JP7395239B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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本発明は、ガスバリア性を有するヒンジキャップに関し、とくに、キャップ本体の基材層中に中間層としてガスバリア層が内層された抜栓タイプのヒンジキャップに関するものである。
従来、ドレッシングや調味料などを収納する食品容器には、開封時まで容器内を密封状態にしておくために、容器本体の口部に装着されるキャップ本体に、薄肉弱化部により画成された抜栓部を形成した隔壁を設け、抜栓部を引っ張り上げることにより、開栓して注出口を開口する抜栓キャップが広く用いられている。
また、内容物の風味を維持するため、容器外部の空気に含まれる酸素等を遮断するガスバリア性に優れた容器が提案されており、これに対応するキャップとして、ガスバリア性を有する抜栓キャップが従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-56688号公報
上記特許文献1記載のキャップは、均一に且つ容器口部を覆うように、ガスバリア性樹脂からなる中間層をキャップ本体の基材層中に形成するために、少なくとも抜栓部を含む隔壁は、同一面上になる様に成形されているが、抜栓部の中央部をゲートとして、キャップ本体の基材層を形成する基材樹脂を金型内に射出した後、すぐにゲートからガスバリア性樹脂を基材樹脂と同時に射出する必要があった。
しかしながら、基材層を形成する基材樹脂を金型内に射出した後、すぐにゲートからガスバリア性樹脂を基材樹脂と同時に射出するには、金型の小さなスペースに樹脂温度を制御するヒーターやセンサー回路を組み込むことが難しいという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、基材層を形成する基材樹脂と中間層を形成するガスバリア性樹脂を射出するのに適したゲートが形成された抜栓タイプのヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器本体の口部に装着され、基材層中に中間層として内層されたガスバリア層を有するキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設された上蓋とを備えるヒンジキャップであって、キャップ本体は、容器本体の口部を封鎖する隔壁と、隔壁に立設された注出筒と、注出筒内の隔壁に破断可能な薄肉弱化部によって画成された抜栓部とを備え、抜栓部は、先端にゲートが設けられた柱状の突部を有することを特徴とする構成を採用する。
ヒンジキャップの実施形態として、突部は、閉蓋時に、抜栓部の上面から上蓋近傍まで立設されたことを特徴とする構成、また、抜栓部は、上面に設けられたプルリングを有することを特徴とする構成を採用する。
ヒンジキャップの別の実施形態として、上蓋は、頂壁と、頂壁の周縁部に垂設される側周壁と、頂壁の下面から垂設され、注出筒を密封する密封筒とを備え、抜栓部は、ヒンジと反対側の上面に立設された引上壁を有し、頂壁は、密封筒の内側に設けられ、引上壁と係合する係合壁を有することを特徴とする構成、また、上蓋に別体で設けられ、頂壁と抜栓部とを一体に連結する挿入体を備えることを特徴とする構成を採用する。
本発明のヒンジキャップは、上記構成を採用することにより、基材層を形成する基材樹脂と中間層を形成するガスバリア性樹脂を射出するのに適したゲートが形成され、ガスバリア層を成形し易い構造とすることができる。
また、ヒンジキャップの抜栓部を抜栓後に上蓋に移行する場合は、抜栓部に立設された柱状の突部が、上蓋の頂壁によって支持されるため、抜栓後の上蓋の開閉時に、抜栓部が変形するのを抑制することができる。
