JPS629535A

JPS629535A - 光学式デイスク再生装置のフオ−カス制御回路

Info

Publication number: JPS629535A
Application number: JP14945485A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Nakane; 博中根
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-07-08
Filing date: 1985-07-08
Publication date: 1987-01-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は、光学式ディスク再生装置のフォーカス制御
回路に係り、特にそのサーチ時間の短縮に寄与するよう
にしたものに関する。

［発明の技術的背景とその問題点］周知のように、例えばコンパクトディスクプレーヤやビ
デオディスクプレーヤ等の光学式ディスク再生装置にあ
っては、ディスクから情報信号を読み取る場合、光学式
ピックアップの対物レンズを合焦点位置に保持させるよ
うに制御するフォーカスサーボが施されている。

第４図は、このような従来のフォーカスサーボ手段を示
すものである。すなわち、半導体レーザ１１から照射さ
れるレーザ光は、図示しない対物レンズを介してディス
ク１２上に集光される。この場合、上記半導体レーザ１
１からの照射光は、フォトディテクタ１３でその照射光
出力に対応した電流信号に変換された後、電流−電圧変
換回路１４で電圧信号に変換され、比較回路１５の一方
の入力端に供給される。

また、上記比較回路１５の他方の入力端には、基準電圧
源１６から出力される基準電圧が印加されている。ここ
で、上記比較回路１５は、電流−電圧変換回路１４から
出力される電圧信号と、基準電圧源１６から出力される
基準電圧とをレベル比較し、その差成分に対応した信号
を出力する。そして、この信号が増幅回路１７を介して
前記半導体レーザ１１に帰還されることにより、半導体
レーザ１１の照射光出力が一定になるように制御される
ものである。

一方、上記ディスク１２に照射されたレーザ光は、フォ
トディテクタ１８で電気的信号に変換された後、フォー
カスエラー信号生成回路１９に供給されて、前記対物レ
ンズの合焦点位置からのずれに対応したフォーカスエラ
ー信号の生成に供される。そして、このフォーカスエラ
ー信号が、位相補償回路２０及び増幅駆動回路２１を介
して、対物レンズをフォーカス方向に移動させるための
フォーカスアクチュエータコイル２２に供給されること
により、対物レンズが常に合焦点位置に保持され、ここ
にフォーカスサーボが施されるものである。

ところで、上記光学式ディスク再生装置には、ディスク
に記録された情報信号のうちから所望の部分をすみやか
に検索する、いわゆるサーチ機能が備えられている。こ
のサーチ機能は、光学式ピックアップを、所望の情報信
号の記録位置までディスクの半径方向に高速移動させる
、つまりトラック飛び越しを行なわせることによって実
現されるものである。

そして、この場合、近時では、電池使用の小形携帯用デ
ィスク再生装置の開発が推進されていることから、サー
チ動作中、つまりピックアップがディスクの半径方向に
移動されているときには、電池電力の消耗を防止すると
ともに、半導体レーザの寿命を伸ばすために、半導体レ
ーザからの光照射を停止させるようにすることが考えら
れている。すなわち、サーチ動作中に半導体レーザから
の光照射を停止させるということは、取りも直さず上記
フォーカスサーボを停止させているものである。

ところで、対物レンズは、フォーカスサーボが施されて
いない状態では、ピックアップ内の一定位置に保持され
るようになっている。すなわち、ディスクの再生時に、
対物レンズは上記一定位置から強制的に合焦点位置近傍
まで移動される、いわゆるフォーカスサーチが行なわれ
、このフォーカスサーチによって対物レンズが合焦点位
置近傍に到達したことが検出されると、上記フォーカス
サーボに切換えられて、情報信号の読み取りが行なわれ
るようになるものである。

このため、上記のようにサーチ動作中にフォーカスサー
ボを停止させると、ピックアップが目的の位置に到達し
たときに、再び上記フォーカスサーチから行なわなけれ
ばならず、その分サーチ時間が長くかかるという問題が
生じる。

そして、近時では、コンパクトディスクを電子計算機の
メモリとして使用するようにした、いり　。

ゆるＣＤ−ＲＯＭが開発されてきており、このようなＣ
Ｄ−ＲＯＭにあっては、特にサーチの高速化が望まれて
いるものである。

［発明の目的］この発明は上記事情を考慮してなされたもので、少ない
消費電力で、しかも高速サーチを行なわせ得る極めて良
好な光学式ディスク再生装置のフォーカス制御回路を提
供することを目的とする。

［発明の概要］すなわち、この発明に係る光学式ディスク再生装置のフ
ォーカス制御回路は、光学式ピックアップのトラック飛
び越し状態で、半導体レーザからの光照射出力を、フォ
ーカスサーボを行ない得る範囲内で低下させる−ように
構成することにより、少ない消費電力で、しかも高速サ
ーチを行なわせ得るようにしたものである。

［発明の実施例］以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第１図において、第４図と同一部分には同
一記号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ
説明する。すなわち、前記フォーカスエラー信号生成回
路１９の出力端は、切換スイッチ回路２３の第１の固定
接点２３ａに接続されるとともに、増幅回路２４を介し
て上記切換スイッチ回路２３の第２の固定接点２３ｂに
接続されている。そして、上記切換スイッチ回路２３の
可動接点２３ｃは、前記位相補償回路２０の入力端に接
続されている。

