JP5417210B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を用いて遊技を行う弾球遊技機に係り、特に、遊技盤等を収容する本体枠の前面に開閉自在に取り付けられた前面扉のロック機構に関するものである。
パチンコ機に代表される弾球遊技機は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠と、この機枠に扉状に開閉自在に取り付けられた本体枠と、この本体枠の前面に扉状に開閉自在に取り付けられた前面扉とを備えており、本体枠の内側には遊技盤や発射装置等が収容されている。遊技盤はガイドレール等によって区画形成された遊技領域を有しており、この遊技領域には可変表示装置や始動入賞口、一般入賞口、アタッカー装置、遊技釘、風車、アウト口等が設けられている。前面扉の一側部はヒンジを介して本体枠の前面に軸着されており、本体枠の前面には前面扉の他側部(開放端)を施錠/開錠する施錠装置が設けられている。常態では、前面扉の開放端は施錠装置によって本体枠に施錠されており、何人も内部の遊技盤や電子機器等に触れることができないようになっている。この前面扉の中央部には遊技盤の盤面を臨む開口が設けられており、この開口は透明なガラス板によって塞がれている。また、前面扉の前面下部には遊技球を収容する受皿が設けられており、この受皿の側部には発射装置の発射強度を調整する操作ハンドルが設けられている。
このように概略構成された弾球遊技機において、常態では、前面扉の一側部が本体枠に軸着されると共に、前面扉の開放端である他側部が施錠装置によって本体枠に施錠されているため、前面扉を自由に開けることはできないようになっている。しかしながら、前面扉は左右両側部が軸着部と施錠部とで本体枠に固定されているものの、前面扉の中央部は本体枠に対して何ら固定されていないため、前面扉の中央部を前側へ引張って撓ませることによって、例えばアタッカー装置の開放扉とガラス板との間に遊技球を挟ませて多量の賞球を不正に得たり、前面扉と本体枠の隙間からピアノ線等を挿入して遊技釘を曲げるといった不正行為が行われる可能性がある。
そこで、従来より、本体枠の下部中央に係止ピンを突設すると共に、前面扉の裏面にレバー状の撓み防止片を揺動可能に支持し、常態で撓み防止片の一端を係止ピンに係止させることにより、前面扉の中央部も本体枠に固定できるようにした弾球遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このものは、施錠装置の鍵穴に挿入した鍵を開錠方向へ回動すると、それに伴って撓み防止片がシーソー動作して係止ピンとの係合状態を解除するようになっている。
特開2006−192028号公報
前述したように、特許文献1に開示された従来の弾球遊技機では、前面扉の左右両側部が軸着部と施錠部とで本体枠に固定されるだけでなく、前面扉の中央部が撓み防止片と係止ピンとの係合によって本体枠にロックされるため、縦長方形状の前面扉の固定強度を高めて不正行為を抑制することができる。しかしながら、前面扉の外形形状は必ずしも方形であるとは限らず、例えば本体枠の下側隅部に大型スピーカ等の突出物を配置する場合、その突出物を露呈させるために前面扉の軸着側の隅部を切り欠かなければならず、前面扉は下側隅部に円弧状の切欠き部を有する外形形状となる。この場合、切欠き部が前面扉の軸着部であるヒンジから離れてしまうだけでなく、前面扉の中央部の固定箇所(撓み防止片と係止ピンとの係合部分)からも離れてしまうため、切欠き部の周囲を前側へ引張ると前面扉が本体枠から浮いてしまい、不正行為の抑止効果が著しく低下してしまうことになる。なお、このような問題は一枚の前面扉によって本体枠の前面全体を覆うようにした弾球遊技機に限らず、上下に2分割された分割タイプの前面扉を用いて本体枠の上部(遊技盤)と下部(発射装置)を別々に覆うようにした弾球遊技機についても同様に生じる。