JP2001134974A - 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路 - Google Patents

光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路

Info

Publication number
JP2001134974A
JP2001134974A JP31849399A JP31849399A JP2001134974A JP 2001134974 A JP2001134974 A JP 2001134974A JP 31849399 A JP31849399 A JP 31849399A JP 31849399 A JP31849399 A JP 31849399A JP 2001134974 A JP2001134974 A JP 2001134974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
laser
output
circuit
optimum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31849399A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamamoto
剛 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP31849399A priority Critical patent/JP2001134974A/ja
Priority to US09/709,086 priority patent/US6560191B1/en
Priority to TW089123575A priority patent/TW490664B/zh
Priority to KR1020000066031A priority patent/KR100547531B1/ko
Priority to EP00309957A priority patent/EP1118984B1/en
Priority to DE60022613T priority patent/DE60022613T2/de
Publication of JP2001134974A publication Critical patent/JP2001134974A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/0045Recording
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式ピックアップより照射されるレーザー
によってディスクに信号を記録することが出来る光ディ
スク記録再生装置に使用されるレーザー出力制御回路を
提供する。 【解決手段】 最適レーザー出力設定時レーザー制御回
路の制御動作によりレーザー駆動回路2に供給する最適
記録開始出力を得るとともに該最適記録開始出力を記憶
し、記録動作状態への切換動作が行われたとき、最適レ
ーザー出力設定時に設定された最適記録開始出力を前記
レーザー制御回路を介することなく前記レーザー駆動回
路に供給するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアッ
プより照射されるレーザー光によってディスクに信号を
記録するとともにレーザー光によってディスクに記録さ
れている信号の再生動作を行うように構成された光ディ
スク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて
光学式ピックアップより照射されるレーザー光によって
ディスクに信号を記録することが出来るように構成され
た光ディスク記録再生装置が商品化されている。
【0003】斯かる光ディスク記録再生装置では、レー
ザー光によってディスク上にピットを形成するように構
成されているが、レーザー光の出力レベルが最適でなか
った場合には、ピットの形状が大きすぎたり小さすぎた
りすることになる。そのため、斯かる光ディスク記録再
生装置に使用されるディスクには、最内周側に試し書き
領域が設けられており、その試し書き領域に信号を記録
した後再生し、その再生信号を検出することによって記
録のためのレーザー出力を設定するように構成されてい
るが、斯かる技術としては、例えば特開平6−7628
8号公報に開示されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ディスクに信号を記録
する動作は、レーザー素子より出力されるレーザー光の
出力レベルを記録用レベルと再生用レベルとに交互に切
り換えることによって行われる。即ち、ディスク上に設
けられている信号トラックに記録用出力のレーザー光に
よってピットを形成することによって行われるが、その
ピットの大きさは規定の大きさになるように設定されて
いる。斯かる信号の記録動作は、ディスクを所定の線速
度一定の状態にて回転駆動させることによって行われる
が、最近では、記録動作時の線速度を所定の速度の数倍
にした状態にて行うことが出来るようにした光ディスク
記録再生装置が製品化されている。
