JP3099121U - 郵便ポスト - Google Patents

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國井 大
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シャーロック株式会社
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Abstract

【課題】
安全かつ確実に施錠、解錠することができ、居住者の交替の際にもキーの変更が可能であり、かつ簡便にでき、しかもポスト前面に突出部のない使い易い郵便ポストを提供する。
【解決手段】
コードカード(13)が内蔵されカードキー(14)の入出によって作動体(16)を施錠、解錠位置へ移動させるカード式錠ユニット(8)を備えており、このカード式錠ユニット(8)をポスト本体(2)の扉(7)に取付け、上記作動体(16)の移動に伴いラッチ(21)を作動させて上記扉(7)を施錠、解錠するようにした。
【選択図】 図3

Description

 本考案は、カード式錠装置を備えた利便性のある郵便ポストに関する。
 郵便ポストは、マンションやアパート等の集合住宅においては、1階の玄関ホールやその他の所定の位置に各居住者の利用に供するために集合させた状態で設置されている。
 このような設置場所は、人の出入りが特に多く、郵便物等の盗難に会ったり、見られたりする機会があるので、これを防止するためにポストには鍵がかけられている。
 この鍵には、通常ダイヤル錠が用いられており、居住者が交替する度にダイヤル錠を交換しているので非常に不経済であった。
 そこで、ダイヤル錠を交換しなくてもよいようにそのダイヤル番号のみを変更するものが考えられている(例えば特許文献1参照)。
 このダイヤル錠は、調整具を用いてダイヤル番号を変更しようとするものであって、この調整具は他のもので代用することができるものであるから、他人によって勝手にダイヤル番号を変えられてしまうおそれがある。
 しかも、ダイヤル錠の場合は、そのダイヤル部分がポスト前面に突出しているために、このダイヤル部分に物を引掛けたり、扉を開いた際にダイヤル部分を隣のポストの前面に当てて傷つけたりしてしまうことがあった。
特開2002−21381号公報(3頁右欄18行〜4頁左欄1行、図4及び図5)
 本考案は、従来の問題点を解決しようとするものであって、安全かつ確実に施錠、解錠することができ、居住者の交替の際にもキーの変更が可能であり、かつ簡便にでき、しかもポスト前面に突出のない、すっきりした利用性の高い郵便ポストを提供しようとするものである。
 本考案は、ポスト本体の扉にコードカードを有するカード式錠ユニットを装着し、カードキーの出し入れによってラッチを作動させ、扉を施錠、解錠するようにしたものであり、カード式錠ユニットのコードカード及びカードキーの交換のみによって錠装置の交換ができるようにしたものである。
 また、コードカードの取り出し方向にカバーを設け、コードカードの不正な抜き取りを防止するようにしたものである。
 本考案は、ポストの扉にカード式錠ユニットを設けているので、カードキーによって扉を簡便に施錠、解錠することができると共に、コードカードとカードキーを交換することによって容易に新たな錠とすることができ、居住者の交替時等にも迅速に対応することができる。
 また、カード式錠装置は、従来のダイヤル錠のようにポストの前面にダイヤル部が突出するものではないから、隣接する他のポストを傷つけたり、これに物を引掛けたりすることがなく、かつ前面がすっきりしていて見映えもよい。
 更に、コードカードの取り出し方向にカバーが設けられているので、コードカードの不正な引抜きを防止することができ、安全である。
 この実施例では、前面に郵便物等の給配物の投入口を有すると共に、後面に居住者が開閉する扉を有しこの扉に錠が装着された、いわゆる前入れ後出しタイプであって、マンション等の集合住宅において用いられる郵便ポストの場合を示している。
 郵便ポスト(1)は、ポスト本体(2)の前面に郵便物等の投入口(3)に設けたフラップ(4)、居住者名の表示部(5)、室番号の表示部(6)を備え、後面に扉(7)、この扉を施錠、解錠するカード式錠ユニット(8)の取付部(9)、居住者名の表示部(10)を備えている。
 扉(7)は、図3に示すようにヒンジ(11)によって開閉可能に形成され、この扉の内側に上記カード式錠ユニット(8)を装着している。
