JP5171548B2 - 車両用チェッカ付きドアヒンジ装置 - Google Patents

車両用チェッカ付きドアヒンジ装置 Download PDF

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Description

本発明は,自動車等の乗降口やテールゲートを開閉するドアを支持する車両用ドアヒンジ装置に関し,特に,ボディ及びドアの一方に固着される第1ブラケット,それらの他方に固着される第2ブラケット,及びこれら両ブラケットを相対回動可能に連結するヒンジピンと,前記第1ブラケットに一体的に結合されて前記ヒンジピンと同軸上に配置される内筒と,前記第2ブラケットに一体的に結合されて前記内筒を,それと相対回転可能に囲繞するように配置される外筒と,前記内筒及び外筒間に設けられてドアの所定開度位置でドアに対するチェック力を発生するチェック力発生機構とを備え,このチェック力発生機構を,前記内筒及び外筒の一方に,その周方向に配列して取り付けられてそれぞれ前記内筒及び外筒の他方に向かって進退し得る保持部材と,これら保持部材を前記他方に向かって付勢する弾性部材とで構成し,前記保持部材に形成される軸方向の保持溝に,前記他方の周面を転動し得るディテントローラを回転可能に保持させる一方,前記他方の周面に,ドアの複数の所定位置〜で前記ディテントローラが前記弾性部材の付勢力により係合してドアを前記所定位置〜に弾発的に保持する複数のディテント溝〜を設けた,車両用チェッカ付きドアヒンジ装置の改良に関する。
かゝる車両用チェッカ付きドアヒンジ装置は,下記特許文献1に開示されるように,既に知られている。
米国特許第6,481,056号明細書
かゝる車両用チェッカ付きドアヒンジ装置では,ドアの全閉,所定の中間開度及び全開の各位置でのチェック力を充分に得るためには,ドアの上記各位置でディテントローラが対応するディテント溝に係合した状態でも,保持部材を介して弾性部材に荷重を付与する必要がある。
しかしながら,そうしたチェッカ付きドアヒンジ装置では,その組立時,弾性部材に荷重を加えながら,ディテントローラを保持溝に挿入することは,極めて大なる挿入抵抗を受けることから,特殊な組立装置を使用しなければ,容易でない。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,ディテントローラがディテント溝に係合するドアの所定の全閉位置,中間開度位置及び全開位置でも保持部材を介して弾性部材に荷重を付与して,ドアの上記各位置で充分なチェック力を発揮し得るようにし,しかも,組立時には,ディテントローラを保持溝に容易に挿入し得るようにした,組立性の良好な車両用チェッカ付きドアヒンジ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,ボディ及びドアの一方に固着される第1ブラケット,それらの他方に固着される第2ブラケット,及びこれら両ブラケットを相対回動可能に連結するヒンジピンと,前記第1ブラケットに一体的に結合されて前記ヒンジピンと同軸上に配置される内筒と,前記第2ブラケットに一体的に結合されて前記内筒を相対回転可能に囲繞するように配置される外筒と,前記内筒及び外筒間に設けられてドアの所定の全閉位置,中間開度位置及び全開位置でドアに対するチェック力を発生するチェック力発生機構とを備え,このチェック力発生機構を,前記内筒及び外筒の一方に周方向に配列して取り付けられ,前記内筒及び外筒の他方に向かって進退し得る保持部材と,この保持部材を前記内筒及び外筒の他方に向かって付勢する弾性部材と,前記保持部材に形成される軸方向の保持溝に回転自在に保持されて,前記他方の周面を転動し得るディテントローラと,前記他方の周面に設けられ,前記ディテントローラが前記弾性部材の付勢力により係合してドアを前記全閉位置,中間開度位置及び全開位置に保持し得る全閉ディテント溝,中間ディテント溝及び全開ディテント溝とで構成した,車両用チェッカ付きドアヒンジ装置において,前記ディテントローラと前記各ディテント溝〜との各係合状態でも,該ディテントローラが前記保持部材を介して前記弾性部材に圧縮荷重を付与するようにし,前記他方の周面には,前記保持部材が該他方の周面に当接した状態で前記ディテントローラの前記保持溝への挿入を可能にする組立用溝を設けたことを第1の特徴とする。尚,前記第1ブラケット及び第2ブラケットは,後述する本発明の実施例中の雌ブラケット1及び雄ブラケット2にそれぞれ対応する。
