JP2002352432A - 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路 - Google Patents

光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路

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JP2002352432A
JP2002352432A JP2001157113A JP2001157113A JP2002352432A JP 2002352432 A JP2002352432 A JP 2002352432A JP 2001157113 A JP2001157113 A JP 2001157113A JP 2001157113 A JP2001157113 A JP 2001157113A JP 2002352432 A JP2002352432 A JP 2002352432A
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Yasutsugu Hanamoto
康嗣 花本
Toshihiko Hiroshima
敏彦 廣島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式ピックアップより照射されるレーザー
光の出力を制御するレーザー出力制御回路に関する。 【解決手段】 各記録線速度に対応した駆動電圧にてレ
ーザーダイオード1を駆動するとともに該レーザーダイ
オード1より照射されるレーザー光のレベルをモニター
用ダイオード3によりモニターすることによってレーザ
ーダイオード1を駆動する駆動電圧を検出し、その検出
された駆動電圧のデータを記憶する制御回路7を設け、
サーボ回路からの駆動電圧に代わって前記制御回路7に
記憶されている駆動電圧データに基づく駆動電圧をレー
ザーダイオード1に供給するとともに前記モニター用ダ
イオード3より得られるモニター信号に基づいて前記制
御回路7に記憶されている駆動電圧のデータを調整して
該データを記録用データとして該制御回路7に記憶させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアッ
プより照射されるレーザー光によってディスクに信号を
記録するとともにレーザー光によってディスクに記録さ
れている信号の再生動作を行うように構成された光ディ
スク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて
光学式ピックアップより照射されるレーザー光によって
ディスクに信号を記録することが出来るように構成され
た光ディスク記録再生装置が商品化されている。
【0003】斯かる光ディスク記録再生装置では、レー
ザー光によってディスク上にピットを形成するように構
成されているが、レーザー光の出力レベルが最適でなか
った場合には、ピットの形状が大きすぎたり小さすぎた
りすることになる。そのため、斯かる光ディスク記録再
生装置に使用されるディスクには、最内周側に試し書き
領域が設けられており、その試し書き領域に信号を記録
した後再生し、その再生信号を検出することによって記
録のためのレーザー出力を設定するように構成されてい
るが、斯かる技術としては、例えば特開平6−7628
8号公報に開示されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ディスクに信号を記録
する動作は、レーザーダイオードより出力されるレーザ
ー光の出力レベルを記録用レベルと再生用レベルとに交
互に切り換えることによって行われる。即ち、ディスク
上に設けられている信号トラックに記録用出力のレーザ
ー光によってピットを形成することによって行われる
が、そのピットの大きさは規定の大きさになるように設
定されている。斯かる信号の記録動作は、ディスクを所
定の線速度一定の状態にて回転駆動させることによって
行われるが、最近では、記録動作時の線速度を所定の速
度の数倍にした状態にて行うことが出来るようにした光
ディスク記録再生装置が製品化されている。
【0005】また、ディスクへの記録動作を行う線速度
一定にて行う場合、内周側の回転速度は外周側よりも高
速になるという特性がある。そして、ディスクを回転駆
動するスピンドルモーターの回転特性より受ける規制に
