の凹シリンダーレンズ面が負の屈折力を有する断面を示す。図18は、yz断面であって、第1のレンズアレイ42の凹シリンダーレンズ面が負の屈折力を有する断面を示す。
光源ランプLPの発光管1から放射された白色の照明光束は、リフレクタ2で平行光束とされ、凸レンズ41に入射する。該凸レンズ41に入射した平行光束は、図17および図18の断面においてそれぞれ収束される。その後、図17の断面では、該収束光束は、第1のレンズアレイ42をそのまま通過して第2のレンズアレイ43の凹シリンダーレンズ面に入射する。
この凹シリンダーレンズ面に入射した収束光束は、凹シリンダーレンズ面が凸レンズ41とほぼアフォーカルな状態を生成するように屈折力が設定されることで、再度平行光束に変換される(圧縮される)。一方、図18の断面では、凸レンズ41からの収束光束は、第1のレンズアレイ42の凹シリンダーレンズ面に入射する。この凹シリンダーレンズ面に入射した収束光束は、該凹シリンダーレンズ面が凸レンズ41とほぼアフォーカルな状態を生成するように屈折力が設定されることにより、再度平行光束に変換される(圧縮される)。
また、凸レンズ41からの光束は、第1のレンズアレイ42の複数のレンズセルによって複数の光束に分割され、第2のレンズアレイ43を透過して偏光変換素子5に入射する。
偏光変換素子5に入射した無偏光光は、実施例1,2で説明したように所定の偏光方向を有する直線偏光に変換される。
そして、偏光変換素子5から射出した複数の光束は、コンデンサレンズ6によって集光され、反射型液晶パネル8上で重ね合わされる。
本実施例でも、実施例1〜3と同様に、照明光束は偏光ビームスプリッタ7の偏光分離面7aを透過して反射型液晶パネル8に到達する。
反射型液晶パネル8で画像変調された光は、偏光ビームスプリッタ7の偏光分離面7aで反射されて偏光状態が検光される。1/4位相差板9の役割は実施例1と同様である。
偏光ビームスプリッタ7で反射されて射出した光は、偏光板10でさらに検光される。そして、偏光板10を透過した光は投射レンズ11によりスクリーン(不図示)に投射される。
図19には、本実施例における偏光変換素子5での光の強度分布を示す。凸レンズ41で収束された光束は、第1のレンズアレイ42により複数に分割され、第1および第2のレンズアレイ42,43で平行光束に変換され、さらに偏光変換素子5で分割される。このため、偏光変換素子5での光強度分布は、扁平な光源像群が分布したものとなる。
本実施例でも、光源ランプLP(リフレクタ2)から偏光変換素子5に至る光学系部分を、図17に示すように、コンデンサレンズ6および偏光ビームスプリッタ7(偏光分離面7a)以降の光学系部分(反射型液晶パネル8を含む)に対してx方向に所定量Δだけシフト(偏心)させている。
これにより、偏光変換素子5での照明光束の強度分布の重心Cを、コンデンサレンズ6の光軸Ocからx方向にずらすことができる。
反射型液晶パネル8(パネル面8a)の任意の点に向かって収束する光束は、偏光変換素子5での強度分布を角度分布に置き換えた状態で収束する。このため、反射型液晶パネル8に向かって収束する光束の重心方向は、パネル面8aの法線に対してx方向に傾く。
このように、本実施例では、凸レンズ41と第1および第2のレンズアレイ42,43に一体に設けた凹シリンダーレンズ面によって照明光束の角度強度分布を扁平にしている。さらに、リフレクタ2から偏光変換素子5に至る光学系部分をコンデンサレンズ6以降の光学系部分に対して所定量Δだけx方向にシフトさせている。これにより、パネル面8aの任意の点に向かって収束する光束の角度強度重心Cを、該任意点におけるパネル面8aの法線に対してx方向に偏らせる(重心方向をパネル面8aの法線に対して傾ける)ことができる。このため、図7に示した検光特性に照明光学系からの光束の強度分布を合わせることができる。
なお、本実施例では、各レンズアレイにおいて複数のレンズセルと凹シリンダーレンズ面とを互いに異なる面に設けているが、図20に示すように、これらを同一面に設けたレンズアレイ142を用いてもよい。具体的には、レンズアレイの各レンズセル面の中心が凹面S上に位置するようにすればよい。
また、本実施例では、放物面を有するリフレクタ2を用い、凸レンズ41により照明光束を集光しているが、リフレクタ2を楕円形状として凸レンズ41をなくすることも可能である。
