JPH0695124B2 - 低圧回路における負荷設備の漏電探査方法 - Google Patents

低圧回路における負荷設備の漏電探査方法

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JPH0695124B2
JPH0695124B2 JP61190937A JP19093786A JPH0695124B2 JP H0695124 B2 JPH0695124 B2 JP H0695124B2 JP 61190937 A JP61190937 A JP 61190937A JP 19093786 A JP19093786 A JP 19093786A JP H0695124 B2 JPH0695124 B2 JP H0695124B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は自家用受電設備等の低圧回路において、漏電
している負荷設備を発見するようにした漏電探査方法に
関するものである。
(従来の技術) 自家用受電設備においては、保守点検が義務付けられて
おり、目視点検の外、負荷電流ならびに電圧測定、絶縁
抵抗測定、漏洩電流測定等が定期的に実施され、所内の
変圧器等の電源設備、あるいは配線や電気機器等の負荷
設備が安全かつ正常に機能するようにしている。
ところで、上記漏洩電流測定の結果、低圧回路の何処か
の箇所に漏電が有ることが確認された場合は、さらに漏
電している負荷設備を具体的に探査することが行なわれ
る。
その場合、電源(変圧器)と負荷(電動機等)とは一般
に距離的に離れた場所に接地されている為、従来の探査
方法では二人の測定作業者が必要であった。つまり、一
人の作業者が電源側である変圧器の第2種接地の接地線
の途中にクランプメータを取り付け、同接地線に流れる
漏洩電流の増減あるいは有無を測定し、その結果を携帯
用無線機を使用して連絡し、もう一人の作業者が負荷側
において自身の所持する携帯用無線機にて上記の連絡を
聞きながら、負荷設備に接続する手元スイッチ(または
分岐スイッチ)を順次切離し、それによって当該漏電負
荷設備(例えば電動機)を発見する方法である為、どう
しても作業者が二人必要で、人件費が嵩む問題点があっ
た。
(発明が解決しようとする問題点) そこで上記問題点を解決する為に、第1に上記変圧器の
接地線にクランプメータを取付け、第2にそのクランプ
メータには、それの出力に漏電電流が検出されたときに
無線信号を発するようにした信号発生器を接続し、一方
上記負荷設備の側には上記携帯用無線機からの無線信号
を受信して対応する音声を発するようにしたもう一つの
携帯用無線機を備えさせ、上記複数の手元スイッチを順
次入切し、上記負荷側の携帯用無線機での受信状態にお
いて、該携帯用無線機からの音声に変化があったときに
は、その変化に基づいて漏電負荷設備を特定する手法も
用いられた。
しかし上記手法によると次の場合は全く漏電個所の発見
ができず誤った検出結果を生じ、その誤検査に基づい
て、真の漏電個所を見逃すと大事故が発生するという大
問題点がある。
即ち、上記手法においては同一回線(回路)において、
複数の負荷設備に同時に漏電事故が発生している場合、
例えば、それぞれの漏電電流の大きさが50mA流れる2台
の漏電負荷設備があった場合においては、信号発生器の
感度調整が30mAに設定された状態にある場合には、仮に
一方(1台)の漏電負荷設備(1台目)をスイッチを開
いて該回路(回線)より切り離しても、もう一方(2台
目)の漏電負荷設備に流れる電流が感度電流以上の50mA
流れる状態にあるため、信号発生器は発信しつづけて、
当該漏電事故設備が見逃されて探査ができなくなってし
まうことになる。しからば設定値を大きく、例えば70mA
に設定しておくと上記一方(1台)の漏電負荷の発見は
できるが、残る他方の漏電負荷は設定値より小さい為、
上記探査手法からは、あたかも漏電がなかったことにな
り、漏電を見逃すことになる。
