JP5164059B2 - 分散型火災報知システム - Google Patents

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Description

本発明は、分散型火災報知システムに関し、特に、設定データ登録器により、伝送線を介して、主中継器又は分散火災受信機の設定データを簡便に書き換え可能としたものである。
信号線を介して接続された複数の端末機器を監視制御する複数の主中継器と、該複数の主中継器と伝送線を介して接続され、該複数の主中継器との間で、防災情報の送受信が行われる分散火災受信機と、を備えた分散型火災報知システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ホスト機器としての複数の主中継器及び分散火災受信機は、巨大な1つの建物や複数の建物などの広域の火災監視を行うために、各所に分散配置される。
複数の主中継器は、ホスト機器のノード番号とノード種別を対応して記憶するネットワークデータ、システムに共通のシステムデータなど、各ホスト機器に共通である共通設定データと、当該主中継器に接続された複数の端末機器に関する端末データ、端末連動テーブル等の当該主中継器に個別の個別設定データとを、主中継器メモリに記憶し、また、分散火災受信機は、前記共通設定データと、全ての主中継器の個別設定データとを、受信機メモリに記憶していた。
このように、分散火災受信機が、複数の主中継器の個別設定データを受信機メモリに記憶しているので、主中継器が伝送線を介して火災情報などの防災情報を、端末アドレスを付与して送出したときに、分散火災受信機は、当該主中継器から送出された防災情報及び端末アドレスを受信し、端末アドレスに該当する端末データ(例えば、設定場所などのオプションメッセージ)を受信機メモリから読み出して、防災情報及び端末アドレスと共に、表示手段に表示できるので、管理人は、システム全体の状況を詳細に確認することができる。
主中継器及び分散火災受信機の主中継器メモリ、受信機メモリには、読み書き自在でかつ不揮発性の記憶媒体である例えばメモリカードが用いられる。
特開平5−217088号公報
従来の分散型火災報知システムにおいて、各種設定データの変更を行う場合、設定データ登録器を用いて、更新用の設定データを作成して設定データ記憶部に記憶し、付属のメモリカードに書き込み直し、このメモリカードを、設定データが更新される主中継器又は分散火災受信機のメモリカードと交換するようにしていた。
そのため、従来では、設定データを更新するには、更新する設定データが用いられている各ホスト機器の設置現場まで赴き、個別にメモリカードを交換する必要があり、更新作業が煩雑であった。
本発明は、主中継器又は分散火災受信機の設定データの更新作業を簡便に行えることを目的とする。
本発明は、信号線を介して接続された複数の端末機器を監視制御する複数の主中継器と、該複数の主中継器と伝送線を介して接続され、該複数の主中継器との間で、防災情報の送受信が行われる分散火災受信機と、を備えた分散型火災報知システムにおいて、前記複数の主中継器は、当該主中継器の設定データである前記複数の主中継器及び分散火災受信機に共通である共通設定データと、自ノード番号と当該主中継器に接続された複数の端末機器に関する端末データおよび端末連動テーブル等の当該主中継器に個別の個別設定データと、を記憶する主中継器メモリと、前記伝送線を介して当該主中継器の更新用設定データを受信する主中継器LANインターフェースと、更新用設定データ信号に自己のノード番号が付与されている場合に前記主中継器メモリに記憶された当該主中継器の設定データを書替更新する主中継器制御部と、前記伝送線を介して前記防災情報を送出するときに、当該防災情報に関連する個別設定データを付与して送出する個別設定データ送出手段と、を備え、前記分散火災受信機は、当該分散火災受信機の設定データである前記共通設定データと、自ノード番号を含む当該分散火災受信機に個別個別設定データと、を記憶する受信機メモリと、前記伝送線を介して当該分散火災受信機の更新用設定データ信号を受信する受信機LANインターフェースと、更新用の設定データ信号に自己のノード番号が付与されている場合に前記受信機メモリに記憶された当該分散火災受信機の設定データを書替更新する受信機制御部と、前記伝送線を介して前記主中継器から送出された防災情報及び個別設定データを受信して、表示手段に表示する個別設定データ取得表示手段と、を備え、前記受信機LANインターフェース又は主中継器LANインターフェースは、前記分散受信機又は主中継器の更新用設定データを記憶する設定データ登録器が接続されて、前記設定データ登録器は、前記更新用設定データ信号にノード番号を付与して前記伝送線に送出することを特徴とする。
