JP5203174B2 - 遊技台の防犯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技台の外部に設置され、遊技台の前枠の強引なこじ開けを阻止する遊技台の防犯装置に関する。
スロットマシンに代表される遊技台にあっては、遊技場の遊技台設置用島に設置されて遊技される。ところで、この種の遊技台を遊技する者の中には、遊技台の内部を勝手に操作しようとしたり、遊技台の内部にあるコインを盗み取ろうとしたりするような、いわゆる不正行為をする者がいる。このような不正行為をする者は、遊技台の前枠をバールのようなもので強引にこじ開けて上記のような不正を働く。
従来においては、このような遊技台の前枠の強引なこじ開けを阻止するために、遊技台の外部に設置される遊技台の防犯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の遊技台の防犯装置は、前枠を閉じて施錠状態となった後に、この前枠の開き方向の移動を規制する開き規制部材を備えて構成される。この遊技台の防犯装置によれば、遊技台の前枠の開き方向の移動を外部から開き規制部材にて規制し、遊技台の前枠の強引なこじ開けを外部から阻止することができる。
特開2008−92987公報
一方、上記の遊技台の防犯装置を設置するにあたっては、ビス留めにて遊技台設置用島に設置したりする。他方、上記の遊技台の防犯装置にあっては、遊技台設置用島の調整作業を行う場合には、このような防犯装置を基台側から取り外さなければならない。このような防犯装置の取外しには、この防犯装置を留めているビスを取り除く作業が必要であり、作業が煩雑であるとの指摘があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、遊技台の外部に設置され遊技台の前枠の強引なこじ開けを阻止する遊技台の防犯装置において、基台側から取り外すにあたって、この防犯装置を留めているビスを取り除いたりする作業を行うことなく、簡単に取外し作業を行えるようにすることにある。
上記課題を解決するため本発明に係る遊技台の防犯装置は、次の手段を採用する。
すなわち、本発明の第1の発明に係る遊技台の防犯装置は、遊技台の外部に設置され、基枠に対して片側開閉する前枠の強引なこじ開けを阻止する遊技台の防犯装置であって、基台側に固定状態で取り付けられる防犯装置本体を備え、前記防犯装置本体は、前記前枠の開き方向への移動を規制する規制位置と前記前枠の開き方向への移動を許可する許可位置との間で切り替わる開き規制部材と、前記規制位置から前記許可位置への切替えを開錠回転操作によって行うシリンダ錠とを備え、前記シリンダ錠は、開錠回転操作とは異なる取外し回転操作によって、固定状態で前記基台側に取り付けられていた前記防犯装置本体を、前記基台側から取外し可能な取外し可能状態に切り替えるようになっていることを特徴とする。
この遊技台の防犯装置によれば、防犯装置本体は、前枠の開き方向への移動を規制する規制位置と前枠の開き方向への移動を許可する許可位置との間で切り替わる開き規制部材と、規制位置から許可位置への切替えを開錠回転操作によって行うシリンダ錠とを備え、シリンダ錠は、開錠回転操作とは異なる取外し回転操作によって、固定状態で基台側に取り付けられていた防犯装置本体を、基台側から取外し可能な取外し可能状態に切り替えるようになっているので、開き規制部材を規制位置から許可位置に切り替える開錠回転操作と、防犯装置本体を基台側から取外し可能な取外し可能状態に切り替える取外し回転操作とを、1つのシリンダ錠によって行うことができる。
これによって、遊技台の外部に設置され遊技台の前枠の強引なこじ開けを阻止する遊技台の防犯装置において、基台側から防犯装置本体を取り外すにあたって、通常の開錠回転操作と大差のない取外し回転操作により、防犯装置本体を基台側から取外し可能な取外し可能状態に切り替えることができる。したがって、ビスを取り除いたりする作業を行うことなく、簡単に取外し作業を行うことができる。
また、開錠回転操作と取外し回転操作とは、1つのシリンダ錠によって行うことができるので、施錠装置を別途設置することもなくなって製品コストの削減にも繋がる。
