JP2011063308A - 吸引補助具 - Google Patents

吸引補助具 Download PDF

Info

Publication number
JP2011063308A
JP2011063308A JP2009218213A JP2009218213A JP2011063308A JP 2011063308 A JP2011063308 A JP 2011063308A JP 2009218213 A JP2009218213 A JP 2009218213A JP 2009218213 A JP2009218213 A JP 2009218213A JP 2011063308 A JP2011063308 A JP 2011063308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
spout
engaging
assisting tool
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009218213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5424324B2 (ja
Inventor
Yasunori Yamazaki
恭典 山崎
Takashi Kimura
敬 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Closures Co Ltd
Original Assignee
Japan Crown Cork Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Crown Cork Co Ltd filed Critical Japan Crown Cork Co Ltd
Priority to JP2009218213A priority Critical patent/JP5424324B2/ja
Publication of JP2011063308A publication Critical patent/JP2011063308A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5424324B2 publication Critical patent/JP5424324B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】高齢者などでもその内容物の摂取が違和感なくスムーズに行うことができ、使い勝手に優れた吸引補助具を提供する。
【解決手段】注出口部24を有する容器の注出口部に設けられ、飲み口部分として使用する吸引補助具10であって、注出口部の外面に設けられた雄ねじ23aに係合する雌ねじ11aを内面に有する係合筒部11と、係合筒部の上端から径方向内方に延びるリング状天面壁12と、リング状天面壁の上面から上方に延びる吸引筒部13とからなり、
吸引筒部は内面側が内容物流入路15となり、外面側の少なくとも開口端部側水平断面が長辺と短辺とからなる略矩形状であり、長辺側側面14aの外面には複数本のリブ13cが開口端部側水平断面に対して平行に設けられ、且つリブの垂直断面は先端が曲面となる山形状13cdに形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば流動食や飲料などが充填されたパウチ容器などの容器を開栓してそのスパウトに装着して内容物の吸引摂取を補助するための吸引補助具に関する。
従来から流動食やその他飲料類が入ったパウチ容器などからその内容物を飲用する際には、その容器口部から直接飲用されている。
一般に内容物が収納されたパウチ容器は、そのスパウトに螺着されるねじキャップによって密閉されており、使用に際してねじキャップを開栓して使用する。たとえば、特許文献1には、筒状口部と該筒状口部の下方に連接する舟形状接着基部とからなる注出口本体と、該注出口本体を構成する舟形状接着基部に固着する樹脂フィルムなどを積層させた袋状容器本体とからなる注出口付き袋が開示されている。
特開2001−253446号公報
しかしながら、前記従来の液体やゼリー状の食品を納めたパウチ容器の飲み口から直接吸引することとなり、老人や障害者などがパウチ容器のスパウトとなる螺子部に直接唇をあてて内容物を吸引する際に、開口面積が少なく短い飲み口から吸引するため強い吸引力を必要としたり、材質が固く口に入れたときに違和感を与えるなどの使い勝手に欠けるという課題があった。
特にこのような吸引補助具を偏平袋状のパウチ容器に装着する際には、パウチ本体に対する吸引補助具の取り付け角度などが定まらないために、高齢者などでは吸引補助具の締付けを確実に行えない場合がある。このため、締付け過ぎによってアダプタやスパウトが変形したり、パウチ容器を加圧して液漏れを起こしたりするおそれもあった。
