JP2002312942A - 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路 - Google Patents
光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路Info
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- JP2002312942A JP2002312942A JP2001115679A JP2001115679A JP2002312942A JP 2002312942 A JP2002312942 A JP 2002312942A JP 2001115679 A JP2001115679 A JP 2001115679A JP 2001115679 A JP2001115679 A JP 2001115679A JP 2002312942 A JP2002312942 A JP 2002312942A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学式ピックアップより照射されるレーザー
によってディスクに信号を記録することが出来る光ディ
スク記録再生装置に関する。 【解決手段】 記録動作時レーザーダイオード３に記録
用駆動電圧及び再生用駆動電圧を交互に供給するレーザ
ー駆動回路１０と、再生用駆動電圧がレーザーダイオー
ドに供給されているときディスクより反射される光に基
づいてトラッキング制御動作及びフォーカス制御動作を
行うピックアップ制御回路７と、レーザーダイオード３
より照射される光のレベルを検出するモニター用ダイオ
ード４とより成り、前記モニター用ダイオード４より得
られるモニター信号をサンプリングし、そのサンプリン
グ信号に基づいてレーザー駆動回路１０より出力される
記録用駆動電圧を制御するとともに再生用駆動電圧を一
定にする。
によってディスクに信号を記録することが出来る光ディ
スク記録再生装置に関する。 【解決手段】 記録動作時レーザーダイオード３に記録
用駆動電圧及び再生用駆動電圧を交互に供給するレーザ
ー駆動回路１０と、再生用駆動電圧がレーザーダイオー
ドに供給されているときディスクより反射される光に基
づいてトラッキング制御動作及びフォーカス制御動作を
行うピックアップ制御回路７と、レーザーダイオード３
より照射される光のレベルを検出するモニター用ダイオ
ード４とより成り、前記モニター用ダイオード４より得
られるモニター信号をサンプリングし、そのサンプリン
グ信号に基づいてレーザー駆動回路１０より出力される
記録用駆動電圧を制御するとともに再生用駆動電圧を一
定にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアッ
プより照射されるレーザー光によってディスクに信号を
記録するとともにレーザー光によってディスクに記録さ
れている信号の再生動作を行うように構成された光ディ
スク記録再生装置に関する。
プより照射されるレーザー光によってディスクに信号を
記録するとともにレーザー光によってディスクに記録さ
れている信号の再生動作を行うように構成された光ディ
スク記録再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて
光学式ピックアップより照射されるレーザー光によって
ディスクに信号を記録することが出来るように構成され
た光ディスク記録再生装置が商品化されている。
記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて
光学式ピックアップより照射されるレーザー光によって
ディスクに信号を記録することが出来るように構成され
た光ディスク記録再生装置が商品化されている。
【０００３】斯かる光ディスク記録再生装置では、レー
ザー光によってディスク上にピットを形成するように構
成されているが、レーザー光の出力レベルが最適でなか
った場合には、ピットの形状が大きすぎたり小さすぎた
りすることになる。そのため、斯かる光ディスク記録再
生装置では、レーザーダイオードより照射される光のレ
ベルを検出することによってレーザー光の出力を自動的
に調整するように構成されている。
ザー光によってディスク上にピットを形成するように構
成されているが、レーザー光の出力レベルが最適でなか
った場合には、ピットの形状が大きすぎたり小さすぎた
りすることになる。そのため、斯かる光ディスク記録再
生装置では、レーザーダイオードより照射される光のレ
ベルを検出することによってレーザー光の出力を自動的
に調整するように構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ディスクに信号を記録
する動作は、レーザーダイオードより出力されるレーザ
ー光の出力レベルを記録用レベルと再生用レベルとに交
互に切り換えることによって行われる。即ち、ディスク
上に設けられている信号トラックに記録用出力のレーザ