第1実施例のヒンジキャップを示す図であり、(a)は成形時の側面断面図であり、(b)は容器に装着し、閉蓋した状態を示す側面断面図である。 第1実施例のヒンジキャップを開蓋した状態を示す図であり、(a)は上面図で、(b)は側面断面図である。 第2実施例のヒンジキャップを示す図であり、(a)は成形時の側面断面図であり、(b)は容器に装着し、閉蓋した状態を示す側面断面図である。 第2実施例のヒンジキャップを開蓋した状態を示す図であり、(a)は上面図で、(b)は側面断面図である。 第3実施例のヒンジキャップを示す図であり、(a)は成形時の側面断面図であり、(b)は容器に装着し、閉蓋した状態を示す側面断面図である。 第3実施例のヒンジキャップを開蓋した状態を示す図であり、(a)は上面図で、(b)は側面断面図である。 第3実施例のヒンジキャップを示す図であり、(a)は挿入体の上面図で、(b)は挿入体の側面部分断面図であり、(c)は図5(b)の要部拡大図であり、(d)は抜栓開始時の要部拡大図である。
次に、本発明のヒンジキャップについて、以下の実施例に示した図面を参照して説明する。
なお、以下の説明において、図1(b)でみて、左方向を「正面側(ヒンジと反対側)」とし、右方向を「背面側(ヒンジ側)」とし、上方向を「上」とし、下方向を「下」とする。
図1(b)において、Aは容器本体Dに装着されるキャップ本体、Bはキャップ本体AをヒンジCによって連結し、開閉する上蓋である。
容器本体Dの口部1の外周には、係合突条2が設けられている。
図1および図2に示すように、キャップ本体Aは、容器本体Dの口部1を封鎖する隔壁5と、隔壁5の上面から立設された注出筒6と、口部1に装着され、内方に隔壁5が形成された装着部7と、装着部7の外周に一定の間隙を有して連設され、上端外周にヒンジCを介して上蓋Bを連設する外周筒部8とから構成されている。
隔壁5は、注出筒6の内周側に、使用時に注出口を開口するため、破断可能な薄肉弱化部9によって画成された抜栓部10が設けられ、抜栓部10は、ヒンジC側端部に、プルリング11が支柱12を介して設けられ、上面中央部に、先端にゲートGが設けられた柱状の突部13が立設されている。
さらに、隔壁5の下面には、注出筒6の外周近傍に沿って環状に肉欠きされた絞り部14が形成されている。
なお、本実施例では、絞り部14は、隔壁5の下面に形成されているが、隔壁5の上面に形成されていてもよい。
装着部7は、隔壁5の外周縁から立設され、外周が容器本体Dの口部1の内周に挿入される内筒15と、内周が口部1の外周に係合するとともに、外周下端に外周筒部8が連設される外筒16と、内筒15と外筒16の上端部で連設された環状の蓋係合部17とを備え、蓋係合部17の上部には、外方に突出する環状の膨出部18が設けられている。
外筒16の内周には、口部1の外周に設けられる係合突条2と係合する係合突部19が突設されている。
装着部7および外周筒部8には、容器の使用後に容器本体Dからヒンジキャップを分離して廃棄するための分別機構が設けられている。
分別機構として、図2に示すように、外筒16の下端部外周と外周筒部8の下端部内周は、正面側(ヒンジCと反対側)の位置に所定円弧範囲にわたって設けられる破断不能な連結部21と、円弧範囲以外の背面側(ヒンジC側)の円弧範囲に間隔をおいて複数配設される破断可能な弱化部22とを介して連設されている。
キャップ本体A内には、キャップ本体Aの基材層に対し、図1に示すように、共射出成形によってガスバリア層Eが中間層として設けられている。
キャップ本体Aの基材層となる基材樹脂として、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などのポリオレフィン樹脂等の公知の樹脂が用いられる。
また、ガスバリア層Eとなるガスバリア性樹脂として、それぞれのガスバリアの目的に応じて、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)や、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアミド(PA)、MXナイロン(MXD6等)等の公知のガスバリア性の樹脂が用いられる。
中でも、酸素に対するバリア性や風味および香気に対するバリア性からみて、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)が好ましい。
