JP5170909B2 - 光伝送システムおよびマルチコア光ファイバ - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送システムおよびこれに用いることができるマルチコア光ファイバに関するものである。
光増幅器や信号の変復調方式の発展等により、光通信の伝送容量は急速に拡大してきた。また、FTTH(Fiber To The Home)の普及を背景にデータの需要も確実に増加しつつあるため、今後のさらなる伝送容量の拡大が必須となっている。伝送容量拡大の手段として、伝送に使用する波長帯域を拡大することが有効である。使用波長帯域の拡大の一手段として、空孔構造を有し、空孔によってコア部に光を閉じ込める新しいタイプの光ファイバであるホーリーファイバ(以下、適宜HFと記載する)を光伝送路として用い、広帯域光伝送を行なう技術が開示されている。例えば非特許文献1では、ホーリーファイバの一種であるPCF(Photonic Crystal Fiber)を用いて長さ1kmの光伝送路を構成し、波長658〜1556nmの広帯域での光伝送を実現する技術が開示されている。また、ホーリーファイバについては、その使用ファイバ長や伝送損失の改良も進んでいる(非特許文献2、3参照)。例えば、非特許文献3には、波長1.55μmにおける伝送損失が0.18dB/km程度にまで低減されたホーリーファイバが開示されている。このように、ホーリーファイバを用いた広帯域光伝送は、将来実用化されるポテンシャルを十分に含んだ技術である。
ここで、ホーリーファイバの特性は、おもに、空孔の孔径dと、隣接する空孔間の距離Λとの比であるd/Λによって決まる。非特許文献4によると、空孔が三角格子を形成するように配置したホーリーファイバの場合、d/Λの値を0.43以下とすることにより、全ての波長においてシングルモード伝送を実現できることが開示されている。なお、このように、全ての波長においてシングルモード伝送が可能になる特性は、Endlessly Single Mode(ESM)特性と呼ばれる。このようにシングルモード伝送を実現すれば、より高速での光伝送が可能になるとともに、他の光ファイバ等と接続してホーリーファイバに光を入射させる際に、ホーリーファイバの高次モードに光が結合することが防止されるため、接続損失の増大も防止される。
一方、ホーリーファイバの一種として、互いに離隔して配置した複数のコアを有するマルチコアホーリーファイバが開示されている(特許文献1参照)。このマルチコアホーリーファイバは、たとえば各コアにおいて異なる光信号を伝送することができるので、空間多重(Space Division Multiplexing、SDM)伝送による超大容量伝送を実現可能であると考えられる。
K. Ieda, K. Kurokawa, K. Tajima and K. Nakajima, "Visible to infrared high-speed WDM transmission over PCF," IEICE Electron.Express, vol.4, no.12, pp.375-379 (2007) K. Kurokawa, K. Tajima, K. Tsujikawa, K. Nakajima, T. Matsui, I. Sankawa and T. Haibara, "Penalty-Free Dispersion-Managed Soliton Transmission Over a 100-km Low-Loss PCF," J.LightwaveTechnol., vol.24, no.1, pp.32-37 (2006) K. Tajima, "Low loss PCF by reduction of holes surface imperfection," ECOC 2007, PDS2.1 (2007) M. Koshiba and K. Saitoh, "Applicability of classical optical fiber theories to holey fibers," Opt.Lett., vol.29, no.15, pp.1739-1741 (2004) 国際公開第2006/100488号パンフレット
しかしながら、従来のホーリーファイバは、通常の単一のコアを有するホーリーファイバも、複数のコアを有するマルチコアホーリーファイバも、使用波長帯域を広帯域にするにつれて、特に短波長側での曲げ損失が急激に増大するという問題があった。
たとえば、非特許文献1に開示されるホーリーファイバは、波長658nmにおいて半径15mmで10ターン巻いたときに発生する曲げ損失が、0.1dB以下であると記載される。しかしながら、本発明者が、非特許文献1に記載されているパラメータ(Λ=7.5μm、d/Λ=0.5)に基づいて、FEM(Finite Element Method)シミュレーションを用いて確認したところ、波長658nmにおける直径20mmでの曲げ損失は10dB/m程度であり、きわめて大きかった。また、ESM特性を実現するためにd/Λを小さくすると、コアとクラッドとの実効屈折率差が小さくなるため、曲げ損失はより大きくなると考えられる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、広帯域にわたって光信号を低曲げ損失でシングルモードかつ大容量伝送できる光伝送システムおよびこれに用いることができるマルチコア光ファイバを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光伝送システムは、使用波長帯域に含まれる波長を有する少なくとも1つの光信号を出力する光送信手段と、前記光送信手段に接続し、コア部と該コア部の外周に位置し該コア部の周囲に三角格子を形成するように配置した複数の空孔を有するクラッド部とを有し、前記光信号をシングルモードで伝送し、前記使用波長帯域に含まれる波長において直径20mmで曲げた場合の曲げ損失が5dB/m以下であるホーリーファイバと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、使用波長帯域に含まれる波長を有する少なくとも1つの光信号を出力する光送信手段と、前記光送信手段に接続し、互いに離隔して配置した複数のコア部と該各コア部の外周に位置し該各コア部の周囲に三角格子を形成するように配置した複数の空孔を有するクラッド部とを有し、前記各コア部において、前記光信号をシングルモードで伝送するとともに前記使用波長帯域に含まれる波長において直径20mmで曲げた場合の曲げ損失が5dB/m以下であるホーリーファイバと、前記光信号を前記複数のコア部のいずれかに合波する光合波手段と、前記ホーリーファイバが伝送した前記光信号を該ホーリーファイバから分波する光分波手段と、前記光分波手段が分波した前記光信号を受信する光受信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記ホーリーファイバは、前記複数のコア部のうち任意の2つのコア部間に4つ以上の空孔が存在するように該複数のコア部を配置したことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記ホーリーファイバに、前記複数のコア部の間の干渉を抑制するために故意に曲げおよび/または側圧を印加する印加手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記ホーリーファイバは、前記空孔の孔径をd[μm]、前記三角格子の格子定数をΛ[μm]とすると、d/Λが0.43以下であり、前記使用波長帯域に含まれる最も短い波長をλ[μm]とすると、Λ≦−0.518λ +6.3617λ+1.7468が成り立つことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記ホーリーファイバは、Λ≦−0.739λ +6.3115λ+1.5687が成り立つことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記ホーリーファイバは、前記使用波長帯域に含まれる波長において閉じ込め損失が0.01dB/km以下であることを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記ホーリーファイバは、前記空孔の孔径をd[μm]、前記三角格子の格子定数をΛ[μm]とすると、d/Λが0.43以下であり、前記空孔が前記コア部を囲むように形成している空孔層数が5層であり、前記使用波長帯域に含まれる最も長い波長をλ[μm]とすると、Λ≧−0.1452λ +2.982λ+0.1174が成り立つことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記ホーリーファイバは、Λ≧−0.0801λ +3.6195λ+0.3288が成り立つことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記ホーリーファイバは、前記空孔の孔径をd[μm]、前記三角格子の格子定数をΛ[μm]とすると、d/Λが0.43以下であり、前記空孔が前記コア部を囲むように形成している空孔層数が4層であり、前記使用波長帯域に含まれる最も長い波長をλ[μm]とすると、Λ≧−2.0416λ +12.87λ+1.7437が成り立つことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記ホーリーファイバは、前記空孔の孔径をd[μm]、前記三角格子の格子定数をΛ[μm]とすると、d/Λが0.43以下であり、前記空孔が前記コア部を囲むように形成している空孔層数が6層であり、前記使用波長帯域に含まれる最も長い波長をλ[μm]とすると、Λ≧−0.0995λ +2.438λ+0.337が成り立つことを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記光送信手段は、前記使用波長帯域が0.55〜1.7μmから選択され、前記ホーリーファイバは、前記空孔の孔径をd[μm]、前記三角格子の格子定数をΛ[μm]とすると、Λが5μmであり、d/Λが0.43であり、前記使用波長帯域に含まれる波長において閉じ込め損失が0.01dB/km以下であることを特徴とする。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記の発明において、前記光送信手段は、前記使用波長帯域が1.0〜1.7μmから選択され、前記ホーリーファイバは、前記空孔の孔径をd[μm]、前記三角格子の格子定数をΛ[μm]とすると、Λが7μmであり、d/Λが0.43であり、前記使用波長帯域に含まれる波長において直径20mmで曲げた場合の曲げ損失が1dB/m以下であるとともに閉じ込め損失が0.001dB/km以下であることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチコア光ファイバは、複数のコア部と、前記複数のコア部のそれぞれの外周に位置するクラッド部とを備え、前記複数のコア部は、前記クラッド部の中心軸の回りに回転対称となる配置を基準配置とした場合、少なくとも1つのコア部が前記基準配置からずれた位置に配置していることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチコア光ファイバは、複数のコア部と、前記複数のコア部のそれぞれの外周に位置するクラッド部とを備え、前記複数のコア部は、前記クラッド部の中心軸の回りに回転対称となる配置を基準配置とした場合、前記基準配置のうちの少なくとも1つの位置を除いた位置に配置していることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチコア光ファイバは、上記の発明において、前記複数のコア部は、前記マルチコア光ファイバの断面におけるコア部の配置が線対称軸を有さないようにコア部が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、広帯域にわたって光信号を低曲げ損失でシングルモードかつ大容量伝送できる光伝送システムおよびこれに用いることができるマルチコア光ファイバを実現できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る光伝送システムのブロック図である。 図2は、図1に示すHFの模式的な断面図である。 図3は、図2に示す構造を有するHFにおいて、d/Λを0.43に固定しながらΛを4〜10μmの間で変化させた場合の、FEMシミュレーションを用いて計算した曲げ損失の波長依存性を示す図である。 図4は、図3における、Λと、曲げ損失が5dB/mまたはさらに好ましい値である1dB/mとなるような最短の波長との関係を示す図である。 図5は、図4に示す最短波長とΛとの関係をプロットしたグラフである。 図6は、図2と同様の構造を有するHFにおいて、d/Λが0.40、0.43、0.48、0.50の場合における、Λと、曲げ損失が1dB/mとなるような最短の波長との関係を示す図である。 図7は、図2に示す構造を有するHFにおいて、d/Λを0.43に維持しながらΛを2〜10μmの間で変化させた場合の、FEMシミュレーションを用いて計算した閉じ込め損失の波長依存性を示す図である。 図8は、図7における、Λと、閉じ込め損失が0.01dB/kmまたはさらに好ましい値である0.001dB/kmとなるような最長の波長との関係を示す図である。 図9は、図8に示す最長波長とΛとの関係をプロットしたグラフである。 図10は、図2と同様の構造を有するHFにおいて、d/Λが0.40、0.43、0.48の場合における、Λと、閉じ込め損失が0.001dB/kmとなるような最長の波長との関係を示す図である。 図11は、図5に示した曲げ損失が5dB/m以下または1dB/m以下となる最短波長を規定する線と、図9に示した閉じ込め損失が0.01dB/km以下または0.001dB/km以下となる最長波長を規定する線とをひとつの図に示したものである。 図12は、図2と同様に空孔が三角格子状に配列されたHFにおいて、d/Λを0.43、Λを7μmに固定しながら空孔層数を4、5、6層と変化させた場合の、FEMシミュレーションを用いて計算した曲げ損失の波長依存性を示す図である。 図13は、図12における、空孔層数と、曲げ損失が1dB/mとなるような最短の波長との関係を示す図である。 図14は、図13に示す最短波長と空孔層数との関係をプロットしたグラフである。 図15は、図2と同様に空孔が三角格子状に配列されたHFにおいて、d/Λを0.43、Λを7μmに固定しながら空孔層数を4、5、6層と変化させた場合の、FEMシミュレーションを用いて計算した閉じ込め損失の波長依存性を示す図である。 図16は、図15における、空孔層数と、閉じ込め損失が0.001dB/kmとなるような最長の波長との関係を示す図である。 図17は、図16に示す最長波長と空孔層数との関係をプロットしたグラフである。 図18は、図2に示す構造を有するHFにおいて、d/ΛとΛとの組み合わせと、曲げ損失が1dB/mとなる最短の波長と、波長1.55μmにおける有効コア断面積との関係を示す図である。 図19は、図18に示す曲げ損失が1dB/mとなる最短の波長と有効コア断面積との関係をプロットしたグラフである。 図20は、図2に示す構造を有するHFにおいて、d/ΛとΛとの組み合わせと、閉じ込め損失が0.001dB/kmとなる最長の波長と、波長1.55μmにおける有効コア断面積との関係を示す図である。 図21は、図20に示す閉じ込め損失が0.001dB/kmとなる最長の波長と有効コア断面積との関係をプロットしたグラフである。 図22は、図2に示す構造を有するHFにおいて、d/Λを0.43とした場合に、Λと、波長0.55μm、1.05μm、1.55μmにおける有効コア断面積との関係を示す図である。 図23は、d/Λ=0.43、Λ=5μmのHFについて、各波長における光学特性を示す図である。 図24は、d/Λ=0.43、Λ=5μmのHFにおける曲げ損失と閉じ込め損失の波長依存性を示す図である。 図25は、本発明の実施の形態2に係る光伝送システムのブロック図である。 図26は、図25に示すマルチコアHFの模式的な断面図である。 図27は、マルチコアHFについて、コア部を伝搬する波長1.55μmの光のフィールド分布を示す図である。 図28は、マルチコアHFについて、コア部を伝搬する波長1.55μmの光のフィールド分布を示す図である。 図29は、単一コアHFとマルチコアHFとについて、波長1.55μmにおける閉じ込め損失、波長分散、有効コア断面積、曲げ損失を示す図である。 図30は、単一コアHFおよびマルチコアHFの曲げ損失の波長依存性を示す図である。 図31は、マルチコアHFのコア部を伝搬する波長1.55μmの光のフィールド分布の強度を等高線で示す図である。 図32は、図31に示す状態に対してマルチコアHFに曲げを加えた場合の光のフィールド分布の強度を等高線で示す図である。 図33は、作製したマルチコアHFの断面写真を示す図である。 図34は、作製したマルチコアHFのコア部に光を伝搬させた場合の曲げ損失の波長依存性を示す図である。 図35は、作製したマルチコアHFにおけるクロストークの測定結果を示す図である。 図36は、実施の形態2に係る光伝送システムに備えられる曲げ印加手段の一例を模式的に示す図である。 図37は、実施の形態2に係る光伝送システムに備えられる側圧印加手段の一例を模式的に示す図である。 図38は、実施の形態3に係るマルチコアHFの模式的な断面図である。 図39は、図26に示すマルチコアHF同士の接続について説明する説明図である。 図40は、図38に示すマルチコアHF同士の接続について説明する説明図である。 図41は、図40に示す状態から右側のマルチコアHFを120度回転した状態を示した図である。 図42は、変形例1に係るマルチコアHFの模式的な断面図である。 図43は、変形例2に係るマルチコアHFの模式的な断面図である。 図44は、変形例3に係るマルチコアHFの模式的な断面図である。 図45は、変形例4に係るマルチコアHFの模式的な断面図である。 図46は、実施の形態4に係るマルチコア光ファイバの模式的な断面図である。 図47は、実施の形態5に係るマルチコアHFの模式的な断面図である。
