JP5206174B2 - ズームレンズおよびカメラおよび携帯情報端末装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ズームレンズおよびカメラおよび携帯情報端末装置に関する。
デジタルカメラの市場の増大に伴い、デジタルカメラに対するユーザの要望も多岐にわたり、中でも、高画質化と小型化は常にユーザの欲するところでウエイトが大きい。
従って、当然に、撮影レンズとして用いるズームレンズにも、高性能化と小型化の両立が求められる。
小型化という面では、まず「使用時のレンズ全長(最も物体側のレンズ面から像面までの距離)」を短縮する必要があり、また「各レンズ群の厚み」を短縮して収納時の全長を抑えることも重要である。
高性能化という面では、少なくとも「1000万画素を超える撮像素子」に対応した解像力を全ズーム域にわたって有することが必要である。
また、変倍比についてもなるべく大きなものが望まれるが、「35mm銀塩カメラ換算の焦点距離で28〜200mm相当程度(約7.1倍)」のズームレンズであれば、一般的な撮影の殆んど全てに対処可能と考えられる。
「撮影レンズの広画角化」を望むユーザも多く、ズームレンズの広角端の半画角は38度以上であることが望ましい。半画角:38度は「35mm銀塩カメラ(いわゆるライカ版)換算の焦点距離」で28mmに相当する。
ズームレンズに対するユーザの要望のひとつとして「マクロ撮影機能」が挙げられる。
マクロ撮影機能は「通常の撮影時に合焦できる被写体距離の範囲よりも、さらに近距離にある被写体に合焦して撮影できる機能」であり、より高い撮影倍率を得ることが重要な特性である。
デジタルカメラ用のズームレンズには多くの種類が考えられるが、小型・高変倍に適したタイプとして「物体側より順に、正の焦点距離を持つ第1レンズ群、負の焦点距離を持つ第2レンズ群、正の焦点距離を持つ第3レンズ群、正の焦点距離を持つ第4レンズ群を有し、広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が増大する」ものが知られている(特許文献1、2等)。
これら特許文献1、2記載のズームレンズは、具体的な実施例において、小型・高変倍・広画角とともに高性能を実現しておりユーザの要望に沿うものである。
近来のユーザのデジタルカメラに対する好みとして「焦点距離が比較的長い状態でのマクロ撮影機能(所謂テレマクロ機能)」を有することがあげられる。
テレマクロ機能には「焦点距離が長い(画角が狭い)状態でのマクロ撮影を可能とすることによって、同じ撮影倍率であってもパースペクティブによる被写体像の歪み」が抑えられ、ワーキングディスタンスも確保でき、照明等の自由度が増すなどのメリットがあるからである。
特許文献2は「正・負・正・正の4レンズ群構成のズームレンズでマクロ撮影機能を有するもの」を開示しているが、「マクロ撮影」は十分であるとしても、テレマクロ機能としてはなお改良の余地なしとしない。
特開2008-26837号公報 特開2001-059938号公報
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、前記正・負・正・正の4レンズ群構成のズームレンズでテレマクロ機能を実現することを課題とする。この発明のズームレンズは、後述の実施例に示すように、十分な高性能と高変倍比・広画角を実現できるとともに十分なテレマクロ機能を実現できる。
この発明のズームレンズは、図1に例示するように、物体側(図の左方)より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群I、負の屈折力を有する第2レンズ群II、正の屈折力を有する第3レンズ群III、正の屈折力を有する第4レンズ群IVを配してなり、広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群Iと第2レンズ群IIとの間隔が増大し、第2レンズ群IIと第3レンズ群IIIとの間隔が減少し、第3レンズ群IIIと第4レンズ群IVとの間隔が増大するズームレンズである。第2レンズ群IIと第3レンズ群IIIとの間には絞りSが配置される。
請求項1記載のズームレンズは、上記の如き構成において以下の如き特徴を有する。
即ち、少なくとも「望遠端において近距離物体へのフォーカシングを行う」際、無限遠物体に合焦している状態を基準として、第1レンズ群・第2レンズ群が不動で、第3レンズ群が像面側へ移動可能であり、第4レンズ群が物体側へ移動可能である。
請求項1記載のズームレンズは、少なくとも「望遠端において近距離物体へのフォーカシングを行う」際、通常は第4レンズ群のみを物体側へ移動させ、第4レンズ群のみの移動によって合焦できる範囲を超えた場合に「第3レンズ群を像面側へ移動させて合焦させる」ことができる(請求項2)。
請求項1記載のズームレンズはまた、少なくとも望遠端において「無限遠から特定距離までのフォーカシングが可能な第1の領域」と、上記特定距離を含み「より近距離までのでフォーカシングが可能な第2の領域」とを有し、第1の領域では「第4レンズ群のみを物体側に移動」させてフォーカシングを行い、第2の領域では「第3レンズ群を第1の領域とは異なる位置に移動させて固定した上で、第4レンズ群の物体側への移動によってフォーカシングを行う」構成とすることができる(請求項3)。
第2の領域が「第1の領域における特定の距離を含む」とは、第1の領域と第2の領域とが相互に重なり合い、この重なり合った領域に上記「特定の距離」が含まれることを意味する。
請求項1〜3の任意の1に記載のズームレンズは、望遠端における最大撮影倍率:βTmaxが、条件:
