JP5177986B2 - 負荷駆動装置及びこれを用いた電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷に駆動電流を供給する負荷駆動装置及びこれを用いた電気機器(例えば光ディスク駆動装置)に関するものである。
DVD[Digital Versatile Disc]、CD[Compact Disc]、MD[Mini Disc]などの光ディスクの記録/再生を行う光ディスク駆動装置を備えたカーナビゲーションシステムやカーオーディオシステム、或いは、ポータブルナビゲーションシステムなどでは、ピックアップレンズを用いて、光ディスクの記録面上にビームスポットを形成することにより、光ディスクに対するデータの記録/再生が行われる。このとき、光ピックアップの位置を微調整するアクチュエータとしては、一般的に、フォーカスコイルやトラッキングコイル、或いは、チルトコイルなどが用いられている。
上記したピックアップレンズのアクチュエータコイルは、軽くて小さい部品ながらも、比較的大きな電流を流して駆動するものであるため、発熱が大きく焼損しやすい。
そのため、従来より、アクチュエータコイルを過電流による焼損から保護するための技術として、アクチュエータコイルの最大出力(アンプ出力が振り切った状態)が連続して一定時間(例えば300[ms])検出されたときにコイル出力を全てミュートさせる手法や、複数のアクチュエータコイルを駆動するドライバの電源電流を監視してピーク電流を制限する手法、ドライバの制御信号をDSPでソフトウェア的に監視してピーク電流を制御する手法、或いは、コイルへの駆動電圧を検知してピーク電流を制御する手法などが用いられていた。
また、上記に関連する従来技術の一例として、特許文献1には、モータのロータ回転位置を検出する磁気検出素子と、前記磁気検出素子の出力信号を増幅する位置信号増幅回路と、出力回路と、前記モータのステータ用コイルと、電荷を蓄えるコンデンサと、前記ロータの回転位置と同期してパルスを発生する回転検出回路と、前記回転検出回路の出力パルスによりリセットされる第1のフリップフロップ回路と、前記コンデンサに電荷を供給する充電回路と、前記充電回路の充電電流により前記コンデンサの電位が所定の第1の電位になったとき前記第1のフリップフロップ回路を反転させ充電を停止させる第1のコンパレータ回路と、主として前記回転検出回路のパルス発生が停止したモータロック時に前記コンデンサに定電流の差を利用して充電電流および放電電流を合成し供給する充電/放電回路と、前記コンデンサの充電状態および放電状態を保持させる第2のフリップフロップ回路と、放電用トランジスタと、前記コンデンサの充電状態から放電状態へ移るタイミングを検出する反転検出トランジスタと、前記コンデンサの電位が前記第1の電位より高い所定の第2の電位に上昇したとき前記出力回路を通じて前記コイルへの通電を遮断させる遮断/復帰回路と、前記コンデンサが前記第1の電位より低い所定の第3の電位に下降したときリセットパルスを発生するパルス回路と、前記コンデンサの電位が前記所定の第2の電位に上昇したこと及び前記所定の第3の電位に下降したことを検出するヒステリシス付の第2のコンパレータ回路と、インバータ回路と、前記第1のフリップフロップ回路の出力と前記第2のコンパレータ回路の出力のORをとり前記遮断/復帰回路をコントロールするOR回路と、を備えた速度制御可能なブラシレスモータのコイル焼損防止装置が開示・提案されている。
実開平5−55798号公報
確かに、上記従来の保護技術をモータドライバICに適用すれば、アクチュエータコイルの焼損を低減することが可能である。
しかしながら、アクチュエータコイルの最大出力が連続して一定時間検出されたときにコイル出力を全てミュートさせる手法では、アクチュエータコイルの最大出力直前で駆動が継続された場合に過電流が検知されないため、焼損を生じるおそれがあった。
また、複数のアクチュエータコイルを駆動するドライバの電源電流を監視してピーク電流を制限する手法では、各アクチュエータコイルの駆動電流に偏りがあった場合に過電流を検知できないおそれがあった。
また、ドライバの制御信号をDSPでソフトウェア的に監視してピーク電流を制御する手法では、駆動電流を間接的に検知する形となるため、コイルのばらつきやドライバ駆動信号のばらつきによるコイルへの駆動電流のばらつきが大きくなり、過電流を高精度に検知できないおそれがあった。
また、コイルへの駆動電圧を検知してピーク電流を制御する手法では、コイルのばらつきによる駆動電流のばらつきを検知することができなかった。