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、高齢者などでもその内容物の摂取が違和感なく容易に行うことができ、使い勝手に優れた吸引補助具を提供することを目的とする。
(1)本発明の吸引補助具は、注出口部を有する容器の該注出口部に設けられ、飲み口部分として使用する吸引補助具であって、
(a)該注出口部の外面に設けられた雄ねじに係合する雌ねじを内面に有する係合筒部と、
(b)該係合筒部の上端から径方向内方に延びるリング状天面壁と、
(c)該リング状天面壁の上面から上方に延びる吸引筒部とからなり、
該吸引筒部は内面側が内容物流入路となり、外面側の少なくとも開口端部側水平断面が長辺と短辺とからなる略矩形状であり、前記長辺側側面の外面には複数本のリブが該長辺側の開口端部に対して平行に設けられ、且つ該リブの垂直断面は先端が曲面となる山形状に形成されていることを特徴とする。
(2)本発明の吸引補助具は、前記(1)の吸引補助具において、前記吸引筒部の短辺が僅かに外方に膨らんだ円弧を有し、前記長辺側側面と前記短辺側側面とで形成される境界部が丸みのある滑らかな面から形成され、前記吸引筒部の開口端部が外方且つ下方に延びる丸みのある滑らかな面から形成されていることにも特徴を有している。
(3)本発明の吸引補助具は、前記(1)又は(2)の吸引補助具において、
前記容器がパウチ容器であって、前記注出口部が、外面に雄ねじを有する注出筒と、該注出筒の下端部の両側から外方に突出し、偏平袋状に形成されたパウチ本体の開口部に溶着される溶着部とを有するスパウトからなり、
前記係合筒部の雌ねじを前記スパウトの雄ねじに巻き締めて接続したときに前記吸引筒部の前記長辺側側面と前記パウチ本体の側面とが互いに平行となる位置で前記係合筒部の巻き締めを拘束するストッパーが、前記係合筒部の雌ねじの終端部と前記スパウトの雄ねじの始端部、或いは前記係合筒部の雌ねじの始端部と前記スパウトの雄ねじの終端部に設けられていることを特徴とする。
本発明の吸引補助具によれば、容器の注出口部の外面に設けられた雄ねじに係合する係合筒部のリング状天面壁の上部から上方に延びる吸引筒部とを有するように構成されているので、吸引補助具をスパウトの注出筒に確実に装着することができ、装着部分からの漏れがなく衛生的に使用することができる。
本発明の実施例に係る吸引補助具の全体斜視図である。 本発明の実施例に係る吸引補助具の各辺側からみた側面図及びその断面図(右側)であり、(a)は長辺側面図及びその縦断面図である。(b)は短辺側側面図及びその縦断面図である。 本発明の実施例に係る吸引補助具をスパウトへ装着した状態を示す平面図及び正面図である。 本発明の実施例に係る吸引補助具をスパウトへ装着する方法の説明図である。 本発明の実施例に係る吸引補助具のスパウトへの装着機構の説明図である。
本実施形態に係る吸引補助具は、流動食や飲料などの飲食材が充填された容器を開栓して、その飲み口部分となるスパウトに装着して使用する吸引補助具であって、容器のスパウトに螺合する係合筒部と、該係合筒部の上端から径方向内方に延びるリング状天面壁と、該リング状天面壁の上面から上方に延びるその外面側の上部が略矩形状に形成された吸引筒部とを有するように構成される。
これによって、吸引補助具がその上部が略矩形状に形成された吸引筒部を備えているので、高齢者や障害者などでも容易にかつ違和感なくその内容物を摂取できる。
容器は、液体やゼリー状の食品を充填したパウチ容器や牛乳パックなどのスクイズ性を有するプラスチック容器であって、その上部には飲み口部分となる注出口部が形成されており、注出口部はキャップによって封止されている。
容器は、例えば、アルミニウムなどの蒸着層を有するプラスチックフィルムを素材として形成できる。このようなプラスチック材料としては例えば、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリスチレン系、ポリカ−ボネ−ト系、ポリエステル系、ポリアミド系、ABS系、ポリアセタ−ル系などの合成樹脂やその他の耐熱性樹脂、紙パルプ材などが適用できる。
吸引補助具は、前記容器を開栓した注出口部に装着される略細長管状の形状を備え、利用者の口に接触する軟質部分である。この素材としては例えば、熱殺菌可能で形状収縮の少ない熱可塑性エラストマー(スチレン系エラストマー)材などが好適に適用される。この場合、熱殺菌して再利用する際に有利であるとともに、口でくわえた際の感触をソフトにでき利用者に優しいものとすることができる。
係合筒部は、前記容器のキャップを開栓した注出口部に螺着される雌ねじ部分を備え、約30〜50mmの長さを有した吸引補助具の下部構造部分である。
リング状天面壁は、その下方側が円形状の前記係合筒部に延設され、その上方側が略矩形状断面を有する吸引筒部に連設された略変形円錐台状の連結筒部分であり、係合筒部における内容物の通過流路断面積を拡大して吸引される流動食品などの供給量を確保することができる。