この発明は、受信機又は主中継器LANインターフェースは、設定データ登録器が接続されて、主中継器又は分散火災受信機の更新用設定データを伝送線に送出する。そして、各ホスト機器である分散火災受信機又は主中継器は、LANを介して自己の更新用設定データを受信して、設定データを書き換えることができる。そのため、設定データを更新する際に、更新したい設定データが用いられている各ホスト機器の設置現場まで赴き、更新作業を行う必要がなくなり、更新作業が簡便である。
また、前記分散火災受信機及び複数の主中継器の全てに、前記設定データ登録器を接続する接続口を備えたので、いずれかのホスト機器の接続口に設定データ登録器を接続して任意のホスト機器の設定データの更新作業を行うことができる。
また、前記複数の主中継器は、前記複数の主中継器及び分散火災受信機に共通である共通設定データと、当該主中継器に接続された複数の端末機器に関する端末データ、端末連動テーブル等の当該主中継器に個別の個別設定データとを、前記主中継器メモリに記憶し、また、前記分散火災受信機は、前記共通設定データを、前記受信機メモリに記憶して、全ての主中継器の個別設定データを記憶しない構成とした。このとき、複数の主中継器が、前記伝送線を介して前記防災情報を送出するときに、当該防災情報に関連する個別設定データを付与して送出し、また、分散火災受信機は、前記伝送線を介して前記主中継器から送出された防災情報及び個別設定データを受信することによって、従来のように、分散火災受信機が、全ての主中継器の個別設定データを受信機メモリに記憶しない構成であっても、従来と同様に、防災情報と共に個別設定データを表示手段に表示できる構成となっている。そして、従来よりも受信機メモリのメモリ量を低減できる。また、このような個別設定データの配置構成としたので、ある主中継器の設定データを更新する際に、従来の個別設定データの配置構成では、当該主中継器及び分散火災受信機が伝送線を介して転送された個別設定データを書替更新する必要があったが、当該主中継器のみが書替更新するだけでよくなり、各主中継器の個別設定データを更新する度に、分散火災受信機も該当する個別設定データを更新する必要がなくなる。これにより、例えば、伝送線を介しての個別設定データの転送時間が短くなり、伝送線上の他の防災情報と衝突するなどの悪影響を低減することができる。
発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例である。
図1は本発明の実施例1である分散型火災報知システムのシステム系統図、図2は分散火災受信機の構成を示すブロック図、図3は分散火災受信機のLANインターフェースの構成を詳細に示す図、図4は主中継器の構成を示すブロック図、図5は主中継器のLANインターフェースの構成を詳細に示す図、図6は分散火災受信機の記憶部の構成を示す図、図7は主中継器の記憶部の構成を示す図、図8はデータベース作成装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、分散型火災報知システムは、ホスト機器としての分散型火災受信機RE(以下、火災受信機REという)及び複数の主中継器LMが個別のノード番号#1〜#5を付与されて、伝送線(以下、LANという)を介して接続されている。火災受信機RE及び複数の主中継器LMには、信号線Lを介して、個別の端末アドレスADが付与された端末機器が接続されている。端末機器は、火災感知器S、被制御機器(地区音響装置としての地区ベルB、防火戸などの防排煙機器ER)、などによって構成される。
