JP7336939B2 - スパウト付き包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、スパウト付き包装袋に関する。
流動体からなる内容物をパウチに液密に収容し、スパウトから内容物を外部に容易に注出できるスパウト付きパウチが知られている(例えば、特許文献1)。スパウト付きパウチは、スパウト本体に着脱可能に取り付けられたキャップによって、注出口を開閉できるようになっている。このようなスパウト付きパウチは、キャップを取り外す際に、一方の手でパウチを把持していると内容物が飛散することがある。また、スパウトの外周面に設けられたスパウトの軸方向に直行する方向に延びる複数段のフランジを手指で挟圧することで、フランジ部が手指にくい込み、痛みや不快感を生じさせることがある。特許文献1に開示されたスパウト付パウチは、吊り下げ機能を有するための吊り環を有しているが、キャップを取り外す際の内容物の飛散防止や、手指の痛みや不快感についての課題はない。また、例えば、特許文献2には、流動性を有する内容物を収容するパウチと、このパウチに取り付けられたスパウトとを有するスパウト付きパウチが開示されている。
特許文献2に開示されたスパウト付きパウチでは、スパウト本体の外周面に設けられたフランジ部に、人の指の腹に沿った凹部が形成されている。こうした構成によって、使用者がスパウトのキャップを開閉するために手指でフランジ部を摘まんだ際に、フランジ部が手指に食い込んで痛みや不快感を生じさせることを抑制できるとされている。また、フランジ部に対して使用者が大きな挟圧力を加え易くなるため、キャップの開閉操作を容易にすることができるとされている。さらに、フランジ部を挟圧しやすくなることで、キャップの開閉時にパウチの胴部を握る必要がないため、内容物がスパウトから飛散することを防止できる。
特開2000-025793号公報 特開2015-168478号公報
しかしながら、特許文献2に開示されたスパウト付きパウチは、フランジ部に凹部が形成されてはいるが、フランジ部が複数のフランジから構成されているために、フランジ部を手指で挟圧した際の不快感を完全に解消するには至っていない。
また、フランジ部を例えば、親指と人差し指または中指の2本の手指の腹、つまり先端で挟圧してキャップを開閉する構成では、スパウトに対して、回転応力に抗する大きな挟圧力を加えることが困難であり、例えば子供や手指の力が衰えた高齢者などは、キャップの容易な開閉が難しいという課題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、キャップの開閉時において、スパウトから内容物が飛散することを防止し、手で把持した際の不快感を解消し、かつ、小さな力でキャップを開閉することが可能なスパウト付包装袋を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
即ち、本発明のスパウト付包装袋は、流動体を収容する収容空間を備えた袋体と、前記袋体の幅方向の一方の端側に片寄せて上下方向の上部に上下方向に沿って取り付けられ、前記収容空間と外部とを連通可能なスパウトとを有し、前記袋体の上部には、該袋体を構成するシート材どうしを接合した上部シール部が形成され、前記上部シール部には、開栓の際に指を通すための貫通穴である指掛け部が形成され、前記スパウトは、口部と前記袋体と接合する袋体取り付け部とを有するスパウト本体と、前記口部を閉止するスパウトキャップとを有し、前記スパウトキャップは、開栓の際に摘まむための摘み部を有し、前記摘み部は、前記指掛け部から前記スパウト本体を挟んで逆側に設けられ、前記袋体の上下方向において、前記スパウト本体の前記袋体取り付け部と前記指掛け部とが、少なくとも一部で重なる高さ位置にあり、前記スパウトキャップの開栓時に、前記袋体取り付け部を、人差し指または中指と親指とで挟圧し、前記スパウト本体を保持できる構造であることを特徴とする。
本発明によれば、キャップの開閉時において、スパウトから内容物が飛散することを防止し、手で把持した際の不快感を解消し、かつ、スパウト溶着部を手指で挟持するよりも小さな力でキャップに対してスパウトを保持することが可能なスパウト付包装袋を提供することができる。