よって、ディスクの内周側では、例えば規定の線速度の
16倍の線速度による記録動作を行うことが出来るもの
の20倍や24倍の線速度一定による記録動作は行うこ
とが出来ないことになる。そのため、最近では、内周側
では、16倍の線速度一定の状態にて記録動作を行い、
外周側の所定の位置に記録位置が移動すると20倍の線
速度一定の状態にて記録動作を行い、更に外周側の所定
の位置に記録位置が移動すると24倍の線速度一定の状
態にて記録動作を行うようにした技術が開発されてい
る。
【0006】また、試し書き領域における線速度を高
速、例えば20倍の線速度にすることが出来ないので、
ディスクの内周側に設けられている試し書き領域におい
て、20倍の線速度に適したレーザー出力の設定動作
は、実際には行えない。そのため、線速度とレーザー出
力の特性に基づく関係式より高速線速度に適したレーザ
ー出力の値を算出して設定するように構成されている。
【0007】そして、ディスクの記録位置が内周側より
外周側に移動した場合に記録線速度を変更するために
は、記録動作を一旦中断させた後ディスクの回転線速度
を高速の線速度に変更させ、線速度が所望の線速度にて
安定したとき記録動作を再開させるという制御動作を行
う必要がある。斯かる制御動作を行うためには、記録の
中断再開動作によってディスクに記録される信号が連続
するように記録する必要があり、そのためには記録動作
を行うためのレーザー出力の制御動作を正確に行う必要
がある。
【0008】本発明は、斯かるレーザー出力の制御動作
を行う場合に適した制御回路を提供しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクに設
けられている試し書き領域におけるテスト信号の記録再
生動作により各記録線速度に適したレーザー出力を得る
目標基準信号を設定した後、各記録線速度に対応した駆
動電圧にてレーザーダイオードを駆動するとともに該レ
ーザーダイオードより照射されるレーザー光のレベルを
モニター用ダイオードによりモニターすることによって
レーザーダイオードを駆動する駆動電圧を検出し、その
検出された駆動電圧のデータを記憶する制御回路を設
け、前記サーボ回路からの駆動電圧に代わって前記制御
回路に記憶されている駆動電圧データに基づく駆動電圧
をレーザーダイオードに供給するとともに前記モニター
用ダイオードより得られるモニター信号に基づいて前記
制御回路に記憶されている駆動電圧のデータを調整して
該データを記録用データとして該制御回路に記憶し、記
録再開直前前記サーボ回路からの駆動電圧に代わって前
記制御回路に記憶されている記録用データに基づく駆動
電圧をレーザーダイオードに供給し、記録動作が再開さ
れたとき、前記サーボ回路からの駆動電圧をレーザーダ
イオードに供給するように構成されている。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る光ディスク記録再生装置
の一実施例を示す回路図である。同図において、1は光
学式ピックアップに組み込まれているとともにレーザー
光を照射するレーザーダイオードであり、レーザー駆動
回路2より供給される電流によって駆動されるように接
続されている。斯かる回路において、記録動作時には、
レーザー駆動回路2よりレーザーダイオード1に対して
パルス信号、即ち記録用出力レベルと再生用出力レベル
より構成されたパルス信号が供給されるように構成され
ている。
【0011】3は前記レーザーダイオード1より出力さ
れるレーザー光のレベルをモニターするべく設けられて
いるモニター用ダイオード、4は前記モニター用ダイオ
ード3から得られるモニター信号が入力されるモニター
信号増幅回路であり、モニター信号を増幅する作用を有
している。
【0012】5はディスクに設けられている試し書き領
域へのテスト信号の記録再生動作及び記録線速度とレー
ザー出力との関係式に基づいて算出されることにより設
定されるレーザー出力を得るために記憶されているデー
タに基づいて各記録線速度に適した目標基準信号を出力
する記録出力設定回路である。6は−側の端子である比
較信号入力端子が前記モニター信号増幅回路4の出力端
子に接続されているとともに+側の端子である基準信号
入力端子が前記記録出力設定回路5の出力端子に接続さ
れている比較回路である。
【0013】7は光ディスク記録再生装置の各種の制御