ガスバリア層Eは、図1(b)に示すように、酸素等を完全に遮断するために、容器本体Dの口部1の開口部全体を覆うように設けられる必要がある。
このため、本実施例では、キャップ本体Aの装着部7(内筒15、外筒16、蓋係合部17)と、薄肉弱化部9および抜栓部10を含む隔壁5全体にガスバリア層Eが中間層として設けられている。
なお、キャップ本体Aの外筒16には、ガスバリア層Eが設けられていなくても構わない。
また、本実施例では、薄肉弱化部9内にもガスバリア層Eが設けられているが、一般に、薄肉弱化部9の破断は、キャップ本体Aの基材層となる基材樹脂と、ガスバリア層Eのガスバリア性樹脂とは、接着性が乏しいため、薄肉弱化部9の基材層部分が破断しても、ガスバリア層Eが剥離してしまい、ガスバリア層Eの破断が不十分となり、抜栓できない場合がある。
この場合には、ガスバリア性樹脂に、キャップ本体Aの基材層となる基材樹脂を加え、ブレンドしてガスバリア層Eとすることにより、基材層とガスバリア層Eとの接着性が改善され、ガスバリア層Eが破断され易くなり、抜栓が可能となる。
ここで、基材層となる基材樹脂と、ガスバリア層Eとなるガスバリア樹脂との配合例を以下に示す。
<基材層> <バリア層>
LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン) EVOH+LLDPE
LLDPE+EVOH EVOH
LLDPE+接着樹脂 EVOH
LLDPE EVOH+接着樹脂
LLDPE MXD6+LLDPE
なお、抜栓可能となる配合率については、基材層の基材樹脂とガスバリア層Eのガスバリア性樹脂として、どのようなものを選択するかによって、それぞれ相違したものとなる。
また、基材層の基材樹脂としてLDPE(低密度ポリエチレン)を用いてもよい。
また、ガスバリア性樹脂に基材層となる基材樹脂を加えてブレンドした場合には、基材樹脂の配合率が増えるに従ってガスバリア層Eのガスバリア性能が低下することが知られているため、ガスバリア性を維持するためには、破断可能となる最低の配合率で基材樹脂をブレンドすることが好ましい。
さらに、基材樹脂とガスバリア性樹脂の混練が困難な場合には、相溶化剤を適宜加えても構わない。
図2に示すように、上蓋Bは、平坦な頂壁30と、頂壁30の周縁から垂下された側周壁31と、頂壁30の内面から垂設された密封筒32とから構成されている。
側周壁31の正面側の下端外周には、円弧状に摘み33が設けられ、側周壁31の内周面の下端近傍には、蓋係合部17の膨出部18が嵌合して閉蓋状態を維持する環状の係止溝34が設けられている。
密封筒32は、下端外周面に、注出筒6の内周面に密接する環状のシール部35が形成され、背面側の所定円弧範囲に、上蓋Bの内面に付着した内容液が隔壁5に開口された注出口に還流して注出筒6の周辺に垂れないように、舌片36が垂設されている。
なお、本実施例のヒンジキャップは、使用前の不正抜栓を防止するために、キャップ本体Aと上蓋Bとの間にシュリンクラベルや封緘部材等が設けられていてもよい。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
まず、本実施例のヒンジキャップは、キャップ本体Aの基材樹脂からなる基材層に対し、ガスバリア性樹脂からなるガスバリア層Eが中間層となるように共射出成形することによって製造することができる。
具体的には、図1(a)に示すように、本実施例では、隔壁5の厚さが1.5mmに設定され、一方、注出筒6の外周に沿った隔壁5の厚さが0.5mmになるように絞り部14が設けられ、金型の抜栓部10の中央部に立設された突部13の先端に設けられたゲートGから、最初に、キャップ本体Aの基材層を形成する基材樹脂を射出すると、絞り部14が設けられているために、抜栓部10から内筒15方向へ向けて流れる基材樹脂の流速が抑制されるため、隔壁5の途中から分岐して上方に延びる注出筒6方向への基材樹脂の流れが良くなる。
