JP5199667B2 - 中間体としての17−o−ビニル−トリフレートの調製のための方法 - Google Patents

中間体としての17−o−ビニル−トリフレートの調製のための方法 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、化合物アビラテロン、或いはその塩又は誘導体の調製のための方法に関する。
以下の式:
Figure 0005199667
の酢酸アビラテロンは、ステロイド17α−モノオキシゲナーゼ阻害剤又はヒトチトクロムP45017αとしても知られる、テストステロン合成において重要な酵素17α−ヒドロキシラーゼ−C17,20−リアーゼの、強力な、選択的な、経口的に活性な阻害剤である。テストステロン合成の抑制は、前立腺癌を持つ患者において、酢酸アビラテロンで証明されている。
化合物は、最初WO−A−93/20097中で開示され、さらにWO−A−95/09178中で化合物の合成法が開示された(両方ともBritish Technology Group Limited)。特に、WO−A−95/09178は、、以下の式:
Figure 0005199667
[3β置換基R’は、水素又は2ないし4個の炭素原子を有する低級アシル基である]の化合物の合成を開示している。開示された方法の一つは、これを、対応するケトンから、ステロイド系エノールトリフレート(トリフルオロメチルスルホン酸塩)を経由して製造する:
Figure 0005199667
WO−A−95/09178は、トリフレートを対応するヨウ化ビニル中間体で置換え、そしてこれを用いて、これと、以下の式:
Figure 0005199667
[式中、Rは、水素原子又は1−4個の炭素原子のアルキル基を表し、そしてZ1及びZ2は、ヒドロキシ又は1−3個の炭素原子のアルコキシ若しくはアルキルをそれぞれ独立に表すか、或いはZ1及びZ2はいっしょに、2又は3個の炭素原子のアルキレンジオキシ基を表す]
の(3−ピリジル)で置換されたボランを反応させることによって、化合物を製造することを示唆している。
トリフレート中間体は、更に、J.Med.Chem.(1995),38(13),2463−71(Potter et al.);J.Med.Chem.(1997),40(20),3297−3304(Ling et al.);J.Med.Chem.(2000),43(22),4266−4277(Hartmann et al.);Journal fur Praktische Chemie/Chemiker−Zeitung(1993),335(5),439−44(Schweder et al.);Tet.Lett.(1990),31(13),1889−1892及びTet.Lett.(1991),32(12),1579−82(両方ともCiattini et al.);Archiv der Pharmazie(Weinheim,Germany)(2001),334(12),373−374及びSteroid Biochem.Molec.Biol.(2003),84,555−562(両方ともHaidar et al.);Synthesis(1986),320−322(Cacchi et al.);及びJ.Organomet.Chem.(1989),367(3),375−82及びSynth.Commun.(1987),17(12),1389−402(両方ともOrsini et al.)中にも報告されている。これらの参考文献の全ては、“Perfluoroalkanesulfonic Esters:Methods of Preparation and Application in Organic Chemistry”,Syntjsis,1982,85−126(Stang et al.)の表題の総説中で推奨されている方法によって、トリフレート中間体を調製している。
総説の107頁は、ピリジン、ルチジン又はトリエチルアミンのような単純な塩基の使用に対して、これらがトリフレートの段階で、好ましくない副産物を与えると提唱している。Stang等は、代わりに2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルピリジン(DTBMP)の使用を、この塩基が高価であるという事実にも関わらず推奨している。従って、報告されている今までのアビラテロンのためのトリフレート中間体の合成は、DTBMPを、又はまれに2,6−ジ−tert−ブチルピリジンを使用している。
本発明人等は、今日まで好ましい経路ではないように見受けられている、本来のトリフレート反応が、なおある種の魅力的な特徴を有することを観察している。然しながら、彼等は、更にR’が低級アシル基である場合、塩基DTBMPを使用することが、酸を除去し、以下の式:
