JP2018146755A - モード合分波器及びモード多重伝送システム - Google Patents

モード合分波器及びモード多重伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】モード多重伝送であっても通信システムの伝送容量及び伝送距離が制限され難いモード合分波器及びモード多重伝送システムを提供する。【解決手段】モード合分波器301は、複数の単一モード導波路12、複数の伝搬モードが伝搬する多モード導波路11、モード回転子14、16、及び単一モード導波路と多モード導波路との合流部13、15を組み合わせて構成される。単一モード導波路からの光は多モード導波路の各伝搬モードに分配されて伝送される。【選択図】図1

Description

本開示は、伝搬モード数が3以上である光ファイバケーブルにおいて伝搬モードそれぞれをキャリアとして利用する多重方法であるモード多重伝送に必要なモード合波器およびモード分波器に関する。
光ファイバ通信システムでは、光ファイバ中で発生する非線形効果やファイバヒューズが問題となり、伝送の大容量化が制限されている。これらの制限を緩和するためには、光ファイバに導波する光の密度を低減する必要があり、非特許文献1に示すように大コアファイバが検討されている。
しかし、曲げ損失低減、単一モード動作領域の拡大、実効断面積の拡大は互いにトレードオフの関係にあり、所定の条件下における実効断面積の拡大量には限界があるという課題があった。そこで、伝送ファイバにマルチモードファイバを用い、伝搬する複数のモードを用いて並列伝送を行うモード多重伝送システムが、飛躍的な大容量化を実現する技術として検討されている(例えば、非特許文献2を参照。)。
モード多重伝送システムにおいては、送信機から発せられる複数の信号を別々のモードとして光ファイバ中を伝搬させるため、モード合分波器が提案されている。これまで、空間光学系やファイバ型など、様々な方式のモード合分波器が提案されているが、PLC(Planar lightwave circuit)型のモード合分波器は、低損失・広帯域性を有しており、量産性も優れていることが特徴である(例えば非特許文献3、4を参照。)。
T. Matsui, et al., "Applicability of Photonic Crystal Fiber With Uniform Air−Hole Structure to High−Speed and Wide−Band Transmission Over Conventional Telecommunication Bands", J. Lightwave Technol. 27, 5410−5416, 2009. N. Hanzawa et al., "Demonstration of mode−division multiplexing transmission over 10 km two−mode fiber with mode coupler", OFC2011, paper OWA4 (2011) N.Hanzawa et al.,"Asymmetric parallel waveguide with mode conversion for mode and wavelength division multiplexing transmission"、OFC2012、OTu1l.4. N. Hanzawa et al, "Mode multi/demultiplexing with parallel waveguide for mode division multiplexed transmission", Opt. Express vol.22, pp. 29321−29330 (2014) K. Saitoh et al., "PLC−based LP11 mode rotator for mode−divisionmultiplexing transmission", Opt. Express, vol.22, pp.19117−19130 (2014). T. Ohara et al., "Over−1000−Channel Ultradense WDM Transmission With Supercontinuum Multicarrier Source", IEEE J. Lightw. Technol., vol. 24, pp.2311−2317 (2006) N.Hanzawa et al., "Demonstration of PLC−based six−mode multiplexer for mode division multiplexing transmission" ECOC2015, paper ID 0145 (2015) R. Ryf et al., "Mode−division multiplexing over 96 km of few−mode fiber using coherent 6×6 MIMO processing", J. Lightw. Technol., vol. 30, pp. 521−531 (2012).
