JP2558875Y2 - スプリングヒンジ機構 - Google Patents
スプリングヒンジ機構Info
- Publication number
- JP2558875Y2 JP2558875Y2 JP8140191U JP8140191U JP2558875Y2 JP 2558875 Y2 JP2558875 Y2 JP 2558875Y2 JP 8140191 U JP8140191 U JP 8140191U JP 8140191 U JP8140191 U JP 8140191U JP 2558875 Y2 JP2558875 Y2 JP 2558875Y2
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- Japan
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- shaft
- door
- groove
- seat
- roller
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- Expired - Lifetime
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- Hinge Accessories (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ドアの自動閉鎖を行
うスプリングヒンジ機構に関するものである。
うスプリングヒンジ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスプリングヒンジ機構として、例
えば図5に示すものが知られている。このスプリングヒ
ンジ機構は、枠等に組付けたドア枠羽根100に一体的
に取付けられている円筒状の受座体101と、この受座
体101内の中心部に回動自在に配置し、ドアと一体に
回転するシャフト103と、このシャフト103の溝1
03a,103a′内に一部嵌入し、受座体101内周
面に沿って移動する一対のローラ104a,104a′
と、受座体101との間に張架した補助スプリング10
5の弾性力でローラ104に圧接するローラ保持体10
6と、受座体101とシャフト103との間に架設し、
そのシャフト103にドア102閉鎖方向の回動力を付
与する主スプリング107とを備えた構成となってい
る。
えば図5に示すものが知られている。このスプリングヒ
ンジ機構は、枠等に組付けたドア枠羽根100に一体的
に取付けられている円筒状の受座体101と、この受座
体101内の中心部に回動自在に配置し、ドアと一体に
回転するシャフト103と、このシャフト103の溝1
03a,103a′内に一部嵌入し、受座体101内周
面に沿って移動する一対のローラ104a,104a′
と、受座体101との間に張架した補助スプリング10
5の弾性力でローラ104に圧接するローラ保持体10
6と、受座体101とシャフト103との間に架設し、
そのシャフト103にドア102閉鎖方向の回動力を付
与する主スプリング107とを備えた構成となってい
る。
【0003】そして、このスプリングヒンジ機構は、図
5に示すドア102閉鎖状態からドアを開放していく
と、主スプリング107の弾性力に抗してシャフト10
3がドアと一体に同方向に回動するとともにシャフト1
03に一部嵌入するローラ104a,104a′も、受
座体101の内周面に沿って転動しながら同方向に移動
する。従って、ローラ保持体106もスプリング105
の弾性力に抗して、同じくドアの開放方向に回動してい
く。
5に示すドア102閉鎖状態からドアを開放していく
と、主スプリング107の弾性力に抗してシャフト10
3がドアと一体に同方向に回動するとともにシャフト1
03に一部嵌入するローラ104a,104a′も、受
座体101の内周面に沿って転動しながら同方向に移動
する。従って、ローラ保持体106もスプリング105
の弾性力に抗して、同じくドアの開放方向に回動してい
く。
【0004】そして、例えばドアが30度前後開放した
ところで、ローラ104a,104a′が受座体101
の内周面に形成した溝101a,101a′内に逃げ込
むので、ローラ104a,104a′及びローラ保持体
106の回転動作が補助スプリング105の弾性力を抗
したまま停止し、シャフト103のみが主スプリング1
07の弾性力に抗してドアと共に回動する。
ところで、ローラ104a,104a′が受座体101
の内周面に形成した溝101a,101a′内に逃げ込
むので、ローラ104a,104a′及びローラ保持体
106の回転動作が補助スプリング105の弾性力を抗
