JP5167568B2 - 分電盤の分岐回路接続チェック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本件の発明は,分電盤の分岐回路の接続チェック装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来,建物の電気設備工事の竣工検査などにおいて,分電盤の負荷側の配線接続チェックは,分電盤側と接続配線端末側に人を分けて配し,分岐ブレーカー1回路毎に声を掛け合いながら各々の配線が配線設計で指定された分岐ブレーカーに接続されているかを,実際に電気を通電しながらチェックしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,例えば建物が集合住宅などで,分電盤の設置数量がたくさんある場合には,それぞれの分電盤全てについて分岐ブレーカの配線接続をチェックしていくのは,非常に多くの時間と人手がかかる作業となっていた。また,近年はコンセントなどは接地極付きのものが増える傾向にあり,コンセントへの配線極性や接地線の接続チェックも必要になるなど,複雑化する傾向にある。本発明は,上記問題点を解決するために,分電盤に接続される配線について,分岐ブレーカと配線端末間の接続チェックや,コンセントの接続極性と接地の接続チェックが一人で行え,集合住宅などでも検査に要する人手を削減できるような分電盤の分岐回路の接続チェック装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1は,建築物に設置されて配線工事された複数の分岐ブレーカを備えた分電盤と,コンセントや照明器具などの配線端末との接続に関し,前記分電盤内において各分岐ブレーカの負荷側配線に予め設けられ分岐ブレーカ毎に通電電流を測定する手段と,該分岐ブレーカ毎の通電電流を子機に対して送信する手段を備えて分電盤側に設けられる親機と,親機からの送信信号を受信する手段と,分岐ブレーカ毎の通電電流を表示する手段と,前記配線端末の電圧極及び中性極の各極ごとに対地電圧の有無を判定する検電器とを備えて配線端末側に設けられる子機と,分岐ブレーカ毎の配線端末に接続する負荷装置から成り,負荷装置を接続した際の子機の各分岐ブレーカ毎の通電電流の表示の変化から配線端末が接続されている分岐ブレーカを特定することを特徴とする分電盤の分岐回路接続チェック装置を提供するものである。
【0005】
請求項2は,建築物に設置されて配線工事された複数の分岐ブレーカを備えた分電盤と,コンセントや照明器具などの配線端末との接続に関し,前記分電盤には,前記複数の分岐ブレーカが接続される幹線の零相電流測定手段と,幹線に流れる零相電流を子機に対して送信する手段を備えた親機と,アース極を備えた配線端末のうち電圧極とアース極の間に接続する抵抗手段と,親機からの送信信号を受信する手段と,幹線の該零相電流を表示する手段と,前記配線端末の電圧極及び中性極の各極ごとに対地電圧の有無を判定する検電器とを備えた子機とからなり,前記抵抗手段を通じて電圧極とアース極の間に流れる零相電流を前記零相電流測定手段により測定し,測定された零相電流を子機で読み取ることにより,配線端末のアース極と大地との接続状態を確認することを特徴とする分電盤の分岐回路接続チェック装置を提供するものである。
【0006】
請求項3は,建築物に設置されて配線工事された複数の分岐ブレーカを備えた分電盤と,コンセントや照明器具などの配線端末との接続に関し,前記分電盤内において各分岐ブレーカの負荷側配線に予め設けられ分岐ブレーカ毎に通電電流を測定する手段と,前記複数の分岐ブレーカが接続される幹線の零相電流測定手段と,該分岐ブレーカ毎の通電電流と幹線に流れる零相電流を子機に対して送信する手段を備えて分電盤側に設けられる親機と,アース極を備えた配線端末のうち電圧極とアース極の間に接続する抵抗手段と,親機からの送信信号を受信する手段と,分岐ブレーカ毎の通電電流及び幹線の零相電流を表示する手段と,前記配線端末の電圧極及び中性極の各極ごとに対地電圧の有無を判定する検電器とを備えて配線端末側に設けられる子機と,分岐ブレーカ毎の配線端末に接続する負荷装置から成り,負荷装置を接続した際の各分岐ブレーカ毎の通電電流の表示の変化,及び前記抵抗手段を通じて電圧極とアース極の間に流れた零相電流を子機で読み取り,各配線端末が接続されている分岐ブレーカの特定,及び配線端末のアース極と大地との接続状態を確認することを特徴とする分電盤の分岐回路接続チェック装置を提供するものである。