【0005】追記型の光ディスク記録再生装置におい
て、再生状態より記録状態への切換動作を行う場合、レ
ーザー駆動回路に組み込まれているサーボ回路のサーボ
動作に対応させた切換速度が要求される。そして、ディ
スクへの信号の記録速度が早くなるにつれて、再生状態
より記録状態への切換動作を短時間に行う必要があり、
特に記録動作を一旦中断した後記録動作を再開させる場
合には最適なレーザー出力による記録動作を瞬時に再開
させることが要求される。
【0006】斯かる切換動作を短時間にて行うために
は、サーボ回路の利得を上げる方法が採用されるが、記
録開始時の記録波形にオーバーシュートと呼ばれる現象
が発生し、最適な記録動作を開始するまでに時間を要す
るだけでなく記録信号に異常が生じるという問題があ
る。
【0007】本発明は、斯かる問題を解決した光ディス
ク記録再生装置のレーザー出力制御回路を提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクに設
けられている試し書き領域へテスト信号を記録すること
によって記録動作に最適なレーザー出力を設定するよう
に構成された光ディスク記録再生装置において、最適レ
ーザー出力設定時レーザー制御回路の制御動作によりレ
ーザー駆動回路に供給する最適記録開始出力を得るとと
もに該最適記録開始出力を記憶し、記録動作状態への切
換動作が行われたとき、最適レーザー出力設定時に設定
された最適記録開始出力を前記レーザー制御回路を介す
ることなく前記レーザー駆動回路に供給するようにした
ものである。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る光ディスク記録再生装置
の一実施例を示す回路図、図2は本発明の動作を説明す
るための波形図、図3は本発明に係る光ディスク記録再
生装置の他の実施例を示す回路図である。
【0010】図1において、1は光学式ピックアップに
組み込まれているとともにレーザー光を照射するレーザ
ー素子であるレーザーダイオードであり、レーザー駆動
回路2より供給される電流によって駆動されるように接
続されている。斯かる回路において、記録動作時には、
レーザー駆動回路2よりレーザーダイオード1に対して
図2に示すようなパルス信号、即ち記録用出力であるV
Rと再生用出力であるVPより構成されたパルス信号が
供給されるように構成されている。
【0011】3は前記レーザーダイオード1より出力さ
れるレーザー光をモニターするべく設けられているモニ
ター用ダイオード(図示せず)から得られるモニター信
号が入力されるモニター信号入力端子、4は前記レーザ
ーダイオード1より出力されるレーザー光の中の記録用
出力のレベルをサンプリングするサンプリング回路であ
り、図2に示すように記録用出力期間のレベルをサンプ
リングするとともに再生用出力の期間そのレベルを保持
する作用を有している。同図において、Sがサンプリン
グ動作期間であり、Hがサンプリング保持期間である。
【0012】5はディスクに設けられている試し書き領
域へのテスト信号の記録動作時に最適な記録用出力とし
て設定されるデータが記憶されるとともにそのデータに
基づく基準信号を出力する記録出力設定回路である。6
は−側の端子である比較信号入力端子が抵抗7を介して
前記サンプリング回路4の出力端子に接続されていると
ともに+側の端子である基準信号入力端子が前記記録出
力設定回路5の出力端子に接続されている比較回路であ
り、その出力端子と比較信号入力端子との間の帰還回路
には、抵抗8及びコンデンサ9が並列に接続されてい
る。10は記録用スイッチであり、前記比較回路6の比
較信号入力端子に接続されている可動端子10a、該比
較回路6の出力端子に接続されている固定端子10b、
開放されている固定端子10cを備えている。
【0013】11は前記比較回路6の出力端子に出力さ
れる信号が入力されるとともにその信号をデジタル信号
に変換するA/D変換回路、12は前記A/D変換回路
11によって変換されたデジタル信号が入力される制御
回路であり、ディスクに設けられている試し書き領域へ
のテスト信号の記録動作により最適なレーザー出力が設
定されたとき、そのデータ信号を前記記録出力設定回路
5に記憶させる作用を有している。また、13は前述し
た動作によって最適なレーザー出力が設定されたとき、
比較回路6の出力を最適記録開始出力としてのデータが
記憶されるとともにそのデータに基づいた信号を出力す
る記録開始出力設定回路である。
【0014】14は記録開始用スイッチであり、前記レ
ーザー駆動回路2の入力端子に接続されている可動端子
14a、前記記録開始出力設定回路13の出力端子に接
続されているとともに記録動作の開始時所定時間前記可
動端子14aと接続される固定端子14b、そして前記
比較回路6の出力端子に接続されているとともに記録動
作の開始後所定時間経過したとき前記可動端子14aと
接続される固定端子14cを備えている。
【0015】斯かる構成において、ディスクに設けられ
ている信号の記録領域へデータ信号を記録する状態に切
り換えられると、記録開始用スイッチ14が所定時間図
示した状態に切り換えられるとともに所定時間経過する
と可動端子14aが図示した状態の反対側である固定端
