JP4974659B2 - ズームレンズ、カメラ装置および携帯情報端末装置 - Google Patents

ズームレンズ、カメラ装置および携帯情報端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、デジタルカメラ,携帯情報端末装置,ビデオカメラなどの撮影レンズとして用いることができるズームレンズ、このズームレンズを用いたカメラ装置および携帯情報端末装置に関するものである。
現在,特にデジタルカメラの分野においては,高画質化,小型化,広角化,大口径化等のニーズが強くなっている。今後は,これらの要望に応えるべく技術開発していく必要がある。そのため,撮影レンズとしてはズームレンズであり,500万画素を超えるような受光素子に対応するための高画質化と小型化,広角化,大口径化が求められる。
従来、物体側より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群と,正の焦点距離を持つ第3レンズ群と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群を有し,第3レンズ群の物体側に絞りを有しており,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し,第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し,第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が変化し,第3レンズ群が物体側から順に正の第1レンズ,負の第2レンズ,正の第3レンズ,負の第4レンズにより構成されているズームレンズが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
しかし,上記各特許文献記載のズームレンズでは,第1レンズ群が3枚で構成されているため,第1レンズ群を小型化するのが困難である。ズームレンズを広画角化しようとすると、さらに第1レンズ群が大型化するため,倍率色収差等の補正が困難になり、半画角を42°以上の広角にすることも達成できていない。
上記従来例とは別に、物体側より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群と,正の焦点距離を持つ第3レンズ群と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群を有し,第3レンズ群の物体側に絞りを有しており,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し,第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し,第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が変化し,第1レンズ群が物体側から順に負の第1レンズ,正の第2レンズで構成され,第3レンズ群が物体側から順に正の第1レンズ,負の第2レンズ,正の第3レンズ,正の第4レンズにより構成されるズームレンズも知られている(例えば、特許文献5参照)。
特許文献5に記載されているようなズームレンズは、第3レンズ群に3枚の正レンズを含んでいるため,広画角化に伴い大きくなる倍率色収差等の補正が困難になる。また,半画角を42°以上の広角にすることも達成できていない。
特開2006−189598号公報 特開2006−133632号公報 特開2005−062228号公報 特開2003−241091号公報 特開2006−126741号公報
本発明は、以上のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので,収差の少ない高性能のズームレンズであって,半画角42°以上の広画角を実現し,短焦点端のFナンバが3.0以下でありながら,十分に小型であるズームレンズを提供することを目的としている。
本発明はまた,収差の少ない高性能のズームレンズでありながら,製造誤差感度の低減すなわち製造誤差があったとしても、それがレンズ性能に与える悪影響の少ないズームレンズを提供することを目的としている。
本発明はまた,収差の少ない高性能のカメラ装置であって,半画角42°以上の広画角を実現し,短焦点端のFナンバが3.0以下でありながら,十分小型であるズームレンズを撮影光学系として使用した,小型で高画質の画像を得ることができるカメラ装置を提供することを目的としている。
本発明はまた,撮影画像をデジタル情報とする機能を有するカメラ装置を提供することを目的としている。
本発明はまた,収差の少ない高性能の携帯情報端末装置であって,半画角42°以上の広画角を実現し,短焦点端のFナンバが3.0以下でありながら,十分小型であるズームレンズを撮影光学系として使用した,小型で高画質の画像を得ることができる携帯情報端末装置を提供することを目的としている。