火災受信機RE及び各主中継器LMは、信号線Lを介して、それぞれに接続された端末機器を監視制御し、また、火災受信機REと複数の主中継器LMとの間で、LANを介して、端末機器などから収集した防災情報の送受信が行われて、これにより、ホスト機器間で防災情報が共有できるようになっている。
なお、図1に示す例では、ある1棟の建物内において、火災受信機REを1階、#2の主中継器LMを2階、#3の主中継器LMを3階、#4の主中継器LMを4階、#5の主中継器LMを5階に分散配置して、それぞれの階の監視区域を監視制御することにより、巨大な1つの建物の火災監視を行うものとして説明するが、それぞれのホスト機器を複数の棟に分散配置して、複数の建物などの広域の火災監視を行うようにすることもできる。
図2は分散火災受信機REの構成を示すブロック図である。図において、10は信号線Lを介して火災感知器Sや被制御機器などの端末機器が複数接続される端末インターフェース、11は他のホスト機器と接続するためのLANインターフェース、12は表示手段の一例である表示部、13は操作部、14は受信機メモリの一例であり、各種設定データなどを記憶する記憶部、15は個別設定データ取得表示手段の一例であり、火災受信機全体を制御する制御部、18は接続口の一例であり、後述するデータベース作成装置60のコネクタ65が接続されるポート18(図3の空きポート18C、18D)である。
図3はLANインターフェース11の構成を詳細に示す図である。LANインターフェース11は、火災信号等の防災情報の信号の送受信に関する伝送制御を行う伝送制御部35と、制御部15と伝送制御部35とを接続するインターフェースである送受信部36と、いずれか1つのポートへの入力に基づき、他の各ポートへ出力を行い、出力後は所定時間入力を遮断するアクティブHUBとしての先着判定再送回路部37と、接続されるべきLAN等と伝送線先着判定再送回路部37との間で信号のやりとりを行う4つの送受信ポート18A〜18Dとで構成されている。このLANインターフェース11は信号線Lを介して制御部15と接続されている。
その先着判定再送回路部37は、伝送制御部35および各送受信ポート18A〜18Dのいずれかからの防災情報等の信号着信があると、その信号をその他の伝送制御部35及び送受信ポート18A〜18Dに出力するとともに、送信した各送受信ポート18A〜18Dからの信号着信を所定時間禁止する。
各送受信ポート18A〜18Dは、それぞれLAN等と接続される入出力ポートaと先着判定再送回路部37と接続される入力ポートb及び出力ポートcを有している。それら4つの送受信ポート18A〜18Dの入出力ポートa、入力ポートb及び出力ポートcは通常、防災情報等の信号が入出力されるように開いている。
ここで、送受信ポート18A、18BにはLANが接続されているが、その他の送受信ポート18C、18DはLAN増設用の空きポートとなっている。そして、この空きポート18C、18Dをデータベース作成装置60の接続用として利用している。
図4は主中継器LMの構成を示すブロック図であり、一例として、#5の主中継器LMを例に挙げて説明するが、その他の主中継器LMも同様な構成である。図において、20は信号線Lを介して火災感知器Sや被制御機器などの端末機器が複数接続される端末インターフェース、21は他のホスト機器と接続するためのLANインターフェース、24は主中継器メモリの一例であり、各種設定データなどを記憶する記憶部、25は個別設定データ送出手段の一例であり、主中継器全体を制御する制御部、28は接続口の一例であり、後述するデータベース作成装置60のコネクタ65が接続されるポート28(図5の空きポート28C、28D)である。
図5はLANインターフェース21の構成を詳細に示す図であり、一例として、#5の主中継器LMを例に挙げて説明するが、その他の主中継器LMも同様な構成である。LANインターフェース21は、伝送制御部45と、送受信部46と、先着判定再送回路部47と、4つの送受信ポート28A〜28Dとで構成されているが、それぞれ対応するLANインターフェース11の構成と同じ機能であるので、説明を省略する。
なお、送受信ポート28A、28BにはLANが接続されているが、その他の送受信ポート28C、28DはLAN増設用の空きポートとなっている。そして、この空きポート28C、28Dをデータベース作成装置60の接続用として利用している。
