JP2004359254A - キャップ装置 - Google Patents

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将幸 谷口
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Abstract

【課題】キャップ装置を包装容器本体に装着するための作業を簡素化する。
【解決手段】外周に雄ねじ19が形成された第1のねじ部、及び外周に、雄ねじ19に隣接させて第1のラッチ43が形成された第1のラッチ部を備え、内側に注出口17が形成された注出口部分38と、内周に前記雄ねじ19と螺(ら)合させられる雌ねじが形成された第2のねじ部48、該第2のねじ部48の一端に形成され、前記注出口17を覆う密封部49、及び破断部52を介して前記第2のねじ部48と連結され、内周に前記第1のラッチ43と噛(し)合する第2のラッチが形成されたいたずら防止リング51を備えた蓋(ふた)部分39とを有する。雄ねじ19と雌ねじとを螺合させ、第1のラッチ43と第2のラッチとを噛合させることによって、注出口部分38及び蓋部分39を包装容器本体に組み付けることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、液体食品を収容する包装容器は、開封することによって形成された注出口を繰り返し開閉することができるように樹脂製のキャップ装置を備え、該キャップ装置は、前記注出口を形成する注出口部分、及び前記注出口を開閉する蓋(ふた)部分から成る。
【0003】
そして、例えば、有底の筒状カートンにおける開口部の近傍の所定の位置に前記キャップ装置を装着し、前記開口部を介して液体食品を充填(てん)した後、開口部を所定の形状に成形し、融着することによって前記包装容器が形成される。
【0004】
図2は従来の包装容器の要部を示す断面図である。
【0005】
図において、11は包装容器の本体、すなわち、包装容器本体であり、該包装容器本体11の所定の位置にキャップ装置22が装着され、包装容器本体11及びキャップ装置22によって包装容器が構成される。
【0006】
12は前記包装容器本体11の所定の位置に形成された開口、13は樹脂製の注出口部分、21は樹脂製の蓋部分であり、前記注出口部分13及び蓋部分21は、それぞれ対応する図示されない金型装置を使用することによって別々に成形される。
【0007】
前記注出口部分13は、外周に雄ねじ19が形成された筒状の第1のねじ部14、及び該第1のねじ部14と一体に形成され、第1のねじ部14より径が大きいフランジ部15から成り、注出口部分13の内側に両端が開口する注出口17が形成される。なお、前記第1のねじ部14の外周における根元部分には、雄ねじ19は形成されず、平坦(たん)面16が形成される。
【0008】
また、前記蓋部分21は、内周に前記雄ねじ19と対応させて雌ねじ23が形成された筒状の第2のねじ部24、該第2のねじ部24と一体に形成され、第2のねじ部24の上端において前記注出口17を覆う円板状の密封部26、及び前記第2のねじ部24の他端に形成され、破断部31を介して連結されるいたずら防止(Tamper Evidence)リング27を備える。なお、前記第2のねじ部24及び密封部26によってキャップが構成される。
【0009】
そして、前記雄ねじ19と雌ねじ23とを螺(ら)合させることによって、注出口部分13と蓋部分21とが互いに組み付けられ、続いて、前記フランジ部15といたずら防止リング27との当接部分を融着させることによってキャップ装置22が形成される。なお、前記雄ねじ19と雌ねじ23とを螺合させる際に、前記雄ねじ19といたずら防止リング27とが干渉するのを防止するために、いたずら防止リング27の内径は雌ねじ23の谷径より大きくされる。
【0010】
ところで、前記構成の包装容器を形成するに当たり、まず、包材をあらかじめ成形することによって、一端に開口部を備えた有底の筒状カートンが形成される。該筒状カートンには、前記開口部の近傍の所定の位置に開口12が形成され、該開口12と注出口17とを一致させ、フランジ部15を前記包材の外側層に融着することによって、前記キャップ装置22が筒状カートンに取り付けられる。