しかしながら、複数のモードが伝搬する伝送路では、モード間で伝送損失、波長分散、偏波分散などの光学特性も異なる。このため、送信機から発せられる複数の信号を別々のモードとして光ファイバ中を伝搬させるモード多重伝送システムは、送信信号間の伝送品質差が大きくなり、通信システムの伝送容量及び伝送距離が制限されるという課題がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決すべく、モード多重伝送であっても通信システムの伝送容量及び伝送距離が制限され難いモード合分波器及びモード多重伝送システムを提供することを目的とする。
本願の発明者は、いずれのポートに入力された信号光も伝送路で伝送可能な全てのモードに分散させることができるモード合分波器の構造を見出すことができた。
本発明に係る第1のモード合分波器は、分波側のポート1、ポート2及びポート3からの光を合波側のポート4に合波し、前記ポート4からの光を前記ポート1、前記ポート2及び前記ポート3へ分波する平面光回路型のモード合分波器であって、
基板と、
前記基板上に形成され、一端が前記ポート4に接続する3モード導波路と、
前記基板上に形成され、前記3モード導波路の他端と前記ポート1及び前記ポート2とをそれぞれ単一モード導波路で接続し、該単一モード導波路それぞれのLP01モードと前記3モード導波路のLP01モード及びLP11aモードとを変換する第1合分波部と、
前記基板上に形成され、前記一端と前記他端との間の前記3モード導波路と前記ポート3とを単一モード導波路で接続し、該単一モード導波路のLP01モードと前記3モード導波路のLP01モード及びLP11aモードとを変換する第2合分波部と、
前記第1合分波部と前記第2合分波部との間の前記3モード導波路に形成され、LP11aモードとLP11bモードとの間で全てのパワーが交換する第1モード回転子と、
前記第2合分波部と前記ポート4との間の前記3モード導波路に形成され、LP11aモードとLP11bモードとの間で半分のパワーが交換する第2モード回転子と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係る第2のモード合分波器は、分波側のポート1、ポート2、ポート3及びポート4からの光を合波側のポート5に合波し、前記ポート5からの光を前記ポート1、前記ポート2、前記ポート3及び前記ポート4へ分波する平面光回路型のモード合分波器であって、
基板と、
前記基板上に形成され、一端と他端との間にLP11aモードとLP11bモードとの間で全てのパワーが交換するモード回転子を有する第1の3モード導波路、及び
前記基板上に形成され、前記第1の3モード導波路の他端と前記ポート1及び前記ポート2とをそれぞれ単一モード導波路で接続し、該単一モード導波路それぞれのLP01モードと前記第1の3モード導波路のLP01モード及びLP11aモードとを変換する第1合分波部、を有する第1アームと、
前記基板上に形成され、一端と他端との間にLP11aモードとLP11bモードとの間で全てのパワーが交換するモード回転子を有する第2の3モード導波路、及び
前記基板上に形成され、前記第2の3モード導波路の他端と前記ポート3及び前記ポート4とをそれぞれ単一モード導波路で接続し、該単一モード導波路それぞれのLP01モードと前記第2の3モード導波路のLP01モード及びLP11aモードとを変換する第2合分波部、を有する第2アームと、
前記基板上に形成され、一端が前記ポート5に接続する4モード導波路と、
前記基板上に形成され、前記4モード導波路の他端と前記第1アームの前記第1の3モード導波路の一端及び前記第2アームの前記第2の3モード導波路の一端とを接続し、前記第1の3モード導波路及び前記第2の3モード導波路のLP01モードと前記4モード導波路のLP01モード及びLP11aモードとを変換し、前記第1の3モード導波路及び前記第2の3モード導波路のLP11bモードと前記4モード導波路のLP11bモード及びLP21aモードとを変換する第3合分波部と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係る第3のモード合分波器は、
2つの第1のモード合分波器と、
前記基板上に形成され、一端が合波側のポート5に接続し、一端側の正方形状の断面を他端側の非正方形状の断面に変換し、LP21b及びLP02のモードとE13及びE31モードとを変換とするテーパ部を有する6モード導波路と、