なお、特許文献1の従来技術は、あくまで、モータの回転が何らかの外的要因によって停止した場合に、モータが意図しない停止状態に陥っていることを検知して、出力回路の動作を停止する技術であり、本願発明とその本質的構成を異にするものであった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、負荷の焼損を適切に防止することが可能な負荷駆動装置、及び、これを用いた電気機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る負荷駆動装置は、負荷の駆動電流に応じた第1電流を生成する第1電流生成部と、所定の第2電流を生成する第2電流生成部と、第1電流と第2電流の大小関係に応じてコンデンサの充放電を行う積分部と、前記コンデンサの端子電圧と所定の閾値電圧とを比較する比較部と、前記比較部の出力論理に基づいて保護信号を生成する出力部と、を有して成る構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る負荷駆動装置は、前記コンデンサの端子電圧が所定の下限値を下回らないようにバイアスするバイアス部を有して成る構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成る負荷駆動装置において、第1電流生成部は、前記負荷の電源側または接地側に直列接続された検出器を用いて、前記駆動電流の電流値を直接的に検出する構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第3いずれかの構成から成る負荷駆動装置において、第2電流生成部は、定電流を生成する定電流源と、前記定電流をミラーして第2電流を生成するカレントミラー回路と、を有して成る構成(第4の構成)にするとよい。
また、本発明に係る電気機器は、上記第1〜第4いずれかの構成から成る負荷駆動装置と、前記負荷駆動装置から駆動電流の供給を受ける少なくとも一の負荷と、前記負荷駆動装置から前記保護信号の入力を受けるマイコンと、を有して成る構成(第5の構成)とされている。
なお、上記第5の構成から成る電気機器において、前記出力部は、前記比較部の出力論理に基づいて前記負荷の駆動をミュートする保護動作制御部を有して成る構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第6の構成から成る電気機器において、前記保護動作制御部は、前記マイコンからの解除信号に基づいて前記負荷のミュートを解除する構成(第7の構成)にするとよい。
一方、上記第5の構成から成る電気機器において、前記マイコンは、前記保護信号に基づいて、前記負荷の駆動をミュートし、或いは、その解除を行う構成(第8の構成)にしてもよい。
また、上記第5〜第8いずれかの構成から成る電気機器において、前記マイコンは、前記保護信号の入力を受けたとき、メモリに前記負荷駆動装置の異常履歴情報を格納する構成(第9の構成)にするとよい。
また、上記第5〜第9いずれかの構成から成る電気機器において、前記マイコンは、前記保護信号の入力を受けたとき、ディスプレイ及び/またはスピーカを用いて、前記負荷駆動装置の異常を報知する構成(第10の構成)にするとよい。
本発明によれば、負荷の焼損を適切に防止することができ、延いては、システムの安全性や信頼性を向上することが可能となる。
以下では、光ディスク駆動装置に搭載されるモータドライバICに本発明を適用した場合を例に挙げて詳細な説明を行う。
図1は、本発明に係る光ディスク駆動装置の一実施形態を示すブロック図である。
本図に示す通り、本実施形態の光ディスク駆動装置は、モータドライバIC1と、負荷2と、ディジタル信号処理装置3(以下では、DSP[Digital Signal Processor]3と呼ぶ)と、マイコン4と、メモリ5と、を有して成る。
モータドライバIC1は、フォーカスサーボドライバ回路11と、トラッキングサーボドライバ回路12と、スピンドルモータドライバ回路13と、スレッドモータドライバ回路14と、ローディングモータドライバ回路15と、を備えて成り、DSP3からの駆動信号N2に基づき、複数の負荷2(フォーカスサーボコイル21、トラッキングサーボコイル22、スピンドルモータ23、スレッドモータ24、並びに、ローディングモータ25)に対して、各々駆動電流を供給する多チャンネル負荷駆動装置である。