つぎに、ホスト機器LM、REの記憶部14、24について詳細に説明する。図6は分散火災受信機REの記憶部14の構成を示す図である。火災受信機REの記憶部14は、図6(a)に示すように、フラッシュメモリなどの不揮発性記憶媒体が用いられる設定データ記憶領域16とRAMなどの揮発性記憶媒体が用いられる作業領域17とを有する。
設定データ記憶領域16には、自ノード番号を格納する自ノード番号記憶領域16a、LANに接続されるホスト機器のノード番号及びノード種別を格納するネットワークデータ記憶領域16b、システム内の各ホスト機器で共通のシステムデータを格納するシステムデータ記憶領域16c、自機に信号線Lを介して接続される端末機器の端末データを格納する端末データ記憶領域16d、自機に信号線Lを介して接続される端末機器の端末連動テーブルを格納する端末連動テーブル記憶領域16eを有する。つまり、設定データ種別としては、自ノード番号、ネットワークデータ、システムデータ、端末データ、端末連動テーブルがあり、ここで、ネットワークデータ及びシステムデータは、複数の主中継器LM及び分散火災受信機REに共通である共通設定データの一例であり、また、自ノード番号、端末データ及び端末連動テーブルは、当該分散火災受信機REに個別の個別設定データの一例である。
つぎに、図6(b)に示すように、システムデータ記憶領域16cには、システムデータとして、例えば、物件名称、地区音響逐次鳴動時間、地区音響拡大警報時間、蓄積時間自動変更機能有無が設定記憶されている。地区音響逐次鳴動時間には、操作部13の地区ベル停止スイッチ(不図示)のオンによって、火災感知器Sが発報のときに鳴動した地区ベルBが鳴動停止状態になったときから再鳴動するまでの鳴動停止解除時間が設定記憶され、地区音響拡大警報時間には、地区ベルBの出火階鳴動から全階鳴動へ移行するまでの待ち時間が設定記憶され、蓄積時間自動変更有無には、操作部13からの入力操作により、火災感知器Sが火災検出から発報(火災確定)とするまでの蓄積時間を設定変更可能とするか否か(有無)が設定記憶されている。
端末データ記憶領域16dには、自機に信号線Lを介して接続される端末機器の端末アドレスADに対応して、当該端末機器の端末データとして、例えば、煙感知器、熱感知器、地区ベル、防排煙機器などの端末機器の種別(ID)、火災感知器Sの火災検出閾値である感度レベル(KL)、火災感知器Sが火災検出から発報(火災確定)とするまでの蓄積時間、棟階番、端末機器の設置場所名などを設定記憶するオプションメッセージ(OPメッセージ)、などが格納されている。
端末連動テーブル記憶領域16eには、自機に信号線Lを介して接続される端末機器の端末連動テーブルとして、連動元の端末機器の端末アドレスADに対応して、連動先の端末機器の端末アドレスADが格納されている。これにより、連動元の端末機器の作動により連動先の端末機器を起動制御することができる。
図7は主中継器LMの記憶部24の構成を示す図であり、一例として、#5の主中継器LMを例に挙げて説明するが、その他の主中継器LMも同様な構成である。
#5の主中継器LMの記憶部24は、火災受信機REの記憶部14の構成と同様であり、図7(a)に示すように、フラッシュメモリなどの不揮発性記憶媒体が用いられる設定データ記憶領域26とRAMなどの揮発性記憶媒体が用いられる作業領域27とを有する。そして、設定データ記憶領域26には、自ノード番号を格納する自ノード番号記憶領域26a、LANに接続されるホスト機器のノード番号及びノード種別を格納するネットワークデータ記憶領域26b、システム内の各ホスト機器で共通のシステムデータを格納するシステムデータ記憶領域26c、自機に信号線Lを介して接続される端末機器の端末データを格納する端末データ記憶領域26d、自機に信号線Lを介して接続される端末機器の端末連動テーブルを格納する端末連動テーブル記憶領域26eを有する。
