JP2000313076A - 口栓付き不定容器の製袋方法および装置 - Google Patents

口栓付き不定容器の製袋方法および装置

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JP2000313076A
JP2000313076A JP11123103A JP12310399A JP2000313076A JP 2000313076 A JP2000313076 A JP 2000313076A JP 11123103 A JP11123103 A JP 11123103A JP 12310399 A JP12310399 A JP 12310399A JP 2000313076 A JP2000313076 A JP 2000313076A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムのハンドリングの容易化を図るとと
もに、形状のくずれをなくす。また、殺菌処理の簡単化
と品質管理の容易化を図る。 【解決手段】 熱シール可能な断面無端状の偏平インフ
レーションフィルムまたは内面に熱シール可能な素材が
接着された断面無端状の偏平インフレーションフィルム
1をその長手方向に間欠送りする工程と、インフレーシ
ョンフィルム1の一方の縁端をその長手方向に切り開い
て、2枚のフィルムの合わせ面を露出させる切断工程
と、その合わせ面に口栓3を挟み込んで熱シール溶着す
る第1のシール工程と、口栓3を挟んだ両側において口
栓3の軸線方向に熱シールを施す第2のシール工程とを
含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に飲料水等の
液体を充填するための口栓付不定形容器を製袋する方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】不定形容器は、内部に水、ジュースなど
の液体飲料を充填して使用するものであり、熱シール可
能なフィルム、または、内面に熱シール可能な素材が溶
着された積層フィルムを用いて製袋される。すなわち、
間欠あるいは連続移動される上記フィルムに熱シール加
工を施して多数の袋体を連接形成し、個々の袋体の1辺
に口栓を溶着した後、個々の袋体を切断分離して個別の
不定形容器を製袋する。
【0003】特開平10−211901号公報によって
提案された不定形容器の製袋方法では、2つ折りにした
帯状のフィルムの合わせ目縁に口栓を溶着するようにし
ており、以下、この製袋方法について説明する。図6
は、この製袋方法を実施するための装置を示した概略構
成図である。この装置において、滅菌部20で滅菌され
た包装材料Xは、折り畳み部Aでその幅方向に二つ折り
されながら上方から下方に向かって送り出され、その
後、口栓供給部Bでその合わせ目縁間に口栓Yの取付部
が挟み込まれる。そして、供給部Bの下方に位置された
縦シール部Cで、その合わせ目縁と口栓Yが相互に熱溶
着される(縦シール)。
【0004】横シール部Eでは、口栓Yの下側で、合わ
せ目縁から折り返し縁に渡って第1の横シールが施さ
れ、この第1の横シールの後、充填部Dにおいて、包装
材料Xの折り返し縁、縦シールおよび第1の横シールに
よって囲われた領域内に内容物が充填される。次に、横
シール部Eにおいて、口栓Yの上方側で、合わせ目縁か
ら折り返し縁に渡って第2の横シールが施され、その
後、切断部Fにおいて、第1および第2の横シール部分
が切断されて、口栓付きの袋状不定形容器Zができ上が
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平10−
211901号に係る不定形容器の製袋方法は、比較的
小容量の容器の製袋には適しているものの、大型の容器
(容量=2リットル〜5リットル)の製袋に適用した場
合、薄いフィルムをハンドリングすることが難しくなる
ため、合わせ目がずれたり、袋にしわができやすい。ま
た、この従来例の製袋方法は、製袋と同時に液体飲料を
充填するので、液量が多いときに、フィルムのガイドロ
ーラが容器を支え切れなくなって該フィルムが滑るとい
う問題、充填液の重みで容器が変形して熱シール部が曲
がるという問題、切断位置がずれて液密が破れるという
問題等を生じる虞がある。
【0006】更に、口栓付きパウチの製作に当たって
