JPH0322141Y2 - - Google Patents

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JPH0322141Y2
JPH0322141Y2 JP1984053457U JP5345784U JPH0322141Y2 JP H0322141 Y2 JPH0322141 Y2 JP H0322141Y2 JP 1984053457 U JP1984053457 U JP 1984053457U JP 5345784 U JP5345784 U JP 5345784U JP H0322141 Y2 JPH0322141 Y2 JP H0322141Y2
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ratchet
lid
container
thread
knob
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JP1984053457U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は各種液体商品を収容するチユーブ、
ビン、又はカン等の容器に用いる、容器の開閉装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の装置の先行技術としては実開昭54
−41846号、又は実開昭54−64647号等があげられ
る。
上記実開昭54−41846号は封緘キヤツプとして
示されており、ほぼ第5図及び第6図に示すよう
に形成されている。
第5図においてaは容器を示し、その上部に螺
条bを有する注出筒c、及び環状のラチエツト爪
dが形成されている。そして螺条bはラチエツト
爪dより小径に形成されている。次に第6図にお
いてeは前記注出筒cに装着する蓋であり、その
内部には図示は省略するが前記螺条bに螺合する
螺溝が形成されている。又fは切断片gを介し
て、前記蓋eに設けられたリングであり、このリ
ングfの内側には、前記ラチエツト爪dに咬み合
う図示しないラチエツトが形成されている。そし
てこの咬み合いは前記螺合が解消する方向におい
て行われるようになつている。又同図においてh
は薄肉の破断部、iは把持片である。
この蓋eが前記容器aに装着されている場合、
使用者は把持片iを矢印Ai方向に押して、破断
部hを破断し、ついで前記切断片gを切断し、リ
ングfを蓋eから離し、蓋eを回して開放する。
なお他の先行技術として示す前記実開昭54−
64647号も上記キヤツプとほぼ同様な構造である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし上記先行技術に示すキヤツプは次のよう
な難点を有している。
それは、たとえば、第6図において把持片iを
摘み、これを矢印Ai方向に押すと、その力は全
部が前記破断部hに加わるわけではなく、その外
の部分、一例としてj,kに示すような部分等を
も矢印Ai方向に押すことになり、このように、
破断のために、加えられる力は、破断部h以外の
所に分散されてしまう。
そしてこの分散された力はリングfを変形させ
ることに費され、この変形の起るため、力のいわ
ゆる逃げが生じ、力を加えられると同時に直ちに
破断が開始されるという爽快な切れ味が失われて
しまうのである。従つてこのような形態のキヤツ
プは、力が分散されるために破断部hの破断に比
較的大きな力を要し、破断しにくいと共に、力を
加えると同時に直ちに破断が始まるという切れ味
が得られないのである。
この考案はこのような課題を解決するためにな
されたもので、その目的は上記先行技術に示す形
式の、容器の開閉装置において、リングfの破断
部hの破断に際して、加えられる力が他の部分に
分散してしまうことなく破断部に集中して、上記
先行技術のものよりも小さい力で容易に破断し、
かつ力を加えると同時に直ちに破断が開始され、
爽快な切れ味を有する容器の開閉装置を提供する
ことである。
〔課題を解決するめの手段〕
上記の目的を達成するこの考案について述べる
とそれは、容器1の、液体を注出する注出筒2外
周に螺条3を設け、かつ該注出筒2の下に、前記
螺条3より大径の環状のラチエツト爪4を設け、
前記注出筒2に装着する合成樹脂製の蓋5内側
に、前記螺条3を螺合する螺溝6を設け、かつ同
蓋5の下部に、裂取部7を介して、前記ラチエツ
ト爪4と、前記蓋5が容器1に対する螺解方向に
おいて咬み合うところのラチエツト8を設け、該
ラチエツト8の外側一部に、半径方向外方へ膨出
する膨出部12を設け、該膨出部12に、かつほ
ぼ水平方向につまみ11を設け、前記ラチエツト
8で、前記膨出部12の、前記つまみ11側端部
12aに続いて上下方向の裂切用薄肉部13を形
成したことを特徴とする容器の開閉装置である。
〔作用〕
消費者等の使用者は前記つまみ11をつまみ、
これを前記膨出部10方向へ回動させる。そうす
ると該つまみ11が力点、膨出部12が支点、薄
肉部13が作用点としてのてこが形成され、薄肉
部13は容易に破断される。そしてこの場合、破
断のために加えられる力は前記先行技術の場合と
異なり、いわゆる逃げ場がなく、すべてが薄肉部
13に加えられる結果、前記先行技術のものより
も小さい力で容易に破断されるのである。
又、前記薄肉部13は前記膨出部12の端部1
2aに続いて形成されており、又膨出部12は膨
出して形成されているため質量が大きく、このた
め力による変形が殆どなく従つて加えられる力は
前記薄肉部13に直達する結果、力を加えると同
時に直ちに破断が開始されるから爽快に破断され
る。
〔実施例〕
第1図において1は容器であり、一例として瓶
が示されている。2はその注出筒を示す。そして
この注出筒2に、螺条3が設けられ、かつ注出筒
2より下の、前記容器1に前記螺条3より大径の
ラチエツト爪4が形成されている。又、第2図に
おいて、5は合成樹脂製の該容器1の蓋であり、
その内側に前記螺条3と螺合する螺溝6が形成さ
れ、かつ裂取部7を介してラチエツト8が設けら
れている。
このラチエツト8は、蓋5が、容器1に対し螺
解方向に回動させる場合に咬み合うように形成さ
れている。そして螺合方向に対しては咬み合わな
いようになつている。なお同図において9は前記
爪4と咬み合うラチエツト8の歯を示す。次に第
3図及び第4図において10は歯9の形成されて
ない部分である。但しこれは一例であり、この部
分は他の部分と同様に形成されていても差支はな
い。
又、12はラチエツト8の外側一部に外方へ膨
出させた膨出部であり、この膨出部12にかつほ
ぼその外側に、ほぼ水平方向に柄状のつまみ11
が設けられている。そして前記ラチエツト8にお
いて、膨出部12のつまみ側端部12aに続いて
上下方向に裂切用の薄肉部13が形成されてい