本発明は、物体側より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群と,正の焦点距離を持つ第3レンズ群と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群により構成し,第3レンズ群の物体側に絞りを有しており,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し,第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し,第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が変化するズームレンズであって,さらにそれぞれ以下のような特徴をもつものである。
請求項1に係るズームレンズは,第1レンズ群が物体側から順に負の第1レンズと正の第2レンズで構成され,第3レンズ群が物体側から順に正の第1レンズ,負の第2レンズ,正の第3レンズ,負の第4レンズにより構成され,第1レンズ群は像側に移動した後物体側に移動し,第2レンズ群は像側に移動し,第3レンズ群は物体側に移動することを特徴とする。
請求項2に係るズームレンズは,請求項1記載のズームレンズにおいて,d1を第1レンズ群の肉厚,Y´を最大像高としたとき、
0.80<d1/Y´<1.70
の条件式を満足することを特徴とする
請求項に係るズームレンズは,請求項1または2記載のズームレンズにおいて,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第4レンズ群は像面との距離が不変であることを特徴とする。
請求項に係るズームレンズは,請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズにおいて,f1を第1レンズ群の焦点距離,fwを短焦点端の焦点距離としたとき、
10.0<f1/fw<20.0
の条件式を満足することを特徴とする。
請求項に係るズームレンズは,請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズにおいて,f3を第3レンズ群の焦点距離,fwを短焦点端の焦点距離としたとき、
2.0<f3/fw<3.0
の条件式を満足することを特徴とする。
請求項に係るズームレンズは,請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズにおいて,β3wを第3レンズ群の短焦点端における横倍率,β3tを第3レンズ群の長焦点端における横倍率,β2wを第2レンズ群の短焦点端における横倍率,β2tを第2レンズ群の長焦点端における横倍率としたとき、
1.0<(β3t/β3w)/(β2t/β2w)<2.5
の条件式を満足することを特徴とする。
請求項に記載のズームレンズは,請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズにおいて,第3レンズ群の負レンズ2枚は像側面が物体側に凸であり,r32を第3レンズ群第2レンズの像面側の曲率半径,r34を第3レンズ群第4レンズの像面側の曲率半径としたとき、
−0.5<(r32−r34)/(r32+r34)<0.1
の条件式を満足することを特徴とする。
請求項に係るズームレンズは,請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズにおいて,第1レンズ群の負の第1レンズと正の第2レンズは接合されており,r12を上記接合面の曲率半径,Y´を最大像高としたとき、
4.0<r12/Y´<9.0
の条件式を満足することを特徴とする。
本発明に係るカメラ装置は、請求項に記載されているように、請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズを,撮影用レンズとして有していることを特徴とする。請求項10記載のカメラ装置のように、上記カメラ装置において、撮影画像をデジタル情報とする機能を有していてもよい。
本発明に係る携帯情報端末装置は、請求項11に記載されているように、請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズを撮影用レンズとして有していることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば,収差の少ない高性能のズームレンズであって,半画角42°以上の広画角を達成し,短焦点端のFナンバが3.0以下でありながら,十分に小型であるズームレンズを提供することができる。かかるズームレンズを例えばデジタルカメラに適用することにより,高画質の画像を得ることができる小型のデジタルカメラを実現することができる。