図21には、本発明の実施例5である画像投射光学系のxz断面での構成を示す。本実施例は、実施例2の変形例であり、照明光学系にアナモフィックな光束圧縮系を設けている。なお、実施例2と共通する構成要素には実施例2と同じ符号を付している。
本実施例は、図21の断面において、照明光学系(ここでは、光源ランプLPからコンデンサレンズ6)全体を反射型液晶パネル8(パネル面8a)の法線Nに対して、x方向に角度θ傾けている点で実施例2と異なる。これにより、パネル面8aの任意の点に向かって収束する光束の角度強度重心を、パネル面8aの法線Nに対してx方向に偏らせる(重心方向を傾ける)ことができる。このため、上記各実施例と同様に、図7に示した検光特性に照明光学系からの光束の強度分布を合わせることができる。
上記各実施例では、光源からの照明光束が偏光ビームスプリッタ(偏光分離面)を透過して反射型液晶パネルに導かれ、該パネルからの反射光束(投射光)が偏光ビームスプリッタで反射されて投射レンズに導かれる場合について説明した。しかし、本発明では、照明光束が偏光ビームスプリッタで反射して反射型液晶パネルに導かれ、該パネルからの反射光束が偏光ビームスプリッタ7を透過して投射レンズに導かれる構成(図22参照)を採用することもできる。また、各実施例に示した偏光板を、照明光学系側と投射レンズ側の両方に設けてもよい。
さらに、各実施例では、反射型液晶パネルを1つのみ設けた場合について説明したが、本発明では、図22に示すように3つの反射型液晶パネルを設けてもよい。
図22には、実施例2の画像投射光学系に3つの反射型液晶パネルを設けた場合の構成例を示す。コンデンサレンズ6よりも投射レンズ11側において、71はG(緑)光を透過してR(赤)光およびB(青)光を反射するダイクロイックミラーである。72,73,74はそれぞれG、R、B用の反射型液晶パネルである。75,76,77はそれぞれ、G、R,Bの1/4位相差板であり、実施例1,2で説明した1/4位相差板9に相当する。
81は第1の偏光ビームスプリッタであり、R光をその偏光方向によってR用パネル73に向けて反射し、B光をその偏光方向によってB用パネル74に向けて透過させるとともに、該パネル73,74で反射したR光およびB光を合成する。82は第2の偏光ビームスプリッタであり、G光をG用パネル72に向けて透過し、G用パネル72からの反射G光を反射する。
78は第1の偏光板、79は第2の偏光板である。80はR光の偏光方向を90度回転させ、B光の偏光方向を変換しない色選択性位相差板である。84は第3の偏光板で、85は第4の偏光板である。
83は色合成プリズムであり、第1の偏光ビームスプリッタ81からのR光およびB光を透過し、第2の偏光ビームスプリッタ82からのG光を反射することでこれら3色の光を合成し、投射レンズ11に導く。
上記各実施例によれば、反射型画像形成素子を照明する光束の角度強度分布の重心を第1断面内において偏らせることにより、光量の低下を抑えながらも偏光分離面での漏れ光量を減少させることができる。したがって、明るくコントラストの高い画像を投射することができる。
なお、上記各実施例では、反射型液晶パネルを用いた場合について説明したが、本発明は、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)等、他の反射型画像形成素子を用いた光学系にも適用することができる。
本発明の実施例1である画像投射光学系のxz断面を示す図。 実施例1の画像投射光学系のyz断面を示す図。 実施例1における偏光変換素子での光強度分布を示す図。 実施例1における開口絞りの効果を説明する図。 実施例1における照明光束の状態を説明する図。 実施例1における照明光束の収束角度を説明する図。 実施例1〜5における投射光に対する検光性能を説明する図。 実施例1において照明光束の強度分布を確認する方法を説明する図。 本発明の実施例2である画像投射光学系のxz断面を示す図。 実施例2の画像投射光学系のyz断面を示す図。 実施例2における偏光変換素子での光強度分布を示す図。 実施例2の変形例のxz断面を示す図。 図12の画像投射光学系のyz断面を示す図。 本発明の実施例3である画像投射光学系のxz断面を示す図。 実施例3の画像投射光学系のyz断面を示す図。 実施例3における偏光変換素子での光強度分布を示す図。 本発明の実施例4である画像投射光学系のxz断面を示す図。 実施例4の画像投射光学系のyz断面を示す図。 実施例4における偏光変換素子での光強度分布を示す図。 実施例4のレンズアレイの変形例を説明する図。 本発明の実施例5である画像投射光学系のxz断面を示す図。 本発明の実施例6である画像投射光学系のxz断面を示す図。