符号の説明
1、4 光送信装置
2 HF
3、6 光受信装置
5、5a〜5f マルチコアHF
7 ボビン
8 側圧印加部材
8a、8b 板状部材
9 マルチコア光ファイバ
10、20 光伝送システム
11〜13、41〜47 光送信器
14、48 光合波器
21、511〜517、512a、512b、512d、512e、515d、517e、911〜917 コア部
22、52、92 クラッド部
23、53、53c、53f 空孔
31〜33、61〜67 光受信器
34、68 光分波器
A、B 端部
H 基準配置
L 光
L1〜L45 線
La、Lb 三角格子
X、Y、Z コア部
以下に、図面を参照して本発明に係る光伝送システムおよびマルチコア光ファイバの実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、本明細書においては、曲げ損失とは、光ファイバを直径20mmで巻いた条件での曲げ損失を意味する。また、その他、本明細書で特に定義しない用語については、ITU−T(国際電気通信連合)G.650.1における定義、測定方法に従うものとする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る光伝送システムのブロック図である。図1に示すように、本実施の形態1に係る光伝送システム10は、光送信装置1と、光送信装置1に接続したHF2と、HF2に接続した光受信装置3とを備える。光送信装置1は、互いに波長の異なる光信号を出力する光送信器11〜13と、光送信器11〜13から出力した各光信号を合波してHF2に出力する光合波器14とを備える。光受信装置3は、合波されHF2を伝送した光信号を各光信号に分波する光分波器34と、分波した各光信号を受信する光受信器31〜33とを備える。
光送信器11〜13が出力する光信号は、たとえば変調速度が10GbpsのNRZ信号で変調されたレーザ光である。そして、各光信号の波長は、それぞれ0.55μm、1.05μm、1.55μmであり、およそ1μmを中心とした広い波長帯域にわたってその波長が配置されている。また、HF2は、各光信号をシングルモードで伝送し、使用波長帯域に含まれる各光信号の波長において曲げ損失が5dB/m以下である特性を有する。したがって、HF2は、各光信号を実用上十分な低曲げ損失でシングルモード伝送することができる。また、光受信器31〜33は、HF2が伝送し、光分波器34が分波した各光信号をそれぞれ受信し、各信号光から光受信器31〜33はNRZ信号を電気信号として取り出す。以上のようにして、この光伝送システム10は、広帯域にわたって光信号を低曲げ損失でシングルモード伝送できる。
つぎに、HF2の具体的構成について説明する。図2は、図1に示すHF2の模式的な断面図である。図2に示すように、このHF2は、中心に位置するコア部21と、コア部21の外周に位置するクラッド部22とを備える。クラッド部22は、コア部21の周囲に周期的に配置した複数の空孔23を有する。なお、コア部21とクラッド部22とは石英系ガラスからなる。また、空孔23は、三角格子Laを形成するように配置されており、コア部21を囲むように正六角形状の層を形成している。HF2においてはこの空孔層の数は5である。
ここで、空孔23の直径をd[μm]、三角格子Laの格子定数をΛ[μm]とするとd/Λは0.43である。したがって、HF2は、使用波長帯域である0.55〜1.55μmのすべてにおいてESM特性を実現している。さらに、このHF2においては、使用波長帯域に含まれる最も短い波長である0.55μmをλ[μm]とすると、このλに対応させて、Λを5μmに設定し、Λ≦−0.518λ +6.3617λ+1.7468が成り立つようにしている。その結果、このHF2は、使用波長帯域に含まれる各光信号の波長において曲げ損失が実用上十分に低い5dB/m以下となる。
以下、具体的に説明する。図3は、図2に示す構造を有するHFにおいて、d/Λを0.43に固定しながらΛを4〜10μmの間で変化させた場合の、FEMシミュレーションを用いて計算した曲げ損失の波長依存性を示す図である。なお、線L1〜L7は、それぞれΛを4、5、6、7、8、9、10μmとした場合の曲げ損失の波長依存性を示す曲線である。図3に示すように、線L1〜L7は、いずれも短波長側において曲げ損失が上昇する形状をしており、かつ、Λが小さいほど曲げ損失が上昇する波長が短波長側に移動している。つぎに、図4は、図3における、Λと、曲げ損失が5dB/mまたはさらに好ましい値である1dB/mとなるような最短の波長との関係を示す図である。すなわち、各Λにおいて図4に示す波長よりも長い波長であれば曲げ損失が5dB/m以下または1dB/m以下となる。さらに、図5は、図4に示す最短波長とΛとの関係をプロットしたグラフである。なお、線L8、L9は、それぞれ曲げ損失が5dB/m、1dB/mの場合を示す曲線であり、それぞれ式Λ=−0.518λ +6.3617λ+1.7468、Λ=−0.739λ +6.3115λ+1.5687で表される。
図5に示す線L8は、曲げ損失が5dB/m以下となる最短波長を規定するものである。したがって、本実施の形態1のように、使用波長帯域に含まれる最も短い波長であるλに対応させて、Λ≦−0.518λ +6.3617λ+1.7468が成り立つようにHF2のΛを設定すれば、各光信号の波長における曲げ損失を5dB/m以下とできる。
なお、本実施の形態1に係るHF2においては、d/Λは0.43であったが、本発明はこれに限定されず、0.43より小さくしてもESM特性を実現できる。一方、図6は、図2と同様の構造を有するHFにおいて、d/Λが0.40、0.43、0.48、0.50の場合における、Λと、曲げ損失が1dB/mとなるような最短の波長との関係を示す図である。なお、線L10〜L13は、それぞれd/Λが0.40、0.43、0.48、0.50の場合を示す曲線である。図6に示すように、d/Λが小さくなるにつれて、所定のΛに対して1dB/m以下の曲げ損失を実現する最短波長が長くなるため、d/Λについては所望の使用波長帯域に応じて適宜設定する。
つぎに、本実施の形態1に係るHF2の閉じ込め損失について説明する。一般にHFは、空孔構造からの光の漏洩に起因する閉じ込め損失という特性を有している。ここで、上述したように、従来のHFの波長1550nmにおける伝送損失が0.18dB/km程度にまで低減されてきていることから、閉じ込め損失の値としては、伝送損失と比較して十分に小さい0.01dB/km以下、あるいは0.001dB/km以下にすることが好ましい。
一方、本実施の形態1に係るHF2については、Λが5μmに設定されているため、使用波長帯域に含まれる最も長い波長である1.55μmをλ[μm]とすると、Λ≧−0.1452λ +2.982λ+0.1174が成り立っている。その結果、このHF2は、各光信号の波長において閉じ込め損失が十分に低い0.01dB/km以下となっている。
以下、具体的に説明する。図7は、図2に示す構造を有するHFにおいて、d/Λを0.43に固定しながらΛを2〜10μmの間で変化させた場合の、FEMシミュレーションを用いて計算した閉じ込め損失の波長依存性を示す図である。なお、線L14〜L22は、それぞれΛを2、3、4、5、6、7、8、9、10μmとした場合の閉じ込め損失の波長依存性を示す曲線である。図7に示すように、線L14〜L22は、いずれも長波長側において閉じ込め損失が上昇する形状をしており、かつ、Λが大きいほど長波長側での閉じ込め損失が小さくなっている。つぎに、図8は、図7における、Λと、閉じ込め損失が0.01dB/kmまたはさらに好ましい値である0.001dB/kmとなるような最長の波長との関係を示す図である。すなわち、各Λにおいて図8に示す波長よりも短い波長であれば閉じ込め損失が0.01dB/km以下または0.001dB/km以下となる。さらに、図9は、図8に示す最長波長とΛとの関係をプロットしたグラフである。なお、線L23、L24は、それぞれ閉じ込め損失が0.01dB/km、0.001dB/kmの場合を示す曲線であり、それぞれ式Λ=−0.1452λ +2.982λ+0.1174、Λ=−0.0801λ +3.6195λ+0.3288で表される。