本件発明はこのように「同一回線(回路)において、複
数の負荷設備に同時に漏電事故が発生している場合」に
おいても正確な判別探査ができるようにすることを目的
の一つとするものである。そして他の目的は上記のよう
な複数の負荷に同時漏電があった場合の探査において
も、複数漏電負荷設備の探査を一人で行なうことがで
き、しかも一人で行なっても正確な探査ができるように
した低圧回路における負荷設備の漏電探査方法を提供し
ようとするものである。
本願発明の構成は次の通りである。
(問題点を解決する為の手段) 本願発明の低圧回路における負荷設備の漏電探査方法
は、二次側の一端が接地線を介して接地されている変圧
器と、夫々手元スイッチに接続されている複数の負荷設
備と、上記複数の手元スイッチと変圧器の二次側とを接
続する複数の配線とから成る低圧回路において、上記負
荷設備の漏電探査に当っては、上記接地線に対してそこ
に流れる漏洩電流を検出するようにしたクランプメータ
を付設し、上記クランプメータには、クランプメータの
検出値が、設定値を越えた場合に周囲騒音と分別可能に
変調された出力信号を生じ、設定値以下では出力信号を
生じないようにした設定値調節自在の信号発生器を接続
すると共に、信号発生器における上記設定値を、クラン
プメータで検出された検出値を越えない範囲でその検出
値に近い値に設定し、さらに上記信号発生器には、該信
号発生器からの出力信号を入力してそれを無線で送信す
るようにした携帯用無線機を接続し、一方、上記負荷設
備の側には上記携帯用無線機からの無線信号を受信して
対応する音声を発するようにしたもう一つの携帯用無線
機を備えさせ、上記負荷側の携帯用無線機での受信状態
において、上記複数の手元スイッチを順次入切し、該携
帯用無線機からの音声に変化があったときには、その変
化に基づいて漏電負荷設備を特定するようにしたもので
ある。
(作用) 電源側においては、クランプメータ、クランプメータの
検出値よりやや小さい値を設定できる信号発生器、送信
用の携帯用無線機を設置する。一方負荷側においては、
もう一つの携帯用無線機により上記電源側の携帯用無線
機からの無線信号を受信する。そして信号が来ると複数
の手元スイッチを順に入切する。この場合、入切した手
元スイッチに連なる負荷設備が漏電設備でなかった場合
には、上記受信状態の携帯用無線機からの音声は変化し
ない。一方、上記負荷設備が漏電設備であった場合に
は、上記携帯用無線機からの音声が変化する。従ってそ
の変化を求めることにより上記漏電している負荷設備を
発見できる。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面について説明する。第1図
及び第2図において、1は建築物、2はその地下に設け
られた電源室を示す。3は変圧器、4はその一次側で、
引込線5を介して高圧配電線に接続されている。6は変
圧器の二次側で、その一端は接地線7を介して大地8に
第2種接地が施されている。10は配電盤で、多数の幹線
スイッチ11が備わっている。各幹線スイッチの電源側は
変圧器3の二次側6に接続してある。13は建築物1の各
階に通ずるように設けられたダクトを示し、その内部に
は一端が夫々幹線スイッチ11に接続している多数の配線
14が周知の如く配置され、それらは止具15で固定されて
いる。16は各階に設けられた分電盤を示し、夫々上記配
線14の他端に接続された多数の分岐スイッチ17が備わっ
ている。21は多数の負荷設備例えば電動機で、夫々負荷
を入切制御できるようにする為の手元スイッチ20を介し
て前記分電盤16の分岐スイッチ17に接続されている。尚
分岐スイッチ17が負荷に近いときにはそれを手元スイッ
チにするとよい。また上記負荷設備として例示する電動
機は、一般にそのケースに対して符号22で示すように第
2種接地が施されている。
次に漏電設備探査用の部材について説明する。24は電源
側の変圧器3の接地線7の途中に、分割形CTからなる検
出部をクランプして取り付けたクランプメータであり、