また、上記シリンダ錠を、遊技台に設けられるシリンダ錠と同一のシリンダ錠を用いた場合には、遊技台自体を開錠するための開錠操作、防犯装置を開錠するための開錠回転操作、防犯装置本体を遊技台から取外し可能状態とするための取外し回転操作、これらの操作を1つの鍵で行うことができる。したがって、遊技台の管理者は、複数の鍵を所持する必要もなくなるので、管理負担を軽減することができる。
第2の発明に係る遊技台の防犯装置は、第1の発明に係る遊技台の防犯装置において、前記防犯装置本体には、前記防犯装置本体を前記基台側に取り付けた場合に、前記基台側に対して前記防犯装置本体を固定状態とするように、前記基台側に対しての前記防犯装置本体の移動を規制する係合部が設けられ、前記係合部は、前記防犯装置本体を前記基台側に取り付けた場合に、係合解除位置から係合位置に変更するように付勢されていることを特徴とする。
この遊技台の防犯装置によれば、防犯装置本体には、防犯装置本体を基台側に取り付けた場合に、基台側に対して防犯装置本体を固定状態とするように、基台側に対しての防犯装置本体の移動を規制する係合部が設けられ、係合部は、防犯装置本体を基台側に取り付けた場合に、係合解除位置から係合位置に変更するように付勢されているので、防犯装置本体を基台側に取り付けた場合には、この取付け状態を自動的に保持することができる。これによって、この遊技台の防犯装置によれば、ビスを取り付けたりする作業を行うことなく、簡単に取付け作業を行うことができる。
第3の発明に係る遊技台の防犯装置は、第1または第2の発明に係る遊技台の防犯装置において、前記防犯装置本体は、前記基台側に固定して取り付けられる取付用固定部材を介して、前記基台側に固定状態で取り付けられるようになっており、前記シリンダ錠は、前記取外し回転操作によって、固定状態で前記取付用固定部材に取り付けられていた前記防犯装置本体を、前記取付用固定部材から取外し可能な取外し可能状態に切り替えるようになっていることを特徴とする。
この遊技台の防犯装置によれば、防犯装置本体は、基台側に固定して取り付けられる取付用固定部材を介して基台側に固定状態で取り付けられるようになっており、シリンダ錠は、取外し回転操作によって、固定状態で取付用固定部材に取り付けられていた防犯装置本体を、取付用固定部材から取外し可能な取外し可能状態に切り替えるようになっているので、防犯装置本体は共通部品としながら、取付用固定部材を基台側の状況に応じて適宜調整変更することができる。これによって、防犯装置本体を共通部品として何度も利用することができるので、製品コストを削減することに繋がる。
第1の発明に係る遊技台の防犯装置によれば、遊技台の外部に設置され遊技台の前枠の強引なこじ開けを阻止する遊技台の防犯装置において、ビスを取り除いたりする作業を行うことなく、簡単に取外し作業を行うことができる。また、開錠回転操作と取外し回転操作とは、1つのシリンダ錠によって行うことができるので、施錠装置を別途設置することもなくなって製品コストの削減にも繋がる。また、遊技台管理者は、複数の鍵を所持する必要もなくなるので、管理負担を軽減することができる。
第2の発明に係る遊技台の防犯装置によれば、ビスを取り付けたりする作業を行うことなく、簡単に取付け作業を行うことができる。
第3の発明に係る遊技台の防犯装置によれば、製品コストが高価な防犯装置本体を共通部品としながら、製品コストが安価な取付用固定部材のみを交換するだけで、防犯装置を構成することができ、製品コストを削減に繋がる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、遊技台の一例であるスロットマシン10についての斜視図である。このスロットマシン10には、実施の形態となる防犯装置20が設置されている。図2は、図1に示すスロットマシン10の前枠12が開き状態となっている例を示す斜視図であり、(A)が左上方斜視図であり(B)が右上方斜視図である。
スロットマシン10は、図1および図2(A)(B)に示すように、基枠としての外枠11と、この外枠11に対してヒンジ結合される前枠12とを備えて構成される。このスロットマシン10は、前枠12が外枠11に対して扉状に片側開閉可能に取り付けられ、これら外枠11と前枠12とにより筐体構造をなす。なお、外枠11と前枠12とにより筐体構造をなすスロットマシン10の内部には、各種の機器が装置されている。なお、以下においては、外枠11に対して開閉される前枠12側が、遊技者側となる前側として説明する。