図9に示す線L23は、閉じ込め損失が0.01dB/km以下となる最長波長を規定するものである。本実施の形態1に係るHF2においては、使用波長帯域に含まれる最も長い波長であるλに対して、Λ≧−0.1452λ +2.982λ+0.1174が成り立っているので、各光信号の波長における閉じ込め損失が0.01dB/km以下となる。
なお、図10は、図2と同様の構造を有するHFにおいて、d/Λが0.40、0.43、0.48の場合における、Λと、閉じ込め損失が0.001dB/kmとなるような最長の波長との関係を示す図である。なお、線L25〜L27は、それぞれd/Λが0.40、0.43、0.48の場合を示す曲線である。図10に示すように、d/Λが小さくなるにつれて、所定のΛに対して0.001dB/km以下の曲げ損失を実現する最長波長が短くなるため、d/Λについては所望の使用波長帯域に応じて適宜設定する。
また、図11は、図5に示した曲げ損失が5dB/m以下または1dB/m以下となる最短波長を規定する線L8、L9と、図9に示した閉じ込め損失が0.01dB/km以下または0.001dB/km以下となる最長波長を規定する線L23、L24とをひとつの図に示したものである。本実施の形態に係る光伝送システム10においては、使用波長帯域が0.55〜1.55μmであり、HF2のΛが5μmであるから、線L8と線L23とに挟まれた領域に対応した条件となっている。したがって、この光伝送システム10においては、使用波長帯域に含まれる波長を有する各光信号を、5dB/m以下の低曲げ損失かつ0.001dB/km以下の低閉じ込め損失で伝送できることとなる。
なお、上記実施の形態1において、HF2の空孔層数は5であるが、本発明はこれに限定されない。以下、HFの曲げ損失の空孔層数依存性について説明する。図12は、図2と同様に空孔が三角格子状に配列されたHFにおいて、d/Λを0.43、Λを7μmに固定しながら空孔層数を4、5、6層と変化させた場合の、FEMシミュレーションを用いて計算した曲げ損失の波長依存性を示す図である。なお、線L28、L4、L29は、それぞれ空孔層数を4、5、6層とした場合の曲げ損失の波長依存性を示す曲線である。線L4は図3に示した線L4と同じである。図12に示すように、線L28、L4、L29は、いずれも短波長側において曲げ損失が上昇する形状をしており、かつ、空孔層数が多いほど長波長域での曲げ損失は小さくなっている。ただし、伝送特性への影響を考慮すべきである曲げ損失が1dB/m以上の波長領域に関しては、空孔層数による変化は小さい。
つぎに、図13は、図12における、空孔層数と、曲げ損失が1dB/mとなるような最短の波長との関係を示す図である。すなわち、各空孔層数において図13に示す波長よりも長い波長であれば曲げ損失が1dB/m以下となる。さらに、図14は、図13に示す最短波長と空孔層数との関係をプロットしたグラフである。なお、線L30、L9、L31、は、それぞれ空孔層数が4層、5層、6層の場合を示す曲線である。線L9は図5に示した線L9と同じである。図14に示すように、曲げ損失が1dB/mとなる最短の波長は、空孔層数による変化が小さい。したがって、上記HF2のように空孔層数が5層のHFに限らず、空孔層数が4層、6層のHFを用いた場合でも、HF2と同様に式Λ≦−0.739λ +6.3115λ+1.5687を満たすようにΛを選択したものであれば、曲げ損失1dB/m以下を実現できる。
つぎに、HFの閉じ込め損失の空孔層数依存性について説明する。図15は、図2と同様に空孔が三角格子状に配列されたHFにおいて、d/Λを0.43、Λを7μmに固定しながら空孔層数を4、5、6層と変化させた場合の、FEMシミュレーションを用いて計算した閉じ込め損失の波長依存性を示す図である。なお、線L32、L19、L33は、それぞれ空孔層数を4、5、6層とした場合の閉じ込め損失の波長依存性を示す曲線である。線L19は図7に示した線L19と同じである。図15に示すように、線L32、L19、L33は、いずれも長波長側において閉じ込め損失が上昇する形状をしており、かつ、空孔層数が多いほど閉じ込め損失が小さくなっている。
つぎに、図16は、図15における、空孔層数と、閉じ込め損失が0.001dB/kmとなるような最長の波長との関係を示す図である。すなわち、各空孔層数において図16に示す波長よりも短い波長であれば閉じ込め損失が0.001dB/km以下となる。さらに、図17は、図16に示す最長波長と空孔層数との関係をプロットしたグラフである。なお、線L34、L24、L35、は、それぞれ空孔層数が4層、5層、6層の場合を示す曲線であり、それぞれ式Λ=−2.0416λ +12.87λ+1.7437、Λ=−0.0801λ +3.6195λ+0.3288、Λ=−0.0995λ +2.438λ+0.337で表される。線L24は図9に示した線L24と同じである。したがって、上記HF2のように空孔層数が5層のHFに限らず、空孔層数が4層、6層のHFを用いた場合でも、空孔層数が4層の場合は、Λ≧−2.0416λ +12.87λ+1.7437を、空孔層数が6層の場合は、Λ≧−0.0995λ +2.438λ+0.337を満たすようにΛを選択したものであれば、閉じ込め損失0.001dB/km以下を実現できる。
なお、使用する光信号の数については、上記実施の形態1のような3に限られない。使用波長帯域に含まれる波長を有するものであれば、光信号の数は1以上であればよい。
ところで、HFを光伝送路として用いる場合、その有効コア断面積が大きいほど、光学非線形性が低くなるため、伝送特性の向上に有利となる。以下、HFのパラメータであるd/ΛおよびΛと有効コア断面積との関係について説明する。
図18は、図2に示す構造を有するHFにおいて、d/ΛとΛとの組み合わせと、曲げ損失が1dB/mとなる最短の波長と、波長1.55μmにおける有効コア断面積(Aeff)との関係を示す図である。一方、図19は、図18に示す曲げ損失が1dB/mとなる最短の波長と有効コア断面積との関係をプロットしたグラフである。なお、線L36〜L39は、それぞれd/Λが0.40、0.43、0.48、0.50の場合を示す曲線である。図19に示すように、曲げ損失が1dB/mとなる最短波長が等しくなるようなパラメータの組み合わせの場合は、d/Λが大きくなるにつれて有効コア断面積が大きくなっている。
一方、図20は、図2に示す構造を有するHFにおいて、d/ΛとΛとの組み合わせと、閉じ込め損失が0.001dB/kmとなる最長の波長と、波長1.55μmにおける有効コア断面積との関係を示す図である。一方、図21は、図20に示す閉じ込め損失が0.001dB/kmとなる最長の波長と有効コア断面積との関係をプロットしたグラフである。なお、線L40〜L42は、それぞれd/Λが0.40、0.43、0.48の場合を示す曲線である。図21示すように、閉じ込め損失が0.001dB/kmとなる最長波長が等しくなるようなパラメータの組み合わせの場合についても、図19の場合と同様に、d/Λが大きくなるにつれて有効コア断面積が大きくなっている。したがって、HFを設計する際に、d/Λのなるべく大きなパラメータの組み合わせを用いて設計するほうが、有効コア断面積が大きくなるので好ましいが、ESM特性を維持するために、d/Λを0.43以下とする。なお、上記では曲げ損失、閉じ込め損失の基準値としてそれぞれ1dB/m、0.001dB/kmを用いたが、基準値としてそれぞれ5dB/m、0.01dB/kmを用いても同様の結論となる。
また、図22は、図2に示す構造を有するHFにおいて、d/Λを0.43とした場合に、Λと、波長0.55μm、1.05μm、1.55μmにおける有効コア断面積との関係を示す図である。なお、線L43〜L45は、それぞれ波長0.55μm、1.05μm、1.55μmの場合を示している。図22に示すように、いずれの波長においても、Λが大きくなるにしたがって有効コア断面積は大きくなる。また、波長間での有効コア断面積の差異は小さいものとなっている。