漏洩電流(AC)の外、負荷電流(AC)、電圧(AC)、抵
抗等が切替操作によって測定できるもので、測定作業者
が常備しているものである。25はクランプメータ24の例
えば記録計用端子等の出力端子24aに接続された信号発
生器であり、クランプメータで検出した漏洩電流が予め
設定した値を越えた場合に始めて出力信号を生ずる機能
を備えたものである。26,27はクランプメータ24と同じ
く作業者が常備している携帯用無線機、例えばCB無線機
であり、一方の無線機つまり、電源側に設置する無線機
26はその入力端子を信号発生器25の出力端子に接続し
て、同発生器からの出力信号を同無線機に入力させ、そ
してアンテナから無線で飛ばす(出力する)ようにして
いる。もう1つの携帯用無線機27は負荷設備側におい
て、測定作業者が探査時に使用するもので、同無線機27
は上記電源側の無線機26から送信された出力信号(電
波)をアンテナによってキャッチし、そして受信した信
号に応じて同無線機のスピーカーを鳴動させる(音声を
発生させる)外、イヤホーンによってもその受信した信
号を聞くことができるようになっている。
次に上記信号発生器25の回路を示す第3図について説明
する。上記信号発生器25は具体的には1000Hzで発振する
ための発振回路31と、コントロール信号を出しそれによ
って0.5秒毎に上記発振回路の出力を1000〜3000Hzの範
囲で上昇あるいは下降する信号に変調するスイープ回路
32と、漏洩電流が設定値以上、つまりクランプメータの
検出値の出力が所定値(例えば50mv)以上になった場合
これを検知するようにした検知回路33と、検知回路33か
らの出力によって動作する発振制御回路34と、発振回路
31からの断続信号を分圧抵抗36を介して出力端子37より
出力するようにした音声発生用回路35と、乾電池39と押
しボタンスイッチ40とからなる電源回路38とからなる。
41は該信号発生器の入力端子で、前記クランプメータ24
の出力端子24aに接続される。上記発振回路31及びスイ
ープ回路32において符号31a,32aは夫々周知の発振用の
集積回路を示す。上記音声発生用回路35においては切替
スイッチ42を設け、この切替スイッチの操作によってス
ピーカー43を鳴動させて信号発生器が正常に動作するか
どうかを確認できるようになっている。即ち、スイッチ
42、スピーカー43から成る動作確認回路を備えている。
なお、この切替スイッチ42の切替操作はイヤホーンジャ
ックの挿入によって行いそのイヤホーンを鳴動させるよ
うにしてもよい。
次に上記信号発生器25の動作を第4図の波形図に基づい
て説明する。尚第4図における(イ)〜(ト)は第3図
において同符号で示された部分の波形を示すものであ
る。入力端子41に入来する信号のレベルが(イ)に示す
ように所定値Vを越えると検知回路33の出力は(ロ)に
示すように反転する。その結果制御回路34におけるトラ
ンジスタのコレクタ側は(ハ)のようになる。この信号
は発振回路31にその起動信号として与えられ、発振回路
31は所定の発振を行う。この場合、スイープ回路32にお
ける集積回路32aの出力端の波形は第4図(ホ)に示さ
れるようになっており、スイープ回路32おける積分回路
32bの出力側の波形は(ヘ)に示されるようになってい
る。この信号はコントロール信号として発振回路31に与
えられる。その結果前記発振回路31の出力信号は第4図
(ニ)に示すように上記コントロール信号に応じてその
周波数が変化する。即ち、周囲騒音と明瞭に区別可能な
変調音の信号となる。発振回路31の出力信号は音声発生
用回路35に送られ、通常の場合はそこの切替スイッチ42
から分圧抵抗36の側へ至り、出力端子37から前記携帯用
無線機26の入力端子へ送られる。尚スイッチ42を図示の
状態に切替えた場合には、スピーカー43が第4図(ト)
に示されるように鳴動してそのスピーカー43から上記発
振回路31から出力される信号が音声として発せられる。
次に探査方法について説明する。まず、接地線7にクラ