したまま停止し、シャフト103のみが主スプリング1
07の弾性力に抗してドアと共に回動する。
【0005】このようにしてシャフト103が回動し、
図6に示すようにドア102が90度開放され、溝10
1a,101a′に逃げ込んだローラ104の位置にス
トップ溝103b,103b′が到達すると、その溝1
03b,103b′にローラ104a,104a′が嵌
合してストップ状態となる(保持体106に抗している
補助スプリング105の弾性力に依る)。
図6に示すようにドア102が90度開放され、溝10
1a,101a′に逃げ込んだローラ104の位置にス
トップ溝103b,103b′が到達すると、その溝1
03b,103b′にローラ104a,104a′が嵌
合してストップ状態となる(保持体106に抗している
補助スプリング105の弾性力に依る)。
【0006】さらに、そこから強く手でドアを押し開く
と、さらにローラ104はその溝101a,101a′
内に逃げ込んだ状態のままシャフト103のみがドア1
02と共に回動する。そして、ドアを180度開放する
と、図7のような状態となる。
と、さらにローラ104はその溝101a,101a′
内に逃げ込んだ状態のままシャフト103のみがドア1
02と共に回動する。そして、ドアを180度開放する
と、図7のような状態となる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
構成のスプリングヒンジ機構にあっては、ドアの取付け
時等の際にドアを180度開放した図7の状態からさら
にドアを開放させることがある。そして、シャフトの溝
103a,103a′がローラに接すると、ローラ10
4aは溝103a′に、またローラ104a′は溝10
3aに入り込む。この状態でドア102を放すと各スプ
リングの復元力により、シャフト103は反対方向に回
動する。この時、ローラ104a,104a′、ローラ
保持体106も同方向に回動する。しかし、ローラ10
4a,104a′が受座体溝101bの縁に接するとそ
れ以上の回動は阻止される。即ちこの時点でドア102
は閉じることができず、ドア102は開放されたままと
なり手で無理に閉めようとするとドアやスプリング機構
が破損に到る欠点がある。従って、単にロックを防止す
るには、受座体内の溝101bを無くすことによりロー
ラ104a,104a′の回動は阻止されないためドア
は円滑に閉じることが可能であるが、ローラ保持体10
6が早い時点で回動するため補助スプリング105のセ
ットねじり角度が戻ってしまう欠点が生じ実用に適さな
い。
構成のスプリングヒンジ機構にあっては、ドアの取付け
時等の際にドアを180度開放した図7の状態からさら
にドアを開放させることがある。そして、シャフトの溝
103a,103a′がローラに接すると、ローラ10
4aは溝103a′に、またローラ104a′は溝10
3aに入り込む。この状態でドア102を放すと各スプ
リングの復元力により、シャフト103は反対方向に回
動する。この時、ローラ104a,104a′、ローラ
保持体106も同方向に回動する。しかし、ローラ10
4a,104a′が受座体溝101bの縁に接するとそ
れ以上の回動は阻止される。即ちこの時点でドア102
は閉じることができず、ドア102は開放されたままと
なり手で無理に閉めようとするとドアやスプリング機構
が破損に到る欠点がある。従って、単にロックを防止す
るには、受座体内の溝101bを無くすことによりロー
ラ104a,104a′の回動は阻止されないためドア
は円滑に閉じることが可能であるが、ローラ保持体10
6が早い時点で回動するため補助スプリング105のセ
ットねじり角度が戻ってしまう欠点が生じ実用に適さな
い。
【0008】そこで、この考案は、上記した従来の欠点
に鑑み、万一ドアが大きく開放されても、ロックされて
ドアを閉じることができぬような状態が発生するのを確
実に防止することができるスプリングヒンジ機構を提供
することを目的とするものである。
に鑑み、万一ドアが大きく開放されても、ロックされて
ドアを閉じることができぬような状態が発生するのを確
実に防止することができるスプリングヒンジ機構を提供
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案のスプリングヒ
ンジ機構は、ドア枠側に取付けた円筒状の受座体と、こ
の受座体の内周面所定位置に溝を一対設け、ドアと一体
に設けられて前記受座体内の中心部に回動自在に配置し
たシャフトと、シャフトの溝内に一部嵌入しながら受座
体の内周面を転動するとともにその受座体の内周面の溝
内にシャフトの回動動作を伝達する一対のローラと、受
座体との間に架設した補助スプリングと、この補助スプ
