JPS6238564A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は磁気ディスク装置、特にディスク装填後にディ
スク駆動用のスピンドルモータを停止させる磁気ディス
ク装置に関する。

［従来の技術］ 従来より、磁気ディスク装置において、ディスクアクセ
スがない時間帯、あるいは当該ディスクドライブがセレ
クトされていない輪ような時間帯で、ディスク駆動を停
止して省電力を計る技術がよく知られている。

一方、３．５インチのカセットケースに収納したフロッ
ピーディスクでは、ディスクをセンターハブにより支持
し、センターハブのビン穴にスピンドルのピンを係合さ
せて回転駆動を行なうので、少なくともディスク装填時
にスピンドルを回転させ、前記のビンルピン穴を係合さ
せ、アクセスに備えるようにしている。

また、通常の５ないし８インチのフロッピーディスクで
も、センターコーンによりディスクの芯出しを行なう必
要があり、同様に装填時にスピンドルの回転駆動が必要
である。

したがって最近の磁気ディスク装置では、ディスク装填
時、一定時間ディスク駆動用のスピンドルの回転を行な
い、しかる後省電力の目的で回転を停止して待機に入る
ものが多い。

第３図はこのような装置の制御系の一部を示しており、
ここでは符号２でディスク駆動用のスピンドルモータが
示されている。スピンドルモータ２を駆動するドライバ
１０は、入出力双方の負論理動作のオアゲート８により
制御される。すなわち、信号線３を介してローレベルの
モータ・オン信号がコンピュータなどのホスト装置から
入力されるとドライバ１０はスピンドルモータ２を回転
させる。

一方、装置に磁気ディスクが装填されると、フォトカブ
ラ、マイクロスイッチなどのような検出回路によりロー
レベルのディスク・イン信号がカウンタ５を起動すると
ともにフリップフロップ７をセットし、これによりスピ
ンドルモータが回転される。一定時間カウンタ５が計数
を行なうと、カウンタ５はフリップフロップ７をリセッ
トし、これによりモータ・オン信号がなければスピンド
ルモータ２は停止される。

［発明が解決しようとする問題点］ 以上の従来構成では、スピンドルモータを一定時間後に
停止させるためのタイマとして機能するカウンタが必要
で、部品点数が増加する欠点がある。

［問題点を解決するための手段］ 以上の問題を解決するため、本発明においては、磁気デ
ィスクの定常回転時に能動となるレディ信号を用いて装
填終了後のスピンドルモータの停止を行なう構成を採用
した。

［作　用］ 以上のように、従来より一般に用いられている信号を用
いてスピンドル停止を行なうことにより、従来必−要と
されたカウンタなどの計時手段を不要とし、装置を簡単
安価に構成することができる。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づき本発明の詳細な説明す
る。

第１図は本発明を採用した磁気ディスクドライブユニッ
トｌの斜視図で、図において符号２で示されているもの
は、磁気ディスク駆動を行なうスピンドルを回転させる
ためのダイレクトドライブモータなどから成るスピンド
ルモータである。

ジャケットないしカセットに収納された磁気ディスクは
挿入口９から装置に装填される。

第２図はディスク装填時のスピンドルモータの回転を制
御するための回路で、オアゲート８、ドライバ１０およ
びスピンドルモータ２は第３図の従来例と同様に接続さ
れている。また、ディスクアクセスのため任意にディス
ク回転をオン／オフさせるモータ會オン信号３も同様に
オアゲート８に入力されている。

ディスク装填時の回転を制御するフリップフロップ７の
セット入力には従来同様にディスク・イン信号４が入力
されているが、リセット入力にはディスクの正常回転を
示すレディ信号１１が入力されている。

レディ信号１１は、よく知られているように、ディスク
のインデックスホールの検出などによりディスクの回転
数が定常回転数に達し、ディスクアクセスが可能となっ
たことを示す信号である。

以上の構成において、挿入口９に磁気ディスクを装填す
ると、従来同様の検出機構が働き、ディスク・イン信号
４がローレベルになる。これにょリオアゲート８を介し
てドライバ１０がスピンドルモータ２を回転させる。

このスピンドルの回転によりスピンドルのピンとディス
クのセンターハブの係合、あるいはディスクのセンター
コーンによる芯出しが行なわれる。

ディスクの回転が定常回転に達するとレディ信号１１が
ローレベルとなるので、フリップフロップ７がリセット
され、オアゲート８．ドライバ１０を介してスピンドル
モータ２が停止され、待機状態における無駄な電力消費
が防止される。

待機状態からホスト装置などのシステム制御部がディス
クアクセスを行なう場合には、モータ・オン信号３がロ
ーレベルにされ、スピンドルモータ２の回転はこれによ
り任意に制御される。

以上の構成によれば、従来より用いられているレディ信
号によりディスク装填後のモータオフを実行できるので
従来構晟にカウンタなど新たな制御系を組み込む必要な
く、信号線１本の追加によりディスク装填と待機中の省
電力を実現できる。

［効　果］ 以」二の説明から明かなように本発明によれば、磁気デ
ィスクの定常回転時に能動となるレディ信号を用いてデ
ィスク装填終了後のスピンドルモータの停止を行なうよ
うにしたので、カウンタなどの制御手段を排除し、従来
より広く用いられている４８号のみを用いて装填後のス
ピンドルモータ停止を行なえるので装置の構成を簡単安
価にするとともに構成に自由度を持たせることができる
。といった優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による磁気ディスクドライブユニットの
構成を示した斜視図、第２図は第１図の装置のスピンド
ルモータ制御系のブロック図、第３図は従来のスピンド
ルモータ制御系のブロック図である。 １・・・ディスクドライブユニット ２・・・スピンドルモータ ３・・・モータ・オン信号 ４・・・ディスク・イン信号 ７・・・フリップフロップ ８・・・オアゲート １０・・・ドライバ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気ディスク装填時にディスクの回転駆動用のスピンド
   ルモータを回転させ、その後の待機状態において前記ス
   ピンドルモータを停止させる磁気ディスク装置において
   、磁気ディスクの定常回転時に能動となるレディ信号を
   用いてディスク装填後、前記スピンドルモータを停止さ
   せる制御手段を設けたことを特徴とする磁気ディスク装
   置。