子14cに接触した状態に切り換えられるように構成さ
れている。また、前記記録開始用スイッチ14が図示し
た状態の反対側に切り換えられると記録用スイッチ10
が図示した状態の反対側に切り換えられるように構成さ
れている。
【0016】斯かる構成において、ディスクの内周側に
設けられている試し書き領域にテスト信号の記録動作を
行うことによって記録動作を行うために最適なレーザー
出力を得ることが出来るデータが記録出力設定回路5及
び記録開始出力設定回路13に記憶設定されるが、斯か
る最適レーザー出力の設定動作は従来の技術を利用する
ことによって行うことが出来るので、その説明は省略し
た。斯様にして前記記録出力設定回路5及び記録開始出
力設定回路13には、最適なレーザー出力を得ることが
出来るデータが記憶設定されることになるが、前記記録
開始出力設定回路13に記憶されるデータは前記記録出
力設定回路5の出力を比較回路6によって増幅した出力
になる。
【0017】データ信号をディスクの記録領域に記録す
る状態にあるときには、記録用スイッチ10及び記録開
始用スイッチ14は共に図示した状態の反対側に切り換
えられた状態にあり、レーザー駆動回路2からは図2に
示す波形のパルス信号がレーザーダイオード1に対して
出力されることになる。そして、斯かる記録動作が行わ
れている状態では、サンプリング回路4による記録用出
力に対するサンプリング動作及びサンプリング保持動作
が行われ、その信号が記録出力設定回路5より出力され
る基準信号と比較され、その比較された出力信号が記録
開始用スイッチ14を介してレーザー駆動回路2に供給
されるため、レーザーダイオード1に供給される駆動信
号の記録用出力を最適な状態にする制御動作が行われる
ことになる。即ち、レーザーダイオード1より照射され
るレーザー光をモニターするべく設けられているモニタ
ー用ダイオードから得られるモニター信号がモニター信
号入力端子3に入力され、その入力される信号をサンプ
リングした信号と記録出力設定回路5より出力される基
準信号とが比較回路6によって比較され、その比較され
た信号がレーザー駆動回路2に供給されるため、レーザ
ー出力を最適な状態に保持するための制御動作、所謂サ
ーボ動作が行われる。この場合には、レーザー出力は、
比較回路6等より構成されたレーザー制御回路を通して
レーザー駆動回路2に供給される信号によって決定制御
されることになる。
【0018】また、試し書き領域へのテスト信号の記録
動作を行うことによる最適レーザー出力の設定動作は、
記録用スイッチ10及び記録開始用スイッチ14を双方
共に図示した状態の反対側に切り換えた状態にて行われ
ることになる。
【0019】以上に説明したようにディスクへの信号の
記録動作は行われるが、次に再生状態から信号を記録す
る記録状態に切り換える場合の動作について説明する。
光ディスク記録再生装置を再生状態から記録動作を行う
状態に切り換えると、記録開始用スイッチ14が所定時
間図示した状態に切り換えられるとともに記録用スイッ
チ10は図示した状態にある。
【0020】従って、斯かる状態に切り換えられると、
レーザー駆動回路2には比較回路6からの制御信号では
なく記録開始出力設定回路13より出力される最適記録
開始出力が供給されることになり、その結果、記録開始
時には、レーザーダイオード1に最適な記録動作を行う
ためのレーザー出力が得られる駆動信号がレーザー駆動
回路2より供給されることになる。また、斯かる動作が
行われている状態にあるとき、比較回路6の帰還回路に
接続されているコンデンサ9の両端は、記録用スイッチ
10によって短絡された状態にある。
【0021】記録動作状態への切換が行われた後所定時
間経過すると、記録開始用スイッチ14が図示した状態
の反対側へ切り換えられるとともに記録用スイッチ10
が図示した状態の反対側へ切り換えられる。前記記録開
始用スイッチ14が図示した状態の反対側へ切り換えら
れるとレーザー制御回路を構成する比較回路6の出力信
号がレーザー駆動回路2に供給される状態になる。
【0022】また、前記記録用スイッチ10が、図示し
た状態に切り換えられると、前記比較回路6の帰還回路
内に挿入接続されているコンデンサ9の短絡状態が解除
される。光ディスク記録再生装置を記録状態に切り換え
る動作が行われると前述した切換動作が行われるが、記
録用スイッチ10の切換動作が行われた瞬間は、コンデ
ンサ9の充電電荷が零のため、比較回路6の出力端子に
は記録出力設定回路5より出力される基準信号に基づく
信号が出力されることになる。
【0023】そして、前記レーザーダイオード1に供給
される駆動電流は、前記記録出力設定回路5より出力さ
れる基準信号に対応した電流値になるため、該レーザー
ダイオード1より照射されるレーザー光の出力は、記録
動作を行うために最適なレベルに設定されることにな
る。即ち、前記記録開始用スイッチ14が図示した状態
の反対側に切り換えられたときにレーザー駆動回路2に
供給される信号である比較回路6の出力信号は、前記記
録出力設定回路5より出力される基準信号に対応した信
号になるため、記録開始出力設定回路13の出力信号と
同一となる。従って、前記記録開始用スイッチ14が図
示した状態の反対側に切り換えられる動作が行われたと