動作を行う制御回路であり、試し書き領域へのテスト信
号の記録再生動作及び算出動作によって求められた各デ
ータに基づいて各記録線速度による記録動作を行うため
に最適なレーザー出力を得ることが出来る基準信号を記
録出力設定回路5より出力させるための制御動作を行う
ように構成されている。8は前記制御回路7によって切
換動作が制御される制御スイッチであり、可変抵抗器9
に接続されている可動端子8a、前記比較回路6の出力
端子に接続されている第1固定端子8b及び前記制御回
路7に設けられている記録開始電圧出力端子7Rに接続
されている8cを備えている。また、前記可変抵抗器9
によるレベル調整動作は前記制御回路7によって制御さ
れ、該可変抵抗器9によってレベル調整された信号が前
記レーザー駆動回路2に供給されるように構成されてい
る。10は光学式ピックアップのフォーカス制御動作及
びトラッキング制御動作を行うピックアップ制御回路で
あり、前記制御回路7によってその動作が制御されるよ
うに構成されている。
【0014】斯かる構成において、ディスクの内周側に
設けられている試し書き領域にテスト信号の記録動作を
行うとともに記録されたテスト信号の再生動作を行うこ
とによって各記録線速度による記録動作を行うために最
適なレーザー出力を得ることが出来るデータを得ること
が出来、そのデータに基づいて記録出力設定回路5より
各記録線速度に対応した基準信号を出力させることが出
来る。そして、試し書き領域におけるディスクの記録線
速度を高速の記録線速度にすることが出来ないので、斯
かる高速の線速度に対するレーザー出力は関係式に基づ
いて算出されることになる。
【0015】また、記録位置がディスクの内周側より外
周側へ移動すると所定の位置にて線速度を高速側に変更
するための制御動作、即ちスピンドルモーターの回転制
御変更動作及び記録動作の中断再開動作が行われるよう
に構成されている。
【0016】データ信号をディスクの記録領域に記録す
る状態にあるときには、制御スイッチ8は図示した状態
にあり、レーザー駆動回路2からは前述したパルス信
号、即ち記録用出力レベルと再生用出力レベルより構成
されたパルス信号がレーザーダイオード1に対して出力
されることになる。そして、斯かる記録動作が行われて
いる状態では、モニター用増幅回路4によって増幅され
たモニター信号が比較回路6の比較信号入力端子に入力
される状態にある。
【0017】このように記録動作を行う状態にあるとき
には、前記モニター信号増幅回路4より増幅されたモニ
ター信号が比較回路6の比較信号入力端子に入力され、
その信号が記録出力設定回路5より出力される基準信号
と比較される状態になるが、記録動作を行うためのレー
ザー出力を制御する状態にあるときには、記録用出力レ
ベルの期間をサンプリングし、その期間のモニター信号
が比較回路6の比較信号入力端子に入力されるように構
成されている。
【0018】そして、前記比較回路6の比較信号入力端
子に入力される記録用出力レベルのモニター信号と基準
信号入力端子に入力される記録出力設定回路5の出力信
号である基準信号との比較動作が行われ、その比較出力
信号が制御スイッチ8及び可変抵抗器を介してレーザー
駆動回路2に供給されるため、レーザーダイオード1に
供給される駆動信号の記録用出力を最適なレベルにする
制御動作が行われることになる。即ち、レーザーダイオ
ード1より照射されるレーザー光をモニターするべく設
けられているモニター用ダイオード3から得られるモニ
ター信号がモニター信号増幅回路4によって増幅された
後、比較回路6の比較信号入力端子に入力され、その入
力された信号と記録出力設定回路5より出力される基準
信号とが比較回路6によって比較される動作が常時行わ
れる。その比較された信号がレーザー駆動回路2に供給
されるため、レーザー出力を最適な状態に保持するため
の制御動作、所謂サーボ動作が行われる。そして、斯か
るサーボ動作を行うサーボ回路はモニター用ダイオード
3、モニター信号増幅回路4、記録出力設定回路5及び
比較回路6にて構成されている。
【0019】次に本発明の要旨である記録線速度を変更
する動作について説明する。各記録線速度に適したレー
ザー出力の設定動作は、前述したように試し書き領域へ
のテスト信号の記録再生動作及び関係式に基づく算出動
作によって行われるが、記録中断再開動作時に使用され
る駆動データの設定について説明する。
