JP5209888B2 - 熱硬化性樹脂組成物及びその用途 - Google Patents
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Description
向上には限界があった。
(A2)前記(A1)と反応する官能基を持つ化合物とを含有する熱硬化性樹脂(A)と
、
リン原子を含有する有機フィラー(B)とを含み、
リン原子を含有する有機フィラー(B)の平均粒子径が50μm以下であることを特徴とする熱硬化性樹脂組成物。
〔3〕リン原子を含有する有機フィラー(B)が、下記式(1)で表されるホスフィン酸塩からなることを特徴とする〔1〕に記載の熱硬化性樹脂組成物。
〔4〕酸無水物基および/またはカルボキシル基を含有する化合物(A1)が、カルボキシル基含有ポリウレタンであることを特徴とする〔1〕に記載の熱硬化性樹脂組成物。
(a)ポリイソシアネート化合物、
(b)カルボキシル基含有ジヒドロキシ化合物、および
(c)ポリオール化合物(ただし前記(b)の化合物を除く)
を反応させて得られることを特徴とする〔4〕に記載の熱硬化性樹脂組成物。
〔8〕さらに、硬化促進剤(C)、有機系および/または無機系の添加物(D)、及び必要に応じて有機溶剤(E)を含有することを特徴とする〔1〕に記載の熱硬化性樹脂組成物。
〔10〕〔9〕に記載のソルダーレジストインキを硬化させてなることを特徴とする硬化物。
〔12〕〔10〕に記載の硬化物によって一部または全面が被覆されたことを特徴とするプリント配線板。
〔14〕〔10〕に記載の硬化物によって一部または全面が被覆されたことを特徴とするチップオンフィルム。
熱硬化性樹脂組成物
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、(A1)酸無水物基および/またはカルボキシル基を含有する化合物と、(A2)前記(A1)と反応する官能基を持つ化合物とを含有する熱硬化性樹脂(A)と、リン原子を含有する有機フィラー(B)とを必須成分として含み、さらに必要に応じて、硬化促進剤(C)、有機系および/または無機系の添加物(D)、有機溶剤(E)などを含有することができる。以下、本発明の熱硬化性樹脂組成物を構成する成分について説明する。
熱可塑性樹脂(A)としては、可とう性、密着性および電気絶縁性の観点から、(A1)酸無水物基および/またはカルボキシル基を含有する化合物と、(A2)前記(A1)と反応する官能基を持つ化合物とを組み合わせて含むものが用いられる。(A1)としては、カルボキシル基含有ポリウレタン、ポリアミドイミド、ブロックイソシアネート基含有ポリウレタンなどが好ましいものとして挙げられる。本発明に係る熱可塑性樹脂(A)としては、(A1)がカルボキシル基含有ポリウレタンであるものがより好ましく、(A1)がカルボキシル基含有ポリウレタンであって、(A2)がエポキシ基を有する化合物であることが特に好ましい。
<カルボキシル基含有ポリウレタン>
本発明において好ましく用いられるカルボキシル基含有ポリウレタンは、1分子中に2個以上のカルボキシル基を有し、かつ、ポリイソシアネート化合物とポリオール化合物とが反応して形成されるウレタン結合を有する。このようなカルボキシル基含有ポリウレタンは、たとえば、(a)ポリイソシアネート化合物、(b)カルボキシル基含有ジヒドロキシ化合物および(c)ポリオール化合物(ただし(b)の化合物を除く)を反応させることにより合成することができる。この反応に際しては、前記(a)、(b)、(c)とともに、末端封止剤として(d)モノヒドロキシ化合物および/または(e)モノイソシアネート化合物を加えてもよい。
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,9−ノナメチレンジイソシアネート、1,10−デカメチレンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、2,2’−ジエチルエーテルジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、(o,mまたはp)−キシレンジイソシアネート、メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、シクロヘキサン−1,3−ジメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジメチレレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、3,3’−メチレンジトリレン−4,4’−ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルエーテルジイソシアネート、テトラクロロフェニレンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネート、水素化(1,3−または1,4−)キシリレンジイソシアネートなどのジイソシアネートが挙げられる。