JP5182302B2 - 回転機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに相違する値を有する電圧を印加する複数の電圧印加手段と回転機の端子とを選択的に開閉するスイッチング素子を備える電力変換回路を操作することで前記回転機の制御量を制御する回転機の制御装置に関する。
この種の制御装置としては、3相電動機の各相に流れる電流を指令値にフィードバック制御すべく、各相の指令電圧を算出し、算出される指令電圧と三角波形状のキャリアとの大小に基づきインバータのスイッチング素子を操作する三角波比較PWM制御を行うものも提案され、実用化されている。
さらに、近年、例えば下記特許文献1に見られるように、インバータの操作状態を様々に設定した場合についての3相電動機を流れる電流をそれぞれ予測し、予測される電流と指令電流との偏差を最小化することのできる操作状態にてインバータを操作するいわゆるモデル予測制御を行うものが提案されている。これによれば、インバータの出力電圧に基づき予測される電流の挙動を最適化するようにインバータを操作するため、過渡時における指令電流への追従性が上記三角波比較PWM制御によるものと比較して向上する。このため、モデル予測制御は、車載主機としてのモータジェネレータの制御装置等、過渡追従特性として特に高い性能が要求される用途にとっては、有用性が高いと考えられる。
なお、モデル予測制御を行うものとしては、他にも例えば下記特許文献2に記載されているもの等がある。
特開2008−228419号公報 特開2006−174697号公報
ただし、上記モデル予測制御を用いる場合、電動機の電気角速度が大きくなるほど、また、操作状態の更新周期が長くなるほど、制御精度が低下する傾向があることが発明者によって見出されている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、互いに相違する値を有する電圧を印加する複数の電圧印加手段と回転機の端子とを選択的に開閉するスイッチング素子を備える電力変換回路を操作することで前記回転機の制御量を制御するに際し、電気角速度の上昇や操作状態の更新周期の設定による制御性の低下を好適に抑制することのできる回転機の制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、およびその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、互いに相違する値を有する電圧を印加する複数の電圧印加手段と回転機の端子との間を選択的に開閉するスイッチング素子を備える電力変換回路を操作することで前記回転機の制御量を制御する回転機の制御装置において、前記電力変換回路の操作状態の仮設定に応じた前記制御量を、該制御量および該制御量を算出するためのパラメータのいずれかと前記電力変換回路の出力電圧ベクトルとについての回転座標系での離散化された関係情報に基づき予測する予測手段と、前記予測手段によって予測された制御量に基づき、前記電力変換回路の次回の操作状態を決定して前記電力変換回路を操作する操作手段とを備え、前記予測手段は、前記操作状態の仮設定に際しての前記電力変換回路の出力電圧ベクトルの回転座標系における各成分を、前記仮設定された操作状態が採用された場合の該操作状態への操作タイミングから前記制御量の予測対象となるタイミングまでの期間の中間のタイミングにおける値に設定することを特徴とする。
電力変換回路の出力電圧ベクトルの回転座標系における各成分は、回転機の回転に伴って変化する。このため、例えば上記各成分を上記操作タイミングに設定する場合には、実際の出力電圧ベクトルに対して位相の遅れた出力電圧ベクトルが印加された場合についての予測がなされることとなる。特に、この位相遅れは、電気角速度が大きいほど、また、上記操作状態の更新周期が長いほど、大きくなる。この点、上記発明では、出力電圧ベクトルの各成分を、上記操作タイミングから前記制御量の予測対象となるタイミングまでの期間の中間の任意のタイミングにおける値に設定するために、離散化に伴う誤差を好適に抑制することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記予測手段は、前記制御量および該制御量を算出するためのパラメータのいずれかと前記電力変換回路の出力電圧ベクトルとを回転座標系において関係付けたモデルを前進差分法または後退差分法によって離散化したものにおいて、前記操作状態の仮設定に際しての前記電力変換回路の出力電圧ベクトルの各成分を、前記中間のタイミングにおける値に補正することを特徴とする。
