JP3989288B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技機、例えばパチンコ機等の弾球遊技機では、矩形状の外枠と、この外枠の前側に着脱及び開閉自在に枢着される前枠とで遊技機本体が構成されている。遊技機本体を遊技ホールに設置する際には、遊技機本体の外枠を遊技島側の装着枠に嵌め込み、外枠の内側から装着枠に対して釘等を打ち込んで固定するようになっている。
【0003】
パチンコ機等の前枠には、例えば遊技盤、その遊技盤側に遊技球を発射する発射手段、賞球の払い出し手段、各種の遊技制御を行う制御基板等、遊技機の主要構成部分のほとんどが設けられており、その中でも、制御基板等、遊技の進行や利益の還元に関する構成部分は前枠の裏側に装着されている。また、前枠には、外枠側に閉じたときに外枠側の被係合部に係合し且つ前枠の前側からの鍵操作によりその係合を解除できる施錠手段が設けられており、鍵を持たない一般の遊技者は前枠を開放できないようになっている。
【0004】
遊技中にエラーが発生した場合や、設定変更が必要な場合等は、遊技店員が鍵操作により前枠を開放して前枠の裏側にアクセスし、エラー解除や設定変更等の作業を行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の遊技機の施錠手段は、開閉体(前枠)を閉じたときに枠(外枠)側の被係合部に係合する係合手段が、鍵操作の有無に関係なく係合解除方向に移動可能となっているため、例えば前枠を閉じた状態でも、前枠と外枠との隙間に針金等の細長状の物を挿入して係合部を直接係合解除方向に動かすことも不可能ではなかった。即ち、悪意をもった者が鍵を用いることなくワンアクションで開閉体(前枠)を開放することも可能であり、セキュリティ面において必ずしも十分であるとは言えなかった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、遊技機本体の前側の開閉体を不正に開放する行為を効果的に防止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、遊技機本体1の前側に開閉可能に枢着された第1開閉体3と、該第1開閉体3を閉状態で施錠する施錠手段82とを備え、該施錠手段82は、前記第1開閉体3が閉状態のときに前記遊技機本体1側の被係合部90に係合し且つ前記遊技機本体1の前側からの所定の解除操作により解除方向に動作する第1開閉体施錠機構83を備えた遊技機において、前記第1開閉体施錠機構83の前記解除方向への動作を阻止する阻止状態と、前記第1開閉体施錠機構83の前記解除方向への動作を許容する阻止解除状態とに切り替え可能に構成されると共に、前記第1開閉体3とは別の第2開閉体6を開放した状態で、前記遊技機本体1の前側から前記阻止状態/阻止解除状態の切り替え操作が可能に構成された解除阻止手段105と、前記第2開閉体6に設けられ且つ該第2開閉体6を閉じたときに前記阻止状態にある前記解除阻止手段105の阻止解除方向側の面に略当接若しくは近接して前記解除阻止手段105の前記阻止状態から前記阻止解除状態への切り替えを阻止する解除防止手段121とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図12は本発明をパチンコ機として具現化した第1の実施形態を例示している。図1〜図3において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側を覆う前枠(第1開閉体)3とを備えている。前枠3は、左右方向の一端側、例えば向かって左側の端部に設けられた上下一対のヒンジ4によって、外枠1の前側に着脱及び開閉自在に枢着されている。
【0009】
5はガラス扉(第3開閉体)、6は前面開閉板(第2開閉体)で、これらは前枠3の窓孔7に対応して上下に配置され、左右方向一端側、例えばヒンジ4と同じ側のヒンジにより前枠3に開閉自在に枢着されている。8は発射用の遊技球を貯留する上皿で、前面開閉板6の前側に装着され、上皿カバー9により覆われている。
【0010】
また、10は余剰球等を貯留する下皿、11は灰皿で、これらは前面開閉板6の下側で前枠3の前側に左右に配置され、下皿カバー12により覆われている。13は遊技盤で、前枠3の窓孔7に対応するように、前枠3の裏側の遊技盤装着枠14に裏側から着脱自在に装着され、窓孔7の下部側で前枠3の裏側に装着された支持板15により下側から支持されている。
【0011】
16は発射手段で、下皿10の一側で前枠3の前側に装着された発射ハンドル17と、支持板15の前側に装着された発射レール18と、前枠3の裏側に配置された発射モータ19及び打撃槌20等を備え、発射ハンドル17を操作したときに、発射モータ19により打撃槌20が作動して、前面開閉板6の裏側に装着された球送り手段21により発射レール18上に1個ずつ供給される遊技球を遊技盤13側に発射させるようになっている。
【0012】
遊技盤13の前側には、発射手段16により発射された遊技球を案内するガイドレール22が環状に配置され、そのガイドレール22の内側の遊技領域には、液晶表示手段、可変式入賞手段、大入賞手段、普通入賞手段、通過ゲート等の各種遊技部品が配置されている。