また、モータドライバIC1は、フォーカスサーボドライバ回路11及びトラッキングサーボドライバ回路12のいずれかに過電流が生じたときに、双方の出力動作を制限または停止した上で、その旨を示す保護信号N4をマイコン4に対して送出するアクチュエータ保護回路16を備えて成る。なお、アクチュエータ保護回路16の構成及び動作については、後ほど詳細な説明を行う。
負荷2のうち、フォーカスサーボコイル21は、ピックアップレンズ(不図示)を駆動して、光ディスク上に形成されるビームスポットのフォーカス制御を行う手段である。トラッキングサーボコイル22は、ピックアップレンズを駆動して、光ディスク上に形成されるビームスポットのトラッキング制御を行う手段である。スピンドルモータ23は、光ディスクが載置されるターンテーブル(不図示)を線速度一定または回転速度一定で回転駆動する手段であり、ブラシ付きDCモータや3相ブラシレスモータを用いることができる。スレッドモータ24は、光ピックアップを光ディスクの半径方向に駆動する手段であり、ブラシ付きDCモータや2相ブラシレスステッピングモータを用いることができる。ローディングモータ25は、光ディスクが載置されるローディングトレイ(不図示)を前後駆動する手段であり、ブラシ付きDCモータを用いることができる。
DSP3は、マイコン4からの制御信号N1に基づいて、複数のドライバ回路11〜15に各々駆動信号N2を送出する手段である。
マイコン4は、装置各部の動作を統括制御する手段であり、特に、本発明に関連して、DSP3に対する制御信号N1の送出、モータドライバIC1から送出される保護信号N4の監視、メモリ5を用いた異常履歴情報N3の格納及び参照、並びに、モータドライバIC1に対する解除信号N5の送出を行う。
メモリ5は、マイコン4のプログラム格納領域や作業領域として用いられるほか、モータドライバIC1の異常履歴情報N3を格納するための記憶手段としても用いられる。
次に、アクチュエータ保護回路16の回路構成について、図2を参照しながら詳細な説明を行う。
図2は、アクチュエータ保護回路16の一構成例を示す回路ブロック図である。
本図に示す通り、本実施形態のアクチュエータ保護回路16は、第1電流生成部161と、第2電流生成部162と、積分部163と、バイアス部164と、比較部165と、出力部166と、を有して成る。
第1電流生成部161は、モータドライバIC1に内蔵されたアンプA1a〜A1b、及び、Pチャネル型電界効果トランジスタP1a〜P1bと、モータドライバIC1に外付けされた抵抗R1a〜R1b、及び、抵抗R2a〜R2bと、を有して成る。
アンプA1aの非反転入力端(+)は、フォーカスサーボドライバ回路11の電源入力端に接続される一方、抵抗R1aを介して電源電圧の印加端にも接続されている。アンプA1aの反転入力端(−)は、トランジスタP1aのソースに接続される一方、抵抗R2aを介して電源電圧の印加端にも接続されている。アンプA1aの出力端は、トランジスタP1aのゲートに接続されている。
アンプA1bの非反転入力端(+)は、トラッキングサーボドライバ回路12の電源入力端に接続される一方、抵抗R1bを介して電源電圧の印加端にも接続されている。アンプA1bの反転入力端(−)は、トランジスタP1bのソースに接続される一方、抵抗R2bを介して電源電圧の印加端にも接続されている。アンプA1bの出力端は、トランジスタP1bのゲートに接続されている。
上記構成から成る第1電流生成部161では、トランジスタP1aのドレインから、フォーカスサーボドライバ回路11の駆動電流ILに比例したモニタ電流Ic(第1電流)が引き出される。なお、駆動電流ILの電流値をiL、モニタ電流Icの電流値をic、抵抗R1aの抵抗値をr1a、抵抗R2aの抵抗値をr2aとした場合、ic=(r1a/r2a)×iLという関係式が成立する。同様に、トランジスタP1bのドレインからは、トラッキングサーボ回路12の駆動電流に比例したモニタ電流が引き出される。
このように、電源側または接地側に直列に設けた検出器(本実施形態では電源側に設けた抵抗R1a〜R1b)から、駆動電流ILの電流値を直接的に検出することで、駆動電流ILの電流値を精度良く検出することが可能となる。
第2電流生成部162は、モータドライバIC1に内蔵されたアンプA2、直流電圧源E1、Nチャネル型電界効果トランジスタN1、pnp型バイポーラトランジスタQ1〜Q2、及び、npn型バイポーラトランジスタQ3〜Q5と、モータドライバIC1に外付けされた抵抗R3と、を有して成る。