請求項1,2,3,4,5,6,8に係る発明によれば,より高性能なズームレンズを提供できるため,さらに高画質の画像を得ることができるカメラを実現することができる。
請求項3,7に係る発明によれば,収差の少ない高性能のズームレンズでありながら,製造誤差感度が小さいすなわち製造誤差があったとしてもそれによって受ける悪影響の少ないズームレンズを提供することができ,これをカメラに適用することにより、さらに安定したカメラを実現することができる。
請求項に係る発明によれば,収差の少ない高性能のズームレンズであり,かつ,半画角42°以上の広画角を達成し,短焦点端のFナンバが3.0以下でありながら,十分に小型であるズームレンズを撮影用レンズとして使用することにより,小型で高画質の画像を得ることができるカメラ装置を提供することができる。そのため,ユーザは携帯性に優れたカメラで高画質の画像を撮影することができる。
請求項10に係る発明によれば,上記のように小型で高画質の画像を得ることができるカメラ装置を、デジタル画像情報として扱うカメラ装置として使用することができる。
請求項11に係る発明によれば,収差の少ない高性能のズームレンズであり,かつ,半画角42°以上の広画角を達成し,短焦点端のFナンバが3.0以下でありながら,十分に小型であるズームレンズを撮影用レンズとして使用することにより,小型で高画質の画像を得ることができる携帯情報端末装置を提供することができる。そのため,ユーザは携帯性に優れた携帯情報端末装置で高画質の画像を撮影することができる。
以下、本発明にかかるズームレンズ、カメラ装置および携帯情報端末装置の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1乃至図4は、本発明にかかるズームレンズの第1、第2、第3、第4実施例をそれぞれ示している。これらの実施例は、レンズの両面の曲率半径、厚さ、レンズ相互の間隔、屈折率などの数値が異なり、レンズ群の形態、各レンズ群を構成するレンズの形態、各光学素子相互の間隔などの基本的な構成は同じであるから、まず、図1を参照しながら基本的な構成について説明する。
図1において左側が物体側であり、右側が像面側である。図1において、ズームレンズは、物体側より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群G1と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群G2と,正の焦点距離を持つ第3レンズ群G3と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群G4を有してなる。第3レンズ群G3の物体側に絞りを有している。図1の下部には短焦点端から長焦点端への変倍時の各レンズ群の動きを線で描いている。これらの線からわかるように、短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増大し,第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し,第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が変化するように構成されている。また、短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群G1は、一旦、途中まで像面側に近づいたあと像面から遠ざかるように、換言すれば像面側に凸状に移動するように構成されている。第4レンズ群G4は、変倍の際は固定され、フォーカシングの際に光軸方向に移動するフォーカスレンズとなっている。
上記第1レンズ群G3は、凸面を物体側に向けた負のメニスカス第1レンズL1と、第1レンズL1に接合された正の第2レンズL2の2枚で構成され、物体側から順に第1レンズL1と第2レンズL2が配置されている。上記第2レンズ群G2は、負のメニスカス第1レンズL3と、負の両凹第2レンズL4と、正の両凸第3レンズL5の3枚で構成され、物体側から順に第1レンズL3、第2レンズL4、第3レンズL5が配置されている。
本発明にかかるズームレンズは,上記のように正の焦点距離を持つレンズ群を第1レンズ群として先行させた4群構成のズームレンズタイプを採用し,各レンズ群を上記のように移動させることにより,効率よい変倍を実現している。
このようなズームレンズタイプの場合,全レンズ群を繰り出すことによってフォーカシングすることも可能であるが,第4レンズ群G4でフォーカシングすることが望ましく、図示の各実施例はそのように構成されている。
