JP5069437B2 - キャップ一体型注出具 - Google Patents

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本発明は、袋状の容器の口部に接着固定されるスパウトがキャップと一体に形成されているキャップ一体型注出具に関する。
プラスチックフィルムやアルミ箔などから形成された袋状容器は、古くから各種用途に使用されている。このような袋状容器は、従来は、袋の端部を引き裂くことにより開口を形成し、この開口を通して内容物を取り出すように構成されていることが多かったが、最近では、このような袋状容器には、スパウトと呼ばれるプラスチック製の注出具が設けられて使用されるようになってきた。即ち、この注出具は、両端開口の筒状体からなり、その上端部(口部)をアルミ箔などのシール部材でシールし、下方部分には、袋状容器の口部がシールされた構造を有している。このような注出具を用いた場合には、袋状の容器を引き裂くことなく、スパウトの開口をシールしているシール部材を引き剥がすことにより、内容物注出用の開口が形成されるため、直接内容液を喫飲することができるようになり、各種飲料などの用途に好適となる。また、開口部に着脱自在に蓋を設けておけば、シール部材を引き剥がした後もリシールすることが可能となり、このため、各種調味料などの容器や各種薬液、輸液などを収容した医療用容器としても使用することが可能である。
一方、上記のようなスパウトの開口部に螺子キャップを設けた注出具も知られている。このような螺子キャップを設けたものは繰り返しリシールすることができ、実用性に優れている。
しかしながら、上記のような螺子キャップを設けた注出具は、スパウトとキャップとの2ピース製であるため、生産ラインの複雑化、コスト高などの問題がある。また、螺子キャップには、開封履歴を証明するためのタンパーエビデントバンド(TEバンド)が設けられるため、生産ラインの一層の複雑化がもたらされている。
上記のような問題を解決するために、例えば特許文献1には、キャップとスパウトとが一体化されたキャップ一体型注出具が提案されている。
特開2002−29552号
特許文献1の注出具は、スパウトの筒状本体の上端部に、筒状螺子体を有するキャップを設けたものであり、筒状螺子体の下端の外面が、スパウトの筒状本体の上端内面に環状薄肉部を介して一体的に連なっている構造を有している。即ち、キャップの筒状螺子体の外面には、スパウトの筒状本体の内面に形成されている螺条と螺子係合する螺条が形成されており、キャップを回転させて環状薄肉部を引き裂くことによりキャップをスパウトから切り離し、これにより容器内容液の注ぎ出しが行われ、スパウトから切り離されたキャップは、スパウトの筒状体に螺子装着できるため、繰り返し、リシールに供することができる。また、このキャップには、TEバンドのような格別の部材を設けていないが、環状薄肉部の破断により、一旦開封されたものであることを認識することができ、TE性も有している。
しかしながら、特許文献1の注出具は、垂直荷重に対する耐性が低く、キャップの上面から偶発的に外力が加わった場合、キャップとスパウトとを連結している環状薄肉部が破断してしまい、シール性が損なわれてしまうという欠点がある。
また、キャップを回転させることにより環状薄肉部を引き裂く構造となっているため、キャップ及びスパウトは、比較的軟質の樹脂から形成される。剛性の樹脂から形成すると、環状薄肉部の引き裂きが困難となってしまうからである。この結果、スパウトから切り離されたキャップをリシールする際、キャップの筒状螺子体が旋回しながら最下方にまで降下したとき、該キャップの回転が停止せず、空回り(所謂、オーバーターン)してしまうという欠点もある。このようなオーバーターンは、使用者に閉塞感を与えないばかりか、このようなオーバーターンが繰り返されると、螺子係合が甘くなってしまい、リシール性が低下してしまうこともある。
従って、本発明の目的は、垂直荷重に対する耐性が高く、キャップの上面から偶発的に外力が加わった場合においても、キャップとスパウトとを連結している環状薄肉部の破断が有効に防止されたキャップ一体型注出具を提供することにある。
本発明の他の目的は、リシール時のキャップのオーバーターンも有効に防止されたキャップ一体型注出具を提供することにある。