前記基板上に形成され、前記6モード導波路の他端とそれぞれの前記第1のモード合分波器の前記ポート4とを接続し、前記3モード導波路のLP01モードと前記6モード導波路のLP01モード、LP11aモード及びLP21bモードとを変換し、前記3モード導波路のLP11aモードと前記6モード導波路のLP01モード、LP11aモード、E13モード及びE31モードとを変換し、前記3モード導波路のLP11bモードと前記6モード導波路のLP11bモード及びLP21aモードとを変換する第4合分波部と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係る第4のモード合分波器は、
基板上に形成された分波側のn(nは3以上の整数)本の単一モード導波路と、
前記基板上に形成された合波側のnモード導波路と、
前記単一モード導波路をm(mは2以上の整数)のグループに分け、前記単一モード導波路を前記グループ内で前記基板に水平方向に隙間なく並列し、且つ前記単一モード導波路を前記グループ毎に前記基板からの高さを違えて隙間なく積層し、前記nモード導波路に接続する合分波部と、
を備える。
ここで、第4のモード合分波器は、nとmの組み合わせ(n,m)が、(3,2)または(6,2)であることを特徴とする。
入力する信号光のポート間差を低減するために、本発明に係る第1から第4のモード合分波器は、前記分波側から入射する単一モードの信号光が、合波側の全ての導波モードへ−25dB以上で結合することを特徴とする。
本発明に係るモード多重伝送システムは、
互いの合波側のポートをマルチモードファイバで接続した、第1から第4のモード合分波器2つと、
前記モード合分波器の分波側の各ポートに接続された複数の送受信器と、
を備える。
本発明は、モード多重伝送であっても通信システムの伝送容量及び伝送距離が制限され難いモード合分波器及びモード多重伝送システムを提供することができる。
本発明に係る第1のモード合分波器を説明する図である。 導波路におけるモードの電界分布を説明する図である。 モード回転子の構造を説明する図である。 本発明に係る第1のモード合分波器の設計パラメータの例である。 本発明に係る第1のモード合分波器の設計パラメータの定義である。 本発明に係る第1のモード合分波器の損失特性を説明する図である。 本発明に係る第1のモード合分波器の損失特性についての波長依存性を説明する図である。 本発明に係る第1のモード合分波器のパワー比率の波長依存性を説明する図である。 本発明に係る第2のモード合分波器を説明する図である。 本発明に係る第2のモード合分波器の設計パラメータの例である。 本発明に係る第2のモード合分波器の各ポートから光を入射したときの出力モードパワー比率を説明する図である。 本発明に係る第3のモード合分波器を説明する図である。 本発明に係る第3のモード合分波器の設計パラメータの例である。 本発明に係る第3のモード合分波器の各ポートから光を入射したときの出力モードパワー比率を説明する図である。 本発明に係る第4のモード合分波器を説明する図である。 本発明に係る第4のモード合分波器の設計パラメータの定義である。 本発明に係る第4のモード合分波器の設計パラメータの例である。 本発明に係る第4のモード合分波器の各ポートから光を入射したときの出力モードパワー比率を説明する図である。 本発明に係るモード多重伝送システムを説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1(A)は、第1のモード合分波器301を説明する図である。モード合分波器301は3モード合分波器である。モード合分波器301は、分波側のポートP1、ポートP2及びポートP3からの光を合波側のポートP4に合波し、ポートP4からの光をポートP1、ポートP2及びポートP3へ分波する平面光回路型のモード合分波器であって、
基板10と、
基板10上に形成され、一端がポートP4に接続する3モード導波路11と、
基板10上に形成され、3モード導波路11の他端とポートP1及びポートP2とをそれぞれ単一モード導波路12で接続し、該単一モード導波路12それぞれのLP01モードと3モード導波路11のLP01モード及びLP11aモードとを変換する第1合分波部13と、
基板10上に形成され、前記一端と前記他端との間の3モード導波路11とポートP3とを単一モード導波路12で接続し、該単一モード導波路12のLP01モードと3モード導波路11のLP01モード及びLP11aモードとを変換する第2合分波部15と、
第1合分波部13と第2合分波部15との間の3モード導波路11に形成され、LP11aモードとLP11bモードとの間で全てのパワーが交換する第1モード回転子14と、
第2合分波部15とポートP4との間の3モード導波路11に形成され、LP11aモードとLP11bモードとの間で半分のパワーが交換する第2モード回転子16と、
を備えることを特徴とする。