続いて、前記開口部を介して液体食品を充填した後、開口部を所定の形状に成形し、図示されない所定のシール部分を融着することによって、前記筒状カートンが包装容器本体11になり、包装容器が形成される。
【0011】
前記構成の包装容器において、フランジ部15といたずら防止リング27とが融着によって固定されているのに対して、前記第2のねじ部24といたずら防止リング27とは、前記破断部31を介して連結されるので、包装容器本体11を固定した状態で蓋部分21を把持して回転させると、前記破断部31が破断させられ、キャップといたずら防止リング27とは分離させられる。続いて、前記蓋部分21を更に回転させると、いたずら防止リング27を平坦面16の周囲に残したまま、キャップを上方に移動させ、該キャップを前記注出口部分13から取り外すことができる。このようにして、包装容器が開封され、包装容器の開封に伴って、前記注出口17が開放される。その後、前記キャップを、注出口部分13に取り付けたり、該注出口部分13から取り外したりすることによって、前記注出口17を繰り返し開閉することができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0012】
【特許文献1】
特開2001−19022号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のキャップ装置22においては、注出口部分13と蓋部分21とを互いに組み付けて、前記フランジ部15といたずら防止リング27との当接部分を融着することによってキャップ装置22を形成した後、開口12と注出口17とを一致させ、フランジ部15を前記包材の外側層に融着することによって、前記キャップ装置22を包装容器本体11に装着するようになっているので、キャップ装置22を包装容器本体11に装着するための作業が煩わしい。
【0014】
本発明は、前記従来のキャップ装置の問題点を解決して、包装容器本体に装着するための作業を簡素化することができるキャップ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のキャップ装置においては、外周に雄ねじが形成された第1のねじ部、及び外周に、前記雄ねじに隣接させて第1のラッチが形成された第1のラッチ部を備え、内側に注出口が形成された注出口部分と、内周に前記雄ねじと螺合させられる雌ねじが形成された第2のねじ部、該第2のねじ部の一端に形成され、前記注出口を覆う密封部、及び破断部を介して前記第2のねじ部と連結され、内周に前記第1のラッチと噛合する第2のラッチが形成されたいたずら防止リングを備えた蓋部分とを有する。
【0016】
本発明の他のキャップ装置においては、さらに、前記注出口部分及びいたずら防止リングはいずれもフランジ部を備える。そして、前記注出口部分及び蓋部分は、前記各フランジ部によって包材を挟むことにより、包装容器本体に組み付けられる。
【0017】
本発明の更に他のキャップ装置においては、さらに、前記包材と前記各フランジ部とがシールされる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
図3は本発明の実施の形態における包装容器の斜視図である。
【0020】
図において、30はゲーブルトップ型の包装容器、32は包装容器本体であり、該包装容器本体32は側壁33、傾斜壁34、シール部分35等によって構成され、前記傾斜壁34にキャップ装置36が装着される。前記包装容器本体32及びキャップ装置36によって包装容器30が構成される。前記キャップ装置36は、図示されない注出口部分、及び該注出口部分に装着された蓋部分39から成る。なお、本実施の形態においては、ゲーブルトップ型の包装容器30の傾斜壁34にキャップ装置36を装着した例について説明しているが、ブリック型、多角形型等の各種の包装容器の所定の位置にキャップ装置36を装着することもできる。
【0021】
次に、前記キャップ装置36の配設状態について説明する。
【0022】
図1は本発明の実施の形態におけるキャップ装置の分解斜視図、図4は本発明の実施の形態における包装容器の要部を示す断面図、図5は本発明の実施の形態におけるいたずら防止リングの取付状態を示す図である。
【0023】