第1レンズ群は負の第1レンズ,正の第2レンズ,正の第3レンズの3枚で構成されることが多いが,本発明においては第1レンズ群G1を物体側から順に負の第1レンズL1,正の第2レンズL2で構成している。第1レンズ群G1を2枚のレンズで構成した場合,第1レンズ群G1のパワーを小さくしなければ,球面収差や軸上色収差等を補正することが困難になる。そのため,第2レンズ群G2に大きな変倍機能を持たせることができないが,第2レンズ群G2で大きく変倍しないことにより、広角化に伴う第1レンズ群G1の大型化を抑えることができる。上記のように、第2レンズ群G2に大きな変倍機能を持たせることができないため,第3レンズ群G3に大きな変倍機能を持たせる必要が出てくる。そこで,第3レンズ群G3の構成が重要となってくる。
本発明に係るズームレンズにおいては,第3レンズ群G3は、物体側から順に配置した正の第1レンズL6,負の第2レンズL7,正の第3レンズL8,負の第4レンズL9の4枚のレンズで構成した。第3レンズ群G3を正レンズ2枚,負レンズ2枚で構成することにより,正レンズ3枚,負レンズ1枚で構成するよりも軸上色収差や倍率色収差を補正することが容易となっている。第3レンズ群G3を正レンズ3枚,負レンズ1枚で構成した場合,正レンズ3枚はアッベ数が大きいガラスで構成しなければならなくなり,ガラスの選択の自由度が少なくなるため全体の単色収差補正が困難となってくる。
また,第3レンズ群G3の最も像側のレンズすなわち図示の実施例で第4レンズL9を負レンズとすることで,第3レンズ群G3の主点が物体側になる。そのため,第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の光学的距離を短くすることができ,変倍効率を良くすることができる。
以上のように構成することにより,Fナンバが3.0以下と明るく,半画角42°以上の広画角を実現することができる小型のズームレンズを得ることができる。
小型でありながら,より高性能にするには,以下の条件式を満足することが望ましい。
0.80<d1/Y´<1.70 ・・・(1)
d1は第1レンズ群の肉厚,Y´は最大像高である。
条件式(1)の下限値を超えると,球面収差や軸上色収差等の補正が困難になる。上限値を超えると,第1レンズ群の径が大きくなり,倍率色収差等の補正が困難になり、また,小型化を妨げ,コストアップの原因にもなる。
さらに高性能にするには,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群G1は像側に凸となるように、すなわち、一旦像側に移動した後像側に移動の向きを変え,第2レンズ群G2は像側に移動し,第3レンズ群G3が物体側に移動することが望ましい。
こうすることによって、短焦点端からある焦点距離までの変倍の際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔変化が小さく,第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔変化が大きくなるため,第2レンズ群G2による変倍を小さくし,第3レンズ群G3による変倍を大きくすることができることから,第1レンズ群G1の大型化を抑えることができ,倍率色収差等の補正が容易になる。また,ある焦点距離から長焦点端までの変倍の際には第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が変化することにより,第2レンズ群G2も変倍に寄与させ,第3レンズ群G3の変倍が大きくなり過ぎないようにし,球面収差等の補正を容易にしている。
また,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第4レンズ群G4は像面に対して固定であることが望ましい。変倍に際して第4レンズ群G4を固定位置に保持させるようにすることによって,鏡胴構成の簡素化,ならびにレンズ群間偏心精度の確保にも配慮している。もちろん,収差補正を優先すれば全てのレンズ群を移動させるようにしたほうが有利ではあるが,そのようにすると,鏡胴の構成が複雑になり,製作誤差も生じ易くなる。
ズームレンズをより高性能にするには,以下の条件式を満足することが望ましい。
10.0<f1/fw<20.0 ・・・(2)
f1は第1レンズ群G1の焦点距離,fwは短焦点端の焦点距離である。
条件式(2)の下限値を超えると,第1レンズ群G1の焦点距離が短くなりすぎ,球面収差や軸上色収差の補正が困難になる。上限値を超えると,第2レンズ群G2の変倍が小さくなり,第3レンズ群G3により大きく変倍することになり,球面収差等の補正が困難になる。
さらにズームレンズを高性能にするには,以下の条件式を満足することが望ましい。
2.0<f3/fw<3.0 ・・・(3)
f3は第3レンズ群G3の焦点距離,fwは短焦点端の焦点距離である。
条件式(3)の下限値を超えると,第3レンズ群G3の焦点距離が短くなりすぎ,第3レンズ群G3内での球面収差等の補正が困難になる。上限値を超えると,第3レンズ群G3の変倍が小さくなり,第2レンズ群G2により大きく変倍することになり,軸外収差の補正が困難になる。
