JP2004253081A - ディスク装置 - Google Patents

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賢一 新山
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信夫 中町
Yoshiki Tanaka
良樹 田中
伸輔 ▲高▼木元
Shinsuke Takagimoto
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    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/0857Arrangements for mechanically moving the whole head

Abstract

【課題】本発明は、低消費電力化を実現するためのディスク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ドライバIC1において、ローディングモータ4を駆動制御するときにマイコン2より供給されるバイアス電圧が入力されるバイアス端子20aと、フォーカスコイル5及びトラッキングコイル6及びスレッドモータ7及びスピンドルモータ8を駆動制御するときにDSP3より供給されるバイアス端子20bが備えられる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクや光磁気ディスクの記録・再生を行うディスク装置に関するもので、光ピックアップなどのデータ位置指定駆動機構及びローディング機構を駆動制御するドライバICを備えたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光ディスクや光磁気ディスクのディスク装置において、自動的にディスクの入れ替えや排出などのローディングを行う自動ローディング機構を備えたものが存在している。又、このような自動ローディング機構を備えるものの中には、複数のディスクが設置されて、この複数のディスクから再生機構に移送するディスクを選択して自動ローディング機構により自動的に移送するものも提供されている。
【0003】
この複数のディスクから1枚のディスクを選択して記録・再生を行うディスク装置において、別のディスクへの記録動作時にディスクの排出指示があると、書き込み動作が停止しているときに排出動作を行うことで排出動作と記録動作が重なることを防いで消費電力を抑制したものが提案されている(特許文献1参照)。このようなディスク装置において、ディスクの排出や入れ替えなどを含むローディング動作時の移送機構の制御及び記録・再生時のスピンドルモータやスレッドモータの制御を行うためのドライバIC(Integrated Circuit)が、図4のように構成される。
【0004】
図4のドライバIC100は、ローディング機構に備えられるローディングモータ4を制御するローディングドライバ101と、光ピックアップ10の対物レンズ10aをディスク11のディスク面に対して垂直方向に移動させるフォーカスコイル5への電流量を制御するフォーカスドライバ102と、光ピックアップ10の対物レンズ10aをディスク11の径方向に移動させるトラッキングコイル6への電流量を制御するトラッキングドライバ103と、光ピックアップ10を中間伝達手段(不図示)を利用してディスク11の径方向に移動させるスレッドモータ7を駆動制御するスレッドドライバ104と、ディスク11を周方向に回転させるスピンドルモータ8を駆動制御するスピンドルドライバ105とを備える。
【0005】
このようなドライバIC100を備えた光ディスク装置において、装置全体の制御を行うマイコン2からローディングモータ4の動作が指示されるローディング制御信号が信号入力端子106を通じてローディングドライバ102に入力される。又、光ディスク11からの信号が光ピックアップ10及びRFアンプ9を通じて、トラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号としてDSP(Digital Signal Processor)3に入力され、このDSP3によって記録・再生時の動作制御が行われる。
【0006】
そして、DSP3からフォーカスコイル5及びトラッキングコイル6及びスレッドモータ7及びスピンドルモータ8それぞれの動作が指示されるフォーカス制御信号及びトラッキング制御信号及びスレッド制御信号及びスピンドル制御信号が、信号入力端子107〜110を通じて、フォーカスドライバ102及びトラッキングドライバ103及びスレッドドライバ104及びスピンドルドライバ105に入力される。更に、バイアス電圧が、このDSP3よりバイアス端子111を通じて、ローディングドライバ101及びフォーカスドライバ102及びトラッキングドライバ103及びスレッドドライバ104及びスピンドルドライバ105に供給される。