また、図23は、d/Λ=0.43、Λ=5μmのHFについて、各波長における光学特性を示す図である。なお、図23において、「Aeff」は有効コア断面積を示す。一方、図24は、d/Λ=0.43、Λ=5μmのHFにおける曲げ損失と閉じ込め損失の波長依存性を示す図である。なお、図24に示す線L2、L17は、それぞれ図3、図7に示すものと同一である。図23、24に示すように、d/Λ=0.43、Λ=5μmのHFは、波長0.55〜1.55μmにおいて、5dB/m以下の低曲げ損失かつ0.01dB/km以下の低閉じ込め損失を実現している。また、図23に示すように、有効コア断面積については波長依存性が小さく、波長分散については波長依存性が大きいことが確認された。
(実施の形態2)
図25は、本発明の実施の形態2に係る光伝送システムのブロック図である。図25に示すように、本実施の形態2に係る光伝送システム20は、光送信装置4と、光送信装置4に接続したマルチコアHF5と、マルチコアHF5に接続した光受信装置6とを備える。光送信装置4は、互いに波長の異なる光信号を出力する7つの光送信器41〜47と、光送信器41〜47から出力した各光信号をマルチコアHF5に合波する光合波器48とを備える。光受信装置6は、合波されマルチコアHF5を伝送した光信号をマルチコアHF5から分波する光分波器68と、分波した各光信号を受信する光受信器61〜67とを備える。
光送信器41〜47が出力する光信号は、たとえば変調速度が10GbpsのNRZ信号で変調されたレーザ光である。そして、各光信号の波長はそれぞれ0.55μm、0.85μm、0.98μm、1.05μm、1.31μm、1.48μm、1.55μmであり、およそ1μmを中心とした広い波長帯域にわたってその波長が配置されている。
つぎに、マルチコアHF5の具体的構成について説明する。図26は、図25に示すマルチコアHF5の模式的な断面図である。図26に示すように、このマルチコアHF5は、互いに離隔して配置されたコア部511〜517と、コア部511〜517の外周に位置するクラッド部52とを備える。コア部511は、クラッド部52のほぼ中心部に配置されており、コア部512〜517は、コア部511を中心として正六角形の頂点にそれぞれ配置されている。また、クラッド部52は、コア部511〜517の周囲に周期的に配置された複数の空孔53を有する。また、空孔53は、三角格子Lbを形成するように配置されており、各コア部511〜517を囲むように正六角形状の層を形成している。また、このマルチコアHF5においては、各コア部511〜517は少なくとも5層の空孔に囲まれており、各コア部511〜517の間には空孔53がそれぞれ4個ずつ存在している。なお、コア部511〜517とクラッド部52とは石英系ガラスからなる。
また、光合波器48は、光送信器41〜47のそれぞれが出力した光信号を、マルチコアHF5のコア部511〜517のそれぞれに合波する。従って、光送信器41〜47が出力した光信号は、それぞれ異なるコア部511〜517を伝送する。一方、光分波器68は、マルチコアHF5の各コア部511〜517が伝送した各光信号をマルチコアHF5から分波し、各光信号を光受信器61〜67に導く。光受信器61〜67は、それぞれ分波した各光信号を受信し、各信号光からNRZ信号を電気信号として取り出す。
なお、光合波器48は、たとえば光入力側に標準のシングルモード光ファイバを7本有し、光出力側にマルチコアHF5と同様の構造のマルチコアHFを1本有する、AWG(Arrayed WaveGuide)などの導波路型やファイバ溶融型、空間結合型の光合分波器によって実現される。また、光分波器68も、光合波器48と同様の構造のものを用いることができる。
ここで、空孔53の直径をd[μm]、三角格子Lbの格子定数をΛ[μm]とするとd/Λは0.43である。その結果、マルチコアHF5は、実施の形態1に係るHF2と同様に、使用波長帯域である0.55〜1.55μmのすべてにおいてESM特性を実現している。さらに、このマルチコアHF5においては、使用波長帯域に含まれる最も短い波長である0.55μmをλ[μm]とすると、このλに対応させて、Λを5μmに設定し、Λ≦−0.518λ +6.3617λ+1.7468が成り立つようにしている。その結果、このマルチコアHF5は、実施の形態1に係るHF2と同様に、使用波長帯域に含まれる各光信号の波長において、曲げ損失が5dB/m以下となる。したがって、マルチコアHF5は、各光信号を実用上十分な低曲げ損失でシングルモード伝送することができる。以上のようにして、この光伝送システム10は、広帯域にわたって光信号を低曲げ損失でシングルモード伝送できるとともに、SDMによる大容量伝送を実現する。
また、実施の形態1と同様に、マルチコアHF5のΛは5μmに限られず、使用波長帯域に含まれる最も短い波長であるλに対応させて、Λ≦−0.518λ +6.3617λ+1.7468が成り立つようにマルチコアHF5のΛを設定すれば、各光信号の波長における曲げ損失を5dB/m以下とできる。
また、閉じ込め損失についても、マルチコアHF5は、Λを5μmに設定しているので、使用波長帯域に含まれる最も長い波長である1.55μmをλ[μm]とすると、Λ≧−0.1452λ +2.982λ+0.1174が成り立っている。その結果、実施の形態1に係るHF2と同様に、マルチコアHF5は、各光信号の波長において閉じ込め損失が十分に低い0.01dB/km以下となる。
また、実施の形態1と同様に、マルチコアHF5のΛは5μmに限られず、使用波長帯域に含まれる最も長い波長であるλに対して、Λ≧−0.1452λ +2.982λ+0.1174が成り立つようにマルチコアHF5のΛを設定すれば、各光信号の波長における閉じ込め損失が0.01dB/km以下となる。
また、図11に示すように、使用波長帯域が0.55〜1.55μmであり、マルチコアHFのΛが5μmの場合、線L8と線L23とに挟まれた領域に対応した条件となるため、使用波長帯域に含まれる波長を有する各光信号を、5dB/m以下の低曲げ損失かつ0.01dB/km以下の低閉じ込め損失で伝送できることとなる。
以下、本実施の形態2に係るマルチコアHF5についてさらに具体的に説明する。なお、以下では、マルチコアHF5と、実施の形態1に係るHF2と同様の構造を有するHF(以下、適宜単一コアHFと記載する)とを対比させて説明する。このマルチコアHF5および単一コアHFの設計パラメータは、いずれもd/Λ=0.43、Λ=5μmとする。また、コア部512〜517は、周辺部の空孔53の配置も含めて同一の構造対称性を有するから、以下では中心部に配置されたコア部511と、コア部513との特性について説明する。
図27、28は、それぞれマルチコアHF5について、コア部511とコア部513を伝搬する波長1.55μmの光のフィールド分布を示す図である。図27、28において、コア部内のハッチングを施した部分は、光のフィールド分布を、中心付近のピーク値を1として、0.1ごとにハッチングを変えて示している。図27、28に示すように、コア部511とコア部513のいずれにおいても光はコア部に閉じ込められて伝搬している。
また、図29は、単一コアHFとマルチコアHF5とについて、波長1.55μmにおける閉じ込め損失、波長分散、有効コア断面積、曲げ損失を示す図である。なお、図29において、「単一コア」とは単一コアHFの特性を示し、「マルチコア511」、「マルチコア513」とは、それぞれマルチコアHF5のコア部511、513に光を伝搬させた場合の特性を示す。また、マルチコアHF5の場合の曲げ損失については、コア部511、513、516を含む面内においてコア部513が内周側になりコア部516が外周側になるように曲げた場合の曲げ損失を示す。図29に示すように、波長分散と有効コア断面積については、マルチコア511、マルチコア513とも、単一コアと同じ値となった。一方、閉じ込め損失と曲げ損失については、単一コアの場合よりもマルチコア513の場合の方が、値がやや小さくなり、マルチコア511の場合はさらに値が小さくなった。このように閉じ込め損失と曲げ損失とについて各場合で値が異なる理由は、コア部の周囲に存在する空孔の数が異なるからであると考えられる。すなわち、マルチコア511の場合は、空孔層数が5である単一コアの場合よりもコア部周囲の空孔の数が極めて多くなっているため、閉じ込め損失と曲げ損失が極めて小さくなっていると考えられる。
つぎに、図30は、単一コアHFおよびマルチコアHF5の曲げ損失の波長依存性を示す図である。なお、線L2は単一コアの場合のスペクトル曲線を示しており、図3、図24に示す線L2と同一である。また、線L2a、L2b、L2cは、それぞれマルチコアHF5の場合のコア部511、513、516におけるスペクトル曲線を示す。図30に示すように、曲げ損失の値が元々小さい波長1μm以上の領域においては、閉じ込め損失の影響が大きいので、特に線L2a、L2cについて曲げ損失の値が小さくなっている。一方、閉じ込め損失が小さく曲げ損失の影響が支配的な波長0.8μm以下の領域においては、各線ともほぼ同様の傾向となっている。すなわち、マルチコアHF5の曲げ損失については、コア部の位置によらず、単一コアHFと同様の特性が得られる。