(1) −0.5 < βTmax < −0.1
を満足することが好ましい(請求項4)。
請求項1〜4の任意の1に記載のズームレンズは、望遠端で無限遠物体に合焦した状態における第3レンズ群の結像倍率:M3GTと、望遠端で無限遠物体に合焦した状態における第4レンズ群の結像倍率:M4GTとが、条件:
(2) −1.0 < (1−M3GT )・M4GT < −0.3
を満足することが好ましい(請求項5)。
請求項1〜5の任意の1に記載のズームレンズは、変倍に際して第4レンズ群が移動し、無限遠物体に合焦した状態における第4レンズ群の移動軌跡が「望遠端において最も像側に位置する」ことが好ましい(請求項6)。即ち、請求項6記載のズームレンズでは「各倍率において無限遠物体に合焦した第4レンズ群」の位置が、変倍に伴って変位する軌跡において、第4レンズ群の位置が「望遠端において最も像側」に位置する。
請求項1〜6の任意の1に記載のズームレンズは、広角端から望遠端への変倍に際し、「第1レンズ群および第3レンズ群が、広角端よりも望遠端で物体側に位置するように移動する」ことができる(請求項7)。
この発明のカメラは「請求項1ないし7の任意の1に記載のズームレンズを、撮影用光学系として有する」ものである(請求項8)。
請求項8記載のカメラは「画素を2次元に配列された電子撮像素子を有するデジタルカメラであって、少なくとも望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行うに際して第3レンズ群を移動させる場合に、画像周辺部のシェーディングを電気的に補正する」ものであることができる(請求項9)。
請求項8記載のカメラはまた「画素を2次元に配列された電子撮像素子を有するデジタルカメラであって、少なくとも望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行うに際して第3レンズ群を移動させる場合に、画素配列周辺部の所定範囲を出力画像に用いない」ものであることができる(請求項10)。
この発明の携帯情報端末装置は、上記請求項8ないし10の任意の1に記載のカメラを有することを特徴とする。
説明を補足する。
この発明のズームレンズのように、正・負・正・正の4レンズ群により構成されるものでは一般に、負の屈折力を持つ第2レンズ群が主要な変倍作用を負担する所謂バリエータとして構成されるが、正の屈折力を持つ第3レンズ群にも「変倍作用を分担」させ、高変倍化に伴って困難になる収差補正の自由度を確保することも多い。
第3レンズ群に「変倍作用を分担」させるようにすると、広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が大きくなり、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が小さくなって、第2レンズ群・第3レンズ群の倍率(絶対値)はどちらも増加する。これにより高変倍化が確保される。
このタイプのズームレンズにおいては「第4レンズ群がフォーカシングに用いられる」ことが多い。
この場合「無限遠から近距離へのフォーカシングに際し、第4レンズ群を物体側へと移動させる」ことになるが、レンズ群を支持・移動させる機構上の制限のため、第4レンズ群を際限なく物体側へ移動できるわけではない。
即ち、第4レンズ群の「フォーカシングのための移動量」には制限がある。最も一般的には「第4レンズ群が像面から離れられる量に物理的な限界がある」と考えて良い。
一方で「ある有限距離の被写体に合焦するために必要な第4レンズ群の移動量」は、望遠端で最も大きく必要となる。従って「十分なテレマクロ機能」を実現するためには、第4レンズ群を「できる限り像面から離す」ことのできる機構が必要となる。
この発明のズームレンズにおいては、少なくとも「望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行う」際、無限遠物体に合焦している状態を基準として、第1レンズ群・第2レンズ群を不動とし、第3レンズ群が像面側へ移動可能で、第4レンズ群が物体側へ移動可能であるようにした。
このようなフォーカシング動作により、第4レンズ群の移動量に制限がある場合においても「より大きな撮影倍率を有する近距離撮影」が可能となり、十分なテレマクロ機能を実現できる。
第3レンズ群を像面側に移動させることは「望遠端で第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が増大する」こととも矛盾しない。
即ち、望遠端で近距離物体へのフォーカシングが開始されるときには、第3レンズ群は第2レンズ群に近い状態にあり、第4レンズ群は第3レンズ群と離れた状態にある。
また、フォーカシングに伴う第3レンズ群・第4レンズ群の移動によって「無限遠物体合焦時よりは焦点距離が短くなる」が、主要な変倍機能を有する第2レンズ群は(第1レンズ群に対して相対的に)移動させないので、焦点距離はあくまで望遠寄りに保たれ「テレマクロの名に恥じない機能」を実現できる。
上述のような動作を行うこの発明のズームレンズにおいては、請求項2に記載のように、少なくとも望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行う際「通常は第4レンズ群のみを移動」させ、「第4レンズ群のみの移動によって合焦できる範囲を超えた場合」に第3レンズ群を移動させることができる。
フォーカシングは「できる限り短時間で行われる」ことが望ましく、「第4レンズ群のみの移動でフォーカシングが可能な範囲」では第3レンズ群を移動させない方が「動作のシーケンスを複雑化させる」ことがなくフォーカシング時間の短縮につながる。