第1合分波部13は、2つの単一モード導波路12が合流し、3モード導波路11となるY字型合流部である。第2合分波部15は、1つの単一モード導波路12がさらに3モード導波路11に合流するY字型合流部である。第1合分波部13と第2合分波部15の後段にLP11aとLP11bモード間を交換するモード回転子(14、16)をそれぞれ有する。
第1合分波部13は、入力導波路構造が略等しく設計されている。各単一モード導波路12を伝搬してきたLP01モードは、3モード導波路11のLP01およびLP11aモードに分かれてそれぞれ合波される。この時、Y字型合流部の導波構造は、水平方向の構造のみが変化するため、第1合分波部13ではLP01モードからLP11bモードヘは結合しない。これは、LP01モードから結合するモードは、導波路の水平方向に2つのピークを持つLP11aモードであり、垂直方向に2つのピークを持つLP11bモードはどのモードとも結合しないためである(例えば、非特許文献4を参照。)。各種モードの電界分布は図2に示す。
第1合分波部13を通過したLP11aモードは、全てのパワーがモード回転子14においてLP11bモードに変換される。これは、次の理由による。第2合分波部15では、ポートP3から入射されたLP01モードの光がLP01及びLP11aモードとして3モード導波路11に合流する。このため、第2合分波部15では、第1合分波部13から伝搬してきたLP01及びLP11aモードと、ポートP3から単一モード導波路12を伝搬してきたLP01モードの計3種の入射パターンに対して、合流後にLP01とLP11aモードの計2種のモードにしか結合できない。これは、第2合分波部15において損失が生ずることになる。
そこで、第1合分波部13から伝搬してきたLP11aモードをモード回転子14によりLP11bモードに変換する。第2合分波部15においては、入力3モード導波路11と出力3モード導波路11の構造が略等しいため、3モード導波路11から伝搬してきたLP01モード及びLP11bモードは、モード変換されずに第2合分波部15を伝搬する。一方で、ポートP3から単一モード導波路12を伝搬してきたLP01モードは、第2合分波部15において、LP01モード及びLP11aモードに分かれて合波される。
最後に、第2合分波部15の後に設置されたLP11aモードとLP11bモードのパワーの半分を変換するモード回転子16により、各ポートから入射された信号のパワーは、LP01、LP11a、LP11bモードの全てに分配され、合波される。つまり、図1(B)に記載するように、ポートP1及びP2から入射されたLP01モードの光は全ての伝搬モード(LP01、LP11a、LP11b)に分配され、3モード導波路11のポートP4に合波されることになる。なお、第2合分波部15も同様に、P3から入射されたLP01モードの光は全ての伝搬モード(LP01、LP11a、LP11b)に分配され、3モード導波路11のポートP4に合波されることになる。
図3は、モード回転子(14、16)の構造を示す。モード回転子は、導波路の幅w、高さhを有する導波路であり、断面の少なくとも一部に溝を設けたトレンチ層を備える。図3においては、導波路の上面端に深さht、幅wtのトレンチがある例を示しているが、溝の位置、形状は任意である。
この時、モード回転子におけるLP11a及びLP11bモードの伝搬定数をβa及びβbとしたとき、モード回転子の長さLが
(βa―βb)L=π (式1)
となるように調整すると、モード交換器に入力したLP11aまたはLP11bモードが出力端でLP11bまたはLP11aに変換される(例えば、非特許文献5を参照。)。
また、モード回転子の長さLが
(βa―βb)L=π/2 (式2)
であるとき、LP11aまたはLP11bモードの半分のパワーが、他方のモードに変換される。
図4は、モード合分波器301の設計パラメータの例を説明する図である。各種構造パラメータ―変数の定義は図5に記載している。図5(A)はモード合分波器301を上面から見た図であり、図5(B)はモード回転子(14、16)の断面図である。図6は、モード合分波器301の挿入損失の計算結果を説明する図である。何れのポートから入射した光でも、3つのモードに分配されていることがわかる。全ポートで損失は0.2dB以下である。モードパワー比は、ポートP3から入射した光のLP01モードパワーが最も少なく、10%程度となっている。
図7は、モード合分波器301における損失の波長依存性の計算結果を示している。モード合分波器301は、従来技術の平行導波路を用いたPLC型モード合分波器と比較して非常に広い低損失動作帯域を有している。図8は、モード合分波器301における各波長帯のモードパワー比を示している。波長が変わった場合においても、各ポートから入射された光は全モードへ分配されており、そのモード分配比も波長に対して大きく変化していないことがわかる。