次に、基材樹脂の射出後、ゲートGからガスバリア性樹脂を基材樹脂と同時に射出すると、基材樹脂が注出筒6へ流れ易くなったために、注出筒6が形成された後に、ガスバリア性樹脂が注出筒6の下方を通過するようになる。したがって、ガスバリア層Eが形成される範囲のばらつきも減少し、かつ、内筒15の外周面にジェッティングが発生し難くなる。
本実施例では、絞り部14の厚さを0.5mmとしているが、基材樹脂の流動性に応じて0.4~0.8mmの範囲に設定可能である。
本実施例のヒンジキャップは、製造後、プルリング11による抜栓作業の邪魔になるので、抜栓部10に立設された突部13を根元から切除した後、閉蓋し、内容液が充填された容器本体Dの口部1に装着部7をあてがい、上方から押圧して打栓することにより容器本体Dに装着される。
次に、本実施例のヒンジキャップが装着された容器を使用する際には、上蓋Bの摘み33に手指を掛けて引き上げ、上蓋Bを開蓋した後、プルリング11に指を掛け、支柱12を介して抜栓部10を引っ張り上げることで薄肉弱化部9が破断され、抜栓部10を切り取って抜栓し、注出口を開口した後、容器本体Dを傾ければ、内容液が注出筒6の内周面に案内されて注出することができる。
本実施例のヒンジキャップは、容器を使用した後、容器本体Dから分離し、分別して廃棄することができる。
まず、ヒンジキャップの上蓋Bを開蓋し、上蓋Bを指で把持して手前上方に引っ張ると、外周筒部8は、ヒンジCを介して径方向に引っ張られ、背面側から弱化部22を破断させ、外筒16から外周筒部8を引き離していき、最後に連結部21まで達する。
さらに、上蓋Bを引っ張り上げると、連結部21を介して外筒16の正面側のみが引っ張られ、外筒16と容器本体Dの口部1との嵌合が外されていき、容易に容器本体Dからヒンジキャップを分別廃棄することができる。
次に、第1実施例のキャップ本体Aおよび上蓋Bを変更した第2実施例について説明する。
以下、第1実施例と同一の構成部分には同一の符号を付し、異なる構成部分のみ異なる符号を付して相違点を中心に説明する。
図3(b)において、Aaは容器本体Dに装着されるキャップ本体、Baはキャップ本体AaをヒンジCによって連結し、開閉する上蓋である。
容器本体Dの口部1の外周には、係合突条2が設けられている。
図3および図4に示すように、キャップ本体Aaは、容器本体Dの口部1を封鎖する隔壁40と、隔壁40の上面から立設された注出筒41と、口部1に装着され、内方に隔壁40が形成された装着部42とから構成されている。
隔壁40は、注出筒41の内周側に、使用時に注出口を開口するため、破断可能な薄肉弱化部44によって画成された抜栓部45が設けられている。
抜栓部45は、薄肉弱化部44を介して隔壁40に連結された底壁46を備え、底壁46の上面には、正面側に略円筒状の引上壁47が立設され、中央部に、先端にゲートGが設けられた柱状の突部48が立設されている。
さらに、引上壁47は、正面側に底壁46の薄肉弱化部44近くまで伸びる突出部47aが形成されている。
また、引上壁47のヒンジC側には、その上部から底壁46上面および突部48に向けて補強リブ49が設けられている。
本実施例では、引上壁47の上面には、引上壁47を覆うように、段部50を介して上方に山形状の係止突部51が設けられている。
係止突部51は、下部が大きく、上部ほど小さい山形状になっており、また、正面側のほうがヒンジC側よりも傾斜は緩くなっている。
係止突部51の上面は、本実施例では平面状であるが、丸くなっていても構わない。
装着部42は、隔壁40の外周縁から垂設され、外周が容器本体Dの口部1の内周に挿入される内筒52と、内周が口部1の外周に係合する外筒53と、内筒52と外筒53の上端部で連設された環状の蓋係合部54とを備え、蓋係合部54の上部には、外方に突出する環状の膨出部55が設けられている。
外筒53の内周には、口部1の外周に設けられる係合突条2と係合する係合突部56が突設されている。
図4に示すように、外筒53のヒンジCの左右いずれかの近傍に、外周面に平面視で略V字状の外周切り込み部57が上方から切り込まれ、外周切り込み部57の内周側の上部の薄肉部を隔てた位置を起点として背面側(ヒンジC側)の円周方向に所定の範囲延びるように、スリット溝58が上方から凹設されている。