本発明の第1実施形態であるスパウト付包装袋を示す外観斜視図である。 図1に示すスパウト付き包装袋のスパウト部分を示す外観斜視図である。 図2に示すスパウトのA-A断面を示す断面図である。 本実施形態のスパウト付き包装袋の開栓時における使用者の手指の状態を示す説明図である。 本発明の第2実施形態であるスパウト付包装袋を示す外観斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態のスパウト付包装袋について説明する。なお、以下に示す各実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。また、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために、便宜上、要部となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態であるスパウト付包装袋1を示す外観斜視図である。
スパウト付き包装袋1は、流動体からなる内容物を後述するスパウト本体3から注出可能に収容する容器である。スパウト付き包装袋1に収容する内容物は、流動体であれば、特に限定されない。スパウト付き包装袋1に収容する内容物の例としては、例えば、飲料、流動性食品、レトルト食品、食品原料、液状調味料、薬液等が挙げられる。
スパウト付き包装袋1は、袋体2と、この袋体2に固着されるスパウト本体3およびスパウトキャップ4を有するスパウト5と、を備えている。
袋体2は、シート材6を袋状に接合したものであり、内容物を液密に収容することができ、後述するスパウト本体3が固定できれば特に限定されない。例えば、袋体2は、サイドガゼット袋、底ガゼット袋、側部および底部にガゼットを有する袋、ピロー袋、平袋等、各種形態の袋体を用いることができる。
袋体2を構成するシート材6は、少なくとも一方の面を構成する層同士が互いに熱接合し得るものを用いる。また、後述するスパウト本体3にも熱接合し得るものを用いる。シート材6は、少なくとも基材層と熱接合層とが積層され、互いに接合する層が熱接合層である積層フィルムにすることができる。
基材層としては、印刷適性に優れ、さらに突き刺し強度、引っ張り強度、耐衝撃性などを備えたフィルムを用いることができる。基材層の材質としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリアミド、エチレンビニルアルコール共重合体などが挙げられ、これらの二軸延伸フィルム又は一軸延伸フィルムを用いることができる。
また、これらのフィルムに、酸素、水蒸気や紫外線などの光線に対するバリア性を付与するために、アルミニウム、マグネシウムなどの金属、又は酸化珪素、酸化アルミニウムなどの酸化物を蒸着させた蒸着フィルム、ポリ塩化ビニリデンなどのバリア性コート剤などをコートしたコートフィルムなどを用いてもよい。基材層は、前記したフィルムの単体であってもよく、積層体であってもよい。
熱接合層は、基材層の形状を維持できる温度範囲内で加熱溶融可能で、熱接合可能な層である。熱接合層の樹脂の材質としては、例えば、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げられ、これらの未延伸フィルムや、前記した樹脂を層状に押し出したものとすることができる。
これらの樹脂のうち、スパウト付き包装袋1が高温加熱滅菌するレトルト処理に曝される場合には、耐熱性に優れたポリプロピレンを用いるとよい。
積層フィルムは、必要に応じて、基材層と熱接合層の間に、中間層を有していてもよい。中間層としては、例えば、酸素バリア性、水蒸気バリア性、引裂き性などの機能性を備えたフィルムが挙げられる。中間層の具体例としては、例えば、アルミニウムなどの金属箔や上述の蒸着フィルム、コートフィルムが挙げられる。
基材層、熱接合層、および必要に応じて用いる中間層からなる積層フィルムは、接着剤を用いたドライラミネート法、熱接着性樹脂を用いた押し出しラミネート法などの公知の方法で製造することができる。
なお、シート材6は、熱接合可能なフィルムからなる単層フィルムであってもよい。