【0007】
削除
【0008】
削除
【0009】
請求項は,前記分岐ブレーカ毎の通電電流測定手段は,各分岐ブレーカの負荷側配線の電圧極と中性極に夫々設けられ,各分岐ブレーカの往路と復路のそれぞれの電流を測定するものであることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の分電盤の分岐回路接続チェック装置を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態について,図面を用いて詳細に説明する。
【0011】
図1に本件発明のチェック装置の実施例を示す。図1において1は分電盤で,5は主幹ブレーカ,6〜9は複数の分岐ブレーカ,2〜4はL1,N,L2極の幹線の導体,10はアース端子である。23〜31は分電盤1から引き出された各分岐ブレーカに接続される分岐配線で,34,35,36,39は各配線の端末で,34と35は照明,32と33は照明ON/OFF用の手元スイッチ,36と39はコンセントで,そのうち39は接地極付きのものである。
【0012】
図1において,11は幹線2,3,4の零相電流を測定するための零相変流器,12〜15はそれぞれ分岐ブレーカ6〜9の通電電流を個別に測定するための変流器で,親機22に接続される。16は零相変流器11が接続される零相電流検出回路,17〜20は変流器12〜15が接続される電流検出回路である。なお,本例では,分岐ブレーカが4つの場合を例示しているが,先の12〜15の変流器と17〜20の電流検出回路は,分岐ブレーカの数分用意されるものであり,分岐ブレーカの数やそれぞれの配線端末は図1に限定されるものではない。21は,零相電流と各分岐ブレーカの通電電流を子機56に対して送信する送信回路であり,零相電流と各分岐ブレーカの通電電流の電流値を個別にデータとして送信する。22が親機である。
【0013】
45は,36や39のコンセントなどに接続する負荷装置で,ターミナル43,44を有する。より具体的には,抵抗器でもよいしヘヤドライヤーのような電気製品でもよい。46,47は同じくコンセントなどに接続するターミナル,48はコンセントなどの接地極に接続するターミナルである。51は電圧計でターミナル46,47間の電圧を測定するが,なくてもよい。54と55は検電器で,ターミナル46と47の大地に対する電圧の有無をチェックする。図では検電器は2つ用いるようになっているが,ひとつの検電器でターミナル46,47を切り替えるようにしてもよい。53はターミナル46と48間にスイッチ52を介して接続される抵抗器である。56は子機である。
【0014】
49は前記の送信回路21から送信されるデータを受信する受信回路,50は表示器で,先の零相電流や各分岐ブレーカ毎の通電電流を表示するもので,値として表示してもよいし,閾値を設けてランプ表示としてもよい。なお,送受信の通信媒体については,電波などの無線方式としてもよいし,有限の電線でもよいし,電灯線搬送などを用いてもよい。
【0015】
以上のような構成において,分電盤の負荷側の配線チェック方法について述べる。まず,分電盤の幹線導体と各分岐ブレーカの負荷側配線に図1の変流器11〜15をクランプさせて主幹,分岐の各ブレーカは全てONにしておく。次に子機56,負荷装置45を持って,照明やコンセントなどの設置場所に移動する。34の照明がどの分岐ブレーカに接続されているかを調査するには,表示器50を見ながら手元スイッチ32を入切させる。すると親機側では,12の変流器が電流の変化を検知し,親機22から子機55に対して12の変流器電流値が送信され,測定者は表示器50の12の変流器を取付けた分岐ブレーカの電流表示の変化から照明34は変流器12を取付けた分岐ブレーカすなわち6に接続されていることが判明する。35の照明についても同様である。図3に表示器の表示の一例を示す。先の34の照明を入切した場合では,入切操作に合わせて分岐ブレーカ6の電流表示値が変化するので,照明34は分岐ブレーカ6に接続されていると判断できる。図3は一例であって,先に述べたように電流値を表示しなくても閾値を設けてある幅で電流値が変化したとき,その分岐ブレーカに対応するランプが点滅するようにしてもよい。