図において、32は包装容器本体であり、該包装容器本体32の所定の位置にキャップ装置36が装着される。前記包装容器本体32は、包材を所定の形状に成形することによって形成され、前記包材は、包装容器30(図3)の外方から内方にかけて順に形成された、外側層、紙基材、接着層、バリヤ層、接着層及び内側層を備える。なお、通常、前記外側層、接着層及び内側層はポリエチレン(PE)、エチレン共重合体等の樹脂によって形成されるが、前記外側層及び内側層は低密度ポリエチレンによって形成するのが好ましい。また、前記バリヤ層はアルミ箔(はく)等によって形成される。なお、前記外側層の外側表面、又は紙基材の外側表面には必要に応じて所定の印刷が施される。
【0024】
12は前記包装容器本体32の所定の位置に形成された開口、38は円筒状の注出口部分、39は有底カップ状の蓋部分であり、前記注出口部分38及び蓋部分39は、図示されない射出成形機によってそれぞれ一体に成形される。また、注出口部分38及び蓋部分39は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PET)等の樹脂によって形成される。
【0025】
前記注出口部分38は、外周に雄ねじ19が形成された筒状の第1のねじ部41、該第1のねじ部41と隣接させて形成され、第1のねじ部41と同じ径を有する第1のラッチ部44、及び該第1のラッチ部44に隣接させて形成され、第1のラッチ部44より径が大きいフランジ部45を備える。そして、前記第1のラッチ部44の外周には、複数の爪から成る第1のラッチ43が、前記フランジ部45の上面には、径方向における所定の箇所に環状の溝46が形成される。また、前記注出口部分38の内側には両端、すなわち、第1のねじ部41側の端部、及びフランジ部45側の端部が開口する注出口17が形成される。
【0026】
一方、前記蓋部分39は、内周に前記雄ねじ19と螺合させられる雌ねじ23が形成された筒状の第2のねじ部48、該第2のねじ部48の一端に形成され、前記注出口17を覆う円板状の密封部49、及び前記第2のねじ部48の他端に形成され、破断部52を介して連結されるいたずら防止リング51を備える。前記第2のねじ部48及び密封部49によってキャップ50が構成される。
【0027】
なお、前記雄ねじ19は右ねじの方向に形成され、雌ねじ23も雄ねじ19に対応させて同様に右ねじの方向に形成される。したがって、注出口部分38を固定した状態で蓋部分39を右方向(蓋部分39を上方から見て時計回り)に回転させたり、左方向(蓋部分39を上方から見て反時計回り)に回転させたりすることができる。
【0028】
そして、前記破断部52は、円周方向における複数箇所に等ピッチで形成され、薄肉部から成るブリッジを構成する。本実施の形態において、前記破断部52は複数箇所に形成されるようになっているが、環状の薄肉部によって一体に形成することもできる。
【0029】
また、前記いたずら防止リング51は、筒状の第2のラッチ部55、及び該第2のラッチ部55と隣接させて形成され、第2のラッチ部55より径が大きいフランジ部56から成り、該フランジ部56の下面には、径方向における前記溝46と対向する箇所に環状の凸条58が形成される。そして、前記第2のラッチ部55の内周には、複数の爪から成り、第1のラッチ43と噛(し)合する第2のラッチ53が形成される。
【0030】
ところで、前記第1のラッチ43の各爪は、図5に示されるように、第1のラッチ部44のほぼ接線方向に延びる滑り面S1、及び第1のラッチ部44のほぼ径方向に延びる係止面S2を備え、第2のラッチ53の各爪は、前記滑り面S1と平行に延びる滑り面S3、及び前記係止面S2と平行に延びる係止面S4を備える。そして、前記注出口部分38及び蓋部分39は、いずれも、樹脂製であり、わずかな弾性を有するので、第1、第2のラッチ43、53の各爪もわずかな弾性を有する。
【0031】
したがって、第1のラッチ部44を固定した状態で第2のラッチ部55を矢印A方向に回転させると、滑り面S1、S3が互いに摺(しゅう)動し、第2のラッチ53の各爪が、第1のラッチ43の各爪を繰り返し乗り越えて移動する。一方、第1のラッチ部44を固定した状態で第2のラッチ部55を矢印B方向に回転させようとすると、係止面S2、S4が係止させられ、回転が阻止される。