なお、上記発明において、前進差分法を前提とするなら、予測手段を簡素に構築することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記予測手段は、前記操作状態の仮設定に際しての前記電力変換回路の出力電圧ベクトルを、前記期間の中央におけるベクトルに設定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記予測手段は、前記操作状態の仮設定に際しての前記電力変換回路の出力電圧ベクトルを、前記期間における平均値に設定することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記予測手段は、前記操作状態の仮設定に際しての前記電力変換回路の出力電圧ベクトルの各成分を、前記電力変換回路の次回の操作状態による操作タイミングにおける値と前記制御量の予測対象となるタイミングにおける値との中央値に設定することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明において、前記予測手段は、第1予測手段であり、前記操作手段によって用いられることが既に決定された操作状態を入力として前記第1予測手段による予測に用いる初期値を前記関係情報を用いて予測する第2予測手段を更に備え、前記第2予測手段は、前記既に決定された操作状態に対応する前記電力変換回路の出力電圧ベクトルの回転座標系における各成分を、前記既に決定された操作状態による操作タイミングから前記初期値の予測対象となるタイミングまでの期間の中間のタイミングにおける値に設定することを特徴とすることを特徴とする。
電力変換回路の操作状態を仮設定した場合について次回の操作状態による操作タイミングにおける制御量を高精度に予測する上では、次回の操作状態による操作タイミングに極力近似した時点での予測処理の初期値(制御量又は制御量を算出可能な物理量)を得ることが望まれる。ただし、制御量の予測を実際に操作がなされる時点よりも前に行う必要があるため、この時点又はこの時点に極力近似した時点での初期値を検出によって求めることは不可能又は困難である。この点、上記発明では、第2予測手段を備えることで、第1予測手段の予測に用いられる初期値を極力適切な値とすることができる。このため、モデル予測制御による制御量の予測を高精度に行うことができる。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明において、前記電圧印加手段は、直流電源の正極および負極であり、前記電力変換回路は、前記直流電源の正極および負極と前記回転機の端子とを選択的に接続するスイッチング素子を備えることを特徴とする。
第1の実施形態にかかるシステム構成図。 インバータの操作状態を表現する電圧ベクトルを示す図。 上記実施形態にかかるモデル予測制御の手順を示す流れ図。 同実施形態の効果を示す図。 第2の実施形態にかかるモデル予測制御の手順を示す流れ図。 第3の実施形態にかかるモデル予測制御の手順を示す流れ図。 第4の実施形態にかかるシステム構成図。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる回転機の制御装置をハイブリッド車の制御装置に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるモータジェネレータの制御システムの全体構成を示す。モータジェネレータ10は、3相の永久磁石同期モータである。また、モータジェネレータ10は、突極性を有する回転機(突極機)である。詳しくは、モータジェネレータ10は、埋め込み磁石同期モータ(IPMSM)である。
モータジェネレータ10は、インバータIVを介して高電圧バッテリ12に接続されている。インバータIVは、スイッチング素子Sup,Sunの直列接続体と、スイッチング素子Svp,Svnの直列接続体と、スイッチング素子Swp,Swnの直列接続体とを備えており、これら各直列接続体の接続点がモータジェネレータ10のU,V,W相にそれぞれ接続されている。これらスイッチング素子Sup,Sun,Svp,Svn,Swp,Swnとして、本実施形態では、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)が用いられている。そして、これらにはそれぞれ、ダイオードDup,Dun,Dvp,Dvn,Dwp,Dwnが逆並列に接続されている。