本発明によれば、容器口部に固定されるスパウトと、該スパウトと一体に形成されたキャップとからなるキャップ一体型注出具において、前記スパウトは、内部に容器内容液の注出路となる空間が貫通している筒状本体と、該筒状本体の外面の中間部分から外方に張り出した板状フランジと、前記筒状本体の外面で且つ該板状フランジの下方に位置する部分に形成された容器壁との接合部とからなり、前記板状フランジの下面には、前記筒状本体の外面から外方に張り出した一対の側壁板が形成され、該一対の側壁板は、前記筒状本体の径方向外方に一直線状になるように延びており、前記接合部は、前記一対の側壁板の外面及び前記筒状本体の外面から構成されており、前記キャップは、外面に前記スパウトとの螺子係合用螺条を有する筒状螺子体と、該筒状螺子体の上端を閉じるように形成されている水平基板と、該水平基板に一体的に形成されている直立板状の摘み板とからなり、前記筒状螺子体の下端部外面は、環状薄肉部によって前記スパウトの前記筒状本体の上端部内面に一体に接合されており、前記摘み板の両側部分は、それぞれ、前記筒状螺子体の外面とは間隔を置いて下方に延びており、その下端部内面は、破断可能なブリッジを介して、前記スパウトの前記筒状本体の上端部外面に一体に接合されており、前記摘み板を把持して前記環状薄肉部及び前記ブリッジを引き裂くことにより前記キャップを前記スパウトから切り離すことにより容器内容物の注ぎ出しが行われ、前記スパウトから切り離された前記キャップは、前記筒状螺子体を前記スパウトの前記筒状本体の上部に位置せしめ、前記摘み板を閉栓方向に旋回させることにより、前記筒状螺子体外面の螺条と前記筒状本体内面の螺条とが螺子係合して前記スパウトをリシールするものであり、前記板状フランジの上面の前記側壁板に対応した位置で、且つ前記筒状本体の径方向直線に対して、若干、前記摘み板の閉栓方向側にずれた位置には、前記キャップの閉栓方向への旋回を阻止するためのストッパーとなる一対のリブが形成されており、前記キャップのリシールに際して、前記キャップの前記摘み板の下端が前記一対のリブと当接することにより、リシールのための前記キャップの閉栓方向への過剰な旋回を阻止すると共に前記摘み板が前記板状フランジの上面の前記側壁板に対応した領域内に位置付けられることを特徴とするキャップ一体型注出具が提供される。
本発明のキャップ一体型注出具においては
記キャップの筒状螺子体の外面の上方部分には環状突起が形成されており、環状突起の下側から前記スパウトとの螺子係合用螺条が下方に延びており、前記スパウトの前記筒状本体内面の螺条の上端部が、前記環状突起の下端と前記筒状螺子体外面の螺条上端部分に当接することにより、リシールのための閉栓方向への旋回を阻止すること、
が好ましい。
本発明によれば、キャップとスパウトとが一体に形成されているため、一段の成形で製造することができ、2ピース製のものに比して、生産ラインが簡便である、量産に適しており、生産コストも安価である。
また、キャップの筒状螺子体が環状薄肉部を介してスパウトの筒状本体に連なっているとともに、キャップの摘み板がスパウトの筒状本体にブリッジを介して連なっている構造を有している。このため、環状薄肉部のみによりキャップとスパウトとが連なっている従来公知のキャップ一体型注出具に比して、垂直荷重に対する耐性が高く、キャップの上面から偶発的に外力が加わった場合における環状薄肉部の破断が有効に防止できる。
本発明においては、キャップをスパウトから切り離して容器内容液の注出を行うときには、前記環状薄肉部及びブリッジが必ず破断しているため、これにより、一旦、シールが開放された事実を認識することができ、TE性も有している。
さらに、本発明のキャップ一体型注出具においては、スパウトの板状フランジの上面には、キャップの過剰な閉栓方向への旋回を阻止するためのストッパーとなるリブが形成することができ、このようなリブを設けることにより、キャップのリシールに際して、前記キャップの摘み板の下端が前記リブと当接することにより、キャップのオーバーターンを確実に防止し、また使用者には、閉栓が完了したという閉塞感を与えることができる。
本発明を、以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のキャップ一体型注出具の正面図であり、
図2は、図1のキャップ一体型注出具の側断面図であり、
図3は、図1のキャップ一体型注出具の上面図であり、
図4は、図1のキャップ一体型注出具の下面図であり、
図5は、図1のキャップ一体型注出具のキャップをリシールした状態を示す半断面正面図であり、
図6は、図5の状態におけるキャップ一体型注出具の上面図である。
図1乃至図4を参照して、本発明のキャップ一体型注出具は、全体として1で示すスパウトと、このスパウト1と一体に成形されているキャップ3とから成っている。
スパウト1は、筒状本体5と、筒状本体5の外面の中間部分から外方に張り出した板状フランジ6と、筒状本体5の外面で且つ板状フランジ6の下方に位置する部分に形成された接合部7とを有している。
筒状本体5は、内部に、容器内容液注出用の貫通路5aを有しており、さらに、筒状本体5の内面の上方部分には、キャップ3との螺子係合用の螺条9が形成されている。