【0013】
遊技盤13の裏側には、図2に示すように、その液晶表示手段等の遊技部品を裏側から覆う裏カバー23が装着されている。裏カバー23の裏側には、主制御基板24を収納する主基板ケース25、ランプ表示制御基板26を収納するランプ表示基板ケース27、音声制御基板28を収納する音声基板ケース29等が着脱自在に装着されている。
【0014】
遊技盤装着枠14は門形状であって、前枠3の窓孔7に沿って前枠3の裏側に固定され、この遊技盤装着枠14の下端部間に、前面開閉板6の裏側に対応するように支持板15が前枠3の裏側に固定されている。遊技盤装着枠14には、遊技盤13を裏側から押圧して固定するように、裏機構板31が左右方向一端側、例えばヒンジ4と同じ側のヒンジ32により開閉自在に枢着され、複数、例えば4個の締結具33により遊技盤装着枠14に締結されている。
【0015】
裏機構板31には、その中央部に裏カバー23が嵌合する開口部34が形成され、この開口部34の上側に遊技球タンク35とタンクレール36が、左右一側に払い出し手段37が、下側に通路ユニット38と設置部39とが夫々設けられており、遊技球が大入賞手段等に入賞したとき、或いは図外の自動球貸し機から球貸し指令があったときに、遊技球タンク35内の遊技球をタンクレール36を経て払い出し手段37により払い出し、その遊技球を通路ユニット38を経て上皿8等に案内するようになっている。
【0016】
設置部39には、払い出し制御基板40を収納する払い出し基板ケース41と、電源基板42を収納する電源基板ケース43とが裏側から着脱自在に取り付けられている。なお、大入賞手段等に入賞して遊技盤13の裏側に案内された遊技球は、裏カバー23の下部で集められ、裏機構板31側の回収通路を経て島側に排出されるようになっている。
【0017】
支持板15は例えば合成樹脂製であって、図3に示すように、遊技盤13を下側から支持する遊技盤支持部51、この遊技盤支持部51の前縁側から上方に突設して設けられた左右一対の起立板部52、払い出し手段37から払い出された遊技球を上皿8側に案内する案内通路53、ファール球を下皿10側に案内するファール球回収通路54、前面開閉板6を開いたときに案内通路53から零れた遊技球を下皿10側に案内する零れ球回収通路55、裏側からスピーカが装着されるスピーカ装着部56等が一体に形成されている。
【0018】
また、支持板15の前側には、発射レール装着板57を介して発射レール18が着脱自在に装着されている。発射レール18は、その上流端側が打撃槌20の槌先に対応し且つ下流端側がガイドレール22側を向くように左上がりの傾斜状に配置されている。また、発射レール18の上流端側には、その上側に、遊技球を発射位置で保持する遊技球保持手段58が、打撃槌20の槌先通過用の隙間を空けて配置されている。
【0019】
更に、支持板15の右端側には、前枠3の縦枠部59に隣接して、前後に連通する操作開口部60が設けられている。
【0020】
ガラス扉5は、図4に示すように、扉枠61と、この扉枠61を前側から覆う例えば合成樹脂製の扉カバー62と、扉枠61の裏側に固定されたガラス保持レール63と、このガラス保持レール63により保持された例えば2枚のガラス板64とを備えている。
【0021】
扉枠61は、例えば板金材を折り曲げて構成した板金製であって、図4に示すように、遊技盤13の遊技領域に対応する開口部65が形成されており、その内外縁部には後方に折り曲げられた折り曲げリブ66が設けられている。これにより、ガラス扉5を閉じた状態では、遊技盤13における遊技領域の外側の部分が、扉枠61及びその前側の扉カバー62により前側から覆われた状態となる。
【0022】
前面開閉板6は、図4に示すように、前枠3に開閉自在に枢着された例えば板金製の台板71を備えており、この台板71の前側に上皿8と上皿カバー9とが装着されている。台板71の裏側には、打撃槌20の動作と連動して上皿8内の遊技球を発射レール18上に1個ずつ供給する球送り手段21と、発射レール18の前側を覆うレールカバー部材72とが装着されている。台板71の上縁部には、ガラス扉5の扉枠61の下縁側の折り曲げリブ66が前側から嵌合する嵌合受け部73が一体に形成されており、ガラス扉5を開いた状態(図5(a))でなければ前面開閉板6を開く(図5(b))ことができないようになっている。
【0023】
また、前面開閉板6には、前枠3側に閉じたときに前枠3側の被係合具に係合する係合手段(図示省略)と、この係合手段の係合を解除するための解除操作手段6aとが設けられており、この解除操作手段6aはガラス扉5を開いた状態(図5(a))でのみ遊技機本体1の前側から操作可能となっている。
【0024】
なお、前面開閉板6は、前枠3側に閉じたとき、支持板15の前側の遊技盤支持部51、案内通路53、ファール球回収通路54、零れ球回収通路55、スピーカ装着部56、発射レール18、操作開口部60等を前側から覆うようになっている。
【0025】