本実施形態では、モータジェネレータ10やインバータIVの状態を検出する検出手段として、以下のものを備えている。まずモータジェネレータ10の回転角度(電気角θ)を検出する回転角度センサ14を備えている。また、モータジェネレータ10の各相を流れる電流iu,iv,iwを検出する電流センサ16を備えている。更に、インバータIVの入力電圧(電源電圧VDC)を検出する電圧センサ18を備えている。
上記各種センサの検出値は、図示しないインターフェースを介して低電圧システムを構成する制御装置20に取り込まれる。制御装置20では、これら各種センサの検出値に基づき、インバータIVを操作する操作信号を生成して出力する。ここで、インバータIVのスイッチング素子Sup,Sun,Svp,Svn,Swp,Swnを操作する信号が、操作信号gup,gun,gvp,gvn,gwp,gwnである。
上記制御装置20は、モータジェネレータ10のトルクを要求トルクTrに制御すべく、インバータIVを操作する。詳しくは、要求トルクTrを実現するための指令電流となるようにインバータIVを操作する。すなわち、本実施形態では、モータジェネレータ10のトルクが最終的な制御量となるものであるが、トルクを制御すべく、モータジェネレータ10を流れる電流を直接の制御量としてこれを指令電流に制御する。特に、本実施形態では、モータジェネレータ10を流れる電流を指令電流に制御すべく、インバータIVの操作状態を複数通りのそれぞれに設定した場合についてのモータジェネレータ10を流れる電流を予測し、上記操作状態のうち予測電流が指令電流に近くなるものをインバータIVの実際の操作状態として採用するモデル予測制御を行う。
詳しくは、電流センサ16によって検出された相電流iu,iv,iwは、dq変換部22において、回転座標系の実電流id,iqに変換される。また、角度センサ14によって検出される電気角θは、速度算出部23の入力となり、これにより、回転速度(電気角速度ω)が算出される。一方、指令電流設定部24は、要求トルクTrを入力とし、dq座標系での指令電流idr,iqrを出力する。これら指令電流idr,iqr、実電流id,iq、及び電気角θは、モデル予測制御部30の入力となる。モデル予測制御部30では、これら入力パラメータに基づき、インバータIVの操作状態を規定する電圧ベクトルViを決定し、操作部26に入力する。操作部26では、入力された電圧ベクトルViに基づき、上記操作信号を生成してインバータIVに出力する。
ここで、インバータIVの操作状態を表現する電圧ベクトルは、図2に示す8つの電圧ベクトルとなる。例えば、低電位側のスイッチング素子Sun,Svn,Swnがオン状態となる操作状態(図中、「下」と表記)を表現する電圧ベクトルが電圧ベクトルV0であり、高電位側のスイッチング素子Sup,Svp,Swpがオン状態となる操作状態(図中、「上」と表記)を表現する電圧ベクトルが電圧ベクトルV7である。これら電圧ベクトルV0,V7は、モータジェネレータ10の全相を短絡させるものであり、インバータIVからモータジェネレータ10に印加される電圧がゼロとなるものであるため、ゼロベクトルと呼ばれている。これに対し、残りの6つの電圧ベクトルV1〜V6は、上側アーム及び下側アームの双方にオン状態となるスイッチング素子が存在する操作パターンによって規定されるものであり、非ゼロベクトルと呼ばれている。なお、図2(b)に示すように、電圧ベクトルV1、V3,V5のそれぞれがU相、V相、W相の正側にそれぞれ対応している。
次に、モデル予測制御部30の処理の詳細について説明する。先の図1に示す操作状態設定部31では、インバータIVの操作状態を設定する。ここでは、先の図2に示した電圧ベクトルV0〜V7をインバータIVの操作状態として設定する。dq変換部32では、操作状態設定部31によって設定された電圧ベクトルをdq変換することで、dq座標系の電圧ベクトルVdq=(vd,vq)を算出する。こうした変換を行うべく、操作状態設定部31における電圧ベクトルV0〜V7を、例えば、先の図2において、「上」を「VDC/2」として且つ「下」を「−VDC/2」とすることで表現すればよい。この場合、例えば、電圧ベクトルV0は、(−VDC/2、−VDC/2、−VDC/2)となり、電圧ベクトルV1は、(VDC/2、−VDC/2、−VDC/2)となる。