き、レーザー駆動回路2に供給される信号レベルが変化
しないので、レーザーダイオード1より照射されるレー
ザー光の出力変化を抑えることが出来る。
【0024】前述した各スイッチの切換動作が行われた
後は、モニターダイオードより得られるモニター信号に
基づく制御動作、即ちサーボ動作が行われてレーザーダ
イオード1より照射されるレーザー光の出力調整動作が
行われることになる。このように記録動作状態への切換
動作が行われると、レーザーダイオード1より照射され
るレーザー光の出力が最適なレベルより開始されるた
め、レーザー光の出力動作を制御するサーボ動作を速や
かに開始させることが出来る。従って、再生状態より記
録状態への切換動作を短時間にて行うことが可能とな
り、ディスクへの記録速度の高速化に対応した切換動作
を支障無く行うことが出来る。
【0025】以上に説明したように図1に示した実施例
の動作は行われるが、次に図3に示す他の実施例につい
て説明する。尚、図1に示した実施例と同一のものに
は、同一の符号を付している。
【0026】本実施例は、図1の実施例における記録出
力設定回路5と記録開始出力設定回路13とを1つの回
路にて構成したものであり、比較回路6の出力端子と比
較信号入力端子との間に記録制御スイッチ15を接続
し、該記録制御スイッチ15の切換動作を制御するよう
に構成されている。即ち、前記記録制御スイッチ15
は、記録動作を行う状態及び最適なレーザー出力を設定
するための記録動作を行う場合には開放されており、再
生状態より記録動作状態への切換が行われると、閉成さ
れるとともに所定時間閉成状態を保持するように構成さ
れている。
【0027】斯かる回路において、光ディスク記録再生
装置の記録状態への切換動作が行われると、前記記録制
御スイッチ15が閉成された状態になる。前記記録制御
スイッチ15が閉成された状態にあるときには、比較回
路6の出力端子には、記録出力設定回路5にて設定され
たデータに基づく信号、即ち最適なレーザー出力を得る
ことが出来る信号が出力され、この信号がレーザー駆動
回路2に供給される。従って、レーザーダイオード1か
らは、最適な出力のレーザー光が照射されることにな
る。
【0028】記録状態への切換動作が行われると、前述
したように記録制御スイッチ15が閉成された状態にな
るが所定時間経過すると、該記録制御スイッチ15は開
放される。前記記録制御スイッチ15が開放されてもコ
ンデンサ9は該記録制御スイッチ15によって両端が短
絡された状態にあったため、切換動作が行われた瞬間
は、コンデンサ9の充電電荷は零であり、比較回路6の
出力端子には記録出力設定回路5より出力される基準信
号に対応した信号が出力されることになる。そして、前
記コンデンサ9の充電が進むに従ってレーザーダイオー
ド1より照射されるレーザー光の出力制御動作、即ちサ
ーボ動作を行う状態に変化し、記録動作を行う状態にな
る。
【0029】図3に示した実施例において、記録状態へ
の切換動作が行われると、前述した記録制御スイッチの
切換動作に基づく制御動作が行われ、その後は、モニタ
ーダイオードより得られるモニター信号に基づく制御動
作、即ちサーボ動作が行われてレーザーダイオード1よ
り照射されるレーザー光の出力調整動作が行われること
になる。このように記録動作状態への切換動作が行われ
ると、レーザーダイオード1より照射されるレーザー光
の出力が最適なレベルより開始されるため、レーザー光
の出力動作を制御するサーボ動作を速やかに開始させる
ことが出来る。従って、再生状態より記録状態への切換
動作を短時間にて行うことが可能となり、ディスクへの
記録速度の高速化に対応した切換動作を支障無く行うこ
とが出来る。
【0030】尚、図1の実施例に示されている記録用ス
イッチ10、記録開始用スイッチ14及び図3の実施例
に示されている記録制御スイッチ15は、極短時間に切
換られるスイッチであり、電子スイッチにて構成されて
いる。また、本説明では、記録出力設定回路5及び記録
開始出力設定回路13に最適なレーザー出力が得られる
データを記憶させるようにしたが、各データを記憶する
メモリ手段を制御回路12等に設け、該制御回路12等
より出力されるデータに基づく基準信号を前記記録出力
設定回路5及び記録開始出力設定回路13より出力させ
るように構成することも出来る。
【0031】
【発明の効果】本発明は、ディスクに設けられている試
し書き領域へテスト信号を記録することによって記録動
作に最適なレーザー出力を設定するように構成された光
ディスク記録再生装置において、最適レーザー出力設定
時レーザー制御回路の制御動作によりレーザー駆動回路
に供給する最適記録開始出力を得るとともに該最適記録
開始出力を記憶し、記録動作状態への切換動作が行われ
たとき、最適レーザー出力設定時に設定された最適記録
開始出力を前記レーザー制御回路を介することなく前記
レーザー駆動回路に供給するようにしたので、再生状態
より記録状態への切換動作を短時間にて行うことが可能
となり、ディスクへの記録速度の高速化に対応した切換
動作を支障無く行うことが出来る。
【0032】また、本発明によれば記録動作状態への切
換動作を瞬時に行うことが出来るので、記録動作を中断
させた後、それまでに記録されている信号に続けて次の