さらにズームレンズを高性能にするには,以下の条件式を満足することが望ましい。
1.0<(β3t/β3w)/(β2t/β2w)<2.5 ・・・(4)
β3wは第3レンズ群G3の短焦点端における横倍率,β3tは第3レンズ群G3の長焦点端における横倍率,β2wは第2レンズ群G2の短焦点端における横倍率,β2tは第2レンズ群G2の長焦点端における横倍率である。
条件式(4)の下限値を超えると,第2レンズ群G2による変倍が大きくなるため,第2レンズ群G2内の軸外収差の補正が困難になる。上限値を超えると,第3レンズ群G3による変倍が大きすぎるため,第3レンズ群G3内の球面収差等の補正が困難になる。
さらにズームレンズを高性能化しながら,製造誤差感度を低減するには,以下の条件式を満足することが望ましい。
−0.5<(r32−r34)/(r32+r34)<0.1 ・・・(5)
r32は第3レンズ群G3の第2レンズL7の像面側の曲率半径,r34は第3レンズ郡G3の第4レンズL9の像面側の曲率半径である。
条件式(5)を満足することにより,第3レンズ群G3の負の第2レンズL7と負の第4レンズL9の像側面に負のパワーを分担させることができ,1つの面で過大な収差を発生することを防ぎ,第3レンズ群G3全体としての収差量の低減と製造誤差感度の低減を図ることができる。
小型でありながら,さらに高性能にするには,以下の条件式を満足することが望ましい。
4.0<r12/Y´<9.0 ・・・(6)
r12は互いに接合されている第1レンズ群G1の負の第1レンズL1と正の第2レンズL2の接合面の曲率半径,Y´は最大像高である。
条件式(6)の下限値を超えると,上記接合面の曲率半径が小さくなり,軸上色収差等を補正することが困難になる。また,第1レンズ群G1の大型化につながる.条件式(6)の上限値を超えると,倍率色収差等を補正することが困難となる。
上記ズームレンズを、カメラ装置に撮影用レンズとして採用し、または画像撮影装置を備えている携帯情報端末装置に撮影用レンズとして採用することにより、以上述べた効果を得ることができるカメラ装置および携帯情報端末装置を提供することができる。
以下に本発明にかかるズームレンズの具体的な実施例を数値によって示す。
実施例における記号の意味は以下の通りである。
f :全系の焦点距離
F :Fナンバ
ω :半画角
R :曲率半径
D :面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
K :非球面の円錐定数
A4:4次の非球面係数
A6:6次の非球面係数
A8:8次の非球面係数
A10:10次の非球面係数
ただし,ここで用いられる非球面は,近軸曲率半径の逆数(近軸曲率)をC,光軸からの高さをHとするとき,以下の式で定義される。
Figure 0004974659
図1は、本発明にかかるズームレンズの実施例1の光学配置を示している。この実施例1以下、実施例4までのすべてにおいて、既に述べたとおり第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4からなる。第3レンズ群G3の物体側に絞りを有し、第4レンズ群G4と像面との間にフィルタが配置されている。レンズ群ごとに適宜の支持部材で支持され、ズーミングに際しては、レンズ群ごとに前述のように移動する。図1から図3に示す実施例1から3までは、第3レンズ群G3を構成する第2レンズL7と第3レンズL8が接合され、第2レンズL6は第2レンズL7から離間している。これに対して図4に示す実施例4の第3レンズ群G3は、第1レンズL6と第2レンズL7が接合され、第3レンズL8と第4レンズL9が接合され第2レンズL7と第3レンズL8が離間している。
実施例1の各数値を表1に示す。
Figure 0004974659
実施例1を示す表1において「*」のマークが付されている第5面、第11面、第17面、第18面が非球面で、各非球面の前記「数1」にかかるパラメータは次のとおりである。
Figure 0004974659
実施例1における変倍時の各レンズ群相互の間隔の変化を表2に示す。表2においてAは第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔、Bは第2レンズ群G2と絞りの間隔、Cは絞りと第3レンズ群G3の間隔、Dは第3レンズ群G3と第4レンズ群の間隔である。「Wide」は短焦点(広角)端、「Mean」は中間焦点距離、「Tele」は長焦点(望遠)端を示している。
Figure 0004974659
実施例1の、前記各条件式(1)〜(5)にかかる数値は表3に示すとおりであって、各条件式の範囲内にある。
Figure 0004974659