予測部33では、電圧ベクトル(vd、vq)と、実電流id,iqと、電気角速度ωとに基づき、インバータIVの操作状態を操作状態設定部31によって設定される状態とした場合の電流id,iqを予測する。ここでは、下記(c1)、(c2)にて表現される電圧方程式を、電流の微分項について解いた下記の状態方程式(式(c3)、(c4))を離散化し、1ステップ先の電流を予測する。
vd=(R+pLd)id −ωLqiq …(c1)
vq=ωLdid (R+pLq)iq +ωφ …(c2)
pid
=−(R/Ld)id +ω(Lq/Ld)iq +vd/Ld …(c3)
piq
=−ω(Ld/Lq)id−(Rd/Lq)iq+vq/Lq−ωφ/Lq…(c4)
ちなみに、上記の式(c1)、(c2)において、抵抗R、微分演算子p、d軸インダクタンスLd,q軸インダクタンスLq及び電機子鎖交磁束定数φを用いた。
上記電流の予測は、操作状態設定部31によって設定される複数通りの操作状態のそれぞれについて行われる。
一方、操作状態決定部34では、予測部33によって予測された電流ide,iqeと、指令電流idr,iqrとを入力として、インバータIVの操作状態を決定する。ここでは、操作状態設定部31によって設定された操作状態のそれぞれを評価関数Jによって評価し、評価のもっとも高かった操作状態を選択する。この評価関数Jとして、本実施形態では、評価が低いほど値が大きくなるものを採用する。具体的には、評価関数Jを、指令電流ベクトルIdqr=(idr,iqr)と、予測電流ベクトルIdqe=(ide,iqe)との差の内積値に基づき算出する。これは、指令電流ベクトルIdqrと予測電流ベクトルIdqeとの各成分の偏差が正、負の双方の値となりうることに鑑み、値が大きいほど評価が低いことを表現するための一手法である。これにより、指令電流ベクトルIdqrと予測電流ベクトルIdqeとの各成分の差が大きいほど、評価が低くなる評価関数Jを構築することができる。
図3に、本実施形態にかかるモデル予測制御の処理手順を示す。この処理は、所定周期(制御周期Tc)で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において、電気角θ(n)と、実電流id(n),iq(n)とを検出するとともに、前回の制御周期で決定された電圧ベクトルV(n)を出力する。続くステップS12においては、1制御周期先における電流(ide(n+1),iqe(n+1))を予測する。これは、上記ステップS10によって出力された電圧ベクトルV(n)によって、1制御周期先の電流がどうなるかを予測する処理である。ここでは、上記の式(c3)、(c4)にて表現されたモデルを前進差分法または後退差分法にて制御周期Tcで離散化したものを用いて、電流ide(n+1)、iqe(n+1)を算出する。なお、モデルの簡素化の観点から、前進差分法を用いることが望ましい。この際、電流の初期値として、上記ステップS10において検出された実電流id(n),iq(n)を用いる。また、dq軸上の電圧ベクトルを、電圧ベクトルV(n)を、上記ステップS10において検出されたθ(n)における値を初期値とする1制御周期Tcにわたる時間積分値を制御周期Tcで除算したものとする。これは、以下の式(c5)によって表現される。
Figure 0005182302
なお、上記の式(c5)におけるαβ軸上での電圧ベクトル(Vα、Vβ)は、電圧ベクトルV(n)を、3次元表示から2次元表示に変換することで得られるものである。具体的には、U相をα軸と同位相とし、これと直交するようにβ軸を定める。
続くステップS14〜S22では、次回の制御周期における電圧ベクトルを複数通りに設定した場合のそれぞれについて、2制御周期先の電流を予測する処理を行う。すなわち、まずステップS14において、電圧ベクトルを定める数jを「0」に設定する。続くステップS16においては、電圧ベクトルVjを、次回の制御周期における電圧ベクトルV(n+1)として設定する。続くステップS18においては、上記ステップS12と同様にして予測電流ide(n+2)、iqe(n+2)を算出する。ただし、ここでは、電流の初期値として、上記ステップS12において算出された予測電流ide(n+1),iqe(n+1)を用いる。また、dq軸上の電圧ベクトルとして、電圧ベクトルV(n+1)を、上記ステップS10において検出された電気角θ(n)にωTcを加算した角度θ(n)+ωTcを初期値とする1制御周期Tcにわたる時間積分値を制御周期Tcで除算した値とする。
