JP6662051B2 - 注出用口栓、および注出用口栓を有するフィルム製容器 - Google Patents
注出用口栓、および注出用口栓を有するフィルム製容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6662051B2 JP6662051B2 JP2016005249A JP2016005249A JP6662051B2 JP 6662051 B2 JP6662051 B2 JP 6662051B2 JP 2016005249 A JP2016005249 A JP 2016005249A JP 2016005249 A JP2016005249 A JP 2016005249A JP 6662051 B2 JP6662051 B2 JP 6662051B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- barrier film
- cap
- molded body
- pouring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims description 72
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 17
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 17
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 12
- 230000004927 fusion Effects 0.000 claims description 10
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 9
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 6
- -1 polypropylene, ethylene Polymers 0.000 description 19
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 11
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 10
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 6
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 4
- 239000004840 adhesive resin Substances 0.000 description 4
- 229920006223 adhesive resin Polymers 0.000 description 4
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 4
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 3
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 3
- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 description 3
- 239000004702 low-density polyethylene Substances 0.000 description 3
- 229920001179 medium density polyethylene Polymers 0.000 description 3
- 239000004701 medium-density polyethylene Substances 0.000 description 3
- 229920006122 polyamide resin Polymers 0.000 description 3
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 229920005606 polypropylene copolymer Polymers 0.000 description 3
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000005977 Ethylene Substances 0.000 description 2
- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 description 2
- 229920000554 ionomer Polymers 0.000 description 2
- 229920000092 linear low density polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004707 linear low-density polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N Acrylonitrile Chemical compound C=CC#N NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241001391944 Commicarpus scandens Species 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- XECAHXYUAAWDEL-UHFFFAOYSA-N acrylonitrile butadiene styrene Chemical compound C=CC=C.C=CC#N.C=CC1=CC=CC=C1 XECAHXYUAAWDEL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004676 acrylonitrile butadiene styrene Substances 0.000 description 1
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 229920001893 acrylonitrile styrene Polymers 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000011889 copper foil Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000009820 dry lamination Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 1
- 229920000306 polymethylpentene Polymers 0.000 description 1
- 239000011116 polymethylpentene Substances 0.000 description 1