は、フィルムの滅菌を行ってから、胴部シール、口栓シ
ールが実施されるが、従来例の製袋方法では、Tダイか
ら押出されて延伸された幅広フィルムをスリッティング
して形成した適当幅の帯状フィルムを使用するため、こ
の帯状フィルムに異物、細菌等が付着している。したが
って、この異物、細菌等を除去するために大掛かりな装
置を必要とするなど、殺菌後の品質管理に手間が掛か
る。
【0007】一方、偏平に折られてロール巻きされたイ
ンフレーションフィルムは、高温で製袋されるため、そ
の内側が清浄である。このインフレーションフィルムを
巻き解いて製袋するときには、折り曲げられた端縁を縁
辺に沿って切断して、この切断縁辺に口栓を熱接着する
ことになる。上記切断されて部分的に重なったフィルム
を開く手段として、通常は真空パッドにを用いたフィル
ム引き剥がし手段が考えられる。しかし、フィルムの引
き剥がし時には、重なって密着したフィルムの間にも真
空が生じるため、真空パッドを用いた手段は有効でな
く、このため、生産能力に対応できるフィルム開き手段
が要望されている。
【0008】本発明の課題は、このような従来の問題点
に鑑み、特にインフレーションフィルムを使用して大型
の不定形容器を製袋する場合に、フィルムのハンドリン
グが容易で、形状のくずれがなく、かつ殺菌処理が簡単
で、品質管理に手間の掛からない不定形容器の製袋方法
および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る製袋方
法は、熱シール可能な断面無端状の偏平インフレーショ
ンフィルムまたは内面に熱シール可能な素材が接着され
た断面無端状の偏平インフレーションフィルムをその長
手方向に間欠送りする工程と、前記インフレーションフ
ィルムの一方の縁端をその長手方向に切り開いて、2枚
のフィルムの合わせ面を露出させる切断工程と、前記合
わせ面に口栓を挟み込んで熱シール溶着する第1のシー
ル工程と、前記口栓を挟んだ両側において該口栓の軸線
方向に熱シールを施す第2のシール工程とを含んでい
る。第2の発明に係る製袋方法は、第1の発明におい
て、前記インフレーションフィルムを間欠送りしなが
ら、前記第2のシール工程、前記切断工程および前記第
1のシール工程を順次実行するようにしている。第3の
発明に係る製袋方法は、第1の発明において、前記イン
フレーションフィルムを間欠送りしながら、前記切断工
程、第1のシール工程および前記第2のシール工程を順
次実行することを特徴とする請求項1に記載の口栓付き
不定容器の製袋方法。第4の発明に係る製袋方法は、第
1ないし第3の発明のいずれかにおいて、前記切断工
程、第1および第2のシール工程を、前記インフレーシ
ョンフィルムの長手軸線を中心とする対称位置において
実行して、2列に配列する不定容器を同時に製袋するよ
うにしている。第5の発明に係る製袋方法は、第1ない
し第4の発明のいずれかにおいて、前記切断工程で、切
断された前記インフレーションフィルムの一方の縁端か
ら該円端に直交する所定長のスリットを形成するように
している。第6の発明に係る製袋方法は、第1ないし第
5の発明のいずれかにおいて、前記インフレーションフ
ィルムの外面を予め殺菌処理し、前記切断工程、第1お
よび第2のシール工程を前記殺菌処理されたインフレー
ションフィルムが導入されるクリーンルーム内に設けて
いる。第7の発明に係る製袋装置は、熱シール可能な断
面無端状の偏平インフレーションフィルムまたは内面に
熱シール可能な素材が接着された断面無端状の偏平イン
フレーションフィルムをその長手方向に間欠送りする移
送手段と、前記インフレーションフィルムの一方の縁端
をその長手方向に切断する切断手段と、前記切断によっ
て露出した2枚のフィルムの合わせ部に位置され、前記
インフレーションフィルムの移送に伴って前記合わせ部
を強制的に開口させる楔状の開口部材と、前記開口され
た合わせ部に口栓を挟み込んで熱シール溶着する第1の
シール手段と、前記口栓を挟んだ両側において該口栓の
軸線方向に熱シールを施す第2のシール手段とを備えて
いる。第8の発明に係る製袋装置は、第7の発明におい
て、前記切断されたインフレーションフィルムが接触す
る前記開口部材の各面に、該インフレーションフィルム
の移送方向に直交する方向のスリット溝をそれぞれ設け
