JP5171299B2 - ワンピーススパウト - Google Patents
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Description
部を連結してなるワンピーススパウトに関するもので、より詳しくは、スパウトの注出筒をいったん開封した後は、リシール機能を必要としないワンピーススパウトに関する。
チ等の他の開口部を通して、パウチ等内に液状物を充填すると共に、ワンピーススパウト
の閉止部を切り離してパウチ等内の液状物を注ぎ出すために用いられている。このワンピーススパウトとして下記に示すような技術が知られている。
容器50内に液状物を充填したり、既に充填されている液状物に他の液状物あるいは溶解
する固形物を添加したり出来るものであり、使用時につまみ部56を一度開封したら再封機能は持たず、液状物を完全に使い切る形態のものである。
筒67にキャップ60を必要に応じて螺着脱して、容器内の液状物を自在に利用出来るも
のである。したがって、通常のキャップ付の容器と同じ機能を備えているために、その分コスト高となってしまう。
リシール機能が無いのに、有ると勘違いを起こすことを防止したワンピーススパウトを提供することにある。
すなわち、本発明によれば、容器端部に取り付ける接合部を有するスパウトの注出筒先端に、破断可能な薄肉部を介して閉止部を連結してなるワンピーススパウトにおいて、
前記閉止部は、筒体と、該筒体の上端を閉じるように形成される天板と、該天板の上面に形成されるつまみ部とからなり、前記薄肉部は前記筒体の下端部外面と前記注出筒の上端部内面と一体に連結しており、前記閉止部の前記天板下面には、前記注出筒の上端に対応する位置において、前記注出筒の上端面に近接するような凸部、又は前記注出筒の上端には、前記閉止部の前記天板下面に近接するような凸部が設けられており、前記スパウトから切り離した後、前記閉止部を前記注出筒に被せると、前記凸部が前記注出筒の上端面、又は前記閉止部の前記天板下面に当接して、前記筒体の前記注出筒内への進入を防止することを特徴とするワンピーススパウトが提供される。
の接合部3に直立している注出筒5とからなり、この接合部3にパウチ2の端部を溶着し
ている。一方、注出筒5は、円筒体であり、その上端面が液状物の注ぎ口となっている。
いる天板11と、この天板11の上面に形成される板状のつまみ部12と、からなってい
て、前記薄肉部6を介して前記スパウト4の注出筒5に連結することで、スパウト4を密
封している。すなわち、この薄肉部6は、スパウト4の注出筒5における上端部内面と、
閉止部7の筒体10における下端部外面とを、一体に連結して密封状態にしている。なお、この薄肉部6の強度は、外部からの若干の衝撃に対しては破断せず、一方、つまみ部12を手指にてつかみ、周方向に回せば、例えば、比較的力の弱い女性や老人でも薄肉部6を破断出来、閉止部7を取り外してパウチ2内の液状物を利用できる程度の強度が望まれる。
る位置α上に設けられ、この実施例1では、天板11の下面周縁部に2本の角棒状の凸部13が向かい合っている状態である。この形状は、前記スパウト4の成型時の型抜き構造を考慮したものである。また、閉止部7の天板11の外径が注出筒5の内径より小さい場合には、上記した位置αはつまみ部12上となり、このつまみ部12に凸部13が設けられることになる。
まず、パウチ2の端部にスパウト4の接合部3を溶着などの手段により、貼り付け密封
する。その後、パウチ2の開口部(不図示)から液状物を充填し、その開口部を閉じる。
次に、液状物が加熱滅菌するものであれば、レトルト(加圧滅菌用釜)に入れて滅菌操作
を実行する。
て、液状物をこぼして周囲を汚したり、液状物を無駄にすることがなくなる。なお、液状
物入りのワンピーススパウト付のパウチ2を落としたりなどの衝撃を与えても、閉止部7
の凸部13が有効に働いて、注出筒5の先端と閉止部7とを連結している薄肉部6に対す
る衝撃を緩和して、薄肉部6の破断という最悪の事態を回避できる。
2,50 容器(パウチ)
3,70 接合部
4,61,71 スパウト
5,67,72 注出筒
6,55,62,73 薄肉部
7,74 閉止部
10,76 筒体
11 天板
12,56,75 つまみ部
13,13A 凸部
51 取付部
52 注ぎ口
53 大径部
54 小径部
57 充填具
60 キャップ
63 周壁部
64 回転用突起
65 インナー封止リング
66 雄ネジ
68 雌ネジ
α 閉止部の注出筒の上端に対応する位置
β 注出筒の上端面
Claims (1)
- 容器端部に取り付ける接合部を有するスパウトの注出筒先端に、破断可能な薄肉部を介して閉止部を連結してなるワンピーススパウトにおいて、
前記閉止部は、筒体と、該筒体の上端を閉じるように形成される天板と、該天板の上面に形成されるつまみ部とからなり、前記薄肉部は前記筒体の下端部外面と前記注出筒の上端部内面と一体に連結しており、
前記閉止部の前記天板下面には、前記注出筒の上端に対応する位置において、前記注出筒の上端面に近接するような凸部、又は前記注出筒の上端には、前記閉止部の前記天板下面に近接するような凸部が設けられており、前記スパウトから切り離した後、前記閉止部を前記注出筒に被せると、前記凸部が前記注出筒の上端面、又は前記閉止部の前記天板下面に当接して、前記筒体の前記注出筒内への進入を防止することを特徴とするワンピーススパウト。
Priority Applications (1)
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JP2008035861A JP5171299B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-02-18 | ワンピーススパウト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008035861A JP5171299B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-02-18 | ワンピーススパウト |
Publications (2)
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JP2009190781A JP2009190781A (ja) | 2009-08-27 |
JP5171299B2 true JP5171299B2 (ja) | 2013-03-27 |
Family
ID=41073160
Family Applications (1)
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JP2008035861A Active JP5171299B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-02-18 | ワンピーススパウト |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8476185B2 (en) | 2010-11-19 | 2013-07-02 | Korea Institute Of Science And Technology | Apparatus and method for manufacturing manganese oxide-titania catalyst |
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-
2008
- 2008-02-18 JP JP2008035861A patent/JP5171299B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8476185B2 (en) | 2010-11-19 | 2013-07-02 | Korea Institute Of Science And Technology | Apparatus and method for manufacturing manganese oxide-titania catalyst |
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