また、このようなリング状天面壁を設けることによって、金型成形などにより吸引補助具を製造する場合におけるアンダーカット部分を少なくして成形性に優れたものとすることもできる。
吸引筒部は、使用者が口にくわえる部分であり、リング状天面壁の上面から上方に延びており、内面側が内容物の通過する略矩形状断面の流入路となり、外面側の少なくとも開口端部側水平断面が長辺と短辺とからなる丸みを有する略矩形状であり、前記長辺側側面の外面には複数本のリブが該開口端部側水平断面に対して平行に設けられ、且つ該リブの垂直断面は先端が曲面となる山形状に形成されている。
本実施形態の吸引補助具は、前記吸引筒部の少なくとも開口端側水平断面が長辺と短辺とからなる略矩形状であって、前記短辺が僅かに外方に膨らんだ円弧を有し、前記長辺側側面と前記短辺側側面とで形成される境界部が丸みのある滑らかな面から形成され、前記吸引筒部の開口端部が外方且つ下方に延びる丸みのある滑らかな面から形成されている。
また、前記長辺側側面の外方には複数本のリブが吸引補助具の開口端部側水平断面に対して平行に設けられており、前記リブの断面はその先端が曲面となる山形状であることにも特徴を有している。
これによって、吸引補助具を利用者が口にした際の感触をソフトにして心地よいものにすることができるとともに、吸引筒部の外周に突出したリブを設けることで吸引筒部を口中で確実に固定して、その使い勝手をさらに高めることができる。
本実施形態の吸引補助具は、前記容器がその飲料充填時に略偏平状となるパウチ容器であって、前記注出口部が、外面に雄ねじを有する注出筒と、該注出筒の下端部の両側から外方に突出し、偏平袋状に形成されたパウチ本体の開口部に溶着される溶着部とを有するスパウトからなり、
前記係合筒部の雌ねじを前記スパウトの雄ねじに巻き締めて接続したときに前記吸引筒部の長辺側側面と前記パウチ本体の側面とが互いに平行となる位置で前記係合筒部の巻き締めを拘束するストッパーが、前記係合筒部の雌ねじの終端部と前記スパウトの雄ねじの始端部、或いは前記係合筒部の雌ねじの始端部と前記スパウトの雄ねじの終端部に設けられていることを特徴とする。
これによって、吸引補助具を偏平袋状のパウチ容器に装着する際に、高齢者や障害者などであってもパウチ本体に対する吸引補助具の取り付け角度を確実かつ容易に設定することができる。また締付け過ぎによる吸引補助具やスパウトの変形や、加圧による液漏れなどを防止することもできる。
本実施形態の吸引補助具は、前記吸引筒部の長さが30〜50mmであることを特徴とする。これによって、利用者が吸引補助具を使用する際に吸引筒部をその口中にほどよく把持して、吸引操作性に優れたものとすることができ、高齢者や障害者でも容易に取り扱うことができる。
なお、このような吸引筒部の長さが30mmより短かくなると、口中にくわえ難くなり、逆に吸引筒部の長さが50mmより長くなると、その取り扱いに不便をきたすこともあるので好ましくない。
以下図面を参照して本実施例の吸引補助具について説明する。
図1は本発明の実施例に係る吸引補助具の全体斜視図であり、図2は、実施例に係る吸引補助具の長辺側及び短辺側からみた、それぞれの側面図及びその断面図(右側に示す)である。(a)の左右図は長辺側側面図及びその縦断面図であり、(b)の左右図は短辺側側面図及びその縦断面図である。図3は、実施例に係る吸引補助具をスパウトへ装着した状態を示す平面図及び正面図である。図4は、実施例に係る吸引補助具をスパウトへ装着する方法の説明図である。
図示するように、実施例の吸引補助具10は、熱殺菌可能で熱可塑性エラストマー(スチレン系エラストマー)などの軟質素材によりその断面が略矩形状となる細長管状に形成されている。
吸引補助具10は、パウチ容器20の注出口部であるスパウト24に係合する雌ねじ11aを内面に有する係合筒部11と、係合筒部11の上端から径方向内方に延びるリング状天面壁12と、リング状天面壁12の上面から上方に延びるその外面側の上部が略矩形状に形成された吸引筒部13とを有する。
吸引筒部13は、少なくとも開口端部側水平断面が長辺13aと短辺13bとからなる矩形状であって、短辺13bは僅かに外方に膨らんだ円弧を有し、長辺13aの下方に延びる長辺側側面14aと短辺13bの下方に延びる長辺側側面14bとの境界部13dが丸みのある滑らかな面となり、その長辺側側面14aの両面外方には、それぞれ3本のリブ13cが吸引補助具の開口端部水平断面に対して平行に形成されている。
吸引筒部13における長辺13aと短辺13bから形成される内面側は、パウチ容器内の流動食などを吸引する際に所定の内容物の流入を確保することのできる流入路となる。また、吸引筒部13の長辺側側面14aと短辺側側面14bとで形成される境界部13d及び開口端部16が外方且つ下方に延びる丸みのある滑らかな面を有しているので違和感なく口に入れることができる。
さらに、リブ13cの垂直断面はその先端が曲面となる山形状13cdであるために、口中にふくんだ時に過度の刺激を与えるようなこともなく柔らかにフィットするとともに、リブ13cによって口にくわえた際に滑りにくくなるため、高齢者などでも吸引補助具10を口の中に安定して保持できる。