そして、自ノード番号記憶領域26a、端末データ記憶領域26d、端末連動テーブル記憶領域26eについては、火災受信機REの対応する記憶領域16a、16d、16eの内容とは異なり、自機に関する内容になっているが、ネットワークデータ記憶領域26b、システムデータ記憶領域26cについては、火災受信機REの対応する記憶領域16b、16cの内容と同じである。つまり、設定データ種別としては、自ノード番号、ネットワークデータ、システムデータ、端末データ、端末連動テーブルがあり、ここで、ネットワークデータ及びシステムデータは、複数の主中継器LM及び分散火災受信機REに共通である共通設定データの一例であり、また、自ノード番号、端末データ及び端末連動テーブルは、当該主中継器LMに個別の個別設定データの一例である。なお、システムデータ、端末データ、端末連動テーブルについては、図7(b)に示すように、記憶される内容は異なるが、火災受信機REの記憶部14と同様の構成であるので詳細な説明を省略する。
以上のような構成の分散型火災報知システムでは、例えば、#5の主中継器LMが自機の端末機器AD1の状態変化(例えば、火災検知)を検出すると、#5の主中継器LMは、状態変化した端末機器の状態情報(火災情報)を、自ノード番号#5、状態変化した端末機器の端末アドレスADを付与して、更に、当該端末データ(種別ID、感度レベルKL、蓄積時間、棟階番、OPメッセージ)と共にLAN上に送出し、その状態情報をLANを介して火災受信機REが受信すると、火災受信機REは、その状態情報をノード番号#、端末アドレスAD、端末データと共に作業領域17に格納し、さらに表示部12に表示する。このように、火災受信機REは、全ての主中継器LMの個別設定データ(例えば、端末データ)を設定データ記憶部16に記憶しない構成であっても、従来と同様に、防災情報と共に個別設定データを表示部12に表示できる構成となっており、管理人は、システム内での状態変化を詳細に確認できる。
なお、上記のように端末機器が状態変化した場合以外で、火災受信機REが能動的に、個別設定データを取得して表示したい場合(例えば、設定データ確認時)には、火災受信機REは、主中継器LMの設定データ記憶部26に格納されている個別設定データを当該主中継器LMに要求して取得することもできる。
ところで、以上のような構成の分散型火災報知システムにおいては、図8のデータベース作成装置60を用いて、火災受信機RE及び主中継器LMの設定データ記憶部16、26に記憶されている設定データを書替更新することができる。
図8はデータベース作成装置の構成を示すブロック図である。図8において、60は設定データ登録器の一例としてのデータベース作成装置であり、汎用パソコン等によって構成され、メモリカードMC1が着脱自在なスロットSL2と、入力部61と、表示部62と、データベース作成装置全体を制御する制御部であり、設定データ転送手段の一例であるデータベース作成部63と、設定データ記憶部の一例であり、ハードディスク等で構成される記憶部64と、火災受信機RE及び主中継器LMのポート18、28に着脱される接続口の一例であるコネクタ65とを有する。
データベース作成装置60は、前記主中継器LM又は分散火災受信機REの更新用設定データを記憶する設定データ記憶部としての記憶部64と、前記設定データ記憶部64に記憶された更新用設定データを、前記伝送線を介して、前記主中継器LM又は分散火災受信機REに、個別に指定して転送する設定データ転送手段としてのデータベース作成部63とを有し、前記主中継器LM又は分散火災受信機REの設定データを書き換え可能に構成した設定データ登録器の一例である。
つぎに、火災受信機RE及び主中継器LMの設定データの書替更新作業について説明する。まず、作業員は、メモリカードMC1をスロットSL2に挿入し、入力部61を介してデータを入力し、入力部61から入力されたデータに基づいて、データベース作成部63が更新用の設定データを作成し、メモリカードMC1と記憶部64とに書き込む。
そして、作業員は、火災受信機RE及び主中継器LMのいずれかのポート18、28(図3の空きポート18C、18B、図5の空きポート28C、28D)にコネクタ65を接続する。例えば、火災受信機REの空きポート18C(の入出力ポートa)にコネクタ65を接続する。そして、入力部61を介して、設定データを更新したいホスト機器のノード番号#及び更新したい設定データ種別(例えば、端末データなど)を入力し、入力部61から入力指定されたノード番号#、設定データ種別の更新用設定データを、データベース作成装置63が記憶部64から取り出し、ノード番号#、設定データ種別を付与して、コネクタ65を介してLANインターフェース11の送受信ポート18Cに転送する。