Figure 0005199667
の好ましくない副産物を与えるように導くことができることも観察している。
本出願人等は、いまや好ましくない副産物の製造が受容可能な水準まで低下されたままの、改良された経路を開発した。これは、高価な時間を浪費するカラムクロマトグラフィーの工程を省略することができるために、精製過程が単純化されることを意味する。これが、Stang等の教示とは対照的に、高価な試薬のDTBMPを使用しないために、この経路を、商業的になお更に魅力あるものとする。
従って、本発明は、以下の式(I):
Figure 0005199667
[式中、
Arは、少なくとも一つの窒素原子を含有し、そして主環系に炭素−炭素結合によって接続している、所望により置換されていてもよい5−又は6員の完全に不飽和の環を表し;そして
R’は、水素又は2ないし4個の炭素原子を有する低級アシル基を表す]
の化合物;又は医薬的に受容可能なその塩の調製のための方法であって、
以下の式(II)のケトンが、以下の式(III):
Figure 0005199667
[R’は、上記で定義したとおりであるか、又はその保護された誘導体である]
のトルフレートに転換されるトルフリル化工程を含み、
前記トリフリル化工程が、共役酸の25℃におけるpKaが5.21ないし12の範囲であるように第三又は複素環式アミンを含んでなる塩基の存在中で行われる、前記方法を含んでなる。
本発明の方法を使用して、合成のいずれの段階でもクロマトグラフィーによる精製を必要としない式(I)の化合物の調製のための方法が可能である。
共役酸のpKaは、酸の解離定数、Kaの負の対数であり、そして一般的に水性媒体中でプロトン(H+)を供与する有機化合物のイオン化可能な基の能力を指す。然しながら、化合物が水に可溶ではない場合、使用される値は、エタノールのような共溶媒を含有する水性混合物中の解離定数を指すことができる。
好ましい塩基は、表1に示すものを含む。
Figure 0005199667
好ましくは、共役酸の25℃におけるpKaは、6.75ないし10.6の範囲内である。最も好ましくは、塩基は、2,6−ルチジン又はトリエチルアミンである。
比較として、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルピリジンの共役酸のpKaは、50%EtOH溶媒中で27±2℃において4.41である−J.Org.Chem.(1973),38,1123−1126(Deutsch et al.)を参照されたい。2,6−ジ−tert−ブチル−ピリジンの共役酸のpKaは、4.95である。両方とも本発明中で規定される範囲の外になる。
好ましくはトリフリル化工程は、塩素化された有機溶媒又は有機エステルを含んでなる溶媒中で行われる。適した有機エステルは、酢酸エチルを含む。好ましくは溶媒は、クロロホルムのような塩素化された有機溶媒、そして特にジクロロメタン又は1,2−ジクロロエタンである。
Arは、少なくとも一つの窒素原子を含有し、そして炭素−炭素結合によって主環系に接続している、所望により置換されていてもよい5−又は6員の完全に不飽和のいずれかの環であってもよい。所望による置換基は、1−4個の炭素原子のアルキル基の形態を取ることができる。好ましくは完全に不飽和の環は、一つ又は二つの異種原子を含有し、これらの少なくとも一つは窒素である。5員の完全に不飽和の環は、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、イソチアゾール及びイソオキサゾールを含む。6員の完全に不飽和の芳香族環は、芳香族環のピリジン、ピラジン、ピリミジン及びピリダジンを含む。好ましくはArは、置換されていない5員の完全に不飽和の環、又は一つの置換基で所望により置換されていてもよい6員の芳香族環を表す。
Arが、置換されていない5員の完全に不飽和の環を表す場合、好ましい意義は、以下の式:
Figure 0005199667
を含む。
Arが、一つの置換基で所望により置換されていてもよい6員の芳香族環を表す場合、好ましい意義は、Rが、水素原子又は1−4個の炭素原子のアルキル基を表す以下の式:
Figure 0005199667
を含む。
R’が、水素を表す場合、保護基は、“Protective groups in organic synthsis”3rd Ed,Theodora Greene and Peter G Wuts,published by John Wiley,ISBN 0−471−16019−9中で検討されているように、アルコールを保護するためのいずれかの適した基であってもよい。例えば、これは、ベンジル、メトキシメチル(MOM)又はシリルエーテルとして保護することができる。
好ましくはR’は、低級アシルオキシ基を表し、この場合、特にアセチルの場合、更なる保護は通常必要としないものである。