この外枠11および前枠12の扉状に片側開閉される側には、前枠12が閉じ位置となった場合に、外枠11に対して前枠12を施錠する遊技台用施錠装置15が設けられている。この遊技台用施錠装置15は、図2(B)に示すように、外枠11側の開閉側縁に沿って取り付けられる雌側施錠具15aと、前枠12側の開閉側縁に沿って取り付けられる雄側施錠具15bとを備える。雄側施錠具15bは、図2(A)に示すように、この遊技台用施錠装置15を開錠操作するためのシリンダ錠15cを具備している。
次に、このようにシリンダ錠を具備するスロットマシン10に取り付けられる防犯装置20について説明する。
図3は防犯装置20の外観斜視図であり、図3(A)は開き規制部材としてのストッパ41bが規制位置に位置している場合の図であり、図3(B)は開き規制部材としてのストッパ41bが許可位置に位置している場合の図である。
この防犯装置20は、上記のように構成されるスロットマシン10の外部に設置され、外枠11に対して片側開閉する前枠12の強引なこじ開けを阻止するものである。この防犯装置20は、スロットマシン10の外枠11に、固定状態で取り付けられる防犯装置本体30を備える。なお、本発明に係る「基台」とは、遊技台設置用島に固定設置されるものを総称したものであって、固定設置された状態のものであることを意味する。したがって、本発明に係る「基台側」とは、遊技台設置用島に固定設置されるもの側であることを意味している。この実施の形態における「基台」とは、遊技台設置用島に固定設置されたスロットマシン10の外枠11となっている。
防犯装置本体30は、図1〜図3に示すように、取付用固定部材21を介して、スロットマシン10の外枠11に固定状態で取り付けられる。
取付用固定部材21は、スロットマシン10の外枠11に固定して取り付けられるものであり、図1〜図3に示すように略板状に形成される。取付用固定部材21は、スロットマシン10の外枠11に固定して取り付けられる基台取付部22と、防犯装置本体30を固定状態で取り付けるための本体取付部23とを備える。基台取付部22は、螺子穴22aが形成されており、適宜の螺子部材にて外枠11に固定して取り付けられる。本体取付部23は、後に説明する分離している第1取付け作動図となる図5に示すように、適宜の切欠きにて形成された嵌込用凹形状部24を有して形成される。具体的には、嵌込用凹形状部24は、水平挿入および鉛直挿入に対応するように、水平方向に延びる水平嵌込溝24aと鉛直方向に延びる鉛直嵌込溝24bとを合体させてなる。このようにして、本体取付部23のうち、嵌込用凹形状部24以外の個所は、図5に示すような防犯装置本体30の嵌合ガイド雌部51cと嵌合する嵌合ガイド雄部25が形成される。
図4は、防犯装置本体30の分解斜視図である。
防犯装置本体30は、概略、図4に示すように、外装ケース31と、外装ケース31内部に配され外装ケース31にて支持されるベース32a,32bと、外装ケース31内に配設される規制機構40および取外し機構50とを備える。
外装ケース31は、後面側カバー31a、前面側カバー31b、上カバー31c、下カバー31dとを有し、これらカバー31a,31b,31c,31dを組み付けることによりケース状に形成される。このようにケース状に形成された外装ケース31の内部には、第1ベース32aおよび第2ベース32bが、適宜螺子止めされた状態で配設される。また、規制機構40および取外し機構50は、外装ケース31およびベース32a,32bに支持されるようにして配設されている。
後面側カバー31aには、防犯装置本体30を取付用固定部材21に取り付けるに際して、取付用固定部材21の嵌合ガイド雄部25と嵌合する嵌合ガイド雌部51cと、取付用固定部材21の水平嵌込溝24aおよび鉛直嵌込溝24bと嵌合するガイド片部51dとが設けられている(後に説明する図5等を参照)。
規制機構40は、ストッパ41bを規制位置あるいは許可位置に位置させるための機構であり、概略、ストッパ装置41と、連動レバー装置42と、ロック状態解除操作装置43とを備える。なお、ストッパ41bは、前枠12の開き方向への移動を規制する規制位置においては図3(A)に示す状態となり、前枠12の開き方向への移動を許可する許可位置においては図3(B)に示す状態となり、この間で切り替わるようになっている。