【0016】
次に,配線端末がコンセントの場合について説明する。45の負荷装置のターミナル43,44をコンセント36のターミナル37,40に接続する。負荷機器45には電流が流れるから,先の照明の場合と同様に表示器の電流表示の変化からコンセント36は分岐ブレーカ8に接続されていることが判明する。なお,43と44のターミナルは46と47のターミナルと共用してスイッチで負荷装置の電源を入切するようにしてもよい。仮に各分岐ブレーカの負荷に先の照明や負荷装置以外の機器(例えば冷蔵庫など)が接続され使用中であっても,分岐ブレーカの特定は容易に行える。すなわち,表示器50の表示は照明34や負荷装置45の入切に連動するが,その他の機器の通電電流は入切操作に連動しないからである。入切操作と合わせて電流が変化する分岐ブレーカがその配線端末が接続されている分岐ブレーカである。
【0017】
次に,コンセントの接続極性が正しいかどうかをチェックするには,ターミナル46,47がコンセント36のターミナル37,40に接続された状態で検電器54,55の表示を確認する。46が37に47が40に接続された状態では,54の検電器が電圧があることを表示し,55の検電器は表示しないから極性接続は正しいと判別できる。もし逆の場合は37のターミナルがN極に38のターミナルがL極につながっており,また両方の検電器が点灯していれば,37と40の両方のターミナルがL極に接続されていることになって接続間違いであると判別できる。
【0018】
さらに,39のような接地極付きのコンセントの場合の接地極のターミナル42が確実にアースにつながっているかどうかのチェック方法について説明する。46を38,47を41,48を42のターミナルに接続し,スイッチ52を入れる。もし配線に間違いがなければ,L2極から大地に向けて抵抗器53の値によって定まる電流が流れるから,零相変流器11がその電流を検出し,表示器50がその電流を表示するから,その表示から,確実にアースに接続されているかどうかが判別できる。すなわち,もし配線間違いで,42のターミナルがN極に接続されている場合は,抵抗53によって流れる電流はL,Nの往復電流となるから,零相変流器11は電流を検知しない。また,ターミナル42がアースに確実に接続されていない場合も電流が流れないから零相変流器11は電流を検知しない。先の抵抗器53の抵抗値は,主幹ブレーカ5が漏電遮断器である場合,その動作感度電流未満に設定すると,測定のたびに主幹ブレーカが遮断動作せず都合がよい。
【0019】
以上の図1の説明において,例えば,24の配線が分岐ブレーカ7のN極側に接続されている場合,配線としては間違いであるが,照明34は分岐ブレーカ6に接続されていると判定できて,間違いを判定できないことが想定される。その場合,図2に示すように,通電電流は往復を測定するようにしてもよい。図2の例では,各分岐ブレーカの両方の極の配線にそれぞれ変流器12,12‘,13,13’,14,14‘,15,15’が取付けられており,通電電流検出回路17,18,19,20はそれぞれの変流器の検出電流を検出し,送信回路21で受信回路49に送信し,表示器50は各分岐ブレーカの往路と復路のそれぞれの電流を表示するようにする。