図29、30が示すように、本実施の形態に係るマルチコアHF5の特性は、同一の設計パラメータを有する単一コアHFと同等か、それより良好なものとなる。したがって、実施の形態1において説明した使用波長帯域とHF2における設計パラメータとの関係、およびこれによって実現される光学特性については、マルチコアHF5に対しても適用できる。すなわち、たとえば、使用波長帯域に含まれる最も短い波長であるλに対応させて、Λ≦−0.518λ +6.3617λ+1.7468が成り立つようにマルチコアHF5のΛを設定すれば、各光信号の波長における曲げ損失を5dB/m以下とできる。また、使用波長帯域に含まれる最も長い波長であるλに対して、Λ≧−0.1452λ +2.982λ+0.1174が成り立つようにすれば、各光信号の波長における閉じ込め損失が0.01dB/km以下となる。
つぎに、マルチコアHF5に対して曲げを加えた場合の光のフィールド分布について説明する。図31は、マルチコアHF5のコア部511を伝搬する波長1.55μmの光のフィールド分布の強度を等高線で示す図である。なお、図31において、等高線はピーク値から5dBごとに−50dBまで示している。図31に示すように、コア部511に光が伝搬している状態において、隣接するコア部512〜517における光のフィールドの強度はピーク値に対して−20dB程度低い値である。一方、図32は、図31に示す状態に対してマルチコアHF5に曲げを加えた場合の光のフィールド分布の強度を等高線で示す図である。図32に示すように、マルチコアHF5に曲げを加えると光はコア部511に集中する。したがって、マルチコアHF5に曲げが加わっても、光の過剰な損失や干渉は生じないことが確認された。
つぎに、マルチコアHFの基本的な特性について確認するために、3つのコア部を有するマルチコアHFを公知のスタックアンドドロー法にて作製した。図33は、作製したマルチコアHFの断面写真を示す図である。符号X、Y、Zはコア部を示している。なお、このマルチコアHFにおいては、空孔の設計パラメータについてはd/Λ=0.43、Λ=5μmとした。また、各コア部X、Y、Zは、少なくとも4層の空孔に囲まれている。また、コア部X、Y、Z間の距離については、コア部Xとコア部Yとは空孔3層分だけ離隔し、コア部Xとコア部Zとは空孔4層分だけ離隔して形成した。
このマルチコアHFを長さ2mとして一端から光を入力し、コア部Xに光を伝搬させてその光学特性を測定したところ、波長分散は43.6ps/nm/km、有効コア断面積は35.9μmであり、図29に示す計算値とほぼ一致していた。また、図34は、このマルチコアHFのコア部Xに光を伝搬させた場合の曲げ損失の波長依存性を示す図である。図34に示すように、曲げ損失は波長0.6〜1.7μmにわたって2dB/m以下と良好であった。
つぎに、この長さ2mのマルチコアHFのコア間のクロストークを以下のように測定した。すなわち、このマルチコアHFの一端から光を入力し、コア部Xに光を伝搬させるとともに、他の一端におけるコア部Xからの光の出力と、コア部Xから各コア部Y、Zへ漏洩した光の出力とを測定し、これらの強度比からクロストークを算出した。図35は、作製したマルチコアHFにおけるクロストークの測定結果を示す図である。なお、「X−Y」とはコア部Xとコア部Yとの間のクロストークを示し、「X−Z」とはコア部Xとコア部Zとの間のクロストークを示す。また、この測定は波長0.85μm、1.55μmの2種類の波長の光を用いて行った。また、この測定はマルチコアHFに大きな曲げが生じない状態で行ったが、波長0.85μmの光を用いた場合は、マルチコアHFを直径20mmで一重に巻いた状態でも測定を行った。図35に示すように、コア間の離隔距離が空孔層4層分であるX−Zについて、0.85μm、1.55μmのいずれの場合もクロストークは−20dB以下となった。また、よりクロストークが低い波長0.85μmの場合においてマルチコアHFに曲げを加えた状態では、図31、32に示す計算結果と同様に、曲げを加えない状態よりもクロストークが向上することが確認された。
上記のように、マルチコアHFに曲げを印加することにより、コア部間の干渉が抑制され、クロストークが向上する。したがって、この性質を利用して、実施の形態2に係る光伝送システム20において、さらにマルチコアHF5に曲げを印加する曲げ印加手段を備えるようにしてもよい。図36は、実施の形態2に係る光伝送システム20に備えられる曲げ印加手段の一例を模式的に示す図である。この曲げ印加手段としてのボビン7は、たとえば金属や樹脂からなり、その直径がたとえば20mmである。そして、マルチコアHF5は、このボビン7に1重または多重に巻きつけられている。これによって、マルチコアHF5のコア部間のクロストークは、ボビン7を備えない場合よりも向上する。
また、マルチコアHFに側圧を印加することによっても、曲げを印加する場合と同様にクロストークを向上させることができる。図37は、実施の形態2に係る光伝送システム20に備えられる側圧印加手段の一例を模式的に示す図である。この側圧印加手段としての側圧印加部材8は、たとえば金属や樹脂からなる2枚の板状部材8a、8bを有する。この板状部材8a、8bは、直径がたとえば20mmで1重または多重に巻いたマルチコアHF5をその間に挟持し、マルチコアHF5に側圧を印加するように構成されている。これによって、マルチコアHF5のコア部間のクロストークは、側圧印加部材8を備えない場合よりも向上する。
なお、上記のボビン7または側圧印加部材8は、光伝送路の1区間、すなわち光送信装置または光中継装置と光中継装置または光受信装置との間に1個だけ配置してもよいし、所定の距離だけ離隔して複数個配置してもよい。また、ボビン7および側圧印加部材8を組み合わせて使用してもよい。また、コア部間の干渉を抑制するための曲げ印加手段および/または側圧印加手段として、マルチコアHF5を光ケーブルに収容して敷設する際に用いるスロットを用いてもよい。このようなスロットは、通常は収容する光ファイバに曲げや側圧ができるだけ印加されないように設計されている。しかしながら、マルチコアHF5のコア部間の干渉を抑制するために故意に曲げや側圧を印加するように、直径、その直径、螺旋溝の溝径、あるいは螺旋溝のピッチを設計したスロットであれば、上記曲げ印加手段および/または側圧印加手段として利用できる。ただし、いずれの曲げ印加手段および/または側圧印加手段についても、光伝送路の1区間において、過剰な曲げ損失が発生しない程度、たとえば3dB以下の曲げ損失が発生する程度の曲げとすることが好ましい。
また、本発明に係る光伝送システムは、上記実施の形態1、2に係るものに限定されない。たとえば、使用波長帯域に対して、その最短波長が図11に示すL8またはL9よりも長波長になるように、適宜HF2またはマルチコアHF5のΛを設定すれば、使用波長帯域における所望の曲げ損失を実現できる。さらに、使用波長帯域に含まれる最長波長がL23またはL24よりも短波長になるように適宜HFのΛを設定すれば、所望の閉じ込め損失を実現できる。
具体的に例示すれば、使用波長帯域が0.55〜1.7μmであり、HFまたはマルチコアHFのΛが5μmであり、d/Λが0.43であれは、曲げ損失が5dB/m以下であるとともに閉じ込め損失が0.01dB/km以下となり、かつシングルモード伝送が可能となる。また、使用波長帯域が1.0〜1.7μmであり、HFまたはマルチコアHFのΛが7μmであり、d/Λが0.43であれば、各光信号の波長において曲げ損失が1dB/m以下であるとともに閉じ込め損失が0.001dB/km以下となり、かつシングルモード伝送が可能となる。
また、上記実施の形態2では、マルチコアHF5のコア部の数は7であったが、特に限定はされない。また、上記実施形態2では、マルチコアHF5の異なるコア部に異なる波長の光信号を合波したが、同一の波長の光信号を合波してもよい。また、光送信器41〜47を波長多重(Wavelength Division Multiplexing、WDM)光を出力するものとし、マルチコアHF5の各コア部にWDM光を合波するようにしてもよい。また、光信号の数も、使用波長帯域に含まれる波長を有するものであれば特に限定されず、たとえば1〜400とできる。
以上のように、本発明によれば、広帯域にわたって光信号を低曲げ損失でシングルモード伝送できる光伝送システムを実現できるという効果を奏する。