るとともに、前記各面のスリット溝に向って進退するス
リットカッタを設け、前記スリット溝へスリットカッタ
の進入によって前記インフレーションフィルムの縁端に
所定長のスリットを形成するようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、偏平状に折り畳まれて
いる断面無端状の多層インフレーションフィルムの一方
の縁端を切り開いて、2枚のフィルムの合わせ面を部分
的に露出させる工程と、当該合わせ面に口栓を挟み込ん
で熱シール溶着する工程と、溶着された口栓を挟んだ両
側において口栓の軸線方向に熱シールを施す工程とによ
って3方シール処理された口栓付きパウチを製袋するこ
とを要旨としている。以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。
【0011】(第1の実施形態)図1は、本発明の不定
形容器製袋方法が適用された製袋装置の斜視概略図、図
2は、図1の製袋装置を用いて製袋された不定形容器の
正面図である。図1において、フィルムロール10、ガ
イドロール12およびダンサロール13は、インフレー
ションフィルム1の供給装置を構成している。インフレ
ーションフィルム1は、偏平状に折り畳まれた断面無端
状の多層フィルムであり、以下においては、単にフィル
ムと略称する。
【0012】ダンサロール13は、フィルムロール10
の連続巻出し速度と、下流の製袋装置の間欠運転による
フィルム送り速度とのずれが調整されるようにフィルム
1の巻出し速度を制御して、このフィルム1に適当なテ
ンションを付与するものである。ガイドロール12の下
流側には、フィルム1の外面を殺菌する上下一対の殺菌
灯14が配設され、また、この殺菌灯14の下流側に
は、該殺菌灯14を通るためフリー状態となったフィル
ム1を水平に支える上下一対のガイドロール15が配設
されている。
【0013】ガイドロール15の下流側には、上下一対
のヒートシーラ16が昇降可能に配設されている。これ
らのヒートシーラ16は、フィルム1に上下から圧接し
て、該フィルム1のシール部2aを熱シールする。ヒー
トシーラ16の下流に位置された上下一対の冷却部材1
7は、該ヒートシーラ16と同様に昇降可能であり、フ
ィルム1に上下から圧接して、上記シール部2aを冷却
する。
【0014】カッタ18は、フィルム1の進行に伴って
該フィルム1の片側の縁端を切り開くものであり、その
先端部がその縁端に切り込む態様で図示していない外部
固定部材により固定支持されている。カッタ18の下流
に位置した開口板21は、該カッタ18で切り開かれた
フィルム1の合わせ面間に差し込まれている。この開口
板21は、フィルム1の切り口を口栓3の溶着部3aの
挿入が可能な大きさに拡開して維持するものであり、図
示していない外部固定部材によって固定されている。
【0015】開口板21は、昇降可能な上下一対のスリ
ットカッタ19によって挟まれている。これらのスリッ
トカッタ19が互いに接近する方向に昇降すると、上方
のスリットカッタ19の先端が開口板21の上面に設け
られたカッタ溝21aに、また、下方のスリットカッタ
19の先端が開口板21の下面に設けられたカッタ溝2
1aにそれぞれ進入し、その結果、フィルム1の端部に
適当な寸法のスリットが切り込まれる。
【0016】開口板21の下流には、口栓3を熱溶着す
る一対のヒートシーラ22が昇降可能に配設されてい
る。これらのヒートシーラ22は、フィルム1に上下か
ら圧接して、口栓3の溶着部3aをフィルム1に熱シー
ルし、同時に溶着部3aの両側に位置したフィルム開口
部を熱シールする。ヒートシーラ22の下流に位置され
た上下一対の冷却部材23は、該ヒートシーラ22と同
様に昇降可能であり、フィルム1および溶着部3aに上
下から圧接してシール部を冷却する。
【0017】冷却部材23の下流には、不定形容器2の
肩部をトリミングする打抜カッタ24および該容器2の
底部をトリミングする打抜カッタ26が配設されてい
る。これらの打抜カッタ24,26は、共に固定された
下型と昇降可能な上型とで構成されており、上型の昇降
動作でフィルム1をトリミングして、不定形容器2の外
観を整える。
【0018】カッタ24,26の下流には、フィルム移
動手段28が配設されている。このフィルム移動手段2
8は、フィルム押さえバー29と連携してフィルム1を