このようなシート材6によって形成された本実施形態の袋体2は、互いに対向する一対の平面部11,11と、底面部12とを備え、内容物を収納した際に底部12が広がり自立が可能な自立型の袋体である。一対の平面部11,11の正面視形状は、略矩形状である。なお、一対の平面部11,11の正面視形状は、このような略矩形状には限定されない。
袋体2を構成する一対の平面部11,11は、図1中の上下方向Hに沿って、両側縁が所定の幅でシールされた側縁シール部13,13にて接合されている。また、袋体2の底面部12は、一対の平面部11,11を側縁シール部13,13でシールしてなる筒状体の下方の開口端を塞ぐように、一対の平面部11,11の下方縁に折りたたまれて、底部シール部17,17と側縁シール部13,13の下方で一対の平面部11,11と接合されている。本実施形態において、底部シール部17は舟形形状である。
そして、袋体2には、一対の平面部11,11の上縁が所定の形状でシールされた上部シール部15が形成されている。
袋体2は、一対の平面部11,11と底面部12が、上部シール部15、側縁シール部13,13、および底部シール部17,17で閉じられていることによって内容物の収容空間Rが形成される。
上部シール部15は、袋体2の幅方向Wに沿った一方の端側において、スパウト本体3の袋体取り付け部25(図2を参照)を挟んだ状態で接合している。スパウト本体3は、収容空間Rと袋体2の外部とを連通させる。なお、スパウト5の構成は後述する。
また、上部シール部15は、幅方向Wにおいて、スパウト本体3との接合部分から他方の端側に向かって、その下端が斜め下方に延びるように形成されている。即ち、上部シール部15は、スパウト本体3との接合部分よりも他方の端側が、袋体2の上下方向に幅広く接合された、略三角形状の領域Eを有する。領域Eは後述する指掛け部16を備えている。
指掛け部が形成される領域Eを略三角形状にすることによって、矩形状に形成する場合などと比較して、収容空間Rの体積を大きく減じることなく、指掛け部16を形成する領域を確保することができる。
上部シール部15の指掛け部が形成される領域E、即ち上部シール部15の幅方向Wに沿った他方の端側には、スパウトキャップ4の開栓時に使用者の指を通すための指掛け部16が形成されている。本実施形態において、指掛け部16は完全に切り抜かれた貫通穴である。指掛け部はこれに限定されるものではなく、指掛け部の周囲の一部を残して切り込まれたものや、十字など複数本の貫通する切込みが中心から放射状に広がったものであってもよいが、美観や、指の通しやすさから貫通穴であることが好ましい。
本実施形態の指掛け部16の貫通穴は、開口面を正面視した時に長円形に形成されている。なお、貫通穴からなる指掛け部16の形状は、長円形以外にも、例えば真円形、楕円形、半楕円形、三角形、六角形、不定形など、任意の形状に形成することができ、限定されるものではないが、横長の楕円形であると、使用者が指掛け部であることを認識しやすいため、好ましい。また、貫通穴からなる指掛け部16の上下方向Hに沿った最大径は、10mm~30mm程度であればよい。
指掛け部16は、図1の線Lで示すように、袋体2の上下方向Hにおいて、スパウト本体3の袋体取り付け部25と同一の高さ位置になるように形成されている。なお、ここでいう同一の高さ位置は、袋体2の上下方向Hにおいて、スパウト本体3の袋体取り付け部25と指掛け部16とが、少なくとも一部で重なる位置にある状態を指している。
上部シール部15のうち、貫通穴からなる指掛け部16の周縁部分には、シート材6どうしを接合させない非接合部18が所定幅で形成されている。貫通穴からなる指掛け部16の周縁部分が接合されていた場合、接合されている端部は鋭利であるため、貫通穴からなる指掛け部16に使用者が指を通した際に、指に不快感を与える可能性がある。貫通穴からなる指掛け部16の周縁部分に非接合部18を有することで、この不快感を緩和する。
図2は、図1に示すスパウト付き包装袋のスパウトを示す外観斜視図である。また、図3は、図2に示すスパウトのA-A断面を示す断面図である。
本実施形態におけるスパウト5を構成するスパウトキャップ4は、筒状の胴部31と、胴部31に接合されたシールフィルム32とを備えている。