ー光によってピットを形成することによって行われる
が、そのピットの大きさは規定の大きさになるように設
定されている。斯かる信号の記録動作は、ディスクを所
定の線速度一定の状態にて回転駆動させることによって
行われるが、最近では、記録動作時の線速度を所定の速
度の数倍にした状態にて行うことが出来るようにした光
ディスク記録再生装置が製品化されている。
する動作は、レーザーダイオードより出力されるレーザ
ー光の出力レベルを記録用レベルと再生用レベルとに交
互に切り換えることによって行われる。即ち、ディスク
上に設けられている信号トラックに記録用出力のレーザ
ー光によってピットを形成することによって行われる
が、そのピットの大きさは規定の大きさになるように設
定されている。斯かる信号の記録動作は、ディスクを所
定の線速度一定の状態にて回転駆動させることによって
行われるが、最近では、記録動作時の線速度を所定の速
度の数倍にした状態にて行うことが出来るようにした光
ディスク記録再生装置が製品化されている。
【０００５】また、光ディスク記録再生装置では、レー
ザー光をディスクの信号面に合焦させるフォーカス制御
動作と信号トラックに追従させるトラッキング制御動作
を行うように構成されているが、このような制御動作
は、フォーカスサーボ回路及びトラッキングサーボ回路
と呼ばれる回路によって行われる。そして、斯かるサー
ボ動作は、レーザー光の再生用レベル時にディスクから
反射して得られる光を利用して行うように構成されてい
る。
ザー光をディスクの信号面に合焦させるフォーカス制御
動作と信号トラックに追従させるトラッキング制御動作
を行うように構成されているが、このような制御動作
は、フォーカスサーボ回路及びトラッキングサーボ回路
と呼ばれる回路によって行われる。そして、斯かるサー
ボ動作は、レーザー光の再生用レベル時にディスクから
反射して得られる光を利用して行うように構成されてい
る。
【０００６】レーザーダイオードより照射されるレーザ
ー光の記録用レベルと再生用レベルとは、モニター用ダ
イオードより得られる信号に基づいてそのレベルを調整
するように構成されているが、そのレベル調整は、モニ
ター用ダイオードより得られる信号をサンプリングする
ことによって行うように構成されている。斯かる構成に
よってレーザー光のレベル調整を行う場合、モニター用
ダイオードの波形のバラツキ等による影響によってレベ
ル調整が正確に行うことが出来ない場合があり、特に記
録速度が高速になるとサンプリングのタイミングを正確
にとることが困難になるためレベル調整が正確に行うこ
とが出来ないことになる。
ー光の記録用レベルと再生用レベルとは、モニター用ダ
イオードより得られる信号に基づいてそのレベルを調整
するように構成されているが、そのレベル調整は、モニ
ター用ダイオードより得られる信号をサンプリングする
ことによって行うように構成されている。斯かる構成に
よってレーザー光のレベル調整を行う場合、モニター用
ダイオードの波形のバラツキ等による影響によってレベ
ル調整が正確に行うことが出来ない場合があり、特に記
録速度が高速になるとサンプリングのタイミングを正確
にとることが困難になるためレベル調整が正確に行うこ
とが出来ないことになる。
【０００７】光学式ピックアップのフォーカス制御動作
やトラッキング制御動作は、前述したように再生用レベ
ルに基づいて行われるため、レーザー光の再生用レベル
が大きく変動すると、光学式ピックアップの制御動作が
正常に行われず記録動作を行うことが出来ないという問
題がある。
やトラッキング制御動作は、前述したように再生用レベ
ルに基づいて行われるため、レーザー光の再生用レベル
が大きく変動すると、光学式ピックアップの制御動作が
正常に行われず記録動作を行うことが出来ないという問
題がある。
【０００８】本発明は、斯かる問題を解決した光ディス
ク記録再生装置のレーザー出力制御回路を提供しようと
するものである。
ク記録再生装置のレーザー出力制御回路を提供しようと
するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザーダイ
オードより照射されるとともにディスクの信号面から反
射される光に基づいてトラッキング制御及びフォーカス
制御を行うように構成された光ディスク記録再生装置に
おいて、記録動作時前記レーザーダイオードに記録用駆
動電圧及び再生用駆動電圧を交互に供給するレーザー駆
動回路と、再生用駆動電圧がレーザーダイオードに供給
されているときディスクより反射される光に基づいてト
ラッキング制御動作及びフォーカス制御動作を行うピッ
クアップ制御回路と、レーザーダイオードより照射され
る光のレベルを検出するモニター用ダイオードとより成
り、前記モニター用ダイオードより得られるモニター信
号をサンプリングし、そのサンプリング信号に基づいて
レーザー駆動回路より出力される記録用駆動電圧を制御
するとともに再生用駆動電圧を一定にするように構成さ
れている。
オードより照射されるとともにディスクの信号面から反