リングのドア閉鎖方向に向かう弾性力を前記ローラに付
与して圧接するローラ保持体と、前記受座体とシャフト
との間に架設し、そのシャフトにドア閉鎖方向の回動力
を付与する主スプリングとを備えたスプリングヒンジ機
構において、前記ドアが開きすぎの場合に、前記シャフ
トの回動により一対のローラがシャフトの反対側の溝に
入り込みロック状態とならぬよう、シャフトの溝、受座
体の溝及びローラ保持体の窓の各位置を非対称にずらし
て設けたものである。
ンジ機構は、ドア枠側に取付けた円筒状の受座体と、こ
の受座体の内周面所定位置に溝を一対設け、ドアと一体
に設けられて前記受座体内の中心部に回動自在に配置し
たシャフトと、シャフトの溝内に一部嵌入しながら受座
体の内周面を転動するとともにその受座体の内周面の溝
内にシャフトの回動動作を伝達する一対のローラと、受
座体との間に架設した補助スプリングと、この補助スプ
リングのドア閉鎖方向に向かう弾性力を前記ローラに付
与して圧接するローラ保持体と、前記受座体とシャフト
との間に架設し、そのシャフトにドア閉鎖方向の回動力
を付与する主スプリングとを備えたスプリングヒンジ機
構において、前記ドアが開きすぎの場合に、前記シャフ
トの回動により一対のローラがシャフトの反対側の溝に
入り込みロック状態とならぬよう、シャフトの溝、受座
体の溝及びローラ保持体の窓の各位置を非対称にずらし
て設けたものである。
【0010】
【作用】この考案のスプリングヒンジ機構は、受座体の
溝及びシャフトの溝が特定の位相角度関係に形成されて
おり、つまり大きく180度以上開放したときに受座体
の反対側の溝にローラが同時に嵌入することがないよう
に点対称位置を避けた角度関係に双方の溝を形成してお
り、これによってロックされてドアが閉じぬという事態
を防止することができる。
溝及びシャフトの溝が特定の位相角度関係に形成されて
おり、つまり大きく180度以上開放したときに受座体
の反対側の溝にローラが同時に嵌入することがないよう
に点対称位置を避けた角度関係に双方の溝を形成してお
り、これによってロックされてドアが閉じぬという事態
を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の一実施例について添付図面
を参照しながら説明する。図1及び図2はこの考案に係
るスプリングヒンジ機構を示すものであり、このスプリ
ングヒンジ機構は、受座体1の内周面に形成した一対の
溝1a,シャフト2の一対の溝2a及びローラ保持体3
が図2においてドア6の回転中心点Oを中心とした点対
称位置からずれた特定位相角度の位置に形成されてい
る。なお、図中符号5は受座体1を一体化させたドア枠
側の羽根を示すものである。また同図中先の従来例と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。
を参照しながら説明する。図1及び図2はこの考案に係
るスプリングヒンジ機構を示すものであり、このスプリ
ングヒンジ機構は、受座体1の内周面に形成した一対の
溝1a,シャフト2の一対の溝2a及びローラ保持体3
が図2においてドア6の回転中心点Oを中心とした点対
称位置からずれた特定位相角度の位置に形成されてい
る。なお、図中符号5は受座体1を一体化させたドア枠
側の羽根を示すものである。また同図中先の従来例と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0012】受座体1の各溝1a,1a′は、図2に示
すように、一対のローラ4a,4bがドア閉鎖時での位
置から一定角度例えばドアを30度前後開放したときに
同時に逃げ込むことができるように各ローラ4a,4b
のドア開閉時での位置から夫々30度ずれた位置であっ
て、かつ、互いの溝1a,1a′どうしが「180度+
α」の位相角度関係になるように内周面の所定位置に刻
設されている。そして、この溝1a,1a′は、図2に
示すように、シャフト2との間でローラ4a,4bが回
転できるような深さに形成されている。
すように、一対のローラ4a,4bがドア閉鎖時での位
置から一定角度例えばドアを30度前後開放したときに
同時に逃げ込むことができるように各ローラ4a,4b
のドア開閉時での位置から夫々30度ずれた位置であっ
て、かつ、互いの溝1a,1a′どうしが「180度+
α」の位相角度関係になるように内周面の所定位置に刻
設されている。そして、この溝1a,1a′は、図2に
示すように、シャフト2との間でローラ4a,4bが回
転できるような深さに形成されている。
【0013】シャフト2の各溝2a,2a′は、図2に
示すように、夫々受座体1の各溝1a,1a′よりもド
ア閉鎖方向側に30度ずれた位置に形成されており、こ