 この場合、カード式錠ユニット(8)はケース(12)に装着され、このケースを扉(7)にネジで固定している。
 このカード式錠ユニット(8)については後に詳記するが、このカード式錠ユニット内に予め挿入されたコードカード(13)と、施錠、解錠の際にカード式錠ユニットに挿入されるカードキー(14)にそれぞれ形成されたコード孔(15)の位置関係によって作動体(16)を施錠位置と解錠位置へ移動可能とするものである。
 なお、上記ケース(12)は、直接扉(7)に溶接したりネジで止めたりしてもよいが、図示の例では、ケース(12)を台座(17)にネジ止めし、その台座に設けた溝(18)にクリップ(19)を係合させて固定している。
 ケース(12)には、図5に示すようにラッチガイド(20)が設けられ、このラッチガイドにラッチ(21)を案内支持している。
 このラッチは、溝(22)を有し、この溝に支軸(23)を係合させ、ラッチを施錠位置と解錠位置の間で移動可能になっている。
 なお、ラッチ(21)とラッチガイド(20)の間にはスプリング(24)が設けられ、ラッチを施錠位置方向へ付勢している。
 上記支軸(23)には、カム(25)が揺動可能に支持され、このカムの一方側に形成したカム溝(26)に、上記カード式錠ユニットの作動体(16)に固定した作動杆(27)を案内し、カムの他方側に設けたカム軸(28)を上記ラッチの切欠カム溝(29)に係合させている。
 従って、カード式錠ユニット(8)にカードキー(14)を挿入し、作動体(16)を移動させると、これに伴いカム(25)を介してラッチ(21)が施錠位置(図5)から解錠位置(図8)へ移動する。
 なお、上記作動杆(27)は、図示の場合ではリング状のスペーサー(64)をネジ(65)止めして軸状に形成しているが、その他の構造のものに形成してもよい。
 ポスト本体(2)の開口部(63)には、図4に示すように上記ラッチ(21)を受けるためのラッチ受け(30)が別途設けられているが、このラッチをポスト本体の開口縁部で受けるようにしてもよい。
 なお、ラッチ(21)が解錠された際は、扉に設けた板バネ(31)によって扉が少し開くようになっている。
 この実施例では、扉に宜ツメ(32)を設け、扉をポスト本体に対し位置決めするようにしている。
 上記ケース(12)には、カバー(33)が設けられ、コードカードが不正に引抜き出されるのを防いでいる。
 なお、実施例では、カバー(33)の一方側をネジ(34)で止め、他方側を案内ピン(35)で止めているが、その他の手段を用いて固定するようにしてもよい。
 次に、図16〜図21を用いて上記カード式錠ユニット(8)について説明する。
 カード式錠ユニット(8)は、ユニット本体(36)と、ユニット本体に対し摺動可能に係合する作動体(16)と、作動体上を被うカバー(37)を有し、実施例では、その作動体(16)は、コードカード(13)を挿入するための凹部(38)を有するコードカード側スライダー(39)と、カードキー(14)を挿入するための凹部(40)を有するカードキー側スライダー(41)を備え、これらの部材が結合して一体的になっている。なお、カードキー(14)の挿入口(59)にはスプリング(60)で閉じる方向に付勢されたシャッター(61)が設けられている。
 上記ユニット本体には、ピン(42)と、このピンを外方へ付勢するバネ(43)を収容する孔(44)が形成されており、この孔に対応して、コードカード側スライダー(39)にはボール(45)と、ピン(46)を収容する孔(47)が、またカードキー側ス
ライダー(41)にはボール(48)を収容する孔(49)がそれぞれ形成されている。
 コードカード側スライダー(39)には、脚部(50)が設けられており、この脚部をユニット本体(36)に形成された溝(51)に挿通し、その脚部端面に作動杆(27)を連結している。
 カードキー(14)とコードカード(13)に形成したコード孔(15)の位置関係により、カード式錠ユニット(8)にコードカード(13)とカードキー(14)を挿入した際、コードカード側スライダー(39)とこれに接するユニット本体(36)の境界面(58)がピン(42)とピン(46)の接触面(52)に一致したときに、コードカード側スライダー(39)とカードキー側スライダー(41)で構成した作動体(16)がユニット本体(36)に対し相対的に移動可能となるようになっている。