胴部31は、スパウト5の先端側に位置する先端31aと、スパウト5の基端側に位置する基端31bと、先端31aと基端31bとを繋ぐ側壁の内周面31cと、先端31aと基端31bとを繋ぐ側壁の外周面31dとを備えている。
胴部31は、さらに外周面31dに連設された摘み部34を備えている。使用者は、摘み部34を持ち上げることで、スパウト本体3からスパウトキャップ4を取り外すことができる。
胴部31の材質は、例えば、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂で構成することができる。胴部31は単一の材料であっても、多層構造であってもよい。また、胴部31は、射出成形、圧縮成形などの公知の成形方法により形成することができる。
胴部31は、基端31bよりも先端31aに近い位置において、内周面31cに連設した台座部33を備えている。台座部33の上面33aには、シールフィルム32が接合されている。胴部31とシールフィルム32とは、台座部33の上面33aにおいて接合されている。また、台座部33は、胴部31に環状に設けられている。台座部33は、胴部31の内周面31cから突出し、胴部31の周方向に沿って連続して設けられている。
シールフィルム32は、胴部31に設けられた台座部33の上面33aに熱接合し得るものを用いる。また、後述するスパウト本体3の口部21にも熱接合し得るものを用いる。シールフィルム32は、フィルム材からなり、少なくとも基材層と熱接合層とが積層され、台座部33の上面33aと接合する面が熱接合層である積層フィルムとすることができる。
シールフィルム32を構成する基材層としては、印刷適性、突き刺し強度、引っ張り強度、耐衝撃性などを備えたフィルム、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリアミド、エチレンビニルアルコール共重合体などが挙げられ、これらの二軸延伸フィルム又は一軸延伸フィルムを用いることができる。また、これらのフィルムは、酸素、水蒸気や紫外線などの光線に対するバリア性を有していてもよい。
シールフィルム32を構成する熱接合層は、基材層の形状を維持できる温度範囲内で加熱溶融可能で、熱接合可能な層であり、例えば、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げられ、これらの未延伸フィルムや、前記した樹脂を層状に押し出したものとすることができる。また、シールフィルム32を構成する積層フィルムは、中間層を有していてもよい。
胴部31とシールフィルム32との接合は、インサートインジェクションなどの方法によって、胴部31の射出成形と同時に行うことができる。また、胴部31の形成後に、高周波シール、超音波シール、インパルスシール、熱板シールなどの方法によって、胴部31とシールフィルム32とを接合させることができる。より詳しくは、シールフィルム32の有する熱接合層と、胴部31に設けられた台座部33の上面33aとを熱溶着させて接合させることができる。
胴部31は、内周面31cに設けられた凸部35を備えている。凸部35は、胴部31の周方向に沿って連続して設けられている。
凸部35は、後述するスパウト本体3に設けられた凸部と係合可能に構成されている。当該係合によって、スパウトキャップ4はスパウト本体3に対して容易に脱落しないよう取り付けられる。なお、凸部35の位置および形状は、後述するスパウト本体3に設けられた凸部との関係で適宜決定すればよい。本実施形態においては、図3に示すように、凸部35は、スパウト5における基端側と先端側の2箇所に設けられている。
胴部31は、外周面31dに連設された摘み部34を備えている。摘み部34は、胴部31の外周面31dに連設され、胴部31から離れる方向に突出したベルト部34aと、ベルト部34aに連設された角丸四角形状で中央部の貫通した張出部34bとを備えている。即ち、摘み部34は、本実施形態では張出部34aがリング状のプルリングである。使用者は、後述するスパウト本体3の口部21の開栓の際に、張出部34bを指で摘まんで持ち上げることで、容易にスパウト本体3からスパウトキャップ4を取り外すことができる。
