JP5200811B2 - 液面検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液面位置の変動に伴って摺動部が電極上を摺動する液面検出装置に関するものである。
液面検出装置として、例えば、自動車の燃料タンクに貯蔵される燃料の液面位置を監視するため、液面位置の変動に伴って摺動部が電極上を摺動する電気抵抗式の液面検出装置が利用されている。
電気抵抗式の液面検出装置は、並列する複数の電極と、電極と電気接続された電気抵抗体とが形成された回路基板と、燃料の液面位置の変動に伴って、所定の回転中心を中心とする円弧に沿って電極上を摺動する摺動部と、を備える。電極において摺動部が摺動する摺動領域に電気抵抗体を形成しないで、摺動部を、摺動領域において電極上を摺動させつつ電極と電気接続させ、複数の電極のうち摺動部が電気接続している電極に応じて、電気抵抗体と電極と摺動部とによって生じる電気抵抗値が変動するように構成されている。
このような電気抵抗式の液面検出装置では、電極や電気抵抗体や摺動部を、燃料に浸漬させる構成となっているため、ガソリン等の燃料中の硫黄分により電極の硫化が生じるおそれがある。摺動領域において電極の硫化が生じれば、摺動部と電極の接触電気抵抗が大きくなるため、液面検出装置の性能が低下する。このため、摺動領域の電極に保護層を被覆して硫化が生じないようにする技術が開示されている(特許文献1を参照)。
特開2004−93313号公報
電気抵抗式の液面検出装置では摺動領域を除いた電極においても、燃料に露出している部分が多く存在し、燃料中にアルコール・水分がある場合、燃料に露出している電極の内、正電圧側の電極に電食が生じるおそれがある。これは、燃料中にアルコール・水分がある場合、正電圧側の電極から溶出した金属イオンが、正電圧側の電極と接地側の電極の間で生じている電界により、接地側の電極に引っぱられるからである。接地側の電極に引っぱられた金属イオンは、接地側の電極から電子を受け取って金属として付着するため、正電圧側の電極が腐食(いわゆる電食)して、液面検出装置の性能が低下するおそれが生じている。
上述の保護層またはガラス層を形成して、摺動領域を除いた領域の電極を、燃料に露出しないようにすれば、この領域の電極の電食を抑えることができる。しかしながら、保護層またはガラス層を形成する新たな工程を必要とするため、液面検出装置の製造コストが上昇するという問題が生じる。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、液面検出装置の製造コストの上昇を抑えて、電極の電食による液面検出装置の性能低下を抑えることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成する為に以下の技術的手段を採用する。
請求項1の発明によれば、並列する複数の電極と、電極と電気接続された電気抵抗体とが形成された回路基板と、液面位置の変動に伴って、所定の回転中心を中心とする円弧に沿って電極上を摺動する摺動部と、を備え、電極において摺動部が摺動する摺動領域には電気抵抗体を形成しないで、摺動部を、摺動領域において電極上を摺動させつつ電極と電気接続させ、複数の電極のうち摺動部が電気接続している電極に応じて、電気抵抗体と電極と摺動部とによって生じる電気抵抗値が変動するように構成された液面検出装置において、電極において電気抵抗体によって被覆される被覆領域を、摺動領域に隣接するまで広げており、被覆領域のうち第1領域では、互いに隣接する電極を被覆する電気抵抗体が、互いに隣接する電極の間で連続して形成され、被覆領域のうち第1領域を除いた第2領域では、互いに隣接する電極を被覆する電気抵抗体が、互いに隣接する電極の間で互いに分離されて形成されており、印刷によって第2領域の電気抵抗体と共に形成された第1領域の電気抵抗体は、互いに隣接する電極の間でレーザートリミングによって部分的に除去されていることを特徴とする。
この構成によれば、電極において電気抵抗体によって被覆される被覆領域を、摺動領域に隣接するまで広げているため、電気抵抗値を生じさせるための電気抵抗体と摺動領域の間の領域の電極は、検出対称の液体に対して露出しないようになっている。このため、この液体中にアルコール・水分がある場合に、この間の領域の電極の電食を抑えることができるため、電極の電食による液面検出装置の性能低下を抑えることができる。