ところで、図33に示したマルチコアHFは、クラッド部の中心軸の回りに3回回転対称となる配置をコア部の基準配置とすると、コア部Xだけが、この基準配置からずれた位置に配置している。その結果、このマルチコアHFの特定のコア部と、他のマルチコアHFの特定のコア部や光学装置とを、融着接続、コネクタ接続、メカニカルスプライス接続等を用いて接続する際に、接続を容易に行うことができるという効果を奏する。以下、本発明の実施の形態3として、このようなコア部の配置がずれたマルチコアHFについて具体的に説明する。
(実施の形態3)
図38は、本発明の実施の形態3に係るマルチコアHFの模式的な断面図である。このマルチコアHF5aは、図26に示すマルチコアHF5のコア部512に対応するコア部512aが、コア部512の位置よりも格子定数Λだけコア部511側にずれた位置に配置している点が、マルチコアHF5とは異なり、他のコア部511、513〜517、クラッド部52、空孔53についてはマルチコアHF5と同様の構成を有する。
ここで、マルチコアHF5は、コア部511〜517が、クラッド部52の中心軸の回りに6回回転対称となるように配置されているのに対し、マルチコアHF5aは、クラッド部52の中心軸の回りに6回回転対称となる配置を基準配置とした場合、1つのコア部512aが該基準配置からずれた位置に配置されている。
以下、マルチコアHF5aの接続性について、マルチコアHF5と対比させて説明する。はじめに、2本のマルチコアHF5同士を接続する場合を考える。図39は、図26に示すマルチコアHF5同士の接続について説明する説明図である。図39に示すように、紙面左側のマルチコアHF5のコア部512に光Lを通し、紙面右側のマルチコアHF5の接続すべき端面とは反対側の端面に受光装置を接続し、受光装置の受光する光の強度をモニタしながら接続を行なう場合を考える。この場合、紙面左側のマルチコアHF5のコア部512と、紙面右側のマルチコアHF5のコア部512〜517のいずれかの位置が一致していれば、光Lは左側のマルチコアHF5のコア部512から右側のマルチコアHF5のコア部512〜517のいずれかへ結合して反対側の端面まで伝搬し、受光装置の受光する光の強度が強くなる。このとき、紙面左側のマルチコアHF5のコア部512以外のコア部511、513〜517も紙面右側のマルチコアHF5のコア部511〜517のいずれかと位置が一致することになる。すなわち、コア部512〜517の識別を行うことなく、2本のマルチコアHF5同士を接続する場合は、受光強度だけでコア部の位置合わせの指標となる。
しかしながら、実際にマルチコア光ファイバを用いたシステムを構成する場合や、マルチコア光ファイバ自体の検査などにおいてはコア部512〜517の識別を行う必要がある場合もある。上記方法においては、右側のマルチコアHF5を60度回転する毎に、受光強度が強くなり、コア部512〜517の識別ができない。したがって、コア部512〜517の識別を行う必要がある場合は、受光強度だけではコア部の位置合わせの指標とはならない。
一方、図40は、図38に示すマルチコアHF5a同士の接続について説明する説明図である。図40に示すように、紙面左側のマルチコアHF5aのコア部512aに光Lを通し、紙面右側のマルチコアHF5の接続すべき端面とは反対側の端面に受光装置を接続し、受光装置の受光する光の強度をモニタしながら接続を行なう場合を考える。なお、両方のマルチコアHF5aのコア部512a同士の位置が一致していないとする。この場合、マルチコアHF5aのコア部512aは基準位置からずれているため、左側のマルチコアHF5aのコア部512aから出力した光Lは右側のマルチコアHF5aのコア部514へは結合しない。その結果、光Lは右側のマルチコアHF5aをほとんど伝搬しないので、受光装置の受光する光の強度はきわめて弱くなるかゼロとなる。
そして、図41に示すように、図40に示す状態から右側のマルチコアHF5aを120度回転し、両方のマルチコアHF5aのコア部512a同士の位置が一致した場合のみ、光Lは左側のマルチコアHF5aのコア部512aから右側のマルチコアHF5aのコア部512aへ結合して反対側の端面まで伝搬し、受光装置の受光する光の強度が強くなる。このように受光強度が強くなるのは、右側のマルチコアHF5aを360度回転させて一度だけである。したがって、受光強度だけでコア部の位置合わせの指標となる。このように、このマルチコアHF5aは、特定のコア部と、他のマルチコアHFの特定のコア部や光学装置とを接続する際に、接続を容易に行うことができる。
なお、他の接続方法を用いた場合でも、このマルチコアHF5aは接続が容易なものである。たとえば、2つのマルチコアHF5aの端面同士を突き合わせた状態で、2つのマルチコアHF5aの端面間にミラーやプリズムを挿入する。そして、このミラーやプリズムによって外部からの観察可能となった2つのマルチコアHF5aの各端面を観察しながら、2つのマルチコアHF5aの少なくとも一方を中心軸の回りに回転させてコア部同士の位置合わせをする。このとき、コア部512aを基準として回転位置を確定させれば、2つのマルチコアHF5aの特定のコア部同士の接続が容易となる。
また、上記の接続方法を組み合わせてもよい。ミラー等によって端面を観察しながら、コア部512aを基準として2つのマルチコアHF5a同士の回転位置の粗調整を行い、光強度モニタによって上記回転位置の微調整を行うことによって、迅速且つ容易な粗調整と正確な微調整とを実現できる。
(変形例1)
つぎに、実施の形態3のマルチコアHF5aの変形例1〜5について説明する。図42は、変形例1に係るマルチコアHF5bの模式的な断面図である。このマルチコアHF5bは、図26に示すマルチコアHF5のコア部512に対応するコア部512bが、コア部512の位置よりも格子定数Λだけコア部511とは反対側にずれた位置に配置している点が、マルチコアHF5とは異なり、他のコア部511、513〜517、クラッド部52、空孔53については同様の構成を有する。すなわち、このマルチコアHF5bは、クラッド部52の中心軸の回りに6回回転対称となる配置を基準配置とした場合、1つのコア部512bが該基準配置からずれた位置に配置しているものである。このマルチコアHF5bも、マルチコアHF5aと同様に、特定のコア部同士の接続が容易なものとなる。
(変形例2)
図43は、変形例2に係るマルチコアHF5cの模式的な断面図である。このマルチコアHF5cは、図42に示すマルチコアHF5bにおいて、コア部512bの外側にさらに複数の空孔53cを形成した構成を有している。その結果、このマルチコアHF5cは、コア部512bを囲む空孔層の層数が5層となり、マルチコアHF5bの場合よりもコア部512bの閉じ込め損失が低減する。
(変形例3)
図44は、変形例3に係るマルチコアHF5dの模式的な断面図である。このマルチコアHF5dは、図26に示すマルチコアHF5のコア部512、515に対応するコア部512d、515dが、それぞれコア部512、515の位置よりも格子定数Λだけコア部511とは反対側、またはコア部511側にずれた位置に配置している点が、マルチコアHF5とは異なり、他のコア部511、513、514、516、517、クラッド部52、空孔53については同様の構成を有する。すなわち、このマルチコアHF5cは、クラッド部52の中心軸の回りに6回回転対称となる配置を基準配置とした場合、2つのコア部512d、515dが該基準配置からずれた位置に配置しているものである。このマルチコアHF5dも、マルチコアHF5aと同様に、特定のコア部同士の接続が容易なものとなる。
(変形例4)
図45は、変形例4に係るマルチコアHF5eの模式的な断面図である。このマルチコアHF5eは、図26に示すマルチコアHF5のコア部512、517に対応するコア部512e、517eが、それぞれコア部512、517の位置よりも格子定数Λだけコア部511側、またはコア部511とは反対側にずれた位置に配置している点が、マルチコアHF5とは異なり、他のコア部511、513〜516、クラッド部52、空孔53については同様の構成を有する。すなわち、このマルチコアHF5eは、クラッド部52の中心軸の回りに6回回転対称となる配置を基準配置とした場合、2つのコア部512e、517eを該基準配置からずれた位置、かつ、コア部の配置がマルチコアHF5eの断面において線対称軸を有さないように配置しているものである。その結果、このマルチコアHF5eにおいては、マルチコアHF5eの両端部(図41の両端部A、Bを参照)を識別することも可能である。
すなわち、このマルチコアHF5eを切断した場合、一方の断面は図45に示すものとなるが、これに対向する他方の断面は、図45の断面とは鏡面対称となる。しかしながら、このマルチコアHF5eにおいては、2つのコア部512e、517eを基準配置からずれた位置、かつ、コア部の配置が線対称軸を有さないように配置しているので、鏡面対称となる断面においても、特定のコア部を識別できる。したがって、このマルチコアHF5eにおいては、コア部512eとコア部517eとの位置をより確実に識別し、他のコア部の位置についてもより確実に識別することができ、接続が一層容易となる。