好ましくは式Iの化合物は、以下の式:
Figure 0005199667
[R及びR’は上記で定義したとおりであり、Rは好ましくは水素原子を表す]
の化合物である。最も好ましくはR’は、アセチルを表し、そしてRは、水素原子を表し、式(I)の化合物は、酢酸アビラテロンである。
好ましいトリフリル化剤は、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(triflic anhydride)(Tf2O)である。生成物の分解を最小にするために、好ましくは塩基は反応混合物にトリフルオロメタンスルホン酸無水物のわずか後、例えば15分又はそれより短いうちに加えられる。反応混合物は、再び、生成物の分解を最小にするために、好ましくは塩基の添加の1時間後以内にクエンチされる。
本出願人等は、大過剰の塩基の使用が、式(II)のケトンの式(III)のトリフレートへの不良な転換に導き、そして大過剰のトリフルオロメタンスルホン酸無水物の使用が、生成物の急速な分解に導くことができることを観察している。式(II)のケトンのトリフレートへの最適な転換のために、トリフルオロメタンスルホン酸無水物の当量数は、好ましくは塩基の当量数より低くない。本出願人は、更に塩基の量を化学量論以下の水準へ減少することが、転換に影響しなかったことも観察している。
従って好ましくは、トリフリル化工程は、式(II)のケトンに対して、1.0ないし1.5当量間、更に好ましくは1.1ないし1.4当量間のトリフルオロメタンスルホン酸無水物;及び式(II)のケトンに対して、0.75ないし1.5当量間、更に好ましくは0.8ないし1.4当量間の塩基を使用して行われ、ここにおいてトリフルオロメタンスルホン酸無水物の当量数は、塩基の当量数より大きいか、又はそれに等しい。更に好ましくは、トリフルオロメタンスルホン酸無水物の当量数は、塩基の当量数より大きい。
式(II)のケトンの調製、及び式(III)のトリフレートの式(I)の化合物への転換は、既知の方法による。従って、式(III)のトリフレート、又はその保護された誘導体を、式BZ12Ar[Arは上記で定義したとおりであり、そしてZ1及びZ2は、ヒドロキシ又は1−3個の炭素原子のアルコキシ若しくはアルキルをそれぞれ独立に表すか、或いはZ1及びZ2がいっしょに、2又は3個の炭素原子のアルキレンジオキシを表す]の置換されたボランと;パラジウム複合体及び極性溶媒の存在中で、Suzukiカップリングを使用して反応させてもよい。これは、以下の式:
Figure 0005199667
[式中、Rは、水素原子又は1−4個の炭素原子のアルキル基を表す]
の(3−ピリジル)で置換されたボランを使用して、WO−A−93/20097中に開示されている。
式(III)のトリフレートの以下の式:
Figure 0005199667
の種類の化合物への転換は、J.Med.Chem.(1995),38(13),2463−71(Potter et al.)中に開示されている。以下の式:
Figure 0005199667
の化合物の転換は、Archiv der Pharmazie(2001),334(12),373−374及びJ.Steroid Biochem.Molec.Biol.(2003),84,555−562(両方ともHaidar et al.)並びにJ.Med.Chem.(2005),48(8),2972−2984(Venkatesh et al.)中に開示されている。以下の式:
Figure 0005199667
の転換は、J.Med.Chem.(1997),40(20),3297−3304(Ling et al.)中に開示されている。以下の式:
Figure 0005199667
Figure 0005199667
の化合物の合成は、米国特許第5994334号及びWO−A−98/33506(University of Maryland at Baltimore)中に開示されている。全てのこれらの方法は、本発明において使用することができる。
式(I)の化合物は、他の誘導体を形成するために更に反応させてもよい。従って、これらは、以下の式:
Figure 0005199667
の種類の化合物が調製されている、J.Med.Chem.(1995),38(13),2463−71(Potter et al.)中に開示されているように、ヒドラジン及びエタノール中の酢酸、並びに水素化ビス(2−メトキシエトキシ)−アルミニウムナトリウム(Red−Al)及びTHF中の塩化亜鉛をそれぞれ使用して還元することができる。
別の方法として、これらは、以下の式:
Figure 0005199667
の化合物が調製されている、Archiv der Pharmazie(2001),334(12),373−374(Haidar et al.)中に開示されているように酸化させてもよい。