信号を記録させるという記録再開動作を行う場合に繋ぎ
の部分の記録動作を支障無く行うことが出来る。
【0033】そして、本発明は、最適記録開始出力をレ
ーザー制御回路を介することなくレーザー駆動回路に供
給する状態よりレーザー制御回路からの信号をレーザー
駆動回路に供給する状態に切り換えられたとき、比較回
路の帰還回路に挿入接続されているコンデンサの両端の
短絡状態を解除し、最適レーザー出力用データである基
準信号が比較回路の出力端子に出力されるようにしたの
で、レーザー制御回路による制御動作を行う状態への切
換動作を円滑に行うことが出来る。
【0034】また、本発明は、最適レーザー出力設定時
レーザー制御回路の制御動作によりレーザー駆動回路に
供給する最適レーザー出力用データを得るとともに該最
適レーザー出力用データを記憶し、前記最適レーザー出
力用データが基準信号入力端子に基準信号として印加さ
れるとともに比較信号入力端子に記録パルス信号の記録
レベルをサンプリングした信号が入力される比較回路を
設け、該比較回路の出力端子と比較信号入力端子との間
を記録動作が開始されたとき所定時間短絡する記録制御
スイッチを設けたので、記録状態への切換動作が行われ
た瞬間に最適なレーザー出力を得ることが出来るととも
に回路構成が簡単になるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施
例を示す回路図である。
【図2】本発明の動作を説明するための波形図である。
【図3】本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施
例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 レーザーダイオード 2 レーザー駆動回路 4 サンプリング回路 5 記録出力設定回路 6 比較回路 10 記録用スイッチ 12 制御回路 13 記録開始出力設定回路 14 記録開始用スイッチ 15 記録制御スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに設けられている試し書き領域
    へテスト信号を記録することによって記録動作に最適な
    レーザー出力を設定するように構成された光ディスク記
    録再生装置において、最適レーザー出力設定時レーザー
    制御回路の制御動作によりレーザー駆動回路に供給する
    最適記録開始出力を得るとともに該最適記録開始出力を
    記憶し、記録動作状態への切換動作が行われたとき、最
    適レーザー出力設定時に設定された最適記録開始出力を
    前記レーザー制御回路を介することなく前記レーザー駆
    動回路に供給するようにしたことを特徴とする光ディス
    ク記録再生装置のレーザー出力制御回路。
  2. 【請求項2】 記録動作状態への切換動作が行われたと
    き、所定時間最適レーザー出力設定時に設定された最適
    記録開始出力を前記レーザー制御回路を介することなく
    前記レーザー駆動回路に供給するとともに所定時間後レ
    ーザー制御回路からの信号をレーザー駆動回路に供給す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のレーザ
    ー出力制御回路。
  3. 【請求項3】 基準信号入力端子に最適レーザー出力用
    データが基準信号として印加されるとともに比較信号入
    力端子に記録パルス信号の記録レベルをサンプリングし
    た信号が入力される比較回路を設け、最適記録開始出力
    を前記レーザー制御回路を介することなく前記レーザー
    駆動回路に供給する状態にあるとき、前記比較回路の帰
    還回路に挿入接続されているコンデンサの両端を短絡す
    るスイッチを設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    レーザー出力制御回路。
  4. 【請求項4】 最適記録開始出力を前記レーザー制御回
    路を介することなく前記レーザー駆動回路に供給する状
    態よりレーザー制御回路からの信号をレーザー駆動回路
    に供給する状態に切り換えられたとき、前記比較回路の
    帰還回路に挿入接続されているコンデンサの両端の短絡
    状態を解除し、最適レーザー出力用データである基準信
    号が比較回路の出力端子に出力されるようにしたことを
    特徴とする請求項3に記載のレーザー出力制御回路。
  5. 【請求項5】 ディスクに設けられている試し書き領域
    へテスト信号を記録することによって記録動作に最適な
    レーザー出力を設定するように構成された光ディスク記
    録再生装置において、最適レーザー出力設定時レーザー
    制御回路の制御動作によりレーザー駆動回路に供給する
    最適レーザー出力用データを得るとともに該最適レーザ
    ー出力用データを記憶し、前記最適レーザー出力用デー
    タが基準信号入力端子に基準信号として印加されるとと
    もに比較信号入力端子に記録パルス信号の記録レベルを
    サンプリングした信号が入力される比較回路を設け、該
    比較回路の出力端子と比較信号入力端子との間を記録動