ストッパ装置41は、ベース32a,32bに回転軸支される回転支持部材41aと、この回転支持部材41aに適宜の螺子部材にて取り付けられるストッパ41bとを備える。回転支持部材41aおよびストッパ41bは、ベース32a,32bに対して回転するようになっている。具体的には、回転支持部材41aは、後に説明する連動レバー装置42の動きに連動して、ストッパ41bを外装ケース31に形成される出没窓31eから突出した状態とする。このストッパ41bが出没窓31eから突出している状態が、ストッパ41bが上記規制位置(図3(A)参照)に位置している状態である。この状態では、回転支持部材41aおよびストッパ41bはロックされたロック状態となっており、外枠11に対して片側開閉する前枠12の強引なこじ開けを阻止するようになっている。
また、回転支持部材41aは、後に説明するロック状態解除操作装置43の動きに連動して、回転支持部材41aおよびストッパ41bのロックされているロック状態を解除し、出没窓31eから突出した状態となっているストッパ41bの突出を没した状態に変える機能を有する。このストッパ41bが没している状態が、ストッパ41bが上記許可位置(図3(B)参照)に位置している状態である。この状態では、前枠12を、外枠11に対して片側開閉することができる。
連動レバー装置42は、第2ベース32bにピン42bを介して回転軸支される回転部材42aと、この回転部材42aを外部突出状態に付勢する付勢ばね42cと、回転部材42aに適宜の螺子部材を介して取り付けられる擦り部材42dとを備える。なお、擦り部材42dが、付勢ばね42cの付勢力に抗した状態で、上記したスロットマシン10の前枠12に擦りながら移動することによって、回転部材42aは第2ベース32bに対して回転するようになっている。この際、回転部材42aは、上記したストッパ装置41の回転支持部材41aおよびストッパ41bを回転させるように連動させ、これによりストッパ41bは外装ケース31に形成される出没窓31eから突出した規制位置(図3(A)参照)に位置している状態とするようになっている。
ロック状態解除操作装置43は、概略、シリンダ錠43aと、カム43bと、回転部材43cと、擦り部材43dと、カム当接部材43eと、付勢ばね43fとを備える。
シリンダ錠43aは、上記した遊技台用施錠装置15のシリンダ錠15cと同様に構成されるものであり、鍵を挿入して回転操作するものである。シリンダ錠43aは、適宜の螺子部材にて第2ベース32bに取り付けられる。この回転操作には、開錠回転操作と取外し回転操作との2つの回転操作が含まれる。なお、開錠回転操作は、この例においては右回転させることにより操作するようになっており、ストッパ41bの規制位置におけるロック状態を解除する操作である。取外し回転操作は、この例においては左回転させることにより操作するようになっており、後に詳述する取外し部材51を係合位置から係合解除位置に位置させる操作である。
カム43bは、シリンダ錠43aの回転操作に連動して回転し、この回転にて当接する部材を連動させるものである。カム43bは、適宜の螺子部材にてシリンダ錠43aに取り付けられる。回転部材43cは、適宜のピンにて回転軸支されており、次に説明する擦り部材43dを一体的に保持する。擦り部材43dは、回転部材43cと一体的に動くものであり、ストッパ41bの規制位置におけるロック状態を解除するものである。カム当接部材43eは、シリンダ錠43aの開錠回転操作に連動して回転するカム43bの回転を受けて回転するものであり、その回転を受けてロック状態を解除する擦り部材43dを動かすものである。付勢ばね43fは、このロック状態解除操作装置43にてロック状態を解除するまでは、ストッパ41bの規制位置におけるロック状態を保持するように擦り部材43dを付勢するものである。
次に、取外し機構50について説明する。
取外し機構50は、取付用固定部材21に防犯装置本体30を取り付けた場合に、この防犯装置本体30が取付用固定部材21に取り付けられた状態(以下、取付け状態)を自動的に保持する機能を有するとともに、シリンダ錠43aの取外し回転操作に応じて、この自動的に保持された取付け状態を解除して取付用固定部材21から防犯装置本体30を取外し可能状態とする機能も有するものである。取外し機構50は、概略、取外し部材51と、付勢ばね52とを備える。