従って、本発明の更なる側面において、式(I)の化合物、又はその保護された誘導体は、更に還元剤を使用して反応させられて、以下の式(IV)又は(IVA):
Figure 0005199667
の化合物を与え、或いは酸化剤を使用して、R’及びArが上記で定義したとおりである以下の式(V):
Figure 0005199667
の化合物を与える。
式(I)の化合物は、塩、例えば塩酸塩として、そして遊離塩基の形態に転換し、そしてその後、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、アルカンスルホン酸塩(例えばメタンスルホン酸塩)、及び所望により置換されていてもよい酒石酸塩のような、適当とみなすことができるような他の慣用的な医薬的に受容可能な酸付加塩として調製してもよい。
本明細書において、用語“アルキル”は、直鎖及び分枝鎖の両方を含む。類似の慣例は、“アルコキシ”、“アシル”及び“アルキレンジオキシ”のような他の包括的用語に適用される。
開示された全ての式(II)のケトンが、互変異性の現象を示すことができ、そして本明細書中に示した式が、可能な互変異性の形態の一つのみを表していることは理解されることである。従って、本発明が、例示されたいずれか一つの互変異性の形態に単に制約されないことは理解されることである。例えば、式(II)のケトンは、更に、以下の式(IIA):
Figure 0005199667
のエノールとしても存在することができる。
本発明は、以下の実施例によって例示される。
実施例1:反応工程の予備調査
工程1−トリフレートの形成
トリフレートの形成は、更に脱離された(eliminated)不純物4も与える可能性があり、これは、結晶化によって除去することが非常に困難である。
Figure 0005199667
一連の塩基を、ジクロロメタンを溶媒として使用して試験した(表2)。転換率%及び不純物4の水準を、1H NMRによって測定した。
Figure 0005199667
1.塩基は、2及びトリフルオロメタンスルホン酸無水物の混合物に加えた。
2.転換率及び%4は、1H NMRによって決定した。
従来の技術に報告されている反応条件を繰返し、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルピリジンを塩基として使用して、1.4当量の塩基を使用した場合に、完結まで行った。然しながら、生成物の17%は、脱離された不純物であった。
条件を、2,6−ルチジン及びEt3Nを塩基として使用して(1.4当量)繰返した場合、反応は、脱離された生成物4の証拠を伴わず、概略40%の転換率まで進行した。
反応が、より高い当量の2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルピリジンで、更に進行することが証明された。然しながら、2,6−ルチジン又はEt3Nが塩基として使用された場合、反応は阻害された。従って、塩基の量を1当量に減らし、そして転換率は90分後に50%に増加した。
これは、反応が過剰の塩基によって阻害されたことを示し、従って2及びTf2Oの混合物への、塩基のゆっくりした添加(15分中に0.76mmol)に方法を変更した。反応は、Et3N、2,6−ルチジン及びiPr2EtNで、4.5時間中に概略80%の転換率に達した。
添加時間を3.5時間に延長した場合、転換率は全ての塩基において、概略80%のままであった。然しながら、添加時間を、2分間に減少した場合、反応は、45%のみの転換率まで進行した。
工程2−Suzukiカップリング
Suzukiカップリングを、報告されている方法を使用して行った。トリフレート形成の生成物を、精製しないでSuzukiカップリングに使用した。
Figure 0005199667
実施例2:酢酸アビラテロン1の大規模合成
合成を、スキーム1のように行った。
Figure 0005199667
最適化された経路を、10gの規模で行った。トリフレートの形成は、粗製生成物を80%の収率(11.20g)で、3:1の生成物と出発物質の比で得た。
Suzuki反応を、粗製生成物で、0.5mol%の触媒負荷を使用して行った。Suzuki反応の生成物を、定量的粗収率(9.54g)で単離した。生成物とケトン2の比は、3:1であった。この収率は、更に小規模の反応と一致した。
酢酸アビラテロンを、EtOAc/MTBEからの、そのメタンスルホン酸塩の形成及び結晶化によって精製した。塩を、64%収率(7.65g)及び87.7%の純度で単離した。これをその後、最小体積の沸騰イソプロピルアルコール(95cm3)から再結晶化して、塩を63%の回収率(4.85g)及び96.4%の純度で得た。
実験
トリフレート3の形成