アンプA2の非反転入力端(+)は、直流電圧源E1の正極端に接続されている。直流電圧源E1の負極端は、接地端に接続されている。アンプA2の反転入力端(−)は、トランジスタN1のソースに接続される一方、抵抗R3を介して接地端に接続されている。アンプA2の出力端は、トランジスタN1のゲートに接続されている。トランジスタN1のドレインは、トランジスタQ1のコレクタに接続されている。トランジスタQ1、Q2のエミッタは、いずれも電源電圧の印加端に接続されている。トランジスタQ1、Q2のベースは、いずれもトランジスタQ1のコレクタに接続されている。トランジスタQ2のコレクタは、トランジスタQ3のコレクタに接続されている。トランジスタQ3〜Q5のエミッタは、いずれも接地端に接続されている。トランジスタQ3〜Q5のベースは、いずれもトランジスタQ3のコレクタに接続されている。トランジスタQ4のコレクタは、トランジスタP1aのドレインに接続されている。トランジスタQ5のコレクタは、トランジスタP1bのドレインに接続されている。
上記構成から成る第2電流生成部162では、トランジスタQ1、Q2から成る第1のカレントミラー回路と、トランジスタQ3〜Q5から成る第2のカレントミラー回路を用いることにより、抵抗R3に流れる定電流に比例したミラー電流Id(第2電流)がトランジスタQ4のコレクタに引き込まれる。また、上記と同様に、トランジスタQ5のコレクタにも、抵抗R3に流れる定電流に比例したミラー電流が引き込まれる。
このように、定電流を生成する定電流源(アンプA2、トランジスタN1、直流電圧源E1、抵抗R3)と、前記定電流からミラー電流Idを生成するカレントミラー回路(トランジスタQ1〜Q5)と、を有して成る構成であれば、外付けの抵抗R3を適宜選択することで、フォーカスサーボドライバ回路11及びトラッキングサーボドライバ回路12の過電流検出に用いるミラー電流Idの電流値を一元的に設定することが可能となる。
積分部163は、モータドライバIC1に外付けされたコンデンサC1a、C1bを有して成る。
コンデンサC1aの一端は、トランジスタP1aのドレインとトランジスタQ4のコレクタとの接続ノードに接続されている。コンデンサC1aの他端は、接地端に接続されている。コンデンサC1bの一端は、トランジスタP1bのドレインとトランジスタQ5のコレクタとの接続ノードに接続されている。コンデンサC1bの他端は、接地端に接続されている。
上記構成から成る積分部163では、モニタ電流Icとミラー電流Idの大小関係に応じて、コンデンサC1aの充放電が行われる。より具体的に述べると、モニタ電流Icがミラー電流Idよりも大きければ、コンデンサC1aに差分電流(Ic−Id)が流れ込む形となり、コンデンサC1aが充電される。逆に、モニタ電流Icがミラー電流Idよりも小さければ、コンデンサC1aから差分電流(Id−Ic)が流れ出す形となり、コンデンサC1aが放電される。なお、コンデンサC1bについても、上記と同様の充放電が行われる。すなわち、本実施形態の積分部163では、所定のミラー電流Idに基づいて、コンデンサC1a、C1bを保護側に積分(充電)するか、解除側に積分(放電)するかの閾値が設定されている。
バイアス部164は、モータドライバIC1に内蔵されたアンプA3a〜A3bと、Nチャネル型電界効果トランジスタN2a〜N2bと、直流電圧源E2a〜E2bと、を有して成る。
アンプA3aの非反転入力端(+)は、直流電圧源E2aの正極端に接続されている。直流電圧源E2aの負極端は接地端に接続されている。アンプA3aの反転入力端(−)は、トランジスタN2aのソースに接続される一方、コンデンサC1aの一端にも接続されている。アンプA3aの出力端は、トランジスタN2aのゲートに接続されている。トランジスタN2aのドレインは、電源電圧の印加端に接続されている。
アンプA3bの非反転入力端(+)は、直流電圧源E2bの正極端に接続されている。直流電圧源E2bの負極端は接地端に接続されている。アンプA3bの反転入力端(−)は、トランジスタN2bのソースに接続される一方、コンデンサC1bの一端にも接続されている。アンプA3bの出力端は、トランジスタN2bのゲートに接続されている。トランジスタN2bのドレインは、電源電圧の印加端に接続されている。
上記構成から成るバイアス部164では、トランジスタN2aを介して、コンデンサC1aの端子電圧VCが所定の下限値Vdef(例えば1.06[V])を下回らないようにバイアスされている。このような構成とすることにより、モニタ電流Icよりもミラー電流Idの方が大きい状況(すなわち、コンデンサC1aが放電され、その端子電圧VCが低下する状況)が長く続いた場合でも、トランジスタQ4のコレクタ・エミッタ間電圧が不足することはないので、第2電流生成部162の正常動作を維持することが可能となる。なお、コンデンサC1bの端子電圧についても、トランジスタN2bを介して、上記と同様のバイアス制御が行われる。