ンプメータ24を取り付け変圧器3の二次側6の低圧回路
の漏電の有無を測定する。漏電がある場合は第2図に示
すような経路で漏洩電流i0が流れ、クランプメータ24の
指針が振れる。上記測定の結果、接地線7に漏洩電流が
流れていて漏電が確認された場合には、以下のように漏
電機器の探査を行う。先ず、接地線7に取り付けたクラ
ンプメータ24の出力端子24aに対し信号発生器25の入力
端子41を接続すると共に同信号発生器25の出力端子37を
携帯用無線機26の入力端子に接続する。なお、この場合
上記のクランプメータは適切なレンジにてON状態にセッ
トし、また携帯用無線機26は送信状態にロックする。こ
のように電源(変圧器)側において準備を終えた後、次
に負荷設備(負荷側)の設置場所に移動する。負荷設備
の設置場所に移動したならば、もう一方の携帯用無線機
27を受信状態にする。この状態では、前記クランプメー
タ24が漏洩電流を検出し、信号発生器25が出力を生じて
いる為、上記無線機27からは変調音が連続的に発せられ
ている。この状態において、作業者は同無線機からの音
声を聞きながら負荷設備に接続する手元スイッチ20ある
いは分岐スイッチ17を順次切り離していく。そしてその
過程において、ある手元スイッチ20又は分岐スイッチ17
を切り離すことによって無線機27からの音声が停止すれ
ば、その切り離したスイッチに連なっている負荷が当該
漏電機器(負荷設備)であると認定することができる。
即ち、漏電機器に連なるスイッチ20を切り離せば前記漏
洩電流i0が消滅する為、クランプメータ24の出力が所定
値よりも低下し、信号発生器25の出力が消滅し、無線機
27からの音声が停止する。従って上記機器を漏電機器と
認定できる。
上記のようにして漏電事故状態にある負荷設備が発見さ
れたならばその負荷設備を取り外して修理乃至は交換を
行えば良い。
次に、同一回線(回路)において、複数の負荷設備に同
時に漏電事故が発生している場合例えば、それぞれの漏
電電流の大きさが50mA流れる2台の漏電負荷設備があっ
た場合においては、信号発生器25の感度調整が30mAに設
定された状態にある場合には、仮に一方(1台)の漏電
負荷設備(1台目)をスイッチを開いて該回路(回線)
より切り離しても、もう一方(2台目)の漏電負荷設備
に流れる電流が感度電流以上の50mA流れる状態にあるた
め、信号発生器は受信しつづけて、当該漏電事故設備が
見逃されて探査ができなくなってしまうことになる。
このような場合には、次の探査手順によって行う。
まず、作業者はクランプメータ24により当該漏電回路に
おける変圧器3の接地線7に流れる漏洩電流の大きさ
(100mA)を測定して同回路が漏電回路であることを確
認する。その後その電流の大きさ(100mA)(実際には
それより若干小さい95mA)にて信号発生器が発信するよ
うに感度調整を行う。この感度調整は信号発生器25の検
知回路33のボリュウムVrを可変させて行うことができ
る。
この感度調整を済ませた後、つまり、信号発生器を発信
状態させた状態で作業者は負荷設備側に移動する。
移動したならば負荷設備に接続するスイッチを順次回路
より切り離して行く。そして漏電状態にある負荷設備の
うちの1台目を切り離せば漏洩電流はその設備に流れて
いた漏洩電流(50mA)分だけ小さくなって、いままで発
信状態を継続していた発生器の発信が直ちに停止するた
め、今切り離された当該負荷設備が漏電事故設備である
ことが判断される。そして同スイッチを切り離した状態
のままにしさらに必要に応じて目印の表示用シールをそ
の設備に貼っておく。
このようにして、1台目の漏電探査が終われば、作業者
は再度電源設備側に戻り、上記と同様に接地線7の漏洩
電流をクランプメータ24でもって測定する。
この状態では、まだ50mAの漏洩電流が流れているため、
上記探査済み設備以外に漏電負荷設備があることが判
る。そのため今度は信号発生器の感度調整をそれ以下
(45mA)にて発信するように調整し直し、再度負荷設備
側に戻る。
