JP6944397B2 - 管理システム - Google Patents
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また、一部領域確定条件について出力することにより、例えば、管理者側に一部領域確定条件を把握させることができ、一部領域確定条件を適切に管理することが可能となる。
また、防災設備が監視する環境を特定し、特定した環境と環境確定条件格納手段が格納する情報とに基づいて、防災設備の確定条件について出力することにより、例えば、防災設備が監視する環境に応じて確定条件を管理することができ、確定条件を一層適切に管理することが可能となる。
まずは、各実施の形態の基本的概念について説明する。各実施の形態は、概略的に、管理システムに関するものである。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
まず、本実施の形態に係る防災システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る防災システムを示す図である。なお、図1に示す感知器11〜16は相互に同様な構成であることとし、区別して説明する必要がある場合を除いて、感知器1と総称して説明する。また、館内スピーカ装置21〜23も相互に同様な構成であることとし、区別して説明する必要がある場合を除いて、館内スピーカ装置2と総称して説明する。また、発信機31〜33も相互に同様な構成であることとし、区別して説明する必要がある場合を除いて、発信機3と総称して説明する。また、監視領域が3階建の建物であり、各階が一部領域に対応していることとして、説明する。
感知器1は、前述の火災感知器である。この感知器1の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、建物の各階に2個ずつ設けられており、また、少なくとも受信機4との間で通信可能となるように接続されている。
館内スピーカ装置2は、音声を出力する音声出力手段である。この館内スピーカ装置2の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、建物の各階に1個ずつ設けられており、また、少なくとも受信機4との間で通信可能となるように接続されている。
発信機3は、前述の発信機である。この発信機3の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、建物の各階に1個ずつ設けられており、また、少なくとも受信機4との間で通信可能となるように接続されている。
図2は、受信機のブロック図であり、図3は、受信機の正面図である。図2の受信機4は、管理システムであってR型受信機であり、例えば、通信部41、操作部42、表示部43、音響部44、記録部45、及び制御部46を備える。
通信部41は、ネットワークを介して外部装置(例えば、感知器1、館内スピーカ装置2、及び発信機3等)との間で通信するための通信手段である。この通信部41の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の通信回路等を用いて構成することができる。
操作部42は、ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。この操作部42の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図3のタッチパッド421、断定ボタン422、音響停止ボタン423、地区音響一時停止ボタン424、及び復旧ボタン425を備えて構成される。まず、タッチパッド421は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付けるように構成されており、一例としては、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。また、断定ボタン422、音響停止ボタン423、地区音響一時停止ボタン424、及び復旧ボタン425は、受信機4の複数の制御項目を制御するために操作される機構であり、例えば、断定ボタン422は、火災発生を断定するために押下されるものであり、また、音響停止ボタン423は、受信機4から出力される警報音を一時停止するために押下されるものであり、また、地区音響一時停止ボタン424は、館内スピーカ装置2から出力される警報音を一時停止するために押下されるものであり、また、復旧ボタン425は、監視領域での火災が復旧したことを報知するために押下されるものである。
表示部43は、制御部46の制御に基づいて情報を表示する表示手段である。この表示部43の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図3のディスプレイ431を備えて構成される。ディスプレイ431は、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ(つまり、平面ディスプレイ)等を用いて構成することができる。なお、上記の操作部42のタッチパッド421と表示部43のディスプレイ431とを相互に重畳してタッチパネルとして一体形成しているものとして、以下説明する。
音響部44は、制御部46の制御に基づいて警報音を出力する音響手段である。この音響部44の具体的な種類は任意であるが、例えば、図3のスピーカ441を備えて構成される。
記録部45は、受信機4の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、また、環境確定条件格納手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。
「設備情報」は、監視領域に設けられている設備を特定する情報である。図4は、設備情報を例示した図である。図4に示すように、設備情報は、項目「設備識別情報」、項目「設備種別情報」、及び項目「設置場所情報」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。ここで、項目「設備識別情報」に対応する情報は、監視領域に設けられている設備を一意に識別する設備識別情報(以下、識別情報を「ID」とも称する)である(図4では、感知器11〜16の設備IDである「ID11」〜「ID16」、館内スピーカ装置21〜23の設備IDである「ID21」〜「ID23」、発信機31〜33の設備IDである「ID31」〜「ID33」、及び受信機4の設備IDである「ID4」等)。また、項目「設備種別情報」に対応する情報は、設備の種類である種別を特定する設備種別情報である(図4では、「感知器」等)。また、項目「設置場所情報」に対応する情報は、設備が設けられている場所を特定する設置場所情報である(図4では、「1階A地区」等)。そして、このような設備情報の格納手法は任意であるが、例えば、管理者がタッチパッド421に対して操作入力を行うことにより格納されたり、あるいは、通信部41を介して入力されて格納されたりする(環境確定条件情報も同様とする)。
「環境確定条件情報」は、監視領域の環境である防災設備の種類と受信機4に設定するべき確定条件とを相互に関連付けている情報である。図5は、環境確定条件情報を例示した図である。図5に示すように、環境確定条件情報は、項目「設備種別情報」、及び「確定条件情報」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。なお、項目「設備種別情報」に対応する情報は、図4の同一名称の項目の情報と同様である。また、項目「確定条件情報」に対応する情報は、設定するべき確定条件を特定する確定条件情報である。なお、この確定条件情報としては、前述の火災を確定する「全体領域確定条件」に対応する情報が格納されるが、例えば、図5に示すように、「感知器発報+感知器発報」、「感知器発報+断定ボタン押下」、「発信機押下」、「スプリンクラーアラーム弁放出信号」、及び「泡消火アラーム弁放出信号」が格納されている。なお、この図5の「感知器発報+感知器発報」は前述の複数感知器関連確定条件に対応しており、また、「感知器発報+断定ボタン押下」は前述の感知器受信機関連確定条件に対応しており、また、「発信機押下」は前述の発信機関連確定条件に対応しており、また、「スプリンクラーアラーム弁放出信号」に対応する情報はスプリンクラー設備関連確定条件に対応しており、また、「泡消火アラーム弁放出信号」に対応する情報は前述の泡消火設備関連確定条件に対応している。
また、「設定全体領域確定条件情報」は、受信機4に対して現在設定されている全体領域確定条件を特定する情報であり、例えば、図5の確定条件情報に対応する情報である。そして、このような設定全体領域確定条件情報の格納手段は任意であるが、例えば、管理者が、タッチパッド421に対して任意の確定条件を設定するための操作入力を行った場合に、制御部46が、受信機4に対して当該確定条件を設定した後に、設定した確定条件を記録部45に記録することにより格納される(設定一部領域確定条件情報も同様とする)。ここでは、例えば、図5の「感知器発報+感知器発報」、「感知器発報+断定ボタン押下」、「発信機押下」に対応する確定条件が受信機4に設定されており、また、設定全体領域確定条件情報として格納されていることとする。
また、「設定一部領域確定条件情報」は、受信機4に対して現在設定されている一部領域確定条件を特定する情報である。ここでは、例えば、「一部領域での異常を検出し、且つ、監視領域での異常の確定を検出した場合に、当該一部領域での異常を確定する」という条件が格納されていることとする。
制御部46は、受信機4を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る制御プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して受信機4にインストールされることで、制御部46の各部を実質的に構成する。
次に、このように構成される受信機4によって実行される防災処理、出力処理、及び確認処理について説明する。
まず、防災処理について説明する。図6は、防災処理のフローチャートであり(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)、図7は、火災が発生した状態の監視領域を示す図である。防災処理は、概略的には、受信機4にて行われる処理であり、具体的には、異常である火災についての防災を行う処理である。この防災処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、受信機4の電源をオンした後に実行を開始し、繰り返し実行するものとし、実行が開始されたところから説明する。ここでは、例えば、図7にて図示するように、建物の2階部分の火源にて火災が発生する場合を適宜例示して説明する。