これらは、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,2−ベンゼンジメタノール、1,3−ベンゼンジメタノール、1,4−ベンゼンジメタノール、2,3−ジヒドロキシノルボルナン、2,5−ジヒドロキシノルボルナン、2,6−ジヒドロキシノルボルナン、2,7−ジヒドロキシノルボルナン、ジヒドロキシジシクロペンタジエン、水素化ビスフェノールA等のジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエチルオキシ)シクロヘキシル]プロパン、1,4−ビス(2−ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン等のエーテル基を含有するジオールなどの炭素数2〜18のジオール化合物が挙げられる。
モノヒドロキシ化合物(d)としては、たとえば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキサンジメタノールモノ(メタ)アクリレート、前記各(メタ)アクリレートのカプロラクトンまたは酸化アルキレン付加物、グリセリンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリルレート、アリルアルコール、アリロキシエタノール、グリコール酸、ヒドロキシピバリン酸、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、t−ブタノール、アミルアルコール、ヘキシルアルコール、オクチルアルコールなどが挙げられる。これらは1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上述した、酸無水物基および/またはカルボキシル基を含有する化合物(A1)は、樹脂中に含有されるカルボキシル基などと反応するエポキシ化合物、オキセタン化合物などと組み合わせて熱硬化性樹脂とする。このようなものとしては、たとえば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、o−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、多官能エポキシ樹脂、アミン型エポキシ樹脂、複素環含有エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、エポキシ化ポリブタジエン、シリコーン含有エポキシ樹脂、リン含有エポキシ樹脂などが挙げられる。これらは、1種単独で用いても、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
上記ビスフェノールF型エポキシ樹脂の市販品としては、たとえば、ジャパンエポキシレジン(株)製「エピコート806、807、4005P」、東都化成(株)製「YDF−170」などが挙げられる。
上記ビフェニル型エポキシ樹脂の市販品としては、たとえば、ジャパンエポキシレジン(株)製「エピコートYX−4000,YL−6640」などが挙げられる。
上記脂環式エポキシ樹脂の市販品としては、たとえば、ダイセル化学工業(株)製「EHPE3150、EHPE3150CE、セロキサイド2000、セロキサイド2021、セロキサイド2081,エポリードPB3600、エポリードGT401」、UCC社製「ERL4234、4299、4221、4206」などが挙げられる。
上記シリコーン含有エポキシ樹脂の市販品としては、たとえば、信越化学工業(株)製「KF−105、X−22−163A、X−22―163B、X−22−163C、X−22−169AS、X−22−169B」などが挙げられる。
上記オキセタン化合物の市販品としては、たとえば、東亞合成(株)製「アロンオキセタンOXT−101、121、211、212、221」などが挙げられる。
傾向にある。
本発明で用いられるリン原子を含有する有機フィラー(B)としては、たとえば、ジアルキルホスフィネートのアルミニウム塩などを用いることができる。特にこのようなリン原子を含有する有機フィラーはリン含有率が大きく、難燃化効率が大きく、また加水分解を起こしにくく、疎水性であり、電気特性を低下させないことから、該リン原子を含有する有機フィラーを用いることにより難燃性および電気絶縁特性に優れた熱硬化性樹脂組成物を得ることができる。また、本発明において、有機フィラーとは、微粉末状の有機化合物であり、有機溶剤や水等に難溶または不溶なものである。