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−283309号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4のようなドライバIC100が構成されるとき、ローディング動作を行うとき、DSP3より制御信号が与えられるフォーカスドライバ102及びトラッキングドライバ103及びスレッドドライバ104及びスピンドルドライバ105は停止されるが、ローディングドライバ101に対してバイアス電圧を供給して動作させなければならない。このように、マイコン2より制御信号が与えられるローディングドライバ101にバイアス電圧を供給するためにDSP3を動作させる必要があるため、ローディング動作時においてもDSP3に対して電力供給する必要があり、低消費電力化の妨げとなる。
【0009】
このような問題を鑑みて、本発明は、低消費電力化を実現するためのディスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のディスク装置は、データが記憶されたディスクを所定位置に移送するローディング機構と、前記ディスクに記憶されたデータのデータ位置を指定するデータ位置指定機構と、該データ位置指定機構を制御するための信号処理を行う信号処理部と、前記ローディング機構を駆動制御するローディング制御部と前記データ位置指定機構を駆動制御するデータ位置指定制御部とを備えるドライバ部と、前記信号処理部及び前記ドライバ部の動作制御を含む装置全体の動作制御を行う主制御部と、を有するディスク装置において、前記ドライバ部が、前記ローディング制御部の動作用のバイアス電圧が入力される第1バイアス入力端子と、前記主制御部より前記ローディング制御部に与える制御信号が入力される第1信号入力端子と、前記データ位置指定制御部の動作用のバイアス電圧が入力される第2バイアス入力端子と、前記信号処理部より前記データ位置指定制御部に与える制御信号が入力される第2信号入力端子と、を備え、前記ローディング機構を動作させてローディング動作が行われるとき、前記主制御部から前記第1バイアス入力端子へバイアス入力するとともに、前記信号処理部の動作を停止することを特徴とする。
【0011】
このようなディスク装置において、前記データ位置指定機構を光ピックアップとしたとき、前記データ位置指定制御部として、前記光ピックアップの対物レンズを前記ディスクのディスク面に対して垂直に移動させるフォーカスコイルを駆動制御するフォーカスドライバ、前記対物レンズを前記ディスクの径方向に移動させるトラッキングコイルを駆動制御するトラッキングドライバ、前記光ピックアップを前記ディスクの径方向に間接的に移動させるスレッドモータを駆動制御するスレッドドライバ、及び、前記ディスクを周方向に回転させるスピンドルモータを駆動制御するスピンドルドライバの内の少なくとも1つを備え、前記第2信号入力端子が、前記フォーカスドライバ及び前記トラッキングドライバ及び前記スレッドドライバ及び前記スピンドルドライバの内の前記データ位置指定制御部に備えられたドライバに与えられる制御信号が入力されるそのドライバ数に応じた端子により構成される。又、前記ローディング制御部が前記ローディング機構に備えられるローディングモータを駆動制御するとともに前記第1信号入力端子からの制御信号が与えられるローディングドライバを備える。
【0012】
このような構成において、前記ローディングドライバに与える制御信号を増幅する第1アンプと、前記フォーカスドライバ及び前記トラッキングドライバ及び前記スレッドドライバ及び前記スピンドルドライバの内の前記データ位置指定制御部に備えられたドライバに与える制御信号を増幅する第2アンプを備え、前記第1アンプに前記第1バイアス端子からのバイアス電圧がリファレンス電圧として供給されるとともに、前記第2アンプに前記第2バイアス端子からのバイアス電圧がリファレンス電圧として供給される。
【0013】
又、本発明のディスク装置は、データが記憶されたディスクを所定位置に移送するローディング機構と、前記ディスクに記憶されたデータのデータ位置を指定するデータ位置指定機構と、該データ位置指定機構を制御するための信号処理を行う信号処理部と、前記ローディング機構及び前記データ位置指定機構に対して共通に使用されるとともに当該両機構を駆動する動力を発生するモータと、前記ローディング機構及び前記データ位置指定機構を駆動制御するドライバ部と、前記信号処理部及び前記ドライバ部の動作制御を含む装置全体の動作制御を行う主制御部と、を有するディスク装置において、前記ドライバ部が、前記モータを駆動制御するモータ制御部と、前記データ位置指定機構の前記モータの動力以外で駆動する駆動機構を駆動制御するデータ位置指定制御部と、前記ローディング機構動作時における前記モータ用の第1制御信号が前記主制御部より入力される第1信号入力端子と、前記データ位置指定機構動作時における前記モータ用の第2制御信号が前記信号処理回路より入力される第2信号入力端子と、前記データ位置指定制御部に与える第3制御信号が前記信号処理回路より入力される第3信号入力端子と、前記第1信号入力端子からの前記第1制御信号と前記第2信号入力端子からの前記第2制御信号とから選択した制御信号を前記モータ制御部に与える制御信号選択部と、前記ローディング機構動作時に前記第1制御信号を選択するとともに前記データ位置指定機構動作時に前記第2制御信号を選択するように前記制御信号選択部を動作させるコントロール信号が入力されるコントロール端子と、を備えることを特徴とする。