このため、ヒンジキャップは、容器の廃棄時に、ヒンジCを介して上蓋Baを引き下げると、外周切り込み部57が縦方向引き裂きライン、スリット溝58が周方向引き裂きラインとなり、外筒53は、外周切り込み部57を起点に周方向に破断され、破断された部分の係合突部56と容器本体Dの口部1との係合が外されていき、簡単にヒンジキャップを容器本体Dから引き離し、分別して廃棄することができる。
図3(b)および図4に示すように、上蓋Baは、ヒンジCを介してキャップ本体Aaの外筒53の外周上端に、回動自在に取着されており、平坦な頂壁60と、頂壁60の周縁から垂下された側周壁61とを備えてる。
頂壁60は、下面から密封筒62と、密封筒62の内方の正面側寄りに係合壁63とが垂設され、密封筒62は、外周がキャップ本体Aaの注出筒41の内周に密接するように設けられている。
さらに、頂壁60には、係合壁63の内周面と連通する係合穴部64が開口されているが、引上壁47と係合壁63との係合手法によっては、頂壁60に係合穴部64を開口しなくてもよい。
係合壁63は、図3(b)に示すように、内周面は係止突部51の下部外周面に合わせて傾斜を有し、下面は閉蓋時に引上壁47の上面の段部50に当接ないし近接するようになっている。
また、係合壁63の内周側上面に係止部65が設けられ、係合穴部64の下面が形成されている。
本実施例では、図3(b)に示すように、閉蓋時において、係止突部51の上部は、係合穴部64にまで達しており、溶融等による抜け止め加工によって、係止突部51の上部は、係合穴部64を埋めるように拡げられ、係止突部51は、係合壁63上面の係止部65によって係合される。
側周壁61の正面側の下端外周には、円弧状に摘み66が設けられ、図4(b)に示すように、側周壁61の内周面の下端近傍には、蓋係合部54の膨出部55が嵌合して閉蓋状態を維持する環状の係止溝67が設けられている。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
本実施例のヒンジキャップは、第1実施例と同様に、キャップ本体Aaの基材樹脂からなる基材層に対し、ガスバリア性樹脂からなるガスバリア層が中間層となるように、突部48の先端に設けられたゲートGから共射出成形することによって製造することができる。
なお、本実施例では、突部48は、第1実施例と異なり、底壁46から切除する必要はない。
一体成形で製造された本実施例のヒンジキャップは、図4に示すように、開蓋した状態で得られ、上蓋BaをヒンジCを介して回動して図3(b)に示す閉蓋状態にされる。
その際、引上壁47の上部の係止突部51は、上方が細く、さらに、正面側の傾斜が緩くなっているため、係合壁63の中に簡単に入り込み、上部は係合穴部64に達するとともに、係止突部51の下部外周は、係合壁63内周に収まり、さらに、係合壁63の下面は、引上壁47の段部50に当接または近接する。
また、密封筒62は注出筒41に当接してシール部を形成するとともに、キャップ本体Aaの蓋係合部54と、上蓋Baの係止溝67とが嵌合して、図3(b)の閉蓋状態となる。
本実施例では、閉蓋状態で、係止突部51の上部は、溶融等により抜け止め加工が施され、係止突部51は、係合壁63に係合される。
次に、閉蓋されたヒンジキャップは、内容液が充填された容器本体Dの口部1に打栓して装着される。
本発明のヒンジキャップを最初に使用する際には、上蓋Baを開蓋することによって、キャップ本体Aaの隔壁40に設けられた薄肉弱化部44を破断して抜栓することができる。
まず、上蓋Baの摘み66に手指を掛け、摘み66を持ち上げると、正面側の底壁46が持ち上げられ、それによって正面側の薄肉弱化部44が破断し始め、さらに上蓋Baを持ち上げることにより、ヒンジC方向に薄肉弱化部44の破断が進み、最後にヒンジCに近い部分の薄肉弱化部44が破断され、抜栓部45は、隔壁40から除去された後、上蓋Baに移行して支持される一方、キャップ本体Aaは、隔壁40から除去された抜栓部45の跡が注出口となって、容器本体D内の内容液の注出が可能となる。