れらの溝2a,2a′どうしは先の溝1a,1a′と同
一の位相角度関係、つまり「180度+α」となるよう
な位置に刻設されている。そして、この溝2aは、図2
に示すように、ローラ4a,4bが受座体1の内周面を
回転できるような深さに形成されている。
示すように、夫々受座体1の各溝1a,1a′よりもド
ア閉鎖方向側に30度ずれた位置に形成されており、こ
れらの溝2a,2a′どうしは先の溝1a,1a′と同
一の位相角度関係、つまり「180度+α」となるよう
な位置に刻設されている。そして、この溝2aは、図2
に示すように、ローラ4a,4bが受座体1の内周面を
回転できるような深さに形成されている。
【0014】ローラ保持体3は、受座体1の溝1a,1
a′やシャフト2の溝2a,2a′と同一位相角度関係
となるような状態で互いに一体となるように形成されて
いる。そしてこれらのローラ保持体3は、受座体1の内
周面とシャフト2の外周面との間に回動自在に配設さ
れ、ローラ4a,4bに対してドアの閉鎖する方向に向
けて補助スプリング105の弾性力を付勢するようにな
っている。
a′やシャフト2の溝2a,2a′と同一位相角度関係
となるような状態で互いに一体となるように形成されて
いる。そしてこれらのローラ保持体3は、受座体1の内
周面とシャフト2の外周面との間に回動自在に配設さ
れ、ローラ4a,4bに対してドアの閉鎖する方向に向
けて補助スプリング105の弾性力を付勢するようにな
っている。
【0015】次に、この実施例の作用について説明す
る。図2に示すドア閉鎖時の状態からドア6を開放させ
ていくと、ドアを30度前後開放させたところで、従来
と同様に受座体の双方の溝1a,1a′内にローラ4
a,4bが同時に逃げ込む。さらに、これからドアを開
放し、通常開放する最大角度(以下常用開放角度とよ
ぶ)例えば180度開放させると、図3に示すような状
態となる。その後、更に常用開放角度を越えてドア6を
開放していっても、図3の通り、受座体1及びシャフト
2の各溝1a,1a′,2a,2a′に設けた位相角度
αにより、一方のシャフト溝2aがローラ4bの嵌入位
置にきても他方のローラ4aはまだシャフト外周に接し
ているため、ローラ保持体3は保持状態を維持される。
これによってローラ4aがシャフト2の溝2a′に嵌入
する動作を防止でき、更にドアを開放し、ローラ4aの
嵌入位置にシャフト溝2a′が来ても、上記と同様にロ
ーラ4bがシャフト外周に接し、保持状態を維持するた
めにローラ4a,4bが同時にシャフト溝2a,2a′
に嵌入するのを回避できる。
る。図2に示すドア閉鎖時の状態からドア6を開放させ
ていくと、ドアを30度前後開放させたところで、従来
と同様に受座体の双方の溝1a,1a′内にローラ4
a,4bが同時に逃げ込む。さらに、これからドアを開
放し、通常開放する最大角度(以下常用開放角度とよ
ぶ)例えば180度開放させると、図3に示すような状
態となる。その後、更に常用開放角度を越えてドア6を
開放していっても、図3の通り、受座体1及びシャフト
2の各溝1a,1a′,2a,2a′に設けた位相角度
αにより、一方のシャフト溝2aがローラ4bの嵌入位
置にきても他方のローラ4aはまだシャフト外周に接し
ているため、ローラ保持体3は保持状態を維持される。
これによってローラ4aがシャフト2の溝2a′に嵌入
する動作を防止でき、更にドアを開放し、ローラ4aの
嵌入位置にシャフト溝2a′が来ても、上記と同様にロ
ーラ4bがシャフト外周に接し、保持状態を維持するた
めにローラ4a,4bが同時にシャフト溝2a,2a′
に嵌入するのを回避できる。
【0016】
【考案の効果】以上説明してきたように、この考案に係
るスプリングヒンジ機構によれば、受座体の溝及びシャ
フトの溝が180度からずれた特定の位相角度関係に形
成されており、常用開放角度をこえてドアを開放させた
ときに互いに反対側の溝内にローラが同時にころがり込
んでロックされてしまい、ドアが閉じなくなるといった
事態を有効に回避することができるので、信頼度の高い
ものが提供できる。
るスプリングヒンジ機構によれば、受座体の溝及びシャ
フトの溝が180度からずれた特定の位相角度関係に形
成されており、常用開放角度をこえてドアを開放させた
ときに互いに反対側の溝内にローラが同時にころがり込
んでロックされてしまい、ドアが閉じなくなるといった
事態を有効に回避することができるので、信頼度の高い
ものが提供できる。
【図1】スプリングヒンジ構造図。