前枠3の左右両側の縦枠部59には、例えば合成樹脂製の前枠カバー81が前面に装着されており、向かって右側の縦枠部59には施錠手段82が配置されている。施錠手段82は、図6,図7等に示すように、前枠3側の施錠及びその解除を行う前枠施錠機構(第1開閉体施錠機構)83と、ガラス扉5側の施錠及びその解除を行うガラス扉施錠機構84と、外部からの鍵操作により前枠施錠機構83及びガラス扉施錠機構84の施錠解除操作を行う施錠操作機構85と、それら前枠施錠機構83、ガラス扉施錠機構84、及び施錠操作機構85を前枠3の裏側で支持する支持部材86とを備えている。
【0026】
支持部材86は、縦長状の固定板87及び支持案内板88とを断面L型状に一体的に備え、支持案内板88が前枠3の右側の縦枠部59の裏側から後方に起立し且つ遊技盤装着枠14の右側の縦枠部に沿うように上下方向に配置され、固定板87が前枠3の裏側にネジ等の固定手段により着脱自在に固定されている。
【0027】
支持部材86の支持案内板88には、図6に示すように、その上下方向略中央部分に遊技盤装着枠14側に膨出する膨出部89が形成されており、その膨出部89は遊技盤装着枠14の側面側に設けられた開口部14aに外側から嵌合している。
【0028】
前枠施錠機構83は、支持案内板88に左右方向の回転軸91aにより軸着され且つ外枠2側の被係合具(被係合部)90に前側から係脱自在な上下一対の係合部材(係合手段)91と、支持案内板88に対して上下方向摺動自在に支持され且つ係合部材91を上下に連動連結する縦長状の連動板(連動手段)92と、この連動板92を施錠方向、例えば下向きに付勢するバネ部材93とを備え、前枠3を閉じた時に、係合部材91が被係合具90に係合して前枠3を施錠するようになっている。
【0029】
係合部材91は、図7及び図12に示すように、その後端側上部に係合爪91bを備え、前端側近傍で且つ回転軸91aよりも前側のピン結合部91cにおいて連動板92とピン結合されている。これにより、係合部材91は被係合具90との係合を解除する際には後端側が下がる方向に回動し(図7(a)→(b))、その係合部材91の係合解除動作に伴って連動板92がバネ部材93の付勢力に抗して上向きに移動するようになっている。
【0030】
連動板92には、例えばその下端部近傍に、係合受け部94が、例えば後ろ向きの突起状に設けられている。係合受け部94の上縁側は、その後部側が略水平に形成されており、その前側が連動板92の後縁側に滑らかに連結するようにR状に形成されている。
【0031】
なお、支持案内板88には、係合部材91の係合位置に対応する位置で連動板92の下向き移動を規制する規制部88aが、例えば連動板92の下端部に対応して突起状に設けられている。
【0032】
また、支持案内板88の下端部後側には、左右方向の軸廻りに回動自在の車輪88bが設けられている。車輪88bは、前枠3を閉じる際、例えば下側の被係合具90に一体的に設けられた案内板90a上に乗り上げることにより、自重により垂れ下がった前枠3の開閉端側を押し上げると共に、前枠3を閉じた状態では、施錠手段82側の垂れ下がりを防止して係合部材91が被係合具90に完全に係合した状態を維持するようになっている。
【0033】
ガラス扉施錠機構84は、図6に示すように、ガラス扉5側の被係合具(図示省略)に係脱自在な係合部材95と、支持案内板88により上下方向摺動自在に支持され且つ係合部材95を上下に連動連結する縦長状の連動板96と、この連動板96を施錠方向、例えば上向きに付勢するバネ部材(図示省略)とを備え、ガラス扉5を閉じた時に、係合部材95が被係合具に係合してガラス扉5を施錠するようになっている。係合部材95は被係合具との係合を解除する際には下向きに移動し、その係合部材95の係合解除動作に伴って連動板96がバネ部材の付勢力に抗して下向きに移動するようになっている。
【0034】
前枠施錠機構83側の連動板92とガラス扉施錠機構84側の連動板96とは、支持案内板88の一側、例えば遊技盤装着枠14と反対側に、連動板96,92の順で重ねて取り付けられている。また、前枠施錠機構83の連動板92には係合孔97が、ガラス扉施錠機構84の連動板96には係合孔98が、夫々支持案内板88の膨出部89に対応して設けられている。
【0035】
施錠操作機構85は、図6及び図7に示すように、錠本体101と、この錠本体101の後端側に設けられ且つ錠本体101の鍵操作に応じて前後方向軸廻りに回動可能な回動操作部材102とを備え、錠本体101の前端部を前枠カバー81の開口孔81aから前枠3の前側に露出し、且つ回動操作部材102を前枠3の裏面側に配置した状態で、支持案内板88の膨出部89に対応して固定板87の裏側から取付基部103を介して前枠3の裏側に着脱自在に固定されている。
【0036】
回動操作部材102は、前枠施錠機構83用の係合片102aとガラス扉施錠機構84用の係合片102bとを一体的に備え、それら係合片102a,102bは、錠本体101側の鍵操作に応じて正逆方向に回動したときに、各連動板92,96の係合孔97,98に夫々係合して各連動板92,96を解除方向に移動させるようになっている。
【0037】
即ち、遊技機本体1の前側から錠本体101に鍵を挿入し、例えば時計回りに回転させると(遊技機本体1の前側からの所定の解除操作の一例)、それに伴って回動操作部材102も時計回り(図6の矢印Xの方向)に回動し、係合片102aが上向きに移動して係合孔97に係合し、連動板92を上向きに押し上げる。これにより、係合部材91が解除方向に回動して被係合具90との係合が解除され、前枠3を開放可能な状態となる。