上記リン原子を含有する有機フィラー(B)としては、たとえば、トリスジエチルホスフィン酸アルミニウム、トリスメチルエチルホスフィン酸アルミニウム、トリスジフェニルホスフィン酸アルミニウム、ビスジエチルホスフィン酸亜鉛、ビスメチルエチルホスフィン酸亜鉛、ビスジフェニルホスフィン酸亜鉛、ビスジエチルホスフィン酸チタニル、テトラキスジエチルホスフィン酸チタン、ビスメチルエチルホスフィン酸チタニル、テトラキスメチルエチルホスフィン酸チタン、ビスジフェニルホスフィン酸チタニル、テトラキスジフェニルホスフィン酸チタン等およびそれらの任意の混合物よりなる群から選択されるもの等が挙げられる。そのうち、好適な例としては、クラリアントジャパン(株)製「エクソリットOP−935」および同社製「エクソリットOP−930」として市販されているトリスジエチルホスフィン酸アルミニウムを挙げることができる。
(C)硬化促進剤
本発明の熱硬化性樹脂組成物には、硬化反応を促進させるために、必要に応じて硬化促進剤(C)を用いてもよい。硬化促進剤を用いることにより、密着性、耐薬品性、耐熱性等の特性をより一層向上させることができる。
本発明の熱硬化性組成物には、公知の各種添加剤、たとえば、ウレタン樹脂微粒子、メラミン樹脂微粒子、アクリル樹脂微粒子、シリコーンパウダー、等の有機フィラー;硫酸バリウム、タルク、炭酸カルシウム、アルミナ、ガラス粉、石英粉、シリカ等の無機フィラー;ガラス繊維、炭素繊維、窒化ホウ素繊維等の繊維強化材;酸化チタン、酸化亜鉛、
カーボンブラック、鉄黒、有機顔料、有機染料等の着色剤;ヒンダードフェノール系化合物、リン系化合物、ヒンダードアミン系化合物等の酸化防止剤;ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物等の紫外線吸収剤、有機、無機の陽イオン交換体、陰イオン交換体、両イオン交換体等のイオンキャッチャーなどを配合してもよい。また、用途に合わせて粘度調整剤、抗菌剤、防黴剤、老化防止剤、帯電防止剤、可塑剤、滑剤、発泡剤、消泡剤、チクソ剤、レベリング剤などを、単独でまたは2種以上組み合わせて配合してもよい。ここで、粘度調整剤としては、例えばシリコンパウダー、硫酸バリウムなどが挙げられ、チクソ剤としては無機系のチクソ剤が好ましく用いられる。これらの有機系および/または無機系の添加物(D)のうちでは、特にチクソ剤および/または消泡剤を用いることが好ましい。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、上記(A)熱硬化性樹脂、(B)リン原子を含有する有機フィラー、および必要に応じて(C)硬化促進剤、(D)有機および/または無機系の添加物を、たとえば、ディスパー、ニーダー、3本ロールミル、ビーズミル等の混合機を用いて、溶解または分散させることにより得られる。この際、(A)熱硬化性樹脂および(B)リン原子を含有する有機フィラーを容易に溶解または分散させるため、あるいは、塗工に適した粘度に調整するために、組成物に含まれる官能基に対して不活性な有機溶剤(E)を使用してもよい。
上記有機溶剤(E)としては、たとえば、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、ニトロベンゼン、シクロヘキサン、イソホロン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、カルビトールアセテート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールエチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールエチルエーテルアセテート、メトキシプロピオン酸メチル、メトキシプロピオン酸エチル、エトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸イソアミル、乳酸エチル、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、γ−ブチロラクトン、ジメチルスルホキシド、クロロホルムおよび塩化メチレンなどが挙げられる。これらは1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のソルダーレジストインキは、上述した本発明の熱硬化性樹脂組成物を含有する。本発明のソルダーレジストインキは、着色剤を含有してもよく、着色剤としては、フタロシアニン・ブルー、フタロシアニン・グリーン、アイオジン・グリーン、ジスアゾイエロー、クリスタルバイオレット、酸化チタン、カーボンブラック、ナフタレンブラックなどが挙げられる。
実施例
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