続くステップS20においては、数jが「7」であるか否かを判断する。この処理は、インバータIVの操作状態を決定する電圧ベクトルV0〜V7の全てについて、電流の予測処理が完了したか否かを判断するためのものである。そして、ステップS20において否定判断される場合には、ステップS22において、数jをインクリメントし、ステップS16に戻る。これに対し、ステップS20において肯定判断される場合には、ステップS24に移行する。
ステップS24においては、次回の制御周期における電圧ベクトルV(n+1)を決定する処理を行う。ここでは、上記評価関数Jを最小化する電圧ベクトルを最終的な電圧ベクトルV(n+1)とする。すなわち、ステップS20において肯定判断される時点で、電圧ベクトルV0〜V7のそれぞれについての予測電流ide(n+2),iqe(n+2)が算出されている。このため、これら8通りの予測電流ide(n+2),iqe(n+2)を用いて、評価関数Jの値を8つ算出することができる。続くステップS26においては、電圧ベクトルV(n),V(n+1)を、それぞれ電圧ベクトルV(n−1),V(n)とし、電気角θ(n)を電気角θ(n−1)とし、実電流id(n),iq(n)を、それぞれ実電流id(n−1)、iq(n−1)とする。
なお、ステップS26の処理が完了する場合には、この一連の処理を一旦終了する。
図4に、上記処理のうち、特にステップS12,18におけるdq軸上の電圧ベクトルVdq(n)、Vdq(n+1)の設定の効果を示す。この図では、ステップS12、S18において、前進差分法近似による電圧ベクトルであるθ(n)での値やθ(n)+ωTcでの値を用いた場合(補正なし)と、前進差分法による離散化を前提としつつ上記処理を行った場合(補正あり)とを比較して示している。図示されるように、本実施形態では、制御量としての電流の誤差を低減できている。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)インバータIVの操作状態の仮設定に際してのインバータIVの出力電圧ベクトルV(n+1)の回転座標系における各成分を、仮設定された操作状態が採用された場合の操作タイミング(電気角が「θ(n)+ωTc」となるタイミング)から制御量の予測対象となるタイミング(電気角が「θ(n)+2ωTc」となるタイミング)までの期間の中間の任意のタイミングにおける値に設定した。これにより、離散化に伴う誤差を好適に抑制することができる。
(2)モータジェネレータ10を流れる電流とインバータIVの出力電圧ベクトルとを回転座標系において関係付けたモデルを前進差分法等によって離散化したものにおいて、操作状態の仮設定に際してのインバータIVの出力電圧ベクトルの各成分を、中間の任意のタイミングにおける値に補正した。これにより、基本的には前進差分法や後退差分法を用いるため、離散化誤差の補償手段を簡素に構築することができる。
(3)操作状態の仮設定に際してのインバータIVの出力電圧ベクトルを、上記期間における平均値に設定した。これにより、離散化に伴う誤差を好適に抑制することができる。
(4)次回の更新タイミングにおける操作状態による制御量の予測に際しての初期値の算出において、既に決定された操作状態に対応するインバータIVの出力電圧ベクトルの回転座標系における各成分を、既に決定された操作状態による操作タイミング(電気角が「θ(n)」となるタイミング)から初期値の予測対象となるタイミング(電気角が「θ(n)+ωTc」となるタイミング)までの期間の中間の任意のタイミングにおける値に設定した。これにより、モデル予測制御による制御量の予測に用いる初期値を高精度に設定することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、モデル予測制御における電圧ベクトルV(n),V(n+1)の設定を、図5に示すように変更する。図5は、本実施形態にかかるモデル予測制御の処理手順を示す。この処理は、所定周期(制御周期Tc)で繰り返し実行される。
本実施形態では、ステップS12aにおいて、電圧ベクトルV(n)を、既に決定された操作状態による操作タイミング(電気角が「θ(n)」となるタイミング)における値と、初期値の予測対象となるタイミング(電気角が「θ(n)+ωTc」となるタイミング)における値との平均値に設定する。すなわち、下記の式(c6)とする。
Figure 0005182302
また、ステップS18aにおいて、電圧ベクトルV(n+1)を、仮設定された操作状態が採用された場合の操作タイミング(電気角が「θ(n)+ωTc」となるタイミング)における値と、電流の予測対象となるタイミング(電気角が「θ(n)+2ωTc」となるタイミング)における値との平均値に設定する。