また,本発明は,第1の特徴に加えて,前記他方の周面には,前記全閉ディテント溝の,前記中間ディテント溝とは反対側の箇所で前記組立用溝を設けたことを第2の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,ディテントローラと,全開ディテント溝,中間ディテント溝及び全開ディテント溝との各係合状態でも,ディテントローラが保持部材を介して弾性部材に圧縮荷重を付与するようにしたことで,ドアの所定の全閉位置,中間開度位置及び全開位置でも保持部材を介して弾性部材に荷重を付与して,ドアに対する充分なチェック力を確保することができる。しかも,チェッカ付きドアヒンジ装置の組立時,外筒及び内筒の相対回転により保持溝に組立用溝を対向させると,保持部材を前記他方の周面に当接させたまゝで,この組立用溝を利用して保持溝にディテントローラをスムーズに挿入することができる。
本発明の第2の特徴によれば,ドアの開閉に伴ない,ディテントローラは全閉ディテント溝から全開ディテント溝までの範囲で移動するので,全閉ディテント溝の外側に配置される組立用溝は,上記移動範囲外に配置されることになり,したがって,ドアの開閉中,ディテントローラが組立用溝に到達することはなく,ディテントローラのガタつきを防ぐことができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係るチェッカ付きドアヒンジ装置を備える自動車の要部平面図,図2は上記チェッカ付きドアヒンジ装置の分解斜視図,図3は同チェッカ付きドアヒンジ装置をドアの閉鎖状態で示す平面図,図4は図3の4矢視図,図5は図4の5−5線断面図,図6は同チェッカ付きドアヒンジ装置のディテントローラ取り付け要領説明図,図7は同チェッカ付きドアヒンジ装置をドアの全開状態で示す,図5との対応図,図8は図5の8−8線断面図,図9は図5の9−9線断面図,図10は本発明の第2実施例を示す,図5との対応図,図11は本発明の第3実施例を示す,図5との対応図である。
先ず,図1〜図9に示す本発明の第1実施例の説明より始める。図1において,自動車のボディBに,その乗降口を開閉すべくドアDがチェッカ付きドアヒンジ装置Hを介して回動可能に取付けられる。
図2〜図5に示すように,チェッカ付きドアヒンジ装置Hは,ボディBに複数のボルト3で固着される雌ブラケット1と,ドアDに複数のボルト4で固着される雄ブラケット2と,これら両ブラケット1,2を相対回動可能に連結すべく鉛直方向に配置されるヒンジピン5とを備えている。
雌ブラケット1は上下一対の雌アーム部1aを有し,これらの内側に,雄ブラケット2の上下一対の雄アーム部2aがそれぞれ隣接して配置され,これらを上下に貫通するように前記ヒンジピン5が配置される。ヒンジピン5は,その一端の膨大頭部5aと,他端のかしめ部5bとにより雌アーム部1aに固着される。ヒンジピン5の外周には,雄アーム部2a,2aを貫通する内筒6が嵌合される。即ち,内筒6は,ヒンジピン5が貫通する中空部17を中心に有する。この内筒6の両端部と,雌アーム部1a,1aとの対向面には,互いに係合する位置決め突起8及び位置決め溝9が形成される。その位置決め突起8は,ヒンジピン5の直径より広い幅を持つながら,内筒6の端面上を直径線に沿って延びており,位置決め溝9は,雌アーム部1aの内側面において,ヒンジピン5の貫通孔18を横切るように形成され,この位置決め溝9の一端は,雌アーム部1aの外周面に開放されている。したがって,内筒6の位置決め突起8は,位置決め溝9に,その開放端から係合することができ,その係合後,雌アーム部1a,1a及び内筒6にヒンジピン5を挿入することにより,位置決め突起8の位置決め溝9から離脱を阻止することができる。上記位置決め突起8及び位置決め溝9は,それぞれの横断面が台形をなしており,これらが相互に嵌合したとき,相互間にガタが発生しないようになっている。