火災受信機RE(#1)において、更新用設定データ信号が送受信ポート18Cの入出力ポートaに入力されると、送受信ポート18Cはその出力ポートcからその信号を先着判定再送回路部37に出力する。そうすると、先着判定再送回路部37は送受信ポート18Cの入力ポートbを閉じると共に他の送受信ポート18A〜18B及び18Dの出力ポートcを所定時間閉じるとともに、開いている入力ポートbから他の送受信ポート18A〜18B及び18Dにその更新用設定データ信号を出力する。他の送受信ポート18A〜18Bはそれぞれ入力された更新用設定データ信号を入出力ポートaからLANに出力する。
また、その更新用設定データ信号は、伝送制御部35、送受信部36を介して制御部15に通知される。制御部15は、自己のノード番号#が付与されている場合は、受信した設定データ種別の設定データを取り込んで、設定データ記憶部16に記憶された当該設定データ種別の設定データを書替更新する。
一方、火災受信機とLAN接続される#2及び#5の主中継器は、更新用設定データ信号がLANインターフェース21の一つの送受信ポート28の入出力ポートaに入力されるので、火災受信機RE(#1)の動作と同様に、その他の送受信ポート28の入出力ポートaから更新用設定データ信号をLANに出力する。また、その更新用設定データ信号は、伝送制御部45、送受信部46を介して制御部25に通知され、制御部25は、自己のノード番号#が付与されている場合は、受信した設定データ種別の設定データを取り込んで、設定データ記憶部26に記憶された当該設定データ種別の設定データを書替更新する。
このように、各ホスト機器が、更新用設定データの信号を内部に取り込むと共に、LAN接続されている隣接するホスト機器に向けて送出する動作を行うことによって、各ホスト機器が更新用設定データの信号を受信して、必要に応じて書替更新することができる。
また、データベース作成装置60は、設定データを更新したいホスト機器のノード番号#及び更新したい設定データ種別をそれぞれ個別に指定することによって、各ホスト機器LM、REを個別に指定して設定データの書替更新を行えるので、各ホスト機器に記憶されている設定データが異なる場合に、決め細やかに更新作業を行える。
ところで、共通設定データ(例えば、システムデータなど)は全てのホスト機器間で共通であるため、共通設定データを更新するときには、作業員によって、複数の主中継器LM及び分散火災受信機REの全てのノード番号#を指定して転送することによって、全てのホスト機器LM、REの共通設定データを更新することができるが(全てのノード番号#の指定を意味する共通ノード番号#0を指定して転送してもよい)、仮に、更新漏れのノード機器があると、データの整合がとれず、システムの運用上問題となる。
それに対処するには、例えば、火災受信機REは、定期的に、または共通設定データが更新された際に、各主中継器LMに対して、共通設定データのSUM値要求信号を送出し、SUM値要求信号を受信した各主中継器LMは、共通設定データのSUM値を算出して送出し、火災受信機REが受信し、火災受信機RE1内の共通設定データのSUM値と一致しているか否かを判断し、一致しない場合は、その旨の異常表示を行うようにして、共通設定データの整合を確認するようにすることもできる。
または、共通設定データが更新された際に、当該ホスト機器LM、REが、その他のホスト機器LM、REに対して、共通設定データのSUM値要求信号を送出し、SUM値要求信号を受信したその他のホスト機器LM、REは、共通設定データのSUM値を算出して送出し、共通設定データが更新されたホスト機器LM、REが受信し、当該ホスト機器LM、RE内の共通設定データのSUM値と一致しているか否かを判断し、一致しない場合は、一致しないその他のホスト機器LM、REに対して、自己の共通設定データを送出し、一致しないその他のホスト機器LM、REが受信し、共通設定データを書替更新するようにして、共通設定データを自動的に整合させるようにすることもできる。