【0014】
このようなディスク装置において、前記制御信号選択部が、前記コントロール信号に基づいて前記制御信号を選択する際に、選択した前記制御信号に応じて当該制御信号を増幅する増幅率を切り換える。
【0015】
又、このようなディスク装置において、前記データ位置指定機構を光ピックアップとしたとき、前記データ位置指定制御部として、前記光ピックアップの対物レンズを前記ディスクのディスク面に対して垂直に移動させるフォーカスコイルを駆動制御するフォーカスドライバ、前記対物レンズを前記ディスクの径方向に移動させるトラッキングコイルを駆動制御するトラッキングドライバ、前記ディスクを周方向に回転させるスピンドルモータを駆動制御するスピンドルドライバの内の少なくとも1つを備え、を備え、又、前記モータ制御部が、前記光ピックアップを前記ディスクの径方向に間接的に移動させるとともに前記ローディング動作を間接的に行うスレッドモータを駆動制御するスレッドドライバによって構成され、前記第3信号入力端子が、前記フォーカスドライバ及び前記トラッキングドライバ及び前記スピンドルドライバの内の前記データ位置指定制御部に備えられたドライバに与えられる制御信号が入力されるそのドライバ数に応じた端子により構成される。
【0016】
そして、前記制御信号選択部が、前記第1制御信号を増幅する第1アンプと、前記第2制御信号を増幅する第2アンプと、を備えるとともに、当該第1、第2アンプからの出力を選択して前記スレッドドライバに出力し、前記データ位置指定制御部が、前記フォーカスドライバ及び前記トラッキングドライバ及び前記スピンドルドライバの内の前記データ位置指定制御部に備えられたドライバに与える制御信号を増幅する第3アンプを備える。
【0017】
又、ディスク装置が、前記主制御部から供給されるバイアス電圧が入力される第1バイアス端子と、前記信号処理回路から供給されるバイアス電圧が入力される第2バイアス端子とを備え、前記第2バイアス端子に入力されたバイアス電圧が前記データ位置指定制御部に与えられるとともに、前記制御信号選択部が、前記第1制御信号を選択するとき、前記第1バイアス端子に入力されたバイアス電圧を選択し、又、前記第2制御信号を選択するとき、前記第2バイアス端子に入力されたバイアス電圧を選択し、前記ローディング動作が行われるとき、前記信号処理回路が動作停止とされて、前記信号処理回路からのバイアス電圧及び前記第2制御信号及び前記第3制御信号が前記第2バイアス入力端子及び前記第2信号入力端子及び前記第3信号入力端子に入力されない。
【0018】
このとき、前記第1アンプに前記第1バイアス端子からのバイアス電圧がリファレンス電圧として供給されるとともに、前記第2及び第3アンプに前記第2バイアス端子からのバイアス電圧がリファレンス電圧として供給される。
【0019】
又、ディスク装置が、前記信号処理回路から供給されるバイアス電圧が入力されるバイアス端子とを備え、前記バイアス端子に入力されたバイアス電圧が前記データ位置指定制御部に与えられるとともに、前記制御信号選択部が、前記第2制御信号を選択するとき、前記バイアス端子に入力されたバイアス電圧を選択し、前記ローディング動作が行われるとき、前記信号処理回路が動作停止とされて、前記信号処理回路からのバイアス電圧及び前記第2制御信号及び前記第3制御信号が前記第2バイアス入力端子及び前記第2信号入力端子及び前記第3信号入力端子に入力されない。
【0020】
このとき、前記第1アンプに前記ドライバ部内部に備えたリファレンス電圧が供給されるとともに、前記第2及び第3アンプに前記バイアス端子からのバイアス電圧がリファレンス電圧として供給される。
【0021】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態を、図面を参照して以下に説明する。図1は、本実施形態の光ディスク装置の内部構成を示すブロック図である。尚、図1の光ディスク装置において、図4の光ディスク装置と同一の部分については同一の符号を付す。
【0022】
図1の光ディスク装置内のドライバIC1は、マイコン2からローディング動作時のバイアス電圧が供給されるバイアス端子20aと、DSP3から記録・再生動作時のバイアス電圧が供給されるバイアス端子20bと、マイコン2からローディングモータ4を駆動制御するための制御信号が入力される信号入力端子21aと、DSP3からフォーカスコイル5及びトラッキングコイル6及びスレッドモータ7及びスピンドルモータ8それぞれを駆動制御するための制御信号が入力される信号入力端子21b〜21eと、信号入力端子21a〜21eからの制御信号が反転入力端子に入力されるアンプ22a〜22eと、を備える。