比較部165は、モータドライバIC1に内蔵されたコンパレータCMP1a、CMP1bと、直流電圧源E3a〜E3bと、を有して成る。
コンパレータCMP1aの非反転入力端(+)は、直流電圧源E3aの正極端に接続されている。直流電圧源E3aの負極端は、接地端に接続されている。コンパレータCMP1aの反転入力端(−)は、コンデンサC1aの一端に接続されている。
コンパレータCMP1bの非反転入力端(+)は、直流電圧源E3bの正極端に接続されている。直流電圧源E3bの負極端は、接地端に接続されている。コンパレータCMP1bの反転入力端(−)は、コンデンサC1bの一端に接続されている。
上記構成から成る比較部165では、コンパレータCMP1aを用いて、コンデンサC1aの端子電圧VCが所定の閾値電圧Vth1(例えば3.0[V])に達したか否かの判定が行われる。より具体的に述べると、コンパレータCMP1aは、端子電圧VCが閾値電圧Vth1に達したときに、その出力論理をハイレベルからローレベルに遷移する。また、コンパレータCMP1aは、端子電圧VCが一旦閾値電圧Vth1に達すると、以後、閾値電圧Vth1よりも低い閾値電圧Vth2(例えば1.06[V])に低下するまで、その出力論理をローレベルに維持する構成とされている。このようなヒステリシス特性を与える手法としては、直流電圧源E3aの出力電圧を閾値電圧Vth1、Vth2のいずれかに可変制御すればよい。なお、コンデンサC1bの端子電圧についても、コンパレータCMP1bを用いて、上記と同様の比較判定が行われる。
出力部166は、モータドライバIC1に内蔵された保護動作制御部CTRL、及び、npn型バイポーラトランジスタQ6と、モータドライバIC1に外付けされた抵抗R4及び、npn型バイポーラトランジスタQ7と、を有して成る。
トランジスタQ6のコレクタは、抵抗R4を介して電源電圧の印加端に接続されるとともに、マイコン4の保護信号入力端、トランジスタQ7のコレクタ、及び、ロジック部LGのリセット端にも、各々接続されている。トランジスタQ6、Q7のエミッタは、いずれも接地端に接続されている。トランジスタQ6のベースは、保護動作制御部CTRLの保護信号出力端に接続されている。トランジスタQ7のベースは、マイコン4の解除信号出力端に接続されている。
上記構成から成る出力部166において、保護動作制御部CTRLは、コンパレータCMP1a、CMP1bの出力論理に基づいて、トランジスタQ6の開閉制御(延いては、保護信号N4の生成制御)、並びに、ミュート信号MUTEの生成制御(延いては、フォーカスサーボドライバ回路11、及び、トラッキングサーボドライバ回路12のミュート制御)を行う。
次に、上記構成から成るアクチュエータ保護回路16の動作について、図3を参照しながら詳細に説明する。
図3は、図2に示したアクチュエータ保護回路16の動作を説明するためのタイミングチャートである。本図中の上段部分には、フォーカスサーボドライバ回路11及びトラッキングサーボドライバ回路12、並びに、アクチュエータ保護回路16の動作状態が示されており、中段部分〜下段部分には、フォーカスサーボドライバ回路11(或いはトラッキングサーボドライバ回路12、以下同様)の駆動電流IL、モニタ電流Icとミラー電流Idとの差分電流(Ic−Id)、コンデンサC1a(或いはコンデンサC1b、以下同様)の端子電圧VC、保護信号N4、及び、解除信号N5の挙動が各々示されている。
駆動電流ILが所定の目標値(フォーカスサーボコイル21、或いは、トラッキングサーボコイル22の定格に応じて設定された電流値)を上回り、モニタ電流Icがミラー電流Idよりも大きくなって、両者の差分電流(Ic−Id)がプラス側に転じると、コンデンサC1aが充電される形となり、その端子電圧VCが上昇し始める。その後も、駆動電流ILが所定の目標値を上回っている間は、コンデンサC1aの充電が継続される。なお、駆動電流ILが所定の目標値を上回った時点で、アクチュエータ保護回路16の動作状態は、オフステートからアクティブステートに遷移される。
コンデンサC1aの充電が進み、端子電圧VCが所定の閾値電圧Vth1に達すると、保護動作制御部CTRLは、トランジスタQ6をオンからオフに切り替えることで、保護信号N4の出力論理をローレベルからハイレベルへ遷移させるとともに、フォーカスサーボドライバ回路11、及び、トラッキングサーボドライバ回路12の駆動を停止(或いは制限)すべく、ミュート信号MUTE(図3では不図示)の出力を行う。