本実施形態では、摘み部34は、貫通穴から倣う指掛け部16からスパウト本体3を挟んで逆側に形成されている。即ち、摘み部34は、上部シール部15の幅方向W(図1を参照)に沿った一方の端部から張出部34bが飛び出すように形成されている。摘み部34が指掛け部16からスパウト本体3を挟んで逆側に形成されることで、後述するスパウトキャップ4の開栓の操作を行うに際し、スパウト付き包装袋1を一方の手で後述の持ち方で持つと、他方の手で摘み部34を把持しやすい位置となるため好ましい。また、例えば、店頭に陳列された際には、スマートな印象を与えるため好ましい。
なお、本実施形態では、摘み部34は貫通穴からなる指掛け部16からスパウト本体3を挟んで逆側に形成されているが、摘み部34の位置はこれに限定されるものではなく、任意の位置に摘み部34が形成されていればよい。
張出部34bは、上記の形状に限られない。また、張出部34bは設けなくてもよい。さらには、摘み部34を設けなくてもよい。
スパウト5を構成するスパウト本体3は、筒状の口部21と、フランジ部24と、袋体取り付け部25とを備えている。そして、口部21の基端とフランジ部24の先端とが連設され、フランジ部24の基端と袋体取り付け部25の先端とが連設されている。本実施形態のスパウト本体3は、口部21と、フランジ部24と、袋体取り付け部25とが一体に構成されている。
袋体取り付け部25は、スパウト本体3のうち、口部21とは反対側の端部25aとフランジ部24の間の筒状部分であり、この袋体取り付け部25でスパウト本体3が袋体2の上部シール部15に接合される。
口部21は、スパウト5の先端側に位置する先端面21aと、先端面21aとフランジ部24とを繋ぐ側壁の内周面21cと、先端面21aとフランジ部24とを繋ぐ側壁の外周面21dとを備えている。
口部21は、外周面21dに凸部22を備えている。凸部22は、スパウトキャップ4の胴部31に設けられた凸部35と係合可能な構成となるように形成されている。本実施形態においては、図3に示すように、凸部22は、スパウト5における基端側と先端側の2箇所に設けられている。
凸部22は、口部21の周方向に沿って連続して設けられている。凸部22と凸部35との係合と、シールフィルム32とスパウトキャップ4の胴部31及びスパウト本体3の口部21との接合によって、スパウトキャップ4はスパウト本体3に脱落することなく取り付けられている。シールフィルム32とスパウト本体3の口部21との接合については後述する。
スパウト本体3の材質は、スパウトキャップ4の胴部31に用いられる材質と同様の材質を用いることができ、射出成形、圧縮成形などの公知の成形方法により形成することができる。内容物が食料品などの場合には、飲食の際に破損しにくく、万一体内に入っても生体への影響が小さいことを考慮して、スパウト本体3の材質は、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂が好ましく、さらに、ガス透過性が低い点から、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンがより好ましい。
また、より高度にガス透過性を低下させるために、塩化ビニリデン樹脂、エチレン-ビニルアルコール共重合体、蒸着フィルム、アルミニウム箔などの金属箔などのバリア性材料をスパウト本体3の内部に具備したスパウト本体3とすることも好ましい。
本実施形態に係るスパウト5は、スパウト本体3にスパウトキャップ4を取り付けられ、スパウト本体3の口部21の外周面21dをスパウトキャップ4の胴部31が覆うようにして、スパウト本体3にスパウトキャップ4が取り付けられている。
スパウト本体3の口部21の外周面21dは、スパウトキャップ4の胴部31に覆われているため、口部21の開放時まで口部21の外周面21dが外部に露出されることがない。したがって、スパウト5は衛生面で優れたものとすることができる。スパウトキャップ4によるスパウト本体3の口部21の閉止は、スパウトキャップ4の胴部31に接合されたシールフィルム32を、スパウト本体3にも接合させることによって行われている。