また、図3に示すように、吸引筒部13の長さLは30〜50mmの範囲とすることによって、パウチ容器の内容物の吸引が容易にできる。30mm未満では吸引補助具を唇によって捕捉し辛く、50mmを超える長さではその取り扱いに不便をきたすこととなるからである。
吸引補助具10が装着されるパウチ容器20は、流動食やその他食品類が収納される偏平袋状のパウチ本体21と、そのパウチ本体21の袋状開口部に溶着され取り付けられる溶着部22と、溶着部22から上方に延び外面に雄ねじ23aを備えた注出筒23とを有したスパウト24を備え、スパウト24はキャップ25により封止されている。
使用時には、図4に示すように、未使用時においてパウチ容器20のスパウト24の注出筒23に螺着されて封止されているキャップ25を取り外し、注出筒23の雄ねじ23aに本実施例の吸引補助具10を装着する。
図5は、本実施例に係る吸引補助具のスパウトへの装着機構の説明図である。
本実施例の吸引補助具10は、キャップ25が取り外されたスパウト24に対して、所定角度で位置決めして取付けることのできる位置決め機構を備えている。すなわち、吸引補助具10の係合筒部11には、注出筒23外周の雄ねじ23aに螺合する雌ねじ11aが設けられており、偏平袋状となるパウチ本体21の平面に対して平行な角度で、吸引補助具10を固定できるようになっている。
このような位置決め機構は、例えば、図5(a)の上下図に示すように、吸引補助具10には、係合筒部11の内面に形成された雌ねじ11aの終端部のねじ溝を埋めた部分11bを設け、スパウト24の注出筒23外周の雄ねじ23aの始端部23bを切り立って面にして、両者によりストッパーを構成することができる。
図5(b)の上下図は、従来の通常のねじ機構を示すもので、本実施例とは異なり注出筒外周における雄ねじの終端部の溝又は山の形状が漸次縮小するように形成されているため、キャップの内側に形成されている雌ねじを注出筒23外周の雄ねじを巻き締めて接続する際に回転停止位置が定まらない。
これに対し、本実施例のねじ機構は、図5(a)に示すように、雌ねじ11aの終端部11bとスパウト24の注出筒23外周の雄ねじ23aの始端部23bにストッパーを設けることにより、確実に巻き締め停止位置を定めることができる。
なお、上記ストッパーの構成は、係合筒部11の内面に形成された雌ねじ11aの終端部とスパウト24の注出筒23外周の雄ねじの始端部との組合せに変えて、係合筒部の雌ねじの始端部とスパウトの雄ねじの終端部という組合せとしても、同様に巻き締め停止位置を確実に定めることができる。
すなわち、係合筒部11の雌ねじ11aを注出筒23外周の雄ねじ23aに巻き締めて接続する際に、吸引筒部13の長辺側側面14aと、偏平袋状に形成されたパウチ本体21の平面状の側面21aとが、互いに平行となる位置で係合筒部11の巻き締めを拘束するように設定されているのである。
従って、使用者が吸引筒部13を口にくわえた状態でパウチ本体21の平面状側面21aを両手でスクイズしながら吸引することが容易となり、内容物のスムーズな押し出しを可能とする。
上記のような形状の吸引補助具10は、射出成形機などによりポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性エラストマーなどの樹脂材から製造することができるが、再利用する場合は、熱殺菌時の熱の影響を受け難い熱可塑性エラストマーなどが好ましい。なお、吸引補助具10における流動食などが通過する矩形状流路の内面や吸引筒部13の表面を抗菌剤成分や光触媒成分などを含む樹脂などで形成して、吸引補助具10を再利用する際の衛生性や洗浄性などが確保されるようにしてもよい。
なお、パウチ容器20のスパウト24は、ポリエチレン樹脂フィルムなどを素材として袋状に形成されたパウチ本体21の開口端に溶着部22がヒートシール(溶着)によって取り付けられる。
パウチ本体21は、ヒートシール可能なプラスチックシート、通常ポリオレフィン系の樹脂シートを複数重ね合わせるように溶着して作られる。
パウチ容器20のスパウト24は、パウチ本体21の開口端に溶着部22で溶着されて取り付けられている。
以上説明したように、本発明の実施例に係る吸引補助具10は、パウチ本体21のスパウト24に係合する長辺13aと短辺13bからなる略矩形状に形成された吸引筒部13を有するので、高齢者や障害者などでもその内容物を容易にかつ違和感なく摂取することができる。
また、長辺13aと短辺13bとの設定サイズを調整することにより、吸引補助具10の流入路を大きくすることにより、内容物をスムーズに注出することができる。
さらに、吸引補助具10は、係合筒部11と吸引筒部13との間に係合筒部の上端から径方向内方に延びるリング状天面壁を設けているので、吸引補助具10をスパウト24の注出筒23に確実に装着することができ、装着部分からの漏れがなく衛生的に使用できる。