「第3レンズ群および第4レンズ群の移動にそれぞれ別のアクチュエータを使用」する場合、これらのアクチュエータを「同時に駆動」することは消費電力の点でも不利であるが、上記のようにすることにより消費電力の不利を回避できる。
請求項3記載のズームレンズは、少なくとも望遠端で「無限遠から特定距離までのフォーカシングが可能な第1の領域」と「上記特定距離を含み、より近距離までのでフォーカシングが可能な第2の領域」とを設け、第1の領域では第4レンズ群のみを移動させてフォーカシングを行い、第2の領域では「第3レンズ群を第1の領域とは異なる位置に移動させて固定」した上で、第4レンズ群の移動によってフォーカシングを行う。
このように「第1の領域と第2の領域をユーザが明示的に設定できるようにする」ことによっても動作のシーケンスを簡略化し、フォーカシング時間の短縮が可能となり、第3レンズ群と第4レンズ群を同時に移動させないため消費電力の点でも有利である。
条件(1)のパラメータ:βTmaxが、上限値:−0.1より大きい場合は「テレマクロ機能として十分な撮影倍率が確保されている」とは言えない。この発明ズームレンズは「βTmaxが−0.1より小さい(絶対値としては大きい)」場合にテレマクロ機能が効力を発揮する。
パラメータ:βTmaxが条件(1)の下限値:−0.5より小さいと「撮影倍率が極端に大きく」なりすぎ、大きな収差が発生して画像が劣化したり、手持ち撮影ではシフト方向のぶれが問題となるなど「ユーザの使い勝手」を悪化させたりする恐れがある。
条件(2)のパラメータ:(1−M3GT )・M4GT が、条件(2)の上限値:−0.3より大きいと、望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行う際の第3レンズ群の移動量が大きくなりすぎてズームレンズの小型化やレンズ変位機構の簡単化が困難になる。
パラメータ:(1−M3GT )・M4GT が条件(2)の下限値:−2.0より小さいと、望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行う際に「第3レンズ群の移動量に対する像面の移動量(ピントのずれ量)の比」が大きくなりすぎて「第3レンズ群を高い分解能で移動させる必要」が生じ、レンズ変位機構への負担が大きくなる。
請求項6に記載されたように、「変倍に際して第4レンズ群が移動する場合、無限遠物体に合焦した状態における第4レンズ群の移動軌跡が、望遠端において最も像側に位置する」ことが望ましい。
望遠端で無限遠物体に合焦した状態において「第4レンズ群が可動範囲の中で、すでに物体側に移動した状態」にあると、第4レンズ群の移動によるフォーカシング範囲が狭くなる。
無限遠物体に合焦した状態における第4レンズ群の移動軌跡が「望遠端において最も像側に位置する」ようにすることによって、望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行う際「第4レンズ群の可動範囲」を最も有効に使用でき、第3レンズ群の移動と併せて「十分な撮影倍率を確保したテレマクロ機能」を実現できる。
この発明のズームレンズを「広画角化・高変倍化」するには、請求項7記載のように、広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群および第3レンズ群が、広角端よりも望遠端で物体側に位置するように移動するように構成することが好ましい。
広角端から望遠端への変倍に際して「第1レンズ群を大きく物体側へ移動させる」ことにより、広角端において第1レンズ群を通過する光線高さを低くして、広角化に伴う第1レンズ群の大型化を抑制でき、望遠端では第1レンズ群と第2レンズ群の間隔を大きく確保して長焦点化に有利である。
さらに、第3レンズ群を移動させることによって変倍作用が分担され、広画角化・高変倍化に伴って困難になる収差補正の自由度が確保可能となる。
なお「変倍に際して第3レンズ群が移動する」こと自体は、近距離物体へのフォーカシングに際して「第3レンズ群を移動させることが必要」なこの発明のズームレンズにとって、フォーカシングと変倍とに共通の機能であり都合が良い。
この発明のズームレンズは、これを撮影光学系として搭載するカメラに最も好適であるが(請求項8)、このカメラが「イメージャとして画素が2次元に配列された電子撮像素子を有するデジタルカメラ」である場合、電気的な処理と組み合わせることによってテレマクロ機能をさらに充実したものとすることができる。
第1に、少なくとも望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行う際に第3レンズ群を移動させる場合、画像周辺部のシェーディングを電気的に補正することである(請求項9)。第3レンズ群を像面側へ移動させると「焦点距離がやや短くなる」ため、画角が少し増加して周辺光量は減少する。
この周辺光量減少により「画像周辺部はシェーディング(輝度の低下)を生じる」ため、これを電気的に補正することが好ましい。
上記フォーカシングの際には、第3レンズ群を大きく移動させるほど周辺光量の減少は大きくなるため、「第3レンズ群の移動量に応じて補正量を異ならせる」ことがより好ましい。
このような処理により「周辺光量確保のためにレンズ系を大きくする」といったデメリットを生じることなく十分なテレマクロ機能を実現できる。
第2に、少なくとも望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行う際に第3レンズ群を移動させる場合、画素配列周辺部の所定範囲を出力画像に用いないことである(請求項10)。