(実施の形態4)
つぎに、本発明の実施の形態4に係るマルチコア光ファイバについて説明する。
図46は、本実施の形態4に係るマルチコア光ファイバの模式的な断面図である。図46に示すように、このマルチコア光ファイバ9は、空孔を有さない中実なマルチコア光ファイバであり、互いに離隔して配置されたコア部911〜917と、コア部911〜917の外周に位置するクラッド部92とを備える。コア部911は、クラッド部92のほぼ中心部に配置されている。一方、コア部913〜917は、クラッド部52の中心軸を中心とした符号Hに示す正六角形の配置を基準配置とした場合、この基準位置上に配置しており、1つのコア部912が、該基準配置からずれた位置に配置している。各コア部911〜917間の離隔距離や、コア部911〜917のコア径は特に限定されないが、たとえば離隔距離は60μm程度であり、コア径は5.0〜10.0μm程度である。また、各コア部911〜917は、ゲルマニウムを添加した石英系ガラスからなり、クラッド部92は、純石英ガラスからなる。その結果、クラッド部92は、各コア部911〜917の屈折率よりも低い屈折率を有し、クラッド部92に対する各コア部911〜917の比屈折率差は、0.3〜1.5%程度である。このマルチコア光ファイバ9は、この屈折率差によって、各コア部911〜917に光を閉じ込めて伝搬させる。
このマルチコア光ファイバ9においても、1つのコア部912が、該基準配置からずれた位置に配置しているので、マルチコアHF5aと同様に、接続が容易なものとなる。
このように本発明に係るマルチコア光ファイバは、中実なマルチコア光ファイバとすることもできる。
(実施の形態5)
図47は、本発明の実施の形態5係るマルチコアHF5fの模式的な断面図である。このマルチコアHF5fは、図26に示すマルチコアHF5のコア部512に対応するコア部が存在せず、コア部512の位置には空孔53fが形成されている点が、マルチコアHF5とは異なり、他のコア部511、513〜517、クラッド部52、空孔53については同様の構成を有する。すなわち、このマルチコアHF5fは、コア部513〜517が、クラッド部52の中心軸の回りに6回回転対称となる配置を基準配置とした場合、基準配置のうちの1つの位置を除いて配置されているものである。
このマルチコアHF5fも、マルチコアHF5aと同様に、接続が容易なものとなる。すなわち、たとえば、図39〜41に示した方法でこのマルチコアHF5f同士を接続する際に、一方のマルチコアHF5fのコア部513〜517に光を通した場合を考える。この場合、両方のマルチコアHF5fのコア部513〜517同士の位置が一致した場合のみ、光は一方のマルチコアHF5fのコア部513〜517から他方のマルチコアHF5fの対応するコア部513〜517へ結合して反対側の端面まで伝搬し、受光装置の受光する光の強度が最大に強くなる。このように受光強度が強くなるのは、他方のマルチコアHF5fを360度回転させて一度だけである。したがって、このマルチコアHF5fにおいても、受光強度だけでコア部の位置合わせの指標となり、接続を容易に行うことができる。
本発明は、このように複数のコア部が、基準配置のうちの少なくとも1つの位置を除いて配置されているマルチコア光ファイバであってもよい。
なお、この実施の形態5に係るマルチコアHF5fの変形例として、複数のコア部が、基準配置のうちの2つ以上の位置を除いて配置するようにしてもよいし、コア部の配置が線対称軸を有さないように配置するようにしてもよい。
また、本発明は、実施の形態4に係るマルチコア光ファイバのように中実なマルチコア光ファイバにおいても、複数のコア部が、基準配置のうちの少なくとも1つの位置を除いて配置するようにしてもよいし、コア部の配置が線対称軸を有さないように配置するようにしてもよい。
また、上記実施の形態3〜5またはその変形例は一例であって、コア部、コア部に光を閉じ込めるための空孔について、その数、配置は特に限られない。たとえば、コア部の配置とした場合、2〜12回回転対称となる配置を基準配置としてもよい。また、基準位置からずらすコア部や、コア部を配置しない基準位置についても、適宜選択することができる。
本発明は、高速、大容量の光伝送システムにおいて好適に利用できる。

Claims (10)

  1. 使用波長帯域に含まれる波長を有する少なくとも1つの光信号を出力する光送信手段と、
    前記光送信手段に接続し、互いに離隔して配置した複数のコア部と該各コア部の外周に位置して該コア部の周囲に三角格子を形成するように配置した複数の空孔を有するクラッド部とを有し、前記各コア部において、前記光信号をシングルモードで伝送するとともに前記使用波長帯域に含まれるいずれかの波長において直径20mmで曲げた場合の曲げ損失が5dB/m以下であるホーリーファイバと、
    前記ホーリーファイバに、前記複数のコア部の間の干渉を抑制するために故意に曲げおよび/または側圧を印加する印加手段と、
    前記光信号を前記複数のコア部のいずれかに合波する光合波手段と、
    前記ホーリーファイバが伝送した前記光信号を該ホーリーファイバから分波する光分波手段と、
    前記光分波手段が分波した前記光信号を受信する光受信手段と、
    を備え
    前記使用波長帯域が0.4〜1.7μmから選択され、
    前記ホーリーファイバは、前記空孔が前記コア部を囲むように形成している空孔層数が4層以上であり、前記三角格子の格子定数Λ[μm]に対する前記空孔の孔径d[μm]の比d/Λが0.40以上0.43以下であるとともに、前記三角格子の格子定数Λ[μm]と前記使用波長帯域に含まれる最も短い波長λ [μm]との間に、Λ≦−0.518λ +6.3617λ +1.7468が成り立つ
    ことを特徴とする光伝送システム。
  2. 前記ホーリーファイバは、前記複数のコア部のうち任意の2つのコア部間に4つ以上の空孔が存在するように該複数のコア部を配置したことを特徴とする請求項に記載の光伝送システム。
  3. 前記ホーリーファイバは、Λ≦−0.739λ +6.3115λ+1.5687が成り立つことを特徴とする請求項に記載の光伝送システム。
  4. 前記ホーリーファイバは、前記空孔が前記コア部を囲むように形成している空孔層数が5層であり、前記三角格子の格子定数Λ[μm]と前記使用波長帯域に含まれる最も長い波長λ[μm]との間に、Λ≧−0.1452λ +2.982λ+0.1174が成り立ち、前記使用波長帯域に含まれる波長において閉じ込め損失が0.01dB/km以下であることを特徴とする請求項のいずれか一つに記載の光伝送システム。
  5. 前記ホーリーファイバは、Λ≧−0.0801λ +3.6195λ+0.3288が成り立つことを特徴とする請求項に記載の光伝送システム。
  6. 前記ホーリーファイバは、前記空孔が前記コア部を囲むように形成している空孔層数が6層であり、前記三角格子の格子定数Λ[μm]と前記使用波長帯域に含まれる最も長い波長λ[μm]との間に、Λ≧−0.0995λ +2.438λ+0.337が成り立ち、前記使用波長帯域に含まれる波長において閉じ込め損失が0.01dB/km以下であることを特徴とする請求項のいずれか一つに記載の光伝送システム。
  7. 前記光送信手段は、前記使用波長帯域が0.55〜1.7μmから選択され、前記ホーリーファイバは、Λが5μm以上であることを特徴とする請求項のいずれか一つに記載の光伝送システム。
  8. 前記光送信手段は、前記使用波長帯域が1.0〜1.7μmから選択され、前記ホーリーファイバは、Λが7μm以上であり、前記使用波長帯域に含まれる波長において直径20mmで曲げた場合の曲げ損失が1dB/m以下であるとともに閉じ込め損失が0.001dB/km以下であることを特徴とする請求項のいずれか一つに記載の光伝送システム。
  9. 複数のコア部と、
    前記複数のコア部のそれぞれの外周に位置するクラッド部とを備え、
    前記複数のコア部は、前記クラッド部の中心軸の回りに回転対称となる配置を基準配置とした場合、前記複数のコア部のうち、少なくとも1つのコア部が前記基準配置からずれた位置に配置している
    ことを特徴とするマルチコア光ファイバ。
  10. 前記複数のコア部は、前記マルチコア光ファイバの断面におけるコア部の配置が線対称軸を有さないようにコア部が配置されていることを特徴とする請求項に記載のマルチコア光ファイバ。
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