JP6351114B2 - モード合分波器及びモード合分波器の設計方法 - Google Patents
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Description
n(nは2以上の整数)以上のモードを伝搬可能な主導波路と、
前記主導波路に非接触であり、前記主導波路との間でモード変換を発生させ、光パワーを移行させる結合部を持つm本(mは1以上の整数)の副導波路と、
を備えるモード合分波器であって、
前記副導波路は、所望の光の波長範囲に対して、伝搬するモードの実効屈折率が前記主導波路のn−1個のモードの実効屈折率と排他的に一致しており、
前記副導波路の一端に入力した光信号が前記主導波路に移行して前記主導波路の他端から出力する方向を順伝搬とすると、前記副導波路の前記一端からの入力フィールドの順伝搬のフィールドの波面と、前記主導波路の前記他端からの出力フィールドの逆伝搬させたフィールドの波面とが一致するように、前記主導波路及び前記副導波路の断面面積が光の伝搬方向に沿って変動している
ことを特徴とする。
n(nは2以上の整数)以上のモードを伝搬可能な主導波路と、
前記主導波路に非接触であり、前記主導波路との間でモード変換を発生させ、光パワーを移行させる結合部を持つm本(mは1以上の整数)の副導波路と、
を備えるモード合分波器の製造方法であって、
所望の光の波長範囲に対して、前記副導波路を伝搬するモードの実効屈折率を、前記主導波路のn−1個のモードの実効屈折率と排他的に一致させ、
前記副導波路の一端に入力した光信号が前記主導波路に移行して前記主導波路の他端から出力する方向を順伝搬とすると、前記副導波路の前記一端からの入力フィールドの順伝搬のフィールドの波面と、前記主導波路の前記他端からの出力フィールドの逆伝搬させたフィールドの波面とが一致するように、前記主導波路及び前記副導波路の断面面積を光の伝搬方向に沿って変動させる
ことを特徴とする。
本実施形態のモード合分波器は、n(nは2以上の整数)以上のモードを伝搬可能な主導波路と、前記主導波路に非接触であり、前記主導波路との間でモード変換を発生させ、光パワーを移行させる結合部を持つm本(mは1以上の整数)の副導波路と、を備え、前記副導波路は、所望の光の波長範囲に対して、伝搬するモードの実効屈折率が前記主導波路のn−1個のモードの実効屈折率と排他的に一致している。
本実施形態では、波面整合法を適用する導波路の設計手順について説明する。
従来の波面整合法を用いた導波路設計では、まず、波面整合法を適用する前の基準構造において、所望波長範囲内の中心波長でモード変換効率が最大(合分波する経路で透過損失特性が最小且つ他の経路でモード消光比が最大)となるよう構造パラメータを最適化したのちに、波面整合法を適用して特性をさらに改善する手順をとる(非特許文献5,6を参照。)。
WG2:副導波路
WG3:中間導波路
P0:結合部
Claims (9)
- n(nは2以上の整数)以上のモードを伝搬可能な主導波路と、
前記主導波路に非接触であり、前記主導波路との間でモード変換を発生させ、光パワーを移行させる結合部を持つm本(mは1以上の整数)の副導波路と、
を備えるモード合分波器であって、
前記副導波路は、所望の光の波長範囲に対して、伝搬するモードの実効屈折率が前記主導波路のn−1個のモードの実効屈折率と排他的に一致しており、
前記副導波路の一端に入力した光信号が前記主導波路に移行して前記主導波路の他端から出力する方向を順伝搬とすると、前記副導波路の前記一端からの入力フィールドの順伝搬のフィールドの波面と、前記主導波路の前記他端からの出力フィールドの逆伝搬させたフィールドの波面とが一致するように、前記主導波路及び前記副導波路の断面面積を光の伝搬方向に沿って変動させ、前記副導波路から前記主導波路に完全に光パワーが移行するための前記結合部の長さを複数の波長間および複数のモード間において均一化させたことを特徴とするモード合分波器。 - 前記結合部は、前記主導波路及び前記副導波路に非接触である少なくとも1本の中間導波路であることを特徴とする請求項1に記載のモード合分波器。
- 前記中間導波路を伝搬する光のモードは、前記光が前記副導波路を伝搬するモードより高次であり、前記光が前記主導波路を伝搬するモードより低次であることを特徴とする請求項2に記載のモード合分波器。
- 前記断面面積の変動は、光の伝搬方向1μmあたり±0.2μm以内であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のモード合分波器。
- モード合波する前記主導波路及び前記副導波路に入力される光信号のモード、又はモード分波されて前記主導波路及び前記副導波路から出力される光信号のモードが基本モードであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のモード合分波器。
- n=2、m=1であり、
前記断面面積の変動は、モード変換される波長1.3〜1.7μmの光信号の損失が1dB以下となるように決定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のモード合分波器。 - n=2、m=1であり、
前記断面面積の変動は、モードクロストーク量が波長1.46〜1.625μmにおいて−20dB以下となるように決定されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のモード合分波器。 - n(nは2以上の整数)以上のモードを伝搬可能な主導波路と、
前記主導波路に非接触であり、前記主導波路との間でモード変換を発生させ、光パワーを移行させる結合部を持つm本(mは1以上の整数)の副導波路と、
を備えるモード合分波器の設計方法であって、
所望の光の波長範囲に対して、前記副導波路を伝搬するモードの実効屈折率を、前記主導波路のn−1個のモードの実効屈折率と排他的に一致させ、
前記副導波路の一端に入力した光信号が前記主導波路に移行して前記主導波路の他端から出力する方向を順伝搬とすると、前記副導波路の前記一端からの入力フィールドの順伝搬のフィールドの波面と、前記主導波路の前記他端からの出力フィールドの逆伝搬させたフィールドの波面とが一致するように、前記主導波路及び前記副導波路の断面面積を光の伝搬方向に沿って変動させることで、前記副導波路から前記主導波路に完全に光パワーが移行するための前記結合部の長さを複数の波長間および複数のモード間において均一化することを特徴とするモード合分波器の設計方法。 - 前記主導波路及び前記副導波路の断面面積を光の伝搬方向に沿って変動させる前の基準構造において、モード変換効率が最大となる波長を使用波長帯の中心からずらすことを特徴とする請求項8のいずれかに記載のモード合分波器の設計方法。
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