次に、出力処理について説明する。出力処理は、概略的には、受信機4にて行われる処理であり、具体的には、受信機4に対して現在設定されている確定条件を出力する処理であり、例えば、全体領域確定条件、及び一部領域確定条件を出力する処理である。この出力処理を実行するタイミングは任意であり、例えば、受信機4に対する所定操作を行った場合、SA4にて火災確定の警報を行う場合、あるいは、1日の所定時間(例えば、午前9時等)に至った場合等に実行を開始するが、ここでは、受信機4に対する所定操作を行った場合に実行を開始することとし、実行が開始されたところから説明する。
次に、確認処理について説明する。図8は、確認処理のフローチャートである。確認処理は、概略的には、受信機4にて行われる処理であり、具体的には、受信機4に現在設定されている確定条件が妥当であるか否かを確認する処理であり、例えば、全体領域確定条件が妥当であるか否かを確認する処理である。この確認処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、受信機4に対する所定操作を行った場合、あるいは、1日の所定時間(例えば、午前9時等)に至った場合等に実行を開始するが、ここでは、受信機4に対する所定操作を行った場合に実行を開始することとし、実行が開始されたところから説明する。
このように本実施の形態によれば、確定条件を管理する管理処理(例えば、出力処理、確認処理)を行うことにより、例えば、確定条件の出力を行うことができるので、管理者側に確定条件を把握させることができ、確定条件を適切に管理することが可能となる。また、受信機4の確定条件を取得し、取得した確定条件について管理することにより、例えば、受信機4の確定条件を管理することができるので、受信機4の確定条件を適切に管理して、防災性を向上させることが可能となる。
。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。
また、図5の設備種別情報として、防災設備の種類を特定する情報の代わり及び/又は共に、監視領域が位置する地域を特定する情報(例えば、国を特定する情報、都道府県を特定する情報、あるいは、市町村を特定する情報等)を格納し、当該地域と関連付けて確定条件を格納し、当該地域に基づいて前述の各処理を行ってもよい。このように構成した場合、地域毎に設定するべき確定条件が異なる場合であっても、確定条件を適切に管理することが可能となる。
また、設定するべき一部領域確定条件についても、監視領域の環境に基づいて定めてもよく、図5の確定条件情報として、一部領域確定条件を格納した上で、全体領域確定条件を管理する場合と同様にして、当該一部領域確定条件を管理してもよい。
また、受信機4について確定条件が設定されているか否かに関わらず、管理部461が受信機4に設定するべき確定条件を案内するように構成してもよい。具体的には、受信機4に対する所定操作を行った場合に、管理部461が、図4の設備種別情報を参照して、防災システム100に含まれる防災設備を特定し、図5の環境確定条件情報を参照して、前述の特定した防災設備に対応する確定条件情報を特定し、特定した確定条件情報に対応する全体領域確定条件を特定し、特定した全体領域確定条件を、受信機4に設定するべき確定条件として出力して案内してもよい。このように構成した場合、受信機4の施工時に、当該処理を行うことにより、受信機4に設定するべき全体領域確定条件を適切に案内することが可能となる。
また、上記実施の形態において、管理部461は、図6のSA3において火災を確定した場合(SA3のYES)、当該火災を確定した場合の確定条件(例えば、図5の「発信機押下」等)を取得して、取得した確定条件を出力してもよい。このように構成した場合、異常を確定した確定条件について出力することにより、例えば、異常を確定した確定条件を管理者等に報知することができるので、防災性を向上させることが可能となる。
また、上記実施の形態の図4の設備情報及び図5の環境確定条件情報に関わらず、管理処理を行ってもよく、例えば、受信機4に設定するべき確定条件が記録部45に格納されていることとし、管理部461が、受信機4に設定するべき確定条件として、この記録されている確定条件を出力して案内したり、あるいは、自己に現在設定されている確定条件とこの記録されている確定条件とを相互に比較することにより、現在設定されている確定条件が妥当であるか否かを確認したりしてもよい。
また、上記実施の形態の確認処理については任意のタイミングで実行してよく、例えば、確定条件の新規登録時、又は変更時に実行して、確定条件についての妥当性を確認してもよい。
また、上記実施の形態では、防災設備に関する情報が確定条件である場合について説明したが、これに限らず、防災設備に関する情報として連動情報を採用した上で、実施の形態と同様にして処理を行ってもよい。なお、この防災設備に関する情報として連動情報を採用する場合の処理は、防災設備に関する情報として確定条件を採用する場合の処理と同様であり、上記実施の形態の処理を適宜適用することにより実現される。この場合、例えば、図2の記録部45に、受信機4に設定されている前述の連動情報を格納した上で、管理部461が、以下に示す処理を行うように構成してもよい。