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、外形形状に拘わらず前面扉を本体枠に対して確実に固定できるようにした弾球遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、これら遊技盤と発射装置が取り付けられた本体枠と、この本体枠の前面に一側部を軸着して開閉自在に取り付けられた前面扉と、この前面扉の他側部を前記本体枠に対して施錠する施錠装置と、前記前面扉に取り付けられて前記発射装置の発射強度を調整する操作ハンドルとを備え、前記施錠装置の鍵穴に差し込んだ鍵を一方向へ回動することによって前記前面扉が開錠される弾球遊技機において、前記本体枠に前記鍵の開錠動作に連動してロック位置からアンロック位置へ移動する第1ロック部材を配設し、この第1ロック部材をロック位置で前記前面扉に設けた第1係合部と係合させると共に、前記前面扉に前記第1ロック部材に連動してロック位置とアンロック位置との間を移動する第2ロック部材を配設し、この第2ロック部材をロック位置で前記本体枠に設けた第2係合部と係合させるようにした。
このように構成された弾球遊技機では、第1係合部に係合して前面扉を所定位置に固定する第1ロック部材と、第2係合部に係合して前面扉を別位置に固定する第2ロック部材とが、それぞれ本体枠と前面扉に振り分けて配設されており、施錠装置の鍵穴に差し込んだ鍵の開錠動作に連動して第1ロック部材をアンロック位置へ移動させると共に、この第1ロック部材に連動して第2ロック部材をアンロック位置へ移動させるようにしたので、前面扉を本体枠に対して第1係合部と第2係合部の2箇所で確実に固定することができ、しかも、前面扉と本体枠とで挟まれたスペース内に第1ロック部材と第2ロック部材を無理なく配置することができる。
上記の構成において、第1ロック部材が支軸を中心にシーソ動作する揺動レバーからなり、この揺動レバーの一端部に第1係合部と係脱可能な第1作動部が形成されていると共に、第2ロック部材が、揺動レバーのシーソ動作によって回転する中継レバーと、この中継レバーの回転に連動してスライドするスライドレバーとからなり、このスライドレバーの一端部に第2係合部と係脱可能な第2作動部が形成されていると、揺動レバーと中継レバーおよびスライドレバーを限られたスペース内にコンパクトに配置することができると共に、第1ロック部材から第2ロック部材への動力伝達を確実に行うことができて好ましい。
また、上記の構成において、本体枠の下側隅部にスピーカが配置されると共に、前面扉の軸着側の隅部にスピーカを露呈させる切欠きが形成されており、この切欠きの近傍位置で第2ロック部材が第2係合部と係脱されるようにすると、本体枠の下側隅部に大型スピーカを配置するという斬新なデザインを実現した上で、スピーカを露呈させる前面扉の切欠き近傍を本体枠に固定することができる。
本発明の弾球遊技機は、第1係合部に係合して前面扉を所定位置に固定する第1ロック部材と、第2係合部に係合して前面扉を別位置に固定する第2ロック部材とが、それぞれ本体枠と前面扉に振り分けて配設されており、施錠装置の鍵穴に差し込んだ鍵の開錠動作に連動して第1ロック部材をアンロック位置へ移動させると共に、この第1ロック部材に連動して第2ロック部材をアンロック位置へ移動させるようにしたので、前面扉を本体枠に対して第1係合部と第2係合部の2箇所で確実に固定することができ、しかも、前面扉と本体枠とで挟まれたスペース内に第1ロック部材と第2ロック部材を無理なく配置することができる。
本発明の実施形態例に係る弾球遊技機の外観斜視図である。 図1に示す弾球遊技機の前面扉を開いた状態の外観斜視図である。 該弾球遊技機に備えられる本体枠の正面図である。 該弾球遊技機に備えられる前面扉の斜視図である。 図4に示す前面扉を裏面側から見た斜視図である。 該弾球遊技機に備えられるロック機構のロック状態を示す説明図である。 該ロック機構のアンロック状態を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態例に係る弾球遊技機(パチンコ機)は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた本体枠2と、本体枠2の前面にヒンジ3を介して扉状に開閉自在に取り付けられた前面扉4等を備えており、前面扉4には透明板5が取り付けられている。