このようにすれば,先の例の場合,通電電流は分岐回路6と7の両方に現れ,配線間違いであると判定できる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明では,建築物に設置されて配線工事された複数の分岐ブレーカを備えた分電盤と,コンセントや照明器具などの配線端末との接続に関し,前記分電盤内において各分岐ブレーカの負荷側配線に予め設けられ分岐ブレーカ毎に通電電流を測定する手段と,該分岐ブレーカ毎の通電電流を子機に対して送信する手段を備えて分電盤側に設けられる親機と,親機からの送信信号を受信する手段と,分岐ブレーカ毎の通電電流を表示する手段と,前記配線端末の電圧極及び中性極の各極ごとに対地電圧の有無を判定する検電器とを備えて配線端末側に設けられる子機と,分岐ブレーカ毎の配線端末に接続する負荷装置から成り,負荷装置を接続した際の子機の各分岐ブレーカ毎の通電電流の表示の変化から各配線端末が接続されている分岐ブレーカを特定するようにしたので,子機を配線端末の位置まで持ち歩き,電流表示手段で表示される負荷装置を入切したときの電流変化からその配線端末がどの分岐ブレーカに接続されているのかが容易に判別できる。
【0021】
請求項2の発明では,建築物に設置されて配線工事された複数の分岐ブレーカを備えた分電盤と,コンセントや照明器具などの配線端末との接続に関し,前記分電盤には,前記複数の分岐ブレーカが接続される幹線の零相電流測定手段と,幹線に流れる零相電流を子機に対して送信する手段を備えた親機と,アース極を備えた配線端末のうち電圧極とアース極の間に接続する抵抗手段と,親機からの送信信号を受信する手段と,幹線の零相電流を表示する手段と,前記配線端末の電圧極及び中性極の各極ごとに対地電圧の有無を判定する検電器とを備えた子機とからなり,前記抵抗手段を通じて電圧極とアース極の間に流れる零相電流を前記零相電流測定手段により測定し,測定された零相電流を子機で読み取ることにより,配線端末のアース極と大地との接続状態を確認するようにしたので,抵抗手段を配線端末の電圧極とアース極に接続した際の子機の電流表示手段の零相電流の表示から配線端末のアース極が確実に接地されているかどうかを判別できる。
【0022】
請求項3の発明では,建築物に設置されて配線工事された複数の分岐ブレーカを備えた分電盤と,コンセントや照明器具などの配線端末との接続に関し,前記分電盤内において各分岐ブレーカの負荷側配線に予め設けられ分岐ブレーカ毎に通電電流を測定する手段と,前記複数の分岐ブレーカが接続される幹線の零相電流測定手段と,該分岐ブレーカ毎の通電電流と幹線に流れる零相電流を子機に対して送信する手段を備えて分電盤側に設けられる親機と,アース極を備えた配線端末のうち電圧極とアース極の間に接続する抵抗手段と,親機からの送信信号を受信する手段と,分岐ブレーカ毎の通電電流及び幹線の零相電流を表示する手段と,前記配線端末の電圧極及び中性極の各極ごとに対地電圧の有無を判定する検電器とを備えて配線端末側に設けられる子機と,分岐ブレーカ毎の配線端末に接続する負荷装置から成り,負荷装置を接続した際の各分岐ブレーカ毎の通電電流の表示の変化,及び前記抵抗手段を通じて電圧極とアース極の間に流れた零相電流を子機で読み取り,各配線端末が接続されている分岐ブレーカの特定,及び配線端末のアース極と大地との接続状態を確認するようにしたので,配線端末がどの分岐ブレーカに接続されているかということと,配線端末のアース極が確実に接地されているかどうかを判別できる。
【0023】
また,前記子機は,前記配線端末の電圧極及び中性極の各極ごとに対地電圧の有無を判定する検電器を合わせ持つようにしたので,配線端末がどの分岐ブレーカに接続されているかということと,配線端末のアース極が確実に接地されているかどうかということと,配線端末の各極の幹線への接続極性が正しいかどうかを判別できる。
【0024】
削除
【0025】
請求項の発明では,前記分岐ブレーカ毎の通電電流測定手段は,各分岐ブレーカの負荷側配線の電圧極と中性極に夫々設けられ,各分岐ブレーカの往路と復路のそれぞれの電流を測定するものであるようにしたので,配線端末が,分岐ブレーカ同士をまたがって配線しているような場合も判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本件発明による第一の実施例の図
【図2】 本件発明請求項5の実施例の図
【図3】 表示器の表示例の図
【符号の説明】
1 分電盤
2,3,4 主導体
5 主幹ブレーカ