こうした設定によっても、誤差の低減効果は、先の図4に示したものと同一(誤差の数値が同一)となることが発明者によって見出された。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、モデル予測制御における電圧ベクトルV(n),V(n+1)の設定を、図6に示すように変更する。図6は、本実施形態にかかるモデル予測制御の処理手順を示す。この処理は、所定周期(制御周期Tc)で繰り返し実行される。
本実施形態では、ステップS12bにおいて、電圧ベクトルV(n)を、既に決定された操作状態による操作タイミング(電気角が「θ(n)」となるタイミング)と、初期値の予測対象となるタイミング(電気角が「θ(n)+ωTc」となるタイミング)との中央のタイミング(電気角が「θ(n)+ωTc/2」となるタイミング)における値に設定する。すなわち、下記の式(c7)とする。
Figure 0005182302
また、ステップS18bにおいて、電圧ベクトルV(n+1)を、仮設定された操作状態が採用された場合の操作タイミング(電気角が「θ(n)+ωTc」となるタイミング)と、電流の予測対象となるタイミング(電気角が「θ(n)+2ωTc」となるタイミング)との中央のタイミング(電気角が「θ(n)+3ωTc/2」となるタイミング)における値に設定する。
こうした設定によっても、誤差の低減効果は、先の図4に示したものと同一(誤差の数値が同一)となることが発明者によって見出された。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、トルクと磁束とを直接の制御量とし、これらの指令値と予測値とを入力としてインバータIVの操作状態を決定する。
図7に、本実施形態にかかるシステム構成を示す。なお、図7において、先の図1に示した処理に対応する処理については、便宜上同一の符号を付している。
図示されるように、トルク/磁束予測部37では、予測電流ide,iqeに基づき、モータジェネレータ10の磁束ベクトルΦとトルクTとを予測する。ここで、磁束ベクトルΦ=(Φd、Φq)は、下記の式(c8)、(c9)にて予測され、トルクTは、下記の式(c10)にて予測される。
Φd=Ld・id+φ …(c8)
Φq=Lq・iq …(c9)
T=P(Φd・iq−Φq・id) …(c10)
ちなみに、上記の式(c10)においては、極対数Pを用いている。
一方、磁束マップ38では、要求トルクTrに基づき、指令磁束ベクトルΦrを設定する。ここで、指令磁束ベクトルΦrは、要求トルクTrを満たすもののうち、例えば最小の電流で最大のトルクが得られる最大トルク制御を実現する等の要求によって設定されるものである。
操作状態決定部34aでは、評価関数Jに基づき最終的な操作状態を決定する。ここで、評価関数Jは、予測トルクTeと要求トルクTrとの差と、予測磁束ベクトルΦeと指令磁束ベクトルΦrとの各成分の差とに基づき定量化される。詳しくは、これらの差の2乗のそれぞれに重み係数α、β(α≠β、α≠0、β≠0)を乗算した値同士の和に基づき決定される。ここで、重み係数α、βは、トルクと磁束との大きさが相違することに鑑みたものである。すなわち例えば、トルクの数値の方が大きくなる単位設定をする場合、トルク偏差の方が大きくなりやすいため、重み係数α、βを用いない場合には、磁束の制御性が低い電圧ベクトルであっても評価がさほど低くならない等のデメリットが生じるおそれがある。このため、重み係数α、βを、評価関数Jの複数の入力パラメータの絶対値の大きさの相違を補償する手段として用いる。
ここで、評価関数Jの入力となる予測トルクTeと予測磁束ベクトルΦeとは、上記第1の実施形態の要領で予測された電流を初期値として用いて算出されるものである。すなわち、本実施形態では、トルクや磁束を直接検出するハードウェア手段を備えないため、トルクや磁束を算出可能な物理量である電流に基づきこれら制御量であるトルクや磁束を算出している。そして、次回の更新タイミングn+1におけるインバータIVの操作状態の設定に応じたトルクや磁束の予測処理に際して、次回の更新タイミングn+1における電流の予測値を初期値として用いる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
<離散化誤差の補償手法について>
モデル予測制御におけるインバータIVの操作状態の仮設定として、その出力電圧の回転座標系における各成分を、操作状態の更新タイミングから制御量の予測対象となるタイミングまでの期間の中間の任意のタイミングにおける値とする手法としては、上記各実施形態で例示したものに限らない。例えば、上記期間の「1/3」の期間における値等であってもよい。