ここで、上記切換スイッチ回路２３及び前記基準電圧源
１６は、例えば図示しないマイクロコンピュータ等で構
成される制御回路２５によって制御されるものである。

すなわち、この制御回路２５は、光学式ディスク再生装
置の再生機能及びサーチ機能等の各機能を総括的に制御
して、再生動作及びサーチ動作等を行なわせるものであ
る。

つまり、この制御回路２５は、再生モードのとき上記切
換スイッチ回路２３の可動接点２３ｃを第１の固定接点
２３ａに切換接続させるとともに、前記基準電圧源１６
に対して、前記半導体レーザ１１からディスク１２の再
生を行なうのに十分な光照射出力が得られるような基準
電圧を発生させるように制御する。このため、通常の再
生状態の動作は、先に第４図で述べたのと同様に説明す
ることができる。

また、上記制御回路２５は、サーチモードのとき上記切
換スイッチ回路２３の可動接点２３ｃを第２の固定接点
２３ｂ°に切換接続させるとともに、前記基準電圧ＷＡ
１６に対して、前記半導体レーザ１１の光照射出力を前
記フォーカスサーボを行ない得る範囲内で低下させるよ
うな基準電圧を発生させるように制御する。すなわち、
サーチ動作中においては、フォーカスサーボが維持され
、しかもこのときの半導体レーザ１１からの光照射出力
を、再生状態よりもフォーカスサーボを行ない得る範囲
内で低下させているものである。

そして、とのときには、フォーカスエラー信号生成回路
１９から出力されるフォーカスエラー信号を、増幅回路
２４で増幅して位相補償回路２０に供給させることによ
り、半導体レーザ１１の光照射出力を低下させた分に対
応させて、フォーカスサーボ、ループのゲインをあげる
ようにし・ているため、安定なフォーカスサーボを維持
することができるものである。

したがって、上記実施例のような構成によれば、まず、
サーチ動作中でもフォーカスサーボをかけるようにした
ので、光学式ピックアップが目的位置に到達したとき、
フォーカスサーチを行なうことなくただちに情報信号を
読み取ることができ、高速サーチ動作を効果的に促進さ
せることができるものである。また、サーチ動作中は、
半導体レーザ１１の出力を低下させるようにしているの
で、消費電力を少なくすることができ、電池使用の小形
携帯用ディスク再生装置に十分適用させることができる
とともに、半導体レーザ１１自体の寿命の劣化も防止す
ることができるものである。

なお、サーチ動作中における半導体レーザ１１の光照射
出力は、フォーカスサーボを行ない得る最低の限界まで
低下させることができることはもちろんである。

また、上記半導体レーザ１１の光照射出力を可変する手
段としては、上記のように基準電圧源１６の出力電圧を
変化させるだけでなく、第１図に点線で示すように、制
御回路２５によって電流−電圧変換回路１４の変換ゲイ
ンを変えるようにしてもよいものである。

ここで、第２図及び第３図は、上記半導体レーザ１１の
光照射出力を可変するための具体的な回路構成を示すも
のである。すなわち、第２図に示すものは、前述した基
準電圧源１６の出力電圧を変化させる方式を示すもので
、制御回路２５から制御信号が端子２６に供給されるこ
とにより、トランジスタＱｌ　、Ｑ２がオン、オフ制御
され、これによって比較回路１５を構成する演算増幅器
２７の反転入力端一に印加される基準電圧が変化される
ようになるものである。

また、第３図に示すものは、前述した電流−電圧変換回
路１４の変換ゲインを変える方式を示すもので、制御回
路２５から制御信号が端子２８に供給されることにより
、トランジスタＱ３．Ｑ４がオン。

オフ制御され、これによって比較回路１５を構成する演
算増幅器２９の非反転入力端子に印加される電圧信号（
フォトディテクタ１３の出力に対応）の増幅度が変化さ
れるようになるものである。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果］したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、少
ない消費電力で、しかも高速サーチを行なわせ得る極め
て良好な光学式ディスク再生装置のフォーカス制御回路
を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る光学式ディスク再生装置のフォ
ーカス制御回路の一実施例を示すブロック構成図、第２
図及び第３図はそれぞれ同実施例における半導体レーザ
の光照射出力を可変するための具体的な回路構成を示す
回路構成図、第４図は従来のフォーカス制御回路を示す
ブロック構成図である。１１・・・半導体レーザ、１２・・・ディスク、１３・
・・フォトディテクタ、１４・・・電流−電圧変換回路
、１５・・・比較回路、１６・・・基準電圧源、１１・
・・増幅回路、１８・・・フォトディテクタ、１９・・
・フォーカスエラー信号生成回路、２０・・・位相補償
回路、２１・・・増幅駆動回路、２２・・・フォーカス
アクチュエータコイル、２３・・・切換スイッチ回路、
２４・・・増幅回路、２５・・・制御回路、２６・・・
端子、２７・・・演算増幅器、２８・・・端子、２９・
・・演算増幅器。

Claims

【特許請求の範囲】

半導体レーザからの照射光を対物レンズを介してディス
ク上に集光させ前記ディスクに記録された情報信号を読
み取る光学式ピックアップを備え、該ピックアップが前
記ディスクから情報信号を読み取っている状態で前記対
物レンズが合焦点位置に保持されるように制御するフォ
ーカスサーボを施してなる光学式ディスク再生装置にお
いて、前記光学式ピックアップのトラック飛び越し状態
で前記半導体レーザからの光照射出力を、前記フォーカ
スサーボを行ない得る範囲内で低下させるように構成し
てなることを特徴とする光学式ディスク再生装置のフォ
ーカス制御回路。