スパウトキャップ4によるスパウト本体3の口部21の閉止の際には、凸部22と凸部35との係合によって、スパウトキャップ4はスパウト本体3に脱落することなく取り付けられる。なお、スパウトキャップ4がスパウト本体3から脱落することを防止する構成としては、本実施形態のような構成以外にも、例えば、スパウトキャップ4に設けられた凹部(係合部)とスパウト本体3に設けられた凸部(被係合部)とで構成してもよい。
シールフィルム32と口部21の先端面21aとの接合は、シールフィルム32の有する熱接合層を介して行われ、高周波シール、超音波シール、インパルスシール、熱板シールなどの方法を用いることができる。このようにして、スパウトキャップ4の胴部31と接合したシールフィルム32を、スパウト本体3の口部21にも接合させ、スパウト本体3の口部21の閉止が確実に行われる。
スパウトキャップ4の備えるシールフィルム32は、胴部31の先端31aよりも下方に設けられている。つまり、シールフィルム32が接合する台座部33は、先端31aよりも基端31b側(下方)に位置するように設けられている。これにより、胴部31の先端31aとシールフィルム32との間に一定の距離を持たせることが可能となるため、スパウト5が取り付けられたスパウト付き包装袋1を使用者が持ち運ぶ際に、意図せずシールフィルム32に物が接触し破れてしまうといった事態を少なくすることができる。
本実施形態におけるスパウトキャップ4を開栓する際には、使用者は後述する方法でスパウト付き包装袋1を支持している手とは反対の手指によって、スパウトキャップ4の摘み部34の張出部34bを指先で摘まんで、摘み部14を持ち上げることで、胴部31を持ち上げる。この一つの操作により、凸部35と凸部22との係合は解除され、スパウトキャップ4はスパウト本体3から取り外される。
スパウトキャップ4を持ち上げスパウト本体3から取り外す際には、胴部31とともに台座部33の上面33aに接合されたシールフィルム32も持ち上がるため、シールフィルム32はスパウト本体3の口部21の先端面21aから剥離する。
このようにして、使用者は、スパウトキャップ4を持ち上げるというたった一つの操作により、スパウト5におけるスパウト本体3の口部21を開放することができる。
シールフィルム32が口部21の先端面21aから剥離しても、シールフィルム32と胴部31の台座部33の上面33aとの接合は維持されている。その結果、口部21の先端面21aから剥離したシールフィルム32は、剥離片としてスパウト5から離脱することはなく、スパウトキャップ4の台座部33に接合されたままとなり、シールフィルム32の飛散を防止する。以上の手順によって、使用者は少ない力で安定して確実にスパウト付き包装袋1のスパウトキャップ4を開栓することができる。
以上のような構成のスパウト付き包装袋1の作用について、スパウトキャップ4の開栓時の操作を中心に、図1~4を参照して説明する。
図4は、本実施形態のスパウト付き包装袋1の開栓時における使用者の手指の状態を示す説明図である。
使用者は、本実施形態のスパウト付き包装袋1を開栓する際には、袋体2の上部シール部15の一方の面側に、片方の手の人差し指または中指を沿わせ、指掛け部16である貫通穴に人差し指または中指の先端部を通す。また、使用者の片手の親指を上部シール部15の他方の面側に沿わせる。
これにより、人差し指または中指の中間部または付け根部と、親指の先端部から付け根部のいずれかの位置とで、スパウト本体3の袋体取り付け部25を、シート材6を介して挟持することができる。
このように袋体取り付け部25を、人差し指または中指の中間部または付け根部と、親指の先端部から付け根部のいずれかの位置とで挟圧し、かつ貫通穴からなる指掛け部16に人差し指または中指の先端部を通すことによって、フランジ部24を挟持してスパウト付き包装袋1を保持する必要がなく、フランジ部24の形状によって使用者の手指に不快感を生じることはない。
貫通穴からなる指掛け部16は、袋体取り付け部25と幅方向Wに沿って並べて配置され、袋体2の上下方向Hにおいて、スパウト本体3の袋体取り付け部25と同一の高さ位置になるように形成されていることで、使用者に上述したようなスパウト付き包装袋1の持ち方を自然に誘導することができる。