【図2】この考案に係るスプリングヒンジ機構を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図3】図2に示すスプリングヒンジ機構の作用を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】図2に示すスプリングヒンジ機構の作用を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】従来のスプリングヒンジ機構を示す概略構成図
である。
である。
【図6】図5に示すスプリングヒンジ機構の作用を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】図5に示すスプリングヒンジ機構の作用を示す
説明図である。
説明図である。
【図8】図5に示すスプリングヒンジ機構の問題点を示
す説明図である。
す説明図である。
1 受座体 1a 受座体の溝 2 シャフト 2a シャフトの溝 3 ローラ保持体 4a,4b ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 進士 信行 東京都品川区南品川5丁目2番10号 日 恵機材株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−163279(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 ドア枠側に取付けた円筒状の受座体と、
この受座体の内周面所定位置に溝を一対設け、ドアと一
体に設けられて前記受座体内の中心部に回動自在に配置
したシャフトと、シャフトの溝内に一部嵌入しながら受
座体の内周面を転動するとともにその受座体の内周面の
溝内にシャフトの回動動作を伝達する一対のローラと、
受座体との間に架設した補助スプリングと、この補助ス
プリングのドア閉鎖方向に向かう弾性力を前記ローラに
付与して圧接するローラ保持体と、前記受座体とシャフ
トとの間に架設し、そのシャフトにドア閉鎖方向の回動
力を付与する主スプリングとを備えたスプリングヒンジ
機構において、 前記ドアが開きすぎの場合に、前記シャフトの回動によ
り一対のローラがシャフトの反対側の溝に入り込みロッ
ク状態とならぬよう、シャフトの溝、受座体の溝及びロ
ーラ保持体の窓の各位置を非対称にずらして設けたこと
を特徴とするスプリングヒンジ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140191U JP2558875Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | スプリングヒンジ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140191U JP2558875Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | スプリングヒンジ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524859U JPH0524859U (ja) | 1993-03-30 |
JP2558875Y2 true JP2558875Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=13745298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8140191U Expired - Lifetime JP2558875Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | スプリングヒンジ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558875Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5171548B2 (ja) * | 2008-10-29 | 2013-03-27 | 理研化機工業株式会社 | 車両用チェッカ付きドアヒンジ装置 |
KR102464961B1 (ko) * | 2019-09-30 | 2022-11-09 | 주식회사 파츠텍 | 회전도어용 힌지장치 |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP8140191U patent/JP2558875Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524859U (ja) | 1993-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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