また、この構成によれば、電気抵抗値を生じさせるための電気抵抗体と摺動領域の間の領域の電極を、電気抵抗体によって被覆しているため、電気抵抗値を生じさせるための電気抵抗体を形成する工程で、この間の領域の電極を被覆できる。このため、この間の領域の電極を被覆するために、新たな工程を必要としない。
したがって、液面検出装置の製造コストの上昇を抑えて、電極の電食による液面検出装置の性能低下を抑えることができる。
さらに、この構成によれば、被覆領域において第1領域では、互いに隣接する電極を被覆する電気抵抗体が、互いに隣接する電極の間で連続して形成されているため、第1領域の電気抵抗体は、電気抵抗値を生じさせる電気抵抗体となっている。このため、摺動部が電気接続している電極と電気抵抗値との関係を、所望の関係にするように、つまり、所望のセンサ特性値を得るように、第1領域を所望の領域に設定することができる。
一方、この構成によれば、被覆領域のうち第1領域を除いた第2領域では、互いに隣接する電極を被覆する電気抵抗体が、互いに隣接する電極の間で互いに分離されて形成されているため、第2領域の電気抵抗体は、電気抵抗値と無関係な電気抵抗体となっている。このため、第1領域と独立に、第2領域を所望の領域に設定することが可能となる。
したがって、液面検出装置のセンサ特性値とは独立に、所望の領域の電極の電食を抑えることができる。
請求項の発明によれば、第1領域では、電極は、直線状に形成されていることを特徴とする。
ここで、第1領域において、互いに隣接する電極の間に形成されている電気抵抗体を、部分的に、レーザー照射によって除去することによって、液面検出装置のセンサ特性値を調整(レーザートリミング)する。この構成によれば、第1領域において電極が直線状に形成されているため、レーザートリミングのためのレーザー照射を、直線状で行なうことができるため、上述の効果を得ることができる液面検出装置において、レーザートリミングを効率的に行なうことができる。
請求項の発明によれば、第1領域では、電極は、互いに平行に配置されていることを特徴とする。
このため、レーザートリミングのためのレーザー照射を、互いに平行な直線状で行なうことができるため、上述の効果を得ることができる液面検出装置において、レーザートリミングをより効率的に行なうことができる。
以下、本発明による液面検出装置を、自動車に搭載される燃料レベルゲージに適用した場合を例に図面に基づいて説明する。なお、図中の互いに同一若しくは均等である部分に、同一符号を付している。
図1に示す燃料レベルゲージ10は、燃料FUの液面位置F1,F2を検出するものであり、燃料タンク内に配設されたサブタンクに取付けられている。燃料レベルゲージ10は、本体部15と、燃料FUの液面に浮くフロート11と、本体部15に対して回動可能な回転部13と、フロート11と回転部13とを連結してフロート11の上下運動を回転部13の回転運動に変換するアーム12とを備えている。本体部15には、電極2と電気抵抗体3が形成されたセラミック基板1が固定され、回転部13には、電極2と電気的に接続されつつ電極2上を摺動する摺動部14が固定されている。
図1は、燃料FUの液面位置F1が、燃料タンクにおいて最低位状態(ほぼ空状態)を示し、液面位置F2が最高位状態(満タン状態)を示し、液面位置F2のフロート11およびアーム12を2点鎖線で示す。燃料FUが液面位置F1、F2の間で変化すると、それに連動してフロート11が上下運動し、回転部13は、本体部15に対して所定の回転範囲内で回転中心C0を中心として回転する。
回転部13の回転に伴って、摺動部14は、回転中心C0を中心とする円弧に沿って電極2上を摺動する。図1と図2に示す摺動部14は、後述する第1電極21上を摺動する第1摺動部141と、後述する第2電極22上を摺動する第2摺動部142と、摺動部141,142を電気接続する接続部143とを備え、導電性の金属から形成されている。
図2に示すセラミック基板1において、電極2は、正電圧用のターミナル161が電気接続されて正電圧が印加されている第1電極21と、接地用のターミナル162が電気接続されて接地されている第2電極22を備える。第1電極21は、互いに等間隔で並列する複数の第1電極21からなり、第2電極22は、櫛歯状の電極として形成されている。電極21,22は、銀(Ag)とパラジウム(Pd)とガラスフリット等からなるペーストをセラミック基板1に印刷・焼付けして厚膜状に形成されている。
