JP4749788B2 - 口部材およびそれを使用した容器 - Google Patents
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Description
A 先端部に形成された薄肉部をねじ切ることによって封止された容器内容物の注出口を再封不可能に開封させ得るようにした容器に取り付けるための口部材であり、かつ口部材自体の基端部を容器の取付部としその内側には一端が開放された空洞部もしくは流通孔を設け、前記基端部には注出口部が突設されると共に注出口部内側には基端部内の前記空洞部もしくは流通孔に連通された流通路が形成された口部材において、注出口部の先端側には注出口部先端より径が細くされたねじ切り用突部が段付状に突設され、かつねじ切り用突部の付け根部分の隅は円味を生じないようにするかあるいは円味を小さくなるようにし、しかも注出口部内の流通路の先端部は断面円形の内孔をなすと共に内孔の閉塞側端部の周縁は前記付け根部分から所定の微少距離だけねじ切り用突部の先端部寄りに離れて位置するようにされ、かつ前記付け根部分から所定の微少距離離れた位置までの間を前記内孔と同心の円形に成形して円筒状の所定の微少な長さの薄肉部とし、しかも円形に成形された部分の前記付け根部分の一端部からねじ切り用突部の先端部寄りの他端部までの距離は前記付け根部分から前記内孔の閉塞側端部の周縁までの距離より長くなるようにされ、さらに前記内孔の閉塞側の端面は内孔周縁から内孔軸心に向かうにつれてねじ切り用突部先端寄りに近づく曲面とされ、ねじ切り用突部の先端部にはねじり用係合突部が形成されてなり、該係合突部を他のキャップ内に形成されたねじり回動用係合凹部に係合しねじることにより前記円筒状の薄肉部を破断し流通路端部の注出口を開封するようにしたことを特徴とする口部材。
B A項記載の口部材において、口部材の基端部は長手状の略菱形に形成されると共に内部の空洞部が容器側に開放されてなる口部材。
C A項もしくはB項記載の口部材において、ねじ切り用突部の付け根部分の隅は曲率半径が0.1mm以下とし、あるいは円筒状の薄肉部の肉厚は0.2mm以下とし、あるいは内孔の閉塞端の周縁から前記付け根部分までの距離は0.15〜0.25mmとし、あるいは内孔の端面は頂角が約100〜140度の円錐曲面状となるようにした口部材。
D A項〜C項のいずれか1項に記載の口部材と該口部材に被せて使用するキャップとを備えたキャップ付き口部材であって、キャップはその内部に口部材の端部に形成されたねじ切り用突部先端の係合突部もしくは係合凹部に係合し得るねじり回動用の係合凹部もしくは係合突部を設け、かつ一方の係合突部が他方の係合凹部に圧入され、ねじ切り用突部がねじ切られた後においてもその切片はキャップ内に保持されるようにしたキャップ付き口部材。
E D項記載のキャップ付き口部材において、口部材はねじ切り用突部に形成される係合突部が所定厚さの平坦状突部で構成され、キャップはねじり回動用係合凹部として前記平坦状突部が圧入状態に嵌り得る挟持部を備えて構成されたものであるキャップ付き口部材。
F 2枚の樹脂フィルムを重ね合わせ全周縁を溶着してシールすると共に上端部には吊下げ用孔が、下端側には内容物を注出するための口部材が設けられた可撓性容器において、
上端側のいずれか一端寄りを所定幅で周縁をシールした状態で上方に突出してなる突出部を形成すると共に下端側の前記突出部下方の角の部分が切り落とされたような形状とし、かつその部分の2枚の樹脂フィルム間にはA項〜C項のいずれか1項に記載の口部材あるいはD項もしくはE記載のキャップ付き口部材がその基端部を挿入し、両側の樹脂フィルムで包囲するように溶着しシールされて取り付けられ、さらに該口部材に対する対角位置には吊下げ用孔がその孔の周囲がシールされた状態に設けられ、しかも前記突出部の側方には突出部を破断して開封するための切欠もしくは切込みを設け、飲料水等の注入口を形成し得るようにした可撓性容器。