間欠移動させるものであり、矢印で示したように、矩形
を描くように移動する。フィルム移動手段28が下方に
移動したときには、下側の移動バー28aとの間にフィ
ルム1を挟んで確保する。下側の移動バー28aは、上
下動しない。すなわち、フィルム移動手段28の水平方
向の移動に連動して水平方向にのみ移動する。そして、
このフィルム移動手段28と下側の移動バー28aの水
平方向移動によって、フィルム1が不定形容器2の幅の
ピッチだけ移動される。
【0019】フィルム押さえバー29は、フィルム1の
移動中において、破線矢印に示したようにフィルム1か
ら離れる。また、フィルム1が1ピッチ移動して止まっ
たときに、実線矢印に示したようにフィルム1側に移動
して、下側の固定台(図示せず)との間にフィルム1を
挟んで固定し、フィルム移動手段28が1ピッチ戻って
フィルム1を押さえたとき、再び上昇してフィルム1か
ら離れる。
【0020】フィルム押さえバー29の下流に位置した
カッタ30は、連接された不定形容器2を単体の容器2
として切り離すために設けられている。符号35は、ク
リーンルームを示している。このクリーンルーム35の
入り口は、殺菌灯14の位置にあり、出口は、口栓3の熱
溶着3aと不定形容器2の液密熱シールが完了する部位
の後に位置している。
【0021】図2に示すように、上記製袋装置を用いて
製袋された不定形容器2は、シール部2a,2c、口栓
接着部2bおよびトリミングカット縁端2d,2eを備
えている。この不定形容器2の口栓3は、硬質プラスチ
ック製であって、搬送用のフランジと、キャップ取り付
け用の雄ねじが形成されている。
【0022】以下、不定形容器2の形成工程について説
明する。フィルム1は、溶着性を有した単一素材(P
E、PP等)からなるフィルム、または、ラミネートフ
ィルムを胴周長が一定な連続する偏平筒状体として成形
したものである。なお、ラミネートフィルムとしては、
例えば、表側となるプリント可能な透明樹脂に引張強度
の大きなフィルムと、ヒートシール性の良いフィルムと
を順次積層した構造のものが使用される。
【0023】フィルムロール10から巻き解かれたフィ
ルム1は、フィルム移動手段28とフィルム押さえバー
29の連係動作により不定形容器2の幅ピッチ分づつ間
欠移動される。このフィルム1は、まず殺菌灯14によ
ってその両外面が殺菌され、その後、クリーンルーム3
3に進入する。クリーンルーム33に進入したフィルム
1は、ヒートシーラ16によりシール部2aが熱シール
され、ついで、冷却工程の冷却部材17により前工程で
熱せられたシール部2aが冷却される。なお、シール部
2aは、口栓3の接着部2b(図2参照)を加工するた
め、フィルム1の一方の縁端(不定形容器2の底側端)
から他方の縁端の手前に至る区間に形成される。したが
って、シール部2aの長さは、フィルム1の幅よりも短
い。
【0024】シール部2aが熱シールされたフィルム1
は、前記カッタ18によってその縁辺が進行方向に切断
されるとともに、その切断によって形成された切り口
(フィルムの合わせ面)に開口板21が差し込まれる。
したがって、上記切り口は、口栓3の溶着部3aを挿入
し得る寸法まで強制的に広げられ、かつ、その状態が維
持される。また、同時に、前記した一対のスリットカッ
タ19が作動して開口板21の上下に設けられたカッタ
溝21aに係合し、これによって、フィルム1にスリッ
トが切り込まれる。
【0025】次に、口栓3の溶着部3aが上記開口板2
1によって形成されたフィルム1の開口に挿入され、そ
の後、該開口板21の下流側に設けられた上下のヒート
シーラ22が互いに接近して、口栓3の溶着部3aが熱
シールされる。このとき、口栓3の熱シールと同時に、
図2に示したシール部2cの熱シールが実行され、これ
によって、シール部2a,2cが連続する。つまり、シ
ール部全長が液密になる。続いて、冷却部材23により
前工程で熱シールされた口栓溶着部3aおよびシール部
2cが冷却される。このようににして不定形容器2の全
体における液密シールが終了すると、そのシール終了部
分がクリーンルーム35から抜け出る。
【0026】次に、打抜カッタ24により不定形容器2
の肩部2d(図2参照)がトリミングされ、同時に、打
抜カッタ26により不定形容器2の底部の角2eがトリ
ミングされる。そして、最後に、フィルム幅方向に沿う