る。なお第2図において14は内筒、15は外筒
を示す。
第2図に示す蓋5は第1図に示す容器1に装着
され、前記螺溝6は螺条3に螺合し、前記ラチエ
ツト8はラチエツト爪4に咬み合わされる。こう
して装着されることにより蓋5を不正に開放しよ
うとして回動させると、前記裂切部7が裂切れ、
不正な開放が露見する。
消費者等が開放する場合は前記つまみ11を摘
んで第3図及び第4図において矢印A11方向に
向い回動させることにより前記薄肉部13を裂切
る。そしてなおも前記つまみ11を同方向に引つ
張ることにより、前記裂切部7を裂切り、ラチエ
ツト8を蓋5から離し、蓋5を回動させてその螺
合を解き、容器1内の図示しない液体商品等を注
出する。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成され、容器1の液
体を注出する注出筒2外周に螺条3を設け、かつ
該注出筒2の下に、前記螺条3より大径の、環状
のラチエツト爪4を設け、前記注出筒2に装着す
る合成樹脂製の蓋5内側に、前記螺条3と螺合す
る螺溝6を設け、かつ同蓋5の下部に、裂取部7
を介して、前記ラチエツト爪4と、前記蓋5が容
器1に対する螺解方向において咬み合うところの
ラチエツト8を設け、該ラチエツト8の外側一部
に、半径方向外方へ膨出する膨出部12を設け、
該膨出部12に、かつほぼ水平方向につまみ11
を設け、前記ラチエツト8で、前記膨出部12
の、前記つまみ11側端部12aに続いて上下方
向の裂切用薄肉部13を形成したことにより、前
記つまみ11を摘んで前記膨出部12方向へ回動
させると、つまみ11が力点、膨出部12が支
点、薄肉部13が作用点となるてこを形成し、か
つ加えられた力はいわゆる逃げ場がなく、そのす
べてが前記薄肉部13に加えられる結果、前記先
行技術に示すキヤツプよりも少い力で容易にラチ
エツト8を裂切つて蓋5を開放することができ
る。
しかも前記薄肉部13は前記膨出部12の端部
12aに続いて形成されており、又膨出部12は
膨出して形成されているため質量が大きく、この
ため力による変形が殆どなく、従つて加えられる
力は前記薄肉部13に直達する結果、力を加える
と同時に直ちに破断が開始されるから、爽快に破
断させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の実施例を示し、第
1図は容器の開閉装置における部分の半断面図、
第2図は同じく他の部分の半断面図、第3図は第
2図に示す部分の下面図、第4図は第3図の部分
の拡大図、第5図は従来の同種装置の部分の斜視
図、第6図は第5図に示す同種装置の、他の部分
の斜視図である。 1……容器、2……注出筒、3……螺条、4…
…ラチエツト爪、5……蓋、6……螺溝、7……
裂取部、8……ラチエツト、11……つまみ、1
2……膨出部、12a……端部、13……薄肉
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器1の、液体を注出する注出筒2外周に螺条
    3を設け、かつ該注出筒2の下に、前記螺条3よ
    り大径の環状のラチエツト爪4を設け、前記注出
    筒2に装着する合成樹脂製の蓋5内側に、前記螺
    条3を螺合する螺溝6を設け、かつ同蓋5の下部
    に、裂取部7を介して、前記ラチエツト爪4と、
    前記蓋5が容器1に対する螺解方向において咬み
    合うところのラチエツト8を設け、該ラチエツト
    8の外側一部に、半径方向外方へ膨出する膨出部
    12を設け、該膨出部12に、かつほぼ水平方向
    につまみ11を設け、前記ラチエツト8で、前記
    膨出部12の、前記つまみ11側端部12aに続
    いて上下方向の裂切用薄肉部13を形成したこと
    を特徴とする容器の開閉装置。
JP5345784U 1984-04-13 1984-04-13 容器の開閉装置 Granted JPS60167757U (ja)

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JP5345784U JPS60167757U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 容器の開閉装置

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JP5345784U JPS60167757U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 容器の開閉装置

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JPS60167757U JPS60167757U (ja) 1985-11-07
JPH0322141Y2 true JPH0322141Y2 (ja) 1991-05-14

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ID=30574337

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JP5345784U Granted JPS60167757U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 容器の開閉装置

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7212855B2 (ja) * 2018-09-27 2023-01-26 大日本印刷株式会社 封緘開封装置、チューブ容器、チューブ容器の製造方法およびキャップ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441846B2 (ja) * 1972-12-30 1979-12-11
JPS5742549A (en) * 1980-08-22 1982-03-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Preparation of rodlike base material for light transmitting fiber

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JPS5441846U (ja) * 1977-08-25 1979-03-20
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JPS60167757U (ja) 1985-11-07

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