6,7,8,9 分岐ブレーカ
8,9,10 配線
10 アース端子
11 零相変流器
12〜15 変流器
16 零相電流検知回路
16〜20 分岐ブレーカの通電電流検知回路
21 送信回路
23〜31 分岐ブレーカの負荷側の配線
32,33 手元スイッチ
34,35 照明
36,39 コンセント
37,38,40,41 コンセントのターミナル
42 コンセントのアース極のターミナル
45 負荷装置
43,44 負荷装置のターミナル
46〜48 子機のターミナル
49 受信回路
50 表示手段
52 スイッチ
53 抵抗手段
54,55 検電器
56 子機

Claims (4)

  1. 建築物に設置されて配線工事された複数の分岐ブレーカを備えた分電盤と,
    コンセントや照明器具などの配線端末との接続に関し,
    前記分電盤内において各分岐ブレーカの負荷側配線に予め設けられ分岐ブレーカ毎に通電電流を測定する手段と,該分岐ブレーカ毎の通電電流を子機に対して送信する手段を備えて分電盤側に設けられる親機と,
    親機からの送信信号を受信する手段と,分岐ブレーカ毎の通電電流を表示する手段と,前記配線端末の電圧極及び中性極の各極ごとに対地電圧の有無を判定する検電器とを備えて配線端末側に設けられる子機と,
    分岐ブレーカ毎の配線端末に接続する負荷装置から成り,
    負荷装置を接続した際の子機の各分岐ブレーカ毎の通電電流の表示の変化から各配線端末が接続されている分岐ブレーカを特定することを特徴とする分電盤の分岐回路接続チェック装置。
  2. 建築物に設置されて配線工事された複数の分岐ブレーカを備えた分電盤と,
    コンセントや照明器具などの配線端末との接続に関し,
    前記分電盤には,前記複数の分岐ブレーカが接続される幹線の零相電流測定手段と,幹線に流れる零相電流を子機に対して送信する手段を備えた親機と,
    アース極を備えた配線端末のうち,電圧極とアース極の間に接続する抵抗手段と,親機からの送信信号を受信する手段と,幹線の零相電流を表示する手段と,前記配線端末の電圧極及び中性極の各極ごとに対地電圧の有無を判定する検電器とを備えた子機とからなり,
    前記抵抗手段を通じて電圧極とアース極の間に流れる零相電流を前記零相電流測定手段により測定し,
    該零相電流を子機で読み取ることにより,配線端末のアース極と大地との接続状態を確認することを特徴とする分電盤の分岐回路接続チェック装置。
  3. 建築物に設置されて配線工事された複数の分岐ブレーカを備えた分電盤と,
    コンセントや照明器具などの配線端末との接続に関し,
    前記分電盤内において各分岐ブレーカの負荷側配線に予め設けられ分岐ブレーカ毎に通電電流を測定する手段と,前記複数の分岐ブレーカが接続される幹線の零相電流測定手段と,該分岐ブレーカ毎の通電電流と幹線に流れる零相電流を子機に対して送信する手段を備えて分電盤側に設けられる親機と,
    アース極を備えた配線端末のうち,電圧極とアース極の間に接続する抵抗手段と,親機からの送信信号を受信する手段と,分岐ブレーカ毎の通電電流及び幹線の零相電流を表示する手段と,前記配線端末の電圧極及び中性極の各極ごとに対地電圧の有無を判定する検電器とを備えて配線端末側に設けられる子機と,
    分岐ブレーカ毎の配線端末に接続する負荷装置から成り,
    負荷装置を接続した際の各分岐ブレーカ毎の通電電流の表示の変化,及び前記抵抗手段を通じて電圧極とアース極の間に流れた零相電流を子機で読み取り,
    各配線端末が接続されている分岐ブレーカの特定,及び配線端末のアース極と大地との接続状態を確認することを特徴とする分電盤の分岐回路接続チェック装置。
  4. 前記分岐ブレーカ毎の通電電流測定手段は,
    各分岐ブレーカの負荷側配線の電圧極と中性極に夫々設けられ,各分岐ブレーカの往路と復路のそれぞれの電流を測定するものであることを特徴とする請求項1または請求項に記載の分電盤の分岐回路接続チェック装置。
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