図2と図3に示すように、本体枠2の上部内側には遊技盤6が収納されており(図2は2点鎖線で示す)、この遊技盤6の盤面(前面)は透明板5を透して目視可能となっている。遊技盤6はガイドレール7等によって区画形成された遊技領域8を有しており、図示省略されているが、遊技領域8には可変表示装置や始動入賞口、一般入賞口、アタッカー装置、遊技釘、風車、アウト口等が設けられている。遊技盤6よりも下方の本体枠2は設置部2aとなっており、この設置部2aは前面扉4によって覆い隠されるようになっている。設置部2aの左上部には遊技盤6の裏面に配設された球払出装置(不図示)の払出口9が開設されており、設置部2aの左下隅部には第2係合部としての第2係合板10が固定されている。また、設置部2aの下部中央には遊技球を遊技領域8に向けて発射する発射装置11が配設されており、発射装置11の右斜め上方には第1ロック部材であるクランク形状の揺動レバー12が配置されている。この揺動レバー12は設置部2aに植設された支軸13に揺動可能に支持されており、揺動レバー12はスプリング14の引張力によって図3の時計回り方向へ付勢されている。揺動レバー12の一端側(左上端)には第1作動部である第1フック片12aが形成されており、揺動レバー12の中央付近には駆動部12bが形成されている。
本体枠2の右側枠部にはシリンダ錠15を有する施錠装置16が設置されており、この施錠装置16は本体枠2の裏面に配置された後部施錠杆(不図示)と本体枠2の前面に配置された前部施錠杆17とを備えている。常態では、施錠装置15の後部施錠杆により機枠1に対して本体枠2が施錠されると共に、前部施錠杆17により本体枠2に対して前面扉4が施錠されている。そして、シリンダ錠15の鍵穴15aに鍵18(図7参照)を差し込み、この鍵18を一方向(例えば時計回り)へ回動すると、後部施錠杆が上動して本体枠2が開錠されるようになっている。また、シリンダ錠15の鍵穴15aに差し込んだ鍵18を他方向(反時計回り)へ回動すると、前部施錠杆17が上動して前面扉4が開錠されるようになっている。なお、この前部施錠杆17の下端に前述した揺動レバー12の他端側(右下端)が連結されており、詳細な動作については後述するが、前面扉4の開錠動作に伴って揺動レバー12は支軸13を中心として図3の反時計回り方向へシーソ動作するようになっている。さらに、本体枠2の左下隅部には大型のスピーカ19が配設されており、このスピーカ19は設置部2aの外側に位置している。
図1と図4に示すように、前面扉4の前面上部には比較的小型のスピーカ20が左右に1個ずつ配設されており、これらスピーカ20の下側に透明板5を装着するための開口4aが開設されている。また、前面扉4の前面下部には、払出口9から排出された遊技球を収容する上段受皿21と、上段受皿21から排出された遊技球を収容する下段受皿22とが設けられており、上段受皿21の右側方には発射装置11の発射強度を調整するための操作ハンドル23が配設されている。
前面扉4の左下隅部には円弧状の切欠き24が形成されており、本体枠2の左下隅部に配設されたスピーカ19は切欠き24によって生じるスペース内に露呈している。そして、このような切欠き24が前面扉4の左下隅部に形成されているため、前面扉4の左側部は切欠き24よりも上方位置で一対のヒンジ3を介して本体枠2に軸着されている。また、前面扉4の右側部(開放端)には半トラック形状の逃げ孔25が形成されており、この逃げ孔25内に施錠装置16のシリンダ錠15が臨出するようになっている。