なお、ポートP4からモード多重された信号を入射すると、各ポートP1〜3に分波され、モード合分波器301をモード分波器として用いることができる。このときの損失特性及び波長特性は図6及び図7と同じである。
ところで、光通信システムでパワーペナルティを1dB以下にするためには、非特許文献6に記載の通り信号間クロストークは−26dB以下としなければならない。
しかし、本実施形態では、モード合分波器におけるモード分配については受信側のMIMO信号処理で補償可能であるため、信号間のクロストークは−26dB以下とする必要はない。むしろ、−26dB以下のモード分配比では、信号間品質差を低減することができない。よって、信号品質差を低減するために有意なモードの最低分配比としては−25dB以上であると考えられる。本実施形態のモード合分波器は、信号間の品質差を低減するために、モードの分配比が−25dB以上となるように各パラメータを設計する必要がある。
(実施形態2)
図9(A)は、第2のモード合分波器302を説明する図である。モード合分波器302は4モード合分波器である。モード合分波器302は、分波側のポートP1、ポートP2、ポートP3及びポートP4からの光を合波側のポートP5に合波し、ポートP5からの光をポートP1、ポートP2、ポートP3及びポートP4へ分波する平面光回路型のモード合分波器であって、
基板10と、
基板10上に形成され、一端と他端との間にLP11aモードとLP11bモードとの間で全てのパワーが交換するモード回転子22aを有する第1の3モード導波路21a、及び
基板10上に形成され、第1の3モード導波路21aの他端とポートP1及びポートP2とをそれぞれ単一モード導波路12で接続し、該単一モード導波路12それぞれのLP01モードと第1の3モード導波路21aのLP01モード及びLP11aモードとを変換する第1合分波部23a、を有する第1アーム100aと、
基板10上に形成され、一端と他端との間にLP11aモードとLP11bモードとの間で全てのパワーが交換するモード回転子22bを有する第2の3モード導波路21b、及び
基板10上に形成され、第2の3モード導波路21bの他端とポートP3及びポートP4とをそれぞれ単一モード導波路12で接続し、該単一モード導波路12それぞれのLP01モードと第2の3モード導波路21bのLP01モード及びLP11aモードとを変換する第2合分波部23b、を有する第2アーム100bと、
基板10上に形成され、一端がポートP5に接続する4モード導波路25と、
基板10上に形成され、4モード導波路25の他端と第1アーム100aの第1の3モード導波路21aの一端及び第2アーム100bの第2の3モード導波路21bの一端とを接続し、第1の3モード導波路21a及び第2の3モード導波路21bのLP01モードと4モード導波路25のLP01モード及びLP11aモードとを変換し、第1の3モード導波路21a及び第2の3モード導波路21bのLP11bモードと4モード導波路25のLP11bモード及びLP21aモードとを変換する第3合分波部26と、
を備えることを特徴とする。
モード合分波器302は、図1に記載のモード合分波器301の第1合分波部13とモード回転子14の部分を含むモード合分波器(第1アーム100aと第2アーム100b)を2つ有する。そして、第3合分波部26は、第1アーム100aと第2アーム100bのそれぞれの2モード出力をY字型合流部で合流し、4モード導波路25に結合する。
実施形態1で説明した通り、各ポートから入射されたLP01モードは、第1合分波部23aと第2合分波部23bでLP01とLP11aのモードに分配され、3モード導波路(21a、21b)を伝搬する。第1合分波部23aと第2合分波部23bを通過したLP11aモードは、その後、モード回転子(22a、22b)においてLP11bモードに変換される。
第3合分波部26は、2つの入力導波路構造が略等しいため、LP01モードは第1合分波部23aや第2合分波部23bと同様にLP01モードとLP11aモードに分配される。LP11bモードは、結合し得るモードがLP21aモードであるため(例えば、非特許文献4を参照。)、LP11bとLP21aモードに分配される。
結果として、図9(B)のようにポートP1〜P4から入射されたLP01モードの光は、全ての伝搬モード(LP01、LP11a、LP11b、LP21a)に分配され、4モード導波路25のポートP5に合波されることになる。
図10は、モード合分波器302の設計パラメータの例を説明する図である。図11は、モード合分波器302の挿入損失の計算結果を説明する図である。本構造は、Y合流部が全て対象構造であるため、いずれのポートから入射した光も同じ損失特性が得られる。結果より、4つのモード全てにパワーがほぼ等分配されており、4モードの何れにも結合しない損失は0.5dBと非常に低損失である。