取外し部材51は、防犯装置本体30が取付用固定部材21に取付け状態となった場合に、この取付け状態を自動的に保持するために、取付用固定部材21に対して係合位置に位置する部材である。すなわち、取外し部材51は、軸支ピン53にて軸支される軸支部51aと、防犯装置本体30の取付け状態を保持するために移動を規制する係合部51bとを備える。係合部51bは、取付用固定部材21側に配されるものであり、取外し部材51が係合位置に位置している場合に、この取付用固定部材21に対して当接する。なお、シリンダ錠43aの取外し回転操作によって、取外し部材51を係合位置から係合解除位置に位置させた場合には、取付用固定部材21に当接する係合部51bの当接は解除される。つまり、取外し機構50は、自動的に保持された取付け状態が解除され、取付用固定部材21から防犯装置本体30を取外し可能とする取外し可能状態となる。
付勢ばね52は、防犯装置本体30が取付用固定部材21に取付け状態となった場合に、この取付け状態を自動的に保持するために、取外し部材51を取付用固定部材21に対して係合位置に位置させるように付勢するものである。具体的には、付勢ばね52は、適宜のコイルばねにて形成されており、軸支部51aにて回転軸支される取外し部材51を係合位置に位置させるように付勢している。なお、シリンダ錠43aの取外し回転操作によって、取外し部材51を係合位置から係合解除位置に位置させる場合には、この付勢ばね52の付勢力に対して抗した操作となる。
以上のように構成された防犯装置20は、次のように作動する。
まず、防犯装置本体30が取付用固定部材21に取り付けられた状態となるように、防犯装置本体30を取付用固定部材21に取り付ける作動について、図を参照にしながら説明する。図5〜図8は、防犯装置本体30を取付用固定部材21に取り付けるにあたっての作動を示す取付け作動図である。すなわち、図5〜図8は、取り付けるにあたっての手順を斜視図にて示しており、図示においては作動が理解し易いように上記した適宜の部材(付勢ばね52については隠れていて見えない。)が図示省略している。なお、図5は第1取付け作動図、図6は第2取付け作動図、図7は第3取付け作動図、図8は第4取付け作動図である。
図5に示す第1取付け作動図では、防犯装置本体30が取付用固定部材21に取り付けられる前の分離状態を示している。すなわち、取外し機構50は、上記した付勢ばね52(図4参照)の付勢力により、取外し部材51を取付用固定部材21に対して係合位置に位置させている。またこれにより、取外し部材51の係合部51bは、取付用固定部材21側に向けて突出するように位置したものとなっている。なお、この図示位置が、取外し部材51の取付用固定部材21に対する係合位置と共通する位置である。
図6に示す第2取付け作動図では、取付用固定部材21の嵌合ガイド雄部25を防犯装置本体30の嵌合ガイド雌部51cに嵌合させ、防犯装置本体30のガイド片部51dを取付用固定部材21の水平嵌込溝24aに嵌合させている。これによって、取外し部材51の係合部51bは、上記した付勢ばね52の付勢力に抗して、取付用固定部材21の一部に当接している。なお、係合部51bには、防犯装置本体30を取付用固定部材21に対して取り付けるにあたって、取外し部材51の係合部51bが当接状態で移動するテーパ構造が設けられている。この図示位置が、取外し部材51の取付用固定部材21に対する係合解除位置と共通する位置である。
図7に示す第3取付け作動図では、防犯装置本体30のガイド片部51dが、取付用固定部材21の水平嵌込溝24aの奥に位置するように、防犯装置本体30を取付用固定部材21に対して水平方向にスライド移動させている。なお、取外し部材51の係合部51bは、上記した付勢ばね52の付勢力に抗して、取付用固定部材21の嵌合ガイド雄部25に当接している。つまり、図示においては、取外し部材51の係合部51bは、取付用固定部材21の嵌合ガイド雄部25に隠れて見えない状態となっている。