シール部2aの中央部がカッタ30で切断されて、単体
の不定形容器2が形成される。
【0027】以上においては、カッタ18による切り込
み工程、この工程によって形成される切断開口部に開口
板21を差し込む工程、開口板21のカッタ溝21aと
スリットカッタ19によってフィルム1にスリット状の
切り込みを入れる工程および口栓3を溶着する工程を、
ヒートシーラ16による熱シール工程の後に設けている
が、上記各工程を上記熱シール工程の前工程として設け
ることも可能である。
【0028】上記実施形態によれば、以下のような利点
が得られる。 (1) フィルム1が一定ピッチで間欠送りされるの
で、各工程毎のフィルム1の位置決めが容易かつ確実に
なる。 (2) 口栓3を装着するためのフィルム1の開口が、
カッタ18と開口板21からなる簡単な開口手段によっ
て確実に実行されるので、容器2の巾、長さの変更に容
易に対応することができるとともに、製袋良品率も大幅
に向上する。 (3) 容器2を形成するフィルム1が熱シール可能な
インフレーションフィルムであるので、筒状にするため
の縦シールが不要となる。したがって、必要シール長さ
が短くなって、製袋コストの一層の低減が可能になる。 (4) フィルム1の内面は製膜時の高温によって滅菌
されているので、製袋に先立つ原反フィルム内面の殺
菌、滅菌工程が不要となり、これは設備コストの低減に
寄与する。 (5) 開口手段として真空パッドを使ったときには、
フィルム1を2枚に開くことを容易にするために、フィ
ルム1の開口部の内側にスリップ剤、アンチブロッキン
グ剤等の添加剤を適用するが、フィルム1の開口手段と
してカッタ18と開口板21とを用いる上記実施形態に
おいては、これらの添加剤が殆ど不必要であるか、使用
するにしても極少量で済むので、包装内容液中へのこれ
らの添加剤の混入が避けられる。したがって、内容液の
品質を維持することが可能な高品質の食品用包装容器を
得ることができる。 (6) 製袋の工程中、スリットカッタ19によってフ
ィルム1の開口縁部に若干長のスリットが切り込まれる
ので、口栓3の熱溶着部付近のフィルム1の変形による
引きつりが生じない。このため、口栓3の熱溶着が容易
であり、また、フィルム1の流れを正常にすることがで
きる。 (7) 包材であるインフレーションフィルム1の外面
が加工工程に入る直前に殺菌される。そして、クリーン
ルーム35内で、フィルム1の縁端の切断開口処理、口
栓3の熱シール処理、開口部の熱シール処理が実行され
る。このように、不定形容器2の全周シールが済むまで
の作業がクリーンルーム35内で実行されるとともに、
容器1の縁角のトリミング作業と容器1の個別切断作業
がクリーンルーム35外において実行されるので、作業
性が良好となる。
【0029】図3は、図1におけるヒートシーラ16、
冷却部材17等を改造して、図2の不定形容器2の底部
にも熱シール部を形成した場合を示す。上記ートシーラ
16や冷却部材17等の改造によって、図4に示すよう
な別の不定形容器4を形成することも可能である。この
図4において、符号4a,4cは熱シール部を、符号4
bは口栓溶着部を、また符号4d,4eはトリミングカ
ット縁端を、符号4fは指掛け孔をそれぞれ示してい
る。
【0030】なお、図2、図3に示した3方シールの口
栓付き不定形容器2と、図4に示した不定容器4は、イ
ンフレーションフィルムの内部が無菌である(フィルム
内面は製膜時の高温で滅菌された状態を保っている)特
性を生かしたシンプルな構造を持つ。また、指掛け用の
孔4fを設けた図4の容器4は、2リットル以上の内容
量を有する大型の不定形容器として形成した場合にハン
ドリングが容易となる効果を持つ。
【0031】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態を図に基づいて説明する。図5は2列の不定形容器を
同時に製袋する製袋装置の斜視概略図である。この製袋
装置は、図1のフィルム1の縁端部Lを中心とする対称
位置にも容器(図3に示す不定形容器)を形成するよう
にした点において図1に示した製袋装置と相違する。し
たがって、この第2実施形態の製袋装置に用いるインフ
レーションフィルム101は、図1に示すインフレーシ
ョンフィルム1の2倍の幅を有する。このため、この装