【0020】例えば、20倍の記録線速度に適したレー
ザー出力の設定動作を行った後、その記録線速度に適し
たレーザー出力を得るための目標基準信号を記録出力設
定回路5より出力させてレーザーダイオード1を駆動す
る。このとき、レーザーダイオード1より照射されるレ
ーザー光のレベルは記録動作を行うためのレベルである
ため、合焦状態ではディスクに信号が記録されることに
なる。従って、斯かる設定動作を行う状態では、制御回
路7によるピックアップ制御回路10に対する制御動作
によってレーザーダイオード1より照射されるレーザー
光がディスクの信号面に合焦しない状態、即ち非合焦状
態にするための制御動作が行われる。
【0021】斯かる状態において、レーザーダイオード
1は20倍の記録線速度に適したレーザー光を照射した
状態にあり、そのレーザー光のレベルをモニター用ダイ
オード3がモニターした状態にある。前記モニター用ダ
イオード3によりモニターされた信号は、モニター信号
増幅回路4によって増幅された後比較回路6の比較信号
入力端子に入力されてサーボ動作を行うが、該モニター
信号増幅回路4の出力電圧は制御回路7によって検出さ
れ、その検出された電圧値に基づいて設定される駆動電
圧が該制御回路7に設けられている記録開始電圧出力端
子7Rに出力される。
【0022】斯かる設定動作動作が行われると、次に非
合焦状態のままで制御スイッチ8を図示した状態の反対
側に切り換える動作が行われる。前記制御スイッチ8が
図示した状態の反対側に切り換えられると、前記制御回
路7に設けられている記録開始電圧出力端子7Rに出力
されている駆動電圧がレーザー駆動回路2に供給され、
そのレベルに応じた駆動電流がレーザーダイオード1に
供給される。従って、前記レーザーダイオード1は前述
した動作によって設定された駆動電圧に基づいてレーザ
光を照射する。
【0023】前記レーザーダイオード1より照射される
レーザー光のレベルは、前述したようにモニター用ダイ
オードによつてモニターされ、モニター用増幅回路4の
出力電圧が、制御回路7によって検出される。このよう
にして検出される電圧が前述した最初の設定動作によっ
て検出された電圧と相違していた場合には、モニター信
号増幅回路4より出力される電圧が最初の設定時に検出
された電圧になるように制御回路7に設けられている記
録開始電圧出力端子7Rに出力される駆動電圧を調整す
る。斯かる調整動作を行うことによって20倍の記録線
速度に適したレーザー出力を得る駆動電圧を記録開始電
圧出力端子7Rに出力するデータの記憶設定動作が終了
する。
【0024】以上に説明したように20倍の線速度に対
する調整設定動作は行われるが、斯かる調整設定動作は
記録線速度の変更の対象となる線速度毎に行われること
になる。
【0025】以上に説明したように記録動作を開始する
前のレーザー出力の設定調整動作等は行われるが、次に
本実施例における動作について説明する。記録動作が行
われているときに記録位置が記録速度を変更する位置に
移動すると、記録動作を中断させた後、ディスクの回転
線速度の変更を行いその回転線速度が所望の線速度にて
安定したとき中断前に記録された信号に連続するように
信号の記録動作を再開させるための制御動作が行われ
る。斯かる制御動作は、中断前にディスクに記録された
信号の再生動作を行い、その再生信号に基づいて記録の
中断位置、即ち記録を再開させる位置の検出動作を行
い、その記録再開位置において記録状態に切り換えるこ
とによって行われる。
【0026】記録状態への切換動作は、記録再開位置を
認識することによって行われるが、斯かる認識動作につ
いては、周知の技術を利用すれば良いのでその説明は省
略する。
【0027】記録線速度を変更するために記録中断動作
が行われると、スピンドルモーターの回転制御動作によ
って所望の線速度一定の状態にてディスクを回転させる
ための回転制御動作が行われる。そして、制御回路7よ
り出力される制御信号によって記録線速度に適したレー
ザー出力を得るための基準信号を記録出力設定回路5が
出力するように設定される。
【0028】斯かる設定動作が終了すると、記録再開の
ための制御動作が開始されるが、先ず前記制御回路7に
設けられている記録開始電圧出力端子7Rに前述した動
作により記憶された電圧データに基づく駆動電圧を出力
する制御動作が行われる。
【0029】斯かる制御動作が行われると、記録線速度