 この状態でカードキー(14)を押し込むと、その端面がカードキー側スライダー(41)の凹部端面(53)を押し、図20に示すように作動体(16)が移動する。
 その際、コードカード側スライダー(39)の脚部(50)の一方側端面(54)と他方側端面(55)が上記ユニット本体(36)に形成された溝(51)の内側面(56)に当接して移動量を規制する。
 カードキー(14)を引き戻すと、上記作動体(16)は元の位置へ移動する。
 なお、カードキー(14)とコードカード(13)のコード孔(15)が所定の位置関係にないとき(不正にキーカードを挿入した場合等)は、図21に示すように、コードカード側スライダー(39)とユニット本体(36)の境界面(57)がピン(42)(46)どうし間の接触面(52)に一致しなくなるので作動体は移動できなくなる。
 解錠する際は、上記カードキー(14)を扉(7)の前面にある差込口(66)よりカードキー(14)を差し込んで行う。
 コードカード(13)を交換する際は、扉(7)を開き、カバー(33)のネジ(34)を緩めてカバー(33)を案内ピン(35)から外し、コードカード(13)を抜き取る。
 その際、コードカード(13)の端部に突起(62)を設けておくと、適当な道具を用いてこの突起に引っ掛けて取り出すことができ、取り出し易い。
 上記カード式錠ユニットの作動体(16)とラッチ(21)を連動させる連結部材は上記カム(25)の他、斜面カムを用いたりその他の適宜の連結手段を用いることができる。
 上記郵便ポストを縦横に並べて集合させる場合は、ポスト本体に形成した取付け孔(67)を用いることができる。なお、郵便ポストは一般住宅等にも用いることができ、その際、例えばポスト本体の一方の側のみ(先入れ先出しタイプ)を用い、これに扉(7)、カード式錠ユニット(8)、投入口(3)、フラップ(4)、氏名表示部(5)を設けるようにすることができる。
郵便物投入口側より見た斜面図である。 カード式錠ユニット取付側より見た斜面図である。 扉を開いた状態を示す斜面図である。 ラッチ受け部を示す拡大端面図である。 ラッチの施錠状態を示す拡大正面図である。 図5における底面図である。 図5における左側面図である。 ラッチの解錠状態を示す拡大正面図である。 ケースにカムを取付けた状態を示す拡大正面図である。 図9における底面図である。 カムの拡大正面図である。 ラッチガイドの拡大正面図である。 図12の右側面図である。 カムの拡大正面図である。 図14の右側面図である。 カード式錠ユニットのシャッター取付状態を示す拡大斜面図である。 カード式錠ユニットの施錠状態を示す拡大底面図である。 図17における解錠状態を示す拡大底面図である。 カード式錠ユニットの施錠状態を示す拡大断面図である。 カード式錠ユニットの解錠状態を示す拡大断面図である。 カード式錠ユニットが解錠できない状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
  2  ポスト本体
  4  フラップ
  7  扉
  8  カード式錠ユニット
 12  ケース
 13  コードカード
 14  カードキー
 15  コード孔
 16  作動体
 21  ラッチ
 25  カム
 27  作動杆
 30  ラッチ受け
 33  カバー

Claims (4)

  1.  交換可能なコードカードが内蔵されカードキーの入出によって作動体を施錠、解錠位置へ移動させるカード式錠ユニットを備え、このカード式錠ユニットをポスト本体の扉に設け、上記作動体の移動に伴いラッチを作動させて上記扉を施錠、解錠するようにした郵便ポスト。
  2.  扉に固定したケースにカード式錠ユニットを装着し、ポスト本体の開口部に設けたラッチ受けに係合するラッチを上記ケースに摺動可能に支持し、このラッチを施錠、解錠位置へ移動させるようラッチとカード式錠ユニットの作動体を連動させる連結部材を設けた請求項1に記載の郵便ポスト。
  3.  連結部材は、カード式錠ユニットを支持するケースに揺動可能に支持したカムを有し、このカムを介して作動体とラッチをその移動方向がほぼ直交するように連結した請求項1または2に記載の郵便ポスト。
  4.  扉に固定したケースにコードカードの取り出しを阻止するカバーを設けた請求項1〜3のいずれかに記載の郵便ポスト。
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