【0038】
一方、鍵を反時計回りに回転させると、それに伴って回動操作部材102も反時計回り(図6の矢印Yの方向)に回動し、係合片102bが下向きに移動して係合孔98に係合し、連動板96を下向きに押し下げる。これにより、係合部材95が解除方向に移動して被係合具との係合が解除され、ガラス扉5を開放可能な状態となる。
【0039】
支持板15の裏側右端部には、図7〜図12に示すように、前枠施錠機構83の係合受け部94に対応して前枠ロック機構104が設けられている。前枠ロック機構104は、解除阻止部材(解除阻止手段)105と、この解除阻止部材105を支持板15の裏側で左右方向摺動自在に保持する摺動保持手段106と、支持板15に設けられ且つ解除阻止部材105の一部分を前側に露出させる操作開口部60とを備えている。
【0040】
解除阻止部材105は、例えば合成樹脂製で、遊技盤13と略平行で且つ略矩形状の阻止板部108と、遊技盤13と略平行で且つ略矩形状の操作板部109と、阻止板部108の左端部下側と操作板部109の上端部右側とを接続する接続板部110とを一体に備えた略L型に形成されている。
【0041】
阻止板部108には、その右側縁部及びその上下の角部に沿って後側に起立するリブ111が一体に設けられている。また、阻止板部108の下側縁部には、その右端側から上向き及び左向きに所定幅の切り込み112が略L型に形成されており、その切り込み112の下側が片持ち弾性部113となっている。この片持ち弾性部113の自由端側には、下向きの突起部113aが一体に設けられている。また、操作板部109の左側縁部から上側縁部、接続板部110の左側縁部にかけては、前向きに起立する操作部114が一体に設けられている。
【0042】
摺動保持手段106は、支持板15の裏側に突出状に設けられ且つ互いに向かい合う左右方向の案内面を備えた上下一対の案内レール115と、案内レール115間に配置された解除阻止部材105を後側から押さえて保持する押さえ部材116とを備えている。
【0043】
案内レール115は、その上下方向の間隔が阻止板部108の上下幅と略等しく、また支持板15の裏面側からの後方への突出量は阻止板部108の板厚と略等しくなっている。また、下側の案内レールは、その上面側(阻止板部108との摺動面)が、係合位置にある係合受け部94の上縁側と略同じ高さ位置に設けられている。
【0044】
更に、案内レール115の上下には、押さえ部材116をネジ止め等により固定するための固定基部115aが一体に形成されている。また、下側の案内レール115の上縁側には、阻止板部108側の突起部113aが係合可能な凹入部115bが形成されている。
【0045】
押さえ部材116は、例えば矩形板状で、その上部及び下部には、案内レール115側の上下の固定基部115aに対応して例えば円弧状の位置決めリブ116aが前向きに立設されており、案内レール115間に解除阻止部材105の阻止板部108を配置した状態で、その後側から上下の位置決めリブ116aを夫々上下の固定基部115aに嵌合させ、裏側から固定基部115aにネジ止め等により着脱自在に固定されている。
【0046】
解除阻止部材105は、阻止板部108の上下を案内レール115に、前後を支持板15と押さえ部材116とに夫々挟まれ、左右方向摺動自在に保持される。このとき、操作板部109側の操作部114は操作開口部60を介して支持板15の前側に突出した状態となり、前面開閉板6を解放した状態であれば、遊技機本体1の前側からその操作部114を左右に操作することにより解除阻止部材105を左右に摺動させることができる。
【0047】
操作部114を操作して解除阻止部材105を右方向に移動させると、図9に実線で示すように、操作板部109の右側縁部が下側の案内レール115の左端部に当接する位置で右方向への摺動が規制される。このとき、阻止板部108の右端側が連動板92側に突出して係合受け部94の上縁側に係合し、この連動板92の解除方向(上向き)への移動を阻止する阻止状態となる。また、この阻止状態では突起部113aが凹入部115bに係合して、解除阻止部材105がその位置で位置決めされる。
【0048】
また、操作部114を操作して解除阻止部材105を左方向に移動させると、図9に2点鎖線で示すように、操作部114の少なくとも一部が操作開口部60の右側縁部に当接する位置で左方向への摺動が規制される。このとき、阻止板部108の右端側が連動板92側から退去して、係合受け部94の上縁側との係合が解除され、連動板92の解除方向(上向き)への移動が許容される阻止解除状態となる。また、この阻止解除状態では、突起部113aが下側の案内レール115の左端部に係合して、解除阻止部材105がその位置で位置決めされる。
【0049】
なお、図8〜図11に示すように、解除阻止部材105をその後側から略覆う後カバー体117と、前側から略覆う前カバー体118とを設けてもよい。後カバー体117は、例えば解除阻止部材105と係合受け部94とを後側から略覆うように支持板15の裏側等に着脱可能に装着すればよい。また、前カバー体118は、前面開閉板6を閉じたときに解除阻止部材105の操作部114を前側から覆うように、前面開閉板6の裏側等に装着してもよいし、支持板15の前側に着脱自在に装着してもよい。