攪拌装置、温度計およびコンデンサーを備えた反応容器に、ポリオール化合物として(株)クラレ製「C−1065N」(ポリカーボネートジオール、原料ジオールモル比:1,9−ノナンジオール:2−メチル−1,8−オクタンジオール=65:35、分子量991)167.8g、カルボキシル基含有ジヒドロキシ化合物として2,2−ジメチロールブタン酸(日本化成(株)製)31.7g、溶媒としてジエチレングリコールエチルエーテルアセテート(ダイセル化学(株)製)300.3gを仕込み、90℃に加熱してすべての原料を溶解した。反応液の温度を70℃まで下げ、滴下ロートにより、ポリイソシアネートとしてメチレンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)(住化バイエルウレタン(株)製「デスモジュール−W」)10.5gを30分かけて滴下した。滴下終了後、80℃で1時間、90℃で1時間、100℃で2時間反応を行い、ほぼイソシアネートが消失したことを確認した後、イソブタノール(和光純薬(株)製)2.92gを滴下し、さらに105℃にて1.5時間反応を行った。得られたカルボキシル基含有ポリウレタンは、数平均分子量が6,800であり、固形分の酸価が39.9mg-KOH/gであ
った。
攪拌装置、温度計およびコンデンサーを備えた反応容器に、ポリオール化合物として日本曹達(株)社製「G−1000」(1,2−ポリブタジエンジオール)666.46g、カルボキシル基含有ジヒドロキシ化合物として2,2−ジメチロールブタン酸(日本化成(株)製)105.64g、溶媒としてジエチレングリコールエチルエーテルアセテート(ダイセル化学(株)製)1000.00gを仕込み、80℃に加熱してすべての原料を溶解した。滴下ロートにより、ポリイソシアネートとして三井武田ケミカル(株)製「タケネート600」(1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン)227.90gを30分かけて滴下した。滴下終了後、80℃で1時間、90℃で1時間、100℃で3時間反応を行い、ほぼイソシアネートが消失したことを確認した後、イソブタノール(和光純薬(株)製)2.92gを滴下し、さらに105℃にて1.5時間反応を行った。得られたカルボキシル基含有ポリウレタンは、数平均分子量が8,800であり、固形分の酸価が40.7mg-KOH/gであった。
攪拌装置、温度計およびコンデンサーを備えた反応容器に、(株)旭化成製「T−4691」(1,4−ブタンジオールと1,6−ヘキサンジオールのモル比90:10の共重合ポリカーボネートジオール)230.7g、カルボキシル基含有ジヒドロキシル化合物として2,2−ジメチロールブタン酸(日本化成(株)製)37.0g、溶媒としてジエチレングリコールエチルエーテルアセテート(ダイセル化学(株)製)346.9gを仕込み、70℃に加熱してすべての固体原料を溶解し、溶液を得た。この溶液に、滴下ロートにより、ポリイソシアネートとして三井武田ケミカル(株)製「T−80」(2,4−トリレンジイソシアネートおよび2,6−トリレンジイソシアネートの80:20の混合物) 82.8gを10分かけて滴下した。滴下終了後、70℃で1時間、80℃で1時
間、90℃で1時間、100℃で1時間反応を行い、ほぼイソシアネートが消失したことを確認した後、イソブタノール(和光純薬(株)製)3gを滴下し、さらに100℃にて1時間反応を行った。得られたカルボキシル基含有ポリウレタンの数平均分子量は4,500であり、その固形分の酸価は40.0mg-KOH/gであった。
攪拌装置、温度計およびコンデンサーを備えた反応容器に、(株)クラレ製「クラレポリオールP−2030」(イソフタル酸と3−メチル−1,5−ペンタジオールとの共重合ポリエステルポリオール)62.5g、カルボキシル基含有ジヒドロキシル化合物として2,2−ジメチロールブタン酸(日本化成(株)製)10.4g、溶媒としてジエチレングリコールエチルエーテルアセテート(ダイセル化学(株)製)101.5gを仕込み、90℃に加熱してすべての原料を溶解した後、滴下ロートにより、ポリイソシアネートとしてメチレンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)(住化バイエルウレタン(株)製「デスモジュールW」) 26.8gを30分かけて滴下した。滴下終了後、80℃
で1時間、90℃で1時間、100℃で1.5時間反応を行い、ほぼイソシアネートが消失したことを確認した後、イソブタノール(和光純薬(株)製)1.5gを滴下し、さらに100℃にて30分間反応を行った。得られたカルボキシル基含有ポリウレタンは、数平均分子量が9,400であり、固形分の酸価が40.3mg-KOH/gであった。