図5は実施例1のズームレンズの短焦点端における収差曲線図、図6は実施例1のズームレンズの中間焦点距離における収差曲線図、図7は実施例1のズームレンズの長焦点端における収差曲線図をそれぞれ示している。球面収差曲線中の破線は正弦条件を、非点収差曲線中の実線はサジタルを,破線はメリディオナルを表している。これらの収差曲線図から明らかなように、実施例1にかかるズームレンズの収差は十分に補正されている。実施例1のようにズームレンズを構成することで,半画角42°以上の広画角を実現し,短焦点端のFナンバを3.0以下にすることができ、小型でありながら,非常に良好な像性能を得ることができる。また,第4レンズ群G4がレンズ1枚の構成であっても,十分に収差補正されていることも示している。
図2は、本発明にかかるズームレンズの実施例2の光学配置を示している。実施例2の各部の数値を表4に示す。
Figure 0004974659
実施例2を示す表4において「*」のマークが付されている第5面、第11面、第17面、第18面が非球面で、各非球面の前記「数1」にかかるパラメータは次のとおりである。
Figure 0004974659
実施例2における変倍時の各レンズ群相互の間隔の変化を表5に示す。表5においてAは第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔、Bは第2レンズ群G2と絞りの間隔、Cは絞りと第3レンズ群G3の間隔、Dは第3レンズ群G3と第4レンズ群の間隔である。「Wide」は短焦点(広角)端、「Mean」は中間焦点距離、「Tele」は長焦点(望遠)端を示している。
Figure 0004974659
実施例2の、前記各条件式(1)〜(5)にかかる数値は表6に示すとおりであって、各条件式の範囲内にある。
Figure 0004974659
図8は実施例2のズームレンズの短焦点端における収差曲線図、図9は実施例2のズームレンズの中間焦点距離における収差曲線図、図10は実施例2のズームレンズの長焦点端における収差曲線図をそれぞれ示している。球面収差曲線中の破線は正弦条件を、非点収差曲線中の実線はサジタルを,破線はメリディオナルを表している。これらの収差曲線図から明らかなように、実施例2にかかるズームレンズの収差は十分に補正されている。実施例2のようにズームレンズを構成することで,半画角42°以上の広画角を実現し,短焦点端のFナンバを3.0以下にすることができ、小型でありながら,非常に良好な像性能を得ることができる。また,第4レンズ群G4がレンズ1枚の構成であっても,十分に収差補正されていることも示している。
図3は、本発明にかかるズームレンズの実施例3の光学配置を示している。実施例3の各部の数値を表7に示す。
Figure 0004974659
実施例3を示す表7において「*」のマークが付されている第5面、第11面、第17面、第18面が非球面で、各非球面の前記「数1」にかかるパラメータは次のとおりである。
Figure 0004974659
実施例3における変倍時の各レンズ群相互の間隔の変化を表8に示す。表8においてAは第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔、Bは第2レンズ群G2と絞りの間隔、Cは絞りと第3レンズ群G3の間隔、Dは第3レンズ群G3と第4レンズ群の間隔である。「Wide」は短焦点(広角)端、「Mean」は中間焦点距離、「Tele」は長焦点(望遠)端を示している。
Figure 0004974659
実施例3の、前記各条件式(1)〜(5)にかかる数値は表9に示すとおりであって、各条件式の範囲内にある。
Figure 0004974659
図11は実施例3のズームレンズの短焦点端における収差曲線図、図12は実施例3のズームレンズの中間焦点距離における収差曲線図、図13は実施例3のズームレンズの長焦点端における収差曲線図をそれぞれ示している。球面収差曲線中の破線は正弦条件を、非点収差曲線中の実線はサジタルを,破線はメリディオナルを表している。これらの収差曲線図から明らかなように、実施例3にかかるズームレンズの収差は十分に補正されている。実施例3のようにズームレンズを構成することで,半画角42°以上の広画角を実現し,短焦点端のFナンバを3.0以下にすることができ、小型でありながら,非常に良好な像性能を得ることができる。また,第4レンズ群G4がレンズ1枚の構成であっても,十分に収差補正されていることも示している。
図4は、本発明にかかるズームレンズの実施例4の光学配置を示している。実施例4の各部の数値を表10に示す。
Figure 0004974659
実施例4を示す表10において「*」のマークが付されている第5面、第11面、第16面、第17面が非球面で、各非球面の前記「数1」にかかるパラメータは次のとおりである。
Figure 0004974659
実施例4における変倍時の各レンズ群相互の間隔の変化を表11に示す。表11においてAは第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔、Bは第2レンズ群G2と絞りの間隔、Cは絞りと第3レンズ群G3の間隔、Dは第3レンズ群G3と第4レンズ群の間隔である。「Wide」は短焦点(広角)端、「Mean」は中間焦点距離、「Tele」は長焦点(望遠)端を示している。