なお、ポートP5から4モード多重された信号を入射すると、各ポートP1〜4に分波され、モード合分波器302をモード分波器として用いることができる。このときの損失特性及び波長特性は図11と同じである。
(実施形態3)
図12(A)は、第3のモード合分波器303を説明する図である。モード合分波器303は6モード合分波器である。モード合分波器303は、
2つの、モード合分波器301と、
基板10上に形成され、一端が合波側のポートP5に接続し、一端側の正方形状の断面を他端側の非正方形状の断面に変換し、LP21b及びLP02のモードとE13及びE31モードとを変換とするテーパ部32を有する6モード導波路31と、
基板10上に形成され、6モード導波路31の他端とそれぞれのモード合分波器301のポートP4とを接続し、3モード導波路11のLP01モードと6モード導波路31のLP01モード、LP11aモード及びLP21bモードとを変換し、3モード導波路11のLP11aモードと6モード導波路31のLP01モード、LP11aモード、E13モード及びE31モードとを変換し、3モード導波路11のLP11bモードと6モード導波路31のLP11bモード及びLP21aモードとを変換する第4合分波部33と、
を備える。
モード合分波器303は、図1に記載のモード合分波器301を2つ備え、それぞれのポート4の出力を6モード導波路31に合流するY字型合流部の第4合分波部33を有する。
モード合分波器301のポート4から出力するLP01モードは、第4合分波部33においてLP01、LP11aまたはLP21bと結合する。
モード合分波器301のポート4から出力するLP11aモードは、第4合分波部33において、LP01、E13又はE31モードと結合する。
モード合分波器301のポート4から出力するLP11bモードは、第4合分波部33において、LP11bまたはLP21aと結合する。
結合モードの関係については、非特許文献7に記載の通りである。
なお、非特許文献7に記載の通り、非正方形状の導波路においては、LP21b及びLP02モードに対応した導波モードはE13及びE31モードであり、6モード導波路31の最後(ポートP5前段)に、非正方形状導波路を正方形状に変換するテーパー部32を設けることで、LP21b及びLP02モードを得ることができる。
結果として、図12(B)のようにポートP1〜P6から入射されたLP01モードの光は、全ての伝搬モード(LP01、LP11a、LP11b、LP21a、LP21b、LP02)に分配され、6モード導波路31のポートP5に合波されることになる。
図13は、モード合分波器303の設計パラメータの例を説明する図である。図14は、モード合分波器303の挿入損失の計算結果(一方のモード合分波部301側)を説明する図である。本構造は、第4合分波部33が全て対象構造であるため、他方のモード合分波部301側のポートP1〜P3から入射した場合においても同じ損失特性が得られる。図14より、モード合分波器303は、ポートP1〜P3から入力した光を6つのモード全てにパワーが5%以上で分配している。モード合分波器303は、入力した光が6モードの何れにも結合しない損失が最大でも1.35dBと非常に低損失である。
(実施形態4)
図15は、第4のモード合分波器304を説明する図である。モード合分波器304はn(nは3以上の整数)モード合分波器である。モード合分波器304は、
基板10上に形成された分波側のn(nは3以上の整数)本の単一モード導波路12と、
基板10上に形成された合波側のnモード導波路41と、
単一モード導波路12をm(mは2以上の整数)のグループに分け、単一モード導波路12を前記グループ内で基板10に水平方向に隙間なく並列し、且つ単一モード導波路12を前記グループ毎に基板10からの高さを違えて隙間なく積層し、nモード導波路41に接続する合分波部43と、
を備える。
特に、モード合分波器304は、
nモード導波路41の基板10に垂直な方向の厚みが単一モード導波路12の基板10に垂直な方向の厚みのm(mは2以上の整数)倍であり、
nモード導波路41の基板10に水平な方向の幅が単一モード導波路12の基板10に水平な方向の幅のn/m倍であり、
単一モード導波路12は、n/m本づつmのグループに分けられ、前記グループ内で基板10に水平方向に隙間なく並列され、且つ前記グループ毎に基板10からの高さを違えて隙間なく積層され、nモード導波路41に接続している
ことが好ましい。
モード合分波器304は、n本の単一モード導波路12が合流し、一つのnモード導波路41となるY字型合流部の合分波部43を有する。合分波部43では、n本の単一モード導波路12が平面導波路の高さ方向の位置が等しいm種(mは2以上)のグループに分けられている。図15では、nは6、mは2の6モード合分波器である。
