JP5105591B2 - ケーブル接続チェッカー - Google Patents

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Description

本発明は,住宅等の単相電路の分電盤とケーブルあるいはコンセント等の配線器具の接続間違いを判定するチェッカーに関する。
近年,ノイズや安全上の理由からコンセントには接地極付のものを使用することが推奨されている。従来,このような接地極付コンセントの中性極と接地極の配線接続のチェック装置としては,特許文献1,2,3のような装置があった。特許文献1はコンセントの電圧極から接地極に対して抵抗を接続し,電流が流れるかどうかを確認するように出来ており,電流が流れなければ接地がうまく取れていない,あるいは接地線が接続されていないか断線であると判定するようなものである。
また特許文献2,3は,コンセントの電圧極と中性極と接地極において,接地極の接続のみならず,中性極と接地極の接続間違い(中性相をコンセントの接地極に,接地線をコンセントの中性極に接続している)もチェックしようとするものである。
特開2000−180496 特開平5−312878 特開2003−107121
しかしながら,特許文献1による方法では特許文献2,3に示される中性極と接地極の接続間違いをチェックすることができないという問題があり,また特許文献2による方法では,同一の抵抗を介して電圧極から中性極に流れる電流と,電圧極から接地極に流れる電流の大きさを比較し,接続間違いを判別するため,接地抵抗が低くなると(特許文献2によれば1Ω以下になると)判別がしづらくなるという問題があった。
近年,ビルなどでは,高圧で受電し低圧に変換する変圧器の接地と負荷機器の接地を共通にしている場合が多く,その場合は接地線の抵抗が非常に低い場合があり,また同様に日本国内の配線設備の方式として,IEC規格でTN方式と呼ばれる電源側の接地点から末端に至るまで専用の接地線を引き回す方式の導入が試みられていて,その場合の接地線の抵抗と,中性線の抵抗の差はゼロに等しく,それらのような場合は特許文献2による方法では接続間違いの判別は困難になる。
特許文献3による方法では,コンセントに接続される子器側で電圧極から接地極に地絡電流を流し,分電盤側に設置した親器で零相電流を検出して値を子器に送信し,その値を子器で読みとることで接地極の接続状態を確認するようにしているので,接地抵抗や接地線の抵抗が低い場合でも特許文献2のように判定不能となることがない。
しかしながら,特許文献3の方法では,分電盤側に幹線の零相電流を測定し,コンセント側の子器に測定結果を送信する親器を設置しなければならず装置が大がかりになるという問題があった。
また,特に100V用照明器具の場合にケーブルの接続間違いで200Vを供給したり,100V用コンセントに200Vを供給し通電時にコンセントに接続された器具を焼損する場合があった。その場合,工事者には器具の補償等の金銭的負担が発生し,接続間違いを容易にチェックができるような装置が要望されていた。
そこで,本件の発明の目的とするところは,接地極付きコンセントの接地極と中性極の配線接続が間違いなく行われているかどうかをより容易にチェックでき,且つ配線の電圧間違いも判別可能なチェック装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため,本件発明の請求項1では,分電盤のL1極導体と中性極(N)導体間に仮接続される第一の抵抗,L2極導体と中性極(N)導体間に仮接続される第二の抵抗,中性極(N)導体と接地極(E)端子間に仮接続される第三の抵抗,分電盤の負荷側の導体もしくは器具端子間の抵抗を測定し,導体もしくは器具端子が分電盤のどの導体に接続されているかを抵抗値あるいは判定結果で表示する手段を含むことを特徴とするケーブル接続チェッカーを提供したものである。
請求項1の発明によれば,コンセント端子や器具配線用の導体の端部から夫々の端子や導体が分電盤のどの極の導体に接続されているかを判別することが可能であり,ケーブル配線の接続間違いや電圧間違いを通電前にチェックできる。