図2,図5及び図8に示すように,内筒6の両端部では,一対の雄アーム部2a,2aが軸受ブッシュ16,16を介して回転自在に支承される。また内筒6の外周には,それと相対回転可能の外筒7が配置され,この外筒7の両端には,この外筒7の内部を密閉状態にしながら前記軸受ブッシュ16,16の外周面に回転自在に支承される一対のカバー10,10が配設される。内筒6は,軸受ブッシュ16,16に回転自在に支承される一対の軸部6a,6a間に,それらより大径の胴部6bを有している。
図2及び図9に示すように,雄アーム部2a,2aは,半径方向に突出する耳部11をそれぞれ一体に有しており,これら耳部11に上記カバー10,10がリベット12によりそれぞれ固着される。
再び図2及び図8において,上記カバー10,10は,各内側面に連結突起14を備えており,この連結突起14を外筒7の後述する取り付け凹部21に係合することにより,カバー10,10及び外筒7は相互に一体回転し得るように連結される。
図2及び図7に示すように,雌ブラケット1には,雄アーム部2a,2aの前記耳部11が当接してドアDの全開位置Oを規制するストッパ壁15が一体に形成される。
図1,図2,図5〜図8において,上記内筒6及び外筒7間に,ドアDの全閉位置C,第1中間開度位置M1,第2中間位置M2及び全開位置OでドアDに対するチェック力を発生するチェック力発生機構20が設けられる。以下,その機構20について説明する。
外筒7の内周面には,1つ又は周方向に並ぶ複数,図示例では3つの取り付け凹部21,21…が形成される。各取り付け凹部21は,外筒7の周方向で相対向する内側面を平行にして形成され,この取り付け凹部21には,ゴム製の弾性部材23と,この弾性部材23の半径方向内側面に重ねられる高剛性の保持部材22とが嵌合される。保持部材22は,取り付け凹部21内で半径方向に摺動し得るもので,半径方向内向きに移動したとき,内筒6の外周面に密着し得る円弧状の内周面を有しており,この保持部材22を内筒6の外周面に対して押圧するよう,弾性部材23には圧縮方向の予荷重が付与される。
各保持部材22の内周面には,内筒6に向かって開口すると共に外筒7の軸方向に延びる半円柱状の保持溝25が形成され,この保持溝25に,内筒6の胴部6b外周面を転動し得るディテントローラ26の略半周部分が回転自在に係合,保持される。
内筒6の胴部6b外周面には,ドアDが全閉位置C,第1中間開度位置M1,第2中間開度位置M2及び全開位置Oに来たとき,各ディテントローラ26が弾性部材23の付勢力をもって弾発的に係合する全閉ディテント溝27c,第1中間ディテント溝27m1,第2中間ディテント溝27m2及び全開ディテント溝27oが設けられ,これらディテント溝27c〜27oは,断面劣弧状もしくはV字状をなしている。而して,ディテントローラ26は,内筒6の胴部6b外周面を転がるときは,勿論,上記ディテント溝27c〜27oに係合しているときも,保持部材22を胴部6bの外周面から押し上げて弾性部材23に圧縮荷重を与えるようになっている。その結果,ディテントローラ26は,全閉ディテント溝27c,第1中間ディテント溝27m1,第2中間ディテント溝27m2及び全開ディテント溝27oに係合することで,弾性部材23の反発力によりドアDに対するチェック力を発生することができる。
特に,図6に明示するように,さらに,内筒6の胴部6b外周面には,チェッカ付きドアヒンジ装置Hの車両への組み付け前に,保持部材22が胴部6b外周面に当接した状態でディテントローラ26の保持溝25への挿入を可能にする組立用溝29が設けられる。即ち,内筒6の胴部6b外周面において,全閉ディテント溝27cの,前記第1中間ディテント溝27m1とは反対側の箇所に組立用溝29が設けられる。この組立用溝29は,保持部材22が胴部6b外周面に当接した状態でも,保持溝25と対向したとき,その保持溝25と協働してディテントローラ26より大径の挿入孔30を構成するよう,各ディテント溝27c〜27oより深く形成される。
図2及び図8に示すように,上記保持部材22,弾性部材23及びディテントローラ26は,外筒7の両端を閉鎖するカバー10により軸方向の移動が拘束される。