変更後の記録再開直前、例えば記録再開により記録され
る記録信号を構成するブロックに組み込まれている同期
信号の直前の同期信号、即ちディスクに記録中断前に最
後に記録された同期信号の検出が行われたときに制御ス
イッチ8を図示した状態の反対側に切り換える動作が行
われる。
【0030】斯かる切換動作が行われた後、レーザーダ
イオード1より照射されるレーザー光が記録再開位置に
到達すると光ディスク記録再生装置を構成する各回路等
を記録動作を行う状態へ切り換える動作が行われる。こ
のようにして記録動作状態への切換が行われると、レー
ザー駆動回路2には制御回路7に設けられている記録開
始電圧出力端子7Rに出力される駆動電圧、即ち変更後
の線速度に適したレーザー出力が得られる駆動電圧が入
力されるため、記録開始時には、レーザーダイオード1
に最適な記録動作を行うためのレーザー出力が得られる
駆動信号がレーザー駆動回路2より供給されることにな
る。
【0031】記録動作状態への切換が行われて記録動作
が開始されると、直ちに制御スイッチ8が図示した状態
に切り換えられる。前記制御スイッチ8が図示した状態
に切り換えられると、比較回路6より得られる駆動電圧
が制御スイッチ8を介してレーザー駆動回路2に供給さ
れることになる。前記制御回路7に設けられている記録
開始電圧出力端子7Rに出力される駆動電圧に基づく駆
動電流によりレーザーダイオード1が発光し、その発光
出力に基づく駆動電圧が比較回路6の出力端子に出力さ
れた状態にあるため、前記制御スイッチ8の切換によっ
て比較回路6より得られる駆動電圧がレーザー駆動回路
2に供給されても発光出力が変化することはない。そし
て、前述した動作によって記録動作が再開されたとき、
レーザーダイオード1に供給される駆動電流は、前記記
録出力設定回路5より出力される基準信号に対応した電
流値になるため、該レーザーダイオード1より照射され
るレーザー光の出力は、変更後の記録線速度による記録
動作を行うために最適なレベルに設定されることにな
る。
【0032】前述した切換動作が行われた後は、モニタ
ー用ダイオード3より得られるモニター信号に基づく制
御動作、即ちサーボ動作が行われてレーザーダイオード
1より照射されるレーザー光の出力調整動作が行われる
ことになる。このように記録動作状態への切換動作が行
われると、レーザーダイオード1より照射されるレーザ
ー光の出力が最適なレベルより開始されるため、レーザ
ー光の出力動作を制御するサーボ動作を速やかに開始さ
せることが出来る。従って、記録動作状態への切換動作
を短時間にて行うことが可能となり、記録線速度変更の
ための記録中断後の記録再開動作をディスク上の記録中
断位置より開始させることが出来る。それ故、記録中断
前にディスクに記録した信号に連続するように信号の追
記動作を正確に行うことが出来る。
【0033】
【発明の効果】本発明は、ディスクに設けられている試
し書き領域におけるテスト信号の記録再生動作により各
記録線速度に適したレーザー出力を得る目標基準信号を
設定した後、各記録線速度に対応した駆動電圧にてレー
ザーダイオードを駆動するとともに該レーザーダイオー
ドより照射されるレーザー光のレベルをモニター用ダイ
オードによりモニターすることによってレーザーダイオ
ードを駆動する駆動電圧を検出し、その検出された駆動
電圧のデータを記憶する制御回路を設け、前記サーボ回
路からの駆動電圧に代わって前記制御回路に記憶されて
いる駆動電圧データに基づく駆動電圧をレーザーダイオ
ードに供給するとともに前記モニター用ダイオードより
得られるモニター信号に基づいて前記制御回路に記憶さ
れている駆動電圧のデータを調整して該データを記録用
データとして該制御回路に記憶し、記録再開直前前記サ
ーボ回路からの駆動電圧に代わって前記制御回路に記憶
されている記録用データに基づく駆動電圧をレーザーダ
イオードに供給し、記録動作が再開されたとき、前記サ
ーボ回路からの駆動電圧をレーザーダイオードに供給す
るようにしたので、記録動作状態への切換動作を短時間
にて行うことが出来る。それ故、本発明によれば記録線
速度変更後の記録動作状態への切換動作を瞬時に行うこ
とが出来るので、記録動作を中断させた後、それまでに
記録されている信号に続けて次の信号を記録させるとい
う記録再開動作を行う場合に繋ぎの部分の記録動作を支
障無く行うことが出来る。
【0034】また、本発明は、制御回路に記憶される駆