【0050】
これら後カバー体117、前カバー体118を設けることにより、例えば前枠3と外枠2との隙間から細長状の物を挿入するなどして解除阻止部材105を操作する不正行為を防止できる。もちろん、後カバー体117、前カバー体118の何れか一方のみを設けてもよいし、両方とも省略してもよい。
【0051】
上記パチンコ機を設置した遊技ホール等では、予め、前枠3を閉じた状態でガラス扉5と前面開閉板6とを共に開放し、操作開口部60を介して支持板15の前側に突出している操作部114を右方向に操作して、解除阻止部材105を阻止状態にセットしておく。これにより、解除阻止部材105の阻止板部108の右端側が連動板92側に突出して係合受け部94の上縁側に係合し、連動板92の解除方向(上向き)への移動が阻止された状態となる。
【0052】
この状態では、例えば連動板92を直接上向きに移動させたり、或いは係合部材91の後端側を直接下向きに移動させることはできず、解除阻止部材105を阻止解除状態に切り替えない限り、係合部材91の被係合具90への係合を解除して前枠3を開放することはできない。
【0053】
この状態で前面開閉板6とガラス扉5とを共に閉じれば、前面開閉板6により操作開口部60及び操作部114が前側から覆われた状態となるため、ガラス扉5と前面開閉板6とを開放しない限り、遊技機本体1の前側から操作部114を操作して解除阻止部材105を阻止解除状態に切り替えることはできない。
【0054】
また、仮に悪意を持った者が前枠3と外枠2との隙間から細長状の物を挿入するなどして連動板92や係合部材91を直接移動させて不正に前枠3を開放しようとしても、従来のように直接前枠3を開放することはできず、その前段階としてガラス扉5、前面開閉板6を開放して解除阻止部材105を阻止解除状態に切り替えるか、或いは解除阻止部材105を直接操作して阻止解除状態に切り替える作業が必要となるため、前枠3の不正開放作業には従来に比べて数倍の時間を要することになり、大きな不正抑止効果が期待できる。
【0055】
遊技店員等が前枠3を開放する際には、遊技機本体1の前側から錠本体101に鍵を挿入し、まず鍵を反時計回りに回転させる。これにより、回動操作部材102が反時計回りに回動し、ガラス扉施錠機構84側の施錠が解除される。即ち、係合片102bが下向きに移動して係合孔98に係合し、連動板96を下向きに押し下げ、係合部材95が解除方向に移動して被係合具との係合が解除され、ガラス扉5を開放可能な状態となる。
【0056】
なお、解除阻止部材105を阻止状態にセットしている状態では、鍵を時計回りに回転させて前枠施錠機構83側を解除させることはできない。
【0057】
ガラス扉5を開放すると、前面開閉板6の解除操作手段6aを操作可能な状態となり、この解除操作手段6aを解除方向に操作すれば、前面開閉板6を開放でき、遊技機本体1の前側から操作部114を左方向に操作して解除阻止部材105を阻止解除状態に切り替えることができる。
【0058】
解除阻止部材105を阻止解除状態に切り替えれば、連動板92の解除方向(上向き)への移動が許容されるため、錠本体101に挿入した鍵を時計回りに回転させて前枠施錠機構83側の施錠を解除し、前枠3を前側に開くことができる。
【0059】
なお、解除阻止部材105を阻止解除状態にしたままで前枠3、前面開閉板6、及びガラス扉5を閉じれば、従来のパチンコ機と同様、ガラス扉5や前面開閉板6を開放することなく鍵を時計回りに回転させて前枠3のみを開放することができる。このように、不正解除防止措置を講じる必要がない場合等には、解除阻止部材を阻止解除状態にセットしておけば、従来と全く同様の状態で使用することも可能である。
【0060】
以上説明したように、本実施形態では、前枠施錠機構83の解除方向への動作を阻止する解除阻止部材105を備えているため、例えば前枠と外枠との隙間から細長状の物を挿入する等の方法で前枠施錠機構83を直接解除方向へ動作させて前枠3の施錠を解除することが不可能となり、遊技機本体1の前側の前枠3を不正に開放する行為を効果的に防止できる。
【0061】
解除阻止手段105は、前枠施錠機構83の解除方向への動作を阻止する阻止状態と、前枠施錠機構83の解除方向への動作を許容する阻止解除状態とに切り替え可能に構成され、前枠3とは別の前面開閉板6を開放した状態で、遊技機本体1の前側から阻止状態/阻止解除状態の切り替え操作が可能であるため、前枠3を開放するためにはまず前面開閉板6を開放することが必要となり、前枠3を不正に開放する際の作業工程の増加による不正抑止効果が期待できる。
【0062】
更に、前面開閉板6は、前枠3及び前面開閉板6とは別のガラス扉5を開放した状態でのみ開放可能となっているため、前枠3を開放するためにはまずガラス扉5、前面開閉板6の順に開放することが必要となり、前枠3を不正に開放する際の更なる作業工程の増加による不正抑止効果が期待できる。
【0063】