また、接合部7は、板状フランジ6の下面に連なり且つ筒状本体5の外面から外方に張り出した一対の側壁板10,10を有しており、この一対の側壁板10,10は、図4の下面図に示されているように、筒状本体5の径方向外方に一直線上になるように延びており、且つ側壁板10,10の付け根部分は、比較的厚肉に形成され、その付け根部の外面は、筒状本体5の外面と滑らかに連なる曲面となっている。即ち、この側壁板10,10の外面及び筒状本体5の外面(板状フランジ6の下側)において、袋状の容器壁(図示せず)がヒートシール等により溶着されて接合される構造となっている。
尚、図4及び図2から理解されるように、側壁板10,10の付け根部には、肉抜きによる孔部10aが形成されており、このような孔部10aを設けることにより、成形時のひけを防止し、側壁部10,10から筒状本体5の外面にかけて滑らかな曲面を形成することができ、容器壁との溶着を有効に行うことができる。
また、上記のように容器壁が溶着される板状フランジ6の下側には、筒状本体5の外面に、水平方向に延びている水平リブ11が複数形成されている。この水平リブ11の側端部に容器壁を密着させた状態で外部から圧力を加えることにより容器壁を筒状本体5の外面に強固に且つぴったりと溶着させることが出来る。従って、容器壁が筒状本体5の外面に溶着された状態では、この水平リブ11はつぶれた状態となっている。
本発明において、キャップ3は、筒状螺子体13と、筒状螺子体13の上端を閉じるように形成されている水平基板15と、水平基板15に一体的に形成されている直立板状の摘み板17とからなっている。
筒状螺子体13は、前述したスパウト1の筒状本体5の内径よりも若干小さな外形を有するものであり、その内部空間がスパウト1の筒状本体5の内部空間5aと連通するように筒状本体5の上部に配置されており、筒状螺子体13の下端部の外面が破断可能な環状の薄肉部(スコア)19によって、筒状本体5の上端部分内面に一体に連結されている。また、筒状螺子体13の外面には、前述した筒状本体5の内面に形成されている螺条9と螺子係合する螺条20が形成されている。
図1及び図2から明らかなように、水平基板15から立ち上がっている摘み板17の両側部分は、それぞれ、筒状螺子体13の外面とは間隔を置いて下方に延びており、その下端部内面は、破断可能なブリッジ21を介して、スパウト1の筒状本体5の上端部外面に一体に連結されている。
即ち、本発明のキャップ一体型注出具においては、キャップ3が、環状薄肉部19とブリッジ21との両方でスパウト1に連結された構造となっている。従って、垂直荷重に対する耐性が高く、キャップ3の上方から偶発的に圧力が加わったときに、ブリッジ21によって強度が補強されているため、環状薄肉部19の破断が有効に防止され、環状薄肉部19の破断によるシール破壊を有効に回避することが可能となっている。
上述した本発明のキャップ一体型注出具は、上記の摘み板17を手で持ってキャップ3を回転又は折り曲げ等により、環状薄肉部19及びブリッジ21を破断し、キャップ3をスパウト1から切り離し、この状態で容器内容液の注ぎ出しを行うことができる。また、環状薄肉部19及びブリッジ21の破断により、スパウト1からキャップ3が切り離された事実を認識することができ、これにより、TE性を確保することができる。
スパウト1から切り離されたキャップ3は、スパウト1の上部に置き、摘み板17を手で持って閉栓方向に旋回させていくことにより、図5及び図6に示すように、筒状螺子体13の外面の螺条20と筒状本体5の内面の螺条9とを螺子係合させてのリシールに用いることができる。
本発明においては、スパウト1の板状フランジ6の上面に、一対の線状のリブ23,23が設けられている。このリブ23,23は、筒状本体5の径方向直線に対して、若干、摘み板17の閉栓方向側にずれて位置しており(図6参照)、キャップ3のリシールに際して、筒状螺子体13が最降下位置に位置したときに、摘み板17の下端部分がリブ23の側面に当接し、摘み板17のさらなる閉栓方向への回転を阻止するストッパーとしての機能を有する。これにより、リシール時に使用者に閉塞感を与えると同時に、キャップ3(筒状螺子体13)のオーバーターンを防止することができる。
また、図1に示されているように、本発明においては、キャップ3の筒状螺子体13の外面の上端部分に環状突起25が設けられており、筒状螺子体13の外面に形成されている螺条20の上端は、環状突起25の下側に連なって位置している。即ち、このような環状突起25を設けることにより、リシール時に筒状螺子体13が最降下位置に位置したときには、筒状本体5の内面に形成されている螺条9の上端9aが環状突起25の下面及び筒状螺子体13の螺条20の上端部分に当接し、キャップ3(筒状螺子体13)のオーバーターンを一層確実に防止することができる。