さらに、SUM値が一致しない場合は、分散火災受信機REのSUM値と各主中継器LMのSUM値との間で一致数が一番多いSUM値を正常なSUM値とし、それを有する分散火災受信機RE等のホスト機器が、異常なSUM値のその他のホスト機器に対して、正常な共通設定データを送信して、書替更新させて、自動的に整合させるようにすることもできる。
なお、これらの共通設定データのSUM値の確認は、共通設定データの種別毎、つまり、ネットワークデータ、システムデータ毎に個別に確認してもよいし、全体で確認してもよい。
上記実施例によれば、信号線Lを介して接続された複数の端末機器を監視制御する複数の主中継器LMと、該複数の主中継器LMと伝送線としてのLANを介して接続され、該複数の主中継器LMとの間で、防災情報の送受信が行われる分散火災受信機REと、を備えた分散型火災報知システムにおいて、前記分散火災受信機REは、当該分散火災受信機REの設定データを記憶する受信機メモリとしての記憶部14(設定データ記憶領域16)と、前記伝送線を介して当該分散火災受信機REの更新用設定データを受信する受信機LANインターフェース11と、前記受信機メモリ14に記憶された当該分散火災受信機REの設定データを書替更新する受信機制御部15と、を備え、前記複数の主中継器LMは、当該主中継器LMの設定データを記憶する主中継器メモリとしての記憶部24(設定データ記憶領域26)と、前記伝送線を介して当該主中継器LMの更新用設定データを受信する主中継器LANインターフェース21と、前記主中継器メモリ24に記憶された当該主中継器の設定データを書替更新する主中継器制御部25と、を備え、前記受信機LANインターフェース11又は主中継器LANインターフェース21は、前記分散受信機RE又は主中継器LMの更新用設定データを記憶する設定データ登録器としてのデータベース作成装置60が接続されて、前記更新用設定データを前記伝送線に送出するので、LANインターフェース11又は21に設定データ登録器60を接続すれば、設定データの更新作業を行うことができ、設定データを更新する際に、更新したい設定データが用いられている各ホスト機器LM、REの設置現場まで赴き、更新作業を行う必要がなくなり、更新作業が簡便である。
また、分散火災受信機RE及び複数の主中継器LMの全てに、設定データ登録器60を接続する接続口としてのポート18、28を備えたので、いずれかのホスト機器LM、REの接続口18、28に設定データ登録器60の接続口65を接続して任意のホスト機器LM、REの設定データの更新作業を行うことができる。
また、複数の主中継器LMは、複数の主中継器LM及び分散火災受信機REに共通である共通設定データとしてのネットワークデータ又はシステムデータと、当該主中継器LMに接続された複数の端末機器に関する端末データ、端末連動テーブル等の当該主中継器LMに個別の個別設定データとを、主中継器メモリ24に記憶し、また、伝送線を介して防災情報を送出するときに、当該防災情報に関連する個別設定データを付与して送出する個別設定データ送出手段としての制御部24を備え、分散火災受信機REは、前記共通設定データを、受信機メモリ14に記憶し、また、伝送線を介して主中継器LMから送出された防災情報及び個別設定データを受信して、表示手段としての表示部12に表示する個別設定データ取得表示手段としての制御部15を備えたので、従来のように、分散火災受信機REが、全ての主中継器LMの個別設定データを受信機メモリ14に記憶しない構成であっても、従来と同様に、防災情報と共に個別設定データを表示部12に表示できる構成となっている。そして、従来よりも受信機メモリ14のメモリ量を低減できる。また、このような個別設定データの配置構成としたので、ある主中継器LMの設定データを更新する際に、従来の個別設定データの配置構成では、当該主中継器LM及び分散火災受信機REが伝送線を介して転送された個別設定データを書替更新する必要があったが、当該主中継器LMのみが書替更新するだけでよくなり、各主中継器LMの個別設定データを更新する度に、分散火災受信機REも該当する個別設定データを更新する必要がなくなる。これにより、例えば、伝送線を介しての個別設定データの転送時間が短くなり、伝送線上の他の防災情報と衝突するなどの悪影響を低減することができる。