G 先端部に形成された薄肉部をねじ切ることによって封止された容器内容物の注出口を再封不可能に開封させ得るようにした容器に取り付けるための口部材でありかつ、口部材自体の基端部を容器の取付部としその内側には一端が開放された空洞部もしくは流通孔を設け、前記基端部には注出口部が突設するようにした口部材において、注出口部はその中間部より先端部に至る部分が先細りのテーパ状部をなし、さらにテーパ状部の先端から注出口部先端までの間は複数の径の異なる所定長さのストレートの円筒状部分が配置され、かつ円筒状部分は径の小さいもの程注出口部先端寄りに位置するように配列されて複数の円筒状段付部が形成され、しかも注出口部の周壁は所定肉厚を有すると共に注出口部先端は周壁に連続した部分で閉塞されて 注出口部内側には基端部内の前記空洞部もしくは流通孔に連通された流通路が形成され、さらに注出口部の先端側には注出口部先端より径が細くされたねじ切り用突部が段付状に突設され、かつねじ切り用突部の付け根部分の隅は円味を生じないようにするかあるいは円味を小さくなるようにし、しかも注出口部内の流通路の先端部の中心部には断面円形の内孔が形成されると共に内孔の閉塞側端部の周縁は前記付け根部分から所定の微少距離だけねじ切り用突部の先端部寄りに離れて位置するようにされ、かつ前記付け根部分から所定の微少距離離れた位置までの間を前記内孔と同心の円形に成形して円筒状の所定の微少な長さの薄肉部とし、しかも円形に成形された部分の前記付け根部分の一端部からねじ切り用突部の先端部寄りの他端部までの距離は前記付け根部分から前記内孔の閉塞側端部の周縁までの距離より長くなるようにされ、さらに前記内孔の閉塞側の端面は内孔周縁から内孔軸心に向かうにつれてねじ切り用突部先端寄りに近づく曲面とされ、ねじ切り用突部の先端部にはねじり用係合突部が形成されてなり、該係合突部を他のキャップ内に形成されたねじり回動用係合凹部に係合しねじることにより前記円筒状の薄肉部を破断し流通路端部の注出口を開封するようにしたことを特徴とする口部材。
H G項記載の口部材において、注出口部は各円筒状段付部の角の部分がテーパ状部の母線の延長線上に位置するようにされると共に注出口部はその基端部とテーパ状部との間が円筒状をなし、かつその外周部には微少高さの複数のリング状突部が形成された口部材。
I G項もしくはH項記載の口部材において、注出口部のテーパ状部はその中心線を含む平面がテーパ状部両側に接する線間の角度(テーパ角)は 9〜16°である口部材。
J G項〜I項のいずれか1項に記載の口部材において、口部材の基端部は長手状の略菱形に形成されると共に内部の空洞部が容器側に開放されてなる口部材。
K G項〜I項のいずれか1項に記載の口部材において、ねじ切り用突部の付け根部分の隅は曲率半径が0.1mm以下とし、あるいは円筒状の薄肉部の肉厚は0.2mm以下とし、あるいは内孔の閉塞端の周縁から前記付け根部分までの距離は0.15〜0.25mmとし、あるいは内孔の端面は頂角が約100〜140度の円錐曲面状となるようにした口部材。
L G項〜K項のいずれか1項に記載の口部材と該口部材に被せて使用するキャップとを備えたキャップ付き口部材であって、キャップはその内部に口部材の端部に形成されたねじ切り用突部先端の係合突部もしくは係合凹部に係合し得るねじり回動用の係合凹部もしくは係合突部を設け、かつ一方の係合突部が他方の係合凹部に圧入され、ねじ切り用突部がねじ切られた後においてもその切片はキャップ内に保持されるようにしたキャップ付き口部材。
M L項記載のキャップ付き口部材において、口部材はねじ切り用突部に形成される係合突部が所定厚さの平坦状突部で構成され、キャップはねじり回動用係合凹部として前記平坦状突部が圧入状態に嵌り得る挟持部を備えて構成されたものであるキャップ付き口部材。
N 2枚の樹脂フィルムを重ね合わせ全周縁を溶着してシールすると共に上端部には吊下げ用孔が、下端側には内容物を注出するための口部材が設けられた可撓性容器において、上端側のいずれか一端寄りを所定幅で周縁をシールした状態で上方に突出してなる突出部を形成すると共に下端側の前記突出部下方の角の部分が切り落とされたような形状とし、かつその部分の2枚の樹脂フィルム間にはG項〜K項のいずれか1項に記載の口部材あるいはL項もしくはM項記載のキャップ付き口部材がその基端部を挿入し、両側の樹脂フィルムで包囲するように溶着しシールされて取り付けられ、さらに該口部材に対する対角位置には吊下げ用孔がその孔の周囲がシールされた状態に設けられ、しかも前記突出部の側方には突出部を破断して開封するための切欠もしくは切込みを設け、飲料水等の注入口を形成し得るようにした可撓性容器。