このように、本実施形態のアクチュエータ保護回路16では、コンデンサC1aの端子電圧VCが閾値電圧Vth1に達した時点で、フォーカスサーボドライバ回路11、及びトラッキングサーボドライバ回路12が自発的にミュート(駆動停止或いは駆動制限)され、マイコン4には、その旨の連絡(保護信号N4のハイレベル遷移)が行われる。すなわち、フォーカスサーボドライバ回路11、及び、トラッキングサーボドライバ回路12は、いずれも、自身に異常が生じたときだけでなく、他方に異常が生じたときにも、その駆動を停止或いは制限される。
このような構成とすることにより、一方のドライバ回路に異常が生じた場合、当該ドライバ回路について、迅速にその保護動作を発動し得るだけでなく、他方のドライバ回路についても、各々の異常が実際に生じる前の段階で、未然の保護動作を発動することが可能となる。従って、本実施形態のモータドライバIC1であれば、多チャンネルのドライバ回路相互間における異常保護動作の連携を図ることで、その安全性や信頼性を向上することが可能となる。
フォーカスサーボドライバ回路11、並びに、トラッキングサーボドライバ回路12をミュートすることで駆動電流ILがゼロ値となり、モニタ電流Icがミラー電流Idよりも小さくなって、両者の差分電流(Ic−Id)がマイナス側に転じると、コンデンサC1aが放電される形となり、コンデンサC1aの端子電圧VCが低下し始める。そして、端子電圧VCが閾値電圧Vth2(本図では基準電圧Vdef)まで低下した時点で、アクチュエータ保護回路16の動作状態がオフステートに復帰される。ただし、この段階で保護信号N4が自発的にローレベルに復帰されることはなく、フォーカスサーボドライバ回路11、並びに、トラッキングサーボドライバ回路12のミュートも継続される。
アクチュエータ保護回路16の動作状態がオフステートに復帰された後、マイコン4が解除信号N5をハイレベルに立ち上げると、トランジスタQ7がオフからオンに切り替えられ、保護信号N4の出力論理がハイレベルからローレベルへ復帰される。保護動作制御部CTRLは、この保護信号N4の立ち下がりを検出して、トランジスタQ6をオフからオンに切り替えるとともに、フォーカスサーボドライバ回路11、並びに、トラッキングサーボドライバ回路12のミュートを解除する。
なお、アクチュエータ保護回路16の動作状態がオフステートに復帰していない場合、保護動作制御部CTRLは、マイコン4から解除信号N5が出力されたときでも、これを受け付けることなく、トランジスタQ6をオフ状態に維持し、フォーカスサーボドライバ回路11、並びに、トラッキングサーボドライバ回路12のミュートを継続する。すなわち、保護動作制御部CTRLは、コンデンサC1aの端子電圧VCが閾値電圧Vth2まで低下しており、かつ、マイコン4から解除信号N5が出力された場合にのみ、ミュートを解除する構成とされている。このような構成とすることにより、コイル温度を十分に低下させるだけのミュート期間を確保することができるので、焼損に対してのマージンを持たせることが可能となる。
ただし、ミュートの解除動作については、必ずしも上記に限定されるものではなく、コンデンサC1aの端子電圧VCが閾値電圧Vth2まで低下した時点で、自発的にミュートを解除する構成としてもよいし、或いは、ユーザの指示に応じて適時にミュートを解除する構成としてもよい。
なお、ミュートからの復帰後については、先述と同様、駆動電流ILが所定の目標値を上回った時点で、アクチュエータ保護回路16の動作状態がオフステートからアクティブステートに遷移され、モニタ電流Icとミラー電流Idの大小関係に応じて、コンデンサC1aの充放電が行われる。
このように、本実施形態のアクチュエータ保護回路16は、所定の目標値を超えた駆動電流ILの電流値を時間積分し、累積される電荷の総量(端子電圧VC)を所定の閾値電圧Vth1、Vth2と比較する構成とされているので、駆動電流ILが所定の目標値を超えた場合には、その超過量に対して、フォーカスサーボドライバ回路11、並びに、トラッキングサーボドライバ回路12をミュートするまでの猶予時間が反比例された形となる。従って、駆動電流ILが所定の目標値を大きく上回っている場合には、即座に保護をかけることができ、逆に、僅かに上回っている程度であれば、焼損を生じない程度の猶予を持って適切に保護をかけることができるので、セット設計の信頼性や安全性を向上させることが可能となる。