- 229920000131 polyvinylidene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- SCUZVMOVTVSBLE-UHFFFAOYSA-N prop-2-enenitrile;styrene Chemical compound C=CC#N.C=CC1=CC=CC=C1 SCUZVMOVTVSBLE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
このキャップは、回動させる時に、前記口栓根元の係合突起やラチェットの歯によって、タッパーエビデントバンドは口栓根元から動かさず、キャップとの脆弱部を破断させて始めて、回動可能とし、開栓することができる。
しかし、このキャップは、開栓するのには脆弱部を引き裂くように破断させる必要があり、大きな力が必要であると共に、開栓後の口栓根元にタッパーエビデントバンドが残り、キャップの開閉の度に手に当たるなどの問題があった。
螺子係合により容器口部に固定されるキャップ本体と、該キャップ本体のスカート部下端に設けられた開封履歴明示バンドとからなる螺子キャップにおいて、
前記バンドは、その上端から下端まで延びている屈折スリットによって、該スリットに対して開栓方向側に位置する開栓旋回部と閉栓方向側に位置する開栓抑制部とに分断されており、
前記屈折スリットは、前記バンドの上端から実質上垂直方向下方に降下した第1の垂直部と、前記バンドの下端から実質上垂直方向上方に延びており且つ第1の垂直部に対して開栓方向側に位置している第2の垂直部と、第1の垂直部の下端と第2の垂直部の上端とを繋ぐ連通部とを備えた屈折形状を有しており、
前記開栓旋回部の屈折スリット近傍部分において、前記バンドは、キャップ本体の開栓方向への回転に際して破断しない第1のブリッジを介して前記スカート部下端に連結されており、
前記開栓抑制部の屈折スリット近傍部分において、(a)前記バンドの内面には、閉栓方向への回転は許容するが、容器口部の外面に形成されている突起部との当接によって開栓方向への回転を制限するラチェットが形成され、(b)前記バンドの上面にはストッパー片が形成されていると共に、
前記ストッパー片は、開栓方向側の側面が実質上直立し且つ閉栓方向側の側面が閉栓方向に向かって上方から下方に傾斜した形状を有しているとともに、前記スカート部の下端面には、該ストッパー片に対応する形状を有し且つ該ストッパー片を収容している係合用凹部が形成されており、
前記開栓旋回部と開栓抑制部とは、キャップ本体の開栓方向への回転に際して破断可能な第2のブリッジによって互いに連結されていることを特徴とする螺子キャップを提案している。
また、インナーリング外周壁とスパウト上部の内周壁が接することによって密封しているが、この密封構造だけでは、レトルト製品に使用できる容器には使用できない問題があった。
フィルムで形成される容器の一端に融着する為の注出用口栓であって、
下方外側に容器と融着し、断面が舟形を有した舟形融着部を有し、
上方中央に容器内部と連通可能な注出口を有し、
前記注出口から融着部にかけて、口栓内部に錐台の側面形状をなす流路を有する口栓本体と、
口栓本体と螺合して閉鎖可能なキャップと、
側面と天面からなり、側面を流路形状に成形した破断可能なバリアフィルム成形体と、
からなる注出用口栓において、
バリアフィルム成形体の側面の断面が蛇腹状であり、
バリアフィルム成形体の側面を流路内側に融着し、バリアフィルム成形体の天面によって流路を閉鎖したことを特徴とする注出用口栓である。
前記開口部にキャップ内部に設けたインナーリングが挿嵌可能としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の注出用口栓である。
図1は本発明の注出用口栓で、その外観を示す斜視図である。
この注出用口栓は、フィルム製容器の一端に融着して用いられる注出用口栓1で、上方に注出口が形成されていて、その下方にフィルムと融着しやすいように左右が尖り、中央が丸く膨らんだ舟形形状の舟形融着部2を有し、射出成形によって製造される。
舟形融着部2の融着部には、フィルム端部に平行な融着部が形成され、確実に融着できるようになっている。
また、上面の注出口にはキャップ5が螺合されている。
注出用口栓1の断面が舟形形状をした舟形融着部2は、フィルム容器本体6の表フィルム61と裏フィルム62との間に挟まれて融着されている。この為、注出用口栓1の注出孔は表フィルム61と裏フィルム62との間に隙間を設けて、融着されている。
注出用口栓1のフランジ10には、中央に注出口3があり、注出口3外側にネジ部32が設けられている。上記舟形融着部2と注出口3を通して、内部に注出孔30が走って、容器の内外を貫通するように設けられている。
内部の注出孔30は、テーパーを持った傾斜面でできている。
舟形融着部2の外表面には、横にヒケ防止凹部(肉盗み)21を走らせ、表面が成形によってヒケて融着力が低下しないようになっている。また、左右端部には、薄肉で、尖るようなリブ22を設け、表裏のフィルムが重なり合い始める境界で、隙間が発生しないように設計している。
図4−1はその縦断面図、図4−2は図4−1のX−X断面における横断面図である。
注出用口栓1の注出口3から舟形融着部2に掛けて、内部に注出孔30が通っているが、その注出孔30は、テーパーを持った傾斜面でできている。
しかも、この傾斜面を持った注出孔30内面と注出孔先端とは、バリアフィルム成形体4によって覆われている。
また、注出口3先端は、注出面31が一段下がって、周囲が立ち上がった注出側壁33が設けられており、その側壁の内側面にキャップのインナーリングが挿嵌可能になっている。
そこで、注出用口栓の射出成形樹脂によって、エッジをプロテクトして、バリアフィルム成形体4端面の中間層が容器内部へ露出しないようにしている。
注出口3先端は、注出面31が一段下がって、周囲が立ち上がった注出側壁33が設けら
れており、その注出側壁の内側面にキャップ5のインナーリング51が挿嵌されている。合わせて、図のように、コンタクトリング52を設け、注出側壁33の上端に当接しても良い。
注出用口栓1にバリア性を持たせ、合わせてこのような構造にすることによって、フィルム容器のバリア性が向上し、レトルト容器としても使用できる。
図5−1のように注出用口栓1に螺合していたキャップ5を一端外し、上下逆さにして、キャップ螺合用ネジとは反対側を、注出用口栓1に被せる。
キャップ5の螺合用ネジとは反対側には、バリアフィルムを破断可能な突起53が設けられている。また、その突起を囲むように、誘導側壁54が設けられている。
この誘導側壁54は、突起53が手に刺して怪我をしないようにする役目、あるいは、突起53に物が当たって先端が変形することを防止する役目がある。それらの役目と共に、キャップ外側の凹部に、注出口3を誘導し、突起53を確実に注出口3の注出孔30を覆うバリアフィルム成形体4の天面44に当てて、破断できるようにする役目を負っている。
従って、誘導側壁54内径は、注出口のネジ部外形よりもわずかに大きな径にしておく。バリアフィルム成形体4の天面44に当った突起53は、バリアフィルムを破断させ、開封させる。