マクロ機能では「撮影倍率を大きくする」ことが重要であるが、最終的な出力形態としてプリントを考えた場合、所謂トリミングをすることによっても拡大率を上げることができるので、画素配列周辺部の所定範囲を出力画像に用いず「中心部だけをトリミング」して用いる選択肢を用意することによってテレマクロ機能の充実を図ることができる。
「中心部だけをトリミング」すれば、上述した周辺光量の減少による画像周辺部のシェーディングが実質的に問題とならなくなるメリットも生じる。
以上に説明したように、この発明によれば新規なズームレンズを実現できる。このズームレンズは、後述する実施例に示すように、高変倍・広画角で小型かつ1000万画素の撮像素子に対応した解像力を持ち、十分なテレマクロ機能を有するズームレンズを実現できる。従って、かかるズームレンズを用いて、性能良好なカメラ・携帯情報端末装置を実現できる。
図1に、ズームレンズの実施の1形態を示す。このズームレンズは、後述する実施例1にかかるものであり、図の上段は広角端におけるレンズ郡配置、中断は中間焦点距離におけるレンズ郡配置、下段は望遠端におけるレンズ郡配置を示す。
各レンズ群I〜IVおよび絞りSに対する矢印は、広角端から望遠端への変倍に伴う、各レンズ群I〜IVおよび絞りSの移動の様子を示す。符号Fは「各種フィルタ」を単一の透明板として示している。
図1に示すズームレンズは、物体側(図の左方)より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群I、負の屈折力を有する第2レンズ群II、正の屈折力を有する第3レンズ群III、正の屈折力を有する第4レンズ群IVを配してなり、広角端(図の上段)から望遠端(図の下段)への変倍に際して、第1レンズ群Iと第2レンズ群IIとの間隔が増大し、第2レンズ群IIと第3レンズ群IIIとの間隔が減少し、第3レンズ群IIIと第4レンズ群IVとの間隔が増大する。
図2は、図1のズームレンズの「望遠端におけるフォーカシング」を説明するための図である。
望遠端において「近距離物体へのフォーカシング」は、無限遠物体に合焦している状態(図2上段)を基準とし、第1レンズ群I・第2レンズ群IIが不動で、第3レンズ群IIIが像面側へ移動可能で、第4レンズ群が物体側へ移動可能である。
望遠端において近距離物体へのフォーカシングを行う際、通常は第4レンズ群IVのみを物体側へ移動させ(図2上段から中段)、「第4レンズ群IVのみの移動によって合焦できる範囲」を超えた場合に、第3レンズ群IIIを像面側へ移動させる(図2中段から下段)。
後述する実施例1に示すように、この実施の形態のズームレンズは条件(1)、(2)を満足する。また、図1に示すように、変倍に際して第4レンズ群IVが移動し、無限遠物体に合焦した状態における第4レンズ群の移動軌跡は、望遠端において最も像側に位置する(図1下段)。
図1に示すように、広角端(図1上段)から望遠端(図1下段)への変倍に際し、第1レンズ群Iおよび第3レンズ群IIIが、広角端よりも望遠端で物体側に位置するように移動する。
図3、図4にズームレンズの実施の別形態を図1、図2に倣って示す。このズームレンズは、後述する実施例2にかかるものである。
図3に示すズームレンズは、物体側(図の左方)より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群I、負の屈折力を有する第2レンズ群II、正の屈折力を有する第3レンズ群III、正の屈折力を有する第4レンズ群IVを配してなり、広角端(図の上段)から望遠端(図の下段)への変倍に際して、第1レンズ群Iと第2レンズ群IIとの間隔が増大し、第2レンズ群IIと第3レンズ群IIIとの間隔が減少し、第3レンズ群IIIと第4レンズ群IVとの間隔が増大する。
図4は、図1のズームレンズの「望遠端におけるフォーカシング」を説明するための図である。
望遠端において近距離物体へのフォーカシングは、無限遠物体に合焦している状態(図4上段)を基準として、第1レンズ群I・第2レンズ群IIが不動で、第3レンズ群IIIが像面側へ移動可能であり、第4レンズ群が物体側へ移動可能である。
望遠端において近距離物体へのフォーカシングを行う際、通常は第4レンズ群IVのみを物体側へ移動させ(図4上段から中段)、「第4レンズ群IVのみの移動によって合焦できる範囲」を超えた場合に、第3レンズ群IIIを像面側へ移動させる(図4中段から下段)。
後述する実施例2に示すように、この実施の形態のズームレンズは条件(1)、(2)を満足する。また、図3に示すように、変倍に際して第4レンズ群IVが移動し、無限遠物体に合焦した状態における第4レンズ群の移動軌跡は、望遠端において最も像側に位置する(図3下段)。
図3に示すように、広角端(図1上段)から望遠端(図1下段)への変倍に際し、第1レンズ群Iおよび第3レンズ群IIIが、広角端よりも望遠端で物体側に位置するように移動する。
図5にズームレンズの「実施の他の形態」を図2に倣って示す。このズームレンズは、後述する実施例3にかかるものである。
図5に示すズームレンズは、物体側(図の左方)より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群I、負の屈折力を有する第2レンズ群II、正の屈折力を有する第3レンズ群III、正の屈折力を有する第4レンズ群IVを有する。
図示されていないが、図5のズームレンズにおいても、広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群Iと第2レンズ群IIとの間隔が増大し、第2レンズ群IIと第3レンズ群IIIとの間隔が減少し、第3レンズ群IIIと第4レンズ群IVとの間隔が増大する。