こうして,外筒7の厚肉部7aにチェック力発生機構20が設けられる。
次に,この実施例の作用について説明する。
チェッカ付きドアヒンジ装置Hの組み立ては,車両への取り付け前に行うもので,外筒7の各取り付け凹部21に弾性部材23及び保持部材22を装着した後,保持部材22の内側に内筒6を挿入するとき,内筒6の胴部6bにより全部の保持部材22を半径方向外方に押圧して前部の弾性部材23に圧縮しておく。即ち予荷重を付与しておく。
次いで,ディテントローラ26を各保持部材22の保持溝25に挿入する際には,先ず,図6に示すように,外筒7に支持される保持部材22の保持溝25と,内筒6の胴部6b外周面の組立用溝29とが対向するよう,外筒7及び内筒6を相対的に回動する。保持溝25及び組立用溝29は,互いに対向すると,前述のように,協働してディテントローラ26より大径の挿入孔30を構成するので,この挿入孔30にディテントローラ26を軸方向から挿入することにより,保持部材22を半径方向外方に動かすことなく内筒6の胴部6b外周面に密着させたまゝで,ディテントローラ26を軸方向から保持溝25にスムーズに挿入することができる。
その後,外筒7にカバー10,10を装着し,このカバー10,10付きの外筒7を雄ブラケット2内に挿入してから,これらに軸受ブッシュ16,16を装着し,この雄ブラケット2を雌ブラケット1内に挿入するとともに,内筒6の端部の位置決め突起8,8を雌ブラケット1の位置決め溝9,9に嵌合し,雌ブラケット1から内筒6にかけてヒンジピン5を装着する。
チェッカ付きドアヒンジ装置Hの組み立て後は,外筒7及び内筒6を再び相対的に回動して,ディテントローラ26を全閉ディテント溝27c側に移動させる。その際,ディテントローラ26は,保持部材22を半径方向外向きに押圧して弾性部材23を圧縮しながら組立用溝29から脱出し,全閉ディテント溝27cの位置に来ると,ディテントローラ26は,圧縮された弾性部材23の反発力により全閉ディテント溝27cに係合することになり,この係合状態でも,弾性部材23の圧縮反発力をディテントローラ26に作用し続けさせるべく,保持部材22を内筒6の胴部6b外周面に当接しないように,各ディテント溝27c〜27oの深さが設定されている。この状態は,ディテントローラ26が第1,第2中間ディテント溝27m1,27m2及び全開ディテント溝27oに係合した状態も同様である。このことは,チェッカ付きドアヒンジ装置Hが車両に取り付けられた状態では,ドアDの全閉位置C,第1,第2中間開度位置M1,M2及び全開位置OでドアDに充分なチェッカ力を与える得ることを意味する。
チェッカ付きドアヒンジ装置Hを車両に取り付ける際には,図7に示すように,雌及び雄ブラケット1,2を相互に開いて,ディテントローラ26を全開ディテント溝27oに係合させた状態で,雌及び雄ブラケット1,2をボディB及びドアDにそれぞれボルト3,4により固着する。
ユーザがドアDが全閉位置と全開位置との間で回動すれば,ドアDに結合した雄ブラケット2が閉鎖位置(図3及び図5の状態)と全開位置(図6の状態)との範囲θを回動するので,この雄ブラケット2に連結した外筒7が,雌ブラケット1に連結した内筒6に対して回転し,その外筒7の取り付け凹部21に支持される保持部材22及び弾性部材23も同時に回転し,したがって,保持部材22の保持溝25で保持されたディテントローラ26は,内筒6の外周面を転動しながら移動する。
その間,ドアDが全閉位置Cや第1,第2中間開度位置M1,M2,全開位置Oに来ると,ディテントローラ26は,それらの位置に対応した全閉ディテント溝27c,第1,第2中間ディテント溝27m1,27m2,全開ディテント溝27oに到達する。すると,ディテントローラ26を保持する保持部材22が弾性部材23の圧縮反発力により内筒6側に移動してディテントローラ26を各ディテント溝27c〜27oに強く押し込み,前述のように,ドアDに充分なチェック力を与えることができる。特に,ディテントローラ26及びディテント溝27c〜27oの係合状態でも弾性部材23に圧縮荷重が負荷されることにより,保持部材22は,ドアDに対するチェック力を効果的に強めることができ,ドアDの遊動を防ぐことができる。