例えば、100[mA]の駆動電流ILに対しては、10[s]の駆動継続を許容する一方、200[mA]の駆動電流ILに対しては、5[s]の駆動継続しか許容しない、というように、保護の緊急性に応じて適切なミュート制御を行うことが可能となる。
また、本実施形態の光ディスク駆動装置において、マイコン4は、保護信号N4のハイレベル遷移を確認したとき、メモリ5にモータドライバIC1の異常履歴情報N3を格納する構成とされている。このように、モータドライバIC1の異常状態をマイコン4に伝達し、これを異常履歴情報N3として蓄積する構成であれば、今後の技術力向上や安全性向上に寄与することが可能となる。
また、本実施形態の光ディスク駆動装置において、マイコン4は、保護信号N4のハイレベル遷移を確認したとき、ディスプレイ及び/またはスピーカ(不図示)を用いて、モータドライバIC1の異常を報知する構成とされている。このような構成とすることにより、ユーザはモータドライバIC1の異常を遅滞なく認識することができるので、迅速な復旧作業が可能となり、延いては、装置の安全性や信頼性を高めることが可能となる。
次に、アクチュエータ保護回路16の一変形例について、図4及び図5を参照しながら詳細な説明を行う。
図4は、アクチュエータ保護回路16の一変形例を示す回路ブロック図である。また、図5は、図4に示したアクチュエータ保護回路16の動作を説明するためのタイミングチャートである。なお、図4では、説明を簡単とするために、フォーカスサーボドライバ回路11側の保護回路のみを簡略的に描写しているが、基本的な構成は図2と同様である。
図4に示すように、本変形例のアクチュエータ保護回路16は、図2で示した保護動作制御部CTRLを備えておらず、コンパレータCMP1aの出力信号を用いて、直接的にトランジスタQ6の開閉制御を行い、保護信号N4の生成を行う構成とされている。
従って、コンデンサC1aの端子電圧VCが閾値電圧Vth1に達した時点で、保護信号N4はハイレベルに立ち上げられるが、これは、あくまで過電流が生じている旨をマイコン4に報知するためのワーニングフラグであって、マイコン4からのミュート信号MUTEによって、フォーカスサーボドライバ回路11、並びに、トラッキングサーボドライバ回路12のミュートが指示されない限り、これらの駆動が自発的に停止或いは制限されることはない。そのため、コンデンサC1aの端子電圧VCは、保護信号N4のハイレベル遷移後も上昇し続ける形となる。
その後、マイコン4からのミュート信号MUTEがローレベルに立ち下げられると、フォーカスサーボドライバ回路11、並びに、トラッキングサーボドライバ回路12がミュートされ、コンデンサC1aの端子電圧VCが低下し始める。そして、端子電圧VCが閾値電圧Vth2(本図では、基準電圧Vdefよりも若干高い電圧、例えば、基準電圧Vdef=1.06[V]に対して、閾値電圧Vth2=1.1[V])まで低下した時点で、保護信号N4がローレベルに復帰される。これを確認したマイコン4は、ミュート信号MUTEをハイレベルに立ち上げ、フォーカスサーボドライバ回路11、並びに、トラッキングサーボドライバ回路12のミュートを解除する。
このように、本変形例のアクチュエータ保護回路16は、ワーニングフラグとしての保護信号N4を出力するだけであり、フォーカスサーボドライバ回路11、並びに、トラッキングサーボドライバ回路12のミュートを行うか否かの判断については、マイコン4に委ねられている。従って、マイコン4では、保護信号N4のハイレベル遷移と同時にミュートを指示することもできるし、ある程度の猶予期間を持ってミュートを指示することもできる。或いは、保護信号N4に依ることなく、ユーザ操作等に基づいて、独自にミュートを指示することも可能である。
なお、上記の実施形態では、ピックアップレンズを駆動するアクチュエータに本発明を適用した場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、例えば、ブルーレイディスク駆動装置などに用いられる収差補正レンズの位置駆動装置や、DVD駆動装置などに搭載されるチルトサーボドライバ回路、若しくは、ステッピングモータドライバ回路など、その他の負荷駆動装置や電気機器における負荷(例えばボイスコイルモータ)の焼損防止技術として、広く適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
本発明は、DVD、CD、MDなどの光ディスクを再生する光ディスク駆動装置を備えたカーナビゲーションシステムやカーオーディオシステム、或いは、ポータブルナビゲーションシステムなどの安全性や信頼性を高める上で有用な技術である。