前面開閉板6の後方に配置され且つ前枠3の裏側に固定された支持板15の裏側に解除阻止手段105が装着され、支持板15には、解除阻止手段105の操作部114を支持板15の前側に露出させる操作開口部60が設けられ、前面開閉板6は、閉状態で操作開口部60を前側から覆うように構成されているため、前面開閉板6を開放した状態で解除阻止手段105を遊技機本体1の前側から容易に操作できると共に、前面開閉板6を閉じた状態では解除阻止手段105を操作できないように構成できる。
【0064】
前枠施錠機構83は、被係合部90に係合する係合手段91と、この係合手段91の解除方向への動作に連動して所定方向(上向き)に移動する連動手段92とを備え且つ前枠3の裏側に装着され、解除阻止手段105は、連動手段92側に進出して連動手段92上の係合受け部94に係合し、連動手段92の解除方向への移動を阻止する阻止状態と、連動手段92側から退去して連動手段92側の係合受け部94との係合を解除し、連動手段92の解除方向への移動を許容する阻止解除状態とに移動可能な状態で前枠3の裏側に装着されているため、前枠3の不正開放防止構造を簡易な構成で実現できる。
【0065】
図13及び図14は本発明の第2の実施形態を例示し、前面開閉板6(第2開閉体)を閉じた状態で解除阻止部材105の阻止状態から阻止解除状態への切り替えを阻止する解除防止手段121を設けた例を示している。
【0066】
解除防止手段121は、図13に示すように、前面開閉板6の裏側の例えば台板71から後方に向けて突出状に設けられ、例えば上下方向の移動規制板122と、その移動規制板122の下端部側に設けられた左右方向の補強板123とを一体に備えている。
【0067】
解除防止手段121は、解除阻止部材105を阻止状態にセットした状態(図14に実線で示す)で前面開閉板6を閉じたときには、移動規制板122が操作部114の阻止解除方向側の面(左面)に略当接若しくは近接し、解除阻止部材105を阻止解除状態にセットした状態(図14に2点鎖線で示す)で前面開閉板6を閉じたときには、移動規制板122が操作部114の阻止方向側(右側)に位置するように形成されている。即ち、解除防止手段121は、図14に示すように、その移動規制板122が、解除阻止部材105が阻止状態にセットされているときの操作部114の位置と阻止解除状態にセットされているときの操作部114の位置との間に配置されるように設けられている。
【0068】
これにより、解除阻止部材105を阻止状態にセットした状態で前面開閉板6(及びガラス扉5)を閉じれば、解除防止手段121の移動規制板122が解除阻止部材105の阻止解除方向側の面(左面)に略当接若しくは近接して、解除阻止部材105の阻止解除方向への移動を規制した状態となる。
【0069】
この状態では、仮に前枠3と前面開閉板6との隙間から細長状の物を挿入するなどして解除阻止部材105を不正に操作しようとしても解除阻止部材105を操作することは不可能であり、解除阻止部材105を阻止解除状態に切り替えるためには必ずガラス扉5と前面開閉板6とを開放する必要があるため、前枠3の不正開放の抑止効果を更に高めることができる。
【0070】
また、解除阻止部材105を阻止解除状態にセットした状態で前面開閉板6を閉じたときには、移動規制板122が操作部114の阻止方向側(右側)に位置するようになっているため、解除阻止部材105を阻止解除状態にしたままでも前面開閉板6を閉じることができ、第1の実施形態と同様、不正解除防止措置を講じる必要がない場合等には、解除阻止部材105を阻止解除状態にセットしておくことで従来と全く同様の状態で使用することが可能である。
【0071】
なお、解除防止手段121は、必ずしも上下方向の移動規制板122と左右方向の補強板123とで構成する必要はなく、前面開閉板6を閉じた状態で解除阻止部材105の阻止状態から阻止解除状態への切り替えを阻止できる程度の十分な剛性をもったものであればどのような形状でもよい。
【0072】
図15は本発明の第3の実施形態を例示し、解除阻止部材105をガラス扉5の後方に配置した例を示している。本実施形態では、ガラス扉5が第2開閉体に相当する。
【0073】
前枠ロック機構104は、例えば第1の実施形態と略同様に構成され、前枠施錠機構83の上側の係合部材91に対応して、遊技盤装着枠14の裏面側に配置されている。遊技盤13には、その遊技領域よりも外側に開口部(図示省略)が形成されており、前枠ロック機構104の解除阻止部材105は、操作部114をその遊技盤13の開口部を介して前側に露出させている。
【0074】
なお、その操作部114は、ガラス扉5を閉じたときにはそのガラス扉5により前側から覆われ、ガラス扉5を解放した状態であれば、遊技機本体1の前側からその操作部114を左右に操作することにより解除阻止部材105を左右に摺動させることができる。
【0075】
また、裏機構板31には、その前部に前枠ロック機構104に対応する凹入部124が形成されており、裏機構板31を遊技盤装着枠14の裏側に固定したとき、その凹入部124が前枠ロック機構104に後側から嵌合するようになっている。
【0076】
操作部114を操作して解除阻止部材105を右方向に移動させると、阻止板部108の右端側が前枠施錠機構83側に突出して係合部材91に係合し、この係合部材91の解除方向(下向き)への移動を阻止する阻止状態となり、逆に解除阻止部材105を左方向に移動させると、阻止板部108の右端側が前枠施錠機構83側から退去して、係合部材91との係合が解除され、係合部材91の解除方向(下向き)への移動が許容される阻止解除状態となる。