なお、第2電極22を櫛歯状に形成して凹部23を設けている理由は、第2摺動部142が第2電極22上を摺動することによって生じる磨耗物を、凹部23を通して外側へ円滑に流出させるためである。第1電極21でも、第1摺動部141が第1電極21上を摺動することによって生じる磨耗物は、互いに隣接する第1電極21の間を通して外側へ円滑に流出できるようになっている。
図2と図3に示す、第1電極21において第1摺動部141が摺動する摺動領域A1には、電気抵抗体3を形成しないで、第1摺動部141を、摺動領域A1において第1電極21上を摺動させつつ第1電極21と電気接続させるようにしている。第1電極21において電気抵抗体3によって被覆される被覆領域A2を、摺動領域A1に隣接するまで広げている。
被覆領域A2において第1領域A3では、互いに隣接する第1電極21を被覆する電気抵抗体3が、互いに隣接する第1電極21の間で連続して形成され、被覆領域A2のうち第1領域A3を除いた第2領域A4では、互いに隣接する第1電極21を被覆する電気抵抗体3が、互いに隣接する第1電極21の間で互いに分離されて形成されている。摺動領域A1は、円弧状の領域であり、第1領域A3は、横寸法がL1で縦寸法がL2の長方形の領域であり、第2領域A4は、摺動領域A1と第1領域A3に挟まれた形状となっている。
電気抵抗体3は、酸化ルテニウム(RuO2)とガラスフリット等からなるペーストをセラミック基板1に印刷・焼付けして厚膜状に形成されている。なお、第1領域A3では、第1電極21は、直線状に形成され、互いに平行に配置され、第2領域A4では、第1電極21は、摺動部14の回転中心C0に向かって延出する配置となっている。
上述したように、燃料FUが液面位置F1、F2の間で変化すると、それに連動してフロート11が上下運動し、回転部13は、本体部15に対して所定の回転範囲内で回転中心C0を中心として回転する。回転部13の回転に伴って、摺動部14は、回転中心C0を中心とする円弧に沿って第1電極21上を摺動する。このため、液面位置F1,F2の変化に伴って、第1摺動部141が電気接続する第1電極21が変わる。燃料レベルゲージ10は、複数の第1電極21のうち第1摺動部141が電気接続している第1電極21に応じて、電気抵抗体3と電極21,22と摺動部141〜143とによって生じる電気抵抗値が変動するように構成されている。
具体的に、ターミナル161,162間の電気抵抗値は、ターミナル161から、第1電極21、電気抵抗体3、第1電極21(摺動領域A1)、第1摺動部141、接続部143、第2摺動部142、第2電極22、ターミナル162の順に、または、この順序と反対の順序で形成される電気的経路による電気抵抗値となる。このため、ターミナル161,162間の電気抵抗値は、複数の第1電極21のうち第1摺動部141が電気接続している第1電極21に応じて、電気抵抗値が変化する。燃料レベルゲージ10は、液面位置F1,F2によって変化するこの電気抵抗値によって、液面位置F1,F2を検出するように構成されている。
トリミング部分31は、第1領域A3において、互いに隣接する第1電極21の間に形成されている電気抵抗体3を、部分的に、レーザー照射によって除去した部分である。ターミナル161と摺動領域A1の第1電極21間の電気抵抗値を測定しつつ、レーザー照射によってトリミング部分31を形成することによって、第1摺動部141が電気接続している第1電極21とターミナル161,162間の電気抵抗値との関係を、つまり、燃料レベルゲージ10のセンサ特性値を調整(レーザートリミング)する。
なお、電極21,22と電気抵抗体3と摺動部141,142,143を、本体部15に内蔵させる構成を採ることができないため、電極21,22と電気抵抗体3と摺動部141,142,143を燃料FUに浸漬させる構成となっている。
燃料レベルゲージ10は、請求項に記載の液面検出装置に相当し、セラミック基板1は、請求項に記載の回路基板に相当し、第1電極21は、請求項に記載の電極に相当し、第1摺動部141は、請求項に記載の摺動部に相当し、燃料Aは、請求項に記載の液体に相当する。