Figure 0004974659
実施例4の、前記各条件式(1)〜(5)にかかる数値は表12に示すとおりであって、各条件式の範囲内にある。
Figure 0004974659
図14は実施例4のズームレンズの短焦点端における収差曲線図、図15は実施例4のズームレンズの中間焦点距離における収差曲線図、図16は実施例4のズームレンズの長焦点端における収差曲線図をそれぞれ示している。球面収差曲線中の破線は正弦条件を、非点収差曲線中の実線はサジタルを,破線はメリディオナルを表している。これらの収差曲線図から明らかなように、実施例4にかかるズームレンズの収差は十分に補正されている。実施例4のようにズームレンズを構成することで,半画角42°以上の広画角を実現し,短焦点端のFナンバを3.0以下にすることができ、小型でありながら,非常に良好な像性能を得ることができる。また,第4レンズ群G4がレンズ1枚の構成であっても,十分に収差補正されていることも示している。
以上説明した本発明にかかるズームレンズは、デジタルカメラ、ビデオカメラ、その他各種カメラ装置の撮影レンズとして適用することができる。また、携帯電話、PDAなどの携帯情報端末装置に付属するカメラの撮影用レンズとして適用することもできる。図17は、本発明にかかるズームレンズを用いた「カメラ装置」の実施の1形態を示す。図17(A)は正面側を斜め上方から見た斜視図、図17(B)は背面側を斜め上方から見た図である。カメラ装置は、撮影用レンズ1として、以上説明したいくつかの実施例のうち一つの実施例にかかるズームレンズを有している。カメラ装置は筐体5を有し、筐体5の正面側には上記撮影レンズ1と、光学ファインダ2と、発光器の発光部3が配置されている。筐体5の上面にはシャッタボタン4が配置されている。筐体5の背面側には、上記光学ファインダ2の接眼部、電源スイッチ6、液晶モニタ7、操作ボタン8、メモリーカードスロット9、ズーム操作スイッチ10が配置されている。
図18は,上記カメラ装置のシステム構造を示すブロック図で示している。図18に示すように,カメラ装置は撮影レンズ1と、この撮影レンズ1によって結ばれる像面に配置された受光素子13を有する。撮影レンズ1によって形成される撮影対象物の像を受光素子13によって読取るように構成され,受光素子13からの出力は中央演算装置11の制御を受ける信号処理装置14により処理されてデジタル情報に変換される。すなわち,カメラ装置は「撮影画像をデジタル情報とする機能」を有している。デジタル情報からなる撮影画像情報は、中央演算装置11の制御により液晶モニタ7に入力され、撮影画像を液晶モニタ7にリアルタイムで表示することができる。あるいは、撮影された画像情報が半導体メモリ15に保存され、保存された画像情報を中央演算装置11の制御により呼び出して液晶モニタ7に表示することもできる。撮影された画像情報は通信カード16などを介して外部の端末、プリンタ、ネットワークなどに送信することができる。
本発明にかかるカメラ装置および携帯情報端末装置によれば、前述の効果を得ることができるズームレンズを備えることによって、半画角42°以上の広画角を実現し,短焦点端のFナンバを3.0以下にすることができ、小型でありながら,非常に良好な像性能を得ることができるカメラ装置および携帯情報端末装置を得ることができる。
本発明にかかるズームレンズの実施例1を示す光学配置図である。 本発明にかかるズームレンズの実施例2を示す光学配置図である。 本発明にかかるズームレンズの実施例3を示す光学配置図である。 本発明にかかるズームレンズの実施例4を示す光学配置図である。 実施例1にかかるズームレンズの短焦点端における収差曲線図である。 実施例1にかかるズームレンズの中間焦点距離における収差曲線図である。 実施例1にかかるズームレンズの長焦点端における収差曲線図である。 実施例2にかかるズームレンズの短焦点端における収差曲線図である。 実施例2にかかるズームレンズの中間焦点距離における収差曲線図である。 実施例2にかかるズームレンズの長焦点端における収差曲線図である。 実施例3にかかるズームレンズの短焦点端における収差曲線図である。 実施例3にかかるズームレンズの中間焦点距離における収差曲線図である。 実施例3にかかるズームレンズの長焦点端における収差曲線図である。 実施例4にかかるズームレンズの短焦点端における収差曲線図である。 実施例4にかかるズームレンズの中間焦点距離における収差曲線図である。 実施例4にかかるズームレンズの長焦点端における収差曲線図ある。 本発明にかかるカメラ装置の実施形態を示すデジタルカメラの外観図であって、(A)は正面側の斜視図,(B)は裏面側の斜視図である。 カメラ装置のシステム構造例を示すブロック図である。