また、前述の「(防災設備に関する情報について)」において、図2の記録部45に「環境連動情報」を格納することにより当該記録部45を環境連動情報格納手段として構成し、管理部461が、連動元装置又は連動先装置が設けられる環境を特定し、特定した環境と環境連動情報格納手段が格納する情報とに基づいて、連動情報について出力することにより管理処理を行うように構成してもよく、また、管理部461が、連動元装置又は連動先装置が設けられる環境を特定し、特定した環境と環境連動情報格納手段が格納する情報とに基づいて、当該特定した環境に対応する受信機4に設定するべき連動情報を特定し、設定される連動情報について提案する連動提案情報を出力することにより管理処理を行うように構成してもよく、あるいは、管理部461が、環境連動情報格納手段が格納している消防署からの指示の傾向に基づいて、受信機4に設定するべき連動情報を特定し、設定される連動情報について提案する連動提案情報を出力することにより管理処理を行う。なお、環境連動情報格納手段である記録部45が格納する「環境連動情報」は、監視領域の環境と受信機4に設定するべき連動情報とを相互に関連付けている情報であり、例えば、監視領域の規模と当該規模において採用するべき連動情報(あるいは、採用するべき連動情報を特定可能な情報)とを関連付けている情報(例えば、フロア面積又は階数に対する設置するべき連動元装置又は連動先装置の種類や個数)等を含む概念である。
また、上記実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に組み合わせてもよい。
付記1の管理システムは、防災設備に監視される監視領域にて異常を確定するための条件である確定条件であって、前記防災設備に設定される前記確定条件を管理する管理システムであり、前記確定条件を管理する管理処理を行う管理手段、を備え、前記管理手段は、前記防災設備の前記確定条件を取得し、取得した前記確定条件について出力することにより、前記管理処理を行う。
付記1に記載の管理システムによれば、確定条件を管理する管理処理を行うことにより、例えば、確定条件の出力を行うことができるので、管理者側に確定条件を把握させることができ、確定条件を適切に管理することが可能となる。また、防災設備の確定条件を取得し、取得した確定条件について管理することにより、例えば、防災設備(一例としては、防災受信機)の確定条件を管理することができるので、防災設備の確定条件を適切に管理して、防災性を向上させることが可能となる。
2 館内スピーカ装置
3 発信機
4 受信機
11 感知器
12 感知器
13 感知器
14 感知器
15 感知器
16 感知器
21 館内スピーカ装置
22 館内スピーカ装置
23 館内スピーカ装置
31 発信機
32 発信機
33 発信機
41 通信部
42 操作部
43 表示部
44 音響部
45 記録部
46 制御部
100 防災システム
421 タッチパッド
422 断定ボタン
423 音響停止ボタン
424 地区音響一時停止ボタン
425 復旧ボタン
431 ディスプレイ
441 スピーカ
461 管理部
Claims (6)
- 防災設備に監視される監視領域にて異常を確定するための条件である確定条件であって、前記防災設備に設定される前記確定条件を管理する管理システムであり、
前記確定条件を管理する管理処理を行う管理手段、を備え、
前記管理手段は、前記防災設備の前記確定条件を取得し、取得した前記確定条件について出力することにより、前記管理処理を行い、
前記確定条件は、前記監視領域の一部の領域である一部領域での異常を確定する条件である一部領域確定条件、を含んでおり、
前記一部領域確定条件は、前記一部領域での異常を検出し、且つ、前記監視領域での異常の確定を検出した場合に、前記一部領域での異常を確定する条件であり、
前記管理手段は、前記一部領域確定条件について出力することにより、前記管理処理を行う、
管理システム。 - 防災設備に監視される監視領域にて異常を確定するための条件である確定条件であって、前記防災設備に設定される前記確定条件を管理する管理システムであり、
前記確定条件を管理する管理処理を行う管理手段、を備え、
前記管理手段は、前記防災設備の前記確定条件を取得し、取得した前記確定条件について出力することにより、前記管理処理を行い、
前記監視領域の環境と前記防災設備に設定するべき前記確定条件とを相互に関連付けて格納する環境確定条件格納手段、を備えており、
前記管理手段は、前記防災設備が監視する環境を特定し、特定した環境と前記環境確定条件格納手段が格納する情報とに基づいて、前記防災設備の前記確定条件について出力することにより、前記管理処理を行う、
管理システム。 - 前記管理手段は、前記防災設備が監視する環境を特定し、特定した環境と前記環境確定条件格納手段が格納する情報とに基づいて、当該特定した環境に対応する前記防災設備に設定するべき前記確定条件を特定し、前記防災設備に設定される前記確定条件について提案する提案情報を出力することにより、前記管理処理を行う、
請求項2に記載の管理システム。 - 前記環境確定条件格納手段は、前記監視領域が位置する地域を管轄する消防署からの指示の傾向を前記監視領域の環境として格納しており、
前記管理手段は、前記環境確定条件格納手段が格納している前記消防署からの指示の傾向に基づいて、前記防災設備に設定するべき前記確定条件を特定し、前記防災設備に設定される前記確定条件について提案する前記提案情報を出力することにより、前記管理処理を行う、
請求項3に記載の管理システム。 - 前記防災設備の前記確定条件を取得し、取得した前記確定条件について表示出力することにより、前記管理処理を行う、
請求項1から4の何れか一項に記載の管理システム。 - 前記管理手段は、前記確定条件により前記監視領域の異常が確定された場合に、当該異常を確定した前記確定条件を取得し、取得した前記確定条件について出力することにより、前記管理処理を行う、
請求項1から5の何れか一項に記載の管理システム。
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