以上のように構成された、燃料レベルゲージ10では、第1電極21において電気抵抗体3によって被覆される被覆領域A2を、摺動領域A1に隣接するまで広げているため、ターミナル161,162間の電気抵抗値を生じさせるための電気抵抗体3と摺動領域A1の間の領域の第1電極21は、燃料FUに対して露出しないようになっている。後述するように、ターミナル161,162間の電気抵抗値を生じさせるための電気抵抗体3が、第1領域A3の電気抵抗体3であるため、ターミナル161,162間の電気抵抗値を生じさせるための電気抵抗体3と摺動領域A1の間の領域の第1電極21は、第2領域A4の第1電極21となっている。
上述したように、ターミナル161,162間の電気抵抗値は、ターミナル161から、第1電極21、電気抵抗体3、摺動領域A1の第1電極21、第1摺動部141、接続部143、第2摺動部142、第2電極22、ターミナル162の順に形成される電気的経路による電気抵抗値となる。この電気的経路の内、電気抵抗体3と、摺動領域A1の第1電極21とを電気接続する第2領域A4の第1電極21が、電食して断線などすると、ターミナル161,162間の電気抵抗値を正確に測定できなくなる。
これに対して、第2領域A4の第1電極21が電気抵抗体3によって被覆されているため、燃料FU中に水分がある場合に第2領域A4の第1電極21の電食を抑えることができる。したがって、ターミナル161,162間の電気抵抗値を正確に測定できなくなることを抑えることができるため、第1電極21の電食による燃料レベルゲージ10の性能低下を抑えることができる。
なお、第1電極21には正電圧が印加されているに対して、第2電極22では接地されているため、第2電極22では、原理的に電食が生じない。このため、第2電極22を電気抵抗体3によって被覆する必要がないため、第2電極22を電気抵抗体3によって被覆していない。
また、ターミナル161,162間の電気抵抗値を生じさせるための電気抵抗体3である第1領域A3の電気抵抗体3と摺動領域A1の間の第2領域A4の第1電極21を、電気抵抗体3によって被覆している。このため、電気抵抗値を生じさせるための電気抵抗体3を形成する工程で、第2領域A4の第1電極21を被覆できる。このため、第2領域A4の第1電極21を被覆するために、新たな工程を必要としない。
したがって、燃料レベルゲージ10の製造コストの上昇を抑えて、第1電極21の電食による燃料レベルゲージ10の性能低下を抑えることができる。
さらに、被覆領域A2において第1領域A3では、互いに隣接する第1電極21を被覆する電気抵抗体3が、互いに隣接する第1電極21の間で連続して形成されているため、第1領域A3の電気抵抗体3は、電気抵抗値を生じさせる電気抵抗体3となっている。このため、第1摺動部141が電気接続している第1電極21と電気抵抗値との関係を、所望の関係にするように、つまり、所望のセンサ特性値を得るように、第1領域A3を所望の領域に設定することができる。
図2に示す例では、第1領域A3を、横寸法がL1で縦寸法がL2の長方形の領域としているため、ターミナル161,162間の電気抵抗値が、第1摺動部141の回転角度に正比例して変化するようになっている。
一方、被覆領域A2のうち第1領域A3を除いた第2領域A4では、互いに隣接する第1電極21を被覆する電気抵抗体3が、互いに隣接する第1電極21の間で互いに分離されて形成されているため、第2領域A4の電気抵抗体3は、ターミナル161,162間の電気抵抗値と無関係な電気抵抗体3となっている。このため、第1領域A3と独立に、第2領域A4を所望の領域に設定することが可能となる。
したがって、燃料レベルゲージ10のセンサ特性値とは独立に、所望の領域の第1電極21の電食を抑えることができる。
さらに、第1領域A3において第1電極21が直線状に形成されているため、トリミング部分31を直線状に形成できる。即ち、レーザートリミングのためのレーザー照射を、直線状で行なうことができるため、上述の効果を得ることができる燃料レベルゲージ10において、レーザートリミングを効率的に行なうことができる。
さらに、第1領域において第1電極21が、互いに平行に配置されているため、トリミング部分31を、互いに平行な直線状に形成できる。即ち、レーザートリミングのためのレーザー照射を、互いに平行な直線状で行なうことができるため、上述の効果を得ることができる燃料レベルゲージ10において、レーザートリミングをより効率的に行なうことができる。
(変形例)