薄肉部は円筒状に形成され肉厚を均一化しているので、開栓時にねじり力を加えた際薄肉部は一様に破断し、口部の開封が完全に行われる。(薄肉部の肉厚が不揃では、ねじり力を加えて破断しようとしたとき、破断されない部分が生じ、口部の開封が完全に行い難くなるが、本発明ではこのような不具合は生じない。)
前述のように、ねじり力を加えた際薄肉部は一様に破断し、口部の開封が完全に行われるので、開栓時衝撃と衝撃による音を発し、開封されたことが分かり易いという利点がある。
円筒状の薄肉部の内側に形成された円形をした内孔の閉塞端側の端面は、内孔の周縁部から内孔の中心に向かうにつれて深さが深くなる(すなわち、ねじ切り用突部の先端方向に進んで位置する)ようにされているので、前記閉塞端の端面はねじ切り用突部の先端部側に凹んだ凹曲面をなし、薄肉部にねじり力を加えた際破断し易くなり、開封容易性が向上する(この効果は、発明完成途上において、発明者らが試作テストを繰り返すうちに初めて見い出したものである。)
キャップ付き口部材において、ねじ切り用突部の先端の係合突部はキャップの係合凹部としての挟持部に圧入されているので、開封時に切り離されたねじ切り用突部が散乱しないという利点がある。
そして、突出部35の側方には、突出部35を同図の点線で示すように横方向に破断して開封するための切欠40が形成され、開封により形成された開口部は、容器内容物の可食物や飲料が濃厚すぎるような場合飲料水等を注ぐ注入口として使用できる。開口後はその部分を折り畳んでおけば、ゴミ等が侵入することを防止できる。切欠40に代えて切り込みを設けてもよい。なお、上記アルミニウムを積層した樹脂フィルムのうちに1枚は、透明樹脂フィルムの外側にアルミニウムフィルムを貼着したもので構成されており、アルミニウムフィルム を剥がせば容器内部が見えるようにされている。
先端部にはねじ切り用突部46が段付き状に突設されている。基端部42は両端部が尖った略菱形状をなし、内側は空洞部を有するが容器取付側の一端部は開放されている点で前記実施例同様であるが、内側に2つのリブ47を設けた点で異なる。注出口部44は、所定の肉厚を有し、内側は空洞部をなしているが、基部付近は筒状をなし、それより先端寄り部分は先細りのテーパ状部48を形成し、さらにそれより先端寄り部分は径の異なる所定長さの複数のストレートの円筒状部50が配置され、かつ複数の円筒状部50は注出口部先端に近付く程順次径の小さいものが配列されるようにされている。これにより、複数の円筒状部50は段々と径が小さくなり段付き状をなしている。なお、円筒状部50の段付き部の角の部分は図11、図12に示すように、テーパ状部48外側に接する接線の延長線上に位置するようにされている。本実施例では段付きの円筒状部50は最先端部のものを含めて3箇所形成されているが、さらに増減することも可能である。58はリング状突部である。注出口部はその基端部とテーパ状部との間が円筒状をなし、かつその外周部には微少高さの複数のリング状突部58が形成されている。キャップ12の着脱を容易にするものである。
テーパ状部48は、図11、図12に示すようにテーパ角βは12°30′程度であるが、適宜増減することも可能である。前記空洞部は基端部14の空洞部に連通している。また、注出口部端部の円筒状部50の先端にはねじ切り用突部46が突設されるが、この
突部46は図10(イ)、(ロ)に示すように、一定厚さで幅広の平坦状をなしている。
50に対し、径が急に細くされて段付き状をなしている。なお、この段付き状部の段差の隅の部分、すなわちねじ切り用突部46の付け根部分の隅は円味をつけないか、あるいは円味(曲率半径)を小さくすることが、薄肉部を破断する際応力集中を生じて開封を容易にする点で望ましい。この点については、前記実施例の場合と同様である。
本実施例では、注出口部の先端付近に複数のストレートの円筒状部が形成されているので、使用時チューブ等に挿入する際、指でつまみ易くすべり難いので、挿入が容易で使用し易いという利点がある。また、ストレートの円筒状部は最先端のものが最も径が小さく、次第に径が大きくされているので、使用するチューブ等のサイズに適合し易いという利点がある。
12 キャップ
16 注出口部
18 ねじ切り用突部
22 内孔
24 薄肉部
26 凹曲面
30 挟持部(係合凹部)
34 容器本体
36 可撓性容器
40 口部材
42 基端部
44 注出口部
46 ねじ切り用突部
48 テーパ状部