Figure 0005199667
酢酸デヒドロエピアンドロステロン2(10g、30.3mmol)の、CH2Cl2(100cm3、10体積)中の撹拌された溶液に、Tf2O(5.60cm3、33.3mmol、1.1当量)を加え、そして反応物を室温で5分間攪拌した。トリエチルアミン(4.22cm3、30.3mmol、1.0当量)のCH2Cl2(100cm3、10体積)中の溶液を25分かけて加えた。得られた紫色の溶液を室温で3.5時間攪拌した。反応を水(150cm3、15体積)の添加によってクエンチし、そして層を分離した。水層をCH2Cl2(75cm3、7.5体積)で抽出し、そして有機層を混合した。有機画分を2NのHCl(75cm3、7.5体積)及び食塩水(75cm3、7.5体積)で洗浄した。有機層をMgSO4及び活性炭(7.0g、0.7重量当量)で10分間処理した。懸濁液をCeliteTMのパッドを通して濾過し、そして濾液を減圧下で濃縮して、褐色の油状物を、11.20g(80%粗収率)得た。1H NMR(CDCl3)は、生成物3と出発物質2の比が3:1であることを示した。
酢酸アビラテロン1
Figure 0005199667
Pd(PPh32Cl2(97mg、0.14mmol、0.006当量)、ジエチル(3−ピリジル)ボラン(6.11g、41.5mmol、1.7当量)及び2MのNa2CO3(水溶液)(55cm3、111mmol、4.5当量)を、トリフレート3及びケトン2(11.20g、全ての基質がトリフレート3であると仮定して27.7mmol)の混合物の、THF(130cm3、10体積)中の撹拌された溶液に、連続して加えた。反応物を80℃に加熱し、そしてこの温度で5時間攪拌した。反応物を室温に冷却し、そして酢酸エチル(130cm3、11体積)及び水(130cm3、11体積)間に分配した。層を分離し、そして水層を酢酸エチル(65cm3、5.5体積)で抽出した。混合した有機層をMgSO4で乾燥し、そして減圧下で濃縮して、褐色の油状物を得た。この油状物をMeOH(35cm3、3体積)中で撹拌し、そして熱エアガンで穏やかに温めた。白色の固体(未反応のジエチル(3−ピリジル)ボラン)が沈殿し、そして濾過した。濾液を減圧下で濾過して、褐色の油状物(9.54g、100%収率)を得た。1H NMRは、この物質が、酢酸アビラテロン1及びケトン2の3:1の混合物であることを示した。
塩の形成
Figure 0005199667
メタンスルホン酸(1.86cm3、25.6mmol、1.05当量)を、1及び2の混合物(9.54g、完全にステロイド1と仮定して24.4mmol)の、MTBE(50cm3、5体積)及び酢酸エチル(50cm3、5体積)の混合物中の撹拌された溶液に加えた。得られた濃厚な懸濁液を濾過し、そしてケーキをMTBE(10cm3、1体積)で洗浄した。ケーキを空気中で乾燥して、黄褐色の固体(7.65g、全ての出発物質がステロイド1であることに基づけば64%収率、HPLCにより87.7%純度)を得た。塩を沸騰イソプロピルアルコール(95cm3)から再結晶化して、黄褐色の固体(4.85g、41%収率、HPLCにより96.4%純度)を得た。
実施例3:反応工程の更なる調査
実施例1に注記したように、トリフレート、3、の形成は、多くの要素:
1.反応に使用される塩基の特質;
2.塩基及びDHEA、2、間の相対的化学量論;
3.使用される溶媒の特質;
4.反応時間;
に依存することができることに注目される。
トリフレート形成のための塩基及び溶媒のスクリーニング
Figure 0005199667
ある範囲の各種の塩基性度及び特質の塩基を、トリフレート、3、の形成に使用した。それぞれのこれらの塩基を使用した反応を、各種の溶媒中で行った。トリフレート形成のために使用される塩素化された溶媒の範囲を拡大するために、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン及びクロロホルムを調査した。試験される溶媒の特質を拡大するために、酢酸エチル、メチルtert−ブチルメチルエーテル及びイソ−ヘキサンを研究した。
それぞれの反応を、20体積の溶媒中の250mgのDHEA、2、を使用して行った。トリフルオロメタンスルホン酸無水物(1.1当量)を、続いて15分後に塩基(1.0当量)を溶液に加えた。2時間後、それぞれの反応物の試料をメタノール中でクエンチし、そして反応物をLCMSによって試験した。
結果を表3に示す。
Figure 0005199667
∨−HPLCにより検出されたトリフレート(転換率%、w.r.t.未反応ケトン)。
×−検出可能なトリフレート無し。