置のフィルムロール110、ガイドロール112、ダン
サロール113、殺菌灯114、ガイドロール115、
ヒートシーラ116、冷却部材117、打抜きカッタ1
26、フィルム移動手段128(移動バー128a、フ
ィルム押さえバー129)カッタ130、クリーンルー
ム135等には、図1に示す対応要素10,12,1
3,14,15,16,17,26,28,30,35
の2倍の幅長を持たせてある。
【0032】ヒートシーラ116および冷却部材117
のフィルム101への当接部は、図5に示すシール部2
aに対応した形状を有している。また、カッタ18、開
口板21、スリットカッタ19、ヒートシーラ22、冷
却部材23、打抜カッタ24等は上記縁端部Lに対して
対称な位置にそれぞれ設けられている。不定形容器2の
形成工程については 第1の実施形態とほぼ同様である
ので、その説明を省略する。本実施の形態においても、
図3,図4に示したような不定形容器を形成することが
できる。
【0033】なお、図1および図5においては、クリー
ンルーム35,135による無菌雰囲気での製袋の態様
を説明したが、クリーンルームを削除した場合でも本発
明を適用できることは言うまでもない。また 充填工程
までを無菌雰囲気で実施する場合はクリーンルームの設
置範囲を充填装置まで拡大すれば良い。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、容器が繋がったまま一
定ピッチで間欠送りされるので、工程毎の位置決めの容
易化ならびにフィルムを切断開口するためののメカニズ
ムの簡単化と信頼性の向上を図ることができる。したが
って、袋の巾、長さの変更に容易に対応することができ
るとともに、製袋良品率も大幅に向上する。また、偏平
筒状のインフレーションフィルムを使用するので、筒状
に形成するための縦シールが不要となり、その結果、必
要シール長さが短縮されて製袋コストの一層の低減が可
能になる。更に、製袋に先立つ原反フィルム内面の殺
菌、滅菌工程が不要であるため(インフレーションフィ
ルムの内面は製膜時の高温で滅菌されている)、設備コ
ストが低減される。請求項6の発明によれば、包材であ
るインフレーションフィルムの外面が加工工程に入る直
前に殺菌される。そして、クリーンルーム内で、フィル
ム1の縁端の切断開口処理、口栓の熱シール処理、開口
部の熱シール処理が実行され、容器の縁角のトリミング
作業や容器の個別切断作業等がクリーンルーム外におい
て実行されるので、作業性が良好となる。また、請求項
7の発明に係るフィルム開口手段よれば、切断されたフ
ィルムの合わせ面を、フィルムの送り動作を利用して容
易かつ確実に開くことができる。また、この開口手段
は、機械的に連続で開口する構成であるため、アンチブ
ロッキング剤等の開口促進用添加剤が殆ど不要となり、
その結果、包装内容液内への添加剤混入を回避して、内
容液の品質を保持することができる。更に、請求項8の
発明によれば、フィルムの開口縁部に若干長のスリット
が切り込まれるので、口栓の熱溶着部付近のフィルムの
変形による引きつりが生じない。このため、口栓の熱溶
着が容易となり、また、フィルムの流れを正常にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る不定容器製袋装
置の斜視概略図。
【図2】図1の製袋装置を用いて製袋された不定形容器
の正面図。
【図3】底部に熱シール部を形成した不定形容器の要部
を示す一部破断正面図。
【図4】図1の製袋装置を用いて製袋した不定形容器の
他の例を示す正面図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る不定形容器製袋
装置の斜視概略図。
【図6】従来の不定形容器製袋装置の斜視概略図。
【符号の説明】
1,101 インフレーションフィルム 2 不定形容器 2a,2c シール部 2b 口栓接着部 2d,2e トリミングカット縁端 3 口栓 4 不定形容器 4f 指掛け孔 14,114 殺菌灯 16,116 ヒートシーラ 17,117 冷却部材 18 カッタ、 19 スリットカッタ 21 開口板 22 ヒートシーラ 23 冷却部材 24 打抜カッタ 26 打抜カッタ 28 フィルム移動手段 29 フィルム押さえバー 30,130 カッタ 35,135 クリーンルーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E075 AA04 AA05 AA07 AA14 AA23 BA68 CA02 DB03 DB14 DD12 DD45 DD47 DE03 DE21 GA02 GA04 GA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱シール可能な断面無端状の偏平インフ