図5は「ズームレンズの望遠端におけるフォーカシング」を説明するための図である。
望遠端において近距離物体へのフォーカシングは、無限遠物体に合焦している状態(図5上段)を基準として、第1レンズ群I・第2レンズ群IIが不動で、第3レンズ群IIIが像面側へ移動可能であり、第4レンズ群が物体側へ移動可能である。
図5のズームレンズは、少なくとも望遠端において「無限遠から特定距離までのフォー
カシングが可能な第1の領域(図5最上段から第2段)」と、「特定距離を含み、より近距離までのでフォーカシングが可能な第2の領域(図5第3段から第4段)」とを有し、第1の領域では第4レンズ群IVのみを物体側に移動させてフォーカシングを行い、第2の領域では、第3レンズ群IIIを「第1の領域とは異なる位置(図5第3段)に移動させて固定」した上で、第4レンズ群IVの物体側への移動によってフォーカシングを行う。
後述する実施例3に示すように、この実施の形態のズームレンズは条件(1)、(2)を満足する。
また、図示されていないが、変倍に際して第4レンズ群IVが移動し、無限遠物体に合焦した状態における第4レンズ群の移動軌跡は、望遠端において最も像側に位置し、広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群Iおよび第3レンズ群IIIが、広角端よりも望遠端で物体側に位置するように移動する。
上に説明した各形態において、絞りSは変倍に際してレンズ群と独立して変位し、フォーカシングの際には固定される。
図12および図13を参照して「携帯情報端末装置」の実施の形態を説明する。
携帯情報端末装置は、カメラを「撮影機能を有する部分」として有している。
図12は装置の外観を示し、図13はそのシステム構成を示している。
図13に示すように、携帯情報端末装置30は、撮影レンズ31と受光素子(画素が2次元に配列された電子撮像素子)45を有し、撮影レンズ31によって形成される「撮影対象物の像」を受光素子45によって読み取るように構成されている。
撮影レンズ31としては請求項1〜7の任意の1に記載のズームレンズ、より具体的には後述の実施例1〜3のズームレンズが用いられる。
受光素子45からの出力は中央演算装置40の制御を受ける信号処理装置42によって処理され、デジタル情報に変換され、デジタル化された画像情報は、中央演算装置40の制御を受ける画像処理装置41において所定の画像処理を受けた後、半導体メモリ44に記録される。
液晶モニタ38には、画像処理装置41において画像処理された撮影中の画像を表示することもできるし、半導体メモリ44に記録されている画像を表示することもできる。また、半導体メモリ44に記録した画像は通信カード等43を使用して外部へ送信することができる。
請求項9に関連する「シェーディングの電気的な補正」や、請求項10に関連する「画像中心部のトリミング」等は、上述の画像処理装置41により行うことができる。
図12に示すように、撮影レンズ31は携帯時には、図12(a)に示すように沈胴状態にあり、ユーザが電源スイッチ36を操作して電源を入れると、(b)に示すように鏡胴が繰り出される。
このとき、鏡胴の内部でズームレンズの各群は「例えば広角端の配置」となっており、ズームレバー34を操作することで各群の配置が変化し「望遠端への変倍」を行うことができる。このときファインダ33も撮影レンズ31の画角の変化に連動して変倍する。
シャッタボタン35の半押しによりフォーカシングがなされる。
「少なくとも望遠端でのフォーカシング」は、所定のシーケンスに基づき、第3レンズ群および第4レンズ群の移動によって行なわれる。
「望遠端以外でのフォーカシング」は、「第4レンズ群のみの移動」によって行っても良い。シャッタボタン35をさらに押し込むと撮影がなされ、その後は既述の処理がなされる。
半導体メモリ44に記録した画像を液晶モニタ38に表示したり、通信カード等を使用して外部へ送信したりする際は、図12(c)に示す操作ボタン37を使用して行う。半導体メモリおよび通信カード等は、それぞれ専用または汎用のスロット39A、39Bに挿入して使用される。
撮影レンズ31が沈胴状態にあるとき、ズームレンズの各群は必ずしも光軸上に並んでいなくても良い。例えば、第3レンズ群または/および第4レンズ群が光軸上から退避して、他のレンズ群と並列に収納されるような機構とすれば、携帯情報端末装置のさらなる薄型化を実現できる。
以上に説明したような「カメラを撮影機の部として有する携帯情報端末装置」には、実施例1〜3のズームレンズを撮影レンズ31として使用することができ、1000万画素を超える受光素子45を使用した高画質で小型のカメラ機能を持つ携帯情報端末装置を実現できる。
以下に、ズームレンズの具体的な実施例を示す。
実施例の収差図は「無限遠物体に合焦した状態における収差図」を示すが、各収差とも十分に補正され「1000万画素以上の受光素子」に対応可能となっている。
実施例における記号の意味は以下の通りである。
f:全系の焦点距離
F:Fナンバ
ω:半画角
R:曲率半径
D:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
K:非球面の円錐定数
A4:4次の非球面係数
A6:6次の非球面係数
A8:8次の非球面係数
A10:10次の非球面係数
A12:12次の非球面係数
A14:14次の非球面係数
A16:16次の非球面係数
A18:18次の非球面係数
非球面は、近軸曲率半径の逆数(近軸曲率):C、光軸からの高さ:H、光軸方向のデプス:X、上記円錐定数、非球面係数を用いて以下のように表される。
X=CH2/[1+√{1-(1+K)C2H2}]+A4・H4+A6・H6+A8・H8+A10・H10+A12・H12+A14・H14+A16・H16+A18・H18