図8に示す第4取付け作動図では、防犯装置本体30のガイド片部51dが、取付用固定部材21の鉛直嵌込溝24bに嵌まり込むように、防犯装置本体30を取付用固定部材21に対して鉛直方向にスライド移動させている。これによって、ガイド片部51dは、鉛直嵌込溝24bに嵌まり込み、防犯装置本体30は取付用固定部材21に対して取り付けられた状態となる。この際、取外し部材51の係合部51bは、取外し部材51の取付用固定部材21に対する係合位置に位置することとなる。つまり、取外し部材51の係合部51bは、取付用固定部材21の水平嵌込溝24aに嵌挿されるように突出している。
このようにして、図8に示す第4取付け作動図にて、防犯装置本体30は取付用固定部材21に取り付けられた状態となる。つまり、防犯装置本体30のガイド片部51dが取付用固定部材21の鉛直嵌込溝24bに嵌まり込むことによって、取付用固定部材21に対する防犯装置本体30の水平方向のスライド移動を規制する。また、係合部51bが取付用固定部材21の水平嵌込溝24aに嵌挿するように、取外し部材51が係合位置に位置することによって、取付用固定部材21に対する防犯装置本体30の鉛直方向のスライド移動を規制する。もって、防犯装置本体30は、取付用固定部材21に対して移動が規制されたものとなり、取付用固定部材21に対して固定状態で取り付けられたものとなる。
次に、防犯装置本体30が取付用固定部材21から取り外された状態となるように、防犯装置本体30を取付用固定部材21から取り外す作動について、図を参照にしながら説明する。図9〜図11は、防犯装置本体30を取付用固定部材21に取り外すにあたっての作動を示す取付け作動図である。すなわち、図9〜図11は、取り外すにあたっての手順を斜視図にて示しており、図示においては作動が理解し易いように上記した適宜の部材(付勢ばね52については隠れていて見えない。)が図示省略している。なお、図9は第1取外し作動図、図10は第2取外し作動図、図11は第3取外し作動図である。また、図12は図8に示す状態の正面部分断面図であり、図13は図9に示す状態の正面図である。
なお、図9〜図11に示す取外し作動前の状態は、上記した図8に示す状態であり、すなわち防犯装置本体30が取付用固定部材21に取り付けられた状態である。また、図9〜図11に示す取外し作動後の状態は、上記した図5に示す状態であり、すなわち防犯装置本体30が取付用固定部材21に取り付けられる前の取り外された状態である。
また、図9〜図13における符号Kは、シリンダ錠43aを回転操作するための鍵である。
まず、図9および図13に示す第1取外し作動図では、上記した図8および図12に示す状態から、付勢ばね52の付勢力に抗してシリンダ錠43cを取外し回転操作(左回転)させている。そうすると、シリンダ錠43aの取外し回転操作に、カム43bが連動し、図示においては見え難い個所となっている一部が取外し部材51の一部に当接し、取外し部材51を回転させる。すなわち、取付用固定部材21に対して係合位置(図8、図12)に位置していた取外し部材51は、取付用固定部材21に対して係合解除位置(図9、図13)に位置することとなる。これによって、取外し部材51の係合部51bは、取付用固定部材21側から退行するように位置することとなる。そうすると、それまで規制されていた取付用固定部材21に対する防犯装置本体30の鉛直方向のスライド移動は許可されたものとなり、防犯装置本体30は取付用固定部材21に対して鉛直方向上方にスライド移動させることが可能な状態となる。
図10に示す第2取外し作動図では、防犯装置本体30を取付用固定部材21に対して鉛直方向上方にスライド移動させている。このように防犯装置本体30を取付用固定部材21に対して鉛直方向上方にスライド移動させると、それまで取付用固定部材21の鉛直嵌込溝24bに嵌まり込んでいた防犯装置本体30のガイド片部51dの嵌まり込みが解除されることとなり、それまで規制されていた取付用固定部材21に対する防犯装置本体30の水平方向のスライド移動は許可されたものとなる。これにより、防犯装置本体30は取付用固定部材21に対して水平離間方向にスライド移動させることが可能な状態となる。