上述した本発明のキャップ一体型注出具は、成形性や容器壁との溶着性(ヒートシール性)や環状薄肉部19の引き裂き性などの観点から、各種のオレフィン樹脂、例えば低−、中−、或いは高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、アイソタクティックポリプロピレン、シンジオタクティックポリプロピレン、ポリ1−ブテン、ポリ4−メチル−1−ペンテンあるいはエチレン、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィン同志のランダムあるいはブロック共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)などのうち、特に軟質のものを用いての一体成形により形成される。例えば、図1に示す形状に射出成形等によって成形することにより、容易に製造することができる。
本発明のキャップ一体型注出具は、キャップとスパウトとが一体に成形されたワンピース製であるため、生産性が高く、また安価に製造することができ、垂直荷重に対する耐性が高く、外部からの圧力によるシール破壊が有効に防止されている。また、スパウトから切り離したキャップをリシールに使用することができ、リシール時におけるキャップのオーバーターンを有効に防止し且つ使用者に閉塞感を与えることができる。
本発明のキャップ一体型注出具の正面図。 図1のキャップ一体型注出具の側断面図。 図1のキャップ一体型注出具の上面図。 図1のキャップ一体型注出具の下面図。 図1のキャップ一体型注出具のキャップをリシールした状態を示す半断面正面図。 図5の状態におけるキャップ一体型注出具の上面図。
符号の説明
1:スパウト
3:キャップ
5:筒状本体
6:板状フランジ
13:筒状螺子体
17:摘み板
19:環状薄肉部
21:ブリッジ

Claims (2)

  1. 容器口部に固定されるスパウトと、該スパウトと一体に形成されたキャップとからなるキャップ一体型注出具において、
    前記スパウトは、内部に容器内容液の注出路となる空間が貫通している筒状本体と、該筒状本体の外面の中間部分から外方に張り出した板状フランジと、前記筒状本体の外面で且つ該板状フランジの下方に位置する部分に形成された容器壁との接合部とからなり、
    前記板状フランジの下面には、前記筒状本体の外面から外方に張り出した一対の側壁板が形成され、該一対の側壁板は、前記筒状本体の径方向外方に一直線状になるように延びており、前記接合部は、前記一対の側壁板の外面及び前記筒状本体の外面から構成されており、
    前記キャップは、外面に前記スパウトとの螺子係合用螺条を有する筒状螺子体と、該筒状螺子体の上端を閉じるように形成されている水平基板と、該水平基板に一体的に形成されている直立板状の摘み板とからなり、前記筒状螺子体の下端部外面は、環状薄肉部によって前記スパウトの前記筒状本体の上端部内面に一体に接合されており、前記摘み板の両側部分は、それぞれ、前記筒状螺子体の外面とは間隔を置いて下方に延びており、その下端部内面は、破断可能なブリッジを介して、前記スパウトの前記筒状本体の上端部外面に一体に接合されており、
    前記摘み板を把持して前記環状薄肉部及び前記ブリッジを引き裂くことにより前記キャップを前記スパウトから切り離すことにより容器内容物の注ぎ出しが行われ、前記スパウトから切り離された前記キャップは、前記筒状螺子体を前記スパウトの前記筒状本体の上部に位置せしめ、前記摘み板を閉栓方向に旋回させることにより、前記筒状螺子体外面の螺条と前記筒状本体内面の螺条とが螺子係合して前記スパウトをリシールするものであり、
    前記板状フランジの上面の前記側壁板に対応した位置で、且つ前記筒状本体の径方向直線に対して、若干、前記摘み板の閉栓方向側にずれた位置には、前記キャップの閉栓方向への旋回を阻止するためのストッパーとなる一対のリブが形成されており、前記キャップのリシールに際して、前記キャップの前記摘み板の下端が前記一対のリブと当接することにより、リシールのための前記キャップの閉栓方向への過剰な旋回を阻止すると共に前記摘み板が前記板状フランジの上面の前記側壁板に対応した領域内に位置付けられることを特徴とするキャップ一体型注出具。
  2. 前記キャップの筒状螺子体の外面の上方部分には環状突起が形成されており、該環状突起の下側から前記スパウトとの螺子係合用螺条が下方に延びており、前記スパウトの前記筒状本体内面の螺条の上端部が、前記環状突起の下端と前記筒状螺子体外面の螺条上端部分に当接することにより、リシールのための閉栓方向への旋回を阻止する請求項1に記載のキャップ一体型注出具。
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