「実施例1」
f = 5.16〜35.09,F = 3.49〜5.49,ω = 39.34〜6.50
面番号 R D Nd νd Δθg,F 硝種名
01 37.931 1.00 1.92286 18.90 0.0386 OHARA S-NPH2
02 23.364 2.44 1.60300 65.44 0.0045 OHARA S-PHM53
03 69.500 0.10
04* 16.909 2.88 1.77250 49.60 -0.0092 OHARA S-LAH66
05 51.728 可変(A)
06* 26.690 0.74 1.88300 40.76 -0.0088 OHARA S-LAH58
07 3.993 2.26
08 32.718 2.00 1.92286 18.90 0.0386 OHARA S-NPH2
09 -9.991 0.64 2.00330 28.27 0.0023 OHARA S-LAH79
10* 277.401 可変(B)
11 絞り 可変(C)
12* 6.697 3.08 1.58913 61.15 -0.0043 OHARA L-BAL35
13* -9.190 0.10
14 10.603 2.13 1.60300 65.44 0.0045 OHARA S-PHM53
15 -8.995 0.60 1.69895 30.13 0.0103 OHARA S-TIM35
16 4.836 可変(D)
17* 11.374 2.17 1.52470 56.20 光学プラスチック
18 -61.183 可変(E)
19 ∞ 0.80 1.51680 64.20 各種フィルタ
20 ∞ 。
「非球面」
非球面は、上記データにおいて「*」印を付した面である。以下の実施例においても同様である。
第4面
K = 0.0,A4 = -2.99145×10-6,A6 = -2.31719×10-8,A8 = 1.30994×10-10
A10 = -1.04295×10-12
第6面
K = 0.0,A4 = 5.30475×10-5,A6 = -3.02550×10-6,A8 = 1.75806×10-7
A10 = -4.41619×10-9 ,A12 = -5.03303×10-11,A14 = 2.21259×10-12
第10面
K = 0.0,A4 = -5.72615×10-4,A6 = 2.64313×10-7,A8 = -1.43524×10-6
A10 = -4.40696×10-8
第12面
K = 0.0,A4 = -7.86511×10-4,A6 = 2.14725×10-5,A8 = -1.35163×10-6
A10 = 4.22984×10-8
第13面
K = 0.0,A4 = 4.01016×10-4,A6 = 2.39857×10-5,A8 = -1.41367×10-6
A10 = 4.90779×10-8
第17面
K = 0.0,A4 = -8.52233×10-5,A6 = 1.17201×10-5,A8 = -4.70061×10-7
A10 = 8.05532×10-9
「可変量」
短焦点端 中間焦点距離 長焦点端 長焦点端 長焦点端
無限遠 無限遠 無限遠 0.3m 0.2m
f = 5.156 f = 13.392 f = 35.091 f = 28.927 f = 25.312
A 0.600 7.511 14.457 14.457 14.457
B 6.999 2.145 0.900 0.900 0.900
C 3.827 1.726 0.650 0.650 1.760
D 2.579 3.308 11.981 6.648 5.538
E 4.172 7.058 2.698 8.031 8.031 。
「条件式のパラメータの値」
βTmax=−0.133(0.2mにおける撮影倍率)
(1−M3GT )・M4GT =−0.749 。
図1広角端から望遠端への変倍に際する各レンズ群の移動を示す。図2には、望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行う際の第3レンズ群・第4レンズ群の移動について示す。
図2に示すように、実施例1においては、被写体が無限遠から距離:0.3mまでの範囲は、第4レンズ群IVを物体側へ移動させることによってフォーカシングを行う。
被写体距離:0.3mで、第4レンズ群IVの「物体側への移動量」が限界を迎えるため、以降、被写体距離:0.2mまでの範囲では、第3レンズ群IIIを像面側へ移動させることによってフォーカシングを行う。
なお、有限距離は「被写体から像面まで」の数値で表している。以下の実施例でも同様である。
「実施例2」
f = 5.07〜34.52,F = 3.47〜5.37,ω = 39.78〜6.55
面番号 R D Nd νd Δθg,F 硝種名
01 35.747 1.00 1.92286 18.90 0.0386 OHARA S-NPH2
02 22.738 2.57 1.69100 54.82 -0.0079 OHARA S-LAL9
03 87.337 0.10
04 20.283 2.24 1.77250 49.60 -0.0092 OHARA S-LAH66
05 53.982 可変(A)
06* 38.877 0.74 1.88300 40.76 -0.0088 OHARA S-LAH58
07 4.391 2.40
08 37.914 2.09 1.92286 18.90 0.0386 OHARA S-NPH2
09 -10.647 0.64 2.00330 28.27 0.0023 OHARA S-LAH79