図11に示す第3取外し作動図では、防犯装置本体30を取付用固定部材21に対して水平離間方向にスライド移動させている。このように防犯装置本体30を取付用固定部材21に対して水平離間方向にスライド移動させると、防犯装置本体30は取付用固定部材21に対して取り外された状態となる。なお、この図11に示す状態から、取外し回転操作しているシリンダ錠43cを元位置に戻すと、図5に示す状態、つまり防犯装置本体30が取付用固定部材21に取り付けられる前と同様の取り外された状態となる。
このスロットマシン10の防犯装置20によれば、次のような作用効果を奏することができる。
すなわち、このスロットマシン10の防犯装置20によれば、シリンダ錠43cは、開錠回転操作とは異なる取外し回転操作によって、固定状態で外枠11側に取り付けられていた防犯装置本体30を、外枠11側から取外し可能な取外し可能状態に切り替えるようになっているので、ストッパ41bを規制位置から許可位置に切り替える開錠回転操作と、防犯装置本体30を外枠11側から取外し可能な取外し可能状態に切り替える取外し回転操作とを、1つのシリンダ錠43cによって行うことができる。
これによって、スロットマシン10の外部に設置されスロットマシン10の前枠12の強引なこじ開けを阻止するスロットマシン10の防犯装置20において、外枠11側から防犯装置本体30を取り外すにあたって、通常の開錠回転操作と大差のない取外し回転操作により、防犯装置本体30を外枠11側から取外し可能な取外し可能状態に切り替えることができる。したがって、ビスを取り除いたりする作業を行うことなく、簡単に取外し作業を行うことができる。
また、開錠回転操作と取外し回転操作とは、1つのシリンダ錠43cによって行うことができるので、施錠装置を別途設置することもなくなって製品コストの削減にも繋がる。
また、上記シリンダ錠43cを、スロットマシン10に設けられるシリンダ錠43cと同一のシリンダ錠43cを用いているので、スロットマシン10自体を開錠するための開錠操作、防犯装置20を開錠するための開錠回転操作、防犯装置本体30をスロットマシン10から取外し可能状態とするための取外し回転操作、これらの操作を1つの鍵Kで行うことができる。したがって、スロットマシン10の管理者は、複数の鍵を所持する必要もなくなるので、管理負担を軽減することができる。
また、このスロットマシン10の防犯装置20によれば、防犯装置本体30には、防犯装置本体30を外枠11側に取り付けた場合に、外枠11側に対して防犯装置本体30を固定状態とするように、外枠11側に対しての防犯装置本体30の移動を規制する係合部51bが設けられ、係合部51bは、防犯装置本体30を外枠11側に取り付けた場合に、係合解除位置から係合位置に変更するように付勢されているので、防犯装置本体30を外枠11側に取り付けた場合には、この取付け状態を自動的に保持することができる。これによって、このスロットマシン10の防犯装置30によれば、ビスを取り付けたりすることなく、簡単に取付け作業を行うことができる。
また、このスロットマシン10の防犯装置20によれば、防犯装置本体30は、外枠11側に固定して取り付けられる取付用固定部材21を介して外枠11側に固定状態で取り付けられるようになっており、シリンダ錠43cは、取外し回転操作によって、固定状態で取付用固定部材21に取り付けられていた防犯装置本体30を、取付用固定部材21から取外し可能な取外し可能状態に切り替えるようになっているので、防犯装置本体30は共通部品としながら、取付用固定部材21を外枠11側の状況に応じて適宜調整変更することができる。これによって、防犯装置本体30を共通部品として何度も利用することができるので、製品コストを削減することに繋がる。
なお、本発明に係る遊技台の防犯装置にあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜に選択変更することができる。
例えば、上記実施の形態においては、遊技台の一例としてスロットマシン10を挙げ、遊技台の防犯装置に関して説明するものであった。しかしながら、本発明に係る遊技台は、これに限定されることなく、例えば、パチンコ機等の遊技盤面を備えて構成されるものであってもよい。