また、上述したようなスパウト付き包装袋1の持ち方は、従来のように手指の先端部どうしのみでスパウト本体を挟持する持ち方ではなく、人差し指または中指の先端部を指掛け部16に通し、かつその指の中間部または付け根部を、袋体取り付け部25に当接することによって、指の中間部または付け根部から先端部の間で幅広くスパウト付き包装袋1の上部シール部15の一方の面を押さえ、他方の面を親指の先端部から付け根部のいずれかの位置で押さえる持ち方とすることができる。
従来のように手指の先端部どうしのみでスパウト本体を挟持する場合、フランジ部を挟持しなくとも、シート材6を介して袋体取り付け部25の両側2点のみでスパウト付き包装袋を支持している状態となる。そのため、他方の手でスパウトキャップを開栓する際には、手指の先端部に強い引っ張り応力が加わり、スパウト付き包装袋を安定して支持できずにぐらつく場合がある。こうした開栓時のぐらつきによりスパウトキャップの開栓に無駄な力が生じ、スパウトキャップの開栓に大きな力が必要になる場合がある。
一方、本実施形態のスパウト付き包装袋1は、上述の持ち方をすることにより、少なくとも3点でスパウト付き包装袋1の上部シール部15を支持しているため、手指の先端部のみでスパウト本体を挟圧した場合と比較して、スパウト付き包装袋1のぐらつきを押さえて安定して支持することができる。そして、ぐらつきによる無駄な力が発生することなく、容易にスパウトキャップ4を開栓することができる。
この時、袋体2に手のひらを添えると、人差し指または中指の付け根部と親指の付け根部の間の部分で上部シール部15の一方の端側を、少ない隙間で取り囲むことができ、人差し指または中指と親指の指全体を使用してスパウト付き包装袋1の上部シール部15を幅方向の全幅で押さえることができる。これにより、スパウト付き包装袋1のぐらつきを押さえて極めて安定してスパウト付き包装袋1を支持することができるので、容易にスパウトキャップ4を開栓することができる。
また、本実施形態は、スパウト本体3を上部シール部15の幅方向W(図1を参照)に沿った一方の端部に寄せて形成されているため、使用者は親指の付け根部分と人差し指または中指の付け根部分とで、袋体取り付け部25を強い力で挟持しやすくなり、力の弱い高齢者や子供であっても、容易にスパウトキャップ4を開栓することができる。さらに、スパウトキャップ4の摘み部34が指掛け部16からスパウト本体3を挟んで逆側に形成されることで、容易にスパウトキャップ4を開栓することができる。
なお、本実施形態においては、スパウト本体3からスパウトキャップ4を取り外す際に、摘み部34を持ち上げることでスパウトキャップ4の全体が持ち上がる例を示したが、これ以外にも、例えば、スパウトキャップ4の筒部31に、摘み部とシールフィルムを含む部分と、それ以外の部分とを分離可能な破断線を形成し、摘み部を持ち上げることで、破断線が破断してシールフィルムがスパウト本体の口部から剥離する構成にすることもできる。また、摘み部を有さないねじ式のものであってもよい。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態であるスパウト付き包装袋を示す外観斜視図である。
本実施形態のスパウト付き包装袋40は、両側部にガゼットを有する袋体42を備えている。こうした袋体42の上下方向Hの上部には、上部シール部45が形成されている。また、幅方向Wにおける上部シール部45の中央部分には、スパウト55が接合されている。
本実施形態の上部シール部45は、その下端がスパウト本体53との接合部分から幅方向Wの一方の端側および他方の端側に向かって、それぞれ斜め下方に延びるように形成されている。即ち、上部シール部45は、幅方向Wの両側が袋体42の上下方向に幅広く接合された略三角形状の指掛け部が形成される領域E2,E2を有する。
指掛け部が形成される領域E2,E2を略三角形状にすることによって、矩形状に形成する場合などと比較して、袋体42の収容空間の体積を大きく減じることなく、指掛け部が形成される領域を確保することができる。