10* -542.845 可変(B)
11 絞り 可変(C)
12* 5.908 2.95 1.49700 81.54 0.0280 OHARA S-FPL51
13* -8.300 0.10
14 6.965 2.07 1.60311 60.64 -0.0019 OHARA S-BSM14
15 -32.448 0.60 1.85026 32.27 0.0036 OHARA S-LAH71
16 4.424 可変(D)
17* 10.148 2.17 1.52470 56.20 光学プラスチック
18 116.933 可変(E)
19 ∞ 0.80 1.51680 64.20 各種フィルタ
20 ∞ 。
「非球面」
第6面
K = 0.0,A4 = 4.12990×10-5,A6 = -2.87882×10-6,A8 = 1.69888×10-7
A10 = -3.90967×10-9 A12 = -2.11481×10-11,A14 = 1.13636×10-12
第10面
K = 0.0,A4 = -4.44827×10-4,A6 = -9.66459×10-7,A8 = -3.94591×10-7
A10 = -3.59280×10-8
第12面
K = 0.0,A4 = -8.93667×10-4,A6 = 1.91061×10-5,A8 = -1.11334×10-6
A10 = 7.66269×10-8
第13面
K = 0.0,A4 = 6.00577×10-4,A6 = 3.02246×10-5,A8 = -1.73003×10-6
A10 = 1.35009×10-7
第17面
K = 0.0,A4 = -8.12060×10-5,A6 = 9.50517×10-6,A8 = -3.34654×10-7
A10 = 5.95659×10-9
「可変量」
短焦点端 中間焦点距離 長焦点端 長焦点端 長焦点端
無限遠 無限遠 無限遠 0.3m 0.15m
f = 5.072 f = 13.168 f = 34.520 f = 28.883 f = 22.454
A 0.600 8.259 14.734 14.734 14.734
B 8.629 3.006 0.900 0.900 0.900
C 4.312 2.532 0.650 0.650 2.778
D 3.201 4.878 11.790 6.214 4.086
E 3.439 5.377 3.073 8.649 8.649 。
「条件式のパラメータの値」
βTmax=−0.166(0.15mにおける撮影倍率)
(1−M3GT )・M4GT =−0.769 。
図3に、広角端から望遠端への変倍に際する各レンズ群の移動を示す。図4に望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行う際の第3レンズ群・第4レンズ群の移動について示す。
図4に示すように、実施例2においては、被写体が無限遠から距離:0.3mまでの範囲は第4レンズ群IVを物体側へ移動させることによってフォーカシングを行う。
被写体距離:0.3mで第4レンズ群IVの物体側への移動量が限界を迎えるため、以降、被写体距離:0.15mまでの範囲は、第3レンズ群IIIを像面側へ移動させることによってフォーカシングを行う。
「実施例3」
実施例3は、実施例2と同一のレンズ構成を用い、フォーカシングの方式を実施例2のものと異ならせたものである。即ち、実施例3では請求項3の発明が実施される。
従って、実施例3の各レンズ群の構成、広角端から望遠端への変倍に際する各レンズ群の移動は、実施例2と同一である。
図5に「望遠端で近距離物体へのフォーカシング」を行う際の第3レンズ群・第4レンズ群の移動について示す。
図5に示すように、実施例3においては、被写体が無限遠から距離:0.3mまでの範囲(第1の領域)では、第4レンズ群IVを物体側へ移動させることによってフォーカシングを行う。
被写体距離:0.6mから0.15mまでの範囲(第2の領域)では、第3レンズ群IIIを「第1の領域とは異なる位置(像側)に移動させて固定」した上で、第4レンズ群IVを物体側へ移動させることによってフォーカシングを行う。
実施例3に対する可変量は以下の如きものとなる。
「可変量」
第1の領域 第2の領域
短焦点端 中間焦点距離 長焦点端 長焦点端 長焦点端 長焦点端
無限遠 無限遠 無限遠 0.3m 0.6m 0.15m
f = 5.072 f = 13.168 f = 34.520 f = 28.883 f = 26.554 f = 22.454
A 0.600 8.259 14.734 14.734 14.734 14.734
B 8.629 3.006 0.900 0.900 0.900 0.900
C 4.312 2.532 0.650 0.650 2.778 2.778
D 3.201 4.878 11.790 6.214 9.100 4.086
E 3.439 5.377 3.073 8.649 3.635 8.649 。
「条件式のパラメータの値」
βTmax=−0.166(0.15mにおける撮影倍率)
(1−M3GT )・M4GT =−0.769 。
上記の如く、被写体距離:0.6mから0.3mの範囲は、第1の領域と第2の領域が重なり合っており「ユーザがどちらを選択してもフォーカシング可能」な構成となっている。
図6〜図8に実施例1のズームレンズの短焦点端、中間焦点距離、長焦点端における収差曲線図を示す。図9〜図11には実施例2(3)のズームレンズの短焦点端、中間焦点距離、長焦点端における収差曲線図を示す。
これらの収差図は前述の如く「無限遠物体に合焦した状態における収差図」を示している。球面収差の図における破線は「正弦条件」、非点収差の図における実線はサジタル、破線はメリディオナルを表す。