符号の説明
1 光源(発光管)
2 リフレクタ
3,42 第1のレンズアレイ
4,43 第2のレンズアレイ
5 偏光変換素子
6 コンデンサレンズ
7 偏光ビームスプリッタ
8 反射型液晶パネル
9 1/4位相板
10 偏光板
11 投射レンズ
12,31 開口絞り
21 凸シリンダーレンズ
22 凹シリンダーレンズ
41 凸レンズ

Claims (10)

  1. 光源からの光束を反射型画像形成素子に向けて収束させる集光光学系と、
    前記集光光学系からの第1偏光方向を持つ入射光束を透過して前記反射型画像形成素子に導き、該反射型画像形成素子からの射出光束のうち、前記第1偏光方向と直交する第2偏光方向を持つ光を投射光学系に導く偏光分離面とを有し、
    前記偏光分離面の法線と前記反射型画像形成素子の入射出面の法線とに平行な第1断面において、
    前記集光光学系は、前記射出光束の重心を通る光線の前記偏光分離面への入射角度が、前記入射光束の重心を通る光線の前記偏光分離面への入射角度よりも大きくなるように、一部が他の部分に対して偏心した構成及び前記入射出面の法線に対して傾いた構成のうち一方を有し、
    前記集光光学系は、前記光源からの光束を複数の光束に分割するレンズアレイと、
    前記レンズアレイからの無偏光光を特定の偏光方向を有する直線偏光光に変換する偏光変換素子と、
    前記偏光変換素子からの複数の光束を前記反射型画像形成素子上で重ね合わせるコンデンサレンズと、
    前記光源と前記コンデンサレンズとの間に、前記第1断面と前記第1断面と直交し前記反射型画像形成素子の入射出面の法線と平行な第2断面とで光学パワーが異なり、前記第1断面における光束径が、前記第2断面における光束径よりも狭い光束を出射させる複数の光学素子を有することを特徴とする照明光学系。
  2. 前記反射型画像形成素子は、緑の波長帯域の光が入射する反射型画像形成素子であることを特徴とする請求項1に記載の照明光学系。
  3. 前記集光光学系は、前記偏光分離面を界面としたとき、前記偏光分離面へP偏光光を入射させることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明光学系。
  4. 記レンズアレイおよび前記偏光変換素子が、前記コンデンサレンズ、前記偏光分離面および前記反射型画像形成素子に対して、前記第1断面において偏心した構成及び前記入射出面の法線に対して傾いた構成のうち一方を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の照明光学系。
  5. 以下の条件を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の照明光学系。
    1°≦α≦3°
    但し、前記入射光束が前記反射型画像形成素子において集光する点を入射点とするとき、αは、入射点に向かって集光する前記入射光束の前記重心を通る光線と、該入射点を通る前記入射出面の法線とのなす角度である。
  6. 以下の条件を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の照明光学系。
    θ1<θ2
    但し、前記入射光束が前記反射型画像形成素子において集光する点を入射点とするとき、θ1は前記入射点に向かって収束する前記入射光束の、前記第1断面における収束角度であり、θ2は該入射光束の、前記第2断面における収束角度である。
  7. さらに以下の条件を満足することを特徴とする請求項に記載の照明光学系。
    0.6<θ1/θ2<0.9
  8. 前記集光光学系は、前記光源と前記コンデンサレンズとの間に開口絞りを有し、
    該開口絞りは、前記コンデンサレンズの光軸に対して前記第1断面において偏心していることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の照明光学系。
  9. 請求項1からのいずれか1つに記載の照明光学系を有する画像投射装置。
  10. 請求項に記載の画像投射装置と、
    該画像投射装置に画像情報を供給する画像供給装置とを有することを特徴とする画像表示システム。
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