本発明の吸引補助具は、高齢者や障害者などが吸引摂取することが困難な場合でも、スパウトに簡単に装着して内容物をスムーズに吸引することができ、その利用可能性が極めて高くなる。
10 吸引補助具
11 係合筒部
11a 雌ねじ
11b 終端部
12 リング状天面壁
13 吸引筒部
13a 長辺
13b 短辺
13c リブ
13cd 山形状
13d 境界部
14a 長辺側側面
14b 短辺側側面
15 流入路
16 開口端部
20 パウチ容器
21 パウチ本体
22 溶着部
23 注出筒
23a 雄ねじ
23b 始端部
24 スパウト(注出口部)
25 キャップ

Claims (3)

  1. 注出口部を有する容器の該注出口部に設けられ、飲み口部分として使用する吸引補助具であって、
    (a)該注出口部の外面に設けられた雄ねじに係合する雌ねじを内面に有する係合筒部と、(b)該係合筒部の上端から径方向内方に延びるリング状天面壁と、
    (c)該リング状天面壁の上面から上方に延びる吸引筒部とからなり、
    該吸引筒部は内面側が内容物流入路となり、外面側の少なくとも開口端部側水平断面が長辺と短辺とからなる略矩形状であり、前記長辺側側面の外面には複数本のリブが該開口端部側水平断面に対して平行に設けられ、且つ該リブの垂直断面は先端が曲面となる山形状に形成されていることを特徴とする吸引補助具。
  2. 前記吸引筒部の短辺が僅かに外方に膨らんだ円弧を有し、前記長辺側側面と前記短辺側側面とで形成される境界部が丸みのある滑らかな面から形成され、前記吸引筒部の開口端部が外方且つ下方に延びる丸みのある滑らかな面から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸引補助具。
  3. 前記容器がパウチ容器であって、前記注出口部が、外面に雄ねじを有する注出筒と、該注出筒の下端部の両側から外方に突出し、偏平袋状に形成されたパウチ本体の開口部に溶着される溶着部とを有するスパウトからなり、
    前記係合筒部の雌ねじを前記スパウトの雄ねじに巻き締めて接続したときに前記吸引筒部の前記長辺側側面と前記パウチ本体の側面とが互いに平行となる位置で前記係合筒部の巻き締めを拘束するストッパーが、前記係合筒部の雌ねじの終端部と前記スパウトの雄ねじの始端部、或いは前記係合筒部の雌ねじの始端部と前記スパウトの雄ねじの終端部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸引補助具。
JP2009218213A 2009-09-19 2009-09-19 吸引補助具 Active JP5424324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009218213A JP5424324B2 (ja) 2009-09-19 2009-09-19 吸引補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009218213A JP5424324B2 (ja) 2009-09-19 2009-09-19 吸引補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011063308A true JP2011063308A (ja) 2011-03-31
JP5424324B2 JP5424324B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=43949990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009218213A Active JP5424324B2 (ja) 2009-09-19 2009-09-19 吸引補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5424324B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018058611A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 学校法人自治医科大学 パウチ容器スパウト用アタッチメント
JP2020075076A (ja) * 2019-02-09 2020-05-21 隆生 内野 口腔リハビリ器具及び口腔内挿入具
JP2020074800A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 隆生 内野 口腔リハビリ器具
JP2021066455A (ja) * 2019-10-21 2021-04-30 花王株式会社 容器用キャップ及び容器用キャップのノズル交換セット

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000016454A (ja) * 1998-06-27 2000-01-18 Hideki Mori ペットボトル用吸口キャップ