50 円筒状部
52 内孔
54 薄肉部
58 リング状突部
Claims (14)
- 先端部に形成された薄肉部をねじ切ることによって封止された容器内容物の注出口を再封不可能に開封させ得るようにした容器に取り付けるための口部材であり、かつ口部材自体の基端部を容器の取付部としその内側には一端が開放された空洞部もしくは流通孔を設け、前記基端部には注出口部が突設されると共に注出口部内側には基端部内の前記空洞部もしくは流通孔に連通された流通路が形成された口部材において、注出口部の先端側には注出口部先端より径が細くされたねじ切り用突部が段付状に突設され、かつねじ切り用突部の付け根部分の隅は円味を生じないようにするかあるいは円味を小さくなるようにし、しかも注出口部内の流通路の先端部は断面円形の内孔をなすと共に内孔の閉塞側端部の周縁は前記付け根部分から所定の微少距離だけねじ切り用突部の先端部寄りに離れて位置するようにされ、かつ前記付け根部分から所定の微少距離離れた位置までの間を前記内孔と同心の円形に成形して円筒状の所定の微少な長さの薄肉部とし、しかも円形に成形された部分の前記付け根部分の一端部からねじ切り用突部の先端部寄りの他端部までの距離は前記付け根部分から前記内孔の閉塞側端部の周縁までの距離より長くなるようにされ、さらに前記内孔の閉塞側の端面は内孔周縁から内孔軸心に向かうにつれてねじ切り用突部先端寄りに近づく曲面とされ、ねじ切り用突部の先端部にはねじり用係合突部が形成されてなり、該係合突部を他のキャップ内に形成されたねじり回動用係合凹部に係合しねじることにより前記円筒状の薄肉部を破断し流通路端部の注出口を開封するようにしたことを特徴とする口部材。
- 請求項1記載の口部材において、口部材の基端部は長手状の略菱形に形成されると共に内部の空洞部が容器側に開放されてなる口部材。
- 請求項1もしくは2記載の口部材において、ねじ切り用突部の付け根部分の隅は曲率半径が0.1mm以下とし、あるいは円筒状の薄肉部の肉厚は0.2mm以下とし、あるいは内孔の閉塞端の周縁から前記付け根部分までの距離は0.15〜0.25mmとし、あるいは内孔の端面は頂角が約100〜140度の円錐曲面状となるようにした口部材。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の口部材と該口部材に被せて使用するキャップとを備えたキャップ付き口部材であって、キャップはその内部に口部材の端部に形成されたねじ切り用突部先端の係合突部もしくは係合凹部に係合し得るねじり回動用の係合凹部もしくは係合突部を設け、かつ一方の係合突部が他方の係合凹部に圧入され、ねじ切り用突部がねじ切られた後においてもその切片はキャップ内に保持されるようにしたキャップ付き口部材。
- 請求項4記載のキャップ付き口部材において、口部材はねじ切り用突部に形成される係合突部が所定厚さの平坦状突部で構成され、キャップはねじり回動用係合凹部として前記平坦状突部が圧入状態に嵌り得る挟持部を備えて構成されたものであるキャップ付き口部材。
- 2枚の樹脂フィルムを重ね合わせ全周縁を溶着してシールすると共に上端部には吊下げ用孔が、下端側には内容物を注出するための口部材が設けられた可撓性容器において、
上端側のいずれか一端寄りを所定幅で周縁をシールした状態で上方に突出してなる突出部を形成すると共に下端側の前記突出部下方の角の部分が切り落とされたような形状とし、かつその部分の2枚の樹脂フィルム間には請求項1〜3のいずれか1項に記載の口部材あるいは請求項4もしくは5記載のキャップ付き口部材がその基端部を挿入し、両側の樹脂フィルムで包囲するように溶着しシールされて取り付けられ、さらに該口部材に対する対角位置には吊下げ用孔がその孔の周囲がシールされた状態に設けられ、しかも前記突出部の側方には突出部を破断して開封するための切欠もしくは切込みを設け、飲料水等の注入口を形成し得るようにした可撓性容器。 - 先端部に形成された薄肉部をねじ切ることによって封止された容器内容物の注出口を再封不可能に開封させ得るようにした容器に取り付けるための口部材でありかつ、口部材自体の基端部を容器の取付部としその内側には一端が開放された空洞部もしくは流通孔を設け、前記基端部には注出口部が突設するようにした口部材において、注出口部はその中間部より先端部に至る部分が先細りのテーパ状部をなし、さらにテーパ状部の先端から注出口部先端までの間は複数の径の異なる所定長さのストレートの円筒状部分が配置され、かつ円筒状部分は径の小さいもの程注出口部先端寄りに位置するように配列されて複数の円筒状段付部が形成され、しかも注出口部の周壁は所定肉厚を有すると共に注出口部先端は周壁に連続した部分で閉塞されて 注出口部内側には基端部内の前記空洞部もしくは流通孔に連通された流通路が形成され、さらに注出口部の先端側には注出口部先端より径が細くされたねじ切り用突部が段付状に突設され、かつねじ切り用突部の付け根部分の隅は円味を生じないようにするかあるいは円味を小さくなるようにし、しかも注出口部内の流通路の先端部の中心部には断面円形の内孔が形成されると共に内孔の閉塞側端部の周縁は前記付け根部分から所定の微少距離だけねじ切り用突部の先端部寄りに離れて位置するようにされ、かつ前記付け根部分から所定の微少距離離れた位置までの間を前記内孔と同心の円形に成形して円筒状の所定の微少な長さの薄肉部とし、しかも円形に成形された部分の前記付け根部分の一端部からねじ切り用突部の先端部寄りの他端部までの距離は前記付け根部分から前記内孔の閉塞側端部の周縁までの距離より長くなるようにされ、さらに前記内孔の閉塞側の端面は内孔周縁から内孔軸心に向かうにつれてねじ切り用突部先端寄りに近づく曲面とされ、ねじ切り用突部の先端部にはねじり用係合突部が形成されてなり、該係合突部を他のキャップ内に形成されたねじり回動用係合凹部に係合しねじることにより前記円筒状の薄肉部を破断し流通路端部の注出口を開封するようにしたことを特徴とする口部材。
- 請求項7記載の口部材において、注出口部は各円筒状段付部の角の部分がテーパ状部の母線の延長線上に位置するようにされると共に注出口部はその基端部とテーパ状部との間が円筒状をなし、かつその外周部には微少高さの複数のリング状突部が形成された口部材。
- 請求項7もしくは8記載の口部材において、注出口部のテーパ状部はその中心線を含む平面がテーパ状部両側に接する線間の角度(テーパ角)は 9〜16°である口部材。
- 請求項7〜9のいずれか1項に記載の口部材において、口部材の基端部は長手状の略菱形に形成されると共に内部の空洞部が容器側に開放されてなる口部材。
- 請求項7〜9のいずれか1項に記載の口部材において、ねじ切り用突部の付け根部分の隅は曲率半径が0.1mm以下とし、あるいは円筒状の薄肉部の肉厚は0.2mm以下とし、あるいは内孔の閉塞端の周縁から前記付け根部分までの距離は0.15〜0.25mmとし、あるいは内孔の端面は頂角が約100〜140度の円錐曲面状となるようにした口部材。
- 請求項7〜11のいずれか1項に記載の口部材と該口部材に被せて使用するキャップとを備えたキャップ付き口部材であって、キャップはその内部に口部材の端部に形成されたねじ切り用突部先端の係合突部もしくは係合凹部に係合し得るねじり回動用の係合凹部もしくは係合突部を設け、かつ一方の係合突部が他方の係合凹部に圧入され、ねじ切り用突部がねじ切られた後においてもその切片はキャップ内に保持されるようにしたキャップ付き口部材。
- 請求項12記載のキャップ付き口部材において、口部材はねじ切り用突部に形成される係合突部が所定厚さの平坦状突部で構成され、キャップはねじり回動用係合凹部として前記平坦状突部が圧入状態に嵌り得る挟持部を備えて構成されたものであるキャップ付き口部材。
- 2枚の樹脂フィルムを重ね合わせ全周縁を溶着してシールすると共に上端部には吊下げ用孔が、下端側には内容物を注出するための口部材が設けられた可撓性容器において、上端側のいずれか一端寄りを所定幅で周縁をシールした状態で上方に突出してなる突出部を形成すると共に下端側の前記突出部下方の角の部分が切り落とされたような形状とし、かつその部分の2枚の樹脂フィルム間には請求項7〜11のいずれか1項に記載の口部材あるいは請求項12もしくは13記載のキャップ付き口部材がその基端部を挿入し、両側の樹脂フィルムで包囲するように溶着しシールされて取り付けられ、さらに該口部材に対する対角位置には吊下げ用孔がその孔の周囲がシールされた状態に設けられ、しかも前記突出部の側方には突出部を破断して開封するための切欠もしくは切込みを設け、飲料水等の注入口を形成し得るようにした可撓性容器。
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