図16は、モード合分波器304の設計パラメータの定義を説明する図である。図17は、モード合分波器304の設計パラメータの例を説明する図である。各単一モード導波路12の幅及び高さは同じとし、m=2であるため、各単一モード導波路12の高さは、6モード導波路41の半分の値である。
図18は、モード合分波器304の挿入損失の計算結果を説明する図である。何れのポートから入射した光でも、6つのモードに分配されていることがわかる。全ポートで損失は0.2dB以下である。結果より、いずれの単一モード導波路12の光も6モード導波路41の6つのモード全てにパワーが分配されていることがわかる。6モードの何れにも結合しない損失は最大でも1.3dBと非常に低損失である。また、何れのポートから入射しても、何れのモードに−20dB以上のパワーが分配されている。
モード合分波器304のnとmの組み合わせは自由に設定することができる。図15のn=6、m=2の組み合わせの他に、例えば、n=3、m=2や、n=10、m=2又はm=3なども考えられる。なお、本実施形態では全ての単一モード導波路12が合波部43で均等に6モード導波路41に接続する例を説明したが、n=3、m=2や、n=10、m=2又はm=3の場合のように、各単一モード導波路12は合波部43で常に均等にnモード導波路41に接続するわけではない。
(実施形態5)
図19は、本実施形態のモード多重伝送システム401を説明する図である。モード多重伝送システム401は、
互いの合波側のポートをマルチモードファイバ50で接続した、2つのモード合分波器310と、
モード合分波器310の分波側の各ポートに接続された複数の送受信機(55、56)と、
を備える。
モード合分波器310は、実施形態1から4で説明したモード合分波器301〜304のいずれかである。マルチモードファイバ50は、モード合分波器301〜304が合分波可能なモード数以上の伝搬モード数を有する。送受信機55と送受信機56は、送受信する波長毎にグループを形成している。つまり、モード多重伝送システム401は、波長多重通信システムでもある。
モード合分波器310が信号を全てのモードに分配して伝搬するため、送受信機55と送受信機56は、信号受信後に信号間クロストークを補償するためのMIMO信号処理部を備えている。MIMO信号処理部は、複数のFIRフィルタから構成されており、例えばディジタル信号処理を用いたMIMO等化器は非特許文献8に記載のものが利用できる。
(他の実施形態)
なお、本明細書においてはSiO2系材料(石英系材料)を用いた平面光波回路に関する実施例を記載したが、その材料は当然ほかのものであってもかまわない。たとえば、Si系やInGaAsPなどの半導体、またポリマーなどの有機物を用いた平面光波回路であっても、本明細書記載の実施例と同様の効果を得ることができる。
また、使用する波長帯に関しても、本明細書記載の実施例では1.5〜1.6μm程度としているが、より波長の長い中赤外領域(2μm以上)や可視光帯であっても構わない。
(発明の効果)
本発明のモード合分波器は、モード多重システムにおける信号品質差を低減できる。
本発明のモード合分波器は、PLC型であり、低損失特性を有する。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
10:基板
11:3モード導波路
12:単一モード導波路12
13:第1合分波部
14:第1モード回転子
15:第2合分波部
16:第2モード回転子
21a、21b:3モード導波路
22a、22b:モード回転子
23a:第1合分波部
23b:第2合分波部
25:4モード導波路
26:第3合分波部
31:6モード導波路
32:テーパ部
33:第4合分波部
41:nモード導波路
43:合分波部
55、56:送受信機
100a:第1アーム
100b:第2アーム
301〜304、310:モード合分波器
401:モード多重伝送システム

Claims (7)

  1. 分波側のポート1、ポート2及びポート3からの光を合波側のポート4に合波し、前記ポート4からの光を前記ポート1、前記ポート2及び前記ポート3へ分波する平面光回路型のモード合分波器であって、
    基板と、
    前記基板上に形成され、一端が前記ポート4に接続する3モード導波路と、
    前記基板上に形成され、前記3モード導波路の他端と前記ポート1及び前記ポート2とをそれぞれ単一モード導波路で接続し、該単一モード導波路それぞれのLP01モードと前記3モード導波路のLP01モード及びLP11aモードとを変換する第1合分波部と、
    前記基板上に形成され、前記一端と前記他端との間の前記3モード導波路と前記ポート3とを単一モード導波路で接続し、該単一モード導波路のLP01モードと前記3モード導波路のLP01モード及びLP11aモードとを変換する第2合分波部と、