は、本発明に係る光ディスク駆動装置の一実施例を示すブロック図である。 は、アクチュエータ保護回路16の一構成例を示す回路ブロック図である。 は、図2に示したアクチュエータ保護回路16の動作を説明するためのタイミングチャートである。 は、アクチュエータ保護回路16の一変形例を示す回路ブロック図である。 は、図4に示したアクチュエータ保護回路16の動作を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1 モータドライバIC(多チャンネル負荷駆動装置)
11 フォーカスサーボドライバ回路
12 トラッキングサーボドライバ回路
13 スピンドルモータドライバ回路
14 スレッドモータドライバ回路
15 ローディングモータドライバ回路
16 アクチュエータ保護回路
2 負荷
21 フォーカスサーボコイル
22 トラッキングサーボコイル
23 スピンドルモータ
24 スレッドモータ
25 ローディングモータ
3 ディジタル信号処理装置
4 マイコン
5 メモリ
161 第1電流生成部
162 第2電流生成部
163 積分部
164 バイアス部
165 比較部
166 出力部
P1a、P1b Pチャネル型電界効果トランジスタ
N1、N2a、N2b Nチャネル型電界効果トランジスタ
Q1、Q2 pnp型バイポーラトランジスタ
Q3、Q4、Q5、Q6、Q7 npn型バイポーラトランジスタ
A1a、A1b、A2、A3a、A3b アンプ
R1a、R1b、R2a、R2b、R3、R4 抵抗
E1、E2a、E2b、E3a、E3b 直流電圧源
CMP1a、CMP1b コンパレータ
CTRL 保護動作制御部

Claims (9)

  1. 負荷の駆動電流に応じた第1電流を生成する第1電流生成部と、所定の第2電流を生成する第2電流生成部と、第1電流と第2電流の大小関係に応じてコンデンサの充放電を行う積分部と、前記コンデンサの端子電圧と所定の閾値電圧とを比較する比較部と、前記比較部の出力論理に基づいて保護信号を生成する出力部と、前記コンデンサの端子電圧が所定の下限値を下回らないようにバイアスするバイアス部と、を有して成り、
    前記バイアス部は、
    第1電極が電源電圧の印加端に接続され、第2電極が前記コンデンサの端子電圧の印加端に接続されたトランジスタと、
    非反転入力端が所定の直流電圧の印加端に接続され、反転入力端が前記トランジスタの第2電極に接続され、出力端が前記トランジスタの制御端に接続されたオペアンプと、
    を含むことを特徴とする負荷駆動装置。
  2. 第1電流生成部は、前記負荷の電源側または接地側に直列接続された検出器を用いて、前記駆動電流の電流値を直接的に検出することを特徴とする請求項1に記載の負荷駆動装置。
  3. 第2電流生成部は、定電流を生成する定電流源と、前記定電流をミラーして第2電流を生成するカレントミラー回路と、を有して成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の負荷駆動装置。
  4. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の負荷駆動装置と、前記負荷駆動装置から駆動電流の供給を受ける少なくとも一の負荷と、前記負荷駆動装置から前記保護信号の入力を受けるマイコンと、を有して成ることを特徴とする電気機器。
  5. 前記出力部は、前記比較部の出力論理に基づいて前記負荷の駆動をミュートする保護動作制御部を有して成ることを特徴とする請求項に記載の電気機器。
  6. 前記保護動作制御部は、前記マイコンからの解除信号に基づいて前記負荷のミュートを解除することを特徴とする請求項に記載の電気機器。
  7. 前記マイコンは、前記保護信号に基づいて、前記負荷の駆動をミュートし、或いは、その解除を行うことを特徴とする請求項に記載の電気機器。
  8. 前記マイコンは、前記保護信号の入力を受けたとき、メモリに前記負荷駆動装置の異常履歴情報を格納することを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の電気機器。
  9. 前記マイコンは、前記保護信号の入力を受けたとき、ディスプレイ及び/またはスピーカを用いて、前記負荷駆動装置の異常を報知することを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の電気機器。
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