JP4974165B2 - 光ファイバの接続構造の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ホーリーファイバと他の光ファイバとを接続した光ファイバの接続構造の製造方法に関するものである。
ホーリーファイバ(Holey Fiber)は、中心に位置するコア部と、コア部の外周に位置し、コア部の周囲に周期的に配置した複数の空孔を有するクラッド部とを備え、空孔によってクラッド部の平均屈折率を下げ、光の全反射の原理を利用してコア部に光を閉じ込めて伝搬させる新しいタイプの光ファイバである。このホーリーファイバは、空孔を用いて屈折率を制御することによって、従来の光ファイバでは実現不可能なEndlessly Single Mode(ESM)や、短波長側での異常分散等の特異な特性を実現可能である。なお、ESMとは、カットオフ波長が存在せず、全ての波長の光がシングルモードで伝送することを意味し、広帯域にわたって伝送速度の速い光伝送を可能にする特性である。
このホーリーファイバは、他の光ファイバ、たとえば空孔が形成されていない通常の光ファイバやホーリーファイバと接続して使用される。しかし、ホーリーファイバを他の光ファイバと融着接続すると、接続部及びその近傍において、放電により加熱された部分の空孔が潰れて消失してしまう。その結果、空孔による光閉じ込め効果が不十分となるかまたは全くなくなってしまうため、大きな接続損失が発生してしまうことが問題となっている。
この問題を解決するため、ホーリーファイバを他の光ファイバと接続する際に、ホーリーファイバの空孔が潰れないように、放電強度および放電時間を調整して融着接続を行い、低損失での接続を実現する方法が開示されている(特許文献1参照)。一方、ダブルクラッド型のホーリーファイバと空孔が形成されていないマルチモード光ファイバとを融着接続した後に、フッ酸等のガラスを溶かす溶液を用いて接続部をエッチング処理して細径化し、接続損失を低減する方法が開示されている(特許文献2参照)。
特開2004−177804号公報 特開2007−72418号公報
しかしながら、空孔が潰れないようにホーリーファイバを融着接続する方法は、放電強度および放電時間が制限されるため、接続部の機械的強度を十分に確保することが難しいという問題がある。一方、接続部をエッチングして細径化する方法は、もともと外径が細い光ファイバをさらに細径にするため、エッチング量の厳密な制御が必要であり、特に外径が細いシングルモード型のホーリーファイバに対して適用するのが難しいという問題がある。さらに、エッチングを用いる方法は、エッチングによって空孔がホーリーファイバの表面に露出し、そこから異物が混入して光の損失が増大するおそれがあるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ホーリーファイバと他の光ファイバとを高い機械的強度と低い接続損失で接続した光ファイバの接続構造を容易に製造できる光ファイバの接続構造の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光ファイバの接続構造の製造方法は、中心に位置するコア部と前記コア部の外周に位置し複数の空孔を有するクラッド部とを備えるホーリーファイバの端面と、少なくとも中心に位置するコア部と前記コア部の外周に位置するクラッド部とを備える接続光ファイバの端面とを融着接続する融着接続工程と、前記融着接続により形成した接続部を加熱しながら前記ホーリーファイバと前記接続光ファイバがそれぞれの長手方向に互いに遠ざかるように張力をかけて、前記接続部を所定の外径になるように延伸する延伸工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバの接続構造の製造方法は、上記の発明において、前記延伸工程は、前記接続部を前記ホーリーファイバのコア部のコア径と同じ外径になるように延伸することを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバの接続構造の製造方法は、上記の発明において、前記接続光ファイバは、前記クラッド部に複数の空孔が形成されたホーリーファイバ構造を有することを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバの接続構造の製造方法は、上記の発明において、前記延伸した接続部の外周を覆うように保護体を形成する保護体形成工程を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバの接続構造の製造方法は、上記の発明において、前記保護体形成工程は、前記延伸した接続部の外周に該延伸した接続部の屈折率よりも低い屈折率を有する樹脂を被覆することを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバの接続構造の製造方法は、上記の発明において、前記保護体形成工程は、補強スリーブに前記延伸した接続部を挿通し、前記補強スリーブを加熱して前記延伸した接続部に固着させることを特徴とする。
本発明によれば、ホーリーファイバと接続光ファイバとを融着接続した後、接続部を加熱しながら所定の外径になるまで延伸するので、高い機械的強度と低い接続損失で接続された接続構造を容易に製造できるという効果を奏する。
以下に、図面を参照して本発明に係る光ファイバの接続構造の製造方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る製造方法によって製造される光ファイバの接続構造を長手方向に沿って切断した模式的断面図である。また、図2は、図1に示すホーリーファイバ11を長手方向と垂直な面で切断した模式的断面図である。図1、2に示すように、この光ファイバの接続構造10は、ホーリーファイバ11と、接続光ファイバであるホーリーファイバ12とを、縮径部13、14、および延伸接続部15を介して接続し、縮径部13、14、および延伸接続部15の外周に保護体16を形成したものである。
ホーリーファイバ11は、シングルモード型の光ファイバであり、中心に位置するコア部11aと、コア部11aの外周に位置し、コア部11aの周囲に形成された複数の空孔11cを有するクラッド部11bとを備える。コア部11aおよびクラッド部11bは、屈折率を変化させるドーパントを含んでいない純シリカガラスからなるが、同一のガラス材料からなるものであれば特に限定されない。また、コア部11aの直径は約10μmであり、クラッド部11bの外径は約125μmである。また、空孔11cは、コア部11aの周囲に三角格子状に形成されており、ホーリーファイバ11が所定の光学特性を有するようにその空孔径、空孔間の距離、および空孔の総数が設定されている。また、ホーリーファイバ12もシングルモード型の光ファイバであり、コア部12aと、複数の空孔12cを有するクラッド部12bとを備え、ホーリーファイバ11と同様の構成を有する。
縮径部13は、純シリカガラスからなり、ホーリーファイバ11の端部に連接し、ホーリーファイバ11側からその外径が徐々に縮小するテーパ形状を有している。この縮径部13には、ホーリーファイバ11の空孔11cに連接する空孔13aが形成されており、空孔13aは、ホーリーファイバ11側から孔径および空孔間の距離が徐々に縮小し、途中で消失している。縮径部14も同様に、純シリカガラスからなり、ホーリーファイバ12の端部に連接し、ホーリーファイバ12側からその外径が徐々に縮小するテーパ形状を有しており、さらに、ホーリーファイバ12の空孔12cに連接し、ホーリーファイバ12側からその孔径および空孔間距離が徐々に縮小して途中で消失する空孔14aが形成されている。
延伸接続部15は、純シリカガラスからなり、長手方向においてほぼ均一の外径、あるいは中央部の外径が小さい形状をしており、縮径部13と14とを接続している。ここで、延伸接続部15は、ホーリーファイバ11のコア部11aおよびホーリーファイバ12のコア部12aとほぼ同一軸上に位置するように形成されており、コア部11a、12bとほぼ同程度の外径を有する。
保護体16は、延伸接続部15よりも低い屈折率を有する樹脂からなり、縮径部13、14、および延伸接続部15の外周に形成され、これらを保護している。
ここで、上述したように、延伸接続部15は、屈折率が低い樹脂からなる保護体16に外周を覆われているため、延伸接続部15と保護体16との屈折率差によって、光閉じ込め構造が形成されている。その結果、延伸接続部15は、ホーリーファイバ11のコア部11aを伝搬してきた光を閉じ込めて、ホーリーファイバ12のコア部12aへと低損失で伝搬させるとともに、ホーリーファイバ12のコア部12aを伝搬してきた光もホーリーファイバ11のコア部11aへと低損失で伝搬させる。すなわち、この光ファイバの接続構造10は、ホーリーファイバ11と12とが低い接続損失で接続されたものとなっている。