    作が開始されたとき所定時間短絡する記録制御スイッチ
    を設けたことを特徴とする光ディスク記録再生装置のレ
    ーザー出力制御回路。
JP31849399A 1999-11-09 1999-11-09 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路 Pending JP2001134974A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31849399A JP2001134974A (ja) 1999-11-09 1999-11-09 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路
US09/709,086 US6560191B1 (en) 1999-11-09 2000-11-08 Laser output control in optical disk recording/reproducing device
TW089123575A TW490664B (en) 1999-11-09 2000-11-08 Laser output control in optical disk recording/reproducing device
KR1020000066031A KR100547531B1 (ko) 1999-11-09 2000-11-08 광 디스크 기록 재생 장치의 레이저 출력 제어
EP00309957A EP1118984B1 (en) 1999-11-09 2000-11-09 Laser output control in optical disk recording/reproducing device
DE60022613T DE60022613T2 (de) 1999-11-09 2000-11-09 Laserausgangsregelung für optisches Plattenaufzeichnungs/-wiedergabegerät

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31849399A JP2001134974A (ja) 1999-11-09 1999-11-09 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001134974A true JP2001134974A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18099745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31849399A Pending JP2001134974A (ja) 1999-11-09 1999-11-09 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6560191B1 (ja)
EP (1) EP1118984B1 (ja)
JP (1) JP2001134974A (ja)
KR (1) KR100547531B1 (ja)
DE (1) DE60022613T2 (ja)
TW (1) TW490664B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775216B2 (en) * 2000-08-29 2004-08-10 Zoran Corporation Method and apparatus for restarting a write operation in a disk drive system
JP2003051116A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Mitsumi Electric Co Ltd 光ディスク装置
TWI226625B (en) * 2002-09-13 2005-01-11 Mediatek Inc Method for controlling output power of a pick-up head using automatic power control loop

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0827950B2 (ja) * 1986-10-20 1996-03-21 オリンパス光学工業株式会社 光学的情報記録再生装置のレ−ザコントロ−ル回路
US5005164A (en) * 1987-04-28 1991-04-02 Sharp Kabushiki Kaisha Recording and reproducing apparatus
JPH0675291B2 (ja) * 1988-06-23 1994-09-21 シャープ株式会社 光記録再生装置のフィードバック制御装置
JP2664449B2 (ja) * 1988-12-16 1997-10-15 三洋電機株式会社 レーザパワーの制御方法及びその制御回路