図2と図5に示すように、前面扉4の裏面下部には本体枠2から突出する発射装置11の前端部を収納する凹部4bが形成されており、この凹部4bの上方の中央付近には第1係合部としての第1係合板26が固定されている。また、凹部4bの周囲には中継レバー27とスライドレバー28が配置されており、これら中継レバー27とスライドレバー28によって第2ロック部材が構成されている。図6と図7に示すように、中継レバー27は上端側の軸部27aを中心に前面扉4の裏面に回動可能に支持されており、軸部27aの近傍には受部27bが形成され、軸部27aから離れた下端側には連結ピン27cが形成されている。受部27bは本体枠2に設けられた揺動レバー12の駆動部12bと接離可能であり、前面扉4が本体枠2の前面を覆う閉鎖状態にあるとき、駆動部12bが受部27bの上部と若干の隙間を介して対向することにより、本体枠2側の揺動レバー12と前面扉4側の中継レバー27とが動力伝達されるようになっている。
スライドレバー28は前面扉4の下端部近傍に左右方向へ移動可能に支持されており、その一端側から起立する部分には長孔28aが穿設されている。この長孔28a内には中継レバー27の連結ピン27cが挿入されており、中継レバー27の回転運動が連結ピン27cと長孔28aの係合部分を介してスライドレバー28のスライド動作へ変換されるようになっている。また、スライドレバー28の他端側(前面扉4の切欠き24に対向する側)には第2作動部である第2フック片28bが形成されており、スライドレバー28はスプリング29の引張力によって切欠き24に近付く方向へ付勢されている。そして、前面扉4が本体枠2に対して施錠されているとき、本体枠2側に配設した揺動レバー12の第1フック片12aを前面扉4の裏面中央部に設けた第1係合板26に係止させると共に、前面扉4側に配設したスライドレバー28の第2フック片28bを切欠き24の近傍で本体枠2の第2係合板10に係止させることにより、前面扉4を本体枠2に対して第1係合板26と第2係合板10の2箇所で固定(ロック)するようになっている。なお、前述した第1ロック部材(揺動レバー12)、第2ロック部材(中継レバー27とスライドレバー28)、第1係合部(第1係合板26)、第2係合部(第2係合板10)によって前面扉4のロック機構が構成されている。
次に、かかるロック機構の動作を図6と図7を参照して説明する。ここで、図6と図7のロック機構は図1のように閉じた状態の前面扉4を透視して示すものであり、前面扉4が開いた状態のロック機構(図2参照)とは、第1ロック部材(揺動レバー12)に対する第2ロック部材(中継レバー27とスライドレバー28)の位置関係が表裏で逆に示されている。
図1に示すように、常態では、機枠1に対して本体枠2が施錠されると共に、本体枠2に対して前面扉4が施錠されているため、何人も内部の遊技盤6や電子機器等に触れることができないようになっている。この場合、図6に示すように、第1ロック部材である揺動レバー12はロック位置に保持されており、このロック位置で第1フック片12aが第1係合板26に係止している。また、第2ロック部材の構成部材であるスライドレバー28もロック位置に保持されており、このロック位置で第2フック片28bが第2係合板10に係止している。すなわち、前面扉4は本体枠2に対して開放端側が施錠装置16によって施錠されるだけでなく、裏面中央部の第1係合板26と切欠き24近傍の第2係合板10との2箇所が確実に固定(ロック)された状態となっている。したがって、前面扉4の下辺中央部や切欠き24の周囲を前側へ引張ったとしても、前面扉4は本体枠2から浮き難くなり、ピアノ線の挿入等の不正行為を確実に抑止することができる。