さらに、離散化手法として、前進差分法や後退差分法に代えて、双一次近似を用いるものであってもよい。なお、例えば第1の実施形態をこれにて変更する場合、離散化された2つの線型方程式を、予測電流ide(n+1)、iqe(n+1)にて解いた2つの線型方程式において、後退差分法同様、電気角速度ωの2乗が生じる等、その線型方程式自体が複雑なものとなる。
また、モデル予測制御手段を、固定座標系でのモデルを用いて制御量等を予測するものとしても、上記同様の補償手法を利用することは有効である。すなわち、固定座標系では、インダクタンスや磁束といったモータパラメータや、無次元の係数が電気角に依存するため、これらについて上記補償手法を適用することで離散化誤差を抑制することができる。ただし、この場合、モデル予測制御手段自体が複雑なものとなる。
<モデル予測手法について>
・上記各実施形態では、インバータIVの操作状態についての次の更新タイミング(1制御周期先のタイミング)におけるインバータIVの操作による制御量を予測したがこれに限らない。例えば数制御周期先の更新タイミングにおけるインバータIVの操作による制御量まで順次予測することで、1制御周期先の更新タイミングにおける操作状態を決定してもよい。この場合、更新タイミングのそれぞれにおける操作状態に対応した出力電圧ベクトルの各成分を、更新タイミングからこの更新タイミングの操作に対応した予測対象となるタイミングまでの中間の任意のタイミングにおける値とすることが望ましい。
・上記各実施形態では、電流の検出タイミングをインバータIVの操作状態の更新タイミングに同期させたがこれに限らない。例えば、時系列的に隣接する各一対の更新タイミング間の中央のタイミングにおいて電流を検出するようにしてもよい。この場合であっても、次回の更新タイミングにおける操作状態の設定に伴う電流の予測の初期値として、次回の更新タイミングにおける電流を上記検出された電流に基づき予測することは有効である。
・上記各実施形態では、インバータIVの操作状態の更新タイミングから1制御周期先の制御量を予測したがこれに限らない。例えば、操作状態の更新タイミングから1制御周期経過するまでの期間内の中間の時点における制御量を予測してもよい。
・予測電流ide(n+1)、iqe(n+1)の予測に際して用いる出力電圧ベクトルの設定手法と、この予測の初期値の予測に際して用いる出力電圧ベクトルの設定手法とを同一としなくてもよい。すなわち例えば、予測電流ide(n+1)、iqe(n+1)の予測に際して用いる出力電圧ベクトルの設定手法として、第1の実施形態の手法を用いて且つ、この予測の初期値の予測に際して用いる出力電圧ベクトルの設定手法として、第2の実施形態の手法を用いてもよい。
・電流を予測するために用いるモデルとしては、鉄損を無視したモデルに限らず、これを考慮したモデルであってもよい。
・電流等を予測するために用いるモデルとしては、基本波を前提としたモデルに限らない。例えば、インダクタンスや誘起電圧について高次成分を含むモデルを用いてもよい。また、電流等の予測手段としては、モデル式を用いるものに限らず、マップを用いるものであってもよい。この際、マップの入力パラメータとしては、電圧(vd、vq)および電気角速度ωであってもよく、また温度等を更に含めてもよい。なお、ここでマップとは、入力パラメータについての離散的な値に対応した出力パラメータの値が記憶された記憶手段のこととする。
・上記各実施形態では、可能な操作状態(電圧ベクトルV0〜V7)の全てを仮設定の対象として、これら全てについて制御量を予測したがこれに限らない。例えばスイッチング状態の切り替えられる相数が多い操作状態を仮設定対象からはずしてもよい。
<制御量について>
・指令値と予測値とに基づきインバータIVの操作を決定するために用いる制御量としては、トルクおよび磁束と、電流とのいずれかに限らない。例えば、トルクのみまたは磁束のみであってもよい。また例えば、トルクおよび電流であってもよい。ここで、制御量を電流以外とする場合等において、センサによる直接の検出対象を電流以外としてもよい。
・上記各実施形態では、回転機の究極の制御量(予測対象であるか否かにかかわらず、最終的に所望の量とされることが要求される制御量)を、トルクとしたが、これに限らず、例えば回転速度等としてもよい。
<その他>
・回転機としては、埋め込み磁石同期機に限らず、表面磁石同期機や、界磁巻線型同期機等、任意の同期機であってよい。更に、同期機にも限らず、誘導モータ等、誘導回転機であってもよい。