符号の説明
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ(第3レンズ群の第1レンズ)
L7 第7レンズ(第3レンズ群の第2レンズ)
L8 第8レンズ(第3レンズ群の第3レンズ)
L9 第9レンズ(第3レンズ群の第4レンズ)
L10 第10レンズ
1 撮影レンズ
2 ファインダ
3 フラッシュ
4 シャッタボタン
5 筐体
6 電源スイッチ
7 液晶モニタ
8 操作ボタン
9 メモリーカードスロット
10 ズームスイッチ

Claims (11)

  1. 物体側より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群と,正の焦点距離を持つ第3レンズ群と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群により構成し,第3レンズ群の物体側に絞りを有しており,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し,第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し,第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて,第1レンズ群は物体側から順に負の第1レンズと正の第2レンズで構成され,第3レンズ群は物体側から順に正の第1レンズ,負の第2レンズ,正の第3レンズ,負の第4レンズにより構成され
    短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群は像側に移動した後物体側に移動し,第2レンズ群は像側に移動し,第3レンズ群は物体側に移動することを特徴とするズームレンズ。
  2. 請求項1記載のズームレンズにおいて,d1を第1レンズ群の肉厚,Y´を最大像高としたとき、
    0.80<d1/Y´<1.70
    の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  3. 請求項1または2記載のズームレンズにおいて,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第4レンズ群は像面との距離が不変であることを特徴とするズームレンズ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のズームレンズにおいて,f1を第1レンズ群の焦点距離,fwを短焦点端の焦点距離としたとき、
    10.0<f1/fw<20.0
    の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズにおいて,f3を第3レンズ群の焦点距離,fwを短焦点端の焦点距離としたとき、
    2.0<f3/fw<3.0
    の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズにおいて,β3wを第3レンズ群の短焦点端における横倍率,β3tを第3レンズ群の長焦点端における横倍率,β2wを第2レンズ群の短焦点端における横倍率,β2tを第2レンズ群の長焦点端における横倍率としたとき、
    1.0<(β3t/β3w)/(β2t/β2w)<2.5
    の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  7. 請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズにおいて,第3レンズ群の負レンズ2枚は像側面が物体側に凸であり,r32を第3レンズ群第2レンズの像面側の曲率半径,r34を第3レンズ群第4レンズの像面側の曲率半径としたとき、
    −0.5<(r32−r34)/(r32+r34)<0.1
    の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズにおいて,第1レンズ群の負の第1レンズと正の第2レンズは接合されており,r12を上記接合面の曲率半径,Y´を最大像高としたとき、
    4.0<r12/Y´<9.0
    の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  9. 請求項1〜のいずれかに記載のズームレンズを,撮影用レンズとして有するカメラ装置。
  10. 請求項記載のカメラ装置において,撮影画像をデジタル情報とする機能を有することを特徴とするカメラ装置。
  11. 画像撮影装置を備えている携帯情報端末装置において、請求項1〜8のいずれかに記載のズームレンズを撮影用レンズとして有する携帯情報端末装置。
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