前面扉4を開錠する場合は、図7に示すように、前面扉4の前方からシリンダ錠15の鍵穴15aに鍵18を差し込み、この鍵18を同図の反時計回りへ回動すると、前部施錠杆17が上動して前面扉4との係合を解除するため、前面扉4は本体枠2に対して開錠される。そして、かかる前面扉4の開錠動作に伴って前部施錠杆17に連結された揺動レバー12の右端部が持ち上げられるため、揺動レバー12が支軸13を中心に反時計回り方向へシーソ動作してアンロック位置まで回動し、このアンロック位置で第1フック片12aが第1係合板26から外れる。また、この揺動レバー12の回動に伴って駆動部12bが受部27bに当接し、中継レバー27を軸部27aを中心に図7の反時計回りへ回動させるため、中継レバー27に連結されたスライドレバー28が同図の右方へスライドしてアンロック位置まで移動し、このアンロック位置で第2フック片28bが第2係合板10から外れる。その結果、ロック機構による2箇所の固定がいずれも解除され、前面扉4はヒンジ3を支点として自在に開けることが可能になる。
また、開放された前面扉4を施錠する場合は、前面扉4を本体枠2側へ押し込むと、第1係合板26が第1フック片12aの傾斜面に当接して揺動レバー12を反時計回りへ回動させ、その後に揺動レバー12がスプリング14の引張力によってロック位置へと自動的に回動復帰する。同時に、第2フック片28bの傾斜面が第2係合板10に当接してスライドレバー28を右方へスライド移動させ、その後にスライドレバー28がスプリング29の引張力によってロック位置へ自動復帰する。これにより、前面扉4は再び本体枠2に対して施錠されると共に、裏面中央部の第1係合板26と切欠き24近傍の第2係合板10との2箇所が確実に固定された状態となる。
以上説明したように、本実施形態例に係る弾球遊技機では、前面扉4に設けた第1係合部(第1係合板26)と係脱可能な第1ロック部材(揺動レバー12)が本体枠2の設置部2aに配設されていると共に、本体枠2に設けた第2係合部(第2係合板10)と係脱可能な第2ロック部材(中継レバー27とスライドレバー28)が前面扉4の裏面に配設されており、施錠装置16の鍵穴15aに差し込んだ鍵18の開錠動作に伴って第1ロック部材と第2ロック部材をアンロック位置へ移動させるようにしたので、前面扉4を本体枠2に対して裏面中央部の第1係合板26と切欠き24近傍の第2係合板10との2箇所で確実に固定することができる。しかも、第1ロック部材である揺動レバー12と第2ロック部材である中継レバー27およびスライドレバー28とが、それぞれ本体枠2と前面扉4に振り分けて配設されているため、発射装置11等の大型部品によって本体枠2と前面扉4との間のスペースが狭められていても、当該スペース内に可動部材である揺動レバー12と中継レバー27およびスライドレバー28を無理なく配置することができる。
また、第1ロック部材が支軸13を中心にシーソ動作する揺動レバー12からなり、この揺動レバー12の一端部に第1係合板26と係脱可能な第1フック片(第1作動部)12aが形成されていると共に、第2ロック部材が、揺動レバー12のシーソ動作によって回転する中継レバー27と、この中継レバー27の回転に連動して左右方向へ移動するスライドレバー28とからなり、このスライドレバー28の一端部に第2係合板10と係脱可能な第2フック片(第2作動部)28bが形成されているため、本体枠2側に配設された第1ロック部材(揺動レバー12)から前面扉4側に配設された第2ロック部材(中継レバー27とスライドレバー28)に対して円滑かつ確実に動力伝達することができる。
また、本体枠2の下側隅部にスピーカ19が配置されると共に、前面扉4のヒンジ3側の隅部にスピーカ19を露呈させる円弧状の切欠き24が形成されており、この切欠き24の周縁内側で第2ロック部材であるスライドレバー28の第2フック片28bが第2係合部である第2係合板10と係脱するようになっているため、本体枠2の下側隅部に大型のスピーカ19を配置するという斬新なデザインを実現した上で、ヒンジ3から離れた切欠き24近傍の浮きを防止して前面扉4を本体枠2に対して確実に固定することができる。
なお、上記実施形態例では、本体枠2の下側隅部に大型のスピーカ19を配置した弾球遊技機について説明したが、本体枠2の下側隅部にスピーカ以外の突出物を配置すると共に、前面扉4のヒンジ3側の隅部にこの突出物を露呈させる切欠きを形成しても良く、このような弾球遊技機についても本発明は適用可能である。