結果が、分解が起こっていることを注記している場合、多くの同定不可能なピークがLCMS中に存在することは注目すべきである。括弧内に引用された数字は、DHEA、2、のトリフレート、3、への転換率であり、3の全体的収率ではない。トリフレートへの転換、しかし更に分解も記述されている反応は、使用された条件下で良好な単離収率を与えないものである。然しながら、反応は、異なった条件が試みられた場合、良好な結果を得ることができる。
表の記載は、更にNMRによって与えられた脱離された生成物、5、の量(“脱離”)も示す。
その共役酸が比較的低いpKaを有する塩基は、複雑な事態を起こす競合反応を伴う最悪の結果を与える。例えば、N,N−ジエチルアニリンが使用された場合、注目される主要な生成物は、以下の脱アセチル化された生成物、4:
Figure 0005199667
である。これは、ピリジンが塩基として使用された場合の、延長された反応時間後の有意な生成物である。
エーテル及び炭化水素中で行われた反応は、その反応性と共に、反応物の溶解度に伴う問題を示した。
塩素化された化合物は、この反応において使用するための溶媒の最適のファミリーであることを証明した。全体として、ジクロロメタン及び1,2−ジクロロエタン中の反応が、対比できるものであったが、一方クロロホルム中のものは、ある程度遅延したことが注目される。
以下の式:
Figure 0005199667
の脱離された生成物、5、の水準は、LCMSによって検出することができなかった。従って、選択された試料を濃縮し、そして残渣の1H NMRを取った。これらの試料は、LCMSにおいて示された不純物のその高い水準のために選択された。脱離された生成物の水準は、いずれもの反応において10%を超える水準まで検出されず、そしてDABCO及びDBUが使用された場合、全く検出されなかった。
2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルピリジンを使用した最初の研究から、反応が完結より前に停止された場合、脱離された生成物、5、の水準が、非常に減少されることは注目すべきである。塩基の当量が増加された場合にのみ、脱離の水準は増加した。前記においてその後に使用された塩基は、反応を完結まで持っていくことはなかった。過剰の塩基が使用された場合、反応は失速し、そして反応時間が延長された場合、他の競合する副反応が、5以外の種類の生成物に分解する。
トリフレート形成の反応特性の最適化
反応物への塩基の添加の速度が、反応の収率に主要な影響を有することは既に注記してある。更に、反応物を一晩クエンチしないまま放置した場合、生成物は分解した。Tf2O及びEt3Nの添加の相対的タイミング、並びに全反応時間の影響を探求した。
それぞれの反応を、500mg規模で標準的条件下で行った。試料を所定の時間に採取し、そして酢酸エチル及び水間に分配した。有機層を濃縮し、そして残渣を1H NMRで試験した。
結果を表4に示す。いずれもの生成物の分解は、スペクトルの脂肪族領域の形状の変化によって検出し、そして従って定性的にのみ記載することができた。
Figure 0005199667
注記すべき第1の点は、トリフレートの形成が、塩基の存在なしで起こり始めたことであるが、しかし塩基の添加は、反応の速度を増加した。
結果は、更に反応が塩基の添加後、1時間で本質的に完結していることを示す。1時間を超えた反応時間の延長は、生成物の分解によるトリフレートの品質の低下となる。
発生するいずれもの分解は、脱離された生成物、5、の形成にはならないが、しかし他の同定されない化合物となる。
トリフレート形成のための最適な相対的化学量論の検討
大過剰の塩基の使用が、DHEA、2、のトリフレート、3、への不良な転換に導き、そして大過剰のTf2Oの使用が、生成物の急速な分解に導くことは既に注記した。本出願人等は、狭い範囲にわたる二つの反応物の相対的化学量論を変化することによる影響を調査することを欲した。
それぞれの反応を、250mgのDHEAを使用して標準的な条件下で行った。トリエチルアミンを、Tf2Oの添加の15分後に加え、そして反応物を2時間後に試料採取した。結果を表5に示す。
Figure 0005199667
1.LCMSにより測定。
2.転換率は1H NMRにより確認。
これらの結果は、DHEAのトリフレート、3、への最適な転換のために、トリフルオロメタンスルホン酸無水物の当量数が、塩基の当量数より高いことが必要であることを確認した。然しながら、塩基の量を化学量論以下の水準に減少することは、転換率に影響しなかった。

Claims (12)

  1. 以下の式(I):
    Figure 0005199667
    [式中、
    Arは、主環系に炭素−炭素結合によって接続しており、そして、以下の
    Figure 0005199667
    からなるグループから選択される基であり、
    ここにおいて、Rは、水素原子又は1−4個のアルキル基を表す;そして