また保持部材22及び弾性部材23をそれぞれ外筒7の周方向に複数配設する場合には,ドアDに対するチェック力を複数倍増加させ得るのみならず,複数の保持部材22及び弾性部材23は個別に作動するので,一部の弾性部材23が何かの原因で弾発力を失った場合でも,他の正常な弾性部材23が対応する保持部材22を押圧し続けることで,チェック力発生機構20のチェック機能の喪失を防ぎ,信頼性を高めることができる。
上記チェック力以上の回動力をドアDに加えれば,ディテントローラ26は,保持部材22を介し弾性部材23を圧縮変形させて,ディテント溝27c〜27oから脱出するので,ドアDを回動することができる。
こうして,チェッカ付きドアヒンジ装置Hでは,ドアDの開閉に伴ない,ディテントローラ26が全閉ディテント溝27cから全開ディテント溝27oまでの範囲θで移動するので,その移動範囲θ外に配置される組立用溝29にディテントローラ26が到達することはなく,ディテントローラ26のガタつきを防ぐことができる。
外筒7の両端には,その内部を密閉すると共にディテントローラ26,保持部材22及び弾性部材23の軸方向移動を拘束する一対のカバー10が取り付けられるので,外筒7内のチェック力発生機構20への雨水や塵埃の侵入を防ぎ,チェック力発生機構20の正常な機能を長期に亙り確保することができる。しかも,カバー10は,ディテントローラ26,保持部材22及び弾性部材23の軸方向移動を拘束するストッパ部材を兼ねることになるから,部品点数の削減,延いては構造の簡素化に寄与し得る。
次に,図10に示す本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例では,外筒7の取り付け凹部21に設けられる保持部材22が板ばねで構成される。即ち,保持部材22は,取り付け凹部21の,外筒7の周方向で相対向する両内壁に重ねられる一対の端壁部22aと,端壁部22a間を一体に連結する可撓性の連結壁部22bとで構成され,この連結壁部22bにディテントローラ26を保持する保持溝25が形成され,連結壁部22bを内筒6側に付勢するゴム製の弾性部材23が取り付け凹部21に装填される。その他の構成は前実施例と同様であるので,図10中,前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
この第2実施例によれば,連結壁部22bの撓みにより弾性部材23からディテントローラ26への弾発力の伝達を可能にするので,保持部材22及び取り付け凹部21間から摺動部を無くし,摩擦異音の発生を防ぐことができる。
次に,図11に示す本発明の第3実施例について説明する。
この第3実施例は,保持部材22及び弾性部材23を内筒6に取り付け,ディテント溝27c〜27o及び組立用溝29を外筒7の内周面に設けた点で前記第1実施例と相違している。即ち,内筒6の内周面に,外筒7の内周面に向かって開口する複数の取り付け凹部21が設けられ,各取り付け凹部21に保持部材22が半径方向摺動自在に嵌合されると共に,この保持部材22にディテントローラ26を保持する保持溝25が形成され,この保持部材22を外筒7側に付勢するゴム製の弾性部材23が各取り付け凹部21に装填され,外筒7の内周面に,各ディテントローラ26が係脱する複数のディテント溝27c〜27oが設けられる。その他の構成は,第1実施例と同様であるので,図11中,第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
この第3実施例によれば,第1実施例と同様の作用効果を達成する外,内筒6より大径の外筒7の内周面に複数のディテント溝27c〜27oを設けたことで,ディテント溝27c〜27oの,ヒンジピン5周りの回転半径が,内筒6の外周面にディテント溝27を設ける場合に比して比較的長くなり,ドアDに大なるチェックトルクを容易に付与することができる。この第3実施例において,保持部材22を,前記第2実施例の撓み式のものに置き換えすることもできる。