本実施例では、引上壁47のヒンジC側に突部48に向けて補強リブ49が設けられているため、正面側の薄肉弱化部44に応力が集中し、薄肉弱化部44の破断が容易となる。
さらに、本実施例では、引上壁47の正面側に突出部47aが形成されており、正面側の薄肉弱化部44への応力が集中し易くなっている。
内容液の使用後に、上蓋Baをキャップ本体Aaに再び閉蓋することで、上蓋Baの密封筒62と注出筒41とでシール部が形成されるとともに、キャップ本体Aaの蓋係合部54と、上蓋Baの係止溝67とが嵌合して、ヒンジキャップ内を再度密封することができ、繰り返し上蓋Baを開閉して使用することができる。
本実施例では、抜栓部45は、底壁46の中央部に立設された突部48が、上蓋Baの頂壁60によって支持されるため、抜栓後の上蓋Baの開閉時に、底壁46が変形するのを抑制することができる。
次に、第2実施例のキャップ本体Aaおよび上蓋Baを変更した第3実施例について説明する。
以下、第2実施例と同一の構成部分には同一の符号を付し、異なる構成部分のみ異なる符号を付して相違点を中心に説明する。
図5(b)において、Abは容器本体Dに装着されるキャップ本体、Bbはキャップ本体AbをヒンジCによって連結し、開閉する上蓋、Fは、上蓋Bbに別体で設けられる挿入体である。
容器本体Dの口部1の外周には、係合突条2が設けられている。
図5および図6に示すように、キャップ本体Abは、容器本体Dの口部1を封鎖する隔壁40と、隔壁40の上面から立設された注出筒41と、口部1に装着され、内方に隔壁40が形成された装着部42とから構成されている。
隔壁40は、注出筒41の内周側に、使用時に注出口を開口するため、破断可能な薄肉弱化部44によって画成された抜栓部70が設けられている。
抜栓部70は、薄肉弱化部44を介して隔壁40に連結された底壁71を備え、底壁71の上面には、正面側に上端が開口した略円筒状の引上壁72が立設され、中央部に、先端にゲートGが設けられた柱状の突部73が立設され、ヒンジC側に薄肉弱化部44に沿って保持立壁74が立設されている。
また、引上壁72のヒンジC側には、その上部から底壁71上面に向けて補強リブ75が設けられ、引上壁72は、内周に内周係止部76が形成され、中央に嵌合支柱77が立設され、嵌合支柱77は、下部に拡径柱部78が形成されている。
図5(b)および図6に示すように、上蓋Bbは、平坦な頂壁60と、頂壁60の周縁から垂下された側周壁61とを備えている。
頂壁60は、下面から密封筒62と、密封筒62の内方の正面側寄りに挿入壁80と、密封筒62の内方のヒンジC側に保持受壁81とが垂設され、密封筒62は、外周がキャップ本体Abの注出筒41の内周に密接するように設けられ、挿入壁80は、下端面が閉蓋時に引上壁72の上端面に当接するようになっている。
さらに、頂壁60には、挿入壁80の内周面と連通する挿入穴部82が開口され、挿入穴部82は、図6(b)に示すように、後述する挿入体Fの外周形状に合わせて、挿入壁80の内周面から段階的に拡径された第1段部83および第2段部84と、第2段部84の内側に突設された突条部85とを備えている。
また、保持受壁81は、内周のヒンジC側に当接リブ86が形成され、当接リブ86は、保持受壁81の内周が抜栓部70の保持立壁74の外周と係合する際に、保持立壁74の上端に当接するように設けられている。
図7(a)および図7(b)に示すように、挿入体Fは、円板状の頭部90と、頭部90の下面中央から垂設された円筒状の軸筒部91とを備えている。
挿入体Fは、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアセタール(POM)、ポリプロピレン(PP)など、キャップ本体Abおよび上蓋Bbよりも硬質の樹脂材料で形成されている。
なお、挿入体Fは、キャップ本体Abおよび上蓋Bbよりも硬質の材料であれば、他の樹脂材料などから形成されていても構わない。
頭部90は、外周上部から等間隔で5枚の花びら状の羽片92が径方向に延設されているが、羽片92の形状および枚数は、適宜選択することができる。