【0023】
更に、ドライバIC1は、アンプ22aからの出力に基づいてローディングモータ4を駆動制御するローディングドライバ23aと、アンプ22bからの出力に基づいてフォーカスコイル5への電流量を制御するフォーカスドライバ23bと、アンプ22cからの出力に基づいてトラッキングコイル6への電流量を制御するトラッキングドライバ23cと、アンプ22dからの出力に基づいてスレッドモータ7を駆動制御するスレッドドライバ23dと、アンプ22eからの出力に基づいてスピンドルモータ8を駆動制御するスピンドルドライバ23eとを備える。
【0024】
又、このドライバIC1において、アンプ22aの非反転入力端子には、リファレンス電圧として、バイアス端子20aから入力されるマイコン2からのバイアス電圧が供給されるとともに、アンプ22b〜22eの非反転入力端子には、リファレンス電圧として、バイアス端子20bから入力されるDSP3からのバイアス電圧が供給される。
【0025】
このようにドライバIC1が構成されるとき、ディスク11の切り換えや排出などのローディング動作の指示がマイコン2に入力されると、マイコン2よりローディング動作を行うための制御信号が出力されるとともにバイアス電圧が供給される。そして、ドライバIC1には、マイコン2からのバイアス電圧がバイアス端子20aに供給されるとともに、マイコン2からの制御信号が信号入力端子21aに入力される。このとき、DSP3は停止状態とされ、DSP3から制御信号の出力及びバイアス電圧の供給は行われない。よって、バイアス端子20bにはバイアス電圧が供給されず、又、信号入力端子21b〜21eには制御信号が入力されることがない。
【0026】
このようにバイアス電圧がバイアス端子20aのみに供給されるとともに制御信号が信号入力端子21aのみに与えられるとき、アンプ22aがバイアス端子20aからのバイアス電圧をリファレンス電圧として利用して信号入力端子21aからの制御信号を増幅する。そして、アンプ22aで増幅された制御信号に基づいて、ローディングドライバ23aが動作することによって、ローディングモータ4が駆動制御されてローディング動作が行われる。
【0027】
又、記録動作又は再生動作の指示がマイコン2に入力されると、マイコン2によってDSP3が動作するように制御される。そして、DSP3が動作開始してバイアス電圧をドライバIC1のバイアス端子20bに供給するとともに、ディスク11からの反射光を光ピックアップ10が受光してデータ信号に変換してRFアンプ9に与える。このRFアンプ9では、光ピックアップ10より入力されたデータ信号からトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号が生成されてDSP3に与えられる。又、マイコン2からは、バイアス端子20aへのバイアス電圧の供給及び信号入力端子21aへの制御信号の出力が停止される。
【0028】
そして、DSP3において、トラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号に基づいて、フォーカスコイル5及びトラッキングコイル6及びスレッドモータ7及びスピンドルモータ8それぞれに対する制御信号を生成して、信号入力端子21b〜21eに出力する。よって、アンプ22b〜22eがバイアス端子20bからのバイアス電圧をリファレンス電圧として利用して信号入力端子21b〜21eからの制御信号を増幅する。
【0029】
そして、アンプ22b〜22eで増幅された制御信号に基づいて、フォーカスドライバ23b及びトラッキングドライバ23c及びスレッドドライバ23d及びスピンドルドライバ23eそれぞれが動作することによって、フォーカスコイル5及びトラッキングコイル6及びスレッドモータ7及びスピンドルモータ8が駆動制御される。このように動作することで、再生動作又は記録動作時において、ディスク11上の目的とするトラックへ光ピックアップ10からレーザ光を入射することができる。
【0030】
このように構成することで、ローディング動作を行うときは、DSP3の動作を停止させることができるため、DSP3による消費電力を低減することができる。
【0031】
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態を、図面を参照して以下に説明する。図2は、本実施形態の光ディスク装置の内部構成を示すブロック図である。尚、図2の光ディスク装置において、図1の光ディスク装置と同一の部分については同一の符号を付す。
【0032】
図2の光ディスク装置は、スレッドモータ7をローディング動作時のモータとしても使用するようにして、図1の光ディスク装置からローディングモータ4を削除した構成となっている。又、この光ディスク装置において、ドライバIC1aは、図1のドライバIC1よりローディングドライバ23aを削除するとともに、アンプ22a及びアンプ22dからの出力を選択してスレッドドライバ23dに送出する選択スイッチSWが付加された構成としている。又、選択スイッチSWにはマイコン2より接点の切り換えが制御されるコントロール信号が与えられ、このコントロール信号が入力されるコントロール端子24がドライバIC1aに設けられる。
