JP6968350B2 - モード合分波器 - Google Patents
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Description
モード数1:LP01(シングルモード)
モード数3:LP01、LP11a、LP11b
モード数6:LP01、LP11a、LP11b、LP21a、LP21b、LP02
モード数10:LP01、LP11a、LP11b、LP21a、LP21b、LP02、LP31a、LP31b、LP12a、LP12b
つまり、光ファイバのモード数は、2Nでないため、光ファイバのモード数に対応したモード合分波器が必要という課題がY字型合流導波路を用いたモード合分波器にはあった。
第1の導波路と第2の導波路とを近接させた近接区間を持ち、前記近接区間が、前記第1の導波路を伝搬する2以上の導波モードが前記第2の導波路を伝搬する2以上の導波モード以外の伝搬モードに結合し、前記第1の導波路を伝搬する導波モードが前記第2の導波路に遷移するような導波路間隔及び長さである平行導波路部と、
導波モード数が1である2つの導波路を前記第2の導波路へY字型に接続する第1のモード合分波部と、
を備えることを特徴とする。
前記モードスクランブラは、
導波モード数が1又は2以上である2つの導波路を導波モード数が2以上である1つの導波路へY字型に接続する第2のモード合分波部を多段に接続する構成であることを特徴とする。第1の導波路にモードスクランブラを接続することで光ファイバの伝搬モード数の増加に対応できる。
第1の導波路と第2の導波路とを近接させた近接区間を持ち、前記近接区間が、前記第1の導波路を伝搬する2以上の導波モードが前記第2の導波路を伝搬する2以上の導波モード以外の伝搬モードに結合し、前記第1の導波路を伝搬する導波モードが前記第2の導波路に遷移するような導波路間隔及び長さである平行導波路部と、
前記平行導波路部の前記第1の導波路に接続する第1のモードスクランブラと、
前記平行導波路部の前記第2の導波路に接続する第2のモードスクランブラと、
をさらに備えており、
前記第1のモードスクランブラは、導波モード数が1又は2以上である2つの導波路を導波モード数が2以上である1つの導波路へY字型に接続するモード合分波部をN段(Nは2以上の自然数)に接続する構成であり、
前記第2のモードスクランブラは、導波モード数が1又は2以上である2つの導波路を導波モード数が2以上である1つの導波路へY字型に接続するモード合分波部をM段(Mは2以上の自然数であってM≠N)に接続する構成である
ことを特徴とする。
第2の導波路にもモードスクランブラを接続することで光ファイバの伝搬モード数に柔軟に対応できる。
前記近接区間が前記第1の導波路と前記第2の導波路との間でLP11aモードとE31モードとを結合するような導波路間隔及び長さであり、
前記第1の導波路がLP11aモードとLP01モードとを変換するモード変換器を有し、
前記第2の導波路がE31モードとE13モードとを変換するモード変換器を有する
ことを特徴とするとしてもよい。
図1は、平行導波路部を用いたモード合分波器300の構成(6モード)を説明する図である。また、図4は、各種モードの電界分布を説明する図である。それぞれのモードを合波するために、少なくとも1つ以上の平行導波路部が必要である。例えば、PortXにLP11aモードを合波するためにはPort3につながるCoupler1が必要である。また、PortXにLP21aを合波するためにはPort4につながるCoupler1及びCoupler4が必要である。
Port1とPort2からのシングルモード導波路が合流し、1つの3モード導波路aとなるY字型合流部1と、
1つのシングルモード導波路と3モード導波路aとが合流し、一つの3モード導波路cとなるY字型合流部2と、
3モード導波路a及び3モード導波路cのそれぞれに配置される、LP11aとLP11bモード間を交換するモード回転子(α、β)と、
を有する。
図6は、本実施形態のモード合分波器305を説明する図である。モード合分波器305は、基板上に形成される導波路で構成されるモード合分波器であって、
第1の導波路11と第2の導波路12とを近接させた近接区間を持ち、前記近接区間が、第2の導波路12を伝搬する2以上の導波モードが第1の導波路11を伝搬する2以上の導波モード以外の伝搬モードに結合し、第2の導波路12を伝搬する導波モードが第1の導波路11に遷移するような導波路間隔及び長さである平行導波路部13と、
導波モード数が1である2つの導波路を第2の導波路12へY字型に接続する第1のモード合分波部14と、
を備える。
前記近接区間が第1の導波路11と第2の導波路12との間でLP11aモードとE31モードとを結合するような導波路間隔及び長さであり、
第1の導波路11がE31モードとE13モードとを変換するモード変換器15aを有し、
第2の導波路12がLP01モードとLP11aモードとを変換するモード変換器15bを有する。
(1)導波路12を伝搬するLP11aモードがE31モードとして第1の導波路11に遷移したのち、
(2)導波路11を伝搬するE31モードをモード変換器15aでE13モードへ変換し、
(3)続いて、導波路12を伝搬するLP01モードをモード変換器15bでLP11aモードに変換したのち、
(4)再度、導波路12を伝搬するLP11aモードがE31モードとして第1の導波路11に遷移する。
モード変換器(15a、15b)は、例えば、グレーティングである。
図8は、本実施形態のモード合分波器307を説明する図である。モード合分波器307は、基板上に形成される導波路で構成されるモード合分波器であって、