【0077】
このように、解除阻止部材105をガラス扉5の後方に配置し、ガラス扉5を開放した状態で操作可能に構成してもよい。
【0078】
なお、本実施形態では解除阻止部材105を係合部材91に係合させてその係合部材91の解除方向への移動を直接阻止するように構成したが、第1の実施形態のように、例えば連結板92に例えば突出状の係合受け部94を設け、解除阻止部材105を係合受け部94に係合させて係合部材91の解除方向への移動を間接的に阻止するように構成してもよい。
【0079】
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、解除阻止部材(解除阻止手段)105は、支持板15、遊技盤装着枠14の他、裏機構板31、施錠手段82の支持部材86等に装着してもよいし、前枠3の裏側に直接装着してもよい。
【0080】
また、解除阻止部材105は、前面開閉板6、ガラス扉5の後方の他、前面開閉板6の下側の下皿10部分が開閉可能に構成されている場合にはその後方に配置してもよい。また、解除阻止部材105の操作部114を前側に露出させるための操作開口部60を前枠3の所定位置に設け、その操作開口部60の前側を覆う施錠可能な開閉扉を専用に設けてもよい。
【0081】
阻止解除状態にある解除阻止部材105と干渉する部材を所定の開閉体に設ける等により、解除阻止部材105を阻止状態にセットしなければその所定の開閉体を閉じられない構成としてもよい。例えば第2の実施形態を変更して、解除阻止部材105を阻止解除状態にセットした状態で前面開閉板6を閉じようとしたときには、解除防止手段121の移動規制板122が解除阻止部材105の操作部114に前側から当接して施錠できないように構成してもよい。
【0082】
解除阻止部材105を阻止状態、阻止解除状態に切り替え駆動可能なソレノイド等の駆動手段と、この駆動手段を制御する駆動制御手段とを備え、駆動制御手段に対して例えば携帯型のリモコン装置やホール側の制御装置から有線又は無線により制御指令を送信可能として、解除阻止部材105を遠隔操作により切り替え可能に構成してもよい。また、同様に施錠手段82についても遠隔操作可能に構成してもよい。
【0083】
解除阻止部材105を阻止状態で施錠でき且つ例えば鍵操作等により解除可能な施錠手段を設けてもよい。
【0084】
第1の実施形態においても、第2の実施形態と同様、解除阻止部材105を係合部材91に直接係合させて解除方向への移動を阻止するように構成してもよい。
【0085】
係合受け部94は、例えば解除阻止部材105が係合可能な孔、切り欠き、凹部等でもよい。
【0086】
前枠3等の第1開閉体を施錠する第1開閉体施錠機構は、鍵操作により直接解除するものに限らず、どのような解除操作により解除するものであってもよい。例えば、第1開閉体施錠機構を手動で操作するための操作部と、それを前側から覆うカバー体を設け、そのカバー体を鍵操作により開放可能としてもよい。
【0087】
その他、本発明は、パチンコ機以外のアレンジボール機や雀球遊技機等の弾球遊技機の他、スロットマシン等の各種遊技機において同様に実施可能であることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明は,遊技機本体1の前側に開閉可能に枢着された第1開閉体3と、該第1開閉体3を閉状態で施錠する施錠手段82とを備え、該施錠手段82は、第1開閉体3が閉状態のときに遊技機本体1側の被係合部90に係合し且つ遊技機本体1の前側からの所定の解除操作により解除方向に動作する第1開閉体施錠機構83を備えた遊技機において、第1開閉体施錠機構83の解除方向への動作を阻止する阻止状態と、第1開閉体施錠機構83の解除方向への動作を許容する阻止解除状態とに切り替え可能に構成されると共に、第1開閉体3とは別の第2開閉体6を開放した状態で、遊技機本体1の前側から阻止状態/阻止解除状態の切り替え操作が可能に構成された解除阻止手段105と、第2開閉体6に設けられ且つ第2開閉体6を閉じたときに阻止状態にある解除阻止手段105の阻止解除方向側の面に略当接若しくは近接して解除阻止手段105の阻止状態から阻止解除状態への切り替えを阻止する解除防止手段121とを備えているため、遊技機本体の隙間から細長状の物を挿入する等の方法で第1開閉体施錠機構83を直接解除方向へ動作させて第1開閉体3の施錠を解除することが不可能となり、遊技機本体1の前側の第1開閉体3を不正に開放する行為を効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体背面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機のガラス扉と前面開閉板とを取り外した状態での前枠の部分正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す平面図で、ガラス扉のみを開放した状態(a)とガラス扉と前面開閉板とを開放した状態(b)とを示すものである。