【0033】
又、図2の光ディスク装置は、スレッドモータ7からの動力をローディング機構に伝達するか又は光ピックアップ10の移動機構に伝達するかを選択するための動力選択部12を備え、マイコン2からのコントロール信号が動力選択部12に与えられて、スレッドモータ7からの動力が光ピックアップ10の移動機構に伝達されるか又はローディング機構に伝達されるかが設定される。
【0034】
このようにドライバIC1aが構成されるとき、ローディング動作の指示がマイコン2に入力されると、第1の実施形態と同様、ドライバIC1aのバイアス端子20a及び信号入力端子21aそれぞれに、マイコン2からのバイアス電圧及び制御信号が入力される。このとき、DSP3は停止状態とされ、DSP3から制御信号の出力及びバイアス電圧の供給は行われない。又、コントロール信号により動力選択部12がスレッドモータ7の動力をローディング機構に伝達するように指示されることによって、ローディング機構が動作するように設定される。更に、マイコン2からドライバIC1aのコントロール端子24に入力されるコントロール信号により、スイッチSWが接点a側に接続されて、アンプ22aからの出力がスレッドドライバ23dの入力に接続される。
【0035】
このようにバイアス電圧がバイアス端子20aのみに供給されるとともに制御信号が信号入力端子21aのみに与えられるとき、アンプ22aで増幅された制御信号に基づいて、スレッドドライバ23dが動作することによって、スレッドモータ7が駆動制御される。このとき、スレッドモータ7の動力がローディング機構に伝達されてローディング機構が動作することにより、ローディング動作が行われる。
【0036】
又、記録動作又は再生動作の指示がマイコン2に入力されると、マイコン2によってDSP3が動作するように制御される。又、コントロール信号により動力選択部12がスレッドモータ7の動力を光ピックアップ10の移動機構に伝達するように指示されることによって、スレッドモータ7によって光ピックアップ10が移動するように設定される。更に、マイコン2からドライバIC1aのコントロール端子24に入力されるコントロール信号により、スイッチSWが接点b側に接続されて、アンプ22dからの出力がスレッドドライバ23dの入力に接続される。
【0037】
そして、第1の実施形態と同様、DSP3が動作開始してバイアス電圧をドライバIC1のバイアス端子20bに供給するとともに、RFアンプ9からのトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号に基づいて、フォーカスコイル5及びトラッキングコイル6及びスレッドモータ7及びスピンドルモータ8それぞれに対する制御信号を生成して、信号入力端子21b〜21eに出力する。
【0038】
よって、アンプ22b〜22eがバイアス端子20bからのバイアス電圧をリファレンス電圧として利用して信号入力端子21b〜21eからの制御信号を増幅し、フォーカスドライバ23b及びトラッキングドライバ23c及びスレッドドライバ23d及びスピンドルドライバ23eそれぞれに与える。そのため、第1の実施形態と同様、フォーカスコイル5及びトラッキングコイル6及びスレッドモータ7及びスピンドルモータ8が駆動制御され、ディスク11上の目的とするトラックへ光ピックアップ10からレーザ光が入射される。
【0039】
このように構成することで、ローディング動作を行うときは、DSP3の動作を停止させることができるため、DSP3による消費電力を低減することができる。又、スレッドモータでローディング動作をさせることができるため、このドライバICを備えた光ディスク装置を小型化することができる。
【0040】
又、本実施形態において、ローディングを行う際に用いるアンプ22aのリファレンス電圧として、マイコン2より入力されるバイアス電圧を使用するものとしたが、図3に示すように、ドライバIC1b内部に内部リファレンス電圧Vthを設けるようにしても構わない。このとき、ドライバIC1bにおいて、図1又は図2に示したバイアス端子20aが除かれるとともに、内部リファレンス電圧Vthのアンプ22aの非反転入力端子への入力切り換えを行うスイッチSW1が付加される。そして、ローディング動作を行うとき、マイコン2からコントロール端子24入力されるコントロール信号によりスイッチSW1がONとされて内部リファレンス電圧Vthがアンプ22aに供給され、又、ローディング動作を行わないとき、コントロール信号によりスイッチSW1がOFFとされて内部リファレンス電圧Vthがアンプ22aに供給が停止される。
【0041】