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,雌ブラケット1はドアDに,雄ブラケット2はボディBにそれぞれ固着することもできる。またチェッカ付きドアヒンジ装置により保持すべきドアDの中間開度位置は,一箇所でも複数箇所でもよい。またチェッカ付きドアヒンジ装置Hは,ワゴン型車両のテールゲート開閉用ドアを支持するヒンジ装置にも適用し得る。
本発明の第1実施例に係るチェッカ付きドアヒンジ装置を備える自動車の要部平面図。 上記チェッカ付きドアヒンジ装置の分解斜視図。 同チェッカ付きドアヒンジ装置をドアの閉鎖状態で示す平面図。 図3の4矢視図。 図4の5−5線断面図図。 同チェッカ付きドアヒンジ装置のディテントローラ取り付け要領説明図。 同チェッカ付きドアヒンジ装置をドアの全開状態で示す,図5との対応図。 図5の8−8線断面図。 図5の9−9線断面図。 本発明の第2実施例を示す,図5との対応図。 本発明の第3実施例を示す,図5との対応図。
符号の説明
B・・・・・ボディ
D・・・・・ドア
C・・・・・ドアの全閉位置
M1・・・・ドアの中間開度位置(第1中間開度位置)
M2・・・・ドアの中間開度位置(第2中間開度位置)
O・・・・・ドアの全開位置
H・・・・・チェッカ付きドアヒンジ装置
1・・・・・第1ブラケット(雌ブラケット)
2・・・・・第2ブラケット(雄ブラケット)
5・・・・・ヒンジピン
6・・・・・内筒
7・・・・・外筒
20・・・・チェック力発生機構
21・・・・取り付け凹部
22・・・・保持部材
23・・・・弾性部材
25・・・・保持溝
26・・・・ディテントローラ
27c・・・全閉ディテント溝
27m1・・中間ディテント溝(第1中間ディテント溝)
27m2・・中間ディテント溝(第2中間ディテント溝)
27o・・・全開ディテント溝
29・・・・組立用溝

Claims (2)

  1. ボディ(B)及びドア(D)の一方に固着される第1ブラケット(1),それらの他方に固着される第2ブラケット(2),及びこれら両ブラケット(1,2)を相対回動可能に連結するヒンジピン(5)と,前記第1ブラケット(1)に一体的に結合されて前記ヒンジピン(5)と同軸上に配置される内筒(6)と,前記第2ブラケット(2)に一体的に結合されて前記内筒(6)を相対回転可能に囲繞するように配置される外筒(7)と,前記内筒(6)及び外筒(7)間に設けられてドア(D)の所定の全閉位置(C),中間開度位置(M1,M2)及び全開位置(O)でドア(D)に対するチェック力を発生するチェック力発生機構(20)とを備え,
    このチェック力発生機構(20)を,前記内筒(6)及び外筒(7)の一方に周方向に配列して取り付けられ,前記内筒(6)及び外筒(7)の他方に向かって進退し得る保持部材(22)と,この保持部材(22)を前記内筒(6)及び外筒(7)の他方に向かって付勢する弾性部材(23)と,前記保持部材(22)に形成される軸方向の保持溝(25)に回転自在に保持されて,前記他方の周面を転動し得るディテントローラ(26)と,前記他方の周面に設けられ,前記ディテントローラ(26)が前記弾性部材(23)の付勢力により係合してドア(D)を前記全閉位置(C),中間開度位置(M1,M2)及び全開位置(O)に保持し得る全閉ディテント溝(27c),中間ディテント溝(27m1,27m2)及び全開ディテント溝(27o)とで構成した,車両用チェッカ付きドアヒンジ装置において,
    前記ディテントローラ(26)と前記各ディテント溝(27c〜27o)との各係合状態でも,該ディテントローラ(26)が前記保持部材(22)を介して前記弾性部材(23)に圧縮荷重を付与するようにし,
    前記他方の周面には,前記保持部材(22)が該他方の周面に当接した状態で前記ディテントローラ(26)の前記保持溝(25)への挿入を可能にする組立用溝(29)を設けたことを特徴とする,車両用チェッカ付きドアヒンジ装置。
  2. 請求項1記載の車両用チェッカ付きドアヒンジ装置において,
    前記他方の周面には,前記全閉ディテント溝(27c)の,前記中間ディテント溝(27m1,27m2)とは反対側の箇所で前記組立用溝(29)を設けたことを特徴とする,車両用チェッカ付きドアヒンジ装置。
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