動電圧データの検出動作を非合焦状態にて行うようにし
たので、ディスクに記録されている信号を消去する等の
ディスクへの悪影響を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施
例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 レーザーダイオード 2 レーザー駆動回路 3 モニター用ダイオード 4 モニター信号増幅回路 5 記録出力設定回路 6 比較回路 7 制御回路 8 制御スイッチ 10 ピックアップ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 BB03 BB04 CC06 DD03 EE01 FF34 HH01 JJ12 KK03 5D109 KA04 KB12 KB23 5D119 AA23 AA24 BA01 BB02 BB03 DA01 DA09 DA20 HA08 HA12 HA19 HA28 HA45

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの内周側より外周側に記録位置
    が移動したとき記録線速度を低速から高速に変更すると
    ともに記録線速度の変更時記録動作の中断再開動作を行
    うように構成された光ディスク記録再生装置において、
    ディスクに信号を記録するレーザー光を照射するレーザ
    ーダイオードと、該レーザーダイオードより照射される
    レーザー光のレベルをモニターするべく設けられている
    モニター用ダイオードと、記録動作を行うために適した
    レーザー出力を得る目標基準信号を出力する記録出力設
    定回路と、該記録出力設定回路より出力される目標基準
    信号と前記モニター用ダイオードより得られるモニター
    信号とを比較することにより前記レーザーダイオードに
    供給される駆動電圧のレベルを制御するサーボ回路とよ
    り成り、ディスクに設けられている試し書き領域におけ
    るテスト信号の記録再生動作により各記録線速度に適し
    たレーザー出力を得る目標基準信号を設定した後、各記
    録線速度に対応した駆動電圧にてレーザーダイオードを
    駆動するとともに該レーザーダイオードより照射される
    レーザー光のレベルをモニター用ダイオードによりモニ
    ターすることによってレーザーダイオードを駆動する駆
    動電圧を検出し、その検出された駆動電圧のデータを記
    憶する制御回路を設け、前記サーボ回路からの駆動電圧
    に代わって前記制御回路に記憶されている駆動電圧デー
    タに基づく駆動電圧をレーザーダイオードに供給すると
    ともに前記モニター用ダイオードより得られるモニター
    信号に基づいて前記制御回路に記憶されている駆動電圧
    のデータを調整して該データを記録用データとして該制
    御回路に記憶し、記録再開直前前記サーボ回路からの駆
    動電圧に代わって前記制御回路に記憶されている記録用
    データに基づく駆動電圧をレーザーダイオードに供給
    し、記録動作が再開されたとき、前記サーボ回路からの
    駆動電圧をレーザーダイオードに供給するようにしたこ
    とを特徴とする光ディスク記録再生装置のレーザー出力
    制御回路。
  2. 【請求項2】 駆動電圧のデータ検出動作を非合焦状態
    にて行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    レーザー出力制御回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146599A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Pioneer Electronic Corp 情報記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146599A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Pioneer Electronic Corp 情報記録装置

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