そして戻ったならば、上記作業手順でもって2台目の漏
電探査を行う。この場合もスイッチを順次切り離して行
き、ある負荷設備を切り離した時に信号発生器の発信が
停止すればその切り離した負荷設備が漏電負荷設備であ
ることが容易に判断される。
次に、上記実施例では無線機27からの音声の変化が変調
音の有無として現れるようにしたが、その変化は音程そ
の他の変化であっても良い。
(発明の効果) 以上のように本発明にあっては、漏電している負荷設備
の探査をする場合、予め電源側においてクランプメータ
24、信号発生器25、携帯用無線機26をつないでおき、そ
の状態において、負荷側ではもう一つの携帯用無線機27
で受信しながら複数の手元スイッチ20を順に入切してい
って、その無線機27からの音声の変化によって漏電負荷
設備を特定するようにしているから、漏電している負荷
設備の具体的な探査を一人でもって行うことができる特
長がある。このことは、従来の探査方法のように二人で
もって行う必要を無くできることであって人件費の節減
につながる効果がある。
しかも上記の場合、同一回線(回路)において、複数の
負荷設備に同時に漏電事故が発生している場合であって
も、クランプメータには、クランプメータの検出値が、
設定値を越えた場合に周囲騒音と分別可能に変調された
出力信号を生ずるようにした信号発生器を接続すると共
に、信号発生器における上記設定値を、クランプメータ
で検出された検出値を越えない範囲でその検出値に近い
値に設定するから、複数の漏電電流の流れている回路を
夫々探査できる効果がある。
しかも上記探査の場合、上記負荷側の携帯用無線機27か
ら発せられる音声は周囲環境から発生する騒音と明確に
分別できる変調音であるから、作業者の熟練度に関係な
く正確に当該漏電負荷設備を発見できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は建築物にお
ける電源側の設備と負荷側の設備の設置状態を略示する
図、第2図は漏洩電流の通電経路を示す図、第3図は信
号発生器の回路図、第4図は信号発生器の動作波形図。 3……変圧器、7……接地線、24……クランプメータ、
25……信号発生器、26……携帯用無線機、21……負荷設
備、20……手元スイッチ、27……携帯用無線機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次側の一端が接地線を介して接地されて
    いる変圧器と、夫々手元スイッチに接続されている複数
    の負荷設備と、上記複数の手元スイッチと変圧器の二次
    側とを接続する複数の配線とから成る低圧回路におい
    て、上記負荷設備の漏電探査に当っては、上記接地線に
    対してそこに流れる漏洩電流を検出するようにしたクラ
    ンプメータを付設し、上記クランプメータには、クラン
    プメータの検出値が、設定値を越えた場合に周囲騒音と
    分別可能に変調された出力信号を生じ、設定値以下では
    出力信号を生じないようにした設定値調節自在の信号発
    生器を接続すると共に、信号発生器における上記設定値
    を、クランプメータで検出された検出値を越えない範囲
    でその検出値に近い値に設定し、さらに上記信号発生器
    には、該信号発生器からの出力信号を入力してそれを無
    線で送信するようにした携帯用無線機を接続し、一方、
    上記負荷設備の側には上記携帯用無線機からの無線信号
    を受信して対応する音声を発するようにしたもう一つの
    携帯用無線機を備えさせ、上記負荷側の携帯用無線機で
    の受信状態において、上記複数の手元スイッチを順次入
    切し、該携帯用無線機からの音声に変化があったときに
    は、その変化に基づいて漏電負荷設備を特定することを
    特徴とする低圧回路における負荷設備の漏電探査方法。
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