US5185733A (en) * 1990-03-01 1993-02-09 International Business Machines Corporation Calibrating lasers for optical recording using a maximal readback signal amplitude as a criterion
JP2525943B2 (ja) 1990-08-02 1996-08-21 富士通株式会社 光学記録再生装置のレ―ザダイオ―ド制御方式
JPH04134737A (ja) * 1990-09-27 1992-05-08 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 光ディスク駆動装置及び光量調整装置
JP2712890B2 (ja) 1991-06-28 1998-02-16 日本電気株式会社 光学的記録再生装置
JP3035034B2 (ja) * 1991-11-19 2000-04-17 パイオニア株式会社 レーザダイオードの放射パワー制御装置
JP3089844B2 (ja) 1992-08-25 2000-09-18 ソニー株式会社 追記型光ディスク記録装置
JP2812636B2 (ja) 1993-04-22 1998-10-22 株式会社日立製作所 光学的記録装置
JP3718082B2 (ja) * 1998-10-26 2005-11-16 株式会社リコー 光ディスク記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1118984B1 (en) 2005-09-14
EP1118984A3 (en) 2002-08-28
DE60022613D1 (de) 2005-10-20
DE60022613T2 (de) 2006-04-27
TW490664B (en) 2002-06-11
KR100547531B1 (ko) 2006-02-01
KR20010051505A (ko) 2001-06-25
EP1118984A2 (en) 2001-07-25
US6560191B1 (en) 2003-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4800548A (en) Optical recording and reproducing apparatus with abnormality detector
JP2001134974A (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路
JP3760451B2 (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路
JP4070380B2 (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路
US5134598A (en) Disk player with peak level detection during high-speed playback
JP2002157767A (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路
JP2002230768A (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路
JP2002352433A (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路
JP2994851B2 (ja) レーザー駆動回路
JP3552245B2 (ja) 光量制御装置及び光ディスク装置
JP2002352432A (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路
JPH0630155B2 (ja) 光学式デイスク記録装置
JP3827193B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP3770861B2 (ja) 光ディスク装置
JP2002312942A (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路
JP2001084604A (ja) 光ディスク記録再生装置の制御回路
JP3619725B2 (ja) 光ディスク再生装置
JPH06338073A (ja) 半導体レーザパワー制御装置及びこれに用いる光ディスク
JPS6013376A (ja) 情報記憶方法
JP2003228839A (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路
JP2000023103A (ja) 情報記録再生装置
JP2002042341A (ja) 光ディスク記録再生装置
JPH0745023A (ja) スレッドサーボ回路
JPS63124235A (ja) 光学式記録再生装置
JP2003346374A (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050801

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226