攪拌装置、温度計およびコンデンサーを備えた反応容器に、宇部興産(株)製「UC−CARB100」(シクロヘキサンジメタノールを原料ジオールに用いたポリカーボネートジオール)560.30g、カルボキシル基含有ジヒドロキシル化合物として2,2−ジメチロールブタン酸(日本化成(株)製)1105.64g、溶媒としてジエチレングリコールエチルエーテルアセテート(ダイセル化学(株)製)1,000gを仕込み、90℃に加熱してすべての原料を溶解した。滴下ロートにより、ポリイソシアネートとしてメチレンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)(住化バイエルウレタン(株)製「デスモジュールW」)334.05gを30分かけて滴下した。滴下終了後、80℃で1時間、90℃で1時間、100℃で1.5時間反応を行い、ほぼイソシアネートが消失したことを確認した後、イソブタノール(和光純薬(株)製)2.5gを滴下し、さらに100℃にて30分間反応を行った。得られたカルボキシル基含有ポリウレタンは、数平均分子量が11,400であり、固形分の酸価が68.3mg-KOH/gであった。
合成例1で得られたポリウレタン溶液(固形分濃度45質量%)に、該ポリウレタン固形分100質量%に対して、エポキシ樹脂(東都化成(株)製「NC−7000−L」)を、該ポリウレタンのカルボキシル基に対してエポキシ基が1.1当量となる18質量%、硬化促進剤としてメラミンを1質量%、チクソ剤として日本アエロジル(株)製「R−974」を10質量%、消泡剤として共栄社化学(株)製「フローレンAO−40H」を0.75質量%、リン原子を含有する有機フィラーとしてクラリアントジャパン(株)製
「エクソリット OP−935」(平均粒子径2〜3μm)を76.4質量%の割合で配合した。次いで、これらの成分が配合された組成物を、三本ロールミル((株)小平製作所製、型式:RIII−1RM−2)に3回通して混練りすることにより、ソルダーレジスト
インキを調製した。
エポキシ樹脂を、東都化成(株)製「NC−3000」を、ポリウレタン固形分100質量%に対して、21.8質量%と変更したこと以外は実施例1と同様にしてソルダーレジストインキを得た。
エポキシ樹脂を、ジャパンエポキシレジン(株)製「エピコート834」を、ポリウレタン固形分100質量%に対して、19.8質量%と変更したこと以外は実施例1と同様にしてソルダーレジストインキを得た。
合成例2で得られたポリウレタン溶液(固形分濃度50質量%)に、該ポリウレタン固形分100質量%に対して、エポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン(株)製「エピコート834」)を、該ポリウレタンのカルボキシル基に対してエポキシ基が1.1当量となる19.8質量%、硬化促進剤として四国化成(株)製「2P4MHZ−PW」を1質量%、チクソ剤として日本アエロジル(株)製「R−974」を10質量%、消泡剤として共栄社化学(株)製「フローレンAO−40H」を0.75質量%、リン原子を含有する有機フィラーとしてクラリアントジャパン(株)製「エクソリット OP−935」(平均粒子径2〜3μm)を76.4質量%の割合で配合した。次いで、これらの成分が配合された組成物を、三本ロールミル((株)小平製作所製、型式:RIII−1RM−2)に3
回通して混練りすることにより、ソルダーレジストインキを調製した。
ポリウレタン溶液を、合成例3で得られたものを用いたこと以外は実施例4と同様にしてソルダーレジストインキを得た。
ポリウレタン溶液を、合成例4で得られたものを用いたこと以外は実施例4と同様にしてソルダーレジストインキを得た。
ポリウレタン溶液を、合成例5で得られたものを用いたこと以外は実施例4と同様にしてソルダーレジストインキを得た。
リン原子を含有する有機フィラーを使用しなかったこと以外は実施例3と同様にしてソルダーレジストインキを得た。
リン原子を含有する有機フィラーを使用しなかったこと以外は実施例4と同様にしてソルダーレジストインキを得た。
実施例1〜7および比較例1、2で得られたソルダーレジストインキを用いて、以下のようにして評価を行った。評価結果を表1に示す。
得られたソルダーレジストインキを、#250メッシュポリエステル版で、38μm厚ポリイミドフィルム〔カプトン(登録商標)150EN、東レ・デュポン(株)製〕そして75μm厚ポリイミドフィルム〔カプトン(登録商標)300H、東レ・デュポン(株)製〕にスクリーン印刷により塗布した。印刷後のフィルムを80℃で30分乾燥した後、120℃で30分熱硬化した。熱硬化後、もう一方の面にもスクリーン印刷によりインクを塗布。80℃で30分乾燥した後、120℃で1時間、150℃で2時間硬化を行った。得られた硬化膜について、UL94規格、垂直燃焼法の試験を行った。なお、硬化後の膜厚は約12μmであった。