つぎに、本実施の形態1に係る光ファイバの接続構造10の製造方法について説明する。図3〜6は、光ファイバの接続構造10の製造方法について説明する説明図である。
はじめに、図3に示すように、ホーリーファイバ11の端面11dと、ホーリーファイバ12の端面12dとを対向させて近接させる。
つぎに、図4に示すように、ホーリーファイバ11と12とを突き合わせながら、その接合点C1にアーク電極棒Eからアーク放電A1を放出し、ホーリーファイバ11と12とを融着接続する。このときの放電強度および放電時間は、ホーリーファイバ11と12とが十分な機械的強度で接続されるように設定する。たとえば、放電強度は60mA、放電時間は1.5秒である。
その結果、図5に示すように、ホーリーファイバ11と12の間に接続部17が形成される。この接続部17においては、両端部には中央部に向かって徐々に縮小して消失する空孔17aが形成され、中央部は空孔がない中実部17bになっている。
つぎに、図6に示すように、たとえばV溝と押さえ板からなる把持具G1、G2でホーリーファイバ11と12とをそれぞれ把持し、接続部17にアーク電極棒Eからアーク放電A2を放出しながら、ホーリーファイバ11と12とがそれぞれの長手方向に互いに遠ざかるように接続部17に張力をかけ、接続部17を延伸して縮径部13、14と延伸接続部15とを形成する。このとき、延伸接続部15が所定の外径になるまで延伸する。その後、保護体16を形成し、光ファイバの接続構造10が完成する。保護体16の形成は、たとえば市販のリコート装置を用いて実施することができる。
なお、接続部17を延伸する際に、放電強度、放電時間、接続部17にかける張力を適宜調整することで、延伸接続部15の外径を容易に所定の外径とできる。たとえば、放電強度は10mA、放電時間は3秒である。また、このように延伸を行なう工程において、ホーリーファイバ11、12、または縮径部13、14の空孔が表面に露出するおそれがない。
また、上述したように、光ファイバの接続構造10においては、延伸接続部15と保護体16とによって光閉じ込め構造が形成されている。したがって、融着接続工程において、ホーリーファイバ11と12とが十分な機械的強度で接続されるように融着接続をし、その結果接続部17の中央部において空孔が消失してしまっても、接続損失は低くなる。すなわち、本実施の形態1に係る製造方法によれば、接続部における高い機械的強度と低い接続損失とを両立できる。
以上説明したように、本実施の形態1によれば、ホーリーファイバ同士が高い機械的強度と低い接続損失で接続した光ファイバの接続構造を容易に製造できる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る製造方法によって製造される光ファイバの接続構造を長手方向に沿って切断した模式的断面図である。また、図8は、図7に示す光ファイバ22を長手方向と垂直な面で切断した模式的断面図である。図7、8に示すように、この光ファイバの接続構造20は、ホーリーファイバ11と接続光ファイバである通常の光ファイバ22とを、縮径部13、24、および延伸接続部25を介して接続し、縮径部13、24、および延伸接続部25の外周に保護体26を形成したものである。
ホーリーファイバ11は、図1、2に示すものと同様のホーリーファイバである。一方、光ファイバ22は、図8に示すように、中心に位置するコア部22aと、コア部22aの外周に位置し、コア部22aの屈折率よりも低い屈折率を有するクラッド部22bとを備える通常のシングルモード光ファイバである。コア部22aはゲルマニウムを添加したシリカガラスからなり、クラッド部22bは、屈折率を変化させるドーパントを含んでいない純シリカガラスからなる。また、コア部22aの直径は約10μmであり、クラッド部22bの外径は約125μmである。
縮径部13は、図1に示すものと同様のものである。また、縮径部24は、光ファイバ22の端部に連接し、光ファイバ22側からその外径が徐々に縮小するテーパ形状を有しており、コア部22aと連接しているコア部24aも同様にテーパ形状を有している。