射される光に基づいてトラッキング制御及びフォーカス
制御を行うように構成された光ディスク記録再生装置に
おいて、記録動作時前記レーザーダイオードに記録用駆
動電圧及び再生用駆動電圧を交互に供給するレーザー駆
動回路と、再生用駆動電圧がレーザーダイオードに供給
されているときディスクより反射される光に基づいてト
ラッキング制御動作及びフォーカス制御動作を行うピッ
クアップ制御回路と、レーザーダイオードより照射され
る光のレベルを検出するモニター用ダイオードとより成
り、前記モニター用ダイオードより得られるモニター信
号をサンプリングし、そのサンプリング信号に基づいて
レーザー駆動回路より出力される記録用駆動電圧を制御
するとともに再生用駆動電圧を一定にするように構成さ
れている。
【００１０】
【実施例】図１は本発明のレーザー出力制御回路の一実
施例を示すブロック図である。同図において、１はスピ
ンドルモーター（図示せず）によって回転駆動されるデ
ィスク、２は前記ディスク１に記録されている信号の再
生動作及び該ディスク１に信号を記録する光学式ピック
アップであり、対物レンズ（図示せず）をディスク１の
信号面方向及びディスク１の径方向へ変位させる駆動機
構が組み込まれているとともにレーザーダイオード３、
該レーザーダイオード３より照射されるレーザー光のレ
ベルを検出するモニター用ダイオード４及びディスク１
の信号面より反射される光を受光する光検出器５が組み
込まれている。
施例を示すブロック図である。同図において、１はスピ
ンドルモーター（図示せず）によって回転駆動されるデ
ィスク、２は前記ディスク１に記録されている信号の再
生動作及び該ディスク１に信号を記録する光学式ピック
アップであり、対物レンズ（図示せず）をディスク１の
信号面方向及びディスク１の径方向へ変位させる駆動機
構が組み込まれているとともにレーザーダイオード３、
該レーザーダイオード３より照射されるレーザー光のレ
ベルを検出するモニター用ダイオード４及びディスク１
の信号面より反射される光を受光する光検出器５が組み
込まれている。
【００１１】６は光ディスク記録再生装置の各種の動作
を制御するべく設けられている制御回路、７は前記光検
出器５より得られる信号に基づいて対物レンズの駆動機
構を駆動することによってフォーカス制御動作及びトラ
ッキング制御動作を行うピックアップ制御回路であり、
各制御動作を行うサーボ回路が組み込まれている。斯か
る構成において、前記ピックアップ制御回路７によるフ
ォーカス制御動作及びトラッキング制御動作は、レーザ
ーダイオード３より照射されるレーザー光の出力レベル
が再生用レベルのときに行われるように構成されてい
る。斯かる制御動作は、光検出器５より得られる信号を
制御回路６の制御動作に基づいてサンプリングすること
によって行われるが、斯かる動作は周知であるためその
説明は省略する。
を制御するべく設けられている制御回路、７は前記光検
出器５より得られる信号に基づいて対物レンズの駆動機
構を駆動することによってフォーカス制御動作及びトラ
ッキング制御動作を行うピックアップ制御回路であり、
各制御動作を行うサーボ回路が組み込まれている。斯か
る構成において、前記ピックアップ制御回路７によるフ
ォーカス制御動作及びトラッキング制御動作は、レーザ
ーダイオード３より照射されるレーザー光の出力レベル
が再生用レベルのときに行われるように構成されてい
る。斯かる制御動作は、光検出器５より得られる信号を
制御回路６の制御動作に基づいてサンプリングすること
によって行われるが、斯かる動作は周知であるためその
説明は省略する。
【００１２】８は前記モニター用ダイオード４より得ら
れるモニター信号のサンプリング動作を行うサンプリン
グ回路であり、前記制御回路６によってサンプリング動
作が制御されるように構成されている。９は前記サンプ
リング回路８の出力信号路に挿入接続されているスイッ
チであり、前記制御回路６によってスイッチング動作が
制御されるように構成されている。１０は前記レーザー
ダイオード３に再生動作時には再生用レベルのレーザー
光を出力させる再生用駆動電圧を供給するとともに記録
動作時には再生用レベルと記録用レベルのレーザー光を
交互に出力する再生用駆動電圧と記録用駆動電圧より成
る駆動電流を供給するレーザー駆動回路であり、前記サ
ンプリング回路８にてサンプリングされたモニター信号
がスイッチ９を介して供給されるとともに制御回路６よ
り出力される信号によって動作が制御されるように構成
されている。
れるモニター信号のサンプリング動作を行うサンプリン
グ回路であり、前記制御回路６によってサンプリング動
作が制御されるように構成されている。９は前記サンプ
リング回路８の出力信号路に挿入接続されているスイッ
チであり、前記制御回路６によってスイッチング動作が
制御されるように構成されている。１０は前記レーザー
ダイオード３に再生動作時には再生用レベルのレーザー
光を出力させる再生用駆動電圧を供給するとともに記録
動作時には再生用レベルと記録用レベルのレーザー光を