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す施錠手段の施錠解除動作の説明図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す施錠手段の下部側の部分側面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す前枠ロック機構近傍の拡大背面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す前枠ロック機構近傍の部分断面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す前枠ロック機構近傍の横断面図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示す前枠ロック機構近傍の正面図である。
【図12】本発明の第1の実施形態を示す前枠ロック機構の分解斜視図である。
【図13】本発明の第2の実施形態を示す前枠ロック機構近傍の横断面図である。
【図14】本発明の第2の実施形態を示す前枠ロック機構近傍の正面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態を示す前枠ロック機構近傍の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 遊技機本体
3 前枠(第1開閉体)
5 ガラス扉(第3開閉体、第2開閉体)
6 前面開閉板(第2開閉体)
15 支持板
60 操作開口部
82 施錠手段
83 前枠施錠機構(第1開閉体施錠機構)
90 被係合具(被係合部)
91 係合部材(係合手段)
92 連結板(連動手段)
105 解除阻止部材(解除阻止手段)
114 操作部
121 解除阻止手段

Claims (5)

  1. 遊技機本体(1)の前側に開閉可能に枢着された第1開閉体(3)と、該第1開閉体(3)を閉状態で施錠する施錠手段(82)とを備え、該施錠手段(82)は、前記第1開閉体(3)が閉状態のときに前記遊技機本体(1)側の被係合部(90)に係合し且つ前記遊技機本体(1)の前側からの所定の解除操作により解除方向に動作する第1開閉体施錠機構(83)を備えた遊技機において、前記第1開閉体施錠機構(83)の前記解除方向への動作を阻止する阻止状態と、前記第1開閉体施錠機構(83)の前記解除方向への動作を許容する阻止解除状態とに切り替え可能に構成されると共に、前記第1開閉体(3)とは別の第2開閉体(6)を開放した状態で、前記遊技機本体(1)の前側から前記阻止状態/阻止解除状態の切り替え操作が可能に構成された解除阻止手段(105)と、前記第2開閉体(6)に設けられ且つ該第2開閉体(6)を閉じたときに前記阻止状態にある前記解除阻止手段(105)の阻止解除方向側の面に略当接若しくは近接して前記解除阻止手段(105)の前記阻止状態から前記阻止解除状態への切り替えを阻止する解除防止手段(121)とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第2開閉体(6)は、前記第1開閉体(3)及び前記第2開閉体(6)とは別の第3開閉体(5)を開放した状態でのみ開放可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第1開閉体は矩形状の外枠(2)の前側を開閉自在に覆う前枠(3)であり、前記第2開閉体は前記前枠(3)の前側に開閉自在に装着され且つ発射用の遊技球を貯留する上皿(8)が設けられた前面開閉板(6)であり、前記第3開閉体は前記前枠(3)の前側で且つ前記前面開閉板(6)の上側に配置されたガラス扉(5)であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記第2開閉体(6)の後方に配置され且つ前記第1開閉体(3)の裏側に固定された支持板(15)の裏側に前記解除阻止手段(105)が装着され、前記支持板(15)には、前記解除阻止手段(105)の操作部(114)を前記支持板(15)の前側に露出させる操作開口部(60)が設けられ、前記第2開閉体(6)は、閉状態で前記操作開口部(60)を前側から覆うように構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記第1開閉体施錠機構(83)は、前記被係合部(90)に係合する係合手段(91)と、該係合手段(91)の前記解除方向への動作に連動して所定方向に移動する連動手段(92)とを備え且つ前記第1開閉体(3)の裏側に装着され、前記解除阻止手段(105)は、前記連動手段(92)側に進出して前記連動手段(92)上の係合受け部(94)に係合し、前記連動手段(92)の前記解除方向への移動を阻止する前記阻止状態と、前記連動手段(92)側から退去して前記連動手段(92)側の前記係合受け部(94)との係合を解除し、前記連動手段(92)の前記解除方向への移動を許容する前記阻止解除状態とに移動可能な状態で前記第1開閉体(3)の裏側に装着されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
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