こうした上部シール部45のそれぞれの指掛け部が形成される領域E2,E2、即ち上部シール部45の幅方向Wの両側には、それぞれスパウトキャップ54の開栓時に使用者の指を通すための指掛け部の一例である切込みが形成されている。
本実施形態の指掛け部56は、袋体42を構成するシート材46を貫通する切込みである。この切込みは、上部シール部45の仮想円Cの中心から放射状に広がるように複数本形成されており、上部シール部45の一方の面または他方の面から指先で指掛け部56を押すことによって、指先を容易に指掛け部56に通すことができる。
本実施形態のスパウト55は、スパウト本体53と、スパウトキャップ54とを備えている。スパウト本体53の外周面には雄ねじ59が形成され、スパウトキャップ54の内周面にはこの雄ねじと螺合する雌ねじ(図示略)が形成されている。即ち、本実施形態のスパウト55は、こうしたねじ機構によって、再開閉可能にされている。
本実施形態のスパウト付き包装袋40であっても、第1実施形態のスパウト付き包装袋1と同様に、使用者が袋体42の上部シール部45の一方の面側に手の人差し指または中指を沿わせ、どちらかひとつの切込みからなる指掛け部56に人差し指または中指の先端部を通すとともに、親指を上方シール部15の他方の面側に沿わせることにより、スパウトキャップ54の開栓時に、スパウト付き包装袋40を安定して保持することが可能になる。
また、本実施形態では、上部シール部45の幅方向Wの中心にスパウト55を設け、この両側にそれぞれ切込みからなる指掛け部56を形成したことにより、使用者は利き手に応じて、使用しやすいいずれか一方の切込みからなる指掛け部56を選択して手指を通すことができ、より多くの使用者に対応することができる。なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、スパウト付き包装袋40のぐらつきを押さえて安定して支持することができる。そして、ぐらつきによる無駄な力が発生することなく、容易にスパウトキャップ54を開栓することができる。本実施形態においては、ふたつの指掛け部56の一方に人差し指または中指、他方に親指を通し、袋体取り付け部を手指で囲むようにして持つことも可能である。
なお、本実施形態では、指掛け部56を放射状に広がる切込みにしているが、これ以外にも、例えば、第1実施形態のように貫通穴としてもよく、限定されるものではない。また、スパウト55は、スパウト本体53とスパウトキャップ54とを雄ねじ及び雌ねじによって螺合させる以外にも、例えば、第1実施形態のように、キャップに摘み部を備えた構成にすることもできる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…スパウト付き包装袋
2…袋体
3…スパウト本体
4…スパウトキャップ
5…スパウト
6…シート材
11…平面部
12…底面部
13…側縁シール部
15…上部シール部
16…指掛け部
25…袋体取り付け部
34…摘み部(プルリング)
E…指掛け部が形成される領域
R…収容空間

Claims (1)

  1. 流動体を収容する収容空間を備えた袋体と、前記袋体の幅方向の一方の端側に片寄せて上下方向の上部に上下方向に沿って取り付けられ、前記収容空間と外部とを連通可能なスパウトとを有し、
    前記袋体の上部には、該袋体を構成するシート材どうしを接合した上部シール部が形成され、
    前記上部シール部には、開栓の際に指を通すための貫通穴である指掛け部が形成され、
    前記スパウトは、口部と前記袋体と接合する袋体取り付け部とを有するスパウト本体と、前記口部を閉止するスパウトキャップとを有し、
    前記スパウトキャップは、開栓の際に摘まむための摘み部を有し、
    前記摘み部は、前記指掛け部から前記スパウト本体を挟んで逆側に設けられ、
    前記袋体の上下方向において、前記スパウト本体の前記袋体取り付け部と前記指掛け部とが、少なくとも一部で重なる高さ位置にあり、
    前記スパウトキャップの開栓時に、前記袋体取り付け部を、人差し指または中指と親指とで挟圧し、前記スパウト本体を保持できる構造であることを特徴とするスパウト付き包装袋。
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