【0032】
なお、前記雄ねじ19と雌ねじ23とを螺合させ、第1のラッチ43と第2のラッチ53とを噛合させる際に、前記雄ねじ19と第2のラッチ53とが干渉するのを防止するために、前記第2のラッチ53の最内径は雄ねじ19の山径より大きくされる。
【0033】
次に、前記キャップ装置36を包装容器本体32に装着する動作について説明する。
【0034】
まず、前記構成の包装容器30を形成するに当たり、包材をあらかじめ成形することによって、一端に開口部を備えた有底の筒状カートンが形成される。該筒状カートンには、前記開口部の近傍の所定の位置に開口12が形成される。
【0035】
続いて、該開口12に注出口部分38における第1のねじ部41及び第1のラッチ部44を貫通させ、フランジ部45を前記包材の内側に当てる。次に、第1のねじ部41及び第1のラッチ部44が開口12から突出した状態で、蓋部分39を注出口部分38に被せ、蓋部分39を右方向に回転させ、前記雄ねじ19と雌ねじ23とを螺合させる。
【0036】
この場合、前述されたように、雄ねじ19及び雌ねじ23が右ねじの方向に形成されているので、前記蓋部分39が右方向に回転させられるのに伴って、蓋部分39が注出口部分38に対して相対的に、下方に向けて移動させられる。そして、第2のラッチ53が第1のラッチ43に到達すると、第1、第2のラッチ43、53の噛合が開始され、その後は、雄ねじ19と雌ねじ23との螺合、及び第1、第2のラッチ43、53の噛合が進む。
【0037】
また、雄ねじ19と雌ねじ23との螺合、及び第1、第2のラッチ43、53の噛合が進むうちに、フランジ部56が包材の表側に当接させられるが、更に蓋部分39を所定の量だけ右方向に回転させると、雄ねじ19と雌ねじ23との螺合が終了する。
【0038】
これに伴って、フランジ部56が包材における開口12の内周縁の近傍をフランジ部45に向けて押し付け、前記凸条58によって包材を変形させて溝46内に進入させる。そして、フランジ部45、56によって包材が強固に挟まれる。このようにして、注出口部分38と蓋部分39との組付けが終了する。
【0039】
なお、第1、第2のラッチ43、53が噛合しているので、雄ねじ19と雌ねじ23との螺合が解除されることはなく、フランジ部45、56によって包材が挟まれたままにされ、包材とフランジ部45、56とが液密にされる。
【0040】
続いて、図示されない所定のキャップ用のシール装置によって、フランジ部45を包材の内側層に、フランジ部56を包材の外側層に融着することによって、包材とフランジ部45、56とがシールされる。このようにして、前記キャップ装置36が前記筒状カートンに取り付けられる。
【0041】
次に、前記開口部を介して液体食品を充填した後、開口部を所定の形状に成形し、図示されない所定の成形用のシール装置によって、シール部分35を融着することにより、前記筒状カートンが包装容器本体32になり、包装容器30が形成される。なお、前記キャップ用のシール装置及び成形用のシール装置において、熱シール法、高周波シール法、超音波シール法等のシール法が使用される。
【0042】
このようにして形成された包装容器30を開封する場合、蓋部分39を所定の力で左方向(蓋部分39を上方から見て反時計回り)に回転させると、第1、第2のラッチ43、53の噛合によって、また、包材とフランジ部45、56とのシールによって、いたずら防止リング51の回転が規制されているので、破断部52が破断され、キャップ50といたずら防止リング51とが分離させられる。
【0043】
続いて、前記蓋部分39を更に回転させると、蓋部分39が上方に移動させられ、雄ねじ19と雌ねじ23との螺合が解除され、前記キャップ50を注出口部分38から取り外すことができる。このようにして、包装容器30が開封され、該包装容器30の開封に伴って、前記注出口17が開放される。
【0044】
その後、前記キャップ50を、注出口部分38に取り付けたり、該注出口部分38から取り外したりすることによって、前記注出口17を繰り返し開閉することができる。
【0045】
このように、雄ねじ19と雌ねじ23とを螺合させ、第1、第2のラッチ43、53を噛合させることによって、注出口部分38及び蓋部分39を包装容器本体32に組み付けることができるので、キャップ装置36を包装容器本体32に装着するための作業を簡素化することができる。