本発明の実施例1である分散型火災報知システムのシステム系統図である。 分散火災受信機の構成を示すブロック図である。 分散受信機のLANインターフェースの構成を詳細に示す図である。 主中継器の構成を示すブロック図である。 主中継器のLANインターフェースの構成を詳細に示す図である。 分散火災受信機の記憶部の構成を示す図である。 主中継器の記憶部の構成を示す図である。 データベース作成装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
RE…分散火災受信機、LM…主中継器、LAN…伝送線、L…信号線、S…火災感知器、B…地区ベル(地区音響装置)、ER…防排煙機器、10…端末インターフェース、11…LANインターフェース、12…表示部、13…操作部、14…記憶部(受信機メモリ)、15…制御部(個別設定データ取得表示手段)、16…設定データ記憶領域(不揮発性記憶媒体)、16a…自ノード番号記憶領域、16b…ネットワークデータ記憶領域、16c…システムデータ記憶領域、16d…端末データ記憶領域、16e…端末連動テーブル記憶領域、17…作業領域(揮発性記憶媒体)、18…ポート(接続口)、20…端末インターフェース、21…LANインターフェース、24…記憶部(主中継器メモリ)、25…制御部(個別設定データ送出手段)、26…設定データ記憶領域(不揮発性記憶媒体)、26a…自ノード番号記憶領域、26b…ネットワークデータ記憶領域、26c…システムデータ記憶領域、26d…端末データ記憶領域、26e…端末連動テーブル記憶領域、27…作業領域(揮発性記憶媒体)、28…ポート(接続口)、35…伝送制御部、36…送受信部、37…先着判定再送回路部、45…伝送制御部、46…送受信部、47…先着判定再送回路部、60…データベース作成装置(設定データ登録器)、61…入力部、62…表示部、63…データベース作成部(設定データ転送手段)、64…記憶部(設定データ記憶部)、65…コネクタ(接続口)、MC1…メモリカード。

Claims (1)

  1. 信号線を介して接続された複数の端末機器を監視制御する複数の主中継器と、該複数の主中継器と伝送線を介して接続され、該複数の主中継器との間で、防災情報の送受信が行われる分散火災受信機と、を備えた分散型火災報知システムにおいて、
    前記複数の主中継器は、当該主中継器の設定データである前記複数の主中継器及び分散火災受信機に共通である共通設定データと、自ノード番号と当該主中継器に接続された複数の端末機器に関する端末データおよび端末連動テーブル等の当該主中継器に個別の個別設定データと、を記憶する主中継器メモリと、前記伝送線を介して当該主中継器の更新用設定データを受信する主中継器LANインターフェースと、更新用設定データ信号に自己のノード番号が付与されている場合に前記主中継器メモリに記憶された当該主中継器の設定データを書替更新する主中継器制御部と、前記伝送線を介して前記防災情報を送出するときに、当該防災情報に関連する個別設定データを付与して送出する個別設定データ送出手段と、を備え、
    前記分散火災受信機は、当該分散火災受信機の設定データである前記共通設定データと、自ノード番号を含む当該分散火災受信機に個別個別設定データと、を記憶する受信機メモリと、前記伝送線を介して当該分散火災受信機の更新用設定データ信号を受信する受信機LANインターフェースと、更新用の設定データ信号に自己のノード番号が付与されている場合に前記受信機メモリに記憶された当該分散火災受信機の設定データを書替更新する受信機制御部と、前記伝送線を介して前記主中継器から送出された防災情報及び個別設定データを受信して、表示手段に表示する個別設定データ取得表示手段と、を備え、
    前記受信機LANインターフェース又は主中継器LANインターフェースは、前記分散受信機又は主中継器の更新用設定データを記憶する設定データ登録器が接続されて、前記設定データ登録器は、前記更新用設定データ信号にノード番号を付与して前記伝送線に送出する
    ことを特徴とする分散型火災報知システム。
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