交互に出力する再生用駆動電圧と記録用駆動電圧より成
る駆動電流を供給するレーザー駆動回路であり、前記サ
ンプリング回路８にてサンプリングされたモニター信号
がスイッチ９を介して供給されるとともに制御回路６よ
り出力される信号によって動作が制御されるように構成
されている。
【００１３】以上の如く本発明は構成されているが、次
に動作について説明する。光ディスク記録再生装置が記
録動作状態にあるときには、記録信号が図示しない回路
よりレーザー駆動回路１０に供給され、その記録信号に
基づいて駆動信号がレーザーダイオード３に供給され
る。前記レーザー駆動回路１０からは高いレベルである
記録用レベルと低いレベルである再生用レベルより成る
駆動電流が交互にレーザーダイオード３に供給される。
に動作について説明する。光ディスク記録再生装置が記
録動作状態にあるときには、記録信号が図示しない回路
よりレーザー駆動回路１０に供給され、その記録信号に
基づいて駆動信号がレーザーダイオード３に供給され
る。前記レーザー駆動回路１０からは高いレベルである
記録用レベルと低いレベルである再生用レベルより成る
駆動電流が交互にレーザーダイオード３に供給される。
【００１４】このような駆動信号がレーザーダイオード
３に供給されると、供給される駆動電圧の大きさに応じ
た出力のレーザー光が該レーザーダイオード３より照射
されることになる。その結果、記録用レベルのレーザー
光が照射されている間信号がディスク１の記録位置に記
録されることになる。斯かる動作が行われる結果、ディ
スク１に信号を記録することが出来る。そして、記録用
レベルのレーザー光が照射されている間は、スイッチ９
が閉成されているとともにモニター用ダイオード４より
得られるモニター信号がサンプリング回路８によってサ
ンプリングされた状態にある。従って、記録用レベルの
レーザー光が照射されている状態では、サンプリング回
路８によってサンプリングされたモニター信号がスイッ
チ９を介してレーザー駆動回路１０に入力された状態に
ある。
３に供給されると、供給される駆動電圧の大きさに応じ
た出力のレーザー光が該レーザーダイオード３より照射
されることになる。その結果、記録用レベルのレーザー
光が照射されている間信号がディスク１の記録位置に記
録されることになる。斯かる動作が行われる結果、ディ
スク１に信号を記録することが出来る。そして、記録用
レベルのレーザー光が照射されている間は、スイッチ９
が閉成されているとともにモニター用ダイオード４より
得られるモニター信号がサンプリング回路８によってサ
ンプリングされた状態にある。従って、記録用レベルの
レーザー光が照射されている状態では、サンプリング回
路８によってサンプリングされたモニター信号がスイッ
チ９を介してレーザー駆動回路１０に入力された状態に
ある。
【００１５】それ故、レーザー駆動回路１０よりレーザ
ーダイオード３に対して出力される記録用駆動電圧は、
スイッチ９を通して入力されるモニター信号と制御回路
６より入力される信号に基づいて設定されることにな
る。従って、レーザーダイオード３より出力されるレー
ザー光の出力レベルが変化するとその変化がモニター信
号としてレーザー駆動回路１０に入力されるので、その
変化を抑えるようにモニター信号を作用させることによ
ってレーザー光の記録用レベルが一定になるように制御
することが出来る。このようにすることによって、ディ
スク１への記録動作を正確に行うことが出来る。
ーダイオード３に対して出力される記録用駆動電圧は、
スイッチ９を通して入力されるモニター信号と制御回路
６より入力される信号に基づいて設定されることにな
る。従って、レーザーダイオード３より出力されるレー
ザー光の出力レベルが変化するとその変化がモニター信
号としてレーザー駆動回路１０に入力されるので、その
変化を抑えるようにモニター信号を作用させることによ
ってレーザー光の記録用レベルが一定になるように制御
することが出来る。このようにすることによって、ディ
スク１への記録動作を正確に行うことが出来る。
【００１６】以上に説明したようにディスク１に信号を
記録するレーザー光の記録用レベルの制御動作は行われ
るが、次に本発明の要旨について説明する。
記録するレーザー光の記録用レベルの制御動作は行われ
るが、次に本発明の要旨について説明する。
【００１７】記録動作状態における光学式ピックアップ
２のフォーカス制御動作及びトラッキング制御動作は、
ピックアップ制御回路７によって行われるが、その制御
動作は、光検出器５より得られる信号に基づいて行われ
る。そして、前記光検出器５から得られる信号をサンプ
リングした信号に基づいて、光学式ピックアップ２のフ
ォーカス制御動作及びトラッキング制御動作は行われる
が、記録動作状態において、斯かる光学式ピックアップ
２の制御動作は、レーザーダイオード３より照射される
レーザー光の出力レベルが再生用レベルのときに行われ
る。
２のフォーカス制御動作及びトラッキング制御動作は、
ピックアップ制御回路７によって行われるが、その制御
動作は、光検出器５より得られる信号に基づいて行われ
る。そして、前記光検出器５から得られる信号をサンプ
リングした信号に基づいて、光学式ピックアップ２のフ
ォーカス制御動作及びトラッキング制御動作は行われる
が、記録動作状態において、斯かる光学式ピックアップ
２の制御動作は、レーザーダイオード３より照射される
レーザー光の出力レベルが再生用レベルのときに行われ
る。
【００１８】前述したようにピックアップ制御回路７に
よるフォーカス制御動作及びトラッキング制御動作は行
われるが、レーザーダイオード３より照射されるレーザ
ー光の出力レベルが再生用レベルの状態では、スイッチ
９が開放された状態にある。従って、モニター用ダイオ
ード４からのモニター信号がレーザー駆動回路１０に入
力されることはなく、レーザー駆動回路１０より出力さ
れる再生用駆動電圧は、制御回路６より出力される信号
によって決定されることになる。そして、前記制御回路
６より出力される信号を前もって設定しておくことによ
ってレーザー駆動回路１０より出力される再生用駆動電
圧を一定にすることが出来る。
よるフォーカス制御動作及びトラッキング制御動作は行
われるが、レーザーダイオード３より照射されるレーザ
ー光の出力レベルが再生用レベルの状態では、スイッチ
９が開放された状態にある。従って、モニター用ダイオ
ード４からのモニター信号がレーザー駆動回路１０に入
力されることはなく、レーザー駆動回路１０より出力さ
れる再生用駆動電圧は、制御回路６より出力される信号
によって決定されることになる。そして、前記制御回路
６より出力される信号を前もって設定しておくことによ
ってレーザー駆動回路１０より出力される再生用駆動電
圧を一定にすることが出来る。
【００１９】前記レーザー駆動回路１０より出力される
再生用駆動電圧を一定にすることによってピックアップ
制御回路７によるフォーカス制御動作及びトラッキング
制御動作に使用される光のレベルをモニター用ダイオー
ド４等の特性のバラツキによる影響を受けることなく一
定にすることが出来る。従って、ピックアップ制御回路
７を構成するサーボ回路のサーボ動作を安定した状態に
て行うことが出来る。
再生用駆動電圧を一定にすることによってピックアップ
制御回路７によるフォーカス制御動作及びトラッキング
制御動作に使用される光のレベルをモニター用ダイオー
ド４等の特性のバラツキによる影響を受けることなく一
定にすることが出来る。従って、ピックアップ制御回路
７を構成するサーボ回路のサーボ動作を安定した状態に
て行うことが出来る。
【００２０】記録動作状態におけるレーザー光の再生用
レベルの設定動作は、記録動作を行う前にモニター用ダ
イオード４より得られるモニター信号をサンプリング回
路８及びスイッチ９を介してレーザー駆動回路１０に帰
還させ、その出力レベルが最適な値になるように再生用
駆動電圧を設定することによって行うことが出来る。即
ち、このように設定された再生用駆動電圧がレーザー駆
動回路１０より出力されるような基準信号を制御回路６
より前記レーザー駆動回路１０に入力させるようにすれ
ば良い。
レベルの設定動作は、記録動作を行う前にモニター用ダ
イオード４より得られるモニター信号をサンプリング回
路８及びスイッチ９を介してレーザー駆動回路１０に帰
還させ、その出力レベルが最適な値になるように再生用
駆動電圧を設定することによって行うことが出来る。即
ち、このように設定された再生用駆動電圧がレーザー駆
動回路１０より出力されるような基準信号を制御回路６
より前記レーザー駆動回路１０に入力させるようにすれ
ば良い。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、レーザーダイオードより照射
されるとともにディスクの信号面から反射される光に基
づいてトラッキング制御及びフォーカス制御を行うよう
に構成された光ディスク記録再生装置において、記録動
作時前記レーザーダイオードに記録用駆動電圧及び再生
用駆動電圧を交互に供給するレーザー駆動回路と、再生
用駆動電圧がレーザーダイオードに供給されているとき
ディスクより反射される光に基づいてトラッキング制御
動作及びフォーカス制御動作を行うピックアップ制御回
路と、レーザーダイオードより照射される光のレベルを
検出するモニター用ダイオードとより成り、前記モニタ
ー用ダイオードより得られるモニター信号をサンプリン
グし、そのサンプリング信号に基づいてレーザー駆動回
路より出力される記録用駆動電圧を制御するとともに再
生用駆動電圧を一定にしたので、ピックアップのトラッ
キング制御動作及びフォーカス制御動作を正確に行うこ
とが出来る。
されるとともにディスクの信号面から反射される光に基
づいてトラッキング制御及びフォーカス制御を行うよう
に構成された光ディスク記録再生装置において、記録動
作時前記レーザーダイオードに記録用駆動電圧及び再生
用駆動電圧を交互に供給するレーザー駆動回路と、再生
用駆動電圧がレーザーダイオードに供給されているとき
ディスクより反射される光に基づいてトラッキング制御