【0046】
ところで、本実施の形態において、第1、第2のラッチ43、53は雄ねじ19及び雌ねじ23の軸と平行に形成されるので、破断部52が破断された後、前記蓋部分39を左方向に回転させながら上方に移動させると、第2のラッチ53を下方に付勢していた力が解除されてしまう。そこで、いたずら防止リング51が注出口部分38から外れないようにするために、前述されたように、包材とフランジ部45、56とをシールしている。
【0047】
また、前記第1、第2のラッチ43、53を雄ねじ19及び雌ねじ23の軸に対して傾斜させ、第1のラッチ43の傾斜面が第2のラッチ53の傾斜面を上方から押さえるようにすることによって、破断部52が破断された後、前記蓋部分39を左方向に回転させながら上方に移動させても、第2のラッチ53を下方に付勢していた力が解除されないようにすることができる。
【0048】
その場合、いたずら防止リング51が注出口部分38から外れないので、包材とフランジ部45、56とをシールする必要はない。
【0049】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0050】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、キャップ装置においては、外周に雄ねじが形成された第1のねじ部、及び外周に、前記雄ねじに隣接させて第1のラッチが形成された第1のラッチ部を備え、内側に注出口が形成された注出口部分と、内周に前記雄ねじと螺合させられる雌ねじが形成された第2のねじ部、該第2のねじ部の一端に形成され、前記注出口を覆う密封部、及び破断部を介して前記第2のねじ部と連結され、内周に前記第1のラッチと噛合する第2のラッチが形成されたいたずら防止リングを備えた蓋部分とを有する。
【0051】
この場合、雄ねじと雌ねじとを螺合させ、第1、第2のラッチを噛合させることによって、注出口部分及び蓋部分を包装容器本体に組み付けることができるので、キャップ装置を包装容器本体に装着するための作業を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるキャップ装置の分解斜視図である。
【図2】従来の包装容器の要部を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態における包装容器の斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態における包装容器の要部を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるいたずら防止リングの取付状態を示す図である。
【符号の説明】
17 注出口
19 雄ねじ
23 雌ねじ
32 包装容器本体
36 キャップ装置
38 注出口部分
39 蓋部分
41、48 第1、第2のねじ部
43、53 第1、第2のラッチ
44 第1のラッチ部
45、56 フランジ部
49 密封部
51 いたずら防止リング
52 破断部

Claims (3)

  1. (a)外周に雄ねじが形成された第1のねじ部、及び外周に、前記雄ねじに隣接させて第1のラッチが形成された第1のラッチ部を備え、内側に注出口が形成された注出口部分と、
    (b)内周に前記雄ねじと螺合させられる雌ねじが形成された第2のねじ部、該第2のねじ部の一端に形成され、前記注出口を覆う密封部、及び破断部を介して前記第2のねじ部と連結され、内周に前記第1のラッチと噛合する第2のラッチが形成されたいたずら防止リングを備えた蓋部分とを有することを特徴とするキャップ装置。
  2. (a)前記注出口部分及びいたずら防止リングはいずれもフランジ部を備え、
    (b)前記注出口部分及び蓋部分は、前記各フランジ部によって包材を挟むことにより、包装容器本体に組み付けられる請求項1に記載のキャップ装置。
  3. 前記包材と前記各フランジ部とがシールされる請求項2に記載のキャップ装置。
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