    前記第1合分波部と前記第2合分波部との間の前記3モード導波路に形成され、LP11aモードとLP11bモードとの間で全てのパワーが交換する第1モード回転子と、
    前記第2合分波部と前記ポート4との間の前記3モード導波路に形成され、LP11aモードとLP11bモードとの間で半分のパワーが交換する第2モード回転子と、
    を備えることを特徴とするモード合分波器。
  2. 分波側のポート1、ポート2、ポート3及びポート4からの光を合波側のポート5に合波し、前記ポート5からの光を前記ポート1、前記ポート2、前記ポート3及び前記ポート4へ分波する平面光回路型のモード合分波器であって、
    基板と、
    前記基板上に形成され、一端と他端との間にLP11aモードとLP11bモードとの間で全てのパワーが交換するモード回転子を有する第1の3モード導波路、及び
    前記基板上に形成され、前記第1の3モード導波路の他端と前記ポート1及び前記ポート2とをそれぞれ単一モード導波路で接続し、該単一モード導波路それぞれのLP01モードと前記第1の3モード導波路のLP01モード及びLP11aモードとを変換する第1合分波部、を有する第1アームと、
    前記基板上に形成され、一端と他端との間にLP11aモードとLP11bモードとの間で全てのパワーが交換するモード回転子を有する第2の3モード導波路、及び
    前記基板上に形成され、前記第2の3モード導波路の他端と前記ポート3及び前記ポート4とをそれぞれ単一モード導波路で接続し、該単一モード導波路それぞれのLP01モードと前記第2の3モード導波路のLP01モード及びLP11aモードとを変換する第2合分波部、を有する第2アームと、
    前記基板上に形成され、一端が前記ポート5に接続する4モード導波路と、
    前記基板上に形成され、前記4モード導波路の他端と前記第1アームの前記第1の3モード導波路の一端及び前記第2アームの前記第2の3モード導波路の一端とを接続し、前記第1の3モード導波路及び前記第2の3モード導波路のLP01モードと前記4モード導波路のLP01モード及びLP11aモードとを変換し、前記第1の3モード導波路及び前記第2の3モード導波路のLP11bモードと前記4モード導波路のLP11bモード及びLP21aモードとを変換する第3合分波部と、
    を備えることを特徴とするモード合分波器。
  3. 2つの、請求項1に記載のモード合分波器と、
    前記基板上に形成され、一端が合波側のポート5に接続し、一端側の正方形状の断面を他端側の非正方形状の断面に変換し、LP21b及びLP02のモードとE13及びE31モードとを変換とするテーパ部を有する6モード導波路と、
    前記基板上に形成され、前記6モード導波路の他端とそれぞれの前記請求項1に記載のモード合分波器の前記ポート4とを接続し、前記3モード導波路のLP01モードと前記6モード導波路のLP01モード、LP11aモード及びLP21bモードとを変換し、前記3モード導波路のLP11aモードと前記6モード導波路のLP01モード、LP11aモード、E13モード及びE31モードとを変換し、前記3モード導波路のLP11bモードと前記6モード導波路のLP11bモード及びLP21aモードとを変換する第4合分波部と、
    を備えることを特徴とするモード合分波器。
  4. 基板上に形成された分波側のn(nは3以上の整数)本の単一モード導波路と、
    前記基板上に形成された合波側のnモード導波路と、
    前記単一モード導波路をm(mは2以上の整数)のグループに分け、前記単一モード導波路を前記グループ内で前記基板に水平方向に隙間なく並列し、且つ前記単一モード導波路を前記グループ毎に前記基板からの高さを違えて隙間なく積層し、前記nモード導波路に接続する合分波部と、
    を備える平面光回路型のモード合分波器。
  5. nとmの組み合わせ(n,m)が、(3,2)または(6,2)であることを特徴とする請求項4に記載のモード合分波器。
  6. 前記分波側から入射する単一モードの信号光が、合波側の全ての導波モードへ−25dB以上で結合することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のモード合分波器。
  7. 互いの合波側のポートをマルチモードファイバで接続した、2つの、請求項1から6のいずれかに記載のモード合分波器と、
    前記モード合分波器の分波側の各ポートに接続された複数の送受信器と、
    を備えるモード多重伝送システム。
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