    レーションフィルムまたは内面に熱シール可能な素材が
    接着された断面無端状の偏平インフレーションフィルム
    をその長手方向に間欠送りする工程と、 前記インフレーションフィルムの一方の縁端をその長手
    方向に切り開いて、2枚のフィルムの合わせ面を露出さ
    せる切断工程と、 前記合わせ面に口栓を挟み込んで熱シール溶着する第1
    のシール工程と、 前記口栓を挟んだ両側において該口栓の軸線方向に熱シ
    ールを施す第2のシール工程とを含むことを特徴とする
    口栓付き不定容器の製袋方法。
  2. 【請求項2】 前記インフレーションフィルムを間欠送
    りしながら、前記第2のシール工程、前記切断工程およ
    び前記第1のシール工程を順次実行することを特徴とす
    る請求項1に記載の口栓付き不定容器の製袋方法。
  3. 【請求項3】 前記インフレーションフィルムを間欠送
    りしながら、前記切断工程、第1のシール工程および前
    記第2のシール工程を順次実行することを特徴とする請
    求項1に記載の口栓付き不定容器の製袋方法。
  4. 【請求項4】 前記切断工程、第1および第2のシール
    工程を、前記インフレーションフィルムの長手軸線を中
    心とする対称位置において実行して、2列に配列する不
    定容器を同時に製袋することを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の口栓付き不定容器の製袋方法。
  5. 【請求項5】 前記切断工程において、切断された前記
    インフレーションフィルムの一方の縁端から該円端に直
    交する所定長のスリットを形成することを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれかに記載の不定容器の製袋方
    法。
  6. 【請求項6】 前記インフレーションフィルムの外面を
    予め殺菌処理し、前記切断工程、第1および第2のシー
    ル工程を前記殺菌処理されたインフレーションフィルム
    が導入されるクリーンルーム内に設けたことを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の不定容器の製袋
    方法。
  7. 【請求項7】 熱シール可能な断面無端状の偏平インフ
    レーションフィルムまたは内面に熱シール可能な素材が
    接着された断面無端状の偏平インフレーションフィルム
    をその長手方向に間欠送りする移送手段と、 前記インフレーションフィルムの一方の縁端をその長手
    方向に切断する切断手段と、 前記切断によって露出した2枚のフィルムの合わせ部に
    位置され、前記インフレーションフィルムの移送に伴っ
    て前記合わせ部を強制的に開口させる楔状の開口部材
    と、 前記開口された合わせ部に口栓を挟み込んで熱シール溶
    着する第1のシール手段と、 前記口栓を挟んだ両側において該口栓の軸線方向に熱シ
    ールを施す第2のシール手段と、 を備えることを特徴とする口栓付き不定容器の製袋装
    置。
  8. 【請求項8】 前記切断されたインフレーションフィル
    ムが接触する前記開口部材の各面に、該インフレーショ
    ンフィルムの移送方向に直交する方向のスリット溝をそ
    れぞれ設けるとともに、前記各面のスリット溝に向って
    進退するスリットカッタを設け、前記スリット溝へスリ
    ットカッタの進入によって前記インフレーションフィル
    ムの縁端に所定長のスリットを形成するようにしたこと
    を特徴とする請求項7に記載の口栓付き不定容器の製袋
    装置。
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