また、上記の実施の形態にあっては、基台の例として、遊技台設置用島に固定設置されたスロットマシン10の外枠11を挙げるものであった。しかしながら、本発明に係る「基台」とは、上記したように、遊技台設置用島に固定設置されるものすべてを意味するものであって、例えば、遊技台設置用島に固定設置される玉替機やコイン替機等の所謂サンドをはじめ、上記した実施の形態に挙げたような遊技台設置用島に固定設置されるスロットマシンやパチンコ機の外枠、さらには遊技台設置用島自体も含むものである。つまり、本発明に係る「遊技台の防犯装置」は、このような遊技台設置用島に固定設置されるもの(基台)側に対して取り付けられるものである。
防犯装置が取り付けられているスロットマシンを示す斜視図である。 図1に示すスロットマシンの前枠が開き状態となっている例を示す斜視図である。 防犯装置の外観斜視図である。 防犯装置本体の分解斜視図である。 取り付けるにあたっての作動を示す第1取付け作動図である。 取り付けるにあたっての作動を示す第2取付け作動図である。 取り付けるにあたっての作動を示す第3取付け作動図である。 取り付けるにあたっての作動を示す第4取付け作動図である。 取り外すにあたっての作動を示す第1取外し作動図である。 取り外すにあたっての作動を示す第2取外し作動図である。 取り外すにあたっての作動を示す第3取外し作動図である。 図8に示す状態の正面部分断面図である。 図9に示す状態の正面図である。
符号の説明
10 スロットマシン(遊技台)
11 外枠
12 前枠
15 遊技台用施錠装置
15a 雌側施錠具
15b 雄側施錠具
20 防犯装置
21 取付用固定部材
22 基台取付部
23 本体取付部
24 嵌込用凹形状部
24a 水平嵌込溝
24b 鉛直嵌込溝
25 嵌合ガイド雄部
30 防犯装置本体
31 外装ケース
31a 後面側カバー
31b 前面側カバー
31c 上カバー
31d 下カバー
31e 出没窓
32a 第1ベース
32b 第2ベース
40 規制機構
41b ストッパ(開き規制部材)
41 ストッパ装置
41a 回転支持部材
42 連動レバー装置
42a 回転部材
42b ピン
42c 付勢ばね
42d 擦り部材
43 ロック状態解除操作装置
43a シリンダ錠
43b カム
43c 回転部材
43d 擦り部材
43e カム当接部材
43f 付勢ばね
50 取外し機構
51 取外し部材
51a 軸支部
51b 係合部
51c 嵌合ガイド雌部
51d ガイド片部
52 付勢ばね
K 鍵

Claims (3)

  1. 遊技台の外部に設置され、基枠に対して片側開閉する前枠の強引なこじ開けを阻止する遊技台の防犯装置であって、
    基台側に固定状態で取り付けられる防犯装置本体を備え、
    前記防犯装置本体は、前記前枠の開き方向への移動を規制する規制位置と前記前枠の開き方向への移動を許可する許可位置との間で切り替わる開き規制部材と、前記規制位置から前記許可位置への切替えを開錠回転操作によって行うシリンダ錠とを備え、
    前記シリンダ錠は、開錠回転操作とは異なる取外し回転操作によって、固定状態で前記基台側に取り付けられていた前記防犯装置本体を、前記基台側から取外し可能な取外し可能状態に切り替えるようになっていることを特徴とする遊技台の防犯装置。
  2. 請求項1に記載の遊技台の防犯装置において、
    前記防犯装置本体には、前記防犯装置本体を前記基台側に取り付けた場合に、前記基台側に対して前記防犯装置本体を固定状態とするように、前記基台側に対しての前記防犯装置本体の移動を規制する係合部が設けられ、
    前記係合部は、前記防犯装置本体を前記基台側に取り付けた場合に、係合解除位置から係合位置に変更するように付勢されていることを特徴とする遊技台の防犯装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の遊技台の防犯装置において、
    前記防犯装置本体は、前記基台側に固定して取り付けられる取付用固定部材を介して、前記基台側に固定状態で取り付けられるようになっており、
    前記シリンダ錠は、前記取外し回転操作によって、固定状態で前記取付用固定部材に取り付けられていた前記防犯装置本体を、前記取付用固定部材から取外し可能な取外し可能状態に切り替えるようになっていることを特徴とする遊技台の防犯装置。
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