なお、実施例1〜3において、「Δθg,Fは異常分散性(部分分散比:θg,Fの標準線からの偏差)」であり「硝種名」は商品名である。
実施例1のズームレンズの構成と変倍に際する移動を示す断面図である。 実施例1のズームレンズの望遠端におけるフォーカシング方法を示す光路図である。 実施例2のズームレンズの構成と変倍に際する移動を示す断面図である。 実施例2のズームレンズの望遠端におけるフォーカシング方法を示す光路図である。 実施例3のズームレンズの望遠端におけるフォーカシング方法を示す光路図である。 実施例1のズームレンズの短焦点端における収差曲線図である。 実施例1のズームレンズの中間焦点距離における収差曲線図である。 実施例1のズームレンズの長焦点端における収差曲線図である。 実施例2のズームレンズの短焦点端における収差曲線図である。 実施例2のズームレンズの中間焦点距離における収差曲線図である。 実施例2のズームレンズの長焦点端における収差曲線図である。 携帯情報端末装置の実施の1形態を説明するための図である。 携帯情報端末装置のシステム構成を説明するための図である。
符号の説明
I 第1レンズ群
I 第2レンズ群
III 第3レンズ群
IV 第4レンズ群
S 絞り

Claims (11)

  1. 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群を配してなり、広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が増大するズームレンズにおいて、
    少なくとも望遠端において近距離物体へのフォーカシングを行う際、無限遠物体に合焦している状態を基準として、第1レンズ群・第2レンズ群が不動で、第3レンズ群が像面側へ移動可能であり、第4レンズ群が物体側へ移動可能であることを特徴とするズームレンズ。
  2. 請求項1記載のズームレンズにおいて、
    少なくとも望遠端において近距離物体へのフォーカシングを行う際、通常は第4レンズ群のみを物体側へ移動させ、第4レンズ群のみの移動によって合焦できる範囲を超えた場合に、第3レンズ群を像面側へ移動させることを特徴とするズームレンズ。
  3. 請求項1記載のズームレンズにおいて、
    少なくとも望遠端において、無限遠から特定距離までのフォーカシングが可能な第1の領域と、上記特定距離を含み、より近距離までのでフォーカシングが可能な第2の領域とを有し、
    上記第1の領域では、第4レンズ群のみを物体側に移動させてフォーカシングを行い、
    上記第2の領域では、第3レンズ群を上記第1の領域とは異なる位置に移動させて固定した上で、上記第4レンズ群の物体側への移動によってフォーカシングを行うことを特徴とするズームレンズ。
  4. 請求項1ないし3の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
    望遠端における最大撮影倍率:βTmaxが、条件:
    (1) −0.5 < βTmax < −0.1
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  5. 請求項1ないし4の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
    望遠端で無限遠物体に合焦した状態における第3レンズ群の結像倍率:M3GTと、
    望遠端で無限遠物体に合焦した状態における第4レンズ群の結像倍率:M4GTとが、条件:
    (2) −1.0 < (1−M3GT )・M4GT < −0.3
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  6. 請求項1ないし5の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
    変倍に際して第4レンズ群が移動し、無限遠物体に合焦した状態における第4レンズ群の移動軌跡が、望遠端において最も像側に位置することを特徴とするズームレンズ。
  7. 請求項1ないし6の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
    広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群および第3レンズ群が、広角端よりも望遠端で物体側に位置するように移動することを特徴とするズームレンズ。
  8. 請求項1ないし7の任意の1に記載の記載のズームレンズを、撮影用光学系として有することを特徴とするカメラ。
  9. 請求項8記載のカメラにおいて、
    画素を2次元に配列された電子撮像素子を有するデジタルカメラであって、
    少なくとも望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行うに際して、第3レンズ群を移動させる場合に、画像周辺部のシェーディングを電気的に補正することを特徴とするカメラ。
  10. 請求項8記載のカメラにおいて、
    画素を2次元に配列された電子撮像素子を有するデジタルカメラであって、
    少なくとも望遠端で近距離物体へのフォーカシングを行うに際して、第3レンズ群を移動させる場合に、画素配列周辺部の所定範囲を出力画像に用いないことを特徴とするカメラ。
  11. 請求項8ないし10の任意の1に記載のカメラを有する携帯情報端末装置。
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