延伸接続部25は、長手方向においてほぼ均一の外径、あるいは中央部の外径が小さい形状をしており、縮径部13と24とを接続している。また、延伸接続部25は、縮径部24と接続する側にコア部24aと連接する極めて細いコア部25aが形成されており、コア部25a以外の部分は純シリカガラスからなる。ここで、延伸接続部25は、ホーリーファイバ11のコア部11aおよび光ファイバ22のコア部22aとほぼ同一軸上に位置するように形成されており、コア部11a、22aとほぼ同程度の外径を有する。
保護体26は、延伸接続部25よりも低い屈折率を有する樹脂からなり、縮径部13、24、および延伸接続部25の外周に形成され、これらを保護している。
この光ファイバの接続構造20においても、光ファイバの接続構造10と同様に、延伸接続部25が、ホーリーファイバ11のコア部11aを伝搬してきた光を閉じ込めて、光ファイバ22のコア部22aへと低損失で伝搬させるとともに、光ファイバ22のコア部22aを伝搬してきた光もホーリーファイバ11のコア部11aへと低損失で伝搬させる。すなわち、この光ファイバの接続構造20も、ホーリーファイバ11と光ファイバ22とが低い接続損失で接続されたものとなっている。
つぎに、本実施の形態2に係る光ファイバの接続構造20の製造方法について説明する。図9〜12は、光ファイバの接続構造20の製造方法について説明する説明図である。
はじめに、図9に示すように、ホーリーファイバ11の端面11dと、光ファイバ22の端面22dとを対向させて近接させる。
つぎに、図10に示すように、ホーリーファイバ11と光ファイバ22とを突き合わせながら、その接合点C2にアーク電極棒Eからアーク放電A3を放出し、ホーリーファイバ11と光ファイバ22とを融着接続する。このときの放電強度および放電時間は、ホーリーファイバ11と光ファイバ22とが十分な機械的強度で接続されるように設定する。たとえば、実施の形態1の場合と同様に、放電強度は60mA、放電時間は1.5秒である。
その結果、図11に示すように、ホーリーファイバ11と光ファイバ22との間に接続部27が形成される。この接続部27においては、ホーリーファイバ11側の端部には中央部に向かって徐々に縮小して消失する空孔27aが形成され、中央部は空孔がない中実部27bになっており、光ファイバ22側の端部から中央部近傍までコア部22aとほぼ同一のコア径のコア部27cが延伸している。
つぎに、図12に示すように、把持具G1、G2でホーリーファイバ11と光ファイバ22とをそれぞれ把持し、接続部27にアーク電極棒Eからアーク放電A4を放出しながら、ホーリーファイバ11と光ファイバ22とがそれぞれの長手方向に互いに遠ざかるように接続部27に張力をかけて、接続部27を延伸して縮径部13、24と延伸接続部25とを形成する。このとき、延伸接続部25が所定の外径になるまで延伸する。なお、接続部27におけるコア部27cは、きわめて細径化され、コア部25aとなる。その後、保護体26を形成し、光ファイバの接続構造20が完成する。
本実施の形態2に係る製造方法においても、延伸を行なう工程において、ホーリーファイバ11または縮径部13の空孔が表面に露出するおそれがない。また、接続部における高い機械的強度と低い接続損失とを両立できる。
以上説明したように、本実施の形態2によれば、ホーリーファイバと通常の光ファイバとが高い機械的強度と低い接続損失で接続された光ファイバの接続構造20を容易に製造できる。
なお、図7に示す構造を有する光ファイバの接続構造において、接続部の延伸を行なって外径を小さくするにつれて接続損失が低下する。ただし最適点があり、ホーリーファイバおよび光ファイバのコア径と同程度の外径とした場合に、接続損失が最小になる。
また、上記の実施の形態においては、延伸接続部の外周に樹脂からなる保護体を形成したが、保護体として、光ファイバの融着接続部を補強するために通常用いられる補強スリーブを用いてもよい。保護体として補強スリーブを用いる場合は、延伸工程を行なった後に、補強スリーブに延伸接続部を挿通し、補強スリーブを加熱して延伸接続部に固着させればよい。