また、上記実施形態例では、第1ロック部材をシーソ動作可能な揺動レバー12で構成すると共に、第2ロック部材を回転可能な中継レバー27とスライド可能なスライドレバー28とで構成した場合について説明したが、第1ロック部材と第2ロック部材を他のリンク機構等によって構成することも可能であり、要は、鍵18の開錠動作に連動してロック位置からアンロック位置へ移動する第1ロック部材が本体枠2に配設され、この第1ロック部材に連動してロック位置とアンロック位置との間を移動する第2ロック部材が前面扉4の裏面側に配設されていれば良い。
また、上記実施形態例では、下側隅部に切欠き24が形成された前面扉4に透明板5や操作ハンドル23等を一体的に設け、このような一体構造の前面扉4によって遊技盤6や設置部2aを含めた本体枠2の前面を覆うようにした弾球遊技機について説明したが、透明板5側を覆う上部前面扉(ガラス扉)と設置部2a側を覆う下部前面扉(前面ボード)という上下に2分割された分割タイプの前面扉を用い、この下部前面扉の下側隅部に切欠き24を形成した弾球遊技機についても本発明は適用可能である。
1 機枠
2 本体枠
2a 設置部
3 ヒンジ
4 前面扉
4a 開口
4b 凹部
5 透明板
6 遊技盤
9 払出口
10 第2係合板(第2係合部)
11 発射装置
12 揺動レバー(第1ロック部材)
12a 第1フック片(第1作動部)
12b 駆動部
13 支軸
14 スプリング
15 シリンダ錠
15a 鍵穴
16 施錠装置
17 前部施錠杆
18 鍵
19 スピーカ
23 操作ハンドル
24 切欠き
26 第1係合板(第1係合部)
27 中継レバー(第2ロック部材)
27a 軸部
27b 受部
27c 連結ピン
28 スライドレバー(第2ロック部材)
28a 長孔
28b 第2フック片(第2ロック部材)
29 スプリング

Claims (3)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、これら遊技盤と発射装置が取り付けられた本体枠と、この本体枠の前面に一側部を軸着して開閉自在に取り付けられた前面扉と、この前面扉の他側部を前記本体枠に対して施錠する施錠装置と、前記前面扉に取り付けられて前記発射装置の発射強度を調整する操作ハンドルとを備え、前記施錠装置の鍵穴に差し込んだ鍵を一方向へ回動することによって前記前面扉が開錠される弾球遊技機において、
    前記本体枠に前記鍵の開錠動作に連動してロック位置からアンロック位置へ移動する第1ロック部材を配設し、この第1ロック部材をロック位置で前記前面扉に設けた第1係合部と係合させると共に、前記前面扉に前記第1ロック部材に連動してロック位置とアンロック位置との間を移動する第2ロック部材を配設し、この第2ロック部材をロック位置で前記本体枠に設けた第2係合部と係合させたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1の記載において、前記第1ロック部材が支軸を中心にシーソ動作する揺動レバーからなり、この揺動レバーの一端部に前記第1係合部と係脱可能な第1作動部が形成されていると共に、前記第2ロック部材が、前記揺動レバーのシーソ動作によって回転する中継レバーと、この中継レバーの回転に連動してスライドするスライドレバーとからなり、このスライドレバーの一端部に前記第2係合部と係脱可能な第2作動部が形成されていることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1または2の記載において、前記本体枠の下側隅部にスピーカが配置されると共に、前記前面扉の軸着側の隅部に前記スピーカを露呈させる切欠きが形成されており、この切欠きの近傍位置で前記第2ロック部材が前記第2係合部と係脱されることを特徴とする弾球遊技機。
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