動作及びフォーカス制御動作を行うピックアップ制御回
路と、レーザーダイオードより照射される光のレベルを
検出するモニター用ダイオードとより成り、前記モニタ
ー用ダイオードより得られるモニター信号をサンプリン
グし、そのサンプリング信号に基づいてレーザー駆動回
路より出力される記録用駆動電圧を制御するとともに再
生用駆動電圧を一定にしたので、ピックアップのトラッ
キング制御動作及びフォーカス制御動作を正確に行うこ
とが出来る。
【００２２】また、本発明は、レーザーダイオードに供
給される再生用駆動電圧を一定にする基準信号を記録動
作を開始する前に設定するようにしたので、レーザー光
の再生用レベルを記録状態に合致したレベルに設定する
ことが出来る。
給される再生用駆動電圧を一定にする基準信号を記録動
作を開始する前に設定するようにしたので、レーザー光
の再生用レベルを記録状態に合致したレベルに設定する
ことが出来る。
【図１】本発明のレーザー出力制御回路の一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
２ 光学式ピックアップ ３ レーザーダイオード ４ モニター用ダイオード ５ 光検出器 ６ 制御回路 ７ ピックアップ制御回路 ８ サンプリング回路 １０ レーザー駆動回路
フロントページの続き Ｆターム(参考） 5D090 AA01 BB03 BB04 CC16 DD03 FF01 KK03 LL08 5D118 AA13 AA15 BA01 BB02 BF07 CA11 CA13 CA26 CB01 CB07 CC06 CD02 CD03 CF30 5D119 AA23 AA24 BA01 BB02 BB04 BB05 DA01 DA05 EA01 FA05 HA05 HA06 HA12 HA44 HA68
Claims (2)
- 【請求項１】 レーザーダイオードより照射されるとと
もにディスクの信号面から反射される光に基づいてトラ
ッキング制御及びフォーカス制御を行うように構成され
た光ディスク記録再生装置において、記録動作時前記レ
ーザーダイオードに記録用駆動電圧及び再生用駆動電圧
を交互に供給するレーザー駆動回路と、再生用駆動電圧
がレーザーダイオードに供給されているときディスクよ
り反射される光に基づいてトラッキング制御動作及びフ
ォーカス制御動作を行うピックアップ制御回路と、レー
ザーダイオードより照射される光のレベルを検出するモ
ニター用ダイオードとより成り、前記モニター用ダイオ
ードより得られるモニター信号をサンプリングし、その
サンプリング信号に基づいてレーザー駆動回路より出力
される記録用駆動電圧を制御するとともに再生用駆動電
圧を一定にしたことを特徴とする光ディスク記録再生装
置のレーザー出力制御回路。 - 【請求項２】 レーザーダイオードに供給される再生用
駆動電圧を一定にする基準信号を記録動作を開始する前
に設定するようにしたことを特徴とする請求項１に記載
のレーザー出力制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001115679A JP2002312942A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001115679A JP2002312942A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002312942A true JP2002312942A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18966542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001115679A Pending JP2002312942A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002312942A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7397744B2 (en) | 2003-06-13 | 2008-07-08 | Sony Corporation | Recording and/or reproducing method and apparatus |
-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001115679A patent/JP2002312942A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7397744B2 (en) | 2003-06-13 | 2008-07-08 | Sony Corporation | Recording and/or reproducing method and apparatus |
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