又、スレッドモータをローディング動作時にローディング機構に動力供給するために使用するものとしたが、スピンドルモータ8をローディング動作時に動力供給するために使用するようにしても構わない。このとき、スイッチSWがアンプ22a,22eの出力を選択してスピンドルドライバ23eに与える。又、動力選択部12によって、スピンドルモータ8の動力をローディング機構及び光ピックアップ10の移動機構のいずれに伝達するか設定される。
【0042】
尚、以上の説明では、光ディスク装置のみについて説明してきたが、磁気ディスクのような他のディスク装置の場合も同様に行うことができることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】
本発明によると、ローディング制御部及びデータ位置指定制御部それぞれに与えるバイアス電圧が入力される端子を第1及び第2バイアス入力端子として独立とするとともに、第1バイアス入力端子が主制御部から入力されるとともに、第2バイアス入力端子が信号処理回路から入力される。よって、ローディング動作を行うとき、信号処理回路を停止状態とすることができ、ディスク装置の消費電力を抑制することができる。又、ドライバ部が、データ位置指定機構に使用されるモータがローディング機構でも使用されるように駆動制御するため、ディスク装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のドライバICを備えた光ディスク装置の内部構成を示すブロック図。
【図2】第2の実施形態のドライバICを備えた光ディスク装置の内部構成の一例を示すブロック図。
【図3】第2の実施形態のドライバICを備えた光ディスク装置の内部構成の別例を示すブロック図。
【図4】従来のドライバICを備えた光ディスク装置の内部構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 ドライブIC
2 マイコン
3 DSP
4 ローディングモータ
5 フォーカスコイル
6 トラッキングコイル
7 スレッドモータ
8 スピンドルモータ
9 RFアンプ
10 光ピックアップ
11 ディスク

Claims (2)

  1. データが記憶されたディスクを所定位置に移送するローディング機構と、前記ディスクに記憶されたデータのデータ位置を指定するデータ位置指定機構と、該データ位置指定機構を制御するための信号処理を行う信号処理部と、前記ローディング機構を駆動制御するローディング制御部と前記データ位置指定機構を駆動制御するデータ位置指定制御部とを備えるドライバ部と、前記信号処理部及び前記ドライバ部の動作制御を含む装置全体の動作制御を行う主制御部と、を有するディスク装置において、
    前記ドライバ部が、
    前記ローディング制御部の動作用のバイアス電圧が入力される第1バイアス入力端子と、
    前記主制御部より前記ローディング制御部に与える制御信号が入力される第1信号入力端子と、
    前記データ位置指定制御部の動作用のバイアス電圧が入力される第2バイアス入力端子と、
    前記信号処理部より前記データ位置指定制御部に与える制御信号が入力される第2信号入力端子と、を備え、
    前記ローディング機構を動作させてローディング動作が行われるとき、前記主制御部から前記第1バイアス入力端子へバイアス入力するとともに、前記信号処理部の動作を停止することを特徴とするディスク装置。
  2. データが記憶されたディスクを所定位置に移送するローディング機構と、前記ディスクに記憶されたデータのデータ位置を指定するデータ位置指定機構と、該データ位置指定機構を制御するための信号処理を行う信号処理部と、前記ローディング機構及び前記データ位置指定機構に対して共通に使用されるとともに当該両機構を駆動する動力を発生するモータと、前記ローディング機構及び前記データ位置指定機構を駆動制御するドライバ部と、前記信号処理部及び前記ドライバ部の動作制御を含む装置全体の動作制御を行う主制御部と、を有するディスク装置において、
    前記ドライバ部が、
    前記モータを駆動制御するモータ制御部と、
    前記データ位置指定機構の前記モータの動力以外で駆動する駆動機構を駆動制御するデータ位置指定制御部と、
    前記ローディング機構動作時における前記モータ用の第1制御信号が前記主制御部より入力される第1信号入力端子と、
    前記データ位置指定機構動作時における前記モータ用の第2制御信号が前記信号処理回路より入力される第2信号入力端子と、
    前記データ位置指定制御部に与える第3制御信号が前記信号処理回路より入力される第3信号入力端子と、
    前記第1信号入力端子からの前記第1制御信号と前記第2信号入力端子からの前記第2制御信号とから選択した制御信号を前記モータ制御部に与える制御信号選択部と、
    前記ローディング機構動作時に前記第1制御信号を選択するとともに前記データ位置指定機構動作時に前記第2制御信号を選択するように前記制御信号選択部を動作させるコントロール信号が入力されるコントロール端子と、を備えることを特徴とするディスク装置。
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