次に本件発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本件発明の請求項1によるチェック装置の一実施例の図である。
図において1は開閉器1001と接地極(E)端子1002を含む分電盤であるが,分岐回路は便宜上記載を省略してある。2は200V回路用ケーブルの導体,3は100V回路用ケーブルの導体,4は接地極付きコンセント,5は抵抗手段,6は抵抗測定手段と表示手段を備えたチェッカーである。
5の抵抗手段はL1と中性極(N)間に接続される第一の抵抗5001,L2と中性極(N)間に接続される第二の抵抗5002,中性極(N)接地極(E)端子間に接続される第三の抵抗5003及び,クリップなどの仮接続手段5004により構成される。なお,第一から第三の抵抗は,全て抵抗値が異なっていてもよいし,第一と第二の抵抗は抵抗値が同じで,第三の抵抗のみ抵抗値が異なっていてもよい。この場合,第一と第二の抵抗の抵抗値に差を持たせておけば,導体やコンセントがL1側の100Vに接続されているかL2側の100Vに接続されているかも判別可能である。
6のチェッカーは,抵抗測定手段6001と,表示手段6002を備えており,且つ測定対象に応じ,端子接続手段6004を複数種選択的に用いることができる。例えば,測定対象がケーブルである場合はワニ口クリップ,コンセントであればプラグというような具合である。また測定対象の切替手段6003を備えている。
抵抗測定手段6001は各端子間の抵抗を測定する。表示手段6002は,各端子間の抵抗値をそのまま表示してもよいが,判定手段を含んでもよい。切替手段6003は測定対象がケーブルであるか,コンセントであるかを切り替える。判定は対象がコンセントである場合は,図2のテーブルに基づいて行うが,表示手段6002が抵抗値を表示するものである場合は,各端子間の抵抗値を夫々表示し,人が図2のテーブルに基づいて判定する。表示手段6002が判定手段を含む場合はテーブルに基づいて6002が判定し結果を「正常」か「不良」もしくは「不良原因」で表示する。判定の対象がケーブルである場合は,表示手段6002が抵抗値の表示のみである場合は,ケーブル導体間の抵抗値をそのまま表示し,人がテーブルに基づいて100Vに配線してあるか200Vに配線してあるかを判断する。表示手段6002が判定手段を含む場合は,そのケーブルが100Vの配線か200Vの配線かの判定結果を表示する。
なお,チェックにあたっては,開閉器1001は開の状態もしくは電源側の商用配線が接続されていない状態で行う。
また,5001から5003の抵抗値は,抵抗測定手段6001の測定誤差や判定のあいまいさが生じないよう,例えば5001は100Ω,5002は200Ω,5003は500Ωというというように,明瞭に判定できる値とすることが好ましい。
このようなチェッカーは,構成が非常に簡単で安価であるとともに,分電盤への接続の判定も簡単・確実に行える。
テスターなどその他の計測やチェック装置に本発明の機能を含んでもよい。
本件発明の実施例を説明する図 判定対象がコンセントである場合の判定テーブル 判定対象がケーブルである場合の判定テーブル
1 ・・・分電盤
2 ・・・200Vに配線されたケーブル
3 ・・・100Vに配線されたケーブル
4 ・・・コンセント
5 ・・・抵抗手段
6 ・・・チェッカー
1001・・・開閉器
1002・・・接地極(E)端子
5001・・・第一の抵抗手段
5002・・・第二の抵抗手段
5003・・・第三の抵抗手段
6001・・・抵抗測定手段
6002・・・表示手段
6003・・・接続導体

Claims (1)

  1. 分電盤のL1極導体と中性極導体間に仮接続される第一の抵抗,L2極導体と中性極導体間に仮接続される第二の抵抗,中性極導体と接地極端子間に仮接続される第三の抵抗,分電盤の負荷側のケーブルの導体もしくは配線器具端子間の抵抗を測定し,導体もしくは配線器具の各端子が分電盤のどの導体に接続されているかを抵抗値あるいは判定結果で表示する手段を含むことを特徴とするケーブル接続チェッカー。
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