軸筒部91は、外周に、引上壁72の内周係止部76と係合する外周係止部93が設けられ、軸筒部91の外周先端部には、テーパー部94が設けられている。
さらに、軸筒部91は、内周に、引上壁72の嵌合支柱77と嵌合する嵌合凹部95が形成され、嵌合凹部95の下部は、拡径された拡径凹部96が形成されている。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
本実施例のヒンジキャップは、第2実施例と同様に、キャップ本体Abの基材樹脂からなる基材層に対し、ガスバリア性樹脂からなるガスバリア層が中間層となるように、突部73の先端に設けられたゲートGから共射出成形することによって製造することができる。
なお、本実施例では、突部73は、第2実施例と同様に、底壁71から切除する必要はない。
一体成形で製造された本実施例のヒンジキャップは、図6に示すように、開蓋した状態で得られ、上蓋BbをヒンジCを介して回動して図5(b)に示す閉蓋状態になる。
その際、キャップ本体Abの抜栓部70は、引上壁72の上端面が頂壁60の挿入壁80の下端面と当接するとともに、突部73の先端面が頂壁60の下面と当接または近接し、さらに、保持立壁74の外周上端が保持受壁81の内周下端と係合するとともに、保持立壁74の上端が当接リブ86の下端と当接または近接する。
また、密封筒62は、注出筒41に密接してシール部を形成するとともに、キャップ本体Abの蓋係合部54と、上蓋Bbの係止溝67とが嵌合して、閉蓋状態となる。
図7(c)に示すように、本実施例では、閉蓋状態で、挿入体Fは、頂壁60の挿入穴部82から抜栓部70の引上壁72に押し込むことによって、上蓋Bbと抜栓部70とを一体に連結するように装着される。
挿入体Fは、頂壁60の挿入穴部82から抜栓部70に押し込まれると、軸筒部91が引上壁72の内周係止部76と嵌合支柱77との間に挟み込まれ、軸筒部91の先端部が底壁71と当接することにより、装着が完了する。
このとき、挿入体Fは、頭部90の上面が頂壁60の上面とほぼ同じ高さになり、羽片92が第2段部84に収まるとともに、頭部90の下面と挿入穴部82の第1段部83との間に空隙sが形成される。
挿入体Fが装着されたヒンジキャップは、内容液が充填された容器本体Dの口部1に装着部42をあてがい、上方から押圧して打栓することにより容器本体Dに装着される。
次に、本実施例のヒンジキャップを最初に使用する際には、まず、図5(b)に示す状態から、上蓋Bbの摘み66に手指を掛け、摘み66を持ち上げると、キャップ本体Abの蓋係合部54と上蓋Bbの係止溝67との嵌合は、正面側から外れ始めるが、挿入体Fの頭部90の下面と上蓋Bbの挿入穴部82の第1段部83との間に空隙sが形成されているために、第2実施例のように、すぐに抜栓部70の薄肉弱化部44が破断を開始することがない。
図7(d)に示すように、上蓋Bbがわずかに持ち上がると、挿入体Fの頭部90が挿入穴部82の下方に引き込まれ、頭部90の下面と第1段部83との間に形成された空隙sがなくなると同時に、挿入体Fは、頭部90から突設された羽片92が第2段部84の突条部85により押し上げられ、上方に飛び出す。
これにより、本実施例のヒンジキャップは、開封されたことが簡単に確認することができ、不正開封を抑制することができる。
なお、本実施例では、不正開封防止の構造として、突条部85、羽片92および空隙sが設けられているが、不正開封防止の構造は、省略しても構わない。
さらに、摘み66を持ち上げると、正面側の底壁71が持ち上げられ、それによって正面側の薄肉弱化部44が破断し始め、さらに上蓋Bbを持ち上げることにより、ヒンジC方向に薄肉弱化部44の破断が進み、最後にヒンジCに近い部分の薄肉弱化部44が破断され、抜栓部70は、隔壁40から除去された後、上蓋Bbに移行して支持される一方、キャップ本体Abは、隔壁40から除去された抜栓部70の跡が注出口となって、容器本体D内の内容液の注出が可能となる。