市販の基板(IPC規格)のIPC−C(櫛型パターン)上に、ソルダーレジストインキを#250メッシュポリエステル版でスクリーン印刷により塗布し、80℃で30分間乾燥した後、120℃で1時間、さらに150℃で2時間熱硬化した。なお、硬化後の膜厚は約12μmであった。その基板を120℃、相対湿度95%の雰囲気下において100Vのバイアス電圧を印加して200時間放置し、以下の基準で電気絶縁性を評価した。◎:マイグレーション、絶縁抵抗値の低下ともになし。
○:100〜200時間でマイグレーションまたは絶縁抵抗値の低下あり。
△:50〜100時間でマイグレーションまたは絶縁抵抗値の低下あり。
×:50時間以下でマイグレーションまたは絶縁抵抗値の低下あり。
得られたソルダーレジストインキを、#250メッシュポリエステル版で、38μm厚ポリイミドフィルム〔カプトン(登録商標)150EN、東レ・デュポン(株)製〕にスクリーン印刷により塗布した。80℃で30分乾燥した後、120℃で60分、さらに150℃で2時間加熱した。得られた塗膜を、直径5cmの円形に切り抜き、塗布面を上にして定板上に置き、反り高さを評価した。なお、硬化後の膜厚は約12μmであった。
○:反り高さ2〜4mm未満
△:反り高さ4〜6mm未満
×:反り高さ6mm以上
<可撓性>
得られたソルダーレジストインキを、#250メッシュポリエステル版で、38μm厚ポリイミドフィルム〔カプトン(登録商標)150EN、東レ・デュポン(株)製〕にスクリーン印刷により塗布した。80℃で30分間乾燥した後、120℃で60分、さらに150℃で2時間加熱した。ソルダーレジストインキを塗布・熱硬化したポリイミドフィルムを、塗布面を外側に180°に折り曲げて硬化膜の白化の有無を調べ、以下の基準で可撓性を評価した。なお、硬化後の膜厚は約12μmであった。
○:硬化膜の白化なし
×:硬化膜が白化または硬化膜に亀裂が発生。
Claims (13)
- (A1)酸無水物基および/またはカルボキシル基を含有する化合物と、
(A2)前記(A1)と反応する官能基を持つ化合物と
を含有する熱硬化性樹脂(A)と、
リン原子を含有する有機フィラー(B)とを含む熱硬化性樹脂組成物であって、
上記酸無水物基および/またはカルボキシル基を含有する化合物(A1)が、カルボキシル基含有ポリウレタンであり、
上記リン原子を含有する有機フィラー(B)の平均粒子径が50μm以下であり、
上記リン原子を含有する有機フィラー(B)が、下記式(1)で表されるホスフィン酸塩からなり、
上記熱硬化性樹脂(A)100質量%に対して、上記リン原子を含有する有機フィラー(B)が50〜95質量%となる量であることを特徴とする熱硬化性樹脂組成物。
- リン原子を含有する有機フィラー(B)の平均粒子径が20μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- カルボキシル基含有ポリウレタンが、
(a)ポリイソシアネート化合物、
(b)カルボキシル基含有ジヒドロキシ化合物、および
(c)ポリオール化合物(ただし前記(b)の化合物を除く)
を反応させて得られることを特徴とする請求項1に記載の熱硬化性樹脂組成物。 - カルボキシル基含有ポリウレタンが、前記化合物(a)、(b)および(c)とともに、(d)モノヒドロキシ化合物および/または(e)モノイソシアネート化合物を反応させて得られることを特徴とする請求項3に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 前記(A1)と反応する官能基を持つ化合物(A2)が、オキシラン環を有する化合物であることを特徴とする請求項1に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- さらに、硬化促進剤(C)、有機系および/または無機系の添加物(D)、及び有機溶剤(E)を含有することを特徴とする請求項1に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の熱硬化性樹脂組成物を含有することを特徴とするソルダーレジストインキ。
- 請求項7に記載のソルダーレジストインキを硬化させてなることを特徴とする硬化物。
- 請求項8に記載の硬化物からなることを特徴とする絶縁保護皮膜。
- 請求項8に記載の硬化物によって一部または全面が被覆されたことを特徴とするプリント配線板。
- 請求項8に記載の硬化物によって一部または全面が被覆されたことを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
- 請求項8に記載の硬化物によって一部または全面が被覆されたことを特徴とするチップオンフィルム。
- 請求項8に記載の硬化物を含有することを特徴とする電子部品。
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