JP6824814B2 - 損失差補償器 - Google Patents
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Description
一方の前記光ファイバ伝送路からのN個の伝搬チャネルをコア間ピッチがD1であるN個のコアに分波するチャネル分波部と、
一端が前記チャネル分波部の各コアに接続しており、一端から他端へ向けてコア間ピッチをD1からD2(D2>D1)へ広げるN個のコアを有するコア間ピッチ拡大部と、
一端が前記コア間ピッチ拡大部の各コアの他端と接続し、コア間ピッチがD2であるN個のコア、及びそれぞれのコアに異なった損失スペクトルを与える損失調整部を有する損失差補償部と、
一端が前記損失差補償部の各コアの他端に接続しており、一端から他端へ向けてコア間ピッチをD2からD1へ狭めるN個のコアを有するコア間ピッチ縮小部と、
一端が前記コア間ピッチ縮小部の各コアの他端に接続するN個のコアを有し、前記N個のコアを伝搬する光を合波してN個の伝搬チャネルとして他方の前記光ファイバ伝送路に出力するチャネル合波部と、
を備えることを特徴とする。
チャネル間光強度を均一化する場合、光強度の強いチャネル(MMFのモードないしMCFのコア)の光が伝搬するコアの損失差補償部に対して当該光が減衰するように損失調整部(好ましくは長周期グレーティングの溝間隔Λ)を設定する。このようにコア毎に損失調整を行う場合、隣接コアへの影響を防ぐために損失差補償部のコア間ピッチを広げておく。
図1は、本実施形態の損失差補償器301の概略図である。損失差補償器301は、伝搬チャネル数がNである光ファイバ伝送路50の途中に配置され、チャネル間の損失補償を行う損失差補償器であって、
一方の光ファイバ伝送路50−1からのN個の伝搬チャネルをコア間ピッチがD1であるN個のコアに分波するチャネル分波部11と、
一端がチャネル分波部11の各コアに接続しており、一端から他端へ向けてコア間ピッチをD1からD2(D2>D1)へ広げるN個のコアを有するコア間ピッチ拡大部12と、
一端がコア間ピッチ拡大部12の各コアの他端と接続し、コア間ピッチがD2であるN個のコア、及びそれぞれのコアに異なった損失スペクトルを与える損失調整部を有する損失差補償部13と、
一端が損失差補償部13の各コアの他端に接続しており、一端から他端へ向けてコア間ピッチをD2からD1へ狭めるN個のコアを有するコア間ピッチ縮小部14と、
一端がコア間ピッチ縮小部14の各コアの他端に接続するN個のコアを有し、前記N個のコアを伝搬する光を合波してN個の伝搬チャネルとして他方の光ファイバ伝送路50−2に出力するチャネル合波部15と、
を備える。
損失差補償器301は、モード間の利得等化器として機能する。
図5は、本手段を備える損失差補償器302を説明する図である。損失差補償器302は、光ファイバ伝送路50がマルチモードファイバであり、前記伝搬チャネルが前記マルチモードファイバを伝搬する伝搬モードである場合に、一方の光ファイバ伝送路50−1とチャネル分波部11との間に配置され、前記伝搬モードのモード間損失を補償してチャネル分波部11に結合するモード間損失補償部16を、損失差補償器301にさらに備える。
図6は、本手段を備える損失差補償器303を説明する図である。損失差補償器303は、光ファイバ伝送路50がマルチモードファイバであり、前記伝搬チャネルが前記マルチモードファイバを伝搬する伝搬モードである場合に、チャネル分波部11、コア間ピッチ拡大部12、損失差補償部13、コア間ピッチ縮小部14、及びチャネル合波部15のN個のコアのうちの少なくとも1つは直径が他と異なる。
本実施形態の損失差補償器(301〜303)は、光ファイバや方形シリカ導波路中にフェムト秒レーザなどを用いて3次元的にコアを描画する手法、積層導波路(Planar light waveguide;PLC)で形成する手法、チャネル分波部11とチャネル合波部15をフォトニックランタンとし、他の部分を上記手法で形成する手法、異なる2種類のコア間ピッチのマルチコアファイバを直列に接続する手法などを用いることができる。
実施形態1では伝送路としてマルチモードファイバを用いた際の例について示したが、同様に結合型マルチコア伝送路を用いても同様に適用可能である。図9は、マルチコアファイバである光ファイバ伝送路50に接続した損失差補償器301を説明する図である。光ファイバ伝送路50がマルチコアファイバであり、前記伝搬チャネルが前記マルチコアファイバのコアである場合に、チャネル分波部11及びチャネル合波部15の各コアと前記マルチコアファイバの各コアとを接続する。
12:コア間ピッチ拡大部
13:損失差補償部
14:コア間ピッチ縮小部
15:チャネル合波部
16:モード間損失差補償部
16a:導波路
50、50−1、50−2:光ファイバ伝送路
301〜303:損失差補償器
Claims (5)
- 伝搬チャネル数がNである光ファイバ伝送路の途中に配置され、チャネル間の損失補償を行う損失差補償器であって、
一方の前記光ファイバ伝送路からのN個の伝搬チャネルをコア間ピッチがD1であるN個のコアに分波するチャネル分波部と、
一端が前記チャネル分波部の各コアに接続しており、一端から他端へ向けてコア間ピッチをD1からD2(D2>D1)へ広げるN個のコアを有するコア間ピッチ拡大部と、
一端が前記コア間ピッチ拡大部の各コアの他端と接続し、コア間ピッチがD2であるN個のコア、及びそれぞれのコアに異なった損失スペクトルを与える損失調整部を有する損失差補償部と、
一端が前記損失差補償部の各コアの他端に接続しており、一端から他端へ向けてコア間ピッチをD2からD1へ狭めるN個のコアを有するコア間ピッチ縮小部と、
一端が前記コア間ピッチ縮小部の各コアの他端に接続するN個のコアを有し、前記N個のコアを伝搬する光を合波してN個の伝搬チャネルとして他方の前記光ファイバ伝送路に出力するチャネル合波部と、
を備え、
前記光ファイバ伝送路がマルチモードファイバであり、前記伝搬チャネルが前記マルチモードファイバを伝搬する伝搬モードである場合に、
一方の前記光ファイバ伝送路と前記チャネル分波部との間に配置され、前記伝搬モードのモード間損失を補償して前記チャネル分波部に結合するモード間損失補償部
をさらに備えることを特徴とする損失差補償器。 - 伝搬チャネル数がNである光ファイバ伝送路の途中に配置され、チャネル間の損失補償を行う損失差補償器であって、
一方の前記光ファイバ伝送路からのN個の伝搬チャネルをコア間ピッチがD1であるN個のコアに分波するチャネル分波部と、
一端が前記チャネル分波部の各コアに接続しており、一端から他端へ向けてコア間ピッチをD1からD2(D2>D1)へ広げるN個のコアを有するコア間ピッチ拡大部と、
一端が前記コア間ピッチ拡大部の各コアの他端と接続し、コア間ピッチがD2であるN個のコア、及びそれぞれのコアに異なった損失スペクトルを与える損失調整部を有する損失差補償部と、
一端が前記損失差補償部の各コアの他端に接続しており、一端から他端へ向けてコア間ピッチをD2からD1へ狭めるN個のコアを有するコア間ピッチ縮小部と、
一端が前記コア間ピッチ縮小部の各コアの他端に接続するN個のコアを有し、前記N個のコアを伝搬する光を合波してN個の伝搬チャネルとして他方の前記光ファイバ伝送路に出力するチャネル合波部と、
を備え、
前記光ファイバ伝送路がマルチモードファイバであり、前記伝搬チャネルが前記マルチモードファイバを伝搬する伝搬モードである場合に、
前記チャネル分波部、前記コア間ピッチ拡大部、前記損失差補償部、前記コア間ピッチ縮小部、及び前記チャネル合波部のN個のコアのうちの少なくとも1つは直径が他と異なること、及び
前記損失差補償部の前記損失調整部が長周期グレーティングであること
を特徴とする損失差補償器。 - 伝搬チャネル数がNである光ファイバ伝送路の途中に配置され、チャネル間の損失補償を行う損失差補償器であって、
一方の前記光ファイバ伝送路からのN個の伝搬チャネルをコア間ピッチがD1であるN個のコアに分波するチャネル分波部と、
一端が前記チャネル分波部の各コアに接続しており、一端から他端へ向けてコア間ピッチをD1からD2(D2>D1)へ広げるN個のコアを有するコア間ピッチ拡大部と、
一端が前記コア間ピッチ拡大部の各コアの他端と接続し、コア間ピッチがD2であるN個のコア、及びそれぞれのコアに異なった損失スペクトルを与える損失調整部を有する損失差補償部と、
一端が前記損失差補償部の各コアの他端に接続しており、一端から他端へ向けてコア間ピッチをD2からD1へ狭めるN個のコアを有するコア間ピッチ縮小部と、
一端が前記コア間ピッチ縮小部の各コアの他端に接続するN個のコアを有し、前記N個のコアを伝搬する光を合波してN個の伝搬チャネルとして他方の前記光ファイバ伝送路に出力するチャネル合波部と、
を備え、
前記光ファイバ伝送路が結合型のマルチコアファイバであり、前記伝搬チャネルが前記マルチコアファイバのコアである場合に、前記チャネル分波部及び前記チャネル合波部の各コアと前記マルチコアファイバの各コアとを接続すること、及び
前記損失差補償部がマルチコアファイバであること
を特徴とする損失差補償器。 - 前記損失差補償部の前記損失調整部が長周期グレーティングであることを特徴とする請求項1又は3に記載の損失差補償器。
- 前記長周期グレーティングの溝間隔Λが数1であることを特徴とする請求項2又は4に記載の損失差補償器。
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