上述の例では、第1領域A3を長方形の領域としたが、図4と図5に示すように、円弧状の摺動領域A1に沿った円弧状で幅寸法がL3の第1領域A31とすることが可能である。本変形例では、摺動領域A1と第1領域A31に挟まれた形状の第2領域A41を、被覆領域A21に設け、円弧で帯状の第1領域A31と第2領域A41の各形状に合わせて、電極2A(第1電極21A)の形状と、電気抵抗体3Aの形状を設定する。本変形例でも、上述と同様の効果を得ることができる。
上述の例では、第2領域A4、A41を設けたが、図6と図7に示すように、円弧状の摺動領域A1に沿った円弧状で幅寸法がL4の被覆領域A22として、第2領域A4、A41を設けないようにすることが可能である。第1電極21,21A,21Bは、いずれも、互いに平行に配置された平行部分と、平行部分から摺動部14の回転中心C0に向かって延出する延出部分とを備えているが、上述の例では、この延出部分が形成されている一部の領域に摺動領域A1を設けているため、この延出部分が形成されている残りの領域に、第2領域A4,A41を設定する必要があった。
これに対して、図4に示す本変形例では、第1電極21Bの延出部分が形成されている全領域に摺動領域A1を設けることができるように、電極2B(第1電極21B)の形状を設定している。このため、互いに隣接する第1電極21,21Aを被覆する電気抵抗体3,3Aが、互いに隣接する第1電極21,21Aの間で互いに分離されて形成されている第2領域A4,A41を設ける必要がなくなっている。本変形例でも、上述と同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施形態による燃料レベルゲージを示す正面図である。 図1中のセラミック基板の拡大正面図である。 図2に示す第1電極の領域を説明するための拡大正面図である。 図2の変形例を示す拡大正面図である。 図4に示す第1電極の領域を説明するための拡大正面図である。 図2の他の変形例を示す拡大正面図である。 図6に示す第1電極の領域を説明するための拡大正面図である。
符号の説明
10 第1燃料レベルゲージ(液面検出装置)、11 フロート、12 アーム
13 回転部、14 摺動部、141 第1摺動部(摺動部)、142 第2摺動部
143 接続部、15 本体部、161,162 ターミナル、
1 セラミック基板(回路基板)、2,2A,2B 電極
21,21A,21B 第1電極(電極)、22 第2電極、23 凹部
3,3A,3B 電気抵抗体、31 トリミング部分、A1 摺動領域
A2,A21,A22 被覆領域、A3,A31 第1領域、A4,A41 第2領域
FU 燃料、F1,F2 液面位置、C0 回転中心

Claims (3)

  1. 並列する複数の電極と、前記電極と電気接続された電気抵抗体とが形成された回路基板と、
    液面位置の変動に伴って、所定の回転中心を中心とする円弧に沿って前記電極上を摺動する摺動部と、を備え、
    前記電極において前記摺動部が摺動する摺動領域には前記電気抵抗体を形成しないで、前記摺動部を、前記摺動領域において前記電極上を摺動させつつ前記電極と電気接続させ、
    前記複数の前記電極のうち前記摺動部が電気接続している電極に応じて、前記電気抵抗体と前記電極と前記摺動部とによって生じる電気抵抗値が変動するように構成された液面検出装置において、
    前記電極において前記電気抵抗体によって被覆される被覆領域を、前記摺動領域に隣接するまで広げており、
    前記被覆領域のうち第1領域では、互いに隣接する前記電極を被覆する前記電気抵抗体が、互いに隣接する前記電極の間で連続して形成され、
    前記被覆領域のうち前記第1領域を除いた第2領域では、互いに隣接する前記電極を被覆する前記電気抵抗体が、互いに隣接する前記電極の間で互いに分離されて形成されており、
    印刷によって前記第2領域の前記電気抵抗体と共に形成された前記第1領域の前記電気抵抗体は、互いに隣接する前記電極の間でレーザートリミングによって部分的に除去されていることを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記第1領域では、前記電極は、直線状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の液面検出装置。
  3. 前記第1領域では、前記電極は、互いに平行に配置されていることを特徴とする請求項に記載の液面検出装置。
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