    R’は、水素又は2ないし4個の炭素原子を有する低級アシル基を表す]
    の化合物;又は医薬的に受容可能なその塩の調製のための方法であって、
    以下の式(II)のケトンが、以下の式(III):
    Figure 0005199667
    [R’は、上記で定義したとおりであるか、あるいは、その保護された誘導体であって、ここにおいて、R’は、アルコールを保護するのに適した基である
    のトルフレートに転換されるトルフリル化工程を含み、
    前記トリフリル化工程が、ピリジン、2,6−ルチジン、N−メチルモルホリン、1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン(DABCO)、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)、キヌクリジン及び1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)からなるグループから選択される塩基の存在中で行われる、前記方法。
  2. 前記塩基が、2,6−ルチジン又はトリエチルアミンである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記トリフリル化工程が、塩素化された有機溶媒又は有機エステルを含んでなる溶媒中で行われる、請求項1又は2のいずれか1項に記載の方法。
  4. R’は、水素、2ないし4個の炭素原子を有する低級アシル基、ベンジル、メトキシメチル(MOM)、又は、シリルエーテルである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法
  5. R’がアセチル基を表す、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. Arが、Rが、水素原子又は1−4個の炭素原子のアルキル基を表す以下の式:
    Figure 0005199667
    の基を表す、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 式Iの化合物が、R’が、請求項1において定義したとおりであり、そして、Rが水素原子又は1−4個の炭素原子のアルキル基を表す以下の式:
    Figure 0005199667
    の化合物である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. Rが水素原子を表し、そして、R’がアセチル基を表す、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記トリフリル化工程が、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(TfO)を使用して行われ、そして塩基が、反応混合物にトリフルオロメタンスルホン酸無水物の15分後又はそれより少ないうちに加えられる、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記トリフリル化工程が、式(II)のケトンに対して1.0ないし1.5当量の間のトリフルオロメタンスルホン酸無水物;及び式(II)のケトンに対して0.75ないし1.5当量の間の塩基を使用して行われ、ここにおいてトリフルオロメタンスルホン酸無水物の当量数が、塩基の当量数より大きいか又はそれに等しい、請求項9に記載の方法。
  11. 式(III)のトリフレート、又は請求項1で定義されたその保護された誘導体が、その後、式BZAr[Arは、請求項1において定義したとおりであり、そしてZ及びZは、ヒドロキシ又は1−3個の炭素原子のアルコキシ若しくはアルキルをそれぞれ独立に表すか、或いはZ及びZは一緒に、2又は3個の炭素原子のアルキレンジオキシ基を表す]の(3−ピリジル)で置換されたボランと;パラジウム複合体及び極性溶媒の存在中で反応させられる、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 式(I)の化合物、又は請求項1で定義されたその保護された誘導体が、還元剤を使用して更に反応させられて、以下の式(IV)又は(IVA):
    Figure 0005199667
    の化合物[R’及びArは請求項1において定義したとおりである]を与えるか、或いは酸化剤を使用して、以下の式(V):
    Figure 0005199667
    の化合物[R’及びArは請求項1において定義したとおりである]を与える、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。
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