・回転機としては、ハイブリッド車に搭載されるものに限らず、電気自動車に搭載されるものであってもよい。また、回転機としては車両の主機として用いられるものに限らない。
・直流電源としては、高電圧バッテリ12に限らず、例えば高電圧バッテリ12の電圧を昇圧するコンバータの出力端子であってもよい。
・互いに相違する値を有する電圧を印加する複数の電圧印加手段と回転機の各端子との間を選択的に開閉するスイッチング素子を備える電力変換回路としては、インバータIVに限らない。例えば、回転機の各端子に3つ以上の互いに相違する値の電圧を印加する電圧印加手段と回転機の各端子とを選択的に開閉するスイッチング素子を備えるものであってもよい。なお、回転機の各端子に3つ以上の互いに相違する値の電圧を印加するための電力変換回路としては、例えば上記特許文献2に例示されているものがある。
10…モータジェネレータ、12…高電圧バッテリ(直流電源の一実施形態)、14…制御装置(回転機の制御装置の一実施形態)。

Claims (7)

  1. 互いに相違する値を有する電圧を印加する複数の電圧印加手段と回転機の端子との間を選択的に開閉するスイッチング素子を備える電力変換回路を操作することで前記回転機の制御量を制御する回転機の制御装置において、
    前記電力変換回路の操作状態の仮設定に応じた前記制御量を、該制御量および該制御量を算出するためのパラメータのいずれかと前記電力変換回路の出力電圧ベクトルとについての回転座標系での離散化された関係情報に基づき予測する予測手段と、
    前記予測手段によって予測された制御量に基づき、前記電力変換回路の次回の操作状態を決定して前記電力変換回路を操作する操作手段とを備え、
    前記予測手段は、前記操作状態の仮設定に際しての前記電力変換回路の出力電圧ベクトルの回転座標系における各成分を、前記仮設定された操作状態が採用された場合の該操作状態への操作タイミングから前記制御量の予測対象となるタイミングまでの期間の中間のタイミングにおける値に設定することを特徴とする回転機の制御装置。
  2. 前記予測手段は、前記制御量および該制御量を算出するためのパラメータのいずれかと前記電力変換回路の出力電圧ベクトルとを回転座標系において関係付けたモデルを前進差分法または後退差分法によって離散化したものにおいて、前記操作状態の仮設定に際しての前記電力変換回路の出力電圧ベクトルの各成分を、前記中間のタイミングにおける値に補正することを特徴とする請求項1記載の回転機の制御装置。
  3. 前記予測手段は、前記操作状態の仮設定に際しての前記電力変換回路の出力電圧ベクトルを、前記期間の中央におけるベクトルに設定することを特徴とする請求項1または2記載の回転機の制御装置。
  4. 前記予測手段は、前記操作状態の仮設定に際しての前記電力変換回路の出力電圧ベクトルを、前記期間における平均値に設定することを特徴とする請求項1または2記載の回転機の制御装置。
  5. 前記予測手段は、前記操作状態の仮設定に際しての前記電力変換回路の出力電圧ベクトルの各成分を、前記電力変換回路の次回の操作状態による操作タイミングにおける値と前記制御量の予測対象となるタイミングにおける値との中央値に設定することを特徴とする請求項1または2記載の回転機の制御装置。
  6. 前記予測手段は、第1予測手段であり、
    前記操作手段によって用いられることが既に決定された操作状態を入力として前記第1予測手段による予測に用いる初期値を前記関係情報を用いて予測する第2予測手段を更に備え、
    前記第2予測手段は、前記既に決定された操作状態に対応する前記電力変換回路の出力電圧ベクトルの回転座標系における各成分を、前記既に決定された操作状態による操作タイミングから前記初期値の予測対象となるタイミングまでの期間の中間のタイミングにおける値に設定することを特徴とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の回転機の制御装置。
  7. 前記電圧印加手段は、直流電源の正極および負極であり、
    前記電力変換回路は、前記直流電源の正極および負極と前記回転機の端子とを選択的に接続するスイッチング素子を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の回転機の制御装置。
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