JP3072450U (ja) * 2000-04-11 2000-10-20 有限会社トウマ インコム 飲料用缶に着脱可能なプラスチック製注ぎ口具及びそれを備えた飲料用缶
JP2002037397A (ja) * 1999-12-28 2002-02-06 Pigeon Corp 飲料容器
JP2003231545A (ja) * 2002-02-06 2003-08-19 Kiyota Engineering:Kk 容器の付け替えキャップ
JP2007186252A (ja) * 2006-01-10 2007-07-26 Atoo Kk 袋状吸引動作補助容器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000016454A (ja) * 1998-06-27 2000-01-18 Hideki Mori ペットボトル用吸口キャップ
JP2002037397A (ja) * 1999-12-28 2002-02-06 Pigeon Corp 飲料容器
JP3072450U (ja) * 2000-04-11 2000-10-20 有限会社トウマ インコム 飲料用缶に着脱可能なプラスチック製注ぎ口具及びそれを備えた飲料用缶
JP2003231545A (ja) * 2002-02-06 2003-08-19 Kiyota Engineering:Kk 容器の付け替えキャップ
JP2007186252A (ja) * 2006-01-10 2007-07-26 Atoo Kk 袋状吸引動作補助容器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018058611A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 学校法人自治医科大学 パウチ容器スパウト用アタッチメント
JP2020074800A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 隆生 内野 口腔リハビリ器具
JP2020075076A (ja) * 2019-02-09 2020-05-21 隆生 内野 口腔リハビリ器具及び口腔内挿入具
JP7120726B2 (ja) 2019-02-09 2022-08-17 隆生 内野 口腔リハビリ器具
JP2021066455A (ja) * 2019-10-21 2021-04-30 花王株式会社 容器用キャップ及び容器用キャップのノズル交換セット

Also Published As

Publication number Publication date
JP5424324B2 (ja) 2014-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5003037B2 (ja) 注出口付きパウチ
JP2015178388A (ja) 流動性物質保存容器及びその蓋
JP5424324B2 (ja) 吸引補助具
JP6305843B2 (ja) 詰め替え容器セット
JP3113430U (ja) 服薬用スポイトの構造
JP2015048114A (ja) 合成樹脂製ブロー成形壜体
JP6340256B2 (ja) パウチ容器
KR100870696B1 (ko) 밀봉 지퍼 빨대를 구비한 용기
KR100580269B1 (ko) 사용하고 버리는 음료 용기 및 그 꼭지
JP2004513031A (ja) 液体容器
JP2004099175A (ja) カートリッジ式注出容器
TWI389682B (zh) 流體容器
JP4984541B2 (ja) 注出容器及びその詰替用の袋状容器
JP2005088926A (ja) 注出口付き袋
JP2008062939A (ja) 詰め替え用パウチ容器
JP4747262B2 (ja) 注出容器及びその詰替用の袋状容器
JP2003321074A (ja) 注出容器
JP2005206163A (ja) 口栓付き袋
JP3242639U (ja) 袋容器及び注出部材
JP6135849B2 (ja) パウチ容器
JP2009137647A (ja) ペットボトル・アルミ缶ボトル用飲み口器及び漏水防止キャップ
JP2009190781A (ja) ワンピーススパウト
JP2004306961A (ja) 自立パウチ容器
JP7336939B2 (ja) スパウト付き包装袋
JP2004182277A (ja) 容器の注出装置及び注出装置用キャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20120820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5424324

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150