内容液の使用後に、上蓋Bbをキャップ本体Abに再び閉蓋することで、上蓋Bbの密封筒62と注出筒41とでシール部が形成されるとともに、キャップ本体Abの蓋係合部54と、上蓋Bbの係止溝67とが嵌合して、ヒンジキャップ内を再度密封することができ、繰り返し上蓋Bbを開閉して使用することができる。
本実施例では、抜栓部70は、第2実施例と同様に、底壁71の中央部に立設された突部73が、上蓋Bbの頂壁60によって支持され、さらに、保持立壁74の外周が上蓋Bbの保持受壁81の内周と係合することにより、抜栓後の上蓋Bbの開閉時に、底壁71が変形するのを抑制することができる。
本発明のヒンジキャップは、基材層を形成する基材樹脂と中間層を形成するガスバリア性樹脂を射出するのに適したゲートが形成されたことにより、キャップ本体の基材層中に中間層としてガスバリア層が均一に形成されるため、高いガスバリア性を有するとともに、有効成分の揮散を防止することができるので、飲食品や調味料の他、化粧料等などのガスバリア性を必要とする容器用として好適である。
A、Aa、Ab キャップ本体
B、Ba、Bb 上蓋
C ヒンジ
D 容器本体
E ガスバリア層
F 挿入体
G ゲート
s 空隙
1 口部
2 係合突条
5、40 隔壁
6、41 注出筒
7、42 装着部
8 外周筒部
9、44 薄肉弱化部
10、45、70 抜栓部
11 プルリング
12 支柱
13、48、73 突部
14 絞り部
15、52 内筒
16、53 外筒
17、54 蓋係合部
18、55 膨出部
19、56 係合突部
21 連結部
22 弱化部
30、60 頂壁
31、61 側周壁
32、62 密封筒
33、66 摘み
34、67 係止溝
35 シール部
36 舌片
46、71 底壁
47、72 引上壁
47a 突出部
49、75 補強リブ
50 段部
51 係止突部
57 外周切り込み部
58 スリット溝
63 係合壁
64 係合穴部
65 係止部
74 保持立壁
76 内周係止部
77 嵌合支柱
78 拡径柱部
80 挿入壁
81 保持受壁
82 挿入穴部
83 第1段部
84 第2段部
85 突条部
86 当接リブ
90 頭部
91 軸筒部
92 羽片
93 外周係止部
94 テーパー部
95 嵌合凹部
96 拡径凹部

Claims (5)

  1. 容器本体の口部に装着され、基材層中に中間層として内層されたガスバリア層を有するキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設された上蓋とを備えるヒンジキャップであって、
    キャップ本体は、容器本体の口部を封鎖する隔壁と、隔壁に立設された注出筒と、注出筒内の隔壁に破断可能な薄肉弱化部によって画成された抜栓部とを備え、
    抜栓部は、先端にゲートが設けられた柱状の突部を有することを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 突部は、閉蓋時に、抜栓部の上面から上蓋近傍まで立設されたことを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 抜栓部は、上面に設けられたプルリングを有することを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジキャップ。
  4. 上蓋は、頂壁と、頂壁の周縁部に垂設される側周壁と、頂壁の下面から垂設され、注出筒を密封する密封筒とを備え、
    抜栓部は、ヒンジと反対側の上面に立設された引上壁を有し、
    頂壁は、密封筒の内側に設けられ、引上壁と係合する係合壁を有することを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジキャップ。
  5. 上蓋に別体で設けられ、頂壁と抜栓部とを一体に連結する挿入体を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジキャップ。
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