第1の導波路11と第2の導波路12とを近接させた近接区間を持ち、前記近接区間が、第2の導波路12を伝搬する2以上の導波モードが第1の導波路11を伝搬する2以上の導波モード以外の伝搬モードに結合し、第2の導波路12を伝搬する導波モードが第1の導波路11に遷移するような導波路間隔及び長さである平行導波路部13と、
平行導波路部13の第1の導波路11に接続するモードスクランブラ308aと、
平行導波路部13の第2の導波路12に接続するモードスクランブラ308bと、
を備えており、
モードスクランブラ308aは、導波モード数が1又は2以上である2つの導波路を導波モード数が2以上である1つの導波路へY字型に接続するモード合分波部21をN段(Nは2以上の自然数)に接続する構成であり、
モードスクランブラ308bは、導波モード数が1又は2以上である2つの導波路を導波モード数が2以上である1つの導波路へY字型に接続するモード合分波部21をM段(Mは2以上の自然数であってM≠N)に接続する構成である。
なお、本明細書においてはSiO2系材料(石英系材料)を用いた平面光波回路に関する実施例を記載したが、その材料は当然ほかのものであってもかまわない。たとえば、Si系やInGaAsPなどの半導体、またポリマーなどの有機物を用いた平面光波回路であっても、本明細書記載の実施例と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、いずれの図面も左のポート(Port1〜6)から右のポート(PortW,X,Y,Z)へ光が合流する場合でモード合分波器の動作を説明しているが、本モード合分波器は、右のポートから多モードの光を入力すれば、左のポートへLP01モードの光として分離することができる。
本発明により、従来技術である平行導波路部のみを用いてモード合分波器と比較して、必要となる平行導波路部を大きく削減することができ、PLCの製造誤差を考慮するとより低損失なモード合分波器を実現することができる。
本発明のモード合分波器は、モード多重システムを実現することができ、通信容量の大容量化が実現できる。
本発明のモード合分波器は、PLC型であり、低損失特性を有する。
11:第1の導波路
12:第2の導波路
13:平行導波路部
14:モード合分波部
15a、15b:モード変換器
21:モード合分波部
300、301、302、305、307:モード合分波器
306、308a、308b:モードスクランブラ
351:対称Y字合流導波路部
Claims (4)
- 基板上に形成される導波路で構成されるモード合分波器であって、
第1の導波路(11)と第2の導波路(12)とを近接させた近接区間を持ち、前記近接区間が、前記第2の導波路(12)を伝搬する2以上の導波モードが前記第1の導波路(11)を伝搬する2以上の導波モード以外の伝搬モードに結合し、前記第2の導波路(12)を伝搬する導波モードが前記第1の導波路(11)に遷移するような導波路間隔及び長さである平行導波路部(13)と、
導波モード数が1である2つの導波路を前記第2の導波路(12)へY字型に接続する第1のモード合分波部(14)と、
を備えることを特徴とするモード合分波器。 - 前記平行導波路部(13)の前記第1の導波路(11)に接続するモードスクランブラ(306)をさらに備えており、
前記モードスクランブラ(306)は、
導波モード数が1又は2以上である2つの導波路を導波モード数が2以上である1つの導波路へY字型に接続する第2のモード合分波部(21)を多段に接続する構成である
ことを特徴とする請求項1に記載のモード合分波器。 - 基板上に形成される導波路で構成されるモード合分波器であって、
第1の導波路(11)と第2の導波路(12)とを近接させた近接区間を持ち、前記近接区間が、前記第2の導波路(12)を伝搬する2以上の導波モードが前記第1の導波路(11)を伝搬する2以上の導波モード以外の伝搬モードに結合し、前記第2の導波路(12)を伝搬する導波モードが前記第1の導波路(11)に遷移するような導波路間隔及び長さである平行導波路部(13)と、
前記平行導波路部(13)の前記第1の導波路(11)に接続する第1のモードスクランブラ(308a)と、
前記平行導波路部(13)の前記第2の導波路(12)に接続する第2のモードスクランブラ(308b)と、
を備えており、
前記第1のモードスクランブラ(308a)は、導波モード数が1又は2以上である2つの導波路を導波モード数が2以上である1つの導波路へY字型に接続するモード合分波部をN段(Nは2以上の自然数)に接続する構成であり、
前記第2のモードスクランブラ(308b)は、導波モード数が1又は2以上である2つの導波路を導波モード数が2以上である1つの導波路へY字型に接続するモード合分波部をM段(Mは2以上の自然数であってM≠N)に接続する構成である
ことを特徴とするモード合分波器。 - 前記平行導波路部(13)は、
前記近接区間が前記第1の導波路(11)と前記第2の導波路(12)との間でLP11aモードとE31モードとを結合するような導波路間隔及び長さであり、
前記第1の導波路(11)がE31モードとE13モードとを変換するモード変換器(15a)を有し、
前記第2の導波路(12)がLP01モードとLP11aモードとを変換するモード変換器(15b)を有する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のモード合分波器。
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