また、上記実施の形態においては、保護体を形成したが、保護体を形成しなくてもよい。保護体を形成しない場合は、延伸接続部の外周を覆う空気が空気クラッドとして機能し、光閉じ込め構造を形成することとなる。また、延伸接続部の外径は、接続損失が十分に低減されるように、各光ファイバのコア径またはモードフィールド径、延伸接続部の屈折率、および保護体または空気の屈折率に応じて適宜設定できる。また、上記実施の形態においては、シングルモード型の光ファイバを用いたが、マルチモード型の光ファイバを用いてもよい。
本発明の実施の形態1に係る製造方法によって製造される光ファイバの接続構造を長手方向に沿って切断した模式的断面図である。 図1に示すホーリーファイバを長手方向と垂直な面で切断した模式的断面図である。 図1に示す光ファイバの接続構造の製造方法について説明する説明図である。 図1に示す光ファイバの接続構造の製造方法について説明する説明図である。 図1に示す光ファイバの接続構造の製造方法について説明する説明図である。 図1に示す光ファイバの接続構造の製造方法について説明する説明図である。 本発明の実施の形態2に係る製造方法によって製造される光ファイバの接続構造を長手方向に沿って切断した模式的断面図である。 図7に示す光ファイバを長手方向と垂直な面で切断した模式的断面図である。 図7に示す光ファイバの接続構造の製造方法について説明する説明図である。 図7に示す光ファイバの接続構造の製造方法について説明する説明図である。 図7に示す光ファイバの接続構造の製造方法について説明する説明図である。 図7に示す光ファイバの接続構造の製造方法について説明する説明図である。
符号の説明
10、20 光ファイバの接続構造
11、12 ホーリーファイバ
11a、12a、22a、24a、25a、27c コア部
11b、12b、22b クラッド部
11c、12c、13a、14a、17a、27a 空孔
11d、12d、22d 端面
13、14、24 縮径部
15、25 延伸接続部
16、26 保護体
17、27 接続部
17b、27b 中実部
22 光ファイバ
A1〜A4 アーク放電
C1、C2 接合点
E アーク電極棒
G1、G2 把持具

Claims (6)

  1. 中心に位置するコア部と前記コア部の外周に位置し複数の空孔を有するクラッド部とを備えるホーリーファイバの端面と、少なくとも中心に位置するコア部と前記コア部の外周に位置するクラッド部とを備える接続光ファイバの端面とを融着接続する融着接続工程と、
    前記融着接続により形成した接続部を加熱しながら前記ホーリーファイバと前記接続光ファイバがそれぞれの長手方向に互いに遠ざかるように張力をかけて、前記接続部を所定の外径になるように延伸する延伸工程と、
    を含み、
    前記融着接続工程において、前記ホーリーファイバと前記接続光ファイバとの間に、前記ホーリーファイバの空孔が前記接続部の中央部に向かって徐々に縮小して消失する空孔部分と、前記中央部に位置し空孔がない中実部とを有する前記接続部が形成されるように融着接続することを特徴とする光ファイバの接続構造の製造方法。
  2. 前記延伸工程は、前記接続部を前記ホーリーファイバのコア部のコア径と同じ外径になるように延伸することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの接続構造の製造方法。
  3. 前記接続光ファイバは、前記クラッド部に複数の空孔が形成されたホーリーファイバ構造を有することを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバの接続構造の製造方法。
  4. 前記延伸した接続部の外周を覆うように保護体を形成する保護体形成工程を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の光ファイバの接続構造の製造方法。
  5. 前記保護体形成工程は、前記延伸した接続部の外周に該延伸した接続部の屈折率よりも低い屈折率を有する樹脂を被覆することを特徴とする請求項4に記載の光ファイバの接続構造の製造方法。
  6. 前記保護体形成工程は、補強スリーブに前記延伸した接続部を挿通し、前記補強スリーブを加熱して前記延伸した接続部に固着させることを特徴とする請求項4または5に記載の光ファイバの接続構造の製造方法。
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