内容物を押し出すと、開封されたバリアフィルム成形体の天面44は、外側に跳ね上げられた状態になる。
図6−2は、開封した注出用口栓1にキャップ5を螺合した状態を示す縦断面図である。バリアフィルム成形体の天面44が外側に跳ね上げられた状態であっても、問題なくキャップ5を閉めることができる。
予め、側面を立ち上げた時に注出孔30内面に沿う形状から、外形を割り出し、折り目線と外形抜きを行なってから、天面44が平らに形状を保ちながら、成形体状に絞り込んで、形状を作る。
図7−1は円錐台形状のバリアフィルム成形体の素材シートの外形と折り目の図で、図7−2は、図7−1の素材シートの側面部分をひだ状に折って立ち上げた成形体で、ペットカップの形状である。
また、図7−3は角錐台形状のバリアフィルム成形体の素材シートの外形と折り目の図で、図7−4は、図7−1の素材シートの4隅の角をひだ状に折って立ち上げた成形体で、角型ペットカップの形状に成形している。
これらバリアフィルムの成形は、工程が増えるが、図8のように、周縁折り込みタイプにしても良い。図8−1は円錐台形状のバリアフィルム成形体の素材シートの外形と折り目の図、図8−2はその円錐台に折り込んだ図である。また、図8−3は角錐台形状のバリアフィルム成形体の素材シートの外形と折り目の図、図8−4はその角錐台に折り込んだ図である。
中間層41に用いられる金属箔としては、12μm以上200μm以下の厚みを持ったアルミニウム箔が良い。12μm未満であると、形状を保持する性能が低下する。また、200μm以上の場合、単なる突起による破断が難しくなり、開封性能が低下する問題が発生する。その為、アルミニウム箔は、12μm以上200μm以下の厚みとする。その他、金箔、銅箔、錫箔、などの展延性のある箔も使用できるが、高価であり、また、内容物との反応する問題などがあり、アルミニウム箔が好ましい。
その他、内容物がアルミニウムと反応するなど、中間層として使用できない場合には、中間層にバリア性樹脂フィルムを使用する。この時は、ポリビニリデン樹脂フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物フィルム、芳香族ポリアミド系樹脂フィルムなどが考えられる。これらは、アルミニウム箔と比べ、破断しにくいなどの問題があり、特にエチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物フィルムは硬く、折れ易い、延びにくい、形状が元のフィルム形状に戻り易いなどの問題がある。この場合には、遠赤外線などで加熱してから成形し、強制冷却する必要がある。又、天板部分のバリア樹脂層が破断しにくいので、厚みを樹脂によって最適厚みに調整することが好ましい。
これらの樹脂を射出成形金型に射出して成形することができる。
例えば、外側から、
ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン、
ポリアミド/ポリエチレン/無機酸化物蒸着ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン/エチレン酢酸ビニル共重合体鹸化物/ポリエチレン、
エチレン酢酸ビニル共重合体鹸化物/ポリアミド/接着樹脂/ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン/接着樹脂/ポリアミド/接着樹脂/ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート/ポリアミド/接着樹脂/ポリエチレン/アルミ箔/ポリエチレン、
などの一般的な構成が考えられる。
これらのフィルムは、通常のドライラミネーション機、エクストルーダーラミネート機などを使用して貼り合わせたり、多層インフレーション成形機などで製造することができる。
さらに、インナーリングのみで密封するのではなく、バリアフィルム成形体によっても密封する構造なので、ボイルやレトルトによる加熱が可能である。
その上、バリアフィルム成形体の天面の破断の有無によって、バージンの有無が判明できると共に、キャップのエビデントバンドに頼らない構造の為、開封時にごみが出ないメリットがあるなど、本発明の注出用口栓、およびその口栓を融着したフィルム製容器は、メリットが大きい。
10・・・・・・・・フランジ
2・・・・・・・・・舟形融着部
21・・・・・・・・ヒケ防止凹部
22・・・・・・・・リブ
3・・・・・・・・・注出口
30・・・・・・・・注出孔
31・・・・・・・・注出面
32・・・・・・・・ネジ部(注出口のネジ部)
33・・・・・・・・注出側壁
4・・・・・・・・・バリアフィルム成形体
41・・・・・・・・中間層
42・・・・・・・・外層
43・・・・・・・・内層
44・・・・・・・・天面
5・・・・・・・・・キャップ
51・・・・・・・・インナーリング
52・・・・・・・・コンタクトリング
53・・・・・・・・突起(破断可能な突起)
54・・・・・・・・誘導側壁
6・・・・・・・・・フィルム容器本体
61・・・・・・・・表フィルム
62・・・・・・・・裏フィルム
Claims (9)
- フィルムで形成される容器の一端に融着する為の注出用口栓であって、
下方外側に容器と融着し、断面が舟形を有した舟形融着部を有し、
上方中央に容器内部と連通可能な注出口を有し、
前記注出口から融着部にかけて、口栓内部に錐台の側面形状をなす流路を有する口栓本体と、
口栓本体と螺合して閉鎖可能なキャップと、
側面と天面からなり、側面を流路形状に成形した破断可能なバリアフィルム成形体と、
からなる注出用口栓において、
バリアフィルム成形体の側面の断面が蛇腹状であり、
バリアフィルム成形体の側面を流路内側に融着し、バリアフィルム成形体の天面によって流路を閉鎖したことを特徴とする注出用口栓。 - 流路内面が円錐台の側面形状であることを特徴とする請求項1に記載の注出用口栓。
- 流路内面が角錐台の側面形状であることを特徴とする請求項1に記載の注出用口栓。
- バリアフィルム成形体の端部を口栓本体の樹脂でエッジプロテクトしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の注出用口栓。
- キャップの螺合反対側に、バリアフィルムを破断可能な突起を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の注出用口栓。
- キャップの突起周囲に立ち壁を設けたことを特徴とする請求項5に記載の注出用口栓。
- バリアフィルム成形体との融着部よりも先端の注出口内面に、バリアフィルム成形体の天面よりも大きな内径の開口部を設け、
前記開口部にキャップ内部に設けたインナーリングが挿嵌可能としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の注出用口栓。 - バリアフィルムとして、アルミニウム箔の両面を熱可塑性樹脂で貼り合せたフィルムとすることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の注出用口栓。
- 請求項1〜8のいずれかの注出用口栓を有することを特徴とするフィルム製容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005249A JP6662051B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | 注出用口栓、および注出用口栓を有するフィルム製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005249A JP6662051B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | 注出用口栓、および注出用口栓を有するフィルム製容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017124853A JP2017124853A (ja) | 2017-07-20 |
JP6662051B2 true JP6662051B2 (ja) | 2020-03-11 |
Family
ID=59364675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016005249A Active JP6662051B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | 注出用口栓、および注出用口栓を有するフィルム製容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6662051B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07112749A (ja) * | 1993-08-23 | 1995-05-02 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | チューブ容器 |
JP3617732B2 (ja) * | 1996-07-10 | 2005-02-09 | 大和製罐株式会社 | レトルト殺菌可能な容器 |
JP4641078B2 (ja) * | 2000-02-01 | 2011-03-02 | 大日本印刷株式会社 | 注出具及び注出具付き包装袋 |
JP4424204B2 (ja) * | 2002-08-06 | 2010-03-03 | 凸版印刷株式会社 | スパウト、該スパウトを設けてなるパウチ及び該スパウトの製造方法 |
JP2005193946A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Daiwa Can Co Ltd | スリット式逆止弁付き容器 |
JP4698168B2 (ja) * | 2004-06-15 | 2011-06-08 | 大和製罐株式会社 | 袋状容器 |
JP2006001623A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Toppan Printing Co Ltd | バリア口栓およびバリア口栓付袋状容器 |
JP2006282226A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 経口物誘導体及びそれを備える容器 |
JP2007030895A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 注出口の密封機構 |
-
2016
- 2016-01-14 JP JP2016005249A patent/JP6662051B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017124853A (ja) | 2017-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5255813A (en) | Opening arrangement for a container package | |
JP5857668B2 (ja) | 容器用口栓 | |
JP5069437B2 (ja) | キャップ一体型注出具 | |
ES2376857T3 (es) | Cierre para un envase herméticamente cerrado de un producto alimenticio vertible, y método de producción del mismo | |
CA2077267C (en) | Opening arrangement for a container package | |
BR112017009727B1 (pt) | Tampa para um dispositivo de abertura para um recipiente | |
BR112017009729B1 (pt) | Tampa para um dispositivo de abertura para um recipiente | |
KR20200037282A (ko) | 스파우트 캡, 스파우트 및 스파우트 부착 용기 | |
JP5064941B2 (ja) | プラスチックキャップの装着方法 | |
JP6662051B2 (ja) | 注出用口栓、および注出用口栓を有するフィルム製容器 | |
JP2018203338A (ja) | キャップ嵌合用口栓付紙容器 | |
JP6638211B2 (ja) | 逆流防止弁付き口栓、及び、その口栓を有する容器 | |
JP5578669B2 (ja) | 注出口栓の製造法 | |
JP5656259B2 (ja) | 折取りスパウト | |
JP6468010B2 (ja) | キャップ一体型口栓 | |
JP5736704B2 (ja) | リシール性を有する密封容器 | |
JP5861408B2 (ja) | 容器用口栓 | |
JP6651416B2 (ja) | 二重容器 | |
JP6668744B2 (ja) | 注出用口栓、および注出用口栓を有するフィルム製容器 | |
JP5421653B2 (ja) | 注出具 | |
JP5266475B2 (ja) | 紙容器用注出具 | |
JP6340712B2 (ja) | 吐出容器 | |
GB2440525A (en) | Container and closure assembly having a membrane cutting element in the closure | |
JP7404740B2 (ja) | 注出口栓および包装容器